JP2008251482A - 照明装置の筐体 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明装置本体を天井等の壁側部材から取外すことなく、筐体のみの交換で照明装置の交換を完了することができる照明装置の実用性を向上することである。
【解決手段】天井等の壁側部材の表面上に取り付けられている照明装置本体に対し、前記照明装置本体を覆うようにして前記照明装置本体に取り付けられる直管蛍光ランプを保持する筐体であって、前記筐体は、長手方向の上面が開口されていて、かつその垂直断面が略倒五角形状を有すると共に、外側面が直管蛍光ランプの光を反射する反射面とされており、前記筐体の前記垂直断面が略倒五角形状の下部二辺に対応する底板の外部のそれぞれの両端には、前記筐体の内部側から外側面に向けて突き出されて直管蛍光ランプの両端を支持する一対のソケットが備えられており、前記筐体の内部には、直管蛍光ランプを点灯させる安定器と、安定器と電源コードとを接続可能な端子とが備えられている。
【選択図】 図1
【解決手段】天井等の壁側部材の表面上に取り付けられている照明装置本体に対し、前記照明装置本体を覆うようにして前記照明装置本体に取り付けられる直管蛍光ランプを保持する筐体であって、前記筐体は、長手方向の上面が開口されていて、かつその垂直断面が略倒五角形状を有すると共に、外側面が直管蛍光ランプの光を反射する反射面とされており、前記筐体の前記垂直断面が略倒五角形状の下部二辺に対応する底板の外部のそれぞれの両端には、前記筐体の内部側から外側面に向けて突き出されて直管蛍光ランプの両端を支持する一対のソケットが備えられており、前記筐体の内部には、直管蛍光ランプを点灯させる安定器と、安定器と電源コードとを接続可能な端子とが備えられている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、天井等の壁側部材に設置される照明装置の筐体に関する。
従来、天井等の壁側部材に設置される照明装置にあっては、たとえば、図10に示されるように、直管蛍光ランプKの両端を支持するソケットSと直管蛍光ランプKを点灯させる安定器Cと,安定器Cと接続され外部電源から伸びる電源コードDを接続する端子Eとを備え、天井Rに取り付けられる箱型の照明装置本体Lと、直管蛍光ランプKの光を反射する反射面を有する筐体Mとを備えて構成されており、筐体Mは、照明装置本体Lの四隅に設けた螺子孔H1〜H1に符合する四箇所に螺子B〜Bが挿通される孔H2〜H2を備え、この孔H2〜H2に挿通される螺子B〜Bによって照明装置本体Lに取り付けるようになっている(特許文献1)。
したがって、従来では、照明装置の交換を行う場合、まず、直管蛍光ランプKをソケットSから取り外し、四箇所の螺子B〜Bを取り除いて照明装置本体Lから筐体Mを取り除き、電源コードDと端子Eとの接続を断ち、古い照明装置本体Lを天井Rから取り除く。その後、新しい照明装置本体Lを天井Rに取り付け、電源コードDと端子Eとを接続するべく配線し直し、筐体Mを照明装置本体Lに固定し、直管蛍光ランプKをソケットSに取り付けて、交換手順が完了することになる。
このように、照明装置の交換は、従来では非常に手間と時間がかかり、作業者は天井側、すなわち、上を向いたままの姿勢で交換作業が強いられることから交換作業は重労働であった。
また、照明装置の寿命の関係から、大規模な建築物では、交換対象の照明装置が多数となることもあり、このような場合、上記交換作業に費やされる時間と手間は莫大となることから、交換作業効率の向上が強く望まれていた。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、照明装置本体を取り除くことなく、筐体のみの交換で照明装置の交換を完了することができる照明装置の実用性を向上させることを課題とする。
このように、照明装置の交換は、従来では非常に手間と時間がかかり、作業者は天井側、すなわち、上を向いたままの姿勢で交換作業が強いられることから交換作業は重労働であった。
また、照明装置の寿命の関係から、大規模な建築物では、交換対象の照明装置が多数となることもあり、このような場合、上記交換作業に費やされる時間と手間は莫大となることから、交換作業効率の向上が強く望まれていた。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、照明装置本体を取り除くことなく、筐体のみの交換で照明装置の交換を完了することができる照明装置の実用性を向上させることを課題とする。
上記した目的を達成するために、本発明の課題解決手段は、天井等の壁側部材の表面上に取り付けられている照明装置本体に対し、前記照明装置本体を覆うようにして前記照明装置本体に取り付けられる直管蛍光ランプを保持する筐体であって、前記筐体は、長手方向の上面が開口されていて、かつその垂直断面が略倒五角形状を有すると共に、外側面が直管蛍光ランプの光を反射する反射面とされており、前記筐体の前記垂直断面が略倒五角形状の下部二辺に対応する底板の外部のそれぞれの両端には、前記筐体の内部側から外側面に向けて突き出されて直管蛍光ランプの両端を支持すると共に直管蛍光ランプに電力を供給する一対のソケットが備えられており、前記筐体の内部には、直管蛍光ランプを点灯させる安定器と、安定器と電源コードとを接続可能な端子とが備えられていることを特徴とする。
本発明の照明装置の筐体によれば、照明装置の本体が天井等の壁側部材に取り付けられた状態のままで、筐体を取り付けているので、照明装置のリニューアルが容易である。
そして、リニューアルを行う際にも、直管蛍光ランプの狭持を予定するソケットを筐体の開口に差し入れ弾性係合片を筐体の開口周縁に係合させて取り付けることができるので、ソケットの取り付けがワンタッチで可能となり筐体の照明装置本体への取り付け効率を向上させることができる。
そして、リニューアルを行う際にも、直管蛍光ランプの狭持を予定するソケットを筐体の開口に差し入れ弾性係合片を筐体の開口周縁に係合させて取り付けることができるので、ソケットの取り付けがワンタッチで可能となり筐体の照明装置本体への取り付け効率を向上させることができる。
以下に、図示した実施の形態に基づいて、本発明を説明する。図1は、一実施の形態における照明装置の筐体の背面側斜視図である。図2は、一実施の形態における照明装置の筐体の反射面側斜視図である。図3は、筐体の断面図である。図4は、筐体のソケットの取付け手順を示す一部破断斜視図である。図5は、筐体のソケットの取付けられた状態を示す一部破断断面図である。図6は、照明装置の筐体を壁側部材から吊下げた状態を示す図である。図7は、リニューアルが必要な照明装置本体から筐体を取除く手順を示す図である。図8は、リニューアルが必要な照明装置本体からソケットを取除くとともに電源コードを端子から取外す手順を示す図である。図9は、一実施の形態における照明装置の筐体をリニューアルが必要な照明装置本体に取付ける手順を示す図である。
一実施の形態における照明装置1の筐体2は、図1および図2に示すように、直管蛍光ランプ20の光を反射する反射面2aと、筐体2の反射面2aの両端側に設けられ直管蛍光ランプ20の両端を支持するとともに直管蛍光ランプ20に電力を供給する二対のソケット5,5と、筐体2の内部に設けられ直管蛍光ランプ20を点灯させる安定器4と、安定器4と外部電源から伸びる電源コードとを接続する端子3と、筐体2の四隅側のそれぞれに螺子が挿通可能な孔6〜6と、筐体2を壁側部材から吊り下げることが可能な吊下手段7,7と、を備えて構成されている。
以下、各部について詳しく説明する。
図1、図2および図3に示すように、筐体2は、垂直断面が略倒五角形状の柱状の中空体の上面を開口させた細長の箱型に形成され、具体的には前記開口に対向する倒五角形状の下部の二辺に対応する底板a,bと、底板a,bからそれぞれ長手方向に延設されて相対向するように立上げられている側板c,dと、底板a,bと側板c,dの両端を塞ぐように設けられている前板e,fとから形成されている。この筐体2は、外側面を反射面2aとしている。なお、上記した筐体2の形状は、これに限定されるものではなく、他の形状とすることもできる。
図1、図2および図3に示すように、筐体2は、垂直断面が略倒五角形状の柱状の中空体の上面を開口させた細長の箱型に形成され、具体的には前記開口に対向する倒五角形状の下部の二辺に対応する底板a,bと、底板a,bからそれぞれ長手方向に延設されて相対向するように立上げられている側板c,dと、底板a,bと側板c,dの両端を塞ぐように設けられている前板e,fとから形成されている。この筐体2は、外側面を反射面2aとしている。なお、上記した筐体2の形状は、これに限定されるものではなく、他の形状とすることもできる。
そして、筐体2の底板a,bの長手方向の両端部には、それぞれ短手方向に並べて一つずつ、すなわち、合計四つの長孔2b〜2bが開口され、底板a,bの一端側の長孔2b,2bと他端側の長孔2b,2bとは互いに対向する位置に開口されている。
この長孔2b〜2bには、図4および図5に示すように、それぞれ、ソケット5〜5が反射面2aの背面2d、すなわち筐体2の内部側から反射面2a側に向けて挿通され、ソケット5の側面に備えられた弾性係合片5a,5aを長孔2bの周縁2cに係合させてこの長孔2bの開口を塞ぐようにして固定され、これによって四つのソケット5〜5が筐体2の反射面2a側に突出して筐体2に取付けられている。なお、ソケット5を長孔2bに取付ける際に対となるソケット5,5の一つのソケット5を他の対となるソケット5,5の一つのソケット5と取違えないようにソケット5とそのソケット5の挿通を予定する長孔2bの周辺に目印となる同色の色彩を付してある。
そして、筐体2の長手方向で対向するソケット5,5同士で直管蛍光ランプ20の両端を支持することができるとともに、該直管蛍光ランプ20の両端に設けられる電極に通電することができるようになっている。なお、ソケット5は、上述のように直管蛍光ランプ20の端部を支持でき通電可能なものであれば、どのような形式のものでも採用可能である。
したがって、直管蛍光ランプ20は、筐体2の外方、すなわち、反射面2a側に設置され、反射面2aで直管蛍光ランプ20の光を照らしたい箇所へ効率よく反射することができるようになっている。
さらに、筐体2の底板a,bの長手方向の両端側のそれぞれには、螺子が挿通可能な孔6,6がひとつずつ四箇所に設けられており、具体的には、これら孔6,6は長手方向に対向するソケット5,5が設けられる位置より内側となる位置に設けられている。
なお、孔6は、筐体2の底板a,bの長手方向の両端側のそれぞれに複数個ずつ設けてもいいし、また、それぞれ筐体2の短手方向に伸びた長孔としてもいい。
なお、孔6は、筐体2の底板a,bの長手方向の両端側のそれぞれに複数個ずつ設けてもいいし、また、それぞれ筐体2の短手方向に伸びた長孔としてもいい。
続いて、図1に示すように、筐体2の内部には、安定器4が、基板11上であって、筐体2を照明装置本体30に取付ける際に、照明装置本体30に備えられている安定器34と接触することのない位置に取付けられている。安定器4は、各ソケット5に電力供給用のコード(図示せず)を介して電力供給することが可能であって、ソケット5によって支持される直管蛍光ランプ20を点灯することができるようになっている。この電力供給用のコードは、ソケット5への接続を間違うことなく速やかに行うことができるように、接続を予定するソケット5ごとに異なる色彩を施してある。
なお、安定器4は、本稿では広義に解釈しており、直管蛍光ランプ20に流れる電流を制御し、直管蛍光ランプ20の点灯に必要な始動電圧と各電極に適正な余熱電圧を供給できるものであり、ラピッドスタート型やインバータ型といった種々の形式のものを使用することが可能である。
また、上記基板11は、筐体2の内部に底板a,b間に架け渡されてスポット溶接等で接合されて固定されている。
したがって、安定器4は、上記基板11上に固定されているので、安定器4が固定される基板11と筐体2との間に垂直断面が略倒三角形状の空間12が設けられるようになっている。
上記のように、この筐体2にあっては、安定器4が取り付けられる基板11と筐体2との間に空間12が設けられているので、安定器4が動作中に発生する熱を外気に効率的に放熱することが可能となっている。
また、安定器4は、筐体2に溶接によって固定される基板11を介して該筐体2に取付けられているので、安定器4を固定する螺子等が筐体2の反射面2a側に突出することが防止されており、これにより、照明装置1の美観が損なわれることがないとともに、直管蛍光ランプ20の光を効率よく反射することが可能となっている。
さらに、上記した基板11上であって、前記安定器4の傍らには、端子3が設けられており、この端子3は、外部電源から伸びる2本の電源コードと、アース用コードとに接続可能であるとともに、安定器4にコード(図示省略)で接続され、この端子3を介して安定器4に外部電源から電力供給を行うことができるようになっている。
また、上記筐体2の一端であって、前記基板11の隅部には、後述する吊下手段7,7を構成するワイヤ14の取付金具13がスポット溶接等によって溶接接合されており、同様の取付金具13が筐体2の他端にもスポット溶接等によって筐体2に直接溶接接合されている。取付金具13には、それぞれ、弦部材たるワイヤ14の一端が連結され、このワイヤ14の他端には、取付手段たるフック15が設けられている。
上記取付手段たるフック15は、図6に示すように、故障やリニューアルが必要な元々天井R等に設置済みであった筐体32を取り除いた壁側部材となる照明装置本体30へワイヤ14を着脱自在に取付けることが可能であり、照明装置本体30のフック15を引っ掛けることが可能な箇所に当該フック15を引っ掛けることによって、壁側部材たる照明装置本体30から各フック15とワイヤ14とで筐体2を吊下げることができるようになっている。
したがって、本実施の形態においては、上記一対のワイヤ14,14とフック15,15とで吊下手段7,7が構成されていることになる。なお、取付手段としては、上記フック15以外にも、ワイヤ14を照明装置本体30に着脱自在に取付けることができるものであればよく、取付手段には螺子や他の金具を採用することも可能であるが、フック15は照明装置本体30へ引っ掛ける簡単な作業で筐体2を吊下げることができ便利である。また、上記フック15は、いわゆるナスカンフックとされており、上記照明装置本体30へ引っ掛けると、ロックされて脱落することが無いようになっている。
そして、上記各ワイヤ14の筐体2への連結位置は、筐体2の対角線上となる部位とされている。これにより、筐体2を照明装置本体30から吊下げても、筐体2が極端に傾くような事態が防止されている。
なお、弦部材としては、フレキシブルで筐体2の総重量によって破断しない充分な強度を備えているものであればよく、上記したワイヤ14の他に、たとえば、チェーンやロープ、紐等を用いることができる。
さて、上述のように構成された筐体2は、以下に示すような手順で、天井Rに設置されている照明装置本体30に取付けることができる。
まず、交換対象の照明装置である照明装置本体30から、図7に示すように、直管蛍光ランプ31を取り除き、さらに、筐体32の四隅を貫き照明装置本体30の螺子孔30a〜30aに捩じ込まれている螺子33〜33を緩めて取り払って、筐体32を既存照明装置本体30から取り除く。
続いて、図8に示すように、照明装置本体30の安定器34に電力供給している電源コード35を端子36から取り外し、照明装置本体30に備え付けのソケット37〜37を、照明装置本体30から取り外す。ここで、ソケット37〜37は、完全に照明器具本体30から取り除いてもいいし、そのまま照明器具本体30内に残しておいてもいい。
その後、図6に示すように、各フック15,15を照明装置本体30の適宜の箇所に引っ掛けて筐体2を吊下げ、その状態を保って、電源コード35を端子3に接続する。このとき、上記した弦部材たるワイヤ14の長さは、筐体2を吊下げた状態で脚立等に乗って作業を行っている作業者が充分に筐体2の内部を見下ろすことができるような長さに設定されており、上記した電源コード35を端子3に接続する作業を行う際には、作業者は、上方を見上げるような作業負担が重くなりがちな体勢を強いられることがないので、作業負担が軽減され、また、手元を楽に確認しながら作業を行えるので作業効率も向上することになる。
さらに、上述のように、上記各ワイヤ14,14の取付金具13,13への連結位置は、筐体2の対角線上となる部位とされて、筐体2を照明装置本体30から吊下げても、筐体2が極端に傾くような事態が防止されている。
したがって、筐体2が作業者側と反対方向に大きく傾いてしまって、わざわざ作業者が脚立から降り、脚立をずらして、再度脚立に乗って筐体2の反対側に回り込むことを強いられたり、電源コード35を端子3に接続する危険を伴う作業を行う際に、筐体2の傾きの補正を強いられたりといった煩わしさがなく、作業負担が軽減されるとともに、作業性の向上および作業員の安全性が確保されることになる。
引き続き、上述の状態から、図9に示すように、筐体2を照明装置本体30の外方に照明装置本体30を覆うように被せ、筐体2に設けた孔6〜6に螺子33〜33を挿入するとともに、該螺子33〜33を螺子孔30a〜30aに捩じ込んで筐体2を照明装置本体30に螺子止めする。すなわち、古い照明装置本体30はそのまま残置することとなり、新たな筐体2を天井R等に固定する役割を果たすのみとなる。
上記した筐体2は照明装置本体30の横幅より若干大きめに構成することにより、照明装置本体30への取付け作業を容易に行うことができ、作業効率を向上させることができる。また、照明装置本体30を完全に覆い隠すことができるので、リニューアル後の照明装置1回りの美観を損ねることが防止されている。
そして、筐体2を照明装置本体30に取付けるための螺子33が挿通される孔6を長孔とした場合には、照明装置本体30の螺子孔30aの位置に長孔6の一部が一致すれば、筐体2を照明装置本体30に取付けることができるので、規格の異なる種々の照明装置本体30への同一筐体2を取付けることが可能となり、筐体2の汎用性および実用性が向上する。
そして、異なる規格の照明装置本体30が混在するような建築物における既設の照明装置のリニューアルを行う際にも、同一の筐体2を用意しておけばよいことになるので、作業者がいちいち照明装置本体30の規格を間近で確認してから、それに適合する照明装置を選び、リニューアル作業を行うといった煩雑な作業を強いられることも回避され、さらには、複数の規格に対応するために異なる照明装置を生産しなくてはならないといった不具合も解消される。
また、孔6は、筐体2の底板a,bの長手方向の両端側のそれぞれに一つずつの全体で合計四つ設けているが、筐体2の底板a,bの長手方向の両端側のそれぞれに複数個設けておくことによっても、多くの異なる規格の照明装置本体30に対応することが可能となり、筐体2の汎用性および実用性が向上し、また、上気したリニューアル作業の煩雑化を回避可能であり、生産の点でも有利となる。
なお、筐体2の底板a,bの長手方向の両端側のそれぞれに設けられる複数個の孔6〜6を長孔とした場合には、より一層筐体2の汎用性および実用性が向上し、リニューアル作業の煩雑化を回避でき、生産の点でも一層有利であることはいうまでもない。
最後に、ソケット5,5に直管蛍光ランプ20を装着して、照明装置のリニューアルが完了する。
なお、取付手段たるフック15,15は照明装置本体30に取付けたままとしておいてあり、何らかの理由で、螺子33〜33が緩んで抜けてしまい、筐体2が照明装置本体30から抜けてしまうようなことがあっても、筐体2は上記吊下手段7,7で吊下げられて床に落下してしまうことがないので、照明装置1の安全性、信頼性が向上する。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
1 照明装置
2 筐体
3 端子
4 安定器
5 ソケット
6 孔
7 吊下手段
2a 反射面
2b 長孔
2c 周縁
2d 背面
5a 弾性係合片
11 基板
12 空間
13 取付金具
14 弦部材たるワイヤ
15 取付手段たるフック
20 直管蛍光ランプ
30 壁側部材となる照明装置本体
2 筐体
3 端子
4 安定器
5 ソケット
6 孔
7 吊下手段
2a 反射面
2b 長孔
2c 周縁
2d 背面
5a 弾性係合片
11 基板
12 空間
13 取付金具
14 弦部材たるワイヤ
15 取付手段たるフック
20 直管蛍光ランプ
30 壁側部材となる照明装置本体
Claims (5)
- 天井等の壁側部材の表面上に取り付けられている照明装置本体に対し、前記照明装置本体を覆うようにして前記照明装置本体に取り付けられる直管蛍光ランプを保持する筐体であって、
前記筐体は、長手方向の上面が開口されていて、かつその垂直断面が略倒五角形状を有すると共に、外側面が直管蛍光ランプの光を反射する反射面とされており、
前記筐体の前記垂直断面が略倒五角形状の下部二辺に対応する底板の外部のそれぞれの両端には、前記筐体の内部側から外側面に向けて突き出されて直管蛍光ランプの両端を支持すると共に直管蛍光ランプに電力を供給する一対のソケットが備えられており、
前記筐体の内部には、直管蛍光ランプを点灯させる安定器と、安定器と電源コードとを接続可能な端子とが備えられていることを特徴とする照明装置の筐体。 - 前記ソケットは、外側面に一対の弾性係合片を有しており、弾性係合片が筐体の底板の両端に設けられている開口に挿入されることにより筐体に係合止着されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置の筐体。
- 前記安定器は、照明装置本体が備えている安定器に接触しない位置に備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置の筐体。
- 前記筐体を壁側部材から吊るすことが可能な吊り下げ手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の照明装置の筐体。
- 前記吊り下げ手段は、一端が筐体の内側面に連結される一対の弦部材と、弦部材の他端に設けられ弦部材を壁側部材に取付ける取付け手段とを備え、
一対の弦部材の一端は、筐体の対角線上となる部位に連結されることを特徴とする請求項4に記載の照明装置の筐体。
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2007
- 2007-03-30 JP JP2007094541A patent/JP2008251482A/ja active Pending
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