JP2008247540A - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008247540A
JP2008247540A JP2007089585A JP2007089585A JP2008247540A JP 2008247540 A JP2008247540 A JP 2008247540A JP 2007089585 A JP2007089585 A JP 2007089585A JP 2007089585 A JP2007089585 A JP 2007089585A JP 2008247540 A JP2008247540 A JP 2008247540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
sheet
document
unit
feeding apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007089585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4895298B2 (ja
Inventor
Shigeru Kosuda
繁 小須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2007089585A priority Critical patent/JP4895298B2/ja
Publication of JP2008247540A publication Critical patent/JP2008247540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4895298B2 publication Critical patent/JP4895298B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】原稿の取込異常を高精度で検知することができるとともに、原稿の斜行を規制する規制板を原稿の取込位置に近づけて配置できるようにして原稿の取込性能を向上させることができる原稿給送装置を提供する。
【解決手段】原稿給送装置101は、原稿が積載される原稿台1と、原稿の斜行を規制する規制板51と、原稿台1に積載された原稿Fを搬送路に取り込む取込ローラ4と、原稿の取込異常を検知する跳ね上がり検知センサSS1と、跳ね上がり検知センサSS1が取込原稿の異常を検知したとき、取込ローラ4の作動を停止する制御部45と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置やシートフィードスキャナ等の画像読取装置等にシートを給送するシート給送装置に関する。
従来、画像読取装置や画像形成装置等に装備したシート給送装置は、積載台に積載したシートを給紙ローラによって搬送路に送り出し、シートが重なって送り出されたとき、下流側の給送ローラと、該給送ローラに圧接している分離ローラとによってシートを1枚ずつに分離して搬送路に給送する。
分離ローラは、シートを上流側に押し戻す回転力をスリップクラッチなどの駆動力伝達装置を介して常時受けており、シートが1枚のとき、シートの搬送力を受けてスリップクラッチによって給送ローラに追従回転することを許容されて追従回転するが、シートが複数枚給紙されたとき、シートを上流側に搬送する方向に回転して最も上のシート以外のシートを上流側に押し戻す。
このような従来のシート給送装置は、積載台にシートが1枚ずつ重ねて積載されるが、積載台にステイプラ、クリップ、糊付け等によって束状に綴じられたシートが誤って積載された場合においても、シート束のシートを1枚ずつ分離して給送しようとする。このような場合、シート束のうち、給送ローラによって給送される最上位置のシートが綴じられた部分を中心にめくれ上がるように回転して皺になったり、破れたり、或いはシート束全体が回転して歪んだ形状になったりすることがある。
また、このようなシート給送装置を備えた画像読取装置は、シートの画像を確実に読み取ることができなくなることがある。更に、このようなシート給送装置を備えた画像形成装置は、シートに画像を確実に形成することができなくなることがある。
このような事情から、従来、積載台のシートの給送方向に対して略直交するシートの幅方向の両側に、それぞれ光を照射する発光部と該発光部が照射した光を受光する受光部とを配置したものが提案されている(特許文献1)。
この提案では、跳ね上がったシートが発光部と受光部との間の光路を遮ることにより受光部の受光光量が減少することを利用してシートの異常給紙を検知し、給送ローラと分離ローラとの回転を停止して、シートの損傷やジャムの発生を防止する。
特開2004−182449号公報
しかし、上記特許文献1では、積載台の発光部と受光部との間の光路上にはシート以外に光を遮るものを設置することができないため、給紙ローラのシートの搬送方向の上流側に発光部と受光部とを配置している。このため、積載台のシート束の幅方向の両側部に接してシートの斜行を規制する規制板をシートの給紙位置(取込位置)に近づけて設置することができず、規制板によるシートの斜行防止効果が不足してシートの給紙性能(取込性能)が低下する。
そこで、本発明は、シートの取込異常を高精度で検知することができるとともに、シートの斜行を規制する規制板をシートの取込位置に近づけて配置できるようにしてシートの取込性能を向上させることができるシート給送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシート給送装置は、搬送路に取込む取込ローラを有する取込手段と、前記積載部に積載されたシートの幅方向の両側部に接してシートの斜行を規制する規制板と、前記取込手段のシート搬送方向の下流側に配置され、前記取込ローラによって前記搬送路に取込まれたシートが複数枚重なっているとき、シートを1枚ずつ分離して給送する分離給送手段と、シートの前記搬送路への取込み異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段がシートの取込み異常を検知したとき、前記取込手段の動作および前記分離給送手段の動作の少なくとも一方を変更するように制御する制御手段と、を備え、前記異常検知手段は、シートの搬送方向に対して前記取込ローラと略同一位置に配置され、該取込ローラの軸方向の側部近傍に向けて光を照射する発光部と、シートの搬送方向に対して前記取込ローラと略同一位置に配置され、前記発光部から照射された光を受光する受光部とを有し、前記発光部が照射する光および前記受光部が受光する光の少なくとも一方がシートにより遮光された際の該受光部の受光光量の変化に基づいてシートの取込み異常を検知する、ことを特徴とする。
また、本発明のシート給送装置は、前記取込手段の近傍に配置され、前記発光部が照射した光を前記取込ローラの軸方向の一方の側部近傍から他方の側部近傍まで導く導光部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、異常検知手段の処理動作がシートの斜行を規制する規制板の位置に影響されないため、規制板をシートの取込位置に近づけて配置することができる。これにより、シートの取込異常を高精度で検知することができるとともに、シートの取込性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である原稿給送装置(シート給送装置)を備える画像読取装置を説明するための概略断面図、図2は図1に示す画像読取装置の要部を模式的に示す図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の画像読取装置200は、原稿が複数枚積載されて、原稿台駆動モータ2により昇降駆動される原稿台(積載部)1を備える。原稿台1の原稿の幅方向の両側には、原稿台1に積載された原稿束の幅方向の両側部に接して原稿の斜行を規制する規制板51が設けられている。原稿検知センサ3は、原稿台1の原稿を検知する。給紙ローラ(取込ローラ)4は、原稿台1の原稿を原稿台1から送り出す。給紙モータ5は、給紙ローラ4を回転駆動する。
給送ローラ6は、給送モータ8によって原稿を下流側に搬送する方向に回転駆動される。分離ローラ7は、原稿を上流側に搬送する回転力を不図示のスリップクラッチを介して分離モータ9から常時受けているが、原稿が1枚のとき、原稿の搬送力を受けてスリップクラッチによって給送ローラ6に追従回転を許容されて追従回転する。そして、分離ローラ7は、原稿が複数枚のとき、原稿を上流側に搬送する方向に回転して、原稿を上流側に押し戻す。
この給送ローラ6の原稿を下流側に給送する作用と、分離ローラ7の原稿を上流側に押し戻す作用とによって、原稿が重なって送りローラ6と分離ローラ7とのニップに送り込まれたとき、上側の原稿は下流側に搬送され、下側の原稿は上流側に押し戻されて、重なった原稿が分離給送される。なお、給送ローラ6と分離ローラ7とのローラ対に代えて、不図示の分離ベルトローラ対を使用してもよい。
搬送モータ10は、分離給送後の原稿を原稿読み取り位置から排出位置まで搬送するための原稿搬送ローラを駆動する。ニップ隙間調整モータ11は、給送ローラ6と分離ローラ7との隙間、あるいは分離ローラ7に対する給送ローラ6の圧接圧を調整して、原稿の厚みに適合した隙間、あるいは圧接圧で原稿を分離給送する。
原稿読取部43は、原稿の画像を読み取る読取センサ14,15を備えており、原稿の読み取り速度と解像度に基づき走査間隔を変更する。原稿排出センサ16は、原稿が原稿読取部43を通過して原稿排出部44に排出されたことを検知する。
レジストローラ17,18は、一時的に停止して原稿が下流側に搬送されるのを制限し、原稿の斜行を修正する。レジストクラッチ19は、搬送モータ10の回転をレジストローラ18に伝達したり、断ったりする。
原稿搬送ローラ20,21,22,23は、原稿Fを原稿排出部44に搬送する。上ガイド板40と下ガイド板41との2つのガイド板は、ローラ対6,7、レジストローラ17,18、原稿搬送ローラ20,21,22,23に挟まれて搬送される原稿Fを案内する。
原稿センサ30,31,32,33は搬送路を搬送される原稿を検知するセンサであり、これらのセンサによる原稿検知タイミングに基づいて原稿の搬送が制御される。跳ね上がり検知センサSS1,SS2は、原稿台1で跳ね上がった原稿を検知する。
図3および図4は、跳ね上がり検知センサSS1,SS2原稿Fとの位置関係を示す図である。
跳ね上がり検知センサSS1は給紙ローラ4の軸方向の一側に配設され、跳ね上がり検知センサSS2は給紙ローラ4の軸方向の他側に配設されている。跳ね上がり検知センサSS1,SS2は、共に制御部45に接続されている。
跳ね上がり検知センサSS1は、発光部SS1−a、第1の受光部SS1−b、および第2の受光部SS1−cを備える。跳ね上がり検知センサSS2は、発光部SS2−a、第1の受光部SS2−b、および第2の受光部SS2−cを備える。
発光部SS1−a,SS2−aは、発光LED等の発光素子で構成されて、給紙ローラ4の軸方向の側部近傍に向けて光を照射する。
第1の受光部SS1−b,SS2−bは、受光センサなどの受光素子で構成され、発光部SS1−a,SS2−aから照射して給紙ローラ4の軸方向の側面或いは給紙ローラ4の軸方向の側面近傍で反射した光を受光する。なお、本発明で言う取込ローラの軸方向の側部近傍とは、給紙ローラ4の軸方向の側面、および給紙ローラ4の側面近傍に配置された部材を含むものとする。
第2の受光部SS1−c,SS2−cは、受光センサなどの受光素子で構成され、給紙ローラ4の軸方向の側面或いは給紙ローラ4の軸方向の側面近傍の部材で反射された反射光を受光しない位置で、且つ原稿Fが跳ね上がったときに原稿Fの裏面が照射光を乱反射して発生する、原稿の異常給送状態における反射光(以下、異常反射光という)を受光する位置に配設されている。
制御部(制御手段)45は、原稿給送装置を含む画像読取装置200全体を制御するようになっており、例えば、各センサからの出力信号に基づいて各モータ等を制御して、各ローラを回転又は停止させる。
次に、跳ね上がり検知センサSS1の動作について説明する。なお、跳ね上がり検知センサSS2については、跳ね上がり検知センサSS1の動作と同一であるため、跳ね上がり検知センサSS1についてのみ説明する。
原稿Fが正常に搬送されているとき、跳ね上がり検知センサSS1の発光部SS1−aより照射された光が給紙ローラ4の側面で反射され、第1の受光部SS1−bへと進む光路を原稿Fが遮ることはない。
原稿Fが跳ね上がって光路を遮った場合、図5に示すように、第1の受光部SS1−bが受光する光量が減少し、変化量ΔHが設定値を越えたときに、原稿Fが異常給紙されたと判定できるため、原稿の異常給紙を検知することができる。この場合、原稿Fが異常給紙されたと判断する基準値としての受光光量の閾値を設けて異常給紙を判定してもよく、また、受光光量の変化の割合で異常給紙を判定してもよい。制御部45は、跳ね上がり検知センサSS1を用いて原稿の異常給紙を検知した場合に、給紙ローラ4、給送ローラ6、および分離ローラ7を停止させるようにモータを制御する。
ところで、原稿Fが跳ね上がったとき、光路を遮ると同時に原稿Fの裏面が照射光を乱反射して異常反射光が発生し、図6に示すように、この異常反射光が第1の受光部SS1−bに受光されてしまう場合がある。この場合、第1の受光部SS1−bの受光光量が正常搬送時と判別できなくなり、原稿の跳ね上がりを検知できなくなる。
そこで、本実施形態では、上述したように第1の受光部SS1−bに加えて補助的センサとして第2の受光部SS1−cを設けている。第2の受光部SS1−cは、原稿Fが通常搬送されている場合は反射光を受光せず、原稿Fの異常反射光を受光する位置に配設されている。
これにより、図7に示すように、原稿Fが光路を遮って第1の受光部SS1−bの受光光量が減少したあと、異常反射光によって再び受光光量が増加して第1の受光部SS1−bを用いて原稿の異常給紙を検知できなかった場合にも、第2の受光部SS1−cの受光光量が異常反射光によって増加する。そして、変化量ΔH′が設定値を越えることで、原稿Fが異常給紙されたと判定でき、検知漏れをなくすことができる。制御部45は、第2の受光部SS1−cを用いて原稿の異常給紙を検知した場合に、給紙ローラ4、給送ローラ6、および分離ローラ7を停止させるようにモータを制御する。
なお、給紙ローラ4の軸方向の側面近傍にミラーなどの反射部(不図示)を設けて、発光部SS1−aからの照射光をより確実に第2の受光部SS1−bに反射させるようにしてもよい。この場合、反射部の面積は小さい方が、発光部SS1−aと反射部との間の光路を細くできる。光路が細い方が、跳ね上がった原稿が光路を遮断するのに要する時間が短くなるため、原稿の跳ね上がりを素早く検知することができる。
以上説明したように、本実施形態では、跳ね上がり検知センサSS1,SS2を用いて原稿の異常給紙を高精度で検知することができる。
また、跳ね上がり検知センサSS1を給紙ローラ4の軸方向の一側に配置し、跳ね上がり検知センサSS2を給紙ローラ4の軸方向の他側に配置している。すなわち、跳ね上がり検知センサSS1,SS2を原稿の搬送方向に対して給紙ローラ4と略同一位置に配置して原稿の異常給紙を検知することができるので、従来のように、跳ね上がり検知センサSS1,SS2を給紙ローラ4の原稿の搬送方向の上流側に配置する場合に比べて、原稿規制板51を原稿の給紙位置に近づけて配置することができる。
これにより、原稿規制板51が原稿の斜行を防止する効果を最大限に引き出し、原稿の給紙性能を向上させることができる。
更に、跳ね上がり検知センサSS1,SS2の発光部SS1−a,SS2−aから照射した光が跳ね上がった原稿の裏面で乱反射して第1の受光部SS1−b,SS2−bに受光されてしまう場合にも、第2の受光部SS1−c,SS2−cの受光光量の増加で原稿の跳ね上がりを検知することができるので、検知漏れのない高精度な原稿の異常給紙の検知を実現することができる。
なお、給紙ローラ等の反射を利用するのではなく、給紙ローラ4或いは給紙ローラ4を支持する部材の近傍に、発光部SS1−a,SS2−aから照射した光を導光する導光部を設けるようにしてもよい。この場合、発光部SS1−a,SS2−aが照射した光が原稿の裏面で反射したときに受光する第2の受光部SS1−c,SS2−cを発光部SS1−a,SS2−a近傍に設け、発光部SS1−a,SS2−aが照射して導光部を通過した光を受光する第1の受光部SS1−b,SS2−bを発光部SS1−a,SS2−aとは反対側に設けておき、第1の受光部SS1−b,SS2−bが受光せず第2の受光部SS1−c,SS2−cが受光したときに、原稿の異常給紙を判定することで、精度のよい異常給紙の検知が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、図8〜図14を参照して、本発明の第2の実施形態である原稿給送装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の原稿給送装置102は、図8および図9に示すように、跳ね上がり検知センサSS3が給紙ローラ4の軸方向の一側に配設され、跳ね上がり検知センサSS4が給紙ローラ4の軸方向の他側に配設されている。跳ね上がり検知センサSS3,SS4は、共に制御部45に接続されている。
跳ね上がり検知センサSS3,SS4は、共に原稿台1の原稿積載面(シート積載面)1aに対して垂直方向に1次元的に配列されたN個の複数の発光素子で構成された発光部SS3−a,SS4−aと、一つの受光素子からなる第1の受光部SS3−b,SS4−bと、一つの受光素子からなる第2の受光部SS3−c,SS4−cとを備える。
跳ね上がり検知センサSS3,SS4では、原稿給送時に発光部SS3−a,SS4−aの発光素子の1〜N個を順次点灯させる。第1の受光部SS3−b,SS4−bが光を受光した際に、発光部SS3−a,SS4−aの複数個の発光素子の発光タイミングと、そのタイミング毎の第1の受光部SS3−b,SS4−bの受光の有無によって、何番目の発光素子の光路まで遮光されているかが判るため、原稿の跳ね上がり量を多値的に検知することができる。
次に、跳ね上がり検知センサSS3の動作について説明する。なお、跳ね上がり検知センサSS4は、跳ね上がり検知センサSS3の動作と同一であるため、跳ね上がり検知センサSS3についてのみ説明する。
ユーザが原稿台1に原稿Fを複数枚載置する。ユーザの操作によってパネル等の操作部46(図1参照)からスタート信号が制御部45に送られる。操作部46は表示機能もあり、原稿の跳ね上がり量やカール量が大きいことが検知されたとき、制御部45は操作部46に異常給紙状態を表示してユーザに報せることができる。操作部46からのスタート信号が制御部45に送られると、制御部45は原稿台駆動モータ2に上昇信号を送り、原稿台1を原稿給送位置まで上昇させる。
このとき、原稿積載時の跳ね上がり量をオフセットレベルとして、制御部45内の不図示の記憶領域に記憶する。
図10は、カールのない通常の原稿を問題なく搬送したときの第1の受光部SS3−bの出力信号から検知される跳ね上がり量を示したグラフ図である。図中のΔオフセット値は、複数個あるセンサの各光路の遮光状況が、給紙中の原稿のヨレや皺、歪みなどに応じて変化していることを意味している。
図11は、カールのある原稿を問題なく搬送したときの第1の受光部SS3−bの出力信号から検知される跳ね上がり量で、図10と比べて、オフセットレベルが大きくなっているが、△オフセット値の変化が少なく、給紙停止レベルに至っていないので、原稿の給紙に問題ないのが分かる。
これにより、制御部45は、カールした原稿でも、原稿台1が所定の原稿給紙開始位置まで上昇した時点での、原稿の初期カール量(オフセットレベル)を記憶し、記憶したカール量と原稿給紙時の第1の受光部SS3−bの出力信号から検知される跳ね上がり量との差分(Δオフセット値)を用いて判断することで、動作を継続することができる。
すなわち、原稿の初期のカール量がジャムを発生するカール量を超えた場合、制御部45は、原稿の給紙を行わず、操作部46を通じてユーザに異常給紙状態を報せる。また、原稿の初期のカール量がジャムを発生するカール量を超えていない場合、制御部45は、原稿の給紙を行う。
また、カールした原稿が、図12に示すように、ステイプル、クリップ、糊付け等の綴じ部材SP1によって束状に綴じられている場合に、給紙ローラ4によって給送されて、跳ね上がり検知センサSS3の前を通過していく際、原稿給送動作により、原稿が図13に示すような状態となる。
このときの第1の受光部SS3−bの出力信号から検知される跳ね上がり量は、図14に示すように、上記初期カール量と跳ね上がり量との差分(Δオフセット値)がプラスの方に増えていくことになる。この場合、差分が給紙停止レベル以上になったときに、制御部45は原稿の給紙を停止する。また、原稿の跳ね上がり量だけでも別途設定された限度値を超えた場合、すなわち、初期のカール量と、増加した差分のカール量とを加えて、ジャムを発生するカール量以上になった場合にも、制御部45は、原稿の給紙を停止し、操作部46を通じてユーザに原稿が異常給紙状態であることを報せる。
逆に、原稿のカール量が減っていくと、上記差分が減少してマイナスの値となることもある。この場合、原稿のカール量が減っていくので、制御部45は、原稿の給紙を継続する。
なお、本実施形態の原稿給送装置102における跳ね上がり検知センサSS3,SS4は、原稿台1の原稿積載面1aに対して垂直方向に1次元的に配列された複数の発光部と一つの第1の受光部を有する構成としているが、一つの発光部と複数の第1の受光部を有する構成として、原稿給送時に、発光部からの光を受光している受光部の個数、または受光部の受光量の変化も併用することによって、原稿の跳ね上がり量を多値的に検知するようにしてもよい。もちろん、複数の発光部と複数の受光部とを有する跳ね上がり検知センサSS3,SS4を配設するようにしてもよい。
また、本実施形態においても、給紙ローラ等の反射を利用するのではなく、給紙ローラ或いはその支持部材の近傍に導光部を設ける変形を行なうことが可能であり、同様の効果が得られる。詳細については、第4の実施形態で説明する。
また、跳ね上がった原稿の裏面で乱反射された異常反射光を受光する第2の受光部SS3−c,SS4−cは、より検出の確実さを高める補助的センサであり、第2の受光部SS3−cの受光光量が増加し、変化量が設定値を越えた場合に、原稿Fが異常給紙されたと判断する動作、およびその他の構成および作用効果は、上記第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
(第3の実施形態)
次に、図15および図16を参照して、本発明の第3の実施形態である原稿給送装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
図15および図16に示すように、本実施形態の原稿給送装置103は、跳ね上がり検知センサSS5を備えており、跳ね上がり検知センサSS5は、給紙ローラ4の軸方向の一側に配置された発光LED等からなる発光部SS5−aと、給紙ローラ4の軸方向の他側に配置されて、発光部SS5−aから照射された光を受光する受光センサ等の受光素子からなる受光部SS5−bとを有する。また、給紙ローラ4の近傍には、発光部SS5−aから照射された光を受光部SS5−bに導く導光部60が設けられている。
導光部60は、導光体等で構成され、発光部SS5−aから給紙ローラ4の軸方向の一側部に照射された光を該一側部から給紙ローラ4の軸方向の他側部まで導光して受光部SS5−bに導く。そして、跳ね上がった原稿が発光部SS5−aから受光部SS5−bへの光路を遮ると、原稿が跳ね上がったと判定して原稿の異常給紙を検知する。これにより、給紙ローラ4の軸方向の両側での原稿の異常給紙を検知することができる。制御部45は、跳ね上がり検知センサSS5を用いて原稿が異常給紙を検知すると、給紙ローラ4、給送ローラ6、および分離ローラ7を停止させるようにモータを制御する。
本実施形態では、発光部SS5−aと受光部SS5−bとを直線的に繋ぐ光路上に給紙ローラ4等の障害物があっても、導光部60を配設することにより発光部SS5−aと受光部SS5−bとを繋ぐ光路を確保して、原稿の異常給紙を検知することができる。
なお、障害物は給紙ローラに限るものではなく、他に複数の障害物がある場合でも、その形状に合わせて導光部を形成することで、原稿の異常給紙の検知に必要な光路を確保することができる。その他の構成および作用効果は上記第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次に、図17および図18を参照して、本発明の第4の実施形態である原稿給送装置について説明する。上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付してその説明を省略する。
図17および図18に示すように、本実施形態の原稿給送装置104は、給紙ローラ4の軸方向の両側に跳ね上がり検知センサSS6,SS7を設けている。
跳ね上がり検知センサSS6,SS7は、原稿台1の原稿積載面(シート積載面)1aに対して垂直方向に1次元的に配列されたN個の発光素子からなり、給紙ローラ4の軸方向の側部に光を照射する発光部SS6−a,SS7―aと、発光部SS6−a,SS7―aから照射された光を受光する受光部SS6−b,SS7−bとを備える。また、給紙ローラ4の近傍には、導光部60が設けられている。
導光部60は、導光体等で構成され、発光部SS6−aから照射された光を受光部SS6−bに、発光部SS7−aから照射された光を受光部SS7−bに、それぞれ導くようになっている。
発光部SS6−aは給紙ローラ4の軸方向の一側に配設してあり、受光部SS6−bは給紙ローラ4の軸方向の他側に配設してある。また、発光部SS7−aは受光部SS6b側に配設してあり、受光部SS7−bは発光部SS6−a側に配設してある。この跳ね上がり検知センサSS6,SS7を用いることで、給紙ローラ4の軸方向の両側での原稿の異常給紙を検知することができる。なお、跳ね上がり検知センサSS6,SS7動作については、上記第2の実施形態での跳ね上がり検知センサSS3,SS4と同等であるためその説明を省略する。
本実施形態では、上記第3の実施形態と同様に、発光部SS6−a,SS7―aと受光部SS6−b,SS7−bとを直線的に繋ぐ光路上に障害物があっても、導光部60を配設することにより発光部SS6−a,SS7―aと受光部SS6−b,SS7−bとの間に光路を確保して、原稿の異常給紙を検知することができる。その他の構成および作用効果は上記第1および第2の実施形態と同様である。
なお、上記第1〜第4の実施形態では、跳ね上がり検知センサSS1〜SS7の発光部,受光部は、画像読取装置の本体側に取り付けることが多いが、これらの取付部位は特に限定されず、規制板51に取り付けるようにしてもよい。
このようにすると、発光部,受光部から原稿までの距離を常に一定保てるため、上記第2および第4の実施形態のように多値の検知をする場合、多値の各光路同士の間隔が狭くならない位置で検知を行えるため、垂直方向の検知幅が常に一定で広範囲の検知を行うことができる。
(第5の実施形態)
次に、図19〜図24を参照して、本発明の第5の実施形態である原稿給送装置について説明する。なお、本実施形態では、上記第4の実施形態の原稿給送装置104において、導光部60に代えて平板型導光部61を設けた点が相違するだけであるため、符号を流用しつつ相違点についてのみ説明する。
図19および図20に示すように、本実施形態の原稿給送装置105は、平板型導光部61の原稿台1の原稿積載面1aに対する垂直方向の長さが、発光部SS6−a,SS7−aの垂直方向の設置域の長さと略同等になっている。発光部SS6−a,SS7−aの各発光素子から照射された光は、図21(a)に示すように、原稿台1の原稿積載面1aに対して略平行に導光部61の内部を通過するように導光される。そのため、光路のどの位置でも垂直方向の検知幅が一定で、広範囲な原稿の跳ね上がり検知を行える。
上記第4の実施形態では、図18に示すように、各発光素子の光路の間隔が導光部60に近づく程狭くなるため、紙幅の狭い原稿に対しては垂直方向の検知幅が狭くなっていたが、平板型導光部61を使用することで、該導光部61に近い部分でも検知幅が広く取れるため、原稿の跳ね上がり量が少ない段階から素早く異常給紙の検知を開始できる。
一方で、平板型導光部61は、光が入射する部分の面積が、上記第4の実施形態の導光部60より大きい。従って、図21(b)に示すように、各発光素子から照射されて導光部61を通過する光は導光部61の下面や上面で反射して指向性が乱れる。そのため、跳ね上がったシートが光路を完全に遮るまでに要する時間が長くなるため、原稿の跳ね上がりの検知速度が遅くなってしまう。また、原稿の跳ね上がりの検知に不要な外光等が入射する可能性も高くなる。この結果、跳ね上がった原稿が光路を遮っても、外光が導光されて受光部に受光されてしまうことが原因で検知漏れが起こり、検知精度が低下する可能性が高くなる。
そこで、本実施形態では、指向性を乱している光路、すなわち、図21(b)に示すように、平板型導光部61に入射した光が導光部61の上部61−a,下部61−bで反射して導光部61から放出される反射光路を形成しないような対策(後述する)をとっている。それにより、略平行光のみが受光部へ導光され、各発光素子の指向性を鋭くできるため、検知速度の低下を防止できる。また、受光部へ導光される外光も少なくできるため、検知精度の低下を防止できる。
導光部61の上部61−a,下部61−bで反射光を発生させないための対策方法として、図22(a)に示すように、導光部61の上部61−a,下部61−bを黒色等に着色する方法がある。これにより、導光部61に入射して上部61−a,下部61−bに当たった光は着色部に吸収され、導光部61の上部61−a,下部61−bでの反射光をなくすことができる。なお、この場合、導光部61の上部61−a,下部61−bを色素を含んだ樹脂等で形成してもよい。
また、別の対策として、図22(b)に示すように、導光部61の上部61−a,下部61−b全体を斜面形状にする方法、すなわち、原稿台1の原稿積載面1aに対して角度を付けた面にする方法がある。これにより、導光部61に入射した光が上部61−a,下部61−bに当たった場合、受光部に向かわない方向に反射されるため、光を外部へ拡散させることができ、上部61−a,下部61−bでの反射光が受光部で受光されることを回避できる。
さらに、別の対策として、図23に示すように、導光部61の上部61−a,下部61−bにそれぞれ凹形状、すなわち、切り欠き61−c,61−dを設ける方法がある。切り欠きの形状は、切り欠きがない場合に反射光となって受光部に達する全ての光が当たるように形成されており、切り欠きに当たった光を入射してきた側に向けて反射させるようになっている。
これにより、導光部61の上部61−a,下部61−bで反射されて受光部へ達する反射光をなくすことができる。ただし、切り欠きに当たった光の一部は反射せずに、透過する場合があるため、導光部61の外部へ出た光が再び入射して導光されてしまい、検知精度が低下する可能性がある。これを防止するために、切り欠きの切断面を黒色等で着色し、光を吸収させるようになっている。このようにして、検知精度の低下を防止することができる。
図24は、跳ね上がり検知センサSS6,SS7と、給紙ローラ4と、平板型導光部61との位置関係を示す概略上面図である。原稿規制板51を給紙ローラ4に近づけて配置するために、跳ね上がり検知センサSS6,SS7は、発光部と受光部とを結ぶ線が、給紙ローラ4の軸線と略平行に、且つ導光部61より原稿の搬送方向の下流側を通るように配設されており、光路が原稿規制板51を避けるようになっている。
このため、発光部SS6−a,SS7−aから照射した光は導光部61に入射した後、前面61−e,後面61−fで反射して導光されるようになっている。導光部61の前面,後面の面積は、上記第4の実施形態の導光部60より大きいため、検知に不要な外光等が前面61−e,後面61−fから入射する可能性が高くなる。そうなると、跳ね上がった原稿が光路を遮っても、外光が導光されて受光部に受光されてしまうことが原因で検知漏れが起こり、検知精度が低下する可能性が高くなる。
この対策として、導光部61の前面61−e,後面61−fを黒色等に着色された部材で覆うことで、外光を吸収させる方法がある。この方法では、外光の入射を防ぐことができるため、検知精度の低下を防止できる。その他の構成および作用効果は、上記第1および第4の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態では、原稿の異常給紙を検知すると、制御部45は、給紙ローラ4およびローラ対6,7の両方を停止させるように制御したが、少なくとも一方を停止させれば十分である場合はそのようにしてもよく、また、どちらか一方または両方を逆回転させるよう制御してもよい。
また、上記各実施形態では、原稿給送装置に本発明を適用した場合を例示したが、原稿の代わりに画像を形成していない被記録材を画像形成装置の画像形成手段に給送する被記録材給送装置に本発明を適用してもよい。
更に、上記各実施形態では、画像読取装置に搭載される原稿給送装置に本発明を適用した場合を例示したが、原稿を綴じたり、孔をあけたりする原稿後処理装置に搭載される原稿給送装置に本発明を適用してもよい。
本発明の第1の実施形態である原稿給送装置を備える画像読取装置を説明するための概略断面図である。 図1に示す画像読取装置の要部を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態である原稿給送装置の概略側面図である。 図3に示す原稿給送装置の要部を説明するあめの斜視図である。 跳ね上がり検知センサの第1の受光部の出力例を示すグラフ図である。 先端の角をステイプルによって綴じた原稿が跳ね上がった状態の斜視図である。 跳ね上がり検知センサの第1の受光部と第2の受光部の出力例を示すグラフ図である。 本発明の第2の実施形態である原稿給送装置の概略側面図である。 図8に示す原稿給送装置の要部を説明するための斜視図である。 跳ね上がり検知センサの出力例を示すグラフ図である。 カール量が多い原稿の場合の跳ね上がり検知センサの出力例を示すグラフ図である。 先端の中央をステイプルによって綴じた原稿の両側が跳ね上がった状態の斜視図である。 先端の中央をステイプルによって綴じた原稿の両側がジャムを発生させる量まで跳ね上がった状態の斜視図である。 原稿の先端を綴じてある場合の跳ね上がり検知センサの出力例を示すグラフ図である。 本発明の第3の実施形態である原稿給送装置の概略側面図である。 図15に示す原稿給送装置の要部を説明するための斜視図である。 本発明の第4の実施形態である原稿給送装置の概略側面図である。 図17に示す原稿給送装置の要部を説明するための斜視図である。 本発明の第5の実施形態である原稿給送装置の概略側面図である。 図19に示す原稿給送装置の要部を説明するための斜視図である。 平板型導光部を説明するための説明図である。 平板型導光部を説明するための説明図である。 平板型導光部を説明するための説明図である。 位置関係を示す概略上面図である。
符号の説明
S1 給送原稿前センサ
S2 給送原稿後センサ
S3 レジスト前センサ
S4 レジスト後センサ
SS1 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
SS2 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
SS3 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
SS4 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
SS5 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
SS6 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
SS7 跳ね上がり検知センサ(異常検知手段)
F 原稿(シート)
1 原稿台(積載部)
1a 原稿積載面(シート積載面)
2 原稿台駆動モータ
3 原稿検知センサ
4 給紙ローラ(取込ローラ、取込手段)
5 給紙モータ(取込手段)
6 給送ローラ(分離給送手段)
7 分離ローラ(分離給送手段)
8 給送モータ(分離給送手段)
9 分離モータ(分離給送手段)
10 搬送モータ
11 ニップ隙間調整モータ
14,15 読取センサ
16 原稿排出センサ
17,18 レジストローラ
19 レジストクラッチ
20,21 搬送ローラ
22,23 搬送ローラ
32 レジスト前センサ
33 レジスト後センサ
43 原稿読取部
45 制御部(制御手段,異常検知手段)
46 操作部
51 原稿規制板
60 導光部
61 平板型導光部
101 原稿給送装置(シート給送装置)
102 原稿給送装置(シート給送装置)
103 原稿給送装置(シート給送装置)
104 原稿給送装置(シート給送装置)
105 原稿給送装置(シート給送装置)
200 画像読取装置

Claims (9)

  1. 積載部に載置されたシートを搬送路に取込む取込ローラを有する取込手段と、
    前記積載部に積載されたシートの幅方向の両側部に接してシートの斜行を規制する規制板と、
    前記取込手段のシート搬送方向の下流側に配置され、前記取込ローラによって前記搬送路に取込まれたシートが複数枚重なっているとき、シートを1枚ずつ分離して給送する分離給送手段と、
    シートの前記搬送路への取込み異常を検知する異常検知手段と、
    該異常検知手段がシートの取込み異常を検知したとき、前記取込手段の動作および前記分離給送手段の動作の少なくとも一方を変更するように制御する制御手段と、を備え、
    前記異常検知手段は、シートの搬送方向に対して前記取込ローラと略同一位置に配置され、該取込ローラの軸方向の側部近傍に向けて光を照射する発光部と、シートの搬送方向に対して前記取込ローラと略同一位置に配置され、前記発光部から照射された光を受光する受光部とを有し、
    前記発光部が照射する光および前記受光部が受光する光の少なくとも一方がシートにより遮光された際の該受光部の受光光量の変化に基づいてシートの取込み異常を検知する、 ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記シート取込手段の近傍に配置され、前記発光部が照射した光を前記取込ローラの軸方向の一方の側部近傍から他方の側部近傍まで導く導光部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記発光部は、前記積載部のシートの積載面に対して略垂直方向に複数配設された発光素子を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記受光部は、前記積載部のシートの積載面に対して略垂直方向に複数配設された受光素子を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  5. 前記導光部の前記積載部のシートの積載面に対する垂直方向の長さが、前記発光部の前記垂直方向の長さおよび前記受光部の前記垂直方向の長さのうちの長いほうと略同等以上である、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシート給送装置。
  6. 前記導光部の前記積載部のシートの積載面に対する垂直方向の上部および下部の少なくとも一方が着色部とされ、
    前記導光部に入射した光のうち前記着色部を通る光は吸収される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 前記導光部の前記積載部のシートの積載面に対する垂直方向の上部および下部の少なくとも一方に斜面形状部を設け、
    前記導光部に入射した光のうち前記斜面形状部に当たる光は前記受光部に受光されない向きに反射される、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のシート給送装置。
  8. 前記導光部の前記積載部のシートの積載面に対する垂直方向の上部および下部の少なくとも一方に凹部を設け、
    前記導光部に入射した光のうち前記凹部に当たる光は前記受光部に受光されない向きに反射される、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のシート給送装置。
  9. 前記異常検知手段は、前記積載部のシートが異常形状となったときに、前記発光部が照射して前記シートで反射した光を受光する他の受光部を備え、
    該他の受光部が受光する光量の増加に応じてシートの取込異常を検知する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のシート給送装置。
JP2007089585A 2007-03-29 2007-03-29 シート給送装置 Active JP4895298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007089585A JP4895298B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 シート給送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007089585A JP4895298B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 シート給送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008247540A true JP2008247540A (ja) 2008-10-16
JP4895298B2 JP4895298B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39972957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007089585A Active JP4895298B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 シート給送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4895298B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302300A (ja) * 2001-04-10 2002-10-18 Fuji Xerox Co Ltd 記録シート管理装置
JP2003020147A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Natl Inst Of Industrial Safety Independent Administrative Institution ロール機用安全装置
JP2004182449A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Canon Electronics Inc シート給送装置及び該装置を備えた画像読取装置と画像形成装置
JP2006124151A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Oizumi Corp 挿入紙葉類の異常処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302300A (ja) * 2001-04-10 2002-10-18 Fuji Xerox Co Ltd 記録シート管理装置
JP2003020147A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Natl Inst Of Industrial Safety Independent Administrative Institution ロール機用安全装置
JP2004182449A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Canon Electronics Inc シート給送装置及び該装置を備えた画像読取装置と画像形成装置
JP2006124151A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Oizumi Corp 挿入紙葉類の異常処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4895298B2 (ja) 2012-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4118135B2 (ja) シート給送装置及び該装置を備えた画像読取装置と画像形成装置
CN107472947B (zh) 输送装置、图像读取装置和图像形成装置
JP7115599B2 (ja) 画像読取装置
JP5576434B2 (ja) 給紙装置及び消色装置
JP7559899B2 (ja) 媒体給送装置及び画像読取装置
JP5070029B2 (ja) シート給送装置、画像読取装置、画像形成装置、シート給送装置の制御方法、画像読取装置の制御方法及び画像形成装置の制御方法
JP4693176B2 (ja) シート給送装置、該装置を備えた画像読取装置及び画像形成装置
JP5215044B2 (ja) シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置
JP4895298B2 (ja) シート給送装置
US20070237430A1 (en) Sheet conveying device and sheet feeding device comprising the same, and image processing apparatus
JP5127266B2 (ja) シート給送装置
JP2007106573A (ja) 画像形成装置
JP6000675B2 (ja) 画像読取装置
JP2018043854A (ja) シート給送装置、画像読取装置、画像形成装置及び綴じられたシートの検出方法
JP4312565B2 (ja) シート給送装置及び該装置を備えた画像読取装置と画像形成装置
JP5276705B2 (ja) シート給送装置
JP7328093B2 (ja) 原稿給送装置及び画像読取装置
JP2009242055A (ja) シート給送装置
JP4823962B2 (ja) 自動原稿搬送装置及び画像読取装置
JP2010202296A (ja) シート給送装置
JP2008214088A (ja) シート供給装置、シートの供給方法及び画像表示装置
JP5199136B2 (ja) シート給送装置
JP6215136B2 (ja) 画像形成装置
JP2006103837A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2005053606A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4895298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250