JP2006153236A - ディファレンシャル装置における潤滑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サイドギヤに直接潤滑油を吹きかけ、常に安定した潤滑を行えるようにする。
【解決手段】 ハウジング14、一方のボス部18に対応して盲状のチューブ装着穴30をサイドギヤ11の回転軸線と平行な方向に形成するとともに、チューブ装着穴30に直交してボス部に向けて開口する潤滑穴31を形成し、チューブ装着穴30には潤滑油が供給される潤滑チューブ32を潤滑穴31を横切る位置まで嵌合し、潤滑チューブ32の側面に潤滑穴31の中心に向けてオリフィス33を開口した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディファレンシャル装置のサイドギヤ等を強制潤滑するディファレンシャル装置における潤滑装置に関するものである。
車両に装備されたオートマチックトランスミッションのミッションケース内には、エンジン動力を左右一対の車輪に伝達したり、前輪あるいは後輪に伝達するためのディファレンシャル装置が組み込まれている。かかるディファレンシャル装置は、図6に示すように、リングギヤ1を取付けたディファレンシャルケース2の両端ボス部2a、2bに、一対のサイドギヤ3、3が同一軸線上に回転可能に嵌合支持されている。また、ディファレンシャル装置には、一対のサイドギヤ3、3に同時に噛合するピニオンギヤ4、4が円周上複数設けられ、これらピニオンギヤ4、4はディファレンシャル装置に取付けられたピニオンシャフト5の周りに回転可能に支持されている。
この種のディファレンシャル装置においては、両端ボス部2a、2bとサイドギヤ3、3との嵌合面に潤滑油を供給するようになっているが、従来においては、図5、図6に示すように、ディファレンシャルケース2を回転可能に支持するハウジング6に設けられた装着穴7に潤滑チューブ8の先端部が装着され、この潤滑チューブ8の先端に開けられた小孔より射出された潤滑油が、装着穴7に交差する潤滑穴9の壁面に吹き付けられ、潤滑穴9の壁面を伝ってボス部2bとサイドギヤ3との嵌合部に滴下させるようになっている。
しかしながら、上記したディファレンシャル装置における潤滑構造においては、潤滑穴9の壁面を伝って内周部6aまで滴下した潤滑油は、図5の矢印で示すように、ハウジング6の内周部6aを伝って流れるなどして、ボス部2bとサイドギヤ3との嵌合部の側方に十分供給されず、ボス部2a、2bとサイドギヤ3、3との嵌合部に安定した潤滑作用が行われない問題があった。
本発明は、上記した従来の不具合を解消するためになされたもので、サイドギヤに直接潤滑油を吹きかけて、常に安定した潤滑を行えるようにしたディファレンシャル装置における潤滑装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングにディファレンシャルケースを回転可能に支持し、該ディファレンシャルケースの両端ボス部に、一対のサイドギヤを同一軸線上に回転可能に支承し、前記一対のサイドギヤに前記ディファレンシャルケースに支持されたピニオンギヤを噛合させたディファレンシャル装置において、前記ハウジングに、前記一方のボス部に対応して盲状のチューブ装着穴を前記サイドギヤの回転軸線と平行な方向に形成するとともに、該チューブ装着穴に交差して前記ボス部に向けて開口する潤滑穴を形成し、前記チューブ装着穴には潤滑油が供給される潤滑チューブを前記潤滑穴を横切る位置まで嵌合し、該潤滑チューブに前記潤滑穴の中心に向けてオリフィスを開口したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記一方のボス部に回転可能に支持された一方のサイドギヤのシャフト部は、前記ディファレンシャルケースのボス部より外側に延び、前記オリフィスは、前記一方のサイドギヤのシャフト部の前記ディファレンシャルケースより外側に延びた部分に向けて開口したことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記一方のボス部は、トランスファに連結するために、前記潤滑穴を横切って軸方向に延在され、前記ボス部には、前記潤滑穴に対応する軸方向位置に円周上1つもしくは複数の導入穴が半径方向に貫通されていることを特徴とするものである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、潤滑チューブのオリフィスから射出された潤滑油は、潤滑穴の中心を通って直接サイドギヤに供給されるので、常に安定した潤滑油の供給を行える効果がある。
請求項2に係る発明によれば、オリフィスは、ディファレンシャルケースのボス部より外側に延びたサイドギヤのシャフト部に向けて開口されているので、サイドギヤのシャフト部に直接潤滑油を供給でき、ボス部とサイドギヤのシャフト部との嵌合部を確実に潤滑できる効果がある。
また、請求項3に係る発明によれば、4輪駆動のために一方のボス部が潤滑穴を横切って軸方向に延在される構成のものにおいても、サイドギヤへの潤滑油の供給を的確に行える効果がある。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1に基づいて説明する。図1、図2は、車両用のディファレンシャル装置の全体を示すもので、このディファレンシャル装置は、ディファレンシャルケース10と、ディファレンシャルケース10に回転可能に支持された左右一対のサイドギヤ11、11と、これらサイドギヤ11、11に噛合する円周上複数のピニオンギヤ12、12と、ディファレンシャルケース10に取付けられたリングギヤ13とによって、主に構成されている。 ディファレンシャルケース10は両端部は、ベアリング15、16を介してミッションケース等のハウジング14に回転可能に支持されている。ディファレンシャルケース10の左右の両端部にはボス部17、18が形成され、これらボス部17、18の内周にサイドギヤ11、11のシャフト部11a、11aが回転可能に嵌合支持され、これらシャフト部11a、11aはディファレンシャルケース10のボス部17、18より外側に延在されている。ボス部17、18の内周面には、全長に渡って潤滑溝17a、18aが螺旋状に形成され、潤滑溝17a、18aの各端部に潤滑油が導入されると、潤滑油はディファレンシャルケース10の回転によって互いに内方に送り込まれるようになっている。
サイドギヤ11、11はベベルギヤからなり、そのギヤ部の背面はボス部17、18の内端面にワッシャ19、19を介して相対回転可能に対面している。サイドギヤ11、11にはスプライン穴20、20が形成され、これらスプライン穴20、20に前輪もしくは後輪に連結される図略の出力軸がスプライン係合されるようになっている。
ディファレンシャルケース10には、サイドギヤ11、11の回転軸線と直交する方向に、ピニオンシャフト21、21がピン22、22によって回転かつ軸方向移動不能に取付けられている。ピニオンシャフト21、21にはベベルギヤからなるピニオンギヤ12、12が回転可能に支持され、これらピニオンギヤ12、12は左右一対のサイドギヤ11、11にそれぞれ噛合されている。ピニオンギヤ12、12の背面はディファレンシャルケース10の内周面にワッシャ23、23を介して相対回転可能に対面している。ピニオンギヤ12、12は、図からは明らかでないが、円周上等間隔に4個設けられている。
リングギヤ13はディファレンシャルケース10の一端(図の左端)にボルト25によって一体的に取付けられ、このリングギヤ13は、図示してないが、ハウジング14内に収納された変速機構のファイナルギアとしてのドライブピニオンに噛合され、変速機構からの駆動トルクがディファレンシャルケース10とピニオンギヤ12、12を介して左右一対のサイドギヤ11、11に両者の差回転を許容して伝達される。
なお、前記ディファレンシャルケース10は、前記ボルト25によって一体結合された2部材からなり、一方の部材10aにリングギヤ13が取付けられるとともに、左方のサイドギヤ11が支持され、他方の部材10bに右方のサイドギヤ11が支持されるとともに、ピニオンギヤ12、12が支持されている。
前記ハウジング14には、図3で拡大して示すように、左右一対のサイドギヤ11、11の一方(右方)の上方位置に、盲状のチューブ装着穴30がサイドギヤ11の回転軸線と平行な方向に形成されている。ハウジング14には、また、チューブ装着穴30に直交して潤滑穴31が形成され、この潤滑穴31の下端はボス部18の端部でかつディファレンシャルケース10のボス部18より外側に延びたサイドギヤ11のシャフト部11aの上端に向けて開口されている。チューブ装着穴30には潤滑チューブ32の一端が潤滑穴31を横切る位置まで嵌合され、この潤滑チューブ32の側面に潤滑穴31の中心に向かう、すなわち、ボス部18より外側に延びたサイドギヤ11のシャフト部11aに向かう直径が1mm程度のオリフィス33が開口されている。左右一対のサイドギヤ11、11の各端部とハウジング14との間には、オイルシール35、36がそれぞれ設けられ、潤滑油がサイドギヤ11、11の両端部より洩れないようにしている。
なお、上記した盲状のチューブ装着穴30とは、文字通りドリル加工等によって盲穴を形成するものに限らず、一旦貫通穴を形成した後に、先端部を詰詮等によって閉塞したものも包含することは勿論である。
潤滑チューブ32はディファレンシャルケース10の上方に沿ってディファレンシャル装置の軸線方向に延び、ピニオンギヤ12、12の配列位置付近で屈曲されて上方に延び、その他端はハウジング14に形成された別のチューブ装着穴37に嵌合されている。潤滑チューブ32にはもう1つのオリフィス38が、ディファレンシャルケース10の中央部上面に向けて開口されている。
潤滑チューブ32は、その両端が2個所のチューブ装着穴30、37に嵌合されることにより、角度位置が固定的に定められる。また、潤滑チューブ32の中央部は、ねじ穴39にねじ込まれるビスによってハウジング14に締付けられる図略のクランパによってハウジング14に固定され、抜け止めされるようになっている。
潤滑チューブ32の他端を装着したチューブ装着穴37には、図略のオイルポンプが接続され、オイルポンプより潤滑チューブ32に潤滑油が供給される。潤滑チューブ32に供給された潤滑油は、オリフィス33より潤滑穴31の中心に向かって射出され、ボス部18の端部のサイドギヤ11のシャフト部11aの上面に供給される。これにより、潤滑油はボス部18とサイドギヤ11との嵌合面に容易に供給されるようになり、ディファレンシャルケース10の回転時にはボス部18の内周面に形成された螺旋状の潤滑溝18aの作用によって潤滑油は順次内方に送り込まれる。
前記ハウジング14には、左方のサイドギヤ11の上方位置と前記ベアリング15の内方位置との間で、オイルポンプに接続された潤滑通路41が形成され、この潤滑通路41に、ボス部17の端部のサイドギヤ11のシャフト部11aの外周面に向けて開口し、ボス部17とサイドギヤ11との嵌合部に潤滑油を供給するオリフィス45と、ディファレンシャルケース10(部材10a)の側壁に形成された窓44を通してボス部17とサイドギヤ11との間に介在されたワッシャ23に向けて開口するオリフィス43がそれぞれ接続されている。
上記した構成により、図略のオイルポンプより吐出された潤滑油は、潤滑チューブ32に開口されたオリフィス33より潤滑穴31の中心に向けて射出されるとともに、オリフィス38よりディファレンシャルケース10の外周に向けて射出される。潤滑穴31の中心に向けて射出された潤滑油は、ボス部18とサイドギヤ11との嵌合端部に直接供給され、ボス部18の内周面に形成された螺旋状の潤滑溝18aを通ってボス部18とサイドギヤ11との嵌合面に浸入し、その嵌合面を潤滑する。ボス部18とサイドギヤ11との嵌合面を潤滑した潤滑油は、ワッシャ19が介在されたボス部18とサイドギヤ11との摺接面を潤滑し、その後、図略のタンクに回収される。また、ディファレンシャルケース10の外周に向けて射出された潤滑油は、ピニオンシャフト21、21との嵌合面よりディファレンシャルケース10内に浸入して、ワッシャ23、23が介在されたディファレンシャルケース10内周面とピニオンギヤ12,12との摺接面を潤滑し、その後、図略のタンクに回収される。
一方、オイルポンプより吐出された潤滑油は潤滑通路41にも供給され、オリフィス43、45より射出される。オリフィス45より射出された潤滑油は、ボス部17の端部のサイドギヤ11のシャフト部11aの外周面を介してボス部17とサイドギヤ11との嵌合端部に供給され、ボス部17の内周面に形成された螺旋状の潤滑溝17aを通ってボス部17とサイドギヤ11との嵌合面を潤滑する。また、オリフィス45より射出された潤滑油の一部は、ディファレンシャルケース10の側壁に形成された窓44よりディファレンシャルケース10内に浸入し、ワッシャ23が介在されたボス部17とサイドギヤ11との摺接面、およびサイドギヤ11とピニオンギヤ12との噛合い部を潤滑する。
図4に示す第2の実施の形態は、上記した潤滑装置を4輪駆動用のディファレンシャル装置に適用した点が、第1の実施の形態と相異するが、他の部分は同じであるので、相違点のみについて説明し、同一構成部分は同一部品に同一の参照番号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態においては、一方のボス部18がサイドギヤ11の端部を越える位置まで延長され、その延長部18bの外周にスプライン18cが形成されている。ボス部18の延長部18bには、前記潤滑穴31に対応する軸方向位置に半径方向に貫通し、潤滑チューブ32の側面に設けられたオリフィス33より大径の潤滑油導入穴50が円周上、例えば2個所、に形成されている。ハウジング14とボス部18の延長部18bとの間には、潤滑油導入穴50より後端側においてオイルシール51が装着され、また、サイドギヤ11の軸端外周と延長部18bの内周との間には、オイルシール52が装着されている。
ボス部18の延長部18bに形成されたスプライン18cには、図略のトランスファの回転連結部がスプライン係合され、これによって、リングギヤ13よりサイドギヤ11に伝達された駆動トルクが、トランスファを介して前輪側から後輪側(あるいは後輪側から前輪側)へ伝達され、4輪駆動が達成される。
この第2の実施の形態においても、先に述べた第1の実施の形態と同様に、潤滑チューブ32に供給された潤滑油は、オリフィス33より潤滑穴31の中心に向けて射出され、ボス部18に形成された潤滑油導入穴50を通ってボス部18とサイドギヤ11の嵌合端部に直接供給され、ボス部18の内周面に形成された螺旋状の潤滑溝18aを通ってボス部18とサイドギヤ11との嵌合面に浸入し、その嵌合面を潤滑する。
なお、ボス部18に形成された潤滑油導入穴50は、円周上2個所に限らず、円周上1個所でもよいし、円周上3個所あるいは4個所であってもよい。
本発明の第1の実施の形態を示すディファレンシャル装置における潤滑装置の側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB部の拡大図である。 本発明の第2の実施の形態を示すディファレンシャル装置における潤滑装置の断面図である。 従来のディファレンシャル装置における潤滑装置を示す側面図である。 図5のC−C線断面図である。
符号の説明
10・・・ディファレンシャルケース、11・・・サイドギヤ、11a、11a・・・シャフト部、12・・・ピニオンギヤ、13・・・リングギヤ、14・・・ハウジング、15、16・・・ベアリング、17、18・・・ボス部、19・・・ワッシャ、20・・・スプライン穴、21・・・ピニオンシャフト、23・・・ワッシャ、30、37・・・チューブ装着穴、31・・・潤滑穴、32・・・潤滑チューブ、33、38・・・オリフィス、35、36・・・オイルシール、41・・・潤滑通路、43、45・・・オリフィス。

Claims (3)

  1. ハウジングにディファレンシャルケースを回転可能に支持し、該ディファレンシャルケースの両端ボス部に、一対のサイドギヤを同一軸線上に回転可能に支承し、前記一対のサイドギヤに前記ディファレンシャルケースに支持されたピニオンギヤを噛合させたディファレンシャル装置において、前記ハウジングに、前記一方のボス部に対応して盲状のチューブ装着穴を前記サイドギヤの回転軸線と平行な方向に形成するとともに、該チューブ装着穴に直交して前記ボス部に向けて開口する潤滑穴を形成し、前記チューブ装着穴には潤滑油が供給される潤滑チューブを前記潤滑穴を横切る位置まで嵌合し、該潤滑チューブの側面に前記潤滑穴の中心に向けてオリフィスを開口したことを特徴とするディファレンシャル装置における潤滑装置。
  2. 請求項1において、前記一方のボス部に回転可能に支持された一方のサイドギヤのシャフト部は、前記ディファレンシャルケースのボス部より外側に延び、前記オリフィスは、前記一方のサイドギヤのシャフト部の前記ディファレンシャルケースより外側に延びた部分に向けて開口したことを特徴とするディファレンシャル装置における潤滑装置。
  3. 請求項1において、前記一方のボス部は、トランスファに連結するために、前記潤滑穴を横切って軸方向に延在され、前記ボス部には、前記潤滑穴に対応する軸方向位置に円周上1つもしくは複数の導入穴が半径方向に貫通されていることを特徴とする4輪駆動用のディファレンシャル装置における潤滑装置。
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