JP2001229726A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2001229726A JP2001229726A JP2000039409A JP2000039409A JP2001229726A JP 2001229726 A JP2001229726 A JP 2001229726A JP 2000039409 A JP2000039409 A JP 2000039409A JP 2000039409 A JP2000039409 A JP 2000039409A JP 2001229726 A JP2001229726 A JP 2001229726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light distribution
- distribution control
- control member
- shaft
- shaped groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配光制御部材を取り扱う際の作業性を改善し
た照明器具を提供すること。 【解決手段】 蛍光ランプ2aの前面にはル−バ等の配
光制御部材3aが配置されている。4aは安定器、5は
端子台、7aは取り付け金具、8a、8bは反射板であ
る。配光制御部材3aには軸10aを突設している。ま
た、本体ケ−スには鈎状溝11aが形成されている。配
光制御部材3aの嵌合部3xは係止部6aと係合してい
る。嵌合部3xと係止部6aとの係合を外し、軸10a
を鈎状溝11aに沿って移動させ、配光制御部材3aを
矢視X方向に回動する。
た照明器具を提供すること。 【解決手段】 蛍光ランプ2aの前面にはル−バ等の配
光制御部材3aが配置されている。4aは安定器、5は
端子台、7aは取り付け金具、8a、8bは反射板であ
る。配光制御部材3aには軸10aを突設している。ま
た、本体ケ−スには鈎状溝11aが形成されている。配
光制御部材3aの嵌合部3xは係止部6aと係合してい
る。嵌合部3xと係止部6aとの係合を外し、軸10a
を鈎状溝11aに沿って移動させ、配光制御部材3aを
矢視X方向に回動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ル−バ等の配光制
御部材を取り扱う際の作業性を改善した照明器具に関す
る。
御部材を取り扱う際の作業性を改善した照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】屋内用照明器具として、天井内に照明器
具を取り付ける埋込形照明器具が知られている。このよ
うな埋込形照明器具は、天井面に照明器具が突出してい
ないので、天井に照明器具を取り付けても空間が広くな
り、圧迫感がないという利点がある。
具を取り付ける埋込形照明器具が知られている。このよ
うな埋込形照明器具は、天井面に照明器具が突出してい
ないので、天井に照明器具を取り付けても空間が広くな
り、圧迫感がないという利点がある。
【0003】図18は、埋込形の照明器具Pの一例を示
す概略の斜視図である。図18の例は、天井面Sの内部
に照明器具Pを取り付けるものであり、光源から発射さ
れる出力光の前方にル−バ等の配光制御部材Qa、Qb
を設けている。また、配光制御部材Qa、Qb間には鉄
板Rを配置している。
す概略の斜視図である。図18の例は、天井面Sの内部
に照明器具Pを取り付けるものであり、光源から発射さ
れる出力光の前方にル−バ等の配光制御部材Qa、Qb
を設けている。また、配光制御部材Qa、Qb間には鉄
板Rを配置している。
【0004】照明器具Pの光源である蛍光ランプの交換
や安定器等の部品の点検、交換時には、配光制御部材Q
aを取り外したり、矢視X方向に回動して仮想線Qcで
示す位置に移動する。配光制御部材Qbについても同様
に扱われる。
や安定器等の部品の点検、交換時には、配光制御部材Q
aを取り外したり、矢視X方向に回動して仮想線Qcで
示す位置に移動する。配光制御部材Qbについても同様
に扱われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】配光制御部材Qa、Q
bは天井面に取り付けられていて足場が悪い上に、長手
方向の寸法が大きく重量もあり、従来は、配光制御部材
Qa、Qbを取り外したり移動させる等の処理を行う場
合には、両手の操作が必要となっていた。このため、作
業者が脚立に登り一旦配光制御部材Qa、Qbを取り外
す等の処理をしてから、再度蛍光ランプ等の交換部品を
持って作業者が脚立に登りこれらの部品の交換を行って
いた。また、補助作業者が下から交換部品を脚立上の作
業者に手渡す場合もある。このように、従来においては
配光制御部材を取り扱う際の作業性が悪いという問題が
あった。
bは天井面に取り付けられていて足場が悪い上に、長手
方向の寸法が大きく重量もあり、従来は、配光制御部材
Qa、Qbを取り外したり移動させる等の処理を行う場
合には、両手の操作が必要となっていた。このため、作
業者が脚立に登り一旦配光制御部材Qa、Qbを取り外
す等の処理をしてから、再度蛍光ランプ等の交換部品を
持って作業者が脚立に登りこれらの部品の交換を行って
いた。また、補助作業者が下から交換部品を脚立上の作
業者に手渡す場合もある。このように、従来においては
配光制御部材を取り扱う際の作業性が悪いという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、配光制御部材を取り扱う際の作業性を改善した
照明器具の提供を目的とするものである。
であり、配光制御部材を取り扱う際の作業性を改善した
照明器具の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、請
求項1に係る発明において、照明器具を、鈎状溝と固定
部材を形成した本体ケ−スと、本体ケ−スに取り付けら
れる光源と、光源から発射される出力光の前方に配置さ
れる配光制御部材とを備え、前記配光制御部材の一方端
部に係合部を設けて固定部材と着脱自在に係合すると共
に、配光制御部材の他方端部に軸を設け、前記係合部を
固定部材から離脱させ、前記軸を前記鈎状溝内で移動さ
せながら配光制御部材を回動して鈎状溝で保持する構成
とすることによって達成される。
求項1に係る発明において、照明器具を、鈎状溝と固定
部材を形成した本体ケ−スと、本体ケ−スに取り付けら
れる光源と、光源から発射される出力光の前方に配置さ
れる配光制御部材とを備え、前記配光制御部材の一方端
部に係合部を設けて固定部材と着脱自在に係合すると共
に、配光制御部材の他方端部に軸を設け、前記係合部を
固定部材から離脱させ、前記軸を前記鈎状溝内で移動さ
せながら配光制御部材を回動して鈎状溝で保持する構成
とすることによって達成される。
【0008】また、請求項2に係る発明は、照明器具
を、軸と固定部材を形成した本体ケ−スと、本体ケ−ス
に取り付けられる光源と、光源から発射される出力光の
前方に配置される配光制御部材とを備え、前記配光制御
部材の一方端部に係合部を設けて固定部材と着脱自在に
係合すると共に、配光制御部材の他方端部にL字状溝を
形成し、前記係合部を固定部材から離脱させ、前記L字
状溝を前記軸に沿って移動させながら配光制御部材を回
動して軸で保持することを特徴としている。
を、軸と固定部材を形成した本体ケ−スと、本体ケ−ス
に取り付けられる光源と、光源から発射される出力光の
前方に配置される配光制御部材とを備え、前記配光制御
部材の一方端部に係合部を設けて固定部材と着脱自在に
係合すると共に、配光制御部材の他方端部にL字状溝を
形成し、前記係合部を固定部材から離脱させ、前記L字
状溝を前記軸に沿って移動させながら配光制御部材を回
動して軸で保持することを特徴としている。
【0009】請求項1に係る発明の上記特徴によれば、
本体ケ−スに設けた鈎状溝と、配光制御部材に設けた軸
を用いて、軸を鈎状溝内で移動させながら配光制御部材
を回動して鈎状溝で保持する構成としている。このた
め、配光制御部材を回動する際の処理を簡単に行うこと
ができ、配光制御部材を取り扱う際の作業性が改善され
る利点がある。
本体ケ−スに設けた鈎状溝と、配光制御部材に設けた軸
を用いて、軸を鈎状溝内で移動させながら配光制御部材
を回動して鈎状溝で保持する構成としている。このた
め、配光制御部材を回動する際の処理を簡単に行うこと
ができ、配光制御部材を取り扱う際の作業性が改善され
る利点がある。
【0010】請求項2に係る発明の上記特徴によれば、
本体ケ−スに設けた軸と、配光制御部材に設けたL字状
溝を用いて、L字状溝を軸に沿って移動させながら配光
制御部材を回動して軸で保持する構成としている。この
ため、配光制御部材を回動する際の処理を簡単に行うこ
とができ、配光制御部材を取り扱う際の作業性が改善さ
れる利点がある。
本体ケ−スに設けた軸と、配光制御部材に設けたL字状
溝を用いて、L字状溝を軸に沿って移動させながら配光
制御部材を回動して軸で保持する構成としている。この
ため、配光制御部材を回動する際の処理を簡単に行うこ
とができ、配光制御部材を取り扱う際の作業性が改善さ
れる利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図を参照して説明する。図2は、本発明の実施の
形態に係る照明器具の一例を示す概略の縦断側面図、図
1は図2のA部の拡大図である(図18の矢視B方向か
らみた図に対応する)。図2において、二灯式の照明器
具1に取り付けられた蛍光ランプ2a、2bの前面には
配光制御部材3a、3bが配置されている。1a、1b
は蛍光ランプ2a、2bを取り付ける本体ケ−スであ
る。
ついて図を参照して説明する。図2は、本発明の実施の
形態に係る照明器具の一例を示す概略の縦断側面図、図
1は図2のA部の拡大図である(図18の矢視B方向か
らみた図に対応する)。図2において、二灯式の照明器
具1に取り付けられた蛍光ランプ2a、2bの前面には
配光制御部材3a、3bが配置されている。1a、1b
は蛍光ランプ2a、2bを取り付ける本体ケ−スであ
る。
【0012】4a、4bは安定器、5は端子台、6は鉄
板、7a、7bは取り付け金具、8a、8b、9a、9
bは反射板である。配光制御部材3a、3bには、軸1
0a、10bを突設している。また、本体ケ−スには鈎
状溝11a、11bが形成されている。3x、3yは、
配光制御部材3a、3bの鈎状溝11a、11bが形成
された側とは反対側に形成された嵌合部である。本体ケ
−ス1aには、後述するように鈎状溝11a、11bが
形成される端板1x、1yが設けられている。
板、7a、7bは取り付け金具、8a、8b、9a、9
bは反射板である。配光制御部材3a、3bには、軸1
0a、10bを突設している。また、本体ケ−スには鈎
状溝11a、11bが形成されている。3x、3yは、
配光制御部材3a、3bの鈎状溝11a、11bが形成
された側とは反対側に形成された嵌合部である。本体ケ
−ス1aには、後述するように鈎状溝11a、11bが
形成される端板1x、1yが設けられている。
【0013】図7は、配光制御部材3aの端部を拡大し
て示す斜視図である。図7に示すように配光制御部材3
aの側板3Pには軸3Qが固定されている。また、サイ
ドチャンネル3Sには複数枚のバッフル3Rが設けられ
ている。なお、図18の矢視C方向から配光制御部材3
aをみた図にも軸3Qと同様の軸が固定されている。こ
のように、配光制御部材3aは、両端の側板に設けられ
ている軸を支点として回動する構成としている。
て示す斜視図である。図7に示すように配光制御部材3
aの側板3Pには軸3Qが固定されている。また、サイ
ドチャンネル3Sには複数枚のバッフル3Rが設けられ
ている。なお、図18の矢視C方向から配光制御部材3
aをみた図にも軸3Qと同様の軸が固定されている。こ
のように、配光制御部材3aは、両端の側板に設けられ
ている軸を支点として回動する構成としている。
【0014】図8は、本体ケ−ス1a、1bの一方端部
に設けられる端板1yの斜視図である。本体ケ−ス1a
側の端板1yには、鈎状溝11cが形成されている。ま
た、本体ケ−ス1a側の端板1yとは反対側の端部に
は、端板1xが設けられており、端板1xには、鈎状溝
11aが形成されている。なお、本体ケ−ス1b側の端
板1x、1yにも同様に鈎状溝が形成されている。
に設けられる端板1yの斜視図である。本体ケ−ス1a
側の端板1yには、鈎状溝11cが形成されている。ま
た、本体ケ−ス1a側の端板1yとは反対側の端部に
は、端板1xが設けられており、端板1xには、鈎状溝
11aが形成されている。なお、本体ケ−ス1b側の端
板1x、1yにも同様に鈎状溝が形成されている。
【0015】本発明の第1の実施の形態においては、本
体ケ−スに設けた鈎状溝内を配光制御部材に設けた軸を
移動させることにより、配光制御部材を図1の矢視X方
向に回動させるものである。次に、第1の実施の形態に
おける配光制御部材の動作について、図1、図3〜図6
の拡大した縦断側面図で説明する。
体ケ−スに設けた鈎状溝内を配光制御部材に設けた軸を
移動させることにより、配光制御部材を図1の矢視X方
向に回動させるものである。次に、第1の実施の形態に
おける配光制御部材の動作について、図1、図3〜図6
の拡大した縦断側面図で説明する。
【0016】通常の状態では、図1に示すように配光制
御部材3aに設けた軸10aは、鈎状溝11aの先端部
と係合している。また、一端を開放して溝状に形成され
ている嵌合部3xは、本体ケ−スに設けた係止部6aと
係合している。この係止部6aは、配光制御部材3aの
固定部材として作用するものである。なお、配光制御部
材3b側の動作も配光制御部材3aの動作と同様である
ので、以下、配光制御部材3aの動作を例にして説明す
る。
御部材3aに設けた軸10aは、鈎状溝11aの先端部
と係合している。また、一端を開放して溝状に形成され
ている嵌合部3xは、本体ケ−スに設けた係止部6aと
係合している。この係止部6aは、配光制御部材3aの
固定部材として作用するものである。なお、配光制御部
材3b側の動作も配光制御部材3aの動作と同様である
ので、以下、配光制御部材3aの動作を例にして説明す
る。
【0017】次に、図3に示すように軸10aを矢視U
a方向に移動させて、鈎状溝11aの底部に係合する。
この際に、配光制御部材3aの嵌合部3xを鈎状溝11
aの方向にスライドさせて本体ケ−スに設けた係止部6
aとの係合を外して、配光制御部材3aの嵌合部3x側
をフリ−にする。すなわち、配光制御部材3aの嵌合部
3xは、本体ケ−スに設けた係止部6aと着脱自在に係
合されている。このように、配光制御部材3aはワンタ
ッチの操作で本体ケ−スに設けた係止部6aとの係合を
外すことができる。続いて図4に示すように、配光制御
部材3aの嵌合部3x側を軸10aを支点として矢視V
a方向に回動する。
a方向に移動させて、鈎状溝11aの底部に係合する。
この際に、配光制御部材3aの嵌合部3xを鈎状溝11
aの方向にスライドさせて本体ケ−スに設けた係止部6
aとの係合を外して、配光制御部材3aの嵌合部3x側
をフリ−にする。すなわち、配光制御部材3aの嵌合部
3xは、本体ケ−スに設けた係止部6aと着脱自在に係
合されている。このように、配光制御部材3aはワンタ
ッチの操作で本体ケ−スに設けた係止部6aとの係合を
外すことができる。続いて図4に示すように、配光制御
部材3aの嵌合部3x側を軸10aを支点として矢視V
a方向に回動する。
【0018】次に、図5に示すように軸10aを矢視U
b方向(水平方向)に移動させて、鈎状溝11aの頭部
に係合する。続いて図6に示すように、配光制御部材3
aの嵌合部3x側を軸10aを支点として矢視Vb方向
に更に回動する。このように、配光制御部材3aの軸1
0aが本体ケ−スに設けた鈎状溝11aに係合している
ので、配光制御部材3aの自重は本体ケ−スで保持され
る。
b方向(水平方向)に移動させて、鈎状溝11aの頭部
に係合する。続いて図6に示すように、配光制御部材3
aの嵌合部3x側を軸10aを支点として矢視Vb方向
に更に回動する。このように、配光制御部材3aの軸1
0aが本体ケ−スに設けた鈎状溝11aに係合している
ので、配光制御部材3aの自重は本体ケ−スで保持され
る。
【0019】すなわち、配光制御部材3aを移動する際
に、この配光制御部材3aを作業者が保持することは不
要となる。また、配光制御部材3aを回動する際に、蛍
光ランプ2aや反射板8a、8b等の部品と接触しない
ので作業がしやすく、これらの部品の損傷も防止でき
る。なお、第1の実施の形態においては、配光制御部材
に軸を取り付けるだけの処理ですみ、配光制御部材に対
するその他の加工が不要となる利点がある。
に、この配光制御部材3aを作業者が保持することは不
要となる。また、配光制御部材3aを回動する際に、蛍
光ランプ2aや反射板8a、8b等の部品と接触しない
ので作業がしやすく、これらの部品の損傷も防止でき
る。なお、第1の実施の形態においては、配光制御部材
に軸を取り付けるだけの処理ですみ、配光制御部材に対
するその他の加工が不要となる利点がある。
【0020】本発明の第2の実施の形態について、図9
〜図15の縦断側面図で説明する。この例では、一灯式
の照明器具に本発明の構成を適用するものである。図9
は、通常の状態を示している。図9において、照明器具
21には単一の蛍光ランプ22、配光制御部材23が設
けられている。24は安定器、25は端子台、28a、
28bは反射板である。21aは、蛍光ランプ22や安
定器24等を取り付ける本体ケ−ス、21yは端板であ
る。
〜図15の縦断側面図で説明する。この例では、一灯式
の照明器具に本発明の構成を適用するものである。図9
は、通常の状態を示している。図9において、照明器具
21には単一の蛍光ランプ22、配光制御部材23が設
けられている。24は安定器、25は端子台、28a、
28bは反射板である。21aは、蛍光ランプ22や安
定器24等を取り付ける本体ケ−ス、21yは端板であ
る。
【0021】27a、27bは取り付け金具、27p、
27qはその先端に形成された折り曲げ部、27x、2
7yはTバ−である。配光制御部材23の両端23x、
23yは、Tバ−27x、27yに載置され着脱自在に
係合されている。すなわち、Tバ−27x、27yは配
光制御部材23の固定部材として作用するものである。
30は本体ケ−スに設ける軸、31は配光制御部材23
に形成するL字状溝である。
27qはその先端に形成された折り曲げ部、27x、2
7yはTバ−である。配光制御部材23の両端23x、
23yは、Tバ−27x、27yに載置され着脱自在に
係合されている。すなわち、Tバ−27x、27yは配
光制御部材23の固定部材として作用するものである。
30は本体ケ−スに設ける軸、31は配光制御部材23
に形成するL字状溝である。
【0022】本発明の第2の実施の形態においては、本
体ケ−ス21aの両側の端板21x、21yに設けた軸
30、30aに沿ってL字状溝31を移動させて、配光
制御部材23を回動するものである。次に、本発明にお
ける第2の実施の形態の動作について説明する。なお、
この例においては、軸30は図18の矢視B側に設けら
れ、軸30aは図18の矢視C側に設けられている。
体ケ−ス21aの両側の端板21x、21yに設けた軸
30、30aに沿ってL字状溝31を移動させて、配光
制御部材23を回動するものである。次に、本発明にお
ける第2の実施の形態の動作について説明する。なお、
この例においては、軸30は図18の矢視B側に設けら
れ、軸30aは図18の矢視C側に設けられている。
【0023】配光制御部材23の一端23xを矢視Ux
方向に上昇させて、図9の状態から図10の状態に変化
させる。すなわち、図9の通常状態では、L字状溝31
の中間部が軸30の位置と対応していたが、図10の状
態では、L字状溝31の下部の位置が軸30の位置と対
応することになる。
方向に上昇させて、図9の状態から図10の状態に変化
させる。すなわち、図9の通常状態では、L字状溝31
の中間部が軸30の位置と対応していたが、図10の状
態では、L字状溝31の下部の位置が軸30の位置と対
応することになる。
【0024】次に、図11に示すように、配光制御部材
23を矢視Uy方向(水平方向)に移動して、L字状溝
31の底部先端を軸30と係合させる。この際に、配光
制御部材23の一方端部23yは、Tバ−27yとの係
合を離脱する位置の方向にスライドする。このように、
第2の実施の形態においても、ワンタッチでTバ−と係
合している配光制御部材23を離脱させることができ
る。
23を矢視Uy方向(水平方向)に移動して、L字状溝
31の底部先端を軸30と係合させる。この際に、配光
制御部材23の一方端部23yは、Tバ−27yとの係
合を離脱する位置の方向にスライドする。このように、
第2の実施の形態においても、ワンタッチでTバ−と係
合している配光制御部材23を離脱させることができ
る。
【0025】続いて、図12に示されているように、前
記配光制御部材23の一方端部23yを軸30を支点と
して矢視Vx方向に回動する。このため、配光制御部材
23の他端23xは上方に持ち上げられて、取り付け金
具27aの先端に形成されている折り曲げ部27pと接
触する。L字状溝31の底部先端は、軸30と係合され
た状態を維持している。
記配光制御部材23の一方端部23yを軸30を支点と
して矢視Vx方向に回動する。このため、配光制御部材
23の他端23xは上方に持ち上げられて、取り付け金
具27aの先端に形成されている折り曲げ部27pと接
触する。L字状溝31の底部先端は、軸30と係合され
た状態を維持している。
【0026】次に、図13に示すように、配光制御部材
23の他端23xを矢視Uz方向に図示右方向に移動さ
せる。続いて矢視Uw方向に押し下げる。このため、L
字状溝31の中間部が軸30の位置と対応する位置に移
動する。
23の他端23xを矢視Uz方向に図示右方向に移動さ
せる。続いて矢視Uw方向に押し下げる。このため、L
字状溝31の中間部が軸30の位置と対応する位置に移
動する。
【0027】次に、図14に示すように、L字状溝31
の中間部が軸30と係合した状態で、すなわち、軸30
を支点として、配光制御部材23の一方端部23yを矢
視Vy方向に回動する。
の中間部が軸30と係合した状態で、すなわち、軸30
を支点として、配光制御部材23の一方端部23yを矢
視Vy方向に回動する。
【0028】最後に、図15に示すように配光制御部材
23の一方端部23yを矢視Vz方向に回動する。この
際に、L字状溝31の頭部は軸30と係合した状態とな
る。を、軸30で支持することになる。また、図17に
示すように本体ケ−ス21aの端板21yとは反対側の
端板21xには、軸30aが設けられており、ほぼ垂直
状態で配置される配光制御部材23の重量は、両側の軸
30、30aにより保持される。
23の一方端部23yを矢視Vz方向に回動する。この
際に、L字状溝31の頭部は軸30と係合した状態とな
る。を、軸30で支持することになる。また、図17に
示すように本体ケ−ス21aの端板21yとは反対側の
端板21xには、軸30aが設けられており、ほぼ垂直
状態で配置される配光制御部材23の重量は、両側の軸
30、30aにより保持される。
【0029】このように、第2の実施の形態において
も、配光制御部材23を回動したときに、本体ケ−スに
設けた軸30、30aとL字状の溝31が係合して重量
を保持するので、作業者が配光制御部材23を保持する
ことは不要となる。
も、配光制御部材23を回動したときに、本体ケ−スに
設けた軸30、30aとL字状の溝31が係合して重量
を保持するので、作業者が配光制御部材23を保持する
ことは不要となる。
【0030】また、第2の実施の形態においては、配光
制御部材に軸を取り付けるための作業が不要となる。な
お、配光制御部材にL字状溝31を形成する必要がある
が、モ−ルド成型等により簡単にL字状溝31を形成す
ることができる。第1の実施の形態と第2の実施の形態
のいずれの形態を選定するかは、照明器具の製造工程等
を考慮して決定される。
制御部材に軸を取り付けるための作業が不要となる。な
お、配光制御部材にL字状溝31を形成する必要がある
が、モ−ルド成型等により簡単にL字状溝31を形成す
ることができる。第1の実施の形態と第2の実施の形態
のいずれの形態を選定するかは、照明器具の製造工程等
を考慮して決定される。
【0031】図16は、第2の実施の形態における配光
制御部材23の構成を示す斜視図である。図16に示さ
れているように、側板23aに前記L字状溝31を形成
する。他端側(図18の矢視C方向側)の側板にもL字
状溝が形成されている。サイドチャンネル23x、23
y間には、複数のバッフル23b、23c・・・を取り
付ける。また、側板23aとは反対側の側板にもL字状
溝を形成する。
制御部材23の構成を示す斜視図である。図16に示さ
れているように、側板23aに前記L字状溝31を形成
する。他端側(図18の矢視C方向側)の側板にもL字
状溝が形成されている。サイドチャンネル23x、23
y間には、複数のバッフル23b、23c・・・を取り
付ける。また、側板23aとは反対側の側板にもL字状
溝を形成する。
【0032】図17は、本体ケ−スの端板を示す斜視図
である。図17に示すように、本体ケ−ス21aの端板
21xには、軸30aが設けられている。また、端板2
1xとは反対側の端板21yには、前記のように軸30
が設けられている。軸30とL字状溝31が係合し、軸
30aと他方の側板に形成したL字状溝が係合する。
である。図17に示すように、本体ケ−ス21aの端板
21xには、軸30aが設けられている。また、端板2
1xとは反対側の端板21yには、前記のように軸30
が設けられている。軸30とL字状溝31が係合し、軸
30aと他方の側板に形成したL字状溝が係合する。
【0033】上記の説明では、埋込形照明器具を対象と
している。しかしながら、本発明は埋込形照明器具に限
定されるものではなく、天井や壁面に直接取り付ける形
式の照明器具や、天井から吊り下げる形式の照明器具に
も適用できる。
している。しかしながら、本発明は埋込形照明器具に限
定されるものではなく、天井や壁面に直接取り付ける形
式の照明器具や、天井から吊り下げる形式の照明器具に
も適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の上記特徴によれば、本体ケ−スに設けた鈎状溝と、
配光制御部材に設けた軸を用いて、軸を鈎状溝内で移動
させながら配光制御部材を回動して鈎状溝で保持する構
成としている。このため、配光制御部材を回動する際の
処理を簡単に行うことができ、配光制御部材を取り扱う
際の作業性が改善される利点がある。
明の上記特徴によれば、本体ケ−スに設けた鈎状溝と、
配光制御部材に設けた軸を用いて、軸を鈎状溝内で移動
させながら配光制御部材を回動して鈎状溝で保持する構
成としている。このため、配光制御部材を回動する際の
処理を簡単に行うことができ、配光制御部材を取り扱う
際の作業性が改善される利点がある。
【0035】請求項2に係る発明の上記特徴によれば、
本体ケ−スに設けた軸と、配光制御部材に設けたL字状
溝を用いて、L字状溝を軸に沿って移動させながら配光
制御部材を回動して軸で保持する構成としている。この
ため、配光制御部材を回動する際の処理を簡単に行うこ
とができ、配光制御部材を取り扱う際の作業性が改善さ
れる利点がある。
本体ケ−スに設けた軸と、配光制御部材に設けたL字状
溝を用いて、L字状溝を軸に沿って移動させながら配光
制御部材を回動して軸で保持する構成としている。この
ため、配光制御部材を回動する際の処理を簡単に行うこ
とができ、配光制御部材を取り扱う際の作業性が改善さ
れる利点がある。
【図1】図2のA部を拡大した縦断側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る照明器具の一例を部
分的に示す概略の縦断側面図である。
分的に示す概略の縦断側面図である。
【図3】図1の動作を示す縦断側面図である。
【図4】図1の動作を示す縦断側面図である。
【図5】図1の動作を示す縦断側面図である。
【図6】図1の動作を示す縦断側面図である。
【図7】配光制御部材の斜視図である。
【図8】本体ケ−スの端板を示す斜視図である。
【図9】本発明の別の実施の形態に係る照明器具を示す
概略の縦断側面図である。
概略の縦断側面図である。
【図10】図9の動作を示す縦断側面図である。
【図11】図9の動作を示す縦断側面図である。
【図12】図9の動作を示す縦断側面図である。
【図13】図9の動作を示す縦断側面図である。
【図14】図9の動作を示す縦断側面図である。
【図15】図9の動作を示す縦断側面図である。
【図16】配光制御部材の斜視図である。
【図17】本体ケ−スの端板を示すを示す斜視図であ
る。
る。
【図18】埋込形照明器具を示す斜視図である。
1 照明器具 1a 本体ケ−ス 1x、1y 端板 2a、2b 蛍光ランプ 3a、3b 配光制御部材 4a、4b 安定器 5 端子台 6a〜6d 電子部品 6 鉄板 7a、7b 取り付け金具 8a、8b 反射板 10a、10b 軸 11a、11b 鈎状溝 31 L字状溝
Claims (2)
- 【請求項1】 鈎状溝と固定部材を形成した本体ケ−ス
と、本体ケ−スに取り付けられる光源と、光源から発射
される出力光の前方に配置される配光制御部材とを備
え、前記配光制御部材の一方端部に係合部を設けて固定
部材と着脱自在に係合すると共に、配光制御部材の他方
端部に軸を設け、前記係合部を固定部材から離脱させ、
前記軸を前記鈎状溝内で移動させながら配光制御部材を
回動して鈎状溝で保持することを特徴とする照明器具。 - 【請求項2】 軸と固定部材を形成した本体ケ−スと、
本体ケ−スに取り付けられる光源と、光源から発射され
る出力光の前方に配置される配光制御部材とを備え、前
記配光制御部材の一方端部に係合部を設けて固定部材と
着脱自在に係合すると共に、配光制御部材の他方端部に
L字状溝を形成し、前記係合部を固定部材から離脱さ
せ、前記L字状溝を前記軸に沿って移動させながら配光
制御部材を回動して軸で保持することを特徴とする照明
器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039409A JP2001229726A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039409A JP2001229726A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001229726A true JP2001229726A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18562977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000039409A Pending JP2001229726A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001229726A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012577A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Hitachi Lighting Ltd | 蛍光灯器具 |
JP2008098110A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
JP2008123987A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
JP2015162445A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 三菱電機株式会社 | 光制御部材、光源ユニット、および照明器具 |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000039409A patent/JP2001229726A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012577A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Hitachi Lighting Ltd | 蛍光灯器具 |
JP2008098110A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
JP2008123987A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具 |
JP4548439B2 (ja) * | 2006-10-16 | 2010-09-22 | パナソニック電工株式会社 | 照明器具 |
JP4670785B2 (ja) * | 2006-10-16 | 2011-04-13 | パナソニック電工株式会社 | 照明器具 |
JP2015162445A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 三菱電機株式会社 | 光制御部材、光源ユニット、および照明器具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7080923B2 (en) | Surface mount fluorescent strip light fixture retrofit kit and method | |
JP2001229726A (ja) | 照明器具 | |
KR102404221B1 (ko) | 천장부착 조명등장치 | |
KR20170059129A (ko) | 조명장치 | |
JP2008251482A (ja) | 照明装置の筐体 | |
JP4290503B2 (ja) | 照明器具 | |
JPH05151805A (ja) | 照明器具 | |
KR200224608Y1 (ko) | 천정등 본체 | |
JP3152273B2 (ja) | 照明器具 | |
JP3491482B2 (ja) | 照明器具 | |
JPH0112336Y2 (ja) | ||
JP3117152U (ja) | 照明装置 | |
JP2010135179A (ja) | 照明器具及び照明システム | |
JP3684583B2 (ja) | 天井直付け形蛍光灯器具 | |
JPH04206203A (ja) | 照明器具 | |
JPH06267308A (ja) | 埋込型照明器具 | |
JP4036254B2 (ja) | 照明器具の光制御部材の取付構造 | |
JP2006019222A (ja) | 既設の天井埋設型照明器具における交換用安定器の取付方法および交換用安定器ユニット | |
JP4591361B2 (ja) | 照明器具 | |
JPH03167705A (ja) | 照明器具 | |
JP2001093323A (ja) | 直管形蛍光ランプの照明器具 | |
JPH0436498Y2 (ja) | ||
JPS6340207A (ja) | 照明器具 | |
JP2006269129A (ja) | 照明器具 | |
JPH11232922A (ja) | 照明器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |