JP2008246996A - クリップ連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、容易に組み立て可能で生産性の高いクリップ連結構造を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、クリップ部材を軸筒に連結するための連結部材に、クリップ部材と弾発部材を連結したクリップユニットを形成した後、軸筒にクリップユニットを連結したクリップ連結構造であって、クリップユニット形成時にはクリップ部材と前記連結部材に弾発部材の弾発力が働かないように連結し、軸筒にクリップユニットを連結する際にクリップ部材と前記連結部材に弾発部材の弾発力が働くように連結することによって、前記クリップ部材を軸筒に対して常時付勢可能に連結したことを要旨とする。

【選択図】 図2

Description

本発明は、常時付勢可能な付勢手段を有するクリップ連結構造に関する。
従来から、常時付勢可能な付勢手段を有するクリップ連結構造は種々の形態で知られている。特開2005−231148は、そのクリップ連結構造を筆記具に適用した一例である。上記従来例においては、弾発部材としていわゆるねじりコイルばねを使用し、クリップ部材を軸筒に固定する手段として支軸を用い、クリップ部材の通孔、軸筒の通孔、ねじりコイルばねのコイル部等にそれぞれに支軸を通すことで固定している。
特開2005−231148
しかしながら、上記従来技術においては支軸を挿入する際等に、弾発部材による弾発力がクリップ部材等に働き、支軸や支点がずれることで非常に組み立てが困難であった。そのため、その組み立ての際には、支軸が通るそれぞれの孔が一直線上に並ぶように、例えば弾発部材を押さえつけて支軸を挿入したり、仮止めをして弾発力がクリップ部材に働かないようにするなどの工夫が必要であり、その組み立て工程を複雑なものとし、生産性を低下させていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その問題点を解決し、容易に組み立て可能で生産性の高いクリップ連結構造を提供することを目的とする。
本発明は、クリップ部材を軸筒に連結するための連結部材に、クリップ部材と弾発部材を連結したクリップユニットを形成した後、軸筒にクリップユニットを連結したクリップ連結構造であって、クリップユニット形成時にはクリップ部材と前記連結部材に弾発部材の弾発力が働かないように連結し、軸筒にクリップユニットを連結する際にクリップ部材と前記連結部材に弾発部材の弾発力が働くように連結することによって、前記クリップ部材を軸筒に対して常時付勢可能に連結したことを要旨とする。
上記のように構成された本発明のクリップ連結構造によれば、支軸をそれぞれの貫通孔に挿入する際に、弾発部材による弾発力が働くことなく各貫通孔を一直線上に形成することができるため、容易に組み立てることができる。
図1、図2は本発明をシャープペンシルのクリップに適用した実施の形態である。以下、図に基づいて詳細に説明する。
なお、本形態においては、筆記具の長手方向に対して、筆記体のある方を前方、その逆方向を後方と表記する。また、便宜上、長手方向の垂直方向に対して、クリップ側を上方、軸筒側を下方と表記する場合もあり、クリップ側と上方、軸筒側と下方を適宜選択する。また、本例における弾発部材の自由状態とは、弾発部材が収縮及び伸張をしていない状態を指す。
まず、クリップ部材1、弾発部材6、連結部材7、支軸9からなるクリップユニット15の組み立て構造に関して説明する。
クリップ部材1の前方には玉部2が形成されており、その玉部2には係止部3が形成されている。クリップ部材1の中間部後方には、軸筒方向に向かって隆起する板状の隆起部4が対向に形成され、その隆起部4の中心付近には第一貫通孔5が対向に形成されている。両隆起部4の内側には箱状の連結部材7が配置され、さらにその箱状の連結部材7の内側には、いわゆるねじりコイルばねの形状をした弾発部材6が配置されている。また、連結部材7の側面には第二貫通孔8が対向に形成されている。
その第二貫通孔8、前述の第一貫通孔5、弾発部材6のコイル部内孔に支軸9を挿入することにより、その支軸9を回転軸としてクリップ部材前方が軸筒から離間する方向に回転可能なように、支軸9が第二貫通孔8、第一貫通孔5、弾発部材6を係止している。支軸9には係止溝10が形成されており、その係止溝10に第一貫通孔5の内周部が嵌まり込む。
上記クリップユニット15を軸筒に取り付けることで、常時弾発力が発生するクリップとして機能する。詳細は後述する。
隆起部4は、クリップとしての機能の観点から見て、クリップ部材1の中間部後方に形成するのが望ましいが、実施の形態によってはクリップ部材1の前端部、中間部前方、中間付近、或いは後端部に形成しても良い。また、第一貫通孔5は強度の観点から見て隆起部4の中心付近に形成されることが望ましいが、その位置は特に限定されない。さらに、隆起部4はクリップの動作を規制しない形状であれば、正方形、長方形などでもよく、どのような形状であってもよい。
支軸9を第一貫通孔5、第二貫通孔8、弾発部材6のコイル部内孔に挿入する場合、それぞれの孔が一直線上に形成されている必要がある。以下に、その構成をクリップユニット15の組立工程を交えて図3〜図4に基づいて詳述する。
連結部材7は箱状をなしており、その後方には窓孔28が形成されている。弾発部材6の弾発部材下部25は、窓孔28に挿入され、弾発部材6の弾発部材下部25が連結部材7に形成された窓孔28に係止されている。このとき、弾発部材6のコイル部分は第二貫通孔8と一直線上に設けることが望ましいが、この段階では弾発部材6は移動可能に配置されている。
後述するが、クリップユニット15を軸筒12に挿入後、軸筒内の連結部材7の接合リング11を後金で固定する為に、軸筒後方から後金17を挿入する。このとき上記のように、連結部材7の窓孔28で弾発部材の弾発部材下部25を係止することで、弾発部材下部25が、後金17に引っかかることが無くより容易に組み立てることができる。
次に、クリップ部材1を弾発部材6と連結部材7の上方に配置することになる。しかしながら、課題において前述したように、弾発部材上部26の自由状態での位置、連結部材7の形状、第一貫通孔5の形成位置によっては、第一貫通孔5、第二貫通孔8、弾発部材6のコイル部内孔が一直線上に形成されず、支軸9を挿入する際には弾発部材上部26を押さえつける等の工夫が必要で、弾発部材6の弾発力が発生し、その組み立てが困難となる。
そこで、第一貫通孔5、第二貫通孔8、弾発部材6のコイル部内孔を一直線上に形成するために、連結部材上部26の自由状態での位置、連結部材7の形状、第一貫通孔5の形成位置になんらかの条件を規定する必要がある。以下、図4,5に基づいて説明する。
そこで、本発明では、どのような弾発部材6、第一貫通孔5の形成位置においても対応できるような連結部材7の形状を規定した。すなわち、クリップユニット形成時に、弾発部材6が自由状態での弾発部材上部26を受けるクリップ部材1のクリップ底部32より軸筒側の領域にのみ、連結部材7が存在するように形成する。
上記のように連結部材7の形状を形成することで、本例のように常時付勢可能な付勢手段を有するようなクリップのクリップユニット15を組み立てる際に、第一貫通孔5、第二貫通孔8、弾発部材6のコイル部内孔を一直線上に形成しても、弾発部材による弾発力が発生することがなく、容易に組み立てることが可能となる。
なお、クリップ底部32とは、クリップ部材の下方面のうち側面部の底部を含まない領域とする。さらに、連結部材7が当接しうる幅でクリップ長手方向に延設した部分を指す。また、本例におけるクリップ底部32は図6に示すようにX−X断面形状は中央が膨らんだ形状をしているが、中央が下方に膨らんだ形状、波状、平面、突起を形成した形状など、これに限定されるものではない。
さらに、本例においてはクリップ底部32の側方断面形状は直線で形成されているが、波状、凹凸を含む形状などこれに限定されるものではない。
また、本例においては弾発部材としてねじりコイルばねを用いたが、板ばねやコイルスプリング、弾性力のある樹脂などを用いてもよい。
次に、図7〜9に基づいてクリップユニット15の軸筒12への取り付けに関して説明する。なお、同一な部分には同一符号を付し、一度説明したものについてはその説明を省略する。また、説明上特に支障がない場合には添字を省略する。
連結部材7の前端には軸筒方向に向かって延設されたリング状の接合リング11が形成されている。さらに軸筒12には窓孔13と窓孔14が2つ形成されている。後方に位置する窓孔13は長手方向に対して長く形成された長方形である。
そして、窓孔13に接合リング11を挿入する。接合リング11の直径は窓孔13の横幅よりも大きいため、まず、クリップ部材1が軸筒に対して垂直になるようにクリップユニット15を軸筒12に挿入し、その後クリップ部材1と軸筒が平行になるように回転させることで装着する。
このとき、クリップ部材1の前方を持ち上げながら回転させる。その後、クリップ部材前方は軸筒に付勢された状態で係止する。つまり、弾発部材6はクリップユニット15を組み立てる段階ではその弾発力を発生せず、軸筒12に取り付ける際に初めて弾発力を発生する。
そこで、軸筒に取り付けた後は、弾発部材下部25が連結部材7を下方に付勢し、弾発部材上部26はクリップ部材のクリップ底部32の後方を上方に付勢することで、クリップ部材前部と軸筒12が互いに付勢しあい、クリップとして挟持可能となり、弾発部材下部25及び弾発部材上部26はそれぞれ連結部材7とクリップ部材1の付勢部となる。
このため、クリップユニット15の組み立て時には、弾発力が発生せず、第一貫通孔5、第二貫通孔8、弾発部材6のコイル部内孔を一直線上に形成でき、容易に組み立てることができる。
また、図8,9に示すように、軸筒12の後端には雌ネジ16が形成され、そこに雄ネジ18が形成された筒状の後金17が螺合する。後金17は後端に大径部19(、前端に縮径部20が形成され、その縮径部20は接合リング11に挿入される。さらに、軸筒12の前方から圧入リング21が挿入され、縮径部20に圧入されることで接合リング11が後金17に固定される。さらに圧入リング21の前方から、消しゴム受け22が後金17に挿入され、消しゴム受け22の前方には筆記体23が配置されている。
窓孔14には玉部2が入り込む。筆記体23の中部には係止部材24が形成されており、筆記体の突出時にはその係止部材24が玉部2の係止部3に係止され突出状態を保つ。クリップ部材後部を押圧するなどして、この係止を解除することで筆記体23の先端が没入する。
その筆記体23はシャープペンシルユニットやリフィル、消し具等で構成され、筆記具としての筆記機能、消し具としての消字機能等を有していればどのような構成であってもよい。
また、本例においては、クリップ部材の中間部後方に第一貫通孔5を設けたため、取り付けの際に中間部前方に貫通孔を設けた場合と比較して、より小さな力でクリップ部材前方を持ち上げることができる。
また、第一貫通孔5、第二貫通孔8の直径は、支軸9の直径よりも若干大径に形成されている。そのため、クリップユニット15は軸筒に取り付けられていない状態では、支軸9はその両側に形成された円周状の係止溝10に第一貫通孔5の内周部が嵌まり込んでいるものの、遊挿状態にある。
そこで、図10に示すようにクリップユニット15を軸筒12に取り付けた際に、弾発部材上部26がクリップ部材後部を上方に付勢することで、クリップ部材後部が持ち上がり、支軸9に形成された係止溝10に第一貫通孔5の内周部が嵌まり込み、支軸9を上方に付勢する。このとき、支軸9は第一貫通孔5の下方内周部により上方に付勢され、第二貫通孔8の内周部上方に支軸9が当接することにより、挟みこまれて係止している。
上記のようにクリップ部材1を軸筒に取り付けた後、弾発力が働くことにより、支軸9は遊挿状態ではなくなり、強固に固定できる。
また、支軸9はクリップ部材1の幅よりも長く形成されており、クリップ部材1の幅に相当する部分、つまり隆起部4が嵌まり込む部分には係止溝10が形成されている。係止溝10の幅は、隆起部4の幅より若干大きく形成されている。係止溝10の深さHは、クリップ部材1が上方に付勢された際にできるクリップ部材1の隆起部4と軸筒との隙間Lよりも大きな値を持つ。
クリップ部材後端を押圧時にクリップ部材1がわずかに下方に移動するが、上記構成のようにH>Lとすることにより、クリップ使用時においても支軸9とクリップ部材1の係止がはずれることなく支軸9が抜けることがない。
次に、クリップ押圧時の動作について図3、図11に基づいて説明する。
連結部材7の上部後端には傾斜部29が形成され、クリップ部材押圧時にクリップ部材と連結部材が干渉することなく移動できる構成となっている。連結部材7の軸筒側後方には突部30が形成され、その突部30が窓孔13に入り込み、連結部材7の円周方向への移動を防止している。
クリップ部材1の後方を押圧すると、弾発部材下部25の連結部材7との当接部、弾発部材上部26とクリップ部材の前方に配置されている支軸9を支点として、クリップ部材1の前方が持ち上がる。この際、クリップ部材前方が持ち上がりすぎるとばねの疲労の原因となるため、その変位量を規制している。その規制手段として、本例では箱状の連結部材7の後部上方の傾斜部29後方の折込部27上部で、弾発部材上部26を係止し、クリップ部材1を規制している。このため、軸筒にクリップ部材後端が当たることがなく、軸筒を傷つけることがない。
なお、弾発部材6の形状、例えば、コイルスプリングを用いた場合や弾発部材上部26の形状、例えば、ねじりコイルばねの腕が短く、連接部材の箱部に収まるように形成することもできる。その場合は傾斜部29もしくは、折込部27上部で直接クリップ底部32を規制することになる。
次に、前述の連結部材7の前方に接合リング11が形成されている理由を図12に基づいて説明する。
クリップを過度な力で持ち上げたり、クリップの後端を押した時には、クリップ部材1の支点には軸筒から離間する方向に力がかかる。このとき、クリップ部材後部を連結部材で規制しているので、ある程度は離間力を軽減できる。接合リング11が連結部材7の後方に配置されていた場合がこれにあたる。しかしながら、さらに大きな力でクリップを持ち上げた場合、連結部材7の接合リング11の接合部を支点として、上方へ持ち上がる連結部材7の箱部前方の動きを規制する部材が無い為、クリップ部材の先端を、連結部材7が接合リング11との接合部で折れてしまうまで持ち上げることが可能となってしまう。
しかし、連結部材の前方に接合リングを形成することで、クリップ部材先端を持ち上げたり、クリップ部材後端を押した時、連結部材7にかかる力は、接合リング11との接合部を支点とした軸筒側へ向かう力となるため、軸筒内部の後金17に乗るように配置されている連結部材7は、下方への動きを規制されているため、それ以上動くことが無く、クリップ部材の先端が必要以上に持ち上がってしまうことが無いので、接合リング11との接合部から折れてしまう恐れが無くなる。
以上のように、上記離間防止作用は接合リングが前方になくとも、ある程度はクリップの離間を防ぐことができるため、連結部材7の後方等に形成しても良いが、連結部材の前方、あるいはクリップ部材の支点の前方に形成することが望ましい。
図13に、本発明の実施例1を示す。箱状の連結部材7の前方上部に傾斜状の切り欠き部33を形成した。この切り欠き部33はクリップユニット形成時のクリップ底部32と略平行でやや軸筒方向向きに切り欠かれており、クリップユニット組み立て時には、弾発部材の弾発力が発生することなく組み立てることができる。さらに、組み立て後には、軸筒12にクリップ部材1が当接することによりクリップ部材1の前方が持ち上がり、弾発部材6がクリップ部材1、連結部材7を介して軸筒12をそれぞれ付勢し、常時付勢可能なクリップとなる。また、連結部材7の後方上部にも切り欠き部34が形成されており、クリップ押圧時にその開き角が適切となるように、クリップ部材の動作を規制している。
本例のように、軸筒12に対してクリップ部材先端が沈むように常時付勢可能なクリップの場合、クリップ部材1のクリップ底部32の前方は支軸を支点に、支軸前方で下方に向かって傾斜する。軸筒12に取り付ける前のクリップユニット15の状態で、弾性部材6を自由状態に保つ為には、クリップ底部32の前方をさらに下方へ傾斜する必要がある。このさらに下方へ傾斜した状態のクリップ底部32を基準に連結部材7の形状を形成するとき、連結部材7の第ニ貫通孔8の加工のし易さや、その周りの強度を考慮して、貫通孔の周りの肉厚を大きく取る為には、貫通孔の中心軸線とクリップ底部32の距離を大きくして、クリップ底部による境界を大きく取ることもできる。しかし、その場合軸筒12に対して、クリップ部材1が上方へ出っ張る形になり、外観を損なう。そこで、上記のように境界となるクリップ底部32に略平行となる切り欠き部33を連結部材の前方部上方に形成する。そうすることで、貫通孔周りの肉厚の確保と、クリップ部材1の軸筒上方への出っ張りをなるべく抑え、外観を損なうことがない。
図14に、本発明の実施例2を示す。連結部材7の後方及び上方は円弧部31形成し、前方は傾斜部35を設け、前端は軸筒に対して垂直となる形状をなした。また、連結部材の後方下端は前方に向かった傾斜部36が形成されている。このように形成することでクリップの動作を連結部材によって妨げることなく形成することができる。
また、図15のように連結部材7の前端上部をクリップ底部32に接するように形成することで、組み立て時に第一貫通孔5、第二貫通孔8、弾発部材6のコイル部内孔を一直線上に形成する際、クリップ部材を弾発部材上部26と連結部材7の少なくとも2点又は辺で支持しながら組み立てることができ、より容易に組み立てることができる。
クリップユニットの分解斜視図。 クリップユニットの側方断面図。 連結部材の後方斜視図。 クリップユニットの側面図。 連結部材の側面図。 図2のX−X断面図。 軸筒の斜視図。 軸筒とクリップユニットの分解斜視図。 組み立て時の半断面図。 図9のY−Y断面図。 クリップ押圧時の半断面図。 軸筒とクリップユニットの組図。 実施例1の側面図。 実施例2の側面図。 実施例3の側面図。
符号の説明
1 クリップ部材
2 玉部
3 係止部
4 隆起部
5 第一貫通孔
6 弾発部材
7 連結部材
8 第二貫通孔
9 支軸
10 係止溝
11 接合リング
12 軸筒
13 窓孔
14 窓孔
15 クリップユニット
16 雌ねじ
17 後金
18 雄ねじ
19 大径部
20 縮径部
21 圧入リング
22 消しゴム受け
23 筆記体
24 係止部材
25 弾発部材下部
26 弾発部材上部
27 折込部
28 窓孔
29 傾斜部
30 突部
31 円弧部
32 クリップ底部
33 切り欠き部
34 切り欠き部
35 傾斜部
36 傾斜部

Claims (2)

  1. クリップ部材を軸筒に連結するための連結部材に、クリップ部材と弾発部材を連結したクリップユニットを形成した後、軸筒にクリップユニットを連結したクリップ連結構造であって、クリップユニット形成時にはクリップ部材と前記連結部材に弾発部材の弾発力が働かないように連結し、軸筒にクリップユニットを連結する際にクリップ部材と前記連結部材に弾発部材の弾発力が働くように連結することによって、前記クリップ部材を軸筒に対して常時付勢可能に連結したクリップ連結構造。
  2. 請求項1に記載のクリップ連結構造であって、クリップ部材と前記連結部材の間に弾発部材が配置され、クリップ部材には第一貫通孔、連結部材に第ニ貫通孔をそれぞれ設け、両貫通孔に支軸を挿入することによってクリップ部材と前記連結部材を連結することでクリップユニットを形成し、そのクリップユニット形成時に、自由状態での弾発部材上部を受けるクリップ部材のクリップ底部より軸筒側の領域にのみ、前記連結部材が存在するように形成したことを特徴とするクリップ連結構造。
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