JP2008248963A - 車両用遊星歯車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャリヤとピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られるようにした車両用遊星歯車装置を提供する。
【解決手段】車両用遊星歯車装置20において、リングギヤRに形成された潤滑油排出孔32のリングギヤRの内側に開く内側開口32aが、内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合位置よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルが内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合位置よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油Jがその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されるので、キャリヤCAとピニオンギヤPとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
【選択図】図2
【解決手段】車両用遊星歯車装置20において、リングギヤRに形成された潤滑油排出孔32のリングギヤRの内側に開く内側開口32aが、内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合位置よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルが内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合位置よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油Jがその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されるので、キャリヤCAとピニオンギヤPとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両のエンジン或いは電動機等の駆動源から駆動輪に至る動力伝達経路に設けられる遊星歯車装置に関するものである。
車両において、エンジン或いは電動機等の駆動源からの駆動力を駆動輪へ伝達する動力伝達装置において、駆動力配分や変速等のために遊星歯車装置が多用されている。たとえば、特許文献1の図1、図2、図3に記載されている遊星歯車装置がそれである。
特開2006−266305号公報
上記車両用遊星歯車装置では、通常、ピニオンギヤを自転可能且つ公転可能に支持するキャリヤと、外周壁部とその外周壁部の端部を支持する側壁部とを有してそのキャリヤの外周側に設けられ、前記ピニオンギヤと噛み合うための内周歯がその外周壁部の内周面に設けられたリングギヤと、そのリングギヤの内側から外側へ潤滑油を排出するように設けられた潤滑油排出孔とが備えられ、遠心力等により回転中心部から外周側へ向かって流される潤滑油によって、相互に噛み合うピニオンギヤとキャリヤとの間が潤滑されるとともに、その潤滑油がリングギヤの外周壁部を貫通して形成された潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されるようになっている。
ところで、上記のような車両用遊星歯車装置では、リングギヤの内側の潤滑油がリングギヤの外周壁部を貫通して設けられた潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されることから、外周壁部の内側に滞留する潤滑油が少なく、潤滑性能が不足する可能性があった。
これに対して、潤滑性能を重視して、リングギヤの外周壁部を貫通して設けられた潤滑油排出孔を小さくするか或いは閉じることが考えられる。しかし、このようにすると、リングギヤの内側に滞留する潤滑油量が過剰に多くなるので、攪拌抵抗が増大して機械効率が低下するとともに、潤滑油の過熱によってスラッジの発生が多くなるという可能性が考えられる。
本発明は、上記の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、キャリヤとピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られるようにした車両用遊星歯車装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1に係る発明は、ピニオンギヤを自転可能且つ公転可能に支持するキャリヤと、外周壁部とその外周壁部の端部を支持する側壁部とを有してそのキャリヤの外周側に設けられ、前記ピニオンギヤと噛み合うための内周歯がその外周壁部の内周面に設けられたリングギヤと、そのリングギヤの内側から外側へ潤滑油を排出するようにそのリングギヤに設けられた潤滑油排出孔とを備えた車両用遊星歯車装置であって、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内周歯とピニオンギヤとの噛合位置よりも内周側とする位置に設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記ピニオンギヤの歯先を通る円よりも内周側に位置させられていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内周歯およびピニオンギヤのピッチ円よりも内周側に位置させられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明において、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記ピニオンギヤの谷を通る円よりも外周側に位置させられていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに係る発明において、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記外周壁部に設けられた内周歯の歯先円よりも外周側に位置させられていることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに係る発明において、前記潤滑油排出孔の前記リングギヤの外側に開く外側開口は、そのリングギヤの内側に開く内側開口よりも外周側に位置させられていることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内側開口の開口縁のうちの外周側に位置する部分であることを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれかに係る発明において、前記キャリヤは、前記ピニオンギヤの外径よりも小さい厚みの外周壁部と、その外周壁部に回転軸心に平行な円柱状に形成された収容穴とを備え、前記ピニオンギヤは前記リングギヤの内周歯と噛み合い状態でその収容穴に回転可能に収容されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、ピニオンギヤを自転可能且つ公転可能に支持するキャリヤと、外周壁部とその外周壁部の端部を支持する側壁部とを有してそのキャリヤの外周側に設けられ、前記ピニオンギヤと噛み合うための内周歯がその外周壁部の内周面に設けられたリングギヤと、そのリングギヤの内側から外側へ潤滑油を排出するようにそのリングギヤに設けられた潤滑油排出孔とを備えた車両用遊星歯車装置であって、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内周歯とピニオンギヤとの噛合位置よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤの回転中において遠心力によりその外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面が内周歯とピニオンギヤとの噛合位置よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されるので、リングギヤの内周歯とピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、請求項2に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記ピニオンギヤの歯先を通る円よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤの回転中において遠心力によりその外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面がピニオンギヤの歯先を通る円よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されるので、リングギヤの内周歯とピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、請求項3に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内周歯およびピニオンギヤのピッチ円よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤの回転中において遠心力によりその外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面が内周歯およびピニオンギヤのピッチ円よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されるので、リングギヤの内周歯とピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、請求項4に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記ピニオンギヤの谷を通る円よりも外周側に位置させられていることから、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されることにより、リングギヤの回転中において遠心力によりその外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面が、ピニオンギヤの外周歯の谷を通る円よりも外周側に位置させられるので、リングギヤの内周面における潤滑油Jの滞留量が抑制されて攪拌抵抗が低減され、機械効率が高められる。
また、請求項5に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記外周壁部に設けられた内周歯の歯先円よりも外周側に位置させられていることから、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されることにより、リングギヤの回転中において遠心力によりその外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面が、外周壁部に設けられた内周歯の歯先円よりも外周側に位置させられるので、リングギヤRの内周面における潤滑油Jの滞留量が抑制されて攪拌抵抗が低減され、機械効率が高められる。
また、請求項6に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記潤滑油排出孔の前記リングギヤの外側に開く外側開口は、そのリングギヤの内側に開く内側開口よりも外周側に位置させられていることから、潤滑油排出孔は内側開口から外側開口へ向かうにしたがって外周側へ向かう斜めの孔となるので、遠心力の大きさに応じて潤滑油を排出することができる。
また、請求項7に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内側開口の開口縁のうちの外周側に位置する部分であることから、その内側開口の開口縁のうちの外周側に位置する部分が、前記内周歯とピニオンギヤとの噛合位置よりも内周側に位置させられることにより、リングギヤの回転中において遠心力によりその外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面が内周歯とピニオンギヤとの噛合位置よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔を通して外周側へ排出されるので、リングギヤの内周歯とピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、請求項8に係る発明の車両用遊星歯車装置によれば、前記キャリヤは、前記ピニオンギヤの外径よりも小さい厚みの外周壁部と、その外周壁部に回転軸心に平行な円柱状に形成された収容穴とを備え、前記ピニオンギヤは前記リングギヤの内周歯と噛み合い状態でその収容穴に回転可能に収容されていることから、所謂トルセンディファレンシャルから構成された遊星歯車装置においても、リングギヤの内周歯とピニオンギヤとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用される4輪駆動車両の駆動力伝達装置の一部を構成する中央差動歯車装置10を示している。図1において、中央差動歯車装置10は、ハウジング12と、そのハウジング12内に収容されて、エンジン或いは電動機等の図示しない原動機から自動変速機を介して入力軸14に入力された動力を、第1出力軸16および第2出力軸18にそれらの差動回転を許容しつつ分配するトルセン型の遊星歯車装置20とを、備えている。上記入力軸14、第1出力軸16、第2出力軸18、トルセン型の遊星歯車装置20は、共通の軸心Cに対して同心に配置されている。上記第1出力軸16は後輪側へ動力を出力するものであり、第2出力軸18は入力軸14を貫通させた円筒状( スリーブ状) の軸であって、図示しない伝動ベルト等を介して前輪側へ動力を出力する。
上記遊星歯車装置20は、スプライン嵌合によって第2出力軸18の軸端部に連結されて外周歯S1が形成された円筒状のサンギヤSと、スプライン嵌合によって入力軸14の軸端部に連結されたキャリヤCAと、第1出力軸16の軸端部に一体的に連結されたリングギヤRと、キャリヤCAによって自転可能かつ公転可能に支持されたピニオンギヤPとを備えている。上記第2出力軸18は軸受22を介してハウジング12により軸心Cまわりに回転可能に支持され、上記第1出力軸16は軸受24を介してハウジング12により軸心Cまわりに回転可能に支持され、上記入力軸14は軸受26、第1出力軸16、および軸受24を介してハウジング12により軸心Cまわりに回転可能に支持されている。
上記リングギヤRは、キャリヤCAの外周側に位置する円筒状の外周壁部R1と、その外周壁部R1の後輪側の一端を塞ぐようにその一端と一体的に連結され且つ第1出力軸16の軸端部にも連結されてそれを支持する側壁部R2と、外周壁部R1の前輪側の一端を塞ぐようにその開口内に嵌め入れられ且つ止め輪28により固定された蓋体である側壁部R3とを備えてキャリヤCAを覆うように設けられ、外周壁部R1の内周面には内向きに突き出す内周歯R4が形成されている。上記サンギヤSの外周歯S1、上記リングギヤRの内周歯R4、それらと噛み合うピニオンギヤPの外周歯は、所定のねじり角を有するヘリカル歯で構成されている。
上記キャリヤCAは、入力軸14の軸端部にスプライン嵌合により相対回転不能に嵌合された小径円筒状の内周壁部CA1と、側壁部CA2を介してその内周壁部CA1の外周に一体に設けられ、ピニオンギヤPの外径よりも小さな肉厚を有する大径円筒状の外周壁部CA3とを備え、複数本のピニオンギヤPをサンギヤSの外周歯S1とリングギヤRの内周歯R4と噛み合った状態で、外周壁部CA3において軸心Cと平行に且つ周方向に等間隔で形成された複数本の収容穴CA4内に収容することにより、ピニオンギヤPを自転および公転可能に支持している。収容穴CA4内のピニオンギヤPは、外周壁部CA3の肉厚がピニオンギヤPの外径よりも小さいために、外周壁部CA3の内側および外側に露出しており、その露出した部分でサンギヤSの外周歯S1とリングギヤRの内周歯R4と噛み合わされている。上記ピニオンギヤPの外周歯の歯先と外周壁部CA3に形成された収容穴CA4の内周面とは摺接させられており、機構的に適切な差動制限トルクが発生させられるようになっている。図1において、上記収容穴CA4は外周壁部CA3の厚み方向において貫通しているので、その底面だけが現れている。
以上のようにして構成された中央差動歯車装置10においては、入力軸14と第2出力軸18との間の空間を通して供給される潤滑油を、遊星歯車装置20へ導くための油溝30が入力軸14の軸端部の外周面に形成されている。これにより、油溝30により導かれた潤滑油Jは、第2出力軸18の軸端とキャリヤCAの内周壁部CA1との間から外周側へ流れ、さらにサンギヤSの両端部を外周側へ通過し、側壁部R2と側壁部R3との間を外周側へ流れてリングギヤR内に滞留させられ、たとえばドリル( キリ) によりリングギヤRを貫通して形成された潤滑油排出孔32を通して排出される。この過程で、ピニオンギヤPとサンギヤSの外周歯S1との間の噛み合い、およびピニオンギヤPとリングギヤRの内周歯R4との間の噛み合い、ピニオンギヤPと収容穴CA4の内周面との間の摺動が、好適に潤滑されるようになっている。図2に詳しく示すように、潤滑油排出孔32のリングギヤRの内側に開く内側開口32aがリングギヤRの内周歯R4とピニオンギヤPの外周歯との噛合位置よりも軸心Cを基準とした内周側に位置させられていることにより、潤滑と機械効率および潤滑油Jの過熱防止とが両立させられるようになっている。
図2は、リングギヤR内に潤滑油排出孔32が形成された部分を拡大して示す図である。図2において、潤滑油排出孔32は、側壁部R2のうちの外周壁部R1と隣接する外周側部分において、その内側開口32aから外側開口32bへ向かうほど軸心Cの外周側へ向かうように傾斜した状態で設けられている。すなわち、潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの軸心Cを基準とした最外周側に位置する外周側部分すなわちその最外周側部分を通過する円E1( 半径R1)は,外側開口32bの開口縁のうちの軸心Cを基準とした最外周側に位置する外周側部分すなわちその最外周側部分を通過する円E2( 半径R2)よりも内周側に位置させられている。これにより、遠心力に基づいて潤滑油Jの排出効果が高められる。上記のように内側開口32aよりも外側開口32bが外周側に位置するように傾斜させられた潤滑油排出孔32では、その内側開口32aの開口縁のうちの軸心Cを基準とした外周側に位置する部分は、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jの外周壁部R1の内周面からの液面( レベル) を決定する部分として機能している。
そして、本実施例では、リングギヤRの回転中にリングギヤRの外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油JによるリングギヤRの内周歯R4とピニオンギヤPの外周歯との潤滑等を確保するために、潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの軸心Cを基準とした外周側に位置する部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通過する円E1は、軸心Cを中心としたピニオンギヤPの歯先を通る円E3( 半径R3)よりも内周側、さらに好適には、内周歯R4およびピニオンギヤPの外周歯のピッチ円E4( 半径R4)よりも内周側に位置させられる。すなわち、ピニオンギヤPの歯先を通る円E3と外周壁部R1に設けられた内周歯R4の歯先を通る円E6との間の領域がピニオンギヤPと内周歯R4との間の噛み合い位置であり、上記円E1が円E3( 半径R3)よりも内周側に位置させられているということは、上記円E1、すなわちリングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jの液面( レベル) が、ピニオンギヤPと内周歯R4との間の噛み合い位置にさせられているということになる。
同時に、リングギヤRの回転中にリングギヤRの外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jによる回転抵抗の増大、およびそれによる潤滑油Jの発熱や燃費悪化を防止するために、潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの軸心Cを基準とした外周側に位置する外周側部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通過する円E1は、ピニオンギヤPの外周歯の谷を通る円E5( 半径R5)よりも外周側、さらに好適には、外周壁部R1に設けられた内周歯R4の歯先円E6( 半径R6)よりも外周側に位置させられている。
上述のように、本実施例によれば、ピニオンギヤPを自転可能且つ公転可能に支持するキャリヤCAと、外周壁部R1とその外周壁R1部の端部を支持する側壁部R2とを有してそのキャリヤCAの外周側に設けられ、ピニオンギヤPと噛み合うための内周歯R4がその外周壁部R1の内周面に設けられたリングギヤRと、そのリングギヤRの内側から外側へ潤滑油を排出するように設けられた潤滑油排出孔32とを備えた車両用遊星歯車装置20において、潤滑油排出孔32のリングギヤRの内側に開く内側開口32aが、内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合位置よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jの液面( レベル) が内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合位置よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油Jがその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されるので、キャリヤCAとピニオンギヤPとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、本実施例の車両用遊星歯車装置20によれば、軸心Cを基準として潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの外周側に位置する部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通る円E1は、ピニオンギヤPの歯先を通る円E3よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油JのレベルがピニオンギヤPの歯先を通る円E3よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油Jがその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されるので、外周壁部R1の内周面に設けられた内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、本実施例の車両用遊星歯車装置20によれば、軸心Cを基準として潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの外周側に位置する部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通る円E1は、外周壁部R1の内周面に設けられた内周歯R4およびピニオンギヤPのピッチ円E4よりも内周側に位置させられていることから、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルが内周歯R4およびピニオンギヤPのピッチ円E4よりも内周側に位置させられるとともに、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されるので、外周壁部R1の内周面に設けられた内周歯R4とピニオンギヤPとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られると同時に、機械効率が好適に得られる。
また、本実施例の車両用遊星歯車装置20によれば、軸心Cを基準として潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの外周側に位置する部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通る円E1は、ピニオンギヤPの外周歯の谷を通る円E5よりも外周側に位置させられていることから、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されることにより、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルが、ピニオンギヤPの外周歯の谷を通る円E5よりも外周側に位置させられるので、リングギヤRの内周面における潤滑油Jの滞留量が抑制されて攪拌抵抗が低減され、機械効率が高められる。
また、本実施例の車両用遊星歯車装置20によれば、潤滑油排出孔32の内側開口32aの開口縁のうちの外周側に位置する外周側部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通る円E1は、外周壁部R1の内周面に設けられた内周歯R4の歯先円E6よりも外周側に位置させられていることから、不要な潤滑油がその潤滑油排出孔32を通して外周側へ排出されることにより、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルが、リングギヤRの外周壁部R1に設けられた内周歯R4の歯先円E6よりも外周側に位置させられるので、リングギヤRの内周面における潤滑油Jの滞留量が抑制されて攪拌抵抗が低減され、機械効率が一層高められる。
また、本実施例の車両用遊星歯車装置20によれば、潤滑油排出孔32のリングギヤRの外側に開く外側開口32bは、内側開口32aよりも外周側に位置させられていることから、潤滑油排出孔32は内側開口32aから外側開口32bへ向かうにしたがって外周側へ向かう斜めの孔となるので、遠心力の大きさに応じて潤滑油Jを排出することができる。
また、本実施例の車両用遊星歯車装置20は、キャリヤCAは、ピニオンギヤPの外径すなわち外周歯の歯先径よりも小さい厚みの外周壁部CA3と、その外周壁部CA3に回転軸心Cに平行な円柱状に形成された収容穴CA4とを備え、ピニオンギヤPはリングギヤRの内周歯R4と噛み合い状態でその収容穴CA4に回転可能に収容されている、所謂トルセンディファレンシャルであることから、リングギヤRの外周壁部R1に設けられた内周歯R4とキャリヤCAとピニオンギヤPとの噛合い部分等の潤滑が好適に得られてその差動制限トルク特性が好適に維持される同時に、機械効率が好適に得られる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例において、潤滑油排出孔32はリングギヤRの側壁部R2のうちの外周壁部R1に隣接する部分に設けられていたが、他方の側壁部R3の外周壁部R1に隣接する部分や、外周壁部R1と側壁部R2又はR3との間に設けられていてもよい。
また、前述の実施例のリングギヤRでは、潤滑油Jを内周側から外周側へ排出するために潤滑油排出孔32のみが設けられていたが、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルの決定に関与しないものであれば、他の排出穴が外周壁部R1や側壁部R2、R3に設けられていてもよい。
また、前述の実施例の潤滑油排出孔32は、その内側開口32aから外側開口32bへ向かうにしたがって外周側へ向かう斜めの孔となるように形成されていたが、必ずしも斜めでなくてもよく、たとえば軸心Cと平行であってもよい。
また、上記と反対に、内側開口32aから外側開口32bへ向かうにしたがって内周側へ向かう斜めの孔であってもよい。この場合には、外側開口32bの開口縁のうちの外周側に位置する部分すなわちその開口縁のうちの最外周側部分を通る円E1が、円E3または円E4よりも内周側であって、円E5または円E6よりも外周側であればよい。このように外側開口32bが内側開口32aよりも内周側に位置するように傾斜させられた潤滑油排出孔32の外側開口32bの開口縁のうちの軸心Cを基準とした外周側に位置する部分は、リングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jの外周壁部R1の内周面からの液面( レベル) を決定する部分として機能している。
また、前述の実施例の潤滑油排出孔32は直線状に形成されていたが、L字状等の折れ線や曲線状であってもよい。この場合には、潤滑油排出孔32のうちの最外周側部分すなわちリングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルの決定する部分を通る円E1が、円E3または円E4よりも内周側であって、円E5または円E6よりも外周側であればよい。
また、前述の実施例の遊星歯車装置20は、ピニオンギヤPがリングギヤRの内周歯R4と噛み合い状態でキャリヤCAの外周壁部CA3に軸心Cに平行に形成された収容穴CA4に回転可能に収容された所謂トルセンディファレンシャルであったが、ピニオンギヤPがキャリヤピンにより回転可能に支持される通常の形式の遊星歯車装置であってもよい。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
20:車両用差動歯車装置
32:潤滑油排出孔
32a:内側開口
32b:外側開口
P:ピニオンギヤ
CA:キャリヤ
CA3:外周壁部
CA4:収容穴
R:リングギヤ
R1:外周壁部
R2、R3:側壁部
R4:内周歯
E1:潤滑油排出孔のうちの最外周側部分すなわちリングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルの決定する部分を通る円
32:潤滑油排出孔
32a:内側開口
32b:外側開口
P:ピニオンギヤ
CA:キャリヤ
CA3:外周壁部
CA4:収容穴
R:リングギヤ
R1:外周壁部
R2、R3:側壁部
R4:内周歯
E1:潤滑油排出孔のうちの最外周側部分すなわちリングギヤRの回転中において遠心力によりその外周壁部R1の内周面に張りつく潤滑油Jのレベルの決定する部分を通る円
Claims (8)
- ピニオンギヤを自転可能且つ公転可能に支持するキャリヤと、外周壁部と該外周壁部の端部を支持する側壁部とを有して該キャリヤの外周側に設けられ、前記ピニオンギヤと噛み合うための内周歯が該外周壁部の内周面に設けられたリングギヤと、該リングギヤの内側から外側へ潤滑油を排出するように該リングギヤに設けられた潤滑油排出孔とを備えた車両用遊星歯車装置であって、
前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内周歯とピニオンギヤとの噛合位置よりも内周側とする位置に設けられていることを特徴とする車両用遊星歯車装置。 - 前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記ピニオンギヤの歯先を通る円よりも内周側に位置させられていることを特徴とする請求項1の車両用遊星歯車装置。
- 前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内周歯およびピニオンギヤのピッチ円よりも内周側に位置させられていることを特徴とする請求項1または2の車両用遊星歯車装置。
- 前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記ピニオンギヤの谷を通る円よりも外周側に位置させられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの車両用遊星歯車装置。
- 前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記外周壁部に設けられた内周歯の歯先円よりも外周側に位置させられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの車両用遊星歯車装置。
- 前記潤滑油排出孔の前記リングギヤの外側に開く外側開口は、該リングギヤの内側に開く内側開口よりも外周側に位置させられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの車両用遊星歯車装置。
- 前記潤滑油排出孔のうち前記リングギヤの回転中において遠心力により前記外周壁部の内周面に張りつく潤滑油の液面を決定する部分は、前記内側開口の開口縁のうちの外周側に位置する部分である請求項6の車両用遊星歯車装置。
- 前記キャリヤは、前記ピニオンギヤの外径よりも小さい厚みの外周壁部と、該外周壁部に回転軸心に平行な円柱状に形成された収容穴とを備え、前記ピニオンギヤは前記リングギヤの内周歯と噛み合い状態で該収容穴に回転可能に収容されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用遊星歯車装置。
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JP2007088813A JP2008248963A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 車両用遊星歯車装置 |
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