JP2008250661A - 情報検索システム、情報検索装置、履歴共有方法及び履歴共有処理プログラム - Google Patents

情報検索システム、情報検索装置、履歴共有方法及び履歴共有処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検索アクセス履歴等の履歴を複数のユーザで共有することを可能とするとともに、どの履歴を共有させるかということを指定可能とする情報検索システム、情報検索装置、履歴共有方法及び履歴共有処理プログラムを提供する。
【解決手段】検索された提示情報のうちアクセスされた提示情報と、用いられたキーワード情報とを含む履歴情報を利用したユーザと対応付けて登録しておき、利用するユーザに応じて、履歴情報の閲覧を可能にすると共に、ユーザ自身の履歴を他のユーザと共有させるため、共有させる履歴情報を指定する手段を設け、共有元ユーザと共有先ユーザとの双方に対応する履歴情報についての履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する端末装置からの要求夫々に応じて送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索システム、情報検索装置、履歴共有方法及び履歴共有処理プログラムの技術分野に関する。
従来から、インターネット等のネットワークにおいて提供され、HTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語により記述されたWebページ等に埋め込まれたハイパーリンク(以下、単に「リンク」と称する)を介してネットワーク上に散在するWebページ、画像データ、文書データ等のユーザに提示すべき各種情報資源の閲覧等を可能にするWWW(World Wide Web)等のハイパーテキストシステムが広く知られている。
こうしたハイパーテキストシステムにおいて、ユーザは、パーソナルコンピュータ等の端末装置を用いて、例えば、Google(商標)、Yahoo(登録商標)、Infoseek(登録商標)等の検索サイトにアクセスし、ネットワーク上に散在する各種情報資源の中から自分が必要な情報資源を検索することが一般的に行われている。
検索サイトのサーバ装置では、端末装置からのリクエストに応じて、ユーザにより入力されたキーワードを用いて検索処理を行い、検索結果として、検索された情報資源へのリンクが埋め込まれたWebページを端末装置に送信すると、当該Webページを受信した端末装置により検索結果が表示される。そして、当該Webページに埋め込まれたリンクがマウスでクリックされること等により、検索された情報資源の取得がユーザにより指示されると、端末装置は、当該情報資源を提供するWebサイトのサーバ装置へアクセスする。
また、上述した検索サイトの中には、これまでに行われた検索の履歴(以下「検索履歴」と称する)の情報を提供するサイトが存在する。
例えば、Google(商標)においては、予めアカウントを作成(ユーザ登録を行う)しておくと、端末装置からのリクエストに応じて、検索日、検索に用いられたキーワード、検索されたWebページ等のタイトル、当該Webページ等にアクセスした日、URL(Uniform Resource Locator)等の情報を検索履歴として提供している。
また、本願発明に関連する発明として、例えば、特許文献1には、各参加者がクライアントシステムを使用して電子文書を閲覧するとともに、当該電子文書に対してアノテーション(注釈)を付加し、また、他の参加者が付加したアノテーションをその公開属性に応じて閲覧することが可能な情報表示処理システムにおいて、付加されたアノテーションを、その属性で検索することが出来るシステムが開示されている。
特開2004−151898号公報
ところで、検索された情報資源のうちどの情報資源がアクセスされ、そのアクセスされた情報資源の検索にどのようなキーワードが用いられたかという履歴(以下、検索履歴のうち、検索された情報資源へのアクセスに関する履歴のことを「検索アクセス履歴」と称する)は、検索に用いるキーワードの選定や、どの情報資源にアクセスするかを決定するための参考情報として非常に有効である。従って、複数のユーザが検索アクセス履歴を共有することで、この検索アクセス履歴がより有効に活用されることが期待出来る。
その一方で、検索アクセス履歴は、ユーザ自身の個人的な情報でもあるため、際限なく他人に公開することは望ましくない。また、他人と共有する範囲を、検索アクセス履歴の内容、種類、検索の目的等に応じて決定出来た方が、全ての検索アクセス履歴を共有するよりも効率的に検索アクセス履歴を活用することが出来るものと考えられる。
しかしながら、Google(商標)においては、ユーザ自らが検索操作を行ったものの履歴しか閲覧することが出来ないため、その活用範囲が限定されていた。
また、特許文献1に記載のシステムでは、他人が付加したアノテーションを検索することは出来るものの、閲覧が可能な情報はあくまでも検索した結果としてのアノテーションであって、他の参加者による検索自体の履歴を閲覧することは出来ないし、ましてや、検索されたアノテーションのうちどのアノテーションが閲覧されたかといった履歴を閲覧することも出来ない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、検索アクセス履歴等の履歴を複数のユーザで共有することを可能とするとともに、どの履歴を共有させるかということを指定可能とする情報検索システム、情報検索装置、履歴共有方法及び履歴共有処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置と、前記ネットワークを介して前記端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置と、を備える情報検索システムであって、前記情報検索装置は、前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースと、前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識手段と、前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信手段と、前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信手段と、ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信手段と、前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定手段と、前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録手段と、を備え、前記端末装置は、ユーザの指令に基づいて、前記ユーザ識別情報を前記情報検索装置に送信するユーザ識別情報送信手段と、ユーザの指令に基づいて、前記閲覧要求情報を前記情報検索装置に送信する閲覧要求送信手段と、前記情報検索装置により送信された履歴画面情報を受信する履歴画面情報受信手段と、前記受信された履歴画面情報に基づいて、当該履歴画面情報が示す履歴を、当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに画面に表示する履歴表示手段と、ユーザの指令に基づいて、前記共有要求情報を前記情報検索装置に送信する共有要求送信手段と、を備え、前記情報検索装置の前記履歴画面情報送信手段は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする。
この発明によれば、検索された提示情報のうち端末装置によりアクセスされた提示情報の提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報が、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付されるラベル情報と、に対応付けてデータベースに登録されており、情報検索装置は、共有対象とする履歴情報を指定するラベル情報を含む共有要求情報を端末装置から受信すると、共有元ユーザに対応する履歴情報のうち当該ラベル情報に対応する履歴情報を、更に共有先ユーザに対応付けてデータベースに登録する。そして、情報検索装置は、端末装置から送信された閲覧要求情報に応じて、ユーザに対応する履歴情報を、当該履歴情報に付されたラベル情報とともに表示する履歴画面情報を送信する。このとき、情報検索装置は、共有元ユーザと共有先ユーザとの双方に対応する履歴情報についての履歴画面情報を、共有元ユーザが利用する端末装置からの要求に応じて当該端末装置に送信する一方、共有先ユーザが利用する端末装置からの要求に応じても当該端末装置に送信する。
従って、共有元ユーザについて、検索された提示情報の中でどの提示情報がアクセスされ、且つ、当該アクセスされた提示情報の検索にどのようなキーワードが用いられたかという情報を含む検索に関する履歴のうち、共有元ユーザにより指定されたラベル情報が付された履歴のみを共有元ユーザと共有先ユーザとの間で共有可能となり、双方がこれを閲覧することが出来る。
請求項2に記載の発明は、ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置であって、前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースと、前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識手段と、前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信手段と、前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信手段と、ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信手段と、前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定手段と、前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録手段と、を備え、前記履歴画面情報送信手段は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする。
この発明によれば、検索された提示情報のうち端末装置によりアクセスされた提示情報の提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報が、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付されるラベル情報と、に対応付けてデータベースに登録されており、情報検索装置は、共有対象とする履歴情報を指定するラベル情報を含む共有要求情報を端末装置から受信すると、共有元ユーザに対応する履歴情報のうち当該ラベル情報に対応する履歴情報を、更に共有先ユーザに対応付けてデータベースに登録する。そして、情報検索装置は、端末装置から送信された閲覧要求情報に応じて、ユーザに対応する履歴情報を、当該履歴情報に付されたラベル情報とともに表示する履歴画面情報を送信する。このとき、情報検索装置は、共有元ユーザと共有先ユーザとの双方に対応する履歴情報についての履歴画面情報を、共有元ユーザが利用する端末装置からの要求に応じて当該端末装置に送信する一方、共有先ユーザが利用する端末装置からの要求に応じても当該端末装置に送信する。
従って、共有元ユーザについて、検索された提示情報の中でどの提示情報がアクセスされ、且つ、当該アクセスされた提示情報の検索にどのようなキーワードが用いられたかという情報を含む検索に関する履歴のうち、共有元ユーザにより指定されたラベル情報が付された履歴のみを共有元ユーザと共有先ユーザとの間で共有可能となり、双方がこれを閲覧することが出来る。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報検索装置において、ユーザにより入力された前記キーワード情報を前記端末装置から受信するキーワード情報受信手段と、前記受信されたキーワード情報に基づいて、前記提示情報を検索する検索手段と、前記検索手段による検索結果の表示画面を構成し、且つ、検索された前記提示情報の前記提示情報特定情報が選択可能に埋め込まれた検索結果画面情報を前記端末装置に送信する検索結果画面情報送信手段と、前記送信された検索結果画面情報を通じてユーザにより前記提示情報特定情報が選択されたことによって前記提示情報へのアクセスが前記端末装置に対して指示された場合に、当該指示の通知を示すアクセス指示通知情報を当該端末装置から受信するアクセス指示通知受信手段と、前記受信されたアクセス指示通知情報に基づいて、前記履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、前記生成された履歴情報を、当該履歴情報に対して付すべき前記ラベル情報と、前記アクセス指示通知情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザと、に対応付けて前記データベースに登録する履歴情報登録手段と、を更に備え、前記共有登録手段は、前記共有元ユーザの前記ユーザ識別情報である共有元ユーザ識別情報と、前記共有先ユーザの前記ユーザ識別情報である共有先ユーザ識別情報と、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報を識別するためのラベル識別情報と、を含む共有管理情報を前記データベースに登録し、前記履歴情報登録手段は、前記履歴情報に対して付すべき前記ラベル情報の前記ラベル識別情報と、前記閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザの前記ユーザ識別情報とが、前記登録された共有管理情報に含まれる前記ラベル識別情報と、当該共有管理情報に含まれる何れか一方の前記ユーザ識別情報と、に夫々一致する場合には、双方の前記ユーザ識別情報が夫々示すユーザに対応付けて前記履歴情報を登録することを特徴とする。
この発明によれば、共有管理情報が登録された後は、共有元ユーザに関する履歴情報と、共有先ユーザに関する履歴情報とのうち、共有元ユーザにより指定されたラベル情報が付されるべき履歴情報が、共有元ユーザと共有先ユーザとの双方に対応付けて登録されるので、新たに登録される共有元ユーザの履歴と共有先ユーザの履歴とをも共有することが出来る。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報検索装置において、前記ラベル情報の貼付の要求を示し、且つ、ユーザにより指定された前記ラベル情報と、前記履歴情報のうち当該ラベル情報を付す対象とする前記提示情報の前記提示情報特定情報と、を含むラベル貼付要求情報を受信するラベル貼付要求受信手段と、前記ラベル貼付要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報のうち、当該ラベル貼付要求情報に含まれる前記提示情報特定情報を含む前記履歴情報を、当該ラベル貼付要求情報に含まれる前記ラベル情報に対応付けて前記データベースに登録する貼付登録手段と、を更に備え、前記貼付登録手段は、前記ラベル貼付要求情報に含まれる前記ラベル情報の前記ラベル識別情報と、当該ラベル貼付要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザの前記ユーザ識別情報とが、前記登録された共有管理情報に含まれる前記ラベル識別情報と、当該共有管理情報に含まれる何れか一方の前記ユーザ識別情報と、に夫々一致する場合には、当該一方のユーザ識別情報が示すユーザに対応する前記履歴情報のうち、当該ラベル情報に対応する前記履歴情報を、他方の前記ユーザ識別情報が示すユーザに更に対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする。
この発明によれば、同一の提示情報特定情報が含まれる履歴情報の単位で、ユーザが所望するラベル情報を付すことが出来るとともに、既に共有されている履歴情報に当該ラベル情報が付されている場合には、当該ラベル情報が新たに付された履歴情報を追加して共有することが出来る。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報検索装置において、前記ラベル情報の登録要求を示し、且つ、ユーザにより入力された前記ラベル情報を含むラベル登録要求情報を前記端末装置から受信するラベル登録要求受信手段と、前記受信されたラベル登録要求情報に含まれる前記ラベル情報を、当該ラベル登録要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応付けて前記データベースに登録するラベル登録手段と、前記端末装置からの要求に応じて、当該端末装置を利用するユーザに対応する各前記ラベル情報のうち共有対象とする前記履歴情報を指定する前記ラベル情報を選択するための表示画面を構成するラベル選択画面情報を当該端末装置に送信するラベル選択画面情報送信手段と、を更に備え、前記共有要求受信手段は、前記送信されたラベル選択画面情報を通じてユーザにより選択された前記ラベル情報を含む前記共有要求情報を受信することを特徴とする。
この発明によれば、履歴情報に付すラベル情報を簡単に選択することが出来る。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記共有先ユーザ特定情報は、前記共有先ユーザの電子メールアドレスであり、前記共有先ユーザ特定手段は、前記履歴の共有が要求されたことを通知する電子メールを前記共有要求情報に含まれる前記電子メールアドレス宛に送信するメール送信手段と、前記履歴の共有の承諾を示し、且つ、前記送信された電子メールを受信した前記端末装置から前記共有先ユーザの指令に基づいて送信された共有承諾情報を受信する共有承諾情報受信手段と、を備え、前記共有承諾情報を送信してくる前記端末装置から前記ユーザ識別情報を受信することにより、前記共有先ユーザを特定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記ラベル情報は、当該ラベル情報が付される前記履歴情報を分類するための情報であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置であって、前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースを備える情報検索装置による履歴共有方法において、前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識工程と、前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信工程と、前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信工程と、ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信工程と、前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定工程と、前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録工程と、を備え、前記履歴画面情報送信工程は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置であって、前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースを備える情報検索装置に含まれるコンピュータを、前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識手段、前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信手段、前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信手段、ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信手段、前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定手段、前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録手段、として機能させ、前記履歴画面情報送信手段は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする。
本発明によれば、共有元ユーザについて、検索された提示情報の中でどの提示情報がアクセスされ、且つ、当該アクセスされた提示情報の検索にどのようなキーワードが用いられたかという情報を含む検索に関する履歴のうち、共有元ユーザにより指定されたラベル情報が付された履歴のみを共有元ユーザと共有先ユーザとの間で共有可能となり、双方がこれを閲覧することが出来る。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報検索システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報検索システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報検索システムSの構成及び機能概要について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報検索システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報検索システムSは、情報検索装置の一例としての情報検索サーバ1と、サーバ装置の一例としての複数のWebサーバ3−j(j=1,2・・・m)と、端末装置の一例としての複数のユーザ端末4−k(k=1,2・・・n)と、を含んで構成されている。
情報検索サーバ1とWebサーバ3−jとユーザ端末4−kとは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
このような構成の情報検索システムSにおいて、情報検索サーバ1は、ネットワークNWを通じて各種のサービスを提供するサービス提供事業者により検索サイトを開設するために設置されたサーバ装置である。
この情報検索システムSは、Webページ、ブログ、静止画データ、動画データ、ソフトウェア、ニュースなどといったネットワークNWに存在する情報資源(提示情報の一例)を検索するサービスを、ユーザ端末4−kを利用するユーザに提供するようになっている。
こうしたサービスを提供するために、情報検索サーバ1は、データベースの一例としての会員情報データベース101、検索用データベース102、検索ワードデータベース103、履歴データベース104、ラベルデータベース105、評価項目データベース106及び共有履歴データベース107を備えている。そして、情報検索システムSは、ネットワークNWを介してユーザ端末4−kからのリクエストに応じて、情報検索サーバ1が検索処理を行い、この検索処理の結果として検索された資源情報の一覧等を表示する検索結果ページをユーザ端末4−kに送信することにより、ユーザに対して検索サービスを提供している。
また、情報検索システムSは、検索結果ページを通じてユーザにより選択された情報資源へのユーザ端末4−kによるアクセスに関する履歴を検索アクセス履歴(履歴情報の一例)として記録するようなっており、この検索アクセス履歴の閲覧を可能とする履歴サービスも提供するようになっている。
この履歴サービスを利用するためには、ユーザは、予め情報検索システムSの会員登録手続を行う必要がある(以下、履歴サービスを利用することが出来るユーザを「会員」と称する)。ユーザは、情報検索システムSの会員になることにより、ユーザ自身がユーザ端末4−kを利用して検索操作を行ったものについて、検索に用いられたキーワード、情報資源のURL、タイトル、サマリー(summary)、アクセス回数、訪問日時などといった検索アクセス履歴を閲覧することが出来るようになっている。なお、検索サービス自体については、会員登録手続を行わなくても利用することが可能である。
また、履歴サービスにおいては、検索アクセス履歴に対して、ユーザが設定した名称を表示するラベルを貼り付けること(検索アクセス履歴にラベルを対応付けさせること)が出来るようになっている。このラベルは、情報資源のURLが同一の検索アクセス履歴に対しては同一のラベルが貼り付けられるようになっている。そして、ユーザは、検索アクセス履歴とともに、これに貼り付けられたラベルを閲覧することが出来るようになっている。
このラベルの利用態様としては、例えば、忘れないようにメモのようなものとして貼り付けられたり、検索アクセス履歴を見やすいようにしたり、検索アクセス履歴をラベルで分類するなどが想定される。
更に、履歴サービスにおいては、複数のユーザの間で検索アクセス履歴を共有することが出来るようになっている。ここで、検索アクセス履歴の共有とは、共有を行うグループ(以下、「共有グループ」と称する)の各ユーザにより行われた検索についての検索履歴を、当該共有グループの全ユーザにより閲覧可能とすることをいう。先ず、一のユーザが自分が設定しているラベルのうち、共有対象とするラベルを指定するとともに、共有する相手を指定することで検索アクセス履歴の共有のリクエストを行う。その後、共有相手として指定されたユーザが共有することを承認することで、指定されたラベルが貼り付けられた検索アクセス履歴についてのみ共有が開始される。
なお、以下の説明においては、共有されている検索アクセス履歴を「共有履歴」と称し、共有グループに属するユーザを「メンバー」と称する。また、メンバーのうち、共有のリクエストを行うメンバーを「オーナー」と称し、オーナー以外のメンバーを「非オーナーメンバー」と称する。
また、検索アクセス履歴は3人以上で共有することも可能であり、後からメンバーを追加する場合には、オーナーのみが、追加するメンバーを指定することが出来る。
次に、Webサーバ3−jは、アクセスしてきたユーザ端末4−kに対して、リクエストされたURLに対応するWebページ等の情報資源を提供するサーバ装置である。情報検索サーバ1は、所謂、ロボット型検索エンジンを搭載しており、キーワード検索を可能とするために、Webサーバ3−jにより提供される情報資源を当該Webサーバ3−jから周期的に収集し、当該収集された情報資源に基づいて検索用データベース102を構築するようになっている。
次に、ユーザ端末4−kは、情報検索サーバ1にアクセスし、Webページを取得して画面に表示し、当該Webページを通じて検索サービスや履歴サービス等を利用するためにユーザが用いる端末装置であり、例えば、Webブラウザアプリケーションや電子メールアプリケーション等がインストールされたパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、STB(Set Top Box)、携帯電話機等を適用することが出来る。
[2.情報検索サーバの構成及び機能]
次に、情報検索サーバ1の構成及び機能について、図2乃至図5を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る情報検索サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。また、図3は、会員情報データベース101に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図4(a)は、検索ワードデータベース103に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図4(b)は、履歴データベース104に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図4(c)は、ラベルデータベース105に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図4(d)は、評価項目データベース106に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図5は、共有履歴データベース107に登録される情報の内容の一例を示す図である。
図2に示すように、情報検索サーバ1は、操作部11と、表示部12(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等)と、通信部13と、ドライブ部14と、記憶部15と、入出力インタフェース部16と、システム制御部20と、を備えている。システム制御部20と入出力インタフェース部16とは、システムバス21を介して接続されている。
操作部11は、例えば、キーボード、マウス等であり、オペレータ等からの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部20に出力する。表示部12は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等であり、文字や画像等の情報を表示する。通信部13は、ネットワークNW等に接続して、Webサーバ3−j、ユーザ端末4−k等との通信状態を制御する。ドライブ部14は、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のディスクDKからデータ等を読み出す一方、当該ディスクDKに対してデータ等を記録する。また、記憶部15は、例えば、ハードディスクドライブ等であり、各種プログラム及びデータ等を記憶する。入出力インタフェース部16は、操作部11〜記憶部15とシステム制御部20との間のインタフェース処理を行う。システム制御部20は、CPU(Central Processing Unit)17、ROM(Read Only Memory)18、RAM(Random Access Memory)19等を備える。
記憶部15には、会員情報データベース101、検索用データベース102、検索ワードデータベース103、履歴データベース104、ラベルデータベース105、評価項目データベース106及び共有履歴データベース107が構築されている。
先ず、図3に示すように、会員情報データベース101には、情報検索システムSの会員に関する会員情報が、当該会員を識別するための会員ID(ユーザ識別情報の一例)に対応付けられて登録されている。具体的に、会員情報には、例えば、会員ID、ログインするためのパスワード、会員の氏名、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日、性別、クレジットカードのカード番号及びその有効期限、ニックネーム等が設定される。
次に、検索用データベース102には、各Webサーバ3−jから収集された情報資源を解析した結果として、その資源情報のURL、タイトル(例えば、HTML(HyperText Markup Language)データのヘッダに記述されているWebページの名称等)やURL、サマリー(例えば、HTMLデータのヘッダに記述されたWebページの説明や概要、本体部分に記述されているテキストの一部等)、キーワード等からなるインデックス情報が登録されている。
次に、図4(a)に示すように、検索ワードデータベース103には、検索に用いられた検索ワード等に関する検索ワード履歴が、その検索操作を行った会員の会員IDに対応付けて登録されている。具体的に、検索ワード履歴には、会員ID、当該会員の検索1件毎に割り当てられた番号を示す検索No.(キーワード情報を示す情報の一例)、検索に用いられたキーワードである検索ワード(キーワード情報の一例)、検索を行った情報資源の種別を示す検索種別(例えば、Webページ、静止画データ、動画データ、ブログ等)、同一の検索ワードを使用して検索を行った回数を示す検索回数、検索日時が設定される。
次に、図4(b)に示すように、履歴データベース104には、検索アクセス履歴が、情報資源へのアクセス1回毎に、検索操作を行った会員の会員IDに対応付けて登録されている。具体的に、検索アクセス履歴には、会員ID、当該会員の検索アクセス履歴1件毎に割り当てられた番号を示す履歴No.、対応する検索ワード履歴の検索No.、ユーザ端末4−kによりアクセスされた情報資源のURL、タイトル、サマリー、アクセス回数、訪問日時(アクセスした日時)、当該資源情報に対して会員により入力されたコメント、当該検索アクセス履歴に貼り付けられたラベルを識別するためのラベルID(ラベル識別情報の一例)、当該資源情報に対して会員により設定された評価項目を識別するための評価項目ID、当該評価項目における会員による評価(例えば、5段階評価)が設定される。
次に、図4(c)に示すように、ラベルデータベース105には、会員により登録されたラベルに関するラベル管理情報が、当該会員の会員IDに対応付けて登録されている。具体的に、ラベル管理情報には、会員ID、ラベルID、ラベルに対して設定された名称であるラベル名(ラベル情報の一例)が設定される。
次に、図4(d)に示すように、評価項目データベース106には、検索結果ページを通じてアクセスされた情報資源に対して会員が評価を行うために会員自身により登録された評価項目に関する評価項目管理情報が、当該会員の会員IDに対応付けて登録されている。具体的に、評価項目管理情報には、会員ID、当該資源情報に対して会員により設定された評価項目を識別するための評価項目ID、評価項目の名称である評価項目名が設定される。
次に、図5に示すように、共有履歴データベース107には、共有グループに関する管理情報である共有履歴管理情報が、当該共有グループを識別するための共有IDに対応付けて登録されているとともに、共有履歴が、情報資源へのアクセス1回毎に共有IDに対応付けて登録されている。
具体的に、共有履歴管理情報には、共有ID、共有対象に指定されたラベルのラベルID及びオーナーの会員IDが設定されるとともに、非オーナーメンバーの会員IDが非オーナーメンバーの人数分設定される。
また、共有履歴には、共有ID、共有グループのメンバーのうち当該共有履歴について検索操作を行ったメンバーの会員ID、履歴No.、検索No.、URL、タイトル、サマリー、アクセス回数、訪問日時、コメント、ラベルID、評価項目ID、評価が設定される。ここで、アクセス回数は、メンバー毎に独立して算出される。
更に、記憶部15には、所定のオペレーティングシステムの他、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを用いて、ユーザ端末4−k等から送信されたリクエストに応じて、当該記憶部15に記憶されている各種のデータに基づきWebページを生成し、当該Webページをユーザ端末4−k等に送信するためのWWW(World Wide Web)サーバプログラム、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルを用いて、他のメールサーバから送信された電子メールを受信する一方、情報検索サーバ1において作成された電子メールを、他のメールサーバに送信するためのメールサーバプログラム、会員情報データベース101を用いて情報検索システムSの会員の会員情報を管理し、会員の登録、退会(登録の削除)、会員情報の変更等の処理を実行するための会員情報管理プログラム、情報資源の検索に関する各種処理を行うための検索プログラム(履歴共有処理プログラムの一例)等が記憶されている。
なお、各種プログラム等は、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、CD−ROM等のディスクDKに記録されてドライブ部14を介して読み込まれるようにしても良い。
システム制御部20は、本実施形態において、ユーザ認識手段、閲覧要求受信手段、履歴画面情報送信手段、共有要求受信手段、共有先ユーザ特定手段、共有登録手段、キーワード情報受信手段、検索手段、検索結果画面情報送信手段、アクセス指示通知受信手段、履歴情報生成手段、履歴情報登録手段、ラベル貼付要求受信手段、ラベル貼付登録手段、ラベル登録要求受信手段、ラベル登録手段、ラベル選択画面情報送信手段、メール送信手段及び共有承諾情報受信手段の一例を構成している。
そして、システム制御部20は、CPU17が、ROM18や記憶部15に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより情報検索サーバ1の各部を制御するとともに、上述した各手段等として機能するようになっている。
この各手段等としての機能について説明すると、ユーザ認識手段としてのシステム制御部20は、検索サイトにアクセスするユーザ端末4−kのユーザがどの会員であるかを識別するためにログイン処理を行い、ユーザ端末4−kから会員IDを受信するようになっている。具体的に、システム制御部20は、ユーザ端末4−kから送信されたログインリクエストに応じて、ログインページを当該ユーザ端末4−kに送信し、当該ログインページを通じてユーザにより入力された会員ID及びパスワードをユーザ端末4−kから受信するようになっている。そして、システム制御部20は、受信された会員ID及びパスワードと会員情報データベース101に登録された会員情報とに基づいてパスワード認証を行うようになっている。
そして、システム制御部20は、受信された会員IDを設定(または、会員IDを暗号化した情報等を設定)したCookieをユーザ端末4−kに送信するようになっている。これにより、一度ログイン処理が行われた後は、Cookieの有効期間内である限り、ユーザ端末4−kからのリクエストがある度に、当該ユーザ端末4−kからCookieを受信することで、会員IDを取得してユーザを認識することが出来るようになっている。
また、キーワード情報受信手段及び検索手段としてのシステム制御部20は、ユーザにより入力された検索ワードが設定された検索リクエストをユーザ端末4−kから受信し、当該リクエストに設定された検索ワードで検索用データベース102に対して検索処理を施すことにより、検索ワードに合致する情報資源を検索するようになっている。
また、検索結果画面情報送信手段としてのシステム制御部20は、検索リクエストを送信してきたユーザ端末4−kに検索結果ページ(検索結果画面情報の一例)を送信するようになっている。具体的に、システム制御部20は、検索された資源情報のタイトルを表示するリンク、サマリー、URL等の一覧を表示する検索結果ページを生成し、当該ページを送信するようになっている。
この検索結果ページを生成する際に、システム制御部20は、タイトルを表示する各リンクに対して、対応する情報資源のURLを埋め込むとともに、当該リンクのユーザによる選択に対応してイベントハンドラ(例えば、JAVA(登録商標)スクリプト等のスクリプト言語により検索結果ページ中に記述される)を起動させる記述を埋め込むようになっている。
このイベントハンドラは、ユーザによりタイトルを表示するリンクが選択されたことによって、当該選択されたリンクに対応する情報資源へのアクセスをユーザ端末4−kに対して指示したことを通知するアクセス通知(アクセス指示通知情報の一例)を情報検索サーバ1に送信するためのプログラムである。このアクセス通知には、検索結果ページに埋め込まれていた検索No.、アクセス対象の情報資源のURL、タイトル、サマリー等の情報が設定されるようになっている。
また、アクセス指示通知受信手段としてのシステム制御部20は、検索結果ページを通じて、タイトルを表示するリンクがユーザにより選択されたときに、ユーザ端末4−kがイベントハンドラを起動することによって当該ユーザ端末4−kから送信されたアクセス通知を受信するようになっている。
また、履歴情報生成手段及び履歴情報登録手段としてのシステム制御部20は、受信されたアクセス通知に基づいて、検索アクセス履歴及び共有履歴を作成し、これらの履歴をデータベースに登録するようになっている。具体的に、システム制御部20は、ユーザ端末4−kから受信された会員IDに対応して登録されている検索アクセス履歴のうち、今回のアクセス対象となったURLと同一のURLが設定されている最新の検索アクセス履歴、及びアクセス通知に設定された情報等に基づいて今回の検索アクセス履歴を生成し、当該検索アクセス履歴を、受信された会員IDに対応付けて履歴データベース104に登録するようになっている。このとき、最新の検索アクセス履歴にラベルIDが設定されている場合、すなわち、今回のアクセス対象となったURLと同一のURLについての検索アクセス履歴に当該ラベルIDが示すラベルが付されている場合には、今回登録する検索アクセス履歴中に当該ラベルIDが設定されることで、このラベルIDが示すラベルが、今回登録する検索アクセス履歴に付されるものとして対応付けられる。
また、システム制御部20は、ユーザ端末4−kから受信された会員IDがメンバー(オーナーまたは非オーナーメンバー)の会員IDとして設定されており且つ今回作成された検索アクセス履歴に設定されたラベルIDが設定されている共有履歴管理情報を共有履歴データベース107から検索し、該当する共有履歴管理情報が検索された場合には、今回作成された検索アクセス履歴に設定されている情報等に基づいて共有履歴を作成し、検索された共有履歴管理情報の共有IDに対応付けて、当該共有履歴を共有データベースに登録するようになっている。つまり、システム制御部20は、共有履歴管理情報に設定されているオーナーの会員IDと非オーナーメンバーの会員IDに対応付けて共有履歴を登録するのである。
また、ラベル登録要求受信手段及びラベル登録手段としてのシステム制御部20は、追加したいラベルのラベル名をユーザが入力するとによってユーザ端末4−kから送信されたラベル追加リクエストを受信するとともに、当該リクエストに基づいて、ラベル管理情報をラベルデータベース105に登録するようになっている。具体的に、システム制御部20は、ラベル追加リクエストに設定されたラベル名に対してラベルIDを新たに割り当て、当該ラベル名とラベルIDとからなるラベル管理情報を、ユーザ端末4−kから受信された会員IDに対応付けてラベルデータベース105に登録するようになっている。
また、ラベル貼付要求受信手段及びラベル貼付登録手段としてのシステム制御部20は、検索アクセス履歴が示す情報資源に対して貼り付けたいラベルをユーザが選択することによってユーザ端末4−kから送信された履歴更新リクエスト(ラベル貼付要求情報の一例)を受信するとともに、当該リクエストに基づいて、選択されたラベルのラベルIDを検索アクセス履歴に設定するようになっている。
具体的に、システム制御部20は、情報資源のURLと選択されたラベル名を履歴更新リクエストから取得すると、当該ラベル名からラベルIDを特定し、ユーザ端末4−kから受信された会員IDに対応して履歴データベース104に登録されている検索アクセス履歴のうち、取得されたURLが設定されている検索アクセス履歴を検索する。そして、システム制御部20は、検索された検索アクセス履歴全てに対して、特定されたラベルIDを設定するようになっている。これにより、検索アクセス履歴にラベルが対応付けて貼り付けられたこととなる。
このとき、システム制御部20は、特定されたラベルIDと、ユーザ端末4−kから受信された会員IDとが、共有履歴データベース107に登録されている共有履歴管理情報に設定されているラベルIDと、メンバーの会員IDとに一致する場合には、新たにラベルが貼り付けられた検索アクセス履歴に夫々対応する共有履歴を作成し、当該作成された共有履歴を、共有履歴管理情報の共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録するようになっている。
また、システム制御部20は、ユーザ端末4−kからのリクエストに応じて、検索アクセス履歴の共有の登録を行うようになっている。
より詳細に、ラベル選択画面情報送信手段としてのシステム制御部20は、ユーザ端末4−kから送信された共有履歴新規設定ページリクエストを受信すると、共有グループを追加するための後述する共有履歴新規設定ページ600(図11(b)参照:ラベル選択画面情報の一例)を当該ユーザ端末4−kに送信するようになっている。この共有履歴新規設定ページ600を通じて、ユーザは共有対象のラベル及び共有相手(非オーナーメンバー)として指定するユーザの氏名及び電子メールアドレスを入力することが出来るようになっている。
また、共有要求受信手段としてのシステム制御部20は、共有履歴新規設定ページ600を通じて、共有対象のラベルがユーザにより選択され、共有相手のユーザの氏名及び電子メールアドレスが入力されることによってユーザ端末4−kから送信された共有履歴設定リクエスト(共有要求情報の一例)を受信するようになっている。
また、共有先ユーザ特定手段としてのシステム制御部20は、共有履歴設定リクエストに設定された電子メールアドレスに基づいて、非オーナーメンバーとして指定されたユーザを特定するようになっている。
具体的に、メール送信手段としてのシステム制御部20は、共有履歴設定リクエストに設定された電子メールアドレス宛に、共有お誘いメール(電子メール)を送信するようになっている。この共有お誘いメールの本文には、他のユーザ(共有履歴のオーナーとなるユーザ)により宛先のユーザに対して検索アクセス履歴の共有することがリクエストされた旨のメッセージが記述されているとともに、検索アクセス履歴を共有することを承認するための共有承認ページのURLが記述されている。このURLには、共有履歴のオーナーとなるユーザの会員IDと共有対象とされたラベルのラベルIDとを示す情報(例えば、IDそのものやIDを暗号化した情報等)が埋め込まれている。
そして、システム制御部20は、所定のメールサーバ等を介して共有お誘いメールを受信したユーザ端末4−kから、当該メールに記述されたURLをユーザが選択することによって送信された共有承認ページリクエストを受信すると、共有承認ページを当該ユーザ端末4−kに送信するようになっている。
また、共有承諾情報受信手段としてのシステム制御部20は、共有承認ページを通じてユーザにより共有の承認が選択されることによってユーザ端末4−kにより送信された共有承認リクエスト(共有承諾情報の一例)を受信するようになっている。
また、共有登録手段としてのシステム制御部20は、共有承認リクエストを受信すると、共有履歴管理情報と共有履歴情報を共有履歴データベース107に登録するようになっている。
具体的に、システム制御部20は、共有IDを新たに割り当て、共有承認リクエストに設定された共有履歴のオーナーとなるユーザの会員ID、共有対象に指定されたラベルのラベルID、ユーザ端末4−kから受信された非オーナーメンバーとなるユーザの会員IDから構成される共有履歴管理情報を、割り当てられた共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録するようになっている。
また、システム制御部20は、オーナーの会員IDに対応して履歴データベース104に登録されている検索アクセス履歴のうち、共有対象に指定されたラベルのラベルIDが設定されている各検索アクセス履歴に夫々対応する共有履歴を作成するようになっている。より詳細に、システム制御部20は、検索アクセス履歴に設定されている検索No.、URL、タイトル、サマリー、アクセス回数、訪問日時、コメント、ラベルID、評価項目ID、評価をコピーするとともに、オーナーの会員IDを検索操作を行ったメンバーの会員IDとして設定することにより共有履歴を作成し、当該共有履歴を、割り当てられた共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録するようになっている。つまり、システム制御部20は、共有履歴管理情報に設定されているオーナーの会員IDと非オーナーメンバーの会員IDに対応付けて共有履歴を登録するのである。
また、閲覧要求受信手段及び履歴画面情報送信手段としてのシステム制御部20は、ユーザ端末4−kから送信された検索アクセス履歴ページリクエスト(閲覧要求情報の一例)に応じて、検索アクセス履歴を表示する後述の検索アクセス履歴ページ200(図7、図12参照:履歴画面情報の一例)を当該ユーザ端末4−kに送信するようになっている。具体的に、システム制御部20は、リクエストを行ったユーザ自身の検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200、ユーザにより選択されたラベルが貼付された検索アクセス履歴のみのを表示する検索アクセス履歴ページ200、共有履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200、共有履歴のうちユーザにより選択されたメンバーについての共有履歴のみを表示する検索アクセス履歴ページ200等を、検索アクセス履歴ページリクエストに設定されたURLに埋め込まれているリクエストの種別に応じて生成し、当該ページを送信するようになっている。
なお、情報検索サーバ1を、各種データベースに登録されている情報に基づいて、情報資源の検索に関する各種処理を行う検索処理サーバ、会員情報データベース101に登録されている会員情報を管理し、会員登録、会員情報の変更等の処理を行う会員情報管理サーバ、他のサーバにおいて管理されている各種情報等に基づき、検索サイトとして、各種情報を提供するWWWサーバ等の複数のサーバ装置により構成しても良い。
[3.情報検索システムの動作]
次に、情報検索システムSの動作について、図6乃至図15を用いて説明する。
[3−1.情報資源の検索から検索アクセス履歴にラベルが貼り付けられるまでの動作]
はじめに、情報資源の検索から検索アクセス履歴にラベルが貼り付けられるまでの動作について説明する。図6は、本実施形態に係る情報検索システムSの情報資源の検索から検索アクセス履歴にラベルが貼り付けられるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。また、図7は、検索アクセス履歴ページ200の表示例を示す図である。また、図8は、ラベル編集ページ300の表示例を示す図である。また、図9は、履歴編集ページ400の表示例を示す図である。
先ず、ユーザが、ユーザ端末4−kを操作して所定のURLを指定することにより、図6に示すように、ユーザ端末4−kからログインリクエストが情報検索サーバ1に送信されると(ステップS1)、これを契機として、ユーザ端末4−kと情報検索サーバ1との間でログイン処理が行われる(ステップS2)。具体的に、情報検索サーバ1からユーザ端末4−kにログインページが送信され、当該ログインページを通じてユーザにより入力された会員ID及びパスワードがユーザ端末4−kから情報検索サーバ1に送信される。
そして、情報検索サーバ1においてパスワード認証を実行し、当該パスワード認証が成功すると、情報検索サーバ1は、ユーザの会員IDが設定されたCookieとともに、検索ページをユーザ端末4−kに送信する(ステップS3)。
Cookie及び検索ページを受信したユーザ端末4−kは、Cookieを保存するとともに、検索ページを画面に表示する。この検索ページには、検索ワードを入力するための入力エリア、検索種別を選択するためのボタン、検索ボタン等が設けられている。ここで、ユーザが検索ワードを入力して検索ボタンを選択すると(ステップS4)、ユーザ端末4−kは、当該検索ワード及び検索種別を設定した検索リクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS5)。
検索リクエストを受信した情報検索サーバ1は、検索処理を実行する(ステップS6)。具体的に、情報検索サーバ1は、当該リクエストに設定された検索ワードで、検索種別が示す種類の情報資源を検索用データベース102を用いて検索する。そして、情報検索サーバ1は、検索No.を新たに割り当てて検索ワード履歴を作成し、当該検索ワード履歴を、ユーザの会員ID(ユーザ端末4−kが、リクエストの送信の際にCookieとして送信してくる会員ID。以下同様)に対応付けて検索ワードデータベース103に登録する。
次いで、情報検索サーバ1は、検索された情報資源のURL、タイトル、サマリー等を検索用データベース102から取得して、これらの情報に基づき検索結果ページを作成し、当該ページをユーザ端末4−kに送信する(ステップS7)。
検索結果ページを受信したユーザ端末4−kは、当該ページを画面に表示する。ここで、検索された情報資源のタイトルを表示するリンクのうちユーザが何れかのリンクを選択すると(ステップS8)、ユーザ端末4−kは、選択されたリンクに対応付けられたイベントハンドラを起動することによりアクセス通知を情報検索サーバ1に送信するとともに(ステップS9)、当該リンクに埋め込まれたURLにより特定される情報資源にアクセスする(URLの中でドメイン名が示すWebサーバ3−jに対して、情報資源のリクエストを送信する)(ステップS10)。これにより、Webサーバ3−jからユーザ端末4−kに対して、リクエストされた情報資源が送信される。
一方、アクセス通知を受信した情報検索サーバ1は、検索アクセス履歴登録処理を実行する(ステップS11)。この検索アクセス履歴登録処理において、情報検索サーバ1は、検索アクセス履歴の登録や共有履歴の登録を行う。なお、検索アクセス履歴登録処理についての詳細は後述する。
その後、ユーザは、例えば、検索ページや検索結果ページに表示された履歴ボタンを選択すると、ユーザ端末4−kは、検索アクセス履歴ページリクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS21)。
検索アクセス履歴ページリクエストを受信した情報検索サーバ1は、検索アクセス履歴ページ作成処理を実行する(ステップS22)。この検索アクセス履歴ページ作成処理において、情報検索サーバ1は、リクエストの種別に応じて、検索アクセス履歴ページ200を作成する。なお、検索アクセス履歴ページ作成処理の詳細については後述する。
次いで、情報検索サーバ1は、作成された検索アクセス履歴ページ200を、ユーザ端末4−kに送信する(ステップS23)。
検索アクセス履歴ページ200を受信したユーザ端末4−kは、当該ページを、図7に示すように画面に表示する。なお、図7に示す検索アクセス履歴ページ200は、ユーザ自身の検索アクセス履歴全てを表示対象とした場合の検索アクセス履歴ページ200である。
この検索アクセス履歴ページ200ページには、検索バー210、カレンダー表示エリア220、検索ワード表示エリア230、表示対象履歴選択エリア240、履歴表示エリア250等が設けられている。
検索バー210には、検索ワードを入力するための入力エリア、検索種別を指定して検索を行うためのタブ、検索アクセス履歴の中から、入力された検索ワードに合致する検索アクセス履歴を検索するためのボタン等が設けられている。
カレンダー表示エリア220には、カレンダーが表示されるとともに、カレンダーの日付毎に、その日に登録された検索アクセス履歴を色分けで表示される。ここで、ユーザにより日付のリンクが選択されると、当該選択された日に登録された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。
検索ワード230には、情報資源の検索に用いられた検索ワードが新しい順に、例えば、5件表示される。検索ワード230には、検索ワードとともに、当該検索ワードにより検索された検索回数、及び当該検索ワードによる検索結果ページから、検索された情報資源に対してアクセスした件数が表示される。ここで、ユーザにより検索ワードのリンクが選択されると、当該選択された検索ワードによって検索された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。
表示対象履歴選択エリア240には、登録されているラベルの一覧を表示するラベル一覧241、ラベル編集リンク242、共有対象となっているラベルの一覧を表示する共有ラベル一覧243、共有履歴編集リンク244、登録されている評価項目の一覧を表示する評価項目一覧245、評価項目編集リンク246等が設けられている。
ラベル一覧241の何れかのラベルのリンクがユーザにより選択されると、当該選択されたラベルが付された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。また、ラベル編集リンク242が選択されると、後述するラベル編集ページ300(図8参照)に遷移する。
また、共有ラベル一覧243の何れかのラベルのリンクが選択されると、当該選択されたラベルが付された共有履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。また、共有履歴編集リンク244が選択されると、後述する共有履歴編集ページ500(図11参照)に遷移する。
また、評価項目一覧245の何れかの評価項目のリンクが選択されると、当該選択された評価項目が付された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。また、評価項目編集リンク246が選択されると、評価項目の追加、変更、削除を行うための評価項目編集ページに遷移する。
履歴表示エリア250には、検索アクセス履歴が表示される。具体的に、履歴表示エリア250には、登録された日付毎に検索アクセス履歴が区分され、その中で更に、検索に用いられた検索ワード毎に検索アクセス履歴が区分されて表示される。そして、検索ワード毎に、その検索ワード、検索種別、検索回数等が表示される。そして、検索アクセス履歴毎にその内容(検索された情報資源のタイトル、サマリー、URL、訪問日、そのときのアクセス回数、ラベルが貼り付けられている場合はそのラベル名、評価項目が設定されている場合はその評価項目名及び評価、コメントが入力されている場合はそのコメントの内容等)が表示される。
検索ワードのリンク253がユーザにより選択されると、当該選択された検索ワードによって検索された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。また、検索ワード毎に設けられた再検索リンク254が選択されると、対応する検索ワードにより情報資源の再検索が行われる。また、検索された情報資源のタイトルのリンク256が選択されると、ユーザ端末4−kによる当該情報資源へのアクセスが行われる。なお、このときには、ユーザ端末4−kから検索サーバ1に対するアクセス通知は送信されない。
また、検索アクセス履歴1件毎に設けられた履歴編集リンク257が選択されると、後述する履歴編集ページ400(図9参照)に遷移する。また、ラベルのリンク258が選択されると、当該選択されたラベルが付された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。また、評価項目のリンク259が選択されると、当該選択された評価項目が設定された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。
また、検索アクセス履歴1件毎に設けられたチェックボックス255が選択状態に設定された状態で、削除ボタン252が選択されると、選択状態にされた検索アクセス履歴が履歴データベース104から削除される。また、全選択チェックボックス251が選択状態に設定されると、全てのチェックボックス255が選択状態に設定される。
ここで、ユーザがラベル編集リンク242を選択すると(ステップS24)、ユーザ端末4−kは、ラベル編集ページリクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS25)。
ラベル編集ページリクエスト受信した情報検索サーバ1は、ユーザの会員IDに対応してラベルデータベース105に登録されているラベル管理情報に基づいてラベル編集ページ300を作成し、当該作成されたラベル編集ページ300をユーザ端末4−kに送信する(ステップS26)。
ラベル編集ページ300を受信したユーザ端末4−kは、当該ページを、図8に示すように画面に表示する。
このラベル編集ページ300には、新規ラベル登録エリア310、ラベル削除操作エリア320、ラベル一覧エリア330等が設けられている。
新規ラベル登録エリア310には、新しく追加するラベルの名称を入力するための新規ラベル名入力エリア311、追加ボタン312等が設けられている。
ラベル削除操作エリア320には、全選択チェックボックス321、削除ボタン322等が設けられている。
ラベル一覧エリア330には、既に登録されているラベルのラベル名及びそのラベルが付されている検索アクセス履歴の件数の一覧が表示される。
ラベル毎に設けられたチェックボックス331が選択状態に設定された状態で、ユーザにより削除ボタン322が選択されると、選択状態にされたラベルのラベル管理情報がラベルデータベース105から削除される。また、ラベルを表示するリンク332が選択されると、当該選択されたラベルが付された検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。また、ラベル毎に設けられた編集リンク333が選択されると、ラベル名を変更するためのラベル名変更ページに遷移する。また、全選択チェックボックス321が選択されると、全てのチェックボックス331が選択状態に設定される。
ここで、ユーザが追加したいラベル名を新規ラベル名入力エリア311に入力し、追加ボタン312を選択すると(ステップS27)、ユーザ端末4−kは、入力されたラベル名を設定したラベル登録リクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS28)。
ラベル登録リクエストを受信した情報検索サーバ1は、ラベルIDを新たに割り当ててラベル管理情報を作成し、当該ラベル管理情報を、ユーザの会員IDに対応付けてラベルデータベース105に登録する(ステップS29)。そして、情報検索サーバ1は、ステップS22で説明したように検索履歴ページ200を作成して、当該ページをユーザ端末4−kに送信する(ステップS30)。
検索履歴ページ200を受信したユーザ端末4−kは、当該ページを画面に表示する。ここで、ユーザが履歴編集リンク257を選択すると(ステップS31)、ユーザ端末4−kは、選択された履歴編集リンク257に対応する検索アクセス履歴の履歴No.を設定した履歴編集ページリクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS32)。
履歴編集ページリクエストを受信した情報検索サーバ1は、ユーザの会員IDに対応して履歴データベース104に登録されている検索アクセス履歴のうち、履歴編集ページリクエストに設定された検索アクセス履歴、当該会員IDに対応してラベルデータベース105に登録されているラベル管理情報及び評価項目データベース106に登録されている評価項目管理情報に基づいて履歴編集ページ400を作成し、当該ページをユーザ端末4−kに送信する(ステップS33)。
履歴編集ページ400を受信したユーザ端末4−kは、当該ページを、図9に示すように画面に表示する。
この履歴編集ページ400には、タイトル名編集入力エリア410、URL編集入力エリア420、サマリー編集入力エリア430、ラベル編集エリア440、評価編集エリア450、コメント編集入力エリア460、保存ボタン470、削除ボタン471等が設けられている。
タイトル名編集入力エリア410、URL編集入力エリア420、サマリー編集入力エリア430は、夫々情報資源のタイトル、URL、サマリーを編集するための入力フォームであり、初期状態として、検索アクセス履歴に設定されていた情報が夫々表示される。
ラベル編集エリア440には、検索アクセス履歴に新たに貼り付けるラベルを選択するためのプルダウンメニュー441、設定ボタン442、新規ラベル追加エリア443、追加ボタン444、現在検索アクセス履歴に付されているラベルのラベル一覧445等が設けられている。
ユーザにより何れかのラベルがプルダウンメニュー441で選択された後、設定ボタン442が選択されると、選択されたラベルがラベル一覧445に追加表示される。また、新規ラベル追加エリア443にラベル名が入力された後、追加ボタン444が選択されると、入力されたラベル名が示すラベルが追加され、当該追加されたラベルがラベル一覧445に追加表示される。また、ラベル一覧445に設けられている削除ボタン446が選択されると、対応するラベルがラベル一覧445から削除される。
評価編集エリア450には、検索アクセス履歴に新たに評価項目を設定するためのプルダウンメニュー451、5段階評価の中から評価を選択するためあのプルダウンメニュー452、設定ボタン453、新規評価項目追加エリア454、追加ボタン455、現在検索アクセス履歴に付されている評価項目の評価一覧456等が設けられている。
ユーザにより何れかの評価がプルダウンメニュー451で選択されるとともに、何れかの評価がプルダウンメニュー452で選択された後、設定ボタン453が選択されると、選択された評価項目及び評価が評価一覧456に追加表示される。また、新規評価追加エリア453に評価項目名が入力された後、追加ボタン455が選択されると、入力された評価項目名が示す評価項目がプルダウンメニュー451で選択可能となる。また、評価一覧456に設けられている削除ボタン457が選択されると、対応する評価項目が評価一覧456から削除される。
コメント編集入力エリア460は、情報資源に対するコメントを編集するための入力フォームであり、初期状態として、検索アクセス履歴に設定されていたコメントが表示される。
保存ボタン470がユーザにより選択されると、履歴編集ページ400で編集された内容で検索アクセス履歴が更新される。また、削除ボタン471が選択されると、編集対象となっている検索アクセス履歴が履歴データベース104から削除される。
ここで、ユーザがラベルの貼り付け操作等の各種編集操作を行い、保存ボタン470を選択すると(ステップS34)、ユーザ端末4−kは、編集された内容や履歴No.が設定された履歴更新リクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS35)。
履歴更新リクエストを受信した情報検索サーバ1は、当該リクエストに設定されている履歴No.に対応して履歴データベース104に登録されている検索アクセス履歴を更新する検索アクセス履歴更新処理を実行する(ステップS36)。具体的に、情報検索サーバ1は、履歴更新リクエストに設定されている編集後の内容で検索アクセス履歴の各情報を更新する。このとき、情報検索サーバ1は、ラベル名が新たに追加されている場合には、ユーザの会員IDに対応してラベルデータベース105に登録されているラベル管理情報のうち、追加されたラベル名が設定されているラベル管理情報を検索し、当該検索されたラベル管理情報に設定されているラベルIDを検索アクセス履歴中に追加設定する。更に、情報検索サーバ1は、このラベルIDと、ユーザの会員IDとが、共有履歴データベース107に登録されている共有履歴管理情報に設定されているラベルIDと、メンバーの会員IDとに一致する場合には、新たにラベルが貼り付けられた検索アクセス履歴に夫々対応する共有履歴を作成し、当該作成された共有履歴を、共有履歴管理情報の共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録する。なお、検索アクセス履歴更新処理についての詳細は後述する。
[3−2.検索アクセス履歴の共有のリクエストから共有開始までの動作]
次に、検索アクセス履歴の共有のリクエストが行われてから共有が開始されるまでの動作について説明する。図10は、本実施形態に係る情報検索システムSの検索アクセス履歴の共有のリクエストが行われてから共有が開始されるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。また、図11(a)は、共有履歴編集ページ500の表示例を示す図である。また、図11(b)は、共有履歴新規設定ページ600の表示例を示す図である。また、図12は、検索アクセス履歴ページ200の表示例を示す図であり、同図において、図7と同様の要素については同様の符号を付してある。
なお、以下の説明の前提として、ユーザ端末4−1は、オーナーとなるユーザAが利用する端末装置であるものとし、ユーザ端末4−2は、非オーナーメンバーとなるユーザBが利用する端末装置であるものとする。
ユーザ端末4−1の画面には検索アクセス履歴ページ200が表示されており、このときに、ユーザAが共有履歴編集リンク244を選択すると(ステップS51)、ユーザ端末4−kは、共有履歴編集ページリクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS52)。
共有履歴編集ページリクエストを受信した情報検索サーバ1は、ユーザAの会員IDがオーナーまたは非オーナーメンバーの会員IDとして設定されている共有履歴管理情報を検索し、当該検索された共有履歴管理情報に基づいて共有履歴編集ページ500を作成し、当該作成された共有履歴編集ページ500をユーザ端末4−1に送信する(ステップS53)。
共有履歴編集ページ500を受信したユーザ端末4−1は、当該ページを、図11(a)に示すように画面に表示する。
この共有履歴編集ページ500には、新規追加リンク510が設けられているとともに、ユーザAがオーナーとなっている共有グループがある場合には、そのグループ毎にオーナー用編集エリア520が設けられ、ユーザAが非オーナーメンバーとなっている共有グループがある場合には、そのグループ毎に非オーナーメンバー用編集エリア530等が設けられている。
新規追加リンク510がユーザAにより選択されると、後述する共有履歴新規設定ページ600に遷移する。
オーナー用編集エリア520には、共有の対象となっているラベルが表示されるとともに、メンバー追加リンク521、非オーナーメンバー一覧522等が設けられている。非オーナーメンバー一覧522には、非オーナーメンバーの名前及び電子メールアドレスが表示される。ここで、非オーナーメンバー一覧522には、オーナーAにより非オーナーメンバーとして指定されたユーザのうち、これを承認したユーザのみが表示される。
メンバー追加リンクがユーザAにより選択されると、非オーナーメンバーを追加するためのメンバー追加ページに遷移する。また、非オーナーメンバー一覧522において各非オーナーメンバー毎に設けられている削除リンク523が選択されると、当該選択された削除リンク523に対応する非オーナーメンバーの会員IDが、対応する共有履歴管理情報から削除される。
非オーナーメンバー用編集エリア530には、共有の対象となっているラベルが表示されるとともに、メンバー脱退リンク531が設けられており、当該メンバー脱退リンク531がユーザにより選択されると(ステップS54)、ユーザの会員IDが、対応する共有履歴管理情報から削除される。
ここで、ユーザAが新規追加リンク510を選択すると、ユーザ端末4−1は、共有履歴新規設定ページリクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS55)。
共有履歴新規設定ページリクエストを受信した情報検索サーバ1は、ユーザAの会員IDに対応してラベルデータベース105に登録されているラベル管理情報に基づいて、共有履歴新規設定ページ600を作成し、当該ページをユーザ端末4−kに送信する(ステップS56)
この共有履歴新規設定ページ600を受信したユーザ端末4−kは、当該ページを、図11(b)に示すように画面に表示する。
共有履歴新規設定ページ600には、共有の対象とするラベルを選択するためのプルダウンメニュー610、非オーナーメンバーとして共有グループに加えるユーザの名前及び電子メールアドレスを入力するための非オーナーメンバー入力エリア620、設定ボタン630等が設けられている。
ここで、ユーザAが、共有の対象とするラベルを選択するとともに、共有グループに加えるユーザBの名前及び電子メールアドレスを入力して、設定ボタン630を選択すると(ステップS57)、ユーザ端末4−kは、選択されたラベルのラベル名、入力されたユーザの名前及び電子メールアドレスを設定した共有履歴設定リクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS58)。
共有履歴設定リクエストを受信した情報検索サーバ1は、共有お誘いメールを送信する(ステップS59)。具体的に、情報検索サーバ1は、共有お誘いメールの本文として、共有履歴設定リクエストに設定されたユーザBの名前、所定のメッセージ、ユーザAの会員ID及び共有履歴設定リクエストに設定されたラベル名に対応するラベルIDが埋め込まれたURL等を設定し、共有履歴設定リクエストに設定された電子メールアドレスを宛先アドレスとして設定して、この共有お誘いメールを所定のメールサーバ等に送信する。
一方、ユーザ端末4−2は、所定のメールサーバを介して共有お誘いメールを受信し、ユーザBの操作に基づいて、この電子メールを表示する。ここで、ユーザBが、共有お誘いメールに記述されたURLを選択すると(ステップS60)、ユーザ端末4−kは、当該URLを設定した共有承認ページリクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS61)。
共有承認ページリクエストを情報検索サーバ1が受信すると、図6のステップS2と同様にして、ユーザ端末4−2と情報検索サーバ1との間でログイン処理が行われる(ステップS62)。
次いで、パスワード認証が成功すると、情報検索サーバ1は、共有承認ページリクエストに設定されたURLに基づいて共有承認ページを作成し、当該ページをユーザ端末4−2に送信する(ステップS63)。
当該共有承認ページを受信したユーザ端末4−2は、当該ページを画面に表示する。ここで、ユーザBが、承認ボタンを選択すると(ステップS64)、ユーザ端末4−2は、ユーザAの会員ID及び共有対象のラベルのラベルIDを設定した共有承認リクエストを情報検索サーバ1に送信する(ステップS65)。
共有承認リクエストを受信した情報検索サーバ1は、共有管理情報と共有履歴を共有履歴データベース107に登録する(ステップS66)。具体的に、情報検索サーバ1は、共有IDを新たに割り当て、共有承認リクエストに設定されたユーザAの会員ID、ラベルID及びユーザBの会員IDに基づいて共有履歴管理情報を生成し、当該共有履歴管理情報を、割り当てられた共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録する。また、情報検索サーバ1は、ユーザAの会員IDに対応して履歴データベース104に登録されている検索アクセス履歴のうち、共有対象に指定されたラベルのラベルIDが設定されている各検索アクセス履歴に夫々対応する共有履歴を作成し、当該共有履歴を、割り当てられた共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録する。
次いで、情報検索サーバ1は、ユーザBにより共有を行うことが承認された旨を通知する承認通知メールをユーザA宛に送信する(ステップS67)。
このようにして、共有グループが登録された場合には、検索アクセス履歴ページ200に設けられているラベル一覧243の何れかのラベルのリンクがユーザにより選択されると、図12に示すような検索アクセス履歴ページ200に遷移する。
この検索アクセス履歴ページ200の履歴表示エリア250には、選択されたラベルに対応する共有履歴が表示される。このとき、共有履歴1件毎に、検索操作を行ったメンバーのニックネーム261が表示される。
このように、共有グループのメンバー夫々により共有対象のラベルを貼り付けられた情報資源の検索アクセス履歴が共有履歴として表示されるので、これを参考にして、検索に用いる検索ワードを決定したり、アクセスする情報資源を決定すること等が可能となる。
例えば、メンバーは、自分の検索アクセス履歴を見て、これまでアクセスした情報資源の中で、他のメンバーに推薦したい情報資源に対して、共有対象のラベルを貼り付けることで、この情報資源に関する情報を共有履歴として他のメンバーに閲覧させりことが出来る。ことのき、評価やコメントを入力するなどして、そのメンバーが推薦していることをより明確に他のメンバーに知らせることが出来る。
また、例えば、共有履歴中に表示されるキーワードで再検索(再検索リンク254を選択することにより実行)を行い、その検索結果を表示する検索結果ページを通じて情報資源にアクセスしてみた結果、この情報資源についても他のメンバーに知らせた方が良いと考えた場合には、共有対象のラベルを貼り付けることで、この情報資源に関する情報を共有履歴として他のメンバーに知らせることが出来る。
また、図12の表示例では、同一のメンバー(「太郎」)が、同一の情報資源(「○○市場」のサイトのWebページ)について、異なるキーワード(「オークション」、「○○市場」)で検索し且つアクセスした履歴が表示されており、これを見た他のメンバーは、「オークション」を検索ワードとして再検索した場合と、「○○市場」を検索ワードとして再検索した場合と検索結果における「○○市場」の表示順位等を比較することが可能であり、これによってどちらの検索ワードを使用した方が、「○○市場」を効率よく検索することが出来るかを等を判断することが出来る。このとき、「太郎」は、どちらの検索ワードが効率よく検索出来る等といったコメントを検索ワードを選定するための参考情報として、他のメンバーに知らせることが出来る。
また、チェックボックス255は、ユーザ自身が検索操作を行った共有履歴のみに対応して設けられている。つまり、全共有履歴のうち削除することが出来る共有履歴は、ユーザ自身が検索操作を行ったもののみである。
また、ユーザ自身が検索操作を行っていない共有履歴には、履歴編集リンク257は設けられていない。その代わり、共有履歴中にコメント及び評価が未設定である場合には、追加リンク262設けられ、当該リンクがユーザにより選択されるとコメント及び評価を入力するためのコメント・評価追加ページに遷移する。一方、共有履歴中にコメント及び評価が既に設定されている場合には、履歴編集リンク257も追加リンク262も設けられない。つまり、共有グループのメンバーが検索操作を行った共有履歴のうち、自由に編集することが出来る共有履歴は、ユーザ自身が検索操作を行ったもののみであり、他のメンバーが検索操作を行った共有履歴については、コメントと評価の追加のみが行える。
また、履歴表示エリア250の上に、メンバーを選択するためのリンク群260が設けられており、何れかのメンバーのリンクがユーザにより選択されると、当該選択されたメンバーが検索操作を行った共有履歴のみを履歴表示エリア250に表示する検索アクセス履歴ページ200に遷移する。
なお、オーナーとなるユーザは、ステップS57において、情報検索システムSの会員になっていないユーザを共有グループのメンバーに指定することも可能であり、この場合には、ステップS62におけるログイン処理に代えて、指定されたユーザが情報検索システムSの会員になるために必要な会員情報の登録を行う処理が行われる。
また、共有履歴編集ページ500においてメンバー追加リンク521が選択されることにより、既存の共有グループに新たにメンバーを追加する場合には、ステップS66においては、追加されたメンバーの会員IDが共有履歴管理情報中に追加設定される処理のみが行われる。
[3−3.検索アクセス履歴登録時の動作]
次に、図6のステップS11に示した検索アクセス履歴登録処理における動作について説明する。図13は、本実施形態に係る情報検索サーバ1のシステム制御部20の検索アクセス履歴登録処理における処理の流れを示すフローチャートである。
図13に示すように、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、ユーザ端末4−kからアクセス通知を受信すると(ステップS81)、検索アクセス履歴を新たに作成し、当該検索アクセス履歴に、ユーザの会員ID、アクセス通知に設定された検索No.、URL、タイトル、サマリーを設定する(ステップS82)。
次いで、システム制御部20は、検索アクセス履歴の訪問日として、現在日時を設定する(ステップS83)。
次いで、システム制御部20は、ユーザの会員IDに対応して履歴データベース104に登録されている検索アクセス履歴のうち、アクセス通知に設定されたURLと同一のURLが設定されている検索アクセス履歴を検索する(ステップS84)。
次いで、システム制御部20は、該当する検索アクセス履歴があるか否かを判定し(ステップS85)、該当する検索アクセス履歴がある場合には(ステップS85:YES)、検索された検索アクセス履歴のうち最新の検索アクセス履歴を特定する(ステップS86)。
次いで、システム制御部20は、特定された検索アクセス履歴に設定されているアクセス回数を取得し、当該アクセス回数に1加算して、作成された検索アクセス履歴に設定する(ステップS87)。
次いで、システム制御部20は、特定された検索アクセス履歴に設定されているコメント、ラベルID、評価項目ID及び評価を、作成された検索アクセス履歴中にコピーして(ステップS88)、ステップS90に移行する。
一方、ステップS85の処理において、該当する検索アクセス履歴がない場合には(ステップS85:NO)、作成された検索アクセス履歴中にアクセス回数として1を設定して(ステップS89)、ステップS90に移行する。
ステップS90において、システム制御部20は、作成された検索アクセス履歴を、ユーザの会員IDに対応付けて履歴データベース104に登録する。
次いで、システム制御部20は、ユーザの会員IDがメンバー(オーナーまたは非オーナーメンバー)の会員IDとして設定されており、且つ、登録された検索アクセス履歴に設定されているラベルIDと同一のラベルIDが設定されている共有履歴管理情報を検索する(ステップS91)。
次いで、システム制御部20は、該当する共有履歴管理情報があるか否かを判定し(ステップS92)、該当する共有履歴管理情報がない場合には(ステップS92:NO)、検索アクセス履歴登録処理を終了させる。
一方、システム制御部20は、該当する共有履歴管理情報がある場合には(ステップS92:YES)、該当する共有履歴管理情報のうち一つを特定する(ステップS93)。
次いで、システム制御部20は、新たに共有履歴を作成し、特定された共有履歴管理情報から共有IDを取得して、当該共有IDを、作成された共有履歴中に設定する(ステップS94)。
次いで、システム制御部20は、ユーザの会員IDを検索したメンバーの会員IDとして、作成された共有履歴中に設定する(ステップS95)。
次いで、システム制御部20は、ステップS90において登録された検索アクセス履歴に設定されている履歴No.、検索No.、URL、タイトル、サマリー、アクセス回数、訪問日時、コメント、ラベルID、評価項目ID及び評価を、作成された共有履歴中にコピーする(ステップS96)。
次いで、システム制御部20は、作成された共有履歴を、特定された共有履歴管理情報の共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録する(ステップS97)。
次いで、システム制御部20は、検索された共有履歴管理情報全てについて共有履歴が登録されたか否かを判定し(ステップS98)、共有履歴が登録されていない共有履歴管理情報が存在する場合には(ステップS98:NO)、ステップS93に移行して、次の共有履歴管理情報を特定し、共有履歴の登録を行う(ステップS93〜97)。
そして、システム制御部20は、検索された共有履歴管理情報全てについて共有履歴が登録された場合には(ステップS98:YES)、検索アクセス履歴登録処理を終了させる。
[3−4.検索アクセス履歴ページ作成時の動作]
次に、図6のステップS22に示した検索アクセス履歴ページ作成処理における動作について説明する。図14は、本実施形態に係る情報検索サーバ1のシステム制御部20の検索アクセス履歴ページ作成処理における処理の流れを示すフローチャートである。
図14に示すように、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、ユーザ端末4−kから検索アクセス履歴ページリクエストを受信すると(ステップS111)、当該リクエストに設定されたURLに埋め込まれているリクエストの種別がデフォルト指定であるか否か、すなわち、ユーザ自身の全検索アクセス履歴を表示対象とすることが指定されたか否かを判定する(ステップS112)。
このとき、システム制御部20は、リクエストの種別がデフォルト指定である場合には(ステップS112:YES)、ユーザの会員IDに対応する検索アクセス履歴を、例えば、最新10件分履歴データベース104から取得して(ステップS113)、ステップS121に移行する。
一方、システム制御部20は、リクエストの種別がデフォルト指定ではない場合には(ステップS112:NO)、リクエストの種別がラベル指定であるか否か、すなわち、ユーザ自身の検索アクセス履歴のうち、選択されたラベルが付された検索アクセス履歴を表示対象とすることが指定されたか否かを判定する(ステップS114)。
このとき、システム制御部20は、リクエストの種別がラベル指定である場合には、(ステップS114:YES)、ユーザの会員IDに対応する検索アクセス履歴のうち、URLに埋め込まれているラベルIDが設定されている検索アクセス履歴を、例えば、最新10件分履歴データベース104から取得して(ステップS115)、ステップS121に移行する。
一方、システム制御部20は、リクエストの種別がラベル指定ではない場合には(ステップS114:NO)、リクエストの種別が共有指定であるか否か、すなわち、選択されたラベルが付された全共有履歴を表示対象とすることが指定されたか否かを判定する(ステップS116)。
このとき、システム制御部20は、リクエストの種別が共有指定である場合には、(ステップS116:YES)、履歴データベース104から、ユーザの会員IDがメンバーの会員IDとして設定されており、且つ、URLに埋め込まれているラベルIDと同一のラベルIDが設定されている共有管理情報を特定し、特定された共有管理情報に設定されている共有IDに対応する共有履歴を、例えば、最新10件分共有履歴データベース107から取得して(ステップS117)、ステップS121に移行する。
一方、システム制御部20は、リクエストの種別が共有指定ではない場合には(ステップS116:NO)、リクエストの種別が共有メンバー指定であるか否か、すなわち、選択されたメンバーが検索操作を行った共有履歴を表示対象とすることが指定されたか否かを判定する(ステップS118)。
このとき、システム制御部20は、リクエストの種別が共有メンバー指定である場合には(ステップS118:YES)、履歴データベース104から、ユーザの会員IDがメンバーの会員IDとして設定されており、且つ、URLに埋め込まれているラベルIDと同一のラベルIDが設定されている共有管理情報を特定し、当該特定された共有管理情報に設定されている共有IDに対応する共有履歴のうち、選択されたメンバーの会員IDとしてURLに埋め込まれている会員IDが検索メンバーの会員IDとして設定されている共有履歴を、例えば、最新10件分履歴データベース104から取得して(ステップS119)、ステップS121に移行する。
一方、システム制御部20は、リクエストの種別が共有メンバー指定ではない場合には(ステップS118:NO)、当該種別に応じた検索アクセス履歴を共有履歴データベース107から取得して(ステップS120)、ステップS121に移行する。
ステップS121において、システム制御部20は、取得された検索アクセス履歴、当該検索アクセス履歴に対応する検索ワード履歴、ラベル管理情報、評価項目管理情報、会員情報等に基づいて検索アクセス履歴ページ200を作成して(ステップS121)、検索アクセス履歴ページ作成処理を終了させる。
[3−5.検索アクセス履歴更新時の動作]
次に、図6のステップS36に示す検索アクセス履歴更新処理における動作について説明する。図15は、本実施形態に係る情報検索サーバ1のシステム制御部20の検索アクセス履歴更新処理における処理の流れを示すフローチャートである。
図15に示すように、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、ユーザ端末4−kから履歴更新リクエストを受信すると(ステップS151)、ユーザの会員IDに対応してラベルデータベース105に登録されているラベル管理情報のうち、履歴更新リクエストに設定されているラベル名が設定されているラベル管理情報を検索し、検索されたラベル管理情報からラベルIDを取得する(ステップS152)。すなわち、システム制御部20は、ユーザから更新がリクエストされた検索アクセス履歴に既にラベルが貼り付けられている場合には当該ラベルのラベルIDを取得するとともに、当該検索アクセス履歴に対して新たにラベルが貼り付けられる場合には当該ラベルのラベルIDを取得する。
次いで、システム制御部20は、更新対象の検索アクセス履歴に設定されているラベルIDを取得した後、すなわち、ユーザから更新がリクエストされた検索アクセス履歴に既にラベルが貼り付けられている場合には当該ラベルのラベルIDを取得した後(ステップS153)、履歴更新リクエストに設定されている内容で当該検索アクセス履歴を更新する(ステップS154)。ここで、システム制御部20が、ステップS153において更新対象の検索アクセス履歴からラベルIDを取得しているのは、ステップS154で検索アクセス履歴が更新されることにより、更新後の検索アクセス履歴に設定されているラベルIDと履歴更新リクエストに設定されているラベルIDとが一致してしまい、この後のステップS155の処理において、両者の差分によってラベルが新たに貼り付けられるのか否かを判定することが出来なくなるからである。
次いで、システム制御部20は、ステップS152において取得したラベルIDとステップS153において取得したラベルIDとを比較することにより、ラベルを新たに貼り付けるか否かを判定する(ステップS155)。このとき、システム制御部20は、ラベルを新たに貼り付けない場合、すなわち、ステップS152において取得したラベルID全てがステップS153において取得したラベルIDに含まれる場合には(ステップS155:NO)、検索アクセス履歴更新処理を終了させる。
一方、システム制御部20は、ラベルを新たに貼り付ける場合、すなわち、ステップS152において取得したラベルIDのうち、ステップS153において取得したラベルIDに含まれないラベルIDがある場合には(ステップS155:YES)、ユーザの会員IDに対応して履歴データベース104に登録されているラベル管理情報のうち、ステップS154において更新された検索アクセス履歴に設定されているURLと同一のURLが設定されている他の検索アクセス履歴を検索する(ステップS156)。
次いで、システム制御部20は、該当する検索アクセス履歴があるか否かを判定する(ステップS157)、このとき、システム制御部20は、該当する検索アクセス履歴がない場合、すなわち、更新された検索アクセス履歴に設定されているURLと同一のURLが設定されている他の検索アクセス履歴がない場合には(ステップS157:NO)、検索アクセス履歴更新処理を終了させる。
一方、システム制御部20は、該当する検索アクセス履歴がある場合、すなわち、更新された検索アクセス履歴に設定されているURLと同一のURLが設定されている他の検索アクセス履歴がある場合には(ステップS157:YES)、新たに貼り付けるラベルのラベルIDを、該当する検索アクセス履歴全てに追加設定する(ステップS158)。これにより、既に登録されているユーザの検索アクセス履歴であり、且つ、更新された検索アクセス履歴に設定されているURLと同一のURLが設定されている検索アクセス履歴に対して新たにラベルが貼り付けられる。
次いで、システム制御部20は、ユーザの会員IDがメンバー(オーナーまたは非オーナーメンバー)の会員IDとして設定されており、且つ、新たに貼り付けるラベルのラベルIDと同一のラベルIDが設定されている共有履歴管理情報を検索する(ステップS159)。
次いで、システム制御部20は、該当する共有履歴管理情報があるか否かを判定する(ステップS160)。このとき、システム制御部20は、該当する共有履歴管理情報がない場合には(ステップS160:NO)、検索アクセス履歴更新処理を終了させる。
一方、システム制御部20は、該当する共有履歴管理情報がある場合には、ステップS156において検索された検索アクセス履歴のうち一つを特定する(ステップS161)。
次いで、システム制御部20は、新たに共有履歴を作成し、該当する共有履歴管理情報から共有IDを取得して、当該共有IDを、作成された共有履歴中に設定する(ステップS162)。
次いで、システム制御部20は、ユーザの会員IDを検索したメンバーの会員IDとして、作成された共有履歴中に設定する(ステップS163)。
次いで、システム制御部20は、特定された検索アクセス履歴に設定されている履歴No.、検索No.、URL、タイトル、サマリー、アクセス回数、訪問日時、コメント、ラベルID、評価項目ID及び評価を、作成された共有履歴中にコピーする(ステップS164)。
次いで、システム制御部20は、作成された共有履歴を、特定された共有履歴管理情報の共有IDに対応付けて共有履歴データベース107に登録する(ステップS165)。これにより、既に登録されているユーザの検索アクセス履歴が共有履歴として新たに共有される。
次いで、システム制御部20は、検索された検索アクセス履歴全てについて共有履歴が登録されたか否かを判定し(ステップS166)、共有履歴が登録されていない検索アクセス履歴が存在する場合には(ステップS166:NO)、ステップS161に移行して、次の検索アクセス履歴を特定し、共有履歴の登録を行う(ステップS161〜165)。
そして、システム制御部20は、検索された検索アクセス履歴全てについて共有履歴が登録された場合には(ステップS166:YES)、検索アクセス履歴登録処理を終了させる。これにより、オーナーだけではなく、非オーナーメンバーであっても、共有履歴において共有対象とするラベルを自己の検索アクセス履歴に追加して貼り付けることで、この既に登録されている自己の検索アクセス履歴を他のメンバーとの間で共有すること出来る。
以上説明したように、本実施形態によれば、検索された情報資源のうちユーザ端末4−kによりアクセスされた情報資源のURLと、当該情報資源の検索に用いられた検索ワードを示す検索No.と、を含む検索アクセス履歴が、当該ユーザ端末4−kを利用したユーザの会員IDと、当該検索アクセス履歴に付されるラベル名のラベルIDと、に対応付けて履歴データベース104に登録されており、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、共有対象とする検索アクセス履歴を指定するラベル名を含む共有要求情報をユーザ端末4−kから受信すると、オーナーの会員IDに対応する検索アクセス履歴のうち当該ラベル名のラベルIDを含む検索アクセス履歴の内容をコピーした共有履歴を、オーナーの会員IDと非オーナーの会員IDが設定された共有履歴情報の共有IDに対応付けて、共有履歴データベース107に登録する。そして、システム制御部20は、ユーザ端末4−kから送信された検索アクセス履歴ページリクエストに応じて、ユーザの会員IDに対応する検索アクセス履歴を、当該検索アクセス履歴に付されたラベル名とともに表示する検索アクセス履歴ページ200を送信する。このとき、システム制御部20は、オーナーと非オーナーメンバーとの双方に対応する共有履歴についての検索アクセス履歴ページ200を、オーナーが利用するユーザ端末4−kからの要求に応じて当該ユーザ端末4−kに送信する一方、非オーナーメンバーが利用するユーザ端末4−kからの要求に応じて当該ユーザ端末4−kに送信する。
従って、共有元ユーザについて、検索された情報資源の中でどの情報資源がアクセスされ、且つ、当該アクセスされた情報資源の検索にどのような検索ワードが用いられたかという情報を含む検索アクセス履歴のうち、オーナーにより指定されたラベルが付された検索アクセス履歴のみをオーナーと非オーナーメンバーとの間で共有可能となり、双方がこれを閲覧することが出来る。
これによって、非オーナーメンバーは、例えば、共有された検索アクセス履歴を参考にして、検索に用いる検索ワードを決定したり、アクセスする情報資源を決定すること等が可能となるので、検索アクセス履歴をより有効に活用することが出来る。また、その一方で、共有する検索アクセス履歴の範囲をラベルで限定することが出来るので、例えば、オーナーが公開することを望まない検索アクセス履歴については共有されないようにしたり、オーナーがラベルを付すことによって分類された検索アクセス履歴が共有されることにより、その共有された検索アクセス履歴を利用しやすくすること等が可能となる。
また、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、共有要求情報をユーザ端末4−kから受信すると、オーナーの会員ID、非オーナーの会員ID及び指定されたラベル名のラベルIDを含む共有履歴管理情報をデータベース107に登録し、検索結果ページを通じてユーザが情報資源のURLが埋め込まれたリンクを選択したときにユーザ端末4−kから送信されるアクセス通知を受信すると、システム制御部20は、検索アクセス履歴を履歴データベース104に登録する。このとき、システム制御部20は、登録された検索アクセス履歴に設定されたラベルIDが、共有履歴管理情報に設定されているラベルIDと一致し、且つ、ユーザの会員IDが、当該共有履歴管理情報に設定されているメンバーの会員IDと一致する場合には、当該共有履歴管理情報の共有IDに対応付けて共有履歴を登録することにより、当該共有履歴をオーナーと非オーナーメンバーとの双方に対応付けさせる。
従って、共有履歴管理情報が登録された後は、オーナーに関する検索アクセス履歴と、共有先ユーザに関する検索アクセス履歴とのうち、オーナーにより指定されたラベルが付されるべき検索アクセス履歴が、共有履歴として、オーナーと非オーナーメンバーとの双方に対応付けて登録されるので、新たに登録されるオーナーの検索アクセス履歴と非オーナーメンバーの検索アクセス履歴とをも共有することが出来る。
また、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、ユーザ端末4−kから履歴更新リクエストを受信すると、ユーザの会員IDに対応する検索アクセス履歴のうち、履歴更新リクエストに設定されたURLを含む検索アクセス履歴中に、当該リクエストに設定されたラベル名のラベルIDを設定するので、同一のURLが設定された検索アクセス履歴の単位で、ユーザが所望するラベルを付すことが出来るとともに、既に共有されている検索アクセス履歴に当該ラベルが付されている場合には、当該ラベルが新たに付された検索アクセス履歴を追加して共有することが出来る。
また、情報検索サーバ1のシステム制御部20は、ユーザ端末4−kからラベル追加リクエストを受信すると、ラベル管理情報をユーザの会員IDに対応付けてラベルデータベース105に登録し、ユーザ端末4−kから履歴編集リクエストを受信すると、ユーザの会員IDに対応するラベル管理情報等に基づいて、検索アクセス履歴に貼り付けるラベルを選択可能な履歴編集ページ400を作成し、当該ページをユーザ端末4−kに送信するので、検索アクセス履歴に貼り付けるラベル情報を簡単に選択することが出来る。
なお、上記実施形態においては、検索アクセス履歴と共有履歴とを別々に登録していたが、例えば、共有履歴を登録する代わりに、共有対象の検索アクセス履歴について検索操作を行った会員の会員IDと、当該検索アクセス履歴の履歴IDとを時系列順に設定した管理情報を登録し、共有されている検索アクセス履歴を表示する検索アクセス履歴ページ200を作成する際には、当該管理情報から各メンバーの検索アクセス履歴を参照して当該ページの作成を行うようにしても良い。
また、上記実施形態においては、ユーザが情報検索システムSの会員として登録されていないと、検索アクセス履歴の共有を含む履歴サービスの利用が出来ないようにしていたが、情報検索システムSの会員ではなくとも履歴サービスの利用が可能なようにしても良い。この場合には、例えば、情報検索サーバ1は、アクセスしてきたユーザ端末4−kに対して、固有の識別情報を設定したCookieを送信してこれをユーザ端末4−kにより保存させるようにすれば良い。これにより、ユーザ端末4−kからのリクエストが送信されてくる度に当該Cookieも送信されてくるので、このCookieに設定された識別情報に対応して検索アクセス履歴の登録の処理を行ったり、検索アクセス履歴ページ200の作成を行うことが出来る。
また、共有履歴のオーナーを変更可能なようにしても良い。これにより、例えば、オーナーが、共有グループの管理を他のメンバーに任せたり、共有グループは存続したままで、オーナー自身がその共有グループを脱退することが出来る。この場合には、例えば、共有履歴管理情報において、オーナーの会員IDと、オーナーが指定した非オーナーメンバーの会員IDと、を入れ替えて設定すれば良い。
本実施形態に係る情報検索システムSの概要構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報検索サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である 会員情報データベース101に登録される情報の内容の一例を示す図である。 (a)は、検索ワードデータベース103に登録される情報の内容の一例を示す図であり、(b)は、履歴データベース104に登録される情報の内容の一例を示す図であり、(c)は、ラベルデータベース105に登録される情報の内容の一例を示す図であり、(d)は、評価項目データベース106に登録される情報の内容の一例を示す図である 共有履歴データベース107に登録される情報の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報検索システムSの情報資源の検索から検索アクセス履歴にラベルが貼り付けられるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。 検索アクセス履歴ページ200の表示例を示す図である。 ラベル編集ページ300の表示例を示す図である。 履歴編集ページ400の表示例を示す図である。 本実施形態に係る情報検索システムSの検索アクセス履歴の共有のリクエストが行われてから共有が開始されるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。 (a)は、共有履歴編集ページ500の表示例を示す図であり、(b)は、共有履歴新規設定ページ600の表示例を示す図である。 検索アクセス履歴ページ200の表示例を示す図である。 本実施形態に係る情報検索サーバ1のシステム制御部20の検索アクセス履歴登録処理における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報検索サーバ1のシステム制御部20の検索アクセス履歴ページ作成処理における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報検索サーバ1のシステム制御部20の検索アクセス履歴更新処理における処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報検索サーバ
3−j Webサーバ
4−k ユーザ端末
11 操作部
12 表示部
13 通信部
14 ドライブ部
15 記憶部
16 入出力インタフェース
17 CPU
18 ROM
19 RAM
20 システム制御部
21 システムバス
101 会員情報データベース
102 検索用データベース
103 検索ワードデータベース
104 履歴データベース
105 ラベルデータベース
106 評価項目データベース
107 共有履歴データベース
NW ネットワーク
S 情報検索システム

Claims (9)

  1. ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置と、前記ネットワークを介して前記端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置と、を備える情報検索システムであって、
    前記情報検索装置は、
    前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースと、
    前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識手段と、
    前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信手段と、
    前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信手段と、
    ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信手段と、
    前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定手段と、
    前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    ユーザの指令に基づいて、前記ユーザ識別情報を前記情報検索装置に送信するユーザ識別情報送信手段と、
    ユーザの指令に基づいて、前記閲覧要求情報を前記情報検索装置に送信する閲覧要求送信手段と、
    前記情報検索装置により送信された履歴画面情報を受信する履歴画面情報受信手段と、
    前記受信された履歴画面情報に基づいて、当該履歴画面情報が示す履歴を、当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに画面に表示する履歴表示手段と、
    ユーザの指令に基づいて、前記共有要求情報を前記情報検索装置に送信する共有要求送信手段と、を備え、
    前記情報検索装置の前記履歴画面情報送信手段は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする情報検索システム。
  2. ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置であって、
    前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースと、
    前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識手段と、
    前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信手段と、
    前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信手段と、
    ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信手段と、
    前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定手段と、
    前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録手段と、を備え、
    前記履歴画面情報送信手段は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする情報検索装置。
  3. 請求項2に記載の情報検索装置において、
    ユーザにより入力された前記キーワード情報を前記端末装置から受信するキーワード情報受信手段と、
    前記受信されたキーワード情報に基づいて、前記提示情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索結果の表示画面を構成し、且つ、検索された前記提示情報の前記提示情報特定情報が選択可能に埋め込まれた検索結果画面情報を前記端末装置に送信する検索結果画面情報送信手段と、
    前記送信された検索結果画面情報を通じてユーザにより前記提示情報特定情報が選択されたことによって前記提示情報へのアクセスが前記端末装置に対して指示された場合に、当該指示の通知を示すアクセス指示通知情報を当該端末装置から受信するアクセス指示通知受信手段と、
    前記受信されたアクセス指示通知情報に基づいて、前記履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、
    前記生成された履歴情報を、当該履歴情報に対して付すべき前記ラベル情報と、前記アクセス指示通知情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザと、に対応付けて前記データベースに登録する履歴情報登録手段と、を更に備え、
    前記共有登録手段は、前記共有元ユーザの前記ユーザ識別情報である共有元ユーザ識別情報と、前記共有先ユーザの前記ユーザ識別情報である共有先ユーザ識別情報と、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報を識別するためのラベル識別情報と、を含む共有管理情報を前記データベースに登録し、
    前記履歴情報登録手段は、前記履歴情報に対して付すべき前記ラベル情報の前記ラベル識別情報と、前記閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザの前記ユーザ識別情報とが、前記登録された共有管理情報に含まれる前記ラベル識別情報と、当該共有管理情報に含まれる何れか一方の前記ユーザ識別情報と、に夫々一致する場合には、双方の前記ユーザ識別情報が夫々示すユーザに対応付けて前記履歴情報を登録することを特徴とする情報検索装置。
  4. 請求項3に記載の情報検索装置において、
    前記ラベル情報の貼付の要求を示し、且つ、ユーザにより指定された前記ラベル情報と、前記履歴情報のうち当該ラベル情報を付す対象とする前記提示情報の前記提示情報特定情報と、を含むラベル貼付要求情報を受信するラベル貼付要求受信手段と、
    前記ラベル貼付要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報のうち、当該ラベル貼付要求情報に含まれる前記提示情報特定情報を含む前記履歴情報を、当該ラベル貼付要求情報に含まれる前記ラベル情報に対応付けて前記データベースに登録する貼付登録手段と、を更に備え、
    前記貼付登録手段は、前記ラベル貼付要求情報に含まれる前記ラベル情報の前記ラベル識別情報と、当該ラベル貼付要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザの前記ユーザ識別情報とが、前記登録された共有管理情報に含まれる前記ラベル識別情報と、当該共有管理情報に含まれる何れか一方の前記ユーザ識別情報と、に夫々一致する場合には、当該一方のユーザ識別情報が示すユーザに対応する前記履歴情報のうち、当該ラベル情報に対応する前記履歴情報を、他方の前記ユーザ識別情報が示すユーザに更に対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする情報検索装置。
  5. 請求項4に記載の情報検索装置において、
    前記ラベル情報の登録要求を示し、且つ、ユーザにより入力された前記ラベル情報を含むラベル登録要求情報を前記端末装置から受信するラベル登録要求受信手段と、
    前記受信されたラベル登録要求情報に含まれる前記ラベル情報を、当該ラベル登録要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応付けて前記データベースに登録するラベル登録手段と、
    前記端末装置からの要求に応じて、当該端末装置を利用するユーザに対応する各前記ラベル情報のうち共有対象とする前記履歴情報を指定する前記ラベル情報を選択するための表示画面を構成するラベル選択画面情報を当該端末装置に送信するラベル選択画面情報送信手段と、を更に備え、
    前記共有要求受信手段は、前記送信されたラベル選択画面情報を通じてユーザにより選択された前記ラベル情報を含む前記共有要求情報を受信することを特徴とする情報検索装置。
  6. 請求項2乃至5の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記共有先ユーザ特定情報は、前記共有先ユーザの電子メールアドレスであり、
    前記共有先ユーザ特定手段は、
    前記履歴の共有が要求されたことを通知する電子メールを前記共有要求情報に含まれる前記電子メールアドレス宛に送信するメール送信手段と、
    前記履歴の共有の承諾を示し、且つ、前記送信された電子メールを受信した前記端末装置から前記共有先ユーザの指令に基づいて送信された共有承諾情報を受信する共有承諾情報受信手段と、を備え、
    前記共有承諾情報を送信してくる前記端末装置から前記ユーザ識別情報を受信することにより、前記共有先ユーザを特定することを特徴とする情報検索装置。
  7. 請求項2乃至6の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記ラベル情報は、当該ラベル情報が付される前記履歴情報を分類するための情報であることを特徴とする情報検索装置。
  8. ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置であって、前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースを備える情報検索装置による履歴共有方法において、
    前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識工程と、
    前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信工程と、
    前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信工程と、
    ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信工程と、
    前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定工程と、
    前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録工程と、を備え、
    前記履歴画面情報送信工程は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする履歴共有方法。
  9. ユーザに対して提示すべき提示情報をネットワークを介してサーバ装置から取得する端末装置からの要求に応じて当該提示情報を検索する情報検索装置であって、前記検索に関する履歴を示し、且つ、検索された前記提示情報のうち前記端末装置によりアクセスされた前記提示情報を前記ネットワーク上において特定する提示情報特定情報と、当該提示情報の検索に用いられたキーワード情報を示す情報と、を含む履歴情報を、当該端末装置を利用したユーザと、当該履歴情報に付され、且つ、当該提示情報特定情報に対応して予めユーザにより設定されたラベル情報と、に対応付けて登録しておくデータベースを備える情報検索装置に含まれるコンピュータを、
    前記端末装置を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報を当該端末装置から受信し、当該ユーザ識別情報に基づいて当該ユーザを認識するユーザ認識手段、
    前記履歴情報の閲覧要求を示す閲覧要求情報を前記端末装置から受信する閲覧要求受信手段、
    前記受信された閲覧要求情報を送信してきた前記端末装置を利用するユーザに対応する前記履歴情報が示す履歴を当該履歴情報に対応する前記ラベル情報とともに表示する画面を構成する履歴画面情報を、当該端末装置に送信する履歴画面情報送信手段、
    ユーザ自身の前記履歴を他のユーザと共有させる要求を示し、且つ、当該他のユーザである共有先ユーザを特定する情報として、共有を要求するユーザである共有元ユーザにより入力された共有先ユーザ特定情報と、共有対象とする前記履歴情報を指定する情報として当該共有元ユーザにより指定された前記ラベル情報と、を含む共有要求情報を前記端末装置から受信する共有要求受信手段、
    前記受信された共有要求情報に含まれる前記共有先ユーザ特定情報に基づいて、前記共有先ユーザを特定する共有先ユーザ特定手段、
    前記共有元ユーザに対応する前記履歴情報のうち、前記受信された共有要求情報が含む前記ラベル情報に対応する前記履歴情報を、前記特定された共有先ユーザに更に対応付けて前記データベースに登録する共有登録手段、として機能させ、
    前記履歴画面情報送信手段は、前記共有元ユーザと前記共有先ユーザとの双方に対応する前記履歴情報についての前記履歴画面情報を、当該共有元ユーザが利用する前記端末装置からの要求及び当該共有先ユーザが利用する前記端末装置からの要求夫々に応じて送信することを特徴とする履歴共有処理プログラム。
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