JP3332715B2 - ギヤカップリング - Google Patents
ギヤカップリングInfo
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- JP3332715B2 JP3332715B2 JP07858796A JP7858796A JP3332715B2 JP 3332715 B2 JP3332715 B2 JP 3332715B2 JP 07858796 A JP07858796 A JP 07858796A JP 7858796 A JP7858796 A JP 7858796A JP 3332715 B2 JP3332715 B2 JP 3332715B2
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- gear
- tooth
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- oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/18—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts the coupling parts (1) having slidably-interengaging teeth
- F16D3/185—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts the coupling parts (1) having slidably-interengaging teeth radial teeth connecting concentric inner and outer coupling parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2300/00—Special features for couplings or clutches
- F16D2300/06—Lubrication details not provided for in group F16D13/74
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体同士の動力
伝達を行うギヤカップリングに関し、潤滑性能の向上を
企図したものである。
伝達を行うギヤカップリングに関し、潤滑性能の向上を
企図したものである。
【0002】
【従来の技術】図3に基づいて従来のギヤカップリング
を説明する。図3には従来のギヤカップリングの概略構
成を示してある。図に示すように、駆動回転軸21と従
動回転軸22とはギヤカップリング23によって接続さ
れ、ギヤカップリング23は、駆動回転軸21に設けら
れた外歯歯車24と、従動回転軸22に設けられ外歯歯
車24に噛み合う内歯歯車25とから形成されている。
外歯歯車24と内歯歯車25とを噛み合わせることによ
り、駆動回転軸21の回転力がギヤカップリング23を
介して従動回転軸22に伝えられるようになっている。
を説明する。図3には従来のギヤカップリングの概略構
成を示してある。図に示すように、駆動回転軸21と従
動回転軸22とはギヤカップリング23によって接続さ
れ、ギヤカップリング23は、駆動回転軸21に設けら
れた外歯歯車24と、従動回転軸22に設けられ外歯歯
車24に噛み合う内歯歯車25とから形成されている。
外歯歯車24と内歯歯車25とを噛み合わせることによ
り、駆動回転軸21の回転力がギヤカップリング23を
介して従動回転軸22に伝えられるようになっている。
【0003】ギヤカップリング23には、組み立て時に
外歯歯車24と内歯歯車25との噛み合い部にグリース
が予め充填され、噛み合い部はグリース潤滑されてい
る。また、ギヤカップリング23によっては、外部から
外歯歯車24と内歯歯車25との噛み合い部に向けて給
油を行う場合もある。
外歯歯車24と内歯歯車25との噛み合い部にグリース
が予め充填され、噛み合い部はグリース潤滑されてい
る。また、ギヤカップリング23によっては、外部から
外歯歯車24と内歯歯車25との噛み合い部に向けて給
油を行う場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のギヤカップリン
グ23は、グリースによる潤滑、もしくは外部からの給
油によって外歯歯車24と内歯歯車25との噛み合い部
の潤滑を行っている。このため、噛み合い部における歯
幅の中央部付近の潤滑(冷却)が不充分になやすく、伝
達トルクが大きくなって噛み合い部の発熱が大きくなる
と、高熱のために噛み合い部の歯面同士が溶着して歯面
が損傷するスカッフィングという現象が生じる虞があっ
た。
グ23は、グリースによる潤滑、もしくは外部からの給
油によって外歯歯車24と内歯歯車25との噛み合い部
の潤滑を行っている。このため、噛み合い部における歯
幅の中央部付近の潤滑(冷却)が不充分になやすく、伝
達トルクが大きくなって噛み合い部の発熱が大きくなる
と、高熱のために噛み合い部の歯面同士が溶着して歯面
が損傷するスカッフィングという現象が生じる虞があっ
た。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、噛み合い部における歯面全体の潤滑(冷却)が充分
に行えるギヤカップリングを提供することを目的とす
る。
で、噛み合い部における歯面全体の潤滑(冷却)が充分
に行えるギヤカップリングを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、第1の回転体に設けられた内歯歯車
と第2の回転体に設けられた外歯歯車との噛み合いによ
って第1の回転体及び第2の回転体の動力伝達を行うギ
ヤカップリングにおいて、前記内歯歯車との噛み合い部
に開口し回転による遠心力によって油の供給を行う給油
通路を前記外歯歯車に形成し、かつ該外歯歯車の内側に
遠心力によって塵茶を溜めるごみ溜を形成したことを特
徴とし、内歯歯車との噛み合い部に開口する外歯歯車の
給油通路から回転の遠心力により直接噛み合い部に油を
供給する。
の本発明の構成は、第1の回転体に設けられた内歯歯車
と第2の回転体に設けられた外歯歯車との噛み合いによ
って第1の回転体及び第2の回転体の動力伝達を行うギ
ヤカップリングにおいて、前記内歯歯車との噛み合い部
に開口し回転による遠心力によって油の供給を行う給油
通路を前記外歯歯車に形成し、かつ該外歯歯車の内側に
遠心力によって塵茶を溜めるごみ溜を形成したことを特
徴とし、内歯歯車との噛み合い部に開口する外歯歯車の
給油通路から回転の遠心力により直接噛み合い部に油を
供給する。
【0007】そして、前記給油通路は、歯丈方向に延び
て形成されると共に前記外歯歯車の歯幅中央部近傍の歯
底部に開口していることを特徴とする。また、前記給油
通路は、歯丈方向に延びて形成されると共に前記外歯歯
車の歯幅中央部近傍の歯先部に開口していることを特徴
とする。
て形成されると共に前記外歯歯車の歯幅中央部近傍の歯
底部に開口していることを特徴とする。また、前記給油
通路は、歯丈方向に延びて形成されると共に前記外歯歯
車の歯幅中央部近傍の歯先部に開口していることを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係るギヤカップリングの断面状態を示してある。
係るギヤカップリングの断面状態を示してある。
【0009】図に示すように、第1の回転体としての従
動回転軸1の端部には内歯歯車2が設けられ、第2の回
転体としての駆動回転軸3の端部には外歯歯車4が設け
られている。内歯歯車2と外歯歯車4とによりギヤカッ
プリング5が構成され、内歯歯車2と外歯歯車4とを噛
み合わせることにより従動回転軸1と駆動回転軸3が連
結されるようになっている。これにより、駆動回転軸3
の回転駆動力が従動回転軸1に伝達される。
動回転軸1の端部には内歯歯車2が設けられ、第2の回
転体としての駆動回転軸3の端部には外歯歯車4が設け
られている。内歯歯車2と外歯歯車4とによりギヤカッ
プリング5が構成され、内歯歯車2と外歯歯車4とを噛
み合わせることにより従動回転軸1と駆動回転軸3が連
結されるようになっている。これにより、駆動回転軸3
の回転駆動力が従動回転軸1に伝達される。
【0010】駆動回転軸3の外歯歯車4の内周側にはご
み溜6を有する室7が形成され、室7には駆動回転軸3
の軸心部位に形成された給油孔8が連通している。給油
孔8には駆動回転軸3の径方向に延びる送油孔9が連通
し、送油孔9は駆動回転軸3の外周面に開口している。
送油孔9が開口する駆動回転軸3の外周面部位には給油
箱10がシール11を介して設けられ、給油箱10には
給油管12が接続している。つまり、給油管12から送
られる油(冷却油)は、給油箱10から送油孔9及び給
油孔8を介して外歯歯車4の室7に送られるようになっ
ている。
み溜6を有する室7が形成され、室7には駆動回転軸3
の軸心部位に形成された給油孔8が連通している。給油
孔8には駆動回転軸3の径方向に延びる送油孔9が連通
し、送油孔9は駆動回転軸3の外周面に開口している。
送油孔9が開口する駆動回転軸3の外周面部位には給油
箱10がシール11を介して設けられ、給油箱10には
給油管12が接続している。つまり、給油管12から送
られる油(冷却油)は、給油箱10から送油孔9及び給
油孔8を介して外歯歯車4の室7に送られるようになっ
ている。
【0011】一方、外歯歯車4には一端が室7に開口す
る給油通路13が設けられ、給油通路13の他端は外歯
歯車4の内歯歯車2との噛み合い部位に開口している。
給油通路13は外歯歯車4の歯丈方向に延びて形成され
ると共に、外歯歯車4の歯幅中央部近傍の歯底部14に
開口している。つまり、室7に送られた油は、駆動回転
軸3の回転による遠心力によって給油通路13を通って
外歯歯車4の歯幅中央部近傍の歯底部14に供給され
る。
る給油通路13が設けられ、給油通路13の他端は外歯
歯車4の内歯歯車2との噛み合い部位に開口している。
給油通路13は外歯歯車4の歯丈方向に延びて形成され
ると共に、外歯歯車4の歯幅中央部近傍の歯底部14に
開口している。つまり、室7に送られた油は、駆動回転
軸3の回転による遠心力によって給油通路13を通って
外歯歯車4の歯幅中央部近傍の歯底部14に供給され
る。
【0012】内歯歯車2の端面には堰板15が設けら
れ、堰板15によって内歯歯車2と外歯歯車4の噛み合
い部位の開口部位が覆われている。また、噛み合い部位
を挟んで堰板15の反対側の従動回転軸1には排油孔1
6が形成され、外歯歯車4の歯底部14に供給された油
が堰板15によって規制されて排油孔16から排出され
るようになっている。
れ、堰板15によって内歯歯車2と外歯歯車4の噛み合
い部位の開口部位が覆われている。また、噛み合い部位
を挟んで堰板15の反対側の従動回転軸1には排油孔1
6が形成され、外歯歯車4の歯底部14に供給された油
が堰板15によって規制されて排油孔16から排出され
るようになっている。
【0013】上記構成のギヤカップリング5の作用を説
明する。
明する。
【0014】給油管12から送られた冷却油は、給油管
12からシール11によりシールされた給油箱10に送
られ、送油孔9及び給油孔8を介して外歯歯車4の室7
に送られる。室7に送られた冷却油は回転による遠心力
によって室7の外側に誘導され、ごみ溜6で塵芥が溜め
られた後、給油通路13を通って外歯歯車4の歯幅中央
部近傍の歯底部14に供給される。これにより、歯幅中
央部近傍の内歯歯車2と外歯歯車4の噛み合い部位に冷
たい冷却油が直接噴出し、噛み合い部位の冷却及び潤滑
が行われる。
12からシール11によりシールされた給油箱10に送
られ、送油孔9及び給油孔8を介して外歯歯車4の室7
に送られる。室7に送られた冷却油は回転による遠心力
によって室7の外側に誘導され、ごみ溜6で塵芥が溜め
られた後、給油通路13を通って外歯歯車4の歯幅中央
部近傍の歯底部14に供給される。これにより、歯幅中
央部近傍の内歯歯車2と外歯歯車4の噛み合い部位に冷
たい冷却油が直接噴出し、噛み合い部位の冷却及び潤滑
が行われる。
【0015】歯幅中央部近傍の内歯歯車2と外歯歯車4
の噛み合い部位は、歯面が損傷しやすい最高温部となっ
ているが、給油通路13を通って冷却油が最高温部に直
接噴出するようになっている。給油通路13から噛み合
い部位に噴出して最高温部を冷却した冷却油は、堰板1
5により規制されて内歯歯車2の歯底部に溜まり、歯部
全体の冷却を行った後に排油孔16から排出される。
の噛み合い部位は、歯面が損傷しやすい最高温部となっ
ているが、給油通路13を通って冷却油が最高温部に直
接噴出するようになっている。給油通路13から噛み合
い部位に噴出して最高温部を冷却した冷却油は、堰板1
5により規制されて内歯歯車2の歯底部に溜まり、歯部
全体の冷却を行った後に排油孔16から排出される。
【0016】従って、上述したギヤカップリング5で
は、歯面が損傷しやすい最高温部に冷たい冷却油を直接
供給することができるので、噛み合い部の発熱が大きく
なることがなく、高熱のために噛み合い部の歯面同士が
溶着する虞がない。また、冷却油を直接供給することが
できるので、少ない油量で噛み合い部位の冷却を行うこ
とができる。
は、歯面が損傷しやすい最高温部に冷たい冷却油を直接
供給することができるので、噛み合い部の発熱が大きく
なることがなく、高熱のために噛み合い部の歯面同士が
溶着する虞がない。また、冷却油を直接供給することが
できるので、少ない油量で噛み合い部位の冷却を行うこ
とができる。
【0017】図2に基づいて他の実施形態例を説明す
る。図2には本発明の他実施形態例に係るギヤカップリ
ングの断面状態を示してある。図1に示したギヤカップ
リングと同一部材には同一符号を付して重複する説明は
省略してある。
る。図2には本発明の他実施形態例に係るギヤカップリ
ングの断面状態を示してある。図1に示したギヤカップ
リングと同一部材には同一符号を付して重複する説明は
省略してある。
【0018】図に示したように、ギヤカップリング20
の外歯歯車4には一端が室7に開口する給油通路13が
設けられ、給油通路17の他端は外歯歯車4の内歯歯車
2との噛み合い部位に開口している。給油通路17は外
歯歯車4の歯丈方向に延びて形成されると共に、外歯歯
車4の歯幅中央部近傍の歯先部18に開口している。つ
まり、室7に送られた油は、駆動回転軸3の回転による
遠心力によって給油通路17を通って外歯歯車4の歯幅
中央部近傍の歯先部18に供給される。外歯歯車4の歯
先部18に供給された油は、図1で示したギヤカップリ
ング5と同様に堰板15によって規制されて排油孔16
から排出されるようになっている。
の外歯歯車4には一端が室7に開口する給油通路13が
設けられ、給油通路17の他端は外歯歯車4の内歯歯車
2との噛み合い部位に開口している。給油通路17は外
歯歯車4の歯丈方向に延びて形成されると共に、外歯歯
車4の歯幅中央部近傍の歯先部18に開口している。つ
まり、室7に送られた油は、駆動回転軸3の回転による
遠心力によって給油通路17を通って外歯歯車4の歯幅
中央部近傍の歯先部18に供給される。外歯歯車4の歯
先部18に供給された油は、図1で示したギヤカップリ
ング5と同様に堰板15によって規制されて排油孔16
から排出されるようになっている。
【0019】上記構成のギヤカップリング20では、室
7に送られた冷却油は回転による遠心力によって室7の
外側に誘導され、給油通路17を通って外歯歯車4の歯
幅中央部近傍の歯先部18に供給される。これにより、
歯幅中央部近傍の内歯歯車2と外歯歯車4の噛み合い部
位に冷たい冷却油が直接噴出し、噛み合い部位の冷却及
び潤滑が行われる。給油通路17から噛み合い部位に噴
出して最高温部を冷却した冷却油は、堰板15により規
制されて内歯歯車2の歯底部に溜まり、歯部全体の冷却
を行った後に排油孔16から排出される。
7に送られた冷却油は回転による遠心力によって室7の
外側に誘導され、給油通路17を通って外歯歯車4の歯
幅中央部近傍の歯先部18に供給される。これにより、
歯幅中央部近傍の内歯歯車2と外歯歯車4の噛み合い部
位に冷たい冷却油が直接噴出し、噛み合い部位の冷却及
び潤滑が行われる。給油通路17から噛み合い部位に噴
出して最高温部を冷却した冷却油は、堰板15により規
制されて内歯歯車2の歯底部に溜まり、歯部全体の冷却
を行った後に排油孔16から排出される。
【0020】従って、上述したギヤカップリング20で
は、図1に示したギヤカップリング5と同様に、歯面が
損傷しやすい最高温部に冷たい冷却油を直接供給するこ
とができるので、噛み合い部の発熱が大きくなることが
なく、高熱のために噛み合い部の歯面同士が溶着する虞
がない。また、冷却油を直接供給することができるの
で、少ない油量で噛み合い部位の冷却を行うことができ
る。
は、図1に示したギヤカップリング5と同様に、歯面が
損傷しやすい最高温部に冷たい冷却油を直接供給するこ
とができるので、噛み合い部の発熱が大きくなることが
なく、高熱のために噛み合い部の歯面同士が溶着する虞
がない。また、冷却油を直接供給することができるの
で、少ない油量で噛み合い部位の冷却を行うことができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明のギヤカップリングは、内歯歯車
との噛み合い部に開口し回転による遠心力によって油の
供給を行う給油通路を外歯歯車に形成し、かつ外歯歯車
の内側に遠心力によって塵茶を溜めるごみ溜を形成した
ので、歯面が損傷しやすい最高温部に冷たい油を直接供
給することができる。この結果、噛み合い部における歯
面全体の潤滑が充分に行えるようになり、少ない油量で
効果的に歯面の損傷を防止することが可能になる。
との噛み合い部に開口し回転による遠心力によって油の
供給を行う給油通路を外歯歯車に形成し、かつ外歯歯車
の内側に遠心力によって塵茶を溜めるごみ溜を形成した
ので、歯面が損傷しやすい最高温部に冷たい油を直接供
給することができる。この結果、噛み合い部における歯
面全体の潤滑が充分に行えるようになり、少ない油量で
効果的に歯面の損傷を防止することが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態例に係るギヤカップリング
の断面図。
の断面図。
【図2】本発明の他実施形態例に係るギヤカップリング
の断面図。
の断面図。
【図3】従来のギヤカップリングの断面図。
1 従動回転軸 2 内歯歯車 3 駆動回転軸 4 外歯歯車 5 ギヤカップリング 6 ごみ溜 7 室 8 給油孔 9 送油孔 10 給油箱 11 シール 12 給油管 13 給油通路 14 歯底部 15 堰板 16 排油孔 17 給油通路 18 歯先部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 森川 元嗣 (56)参考文献 特開 平2−275117(JP,A) 特開 昭60−168920(JP,A) 実開 昭57−98322(JP,U) 実開 昭58−167355(JP,U) 実開 昭52−170976(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 3/18 F16H 57/04
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の回転体に設けられた内歯歯車と第
2の回転体に設けられた外歯歯車との噛み合いによって
第1の回転体及び第2の回転体の動力伝達を行うギヤカ
ップリングにおいて、前記内歯歯車との噛み合い部に開
口し回転による遠心力によって油の供給を行う給油通路
を前記外歯歯車に形成し、かつ該外歯歯車の内側に遠心
力によって塵茶を溜めるごみ溜を形成したことを特徴と
するギヤカップリング。 - 【請求項2】 請求項1において、前記給油通路は、歯
丈方向に延びて形成されると共に前記外歯歯車の歯幅中
央部近傍の歯底部に開口していることを特徴とするギヤ
カップリング。 - 【請求項3】 請求項1において、前記給油通路は、歯
丈方向に延びて形成されると共に前記外歯歯車の歯幅中
央部近傍の歯先部に開口していることを特徴とするギヤ
カップリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07858796A JP3332715B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ギヤカップリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07858796A JP3332715B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ギヤカップリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09269014A JPH09269014A (ja) | 1997-10-14 |
JP3332715B2 true JP3332715B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=13666052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07858796A Expired - Fee Related JP3332715B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ギヤカップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3332715B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248963A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Toyota Motor Corp | 車両用遊星歯車装置 |
CN102537104B (zh) * | 2012-02-11 | 2014-06-11 | 郑州机械研究所 | 齿式联轴器 |
EP3190159A1 (de) * | 2016-01-08 | 2017-07-12 | Kronos International, Inc. | Verfahren zur oberflächenbeschichtung eines substrats |
CN112196911B (zh) * | 2020-11-09 | 2023-07-21 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种用于高速齿轮式联轴器润滑装置 |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP07858796A patent/JP3332715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09269014A (ja) | 1997-10-14 |
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