JP4638081B2 - ネットワークシステム及びオンラインブックマーク提供方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上にブックマークを配置できるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上のホームページを手軽にアクセスするための一手段として、ブックマーク或いはお気に入りと呼ばれる機能が用意されている。ブックマークは、例えば、各コンピュータにインストールされたブラウザ上に用意され、ユーザが、参照しているホームページを気に入ると、これを登録することができる機能である。ユーザは、次回からは、ブックマークに登録されているページ名を指定するだけで、そのページが読み出されて、表示される。
【0003】
ブックマークは、便利な機能であるが、各ブラウザに付属した機能であるため、ブラウザ毎にブックマークを登録しなければならないという問題がある。このため、例えば、端末装置を交換した場合や、複数の端末装置或いはブラウザを使用する場合に、登録作業が繁雑であるという問題がある。
【0004】
このような問題を解決する一手法として、オンラインブックマークが提供されている。オンラインブックマークは、各ユーザのブックマークをインターネット上の所定のサイトに登録する機能である。各ユーザは、このサイトにアクセスして、ブックマークを登録し、ブックマークに登録されているページ名を指定するだけで、そのページが読み出されて、表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオンラインブックマークは、専用のログインサイトからログインして使用する必要があり、アクセスが不便であった。
また、自己の登録した情報が提供されるにすぎず、アクセスできる情報の範囲が限られており、より好適なページが存在するにもかかわらず、アクセスできないことが多かった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、任意のホームページやサイトを容易にアクセスできるようにすることを目的とする。
また、本発明は、ユーザに情報の所在をナビゲートできるオンラインブックマークを提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る、オンラインブックマーク提供方法は、
受付手段が、複数のサイトに配置されたログインページのいずれかからのログインを受け付ける工程と、
判別手段が、ログインした利用者とログインページとを判別する工程と、
生成手段が、前記判別手段が判別した利用者について予め登録されていたブックマークとログインしたログインページ用のブックマークとを表示するホームページを生成する工程と、
提供手段が、前記生成手段が生成したホームページを利用者の端末に提供する工程と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るネットワークシステムは、
利用者と該利用者用の情報のアドレスのリストと、アクセスのルートと該ルート用の情報のアドレスのリストと、を記憶する記憶手段と、
利用者からのネットワークを介したアクセスを受け付け、利用者を判別し、判別した利用者用のアドレスのリストを前記記憶手段から読み出す利用者用アドレス読出手段と、
利用者からのアクセスのルートを判別するルート判別手段と、
前記ルート判別手段により判別されたルート用のアドレスのリストを前記記憶手段から読み出すルート別アドレス読出手段と、
前記利用者用アドレス読出手段により読み出されたアドレスのリストと、前記ルート別アドレス読出手段により読み出されたアドレスのリストとを利用者に提示する提示手段と、
を備えることを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、利用者は、アドレスのリスト、例えば、ブックマークを記憶手段に記憶させ、ネットワークを介してアクセスすることにより、リストを参照することが可能となる。さらに、アクセスのルートに応じて選択された好適な情報のリストを提示することが可能となる。
【0012】
例えば、前記記憶手段は利用者の識別情報と該利用者が参照するホームページのリストを含む利用者別ブックマークと、ログインページ別ブックマークとを記憶し、前記利用者用アドレス読出手段は、ネットワーク上に配置された複数のログインページのいずれかからのログインに応答して、ログインした利用者を判別し、判別した利用者に対応するブックマークを前記記憶手段から読み出し、前記ルート別アドレス読出手段は、ネットワーク上に配置された前記複数のログインページのいずれからログインが成されたかを判別し、判別したログインページに対応するブックマークを前記記憶手段から読み出し、前記提示手段は、利用者用アドレス読出手段が読み出したブックマークと前記ルート別アドレス読出手段が読み出したブックマークとを表すホームページを生成して利用者に送信する手段を含む。
【0017】
コンピュータに上記方法を実行させ、或いは、コンピュータを上記システムとして動作させるためのプログラムを記録媒体に格納して頒布したり、伝送媒体を介して配布したりしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るオンラインブックマークシステムを図面を参照して説明する。
【0019】
この実施形態にオンラインブックマークシステムは、図1に示すように、インターネット上に配置された複数の情報提供サイト11(111〜11n)とブックマークサイト13とユーザ端末21(211〜21n)とから構成される。
【0020】
各情報提供サイト11は、インターネット上の端末からのアクセスを受け付けて、各サイトがテーマとする情報をホームページの形式で提供する。
各情報提供サイト11が提供するホームページは、図2に示すような、オンラインブックマークサービスにログインするためのホームページ(ログインページ)を含む。
【0021】
ブックマークサイト13は、ユーザが自己のブックマークを登録してアクセスすることを可能とするサイトであり、図3に示すように、サーバ131と、ログインページ情報DB(データベース)132と、ユーザ情報DB133と、URLDB134とを備える。ここで、ブックマークとは、ネットワーク上の様々な情報へのアクセスを容易にするために、アクセス対象の情報の識別情報とアクセス対象の情報の所在地のアドレス(例えば、URLやIPアドレス)とを対応付けるリストであり、「お気に入り」等とも称される。
【0022】
サーバ131は、WWWサーバとしての機能(ウエッブ制御機能)とデータベースサーバとしての機能(DB制御機能)とを備える。なお、サーバ131は、物理的に1台のコンピュータ装置で構成される必要はなく、複数台のコンピュータから構成されてもよい。
【0023】
サーバ131は、WWWサーバとして、インターネットINを介して各ユーザ端末21からのアクセスを受け付けて、認証処理を行い、さらに、データベース132〜134から情報を抽出してホームページを作成し、アクセス元のユーザ端末21に提供する。
【0024】
サーバ131は、DBサーバとして、ログインページ情報DB132と、ユーザ情報DB133と、URLDB134とをアクセスし、データを読み出し或いはデータを追加・更新する。
【0025】
ログインページ情報DB132は、図4に模式的に示すように、図2に示すログインページ別にブックマークを、例えば、XML(eXtensible Markup Language)ファイルの形式で記憶する。各ブックマークは、ログインページを掲載するサイトが提供したい情報のリストであり、ログインページ毎に予め定められている。例えば、ビジネスをテーマとするサイトに配置されたログインページ用のブックマークは主にビジネス関連サイトやリラックス用のサイトのリンク集とされ、旅行をテーマとするサイトに配置されたログインページ用のブックマークは主に旅行関連サイトやショッピング関連サイトのリンク集とされる(但し、限定されるものではない)。ブックマークの構成自体は任意であるが、例えば、ブックマーク名、フォルダ名、ホームページ名、URL番号などからなる。
【0026】
ユーザ情報DB133は、図5に概念的に示すように、ユーザ別に、ユーザ名、ID、パスワード、ブックマーク及び嗜好情報を、例えば、XMLファイルの形式で記憶する。例示するように、ブックマークは、ツリー構造で定義され、ブックマーク名、フォルダ名、ホームページ名、URL番号等の情報を含む。ブックマーク名、フォルダ名等はユーザにより設定される。
また、嗜好情報とは、そのユーザが興味を持っている分野に関する情報であり、その内容の種類は特に限定されるものではない。ただし、この実施の形態では、ユーザがブックマークに登録している有効なURLのリストである。
【0027】
なお、ログインページ情報DB132とユーザ情報DB133に登録されるURL番号は、URLDB134に登録されているURLの登録番号である。
【0028】
URLDB134は、図6に例示するように、URLを登録する。例えば、あるホームページのURLが変更になった場合、URLDB134上のURLを書き換えれば、ログインページ情報DB132やユーザ情報DB133に登録されているURL番号を書き換えなくてもよい。
【0029】
次に、上記構成のシステムの動作を説明する。
(ブックマークの登録)
ブックマークサイト13が提供するサービスを利用するためには、ユーザ登録を行い、自己のブックマークを登録する必要がある。
【0030】
まず、ユーザは、複数の情報提供サイト11が提供する複数のログインページのうちの任意のものにアクセスし、ユーザ登録の処理を行う。
即ち、図2の画面上で、「未登録の方はこちら」をクリックする。すると、リンク先のブックマークサイト13の所定ページに制御が移り、サーバ131は図8に示す処理を開始する。
【0031】
ここで、ユーザは、サーバ131が提供する案内画面に従ってユーザ名とIDとパスワードを指定する。サーバ131は、指定されたIDが既に登録(使用)されているか否かを判別し、登録済みであれば、IDの変更を促す。一方、未登録であれば、ユーザ名とIDとパスワードとを対応付けて一旦内部メモリなどに記憶する(ステップS11)。
【0032】
次に、ユーザは、サーバ131の提供する案内画面に従って、自己のブックマーク(お気に入りファイル)をアップロードする(ステップS12)。このブックマークの形式は任意である。例えば、図7に示すように、ブックマークのタイトル、フォルダ名、ホームページ名、URLを特定したファイルを予め作成しておき、これをアップロードしてもよい。
【0033】
サーバ131は、アップロードされたブックマークファイルを解析し、XMLファイルを生成し、図5に示すように、ユーザ名、ID、パスワードと共に登録する(ステップS13)。
なお、ステップS13の解析処理において、サーバ131は、図9に示すように、アップされたブックマークファイルからURLデータを抽出し(ステップS131)、そのURLがURLDB134に登録されているか否かを判別する(ステップS132)。
【0034】
サーバ131は、URLがURLDB134に未登録の場合には、そのURLをURLDB134に追加登録する(ステップS133)。
サーバ131は、そのURLがURLDB134に登録済みであると判別した場合又はステップS133でURLを登録した後、URLDB134上でそのURLに付された番号(URL番号)とサイト名とを含むXML要素を生成する(ステップS134)。
【0035】
続いて、ブックマークファイルが終了したか否かを判別して(ステップS135)、終了していなければ、ステップS131にリターンすることにより、この動作を、アップロードされたブックマーク上の全てのURLについて行う。
【0036】
このようにして、図5に示すような、ユーザ別のXMLファイルを生成し、ユーザ情報DB133に登録する。
【0037】
続いて、サーバ131は、図8のステップS15で、各ユーザの嗜好を求めて、ユーザ情報DB133に格納する。
このステップS15において、サーバ131は、図10に示す処理を実行し、まず、ステップS13、S14で生成したXMLファイルからURLデータを抽出し(ステップS151)、これが有効なURLか否かを判別する(ステップS152)。例えば、イントラネット内のアドレス等の明らかにインターネットから接続できないURLを無効なURLとして排除する。
【0038】
サーバ131は、有効であると判別されたURLをそのユーザの嗜好データとして採用する(ステップS153)。
続いて、XMLファイルが終了したか否かを判別して(ステップS154)、終了していなければ、ステップS151にリターンすることにより、この動作を、XMLファイル内の全てのURLについて行う。
【0039】
このようにして、ユーザ別の嗜好データ(URLのリスト)を生成し、図5にしめすように、ユーザ情報DB133に追加して格納する(ステップS155)。
以上で、ブックマークの登録の処理が終了する。
【0040】
このようにしてブックマークを登録したユーザが、登録したブックマークを使用する場合の動作を説明する。
ユーザは、ブラウザがインストールされたユーザ端末21から、任意のログインページ(図2)にアクセスし、IDとパスワードとを入力する。情報提供サイト11は、入力されたIDとパスワードとをブックマークサイト13に、自己の識別情報と共に送信する。
【0041】
ブックマークサイト13のサーバ131は、IDとパスワードとの対を受信して、図11に示す処理を開始し、送信されたIDとパスワードとの対がユーザ情報DB133に登録されているか否かを判別する(ステップS21)。
登録されていない場合には、ユーザに情報提供サイトをエラー(ID又はパスワードが間違っている旨のメッセージを有するページ)をアクセス元のサイト11を介して送信する(ステップS22)。
【0042】
一方、IDとパスワードとの対が登録されている場合には、ユーザ情報DB133より、その対に対応するブックマークデータ(XMLファイル)を読み出す(ステップS23)。
【0043】
ここで、読み出したXMLファイルのURLの欄は、URL番号で表現されており、実際のURLではない。このため、サーバ131は、URL番号をURLに変更して、そのユーザのブックマークを生成する。
【0044】
次に、サーバ131は、アクセス元(ログイン画面)を判別し、そのログイン画面用のリンク集をログインページ情報DB132から読み出す(ステップS24)。
【0045】
さらに、ユーザ情報DB133に登録しておいた、嗜好情報に基づいて、お奨め集(リンク集)を生成する(ステップS25)。
そして、これらを合成した、図12に示すようなページ(ホームページ)を生成し、アクセス元の情報提供サイト(ログインされたログイン画面を提供しているサイト)11に提供する。
情報提供サイト11は、ブックマークサイト13から提供されたページをユーザ端末21に提供する。
ユーザ端末21のブラウザは、提供されたページを表示する。
ユーザが、表示されたページ上の任意項目を指定すると、その項目に割り付けれているURLへのアクセスが行われる。
【0046】
また、ユーザ端末21のブラウザに所定のクッキーを記録することにより、ユーザが参照しているホームページのURL(IPアドレス)とユーザの識別情報がブックマークサイト13に通知し、ブックマークサイト13が、そのページをブックマークに追加するようにしてもよい。
【0047】
以上説明したように、この実施の形態によれば、ユーザはインターネット上にブックマークを配置することが可能である。また、ログインした位置(ページ)に応じたリンク集やブックマークを、ユーザ個人のブックマークと共に表示できるので、ネットワーク上の様々なサイトにログインページを配置して、ログインしたページに対応する情報を提供することができる。
【0048】
例えば、ユーザが旅行関係のサイトに配置されたログインページからログインすると、自己が登録したブックマーク以外に、そのサイトが推奨するリンク集、例えば、旅行関連のリンク集が表示され、情報の選択肢が広がる。また、情報提供サイト11としては、あたかも、自己の独自のサービスのごとき印象をユーザに与えることができる。
【0049】
また、ユーザの嗜好に基づいて、情報を提示できるので、ユーザの使い勝手がよい。
【0050】
なお、ユーザの嗜好を設定する方法及び嗜好に応じた情報を抽出し提示する手法は任意である。
例えば、ユーザに、趣味や職業を登録させ、その内容に応じた情報を抽出して提示するようにしてもよい。
また、例えば、ユーザと同様の嗜好を有する他のユーザのブックマークの内容を提示するようにしてもよい。
例えば、図13に示すように、ユーザを特定し(ステップS31)、そのユーザが登録している複数のURLと、他の全ユーザの登録URLとをパターンマッチングし(ステップS32)、基準値よりも一致度が高いユーザを抽出し(ステップS33)、そのユーザがブックマークに登録しているホームページ(ユーザAが登録していないもの)を提案する(ステップS34)、ようにしてもよい。
【0051】
また、例えば、ユーザAが登録している複数のカテゴリ(フォルダ名)と、他の各ユーザが登録している複数のカテゴリとを比較し、一致度の高いユーザを検出し、そのユーザが登録しているページを提案するようにしてもよい。
その他、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記実施の形態では、ログインページに対応するブックマークと、個人が登録したブックマークと、サーバ131が嗜好に基づいて抽出したブックマーク(お奨め)とをユーザに提示したが、これらのうちの一部のみを表示するようにしてもよい。
【0052】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、カテゴリ別にURLを表示(提示)したが、URLの表示をよりわかりやすいものとすることが可能な第2の実施の形態を説明する。
【0053】
この実施の形態においては、ユーザは、各URLにカテゴリとシーンを設定可能であり、ユーザには、シーンに応じて、前回のアクセス後更新されたホームページが紹介される。なお、シーンとは、例えば、任意のホームページについて、自分が閲覧する場面や内容(内容は任意)であり、この実施の形態ではこのシーンの登録を可能とする。
【0054】
以下、「毎朝みる」、「月曜にみる」、「利用ツール類」という3つのシーンを登録して活用する場合を例に説明する。「毎朝みる」というシーンは、例えば、ほとんど毎日更新されるホームページを、会社(又は学校)に朝来たら必ずチェックするために設定され、「月曜にみる」というシーンは、例えば、1週間に1回程度の頻度で更新されるホームページを、週の開始時点で忘れずにチェックするために設定され、「利用ツール」は、例えば、普段利用しているソフトウエア(ツール類)が更新されたらチェックしたいような場合に設定される。
【0055】
シーンを設定する場合、ユーザは、認証処理後に表示される処理選択画面上でシーンマネージャを選択する。この選択に応答して、サーバ131は、図14に示すような、シーンを設定・変更するためのページを合成して、ユーザ端末21に提供する。
【0056】
ユーザは、ユーザ端末21のブラウザを操作して、既に設定されているシーンを削除したり、或いは、任意の新たなシーン名を入力し、優先度(表示順番)を指定して、設定が完了すると、「設定」ボタンをクリックする。なお、図14の画面例は、シーン「毎朝みる」が設定済みで、シーン「月曜にみる」と「利用ツール」を新たに登録する際の画面である。
【0057】
「設定」ボタンのクリックに応答して、ブラウザは、サーバ131に設定内容を通知する。
サーバ131は、通知に従って、新たな或いは更新されたシーン情報を、図5に示すユーザ別ブックマークと共にユーザ情報DB133に登録する。以上で、「シーン」自体の設定・登録処理は完了する。
【0058】
ユーザは、任意のURLを登録する際に、適宜、シーンを設定する。例えば、ユーザは、比較的更新頻度が高くビジネスに有用なホームページを「毎朝みる」に登録する。この場合、ユーザは、例えば、図15に示すようなURL登録画面上で、任意のホルダ(カテゴリ)と、URLと、タイトルと、シーンとを設定し、「送信」をクリックする。サーバ131は、通知に従って、そのURLが新規なものならば、URLDB134(図6)に追加して、URL番号を割り当て、さらに、そのユーザのブックマークにそのURLを追加し、さらに、シーンが指定されている場合には、図16に示すようにユーザ別シーンファイルにそのURLをシーンに対応付けて登録する。
【0059】
この実施の形態においては、URLDB134は、図17に示すように、各ホームページの最終更新日を登録するエントリを有している。サーバ131は、夜間などに、URLDB134に登録されているURLをアクセスし、ホームページが更新されているか否かを判別し、更新されている場合には、図17に示す最終更新日を更新する。
【0060】
ユーザがログインして、自己のブックマークをアクセスすると、サーバは、IDとパスワードからそのユーザを判別し、そのユーザ用のブックマークを読み出して、提示する。
【0061】
ここで、サーバは、図18に示すように、ルートフォルダ以下にある通常のオンラインブックマークと共にシーン別更新リストを表示する。例えば、シーンとして「毎朝見る」に登録されているURLについて、前回のアクセスから今回のアクセスまでの間に更新されているものがある場合には、そのフォルダが選択可能な形式で表示され、更新されているものが存在しない場合には、そのフォルダが選択できない形式(図では、破線)で表示される。
【0062】
このような表示を行うため、サーバ131は、図19に示す処理を実行する。まず、シーン番号を示すポインタiとシーン内のURLを示すポインタjとを1に初期化する(ステップS211,S213)。
【0063】
次に、i番目のシーンのj番目のURLが前回のアクセスから更新されているか否かをURLDB134の内容から判別する(ステップS215)。更新されている場合には、それをユーザに提示するため、表示対象URLとして、フォルダに追加する(ステップS217)。
ステップS215で、更新されていないと判別された場合及びステップS217でフォルダに追加した後、そのシーン内の全てのURLについて処理が終了したか否か、即ち、jが終了したか否かを判別する(ステップS219)。jが終了していないと判別された場合には、同一シーン内の次のURLについての処理を行うため、jを更新して(ステップS221)、ステップS215に戻る。
【0064】
一方、ステップS219で、jが終了したと判別された場合には、全てのシーンについて処理が終了したか否か、即ち、iが終了したか否かを判別する(ステップS223)。
ステップS223で、iが終了していないと判別された場合には、次のシーンについて処理を行うため、jを更新して(ステップS225)、ステップS213にリターンする(ステップS213)。
【0065】
全てのシーンの全てのURLについて、処理を完了すると、ステップS223で、YESと判別され、処理は終了し、前回のアクセスから今回のアクセスまでに更新のあったページが登録されているシーン用のフォルダのみが選択可能に表示される。
選択可能なフォルダを開くと、そのシーンに属し、かつ、前回のアクセスからの間に更新されたホームページのタイトルが、例えば、ツリー形式で表示される。
【0066】
ユーザがシーンに登録されているページを閲覧すると、図16に示すように、そのホームページの最終アクセス日の欄が更新される。
【0067】
このように、シーンの登録を可能とし、さらに、各シーンに属すURLのうちから内容の更新されたものが存在することを報知するようにしたことにより、更新された内容を見落としたりすることを防止することができる。
【0068】
なお、更新済未アクセスのホームページを抽出する方法や、その表示方法は上記実施の形態に限定されず、任意である。例えば、各URLにカテゴリとシーンとを登録し、図20に示すように、縦軸にカテゴリを配置し、横軸にシーンを配置して、更新されたホームページが存在する場合に、その交点のホルダを選択可能なように表示してもよい。
例えば、カテゴリ「ビジネス」に属し、シーン「毎朝みる」に属すホームページのうちで、前回のアクセスから更新されたものが存在する場合に、そのフォルダを選択可能に表示するようにしてもよい。
【0069】
また、ユーザ情報、ブックマークファイル、シーン設定ファイルの構成や関連付けの方法なども上記実施の形態に限定されない。
例えば、図21に示すように、ユーザIDと、パスワードと、ブックマークファイルと、シーン設定ファイルとをテーブル形式で対応付けて格納し、ブックマークファイルとシーン設定ファイルとを、図22、図23に示すように、XML形式で形成するようにしてもよい。なお、図22と図23の例は、図21に示すユーザID12345のブックマークファイルとシーンファイルとの具体例である。また、図22において、<website>タグが1つのURLを表す。また、「url_category=”1”」 という属性は、シーン設定ファイル中の<url_category>タグの属性を「category id="1"」に定義されるシーンに設定したことを表す。<url>タグのid属性が、URL番号を表す。<folder>タグが1つのフォルダを表す。
さらに、ブックマークの表示とシーン別の更新ファイルを図24に示すように表示してもよい。
【0070】
なお、ブックマークサイト13は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(CD−ROM、MO等)から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するサイト等を構成することができる。なお、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0071】
なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよい。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させることにより、上述の処理を実行することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、情報のアクセスが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るオンラインブックマークシステムの構成を示す図である。
【図2】ログイン画面の一例を示す図である。
【図3】図1に示すブックマークサイトの構成を示す図である。
【図4】図3のログインページ情報DBに格納されるログインページ別のブックマークの例を示す図である。
【図5】図3のユーザ情報DBに格納されるユーザ登録ブックマークの例を示す図である。
【図6】図3のURLDBに格納されるURLリストの例を示す図である。
【図7】ユーザが用意するブックマークファイルの例を示す図である。
【図8】ブックマーク登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】図8に示すブックマークファイル解析処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図10】図8に示す嗜好データ格納処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図11】ログイン時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】表示されるブックマークの一例を示す図である。
【図13】お奨めデータを抽出提供するページの一例を示す図である。
【図14】この発明の第2の実施の形態にかかるシーンマネージャを説明するための図である。
【図15】この発明の第2の実施の形態にかかるURL追加画面を説明するための図である。
【図16】この発明の第2の実施の形態にかかるシーン情報の例を示す図である。
【図17】この発明の第2の実施の形態にかかるURLDBの例を示す図である。
【図18】ブックマークとシーンとをあわせて表示する画面例を示す図である。
【図19】更新済みで未閲覧のURLを抽出する処理の一例を示す図である。
【図20】シーンの他の表示例を示す図である。
【図21】ユーザ情報の構成の他の例を示す図である。
【図22】ブックマークファイルの具体例を示す図である。
【図23】シーン設定ファイルの具体例を示す図である。
【図24】ブックマークの表示例を示す図である。
【符号の説明】
11 情報提供サイト
13 ブックマークサイト
21 ユーザ端末
Claims (4)
- 受付手段が、複数のサイトに配置されたログインページのいずれかからのログインを受け付ける工程と、
判別手段が、ログインした利用者とログインページとを判別する工程と、
生成手段が、前記判別手段が判別した利用者について予め登録されていたブックマークとログインしたログインページ用のブックマークとを表示するホームページを生成する工程と、
提供手段が、前記生成手段が生成したホームページを利用者の端末に提供する工程と、
を備えることを特徴とするオンラインブックマーク提供方法。 - 利用者と該利用者用の情報のアドレスのリストと、アクセスのルートと該ルート用の情報のアドレスのリストと、を記憶する記憶手段と、
利用者からのネットワークを介したアクセスを受け付け、利用者を判別し、判別した利用者用のアドレスのリストを前記記憶手段から読み出す利用者用アドレス読出手段と、
利用者からのアクセスのルートを判別するルート判別手段と、
前記ルート判別手段により判別されたルート用のアドレスのリストを前記記憶手段から読み出すルート別アドレス読出手段と、
前記利用者用アドレス読出手段により読み出されたアドレスのリストと、前記ルート別アドレス読出手段により読み出されたアドレスのリストとを利用者に提示する提示手段と、
を備えることを特徴とするネットワークシステム。 - 前記記憶手段は、利用者の識別情報と該利用者が参照するホームページのリストを含む利用者別ブックマークと、ログインページ別ブックマークとを記憶し、
前記利用者用アドレス読出手段は、ネットワーク上に配置された複数のログインページのいずれかからのログインに応答して、ログインした利用者を判別し、判別した利用者に対応するブックマークを前記記憶手段から読み出し、
前記ルート別アドレス読出手段は、ネットワーク上に配置された前記複数のログインページのいずれからログインが成されたかを判別し、判別したログインページに対応するブックマークを前記記憶手段から読み出し、
前記提示手段は、利用者用アドレス読出手段が読み出したブックマークと前記ルート別アドレス読出手段が読み出したブックマークとを表すホームページを生成して利用者に送信する手段を含む、
ことを備えることを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。 - コンピュータを、
利用者と該利用者が登録したアドレスのリストとを記憶する記憶手段、
利用者からのアクセスを受け付け、該利用者を識別し、識別した利用者用のリストを提供するリスト提供手段、
前記アクセスの経由ルートを判別するルート判別手段、
前記ルート判別手段により判別されたルートに応じて、ルート別に予め定められたリストと前記識別情報に対応するリストとを利用者に提示する提示手段、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001165894A JP4638081B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | ネットワークシステム及びオンラインブックマーク提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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