JP2008128328A - チューブクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】チューブの取付状態を安定させることができるチューブクランプを得る。
【解決手段】本チューブクランプでは、チューブ取付部材30の一対の挟持部32、34によってチューブ28が半径方向に挟持される。ここで、チューブ28に対して軸線方向(矢印X方向又は反矢印X方向)へ向いた外力が作用すると、チューブ取付部材30がチューブ28と共にベース部材12に対してチューブ28の軸線方向へ相対移動し、チューブ取付部材30の傾斜面44(又は傾斜面46)がベース部材12の傾斜面54(又は傾斜面56)と摺接する。これにより、挟持部32、34が互いに接近され、挟持部32、34によるチューブ28の挟持力が増加されるので、チューブ取付部材30に対するチューブ28の軸線方向に沿った相対移動が抑制される。
【選択図】図13

Description

本発明は、チューブクランプに関する。
従来のチューブクランプ(例えば、特許文献1参照)は、押さえ片と可動受け片によってチューブを保持する構成になっている。このチューブクランプでは、可動受け片を撓み変形させることで、異種径のチューブを保持できるようにしている。
特開平10−220650号公報
しかしながら、上記構成のチューブクランプでは、チューブが撓み変形可能な可動受け片によって直接支持されるので、チューブの取付状態が不安定になる可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、チューブの取付状態を安定させることができるチューブクランプを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係るチューブクランプは、ベース部材と、チューブを半径方向に挟持する一対の挟持部を有し、前記ベース部材に対して前記チューブの軸線方向へ所定範囲相対移動可能に取り付けられるチューブ取付部材と、前記チューブ取付部材が前記相対移動した際に前記一対の挟持部を互いに接近させる相対移動時接近手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材の一対の挟持部に挟持されたチューブに対して軸線方向へ向いた外力が作用すると、チューブ取付部材がチューブと共にベース部材に対してチューブの軸線方向へ相対移動し、相対移動時接近手段が一対の挟持部を接近させる。これにより、一対の挟持部によるチューブの挟持力が増加されるので、チューブ取付部材に対するチューブの軸線方向に沿った相対移動が抑制される。したがって、チューブに軸線方向の外力が作用した場合でも、チューブの取付状態を安定させることができる。
請求項2に記載の発明に係るチューブクランプは、請求項1に記載のチューブクランプにおいて、前記相対移動時接近手段は、前記挟持部及び前記ベース部材の一方に設けられ、前記チューブ取付部材が前記相対移動した際に前記挟持部及び前記ベース部材の他方と摺接する第1傾斜部を有することを特徴としている。
請求項2に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材がチューブと共にベース部材に対してチューブの軸線方向へ相対移動すると、挟持部及びベース部材の一方に設けられた第1傾斜部が挟持部及びベース部材の他方と摺接する。これにより、一対の挟持部が互いに接近されるので、相対移動時接近手段を簡単な構成にすることができる。
請求項3に記載の発明に係るチューブクランプは、爪部を有するベース部材と、前記爪部との間でチューブを半径方向に挟持する保持部を有し、前記ベース部材に対して前記保持部が前記爪部に接近する方向へ相対移動可能に取り付けられるチューブ取付部材と、前記ベース部材と前記チューブ取付部材との間に設けられ、前記保持部が前記爪部に接近する方向へ前記チューブ取付部材を付勢する付勢手段と、を有することを特徴としている。
請求項3に記載のチューブクランプでは、チューブがベース部材の爪部とチューブ取付部材の保持部との間で半径方向に挟持される。ここで、チューブ取付部材は、ベース部材に対して保持部が爪部に接近する方向へ相対移動可能に取り付けられており、付勢手段によって上記接近方向へ付勢されている。このため、仮にチューブの直径寸法に誤差がある場合でも、付勢手段の付勢力によって、爪部と保持部との間でチューブが良好に挟持されるので、チューブの取付状態を安定させることができる。
請求項4に記載の発明に係るチューブクランプは、請求項3に記載のチューブクランプにおいて、前記付勢手段は、前記ベース部材及び前記チューブ取付部材の一方に一体に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられることで弾性変形する弾性変形部を有することを特徴としている。
請求項4に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材がベース部材に取り付けられると、ベース部材及びチューブ取付部材の一方に一体に設けられた弾性変形部が弾性変形する。これにより、チューブ取付部材は、保持部が爪部に接近する方向へ付勢される。このように、ベース部材及びチューブ取付部材の一方に一体に設けられた弾性変形部によって、チューブ取付部材が付勢されるので、付勢手段を簡単な構成にすることができる。
請求項5に記載の発明に係るチューブクランプは、ベース部材と、チューブを半径方向に挟持する一対の挟持部を有し、前記ベース部材に取り付けられるチューブ取付部材と、前記ベース部材に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられた状態で前記一対の挟持部の少なくとも一方に係合して前記一対の挟持部を互いに接近した状態に保持する係合部と、を有することを特徴としている。
請求項5に記載のチューブクランプでは、ベース部材に取り付けられるチューブ取付部材の一対の挟持部によってチューブが半径方向に挟持される。ここで、チューブ取付部材がベース部材に取り付けられた状態では、一対の挟持部の少なくとも一方がベース部材の係合部に係合して一対の挟持部が互いに接近した状態に保持される。これにより、一対の挟持部によるチューブの挟持力が増加されるので、チューブの取付状態を安定させることができる。
請求項6に記載の発明に係るチューブクランプは、請求項5に記載のチューブクランプにおいて、前記ベース部材は、互いに対向する一対の側壁部を有し、前記チューブ取付部材は、前記一対の側壁部間に挿入されて前記ベース部材に取り付けられると共に、前記係合部は、前記側壁部に設けられることを特徴としている。
請求項6に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材がベース部材に取り付けられると、チューブ取付部材の挟持部がベース部材の側壁部に設けられた係合部に係合し、一対の挟持部が互いに接近した状態に保持される。このように、係合部がベース部材の側壁部に設けられるので、係合部を簡単な構成にすることができる。
請求項7に記載のチューブクランプは、請求項5又は請求項6に記載のチューブクランプにおいて、前記ベース部材及び前記挟持部の一方に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられる際に前記一対の挟持部を互いに接近させる取付時接近手段を有することを特徴としている。
請求項7に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材がベース部材に取り付けられる際に、取付時接近手段によって一対の挟持部が互いに接近される。このように、一対の挟持部が取付時接近手段によって自動的に接近されるので、チューブ取付部材をベース部材に容易に取り付けることができる。
請求項8に記載の発明に係るチューブクランプは、請求項7に記載のチューブクランプにおいて、前記ベース部材は、互いに対向する一対の側壁部を有し、前記チューブ取付部材は、前記一対の側壁部間に挿入されて前記ベース部材に取り付けられると共に、前記取付時接近手段は、前記側壁部及び前記挟持部の一方に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられる際に前記側壁部及び前記挟持部の他方と摺接する第2傾斜部を有することを特徴としている
請求項8に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材がベース部材に取り付けられる際に、挟持部及びベース部材の一方に設けられた第2傾斜部が挟持部及びベース部材の他方と摺接する。これにより、一対の挟持部が互いに接近されるので、取付時接近手段を簡単な構成にすることができる。
請求項9に記載の発明に係るチューブクランプは、ベース部材と、チューブが取り付けられると共に、前記ベース部材に対して前記チューブの軸線方向へ所定範囲相対移動可能に取り付けられるチューブ取付部材と、を有することを特徴としている。
請求項9に記載のチューブクランプでは、チューブが取り付けられるチューブ取付部材がベース部材に対してチューブの軸線方向へ所定範囲相対移動可能に取り付けられる。したがって、例えば、ベース部材を被取付部材の所定の取付位置に取り付ける際に、ベース部材と上記取付位置との位置ズレを上記相対移動によって解消することができる。したがって、上記位置ズレを解消するために、チューブやチューブ取付部材に無理な力が加えられることを抑制できるので、チューブの取付状態を安定させることができる。
請求項10に記載の発明に係るチューブクランプは、請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のチューブクランプにおいて、前記チューブ取付部材を前記ベース部材に対して所定の取付位置とは異なる位置で連結すると共に、前記チューブ取付部材に対して所定値以上の荷重が作用すると破断して前記チューブ取付部材の前記ベース部材に対する前記所定の取付位置への相対移動を許容する破断部を有することを特徴としている。
請求項10に記載のチューブクランプでは、チューブ取付部材は、破断部によってベース部材に対し所定の取付位置とは異なる位置で連結されている。したがって、チューブ取付部材がベース部材の所定の取付位置に配置された状態ではチューブ取付部材にチューブを取り付けることが困難な構成の場合でも、チューブ取付部材へのチューブの取付作業を容易に行うことができる。そして、チューブ取付部材にチューブを取り付けた後で、チューブ取付部材に所定値以上の荷重が加えられると、破断部が破断する。これにより、チューブ取付部材をベース部材に対して所定の取付位置へと相対移動させることが可能になる。
以上説明したように、本発明の請求項1に係るチューブクランプでは、チューブの取付状態を安定させることができる。
本発明の請求項2に係るチューブクランプでは、相対移動時接近手段を簡単な構成にすることができる。
本発明の請求項3に係るチューブクランプでは、チューブの取付状態を安定させることができる。
本発明の請求項4に係るチューブクランプでは、付勢手段を簡単な構成にすることができる。
本発明の請求項5に係るチューブクランプでは、チューブの取付状態を安定させることができる。
本発明の請求項6に係るチューブクランプでは、係合部を簡単な構成にすることができる。
本発明の請求項7に係るチューブクランプでは、チューブ取付部材をベース部材に容易に取り付けることができる。
本発明の請求項8に係るチューブクランプでは、取付時接近手段を簡単な構成にすることができる。
本発明の請求項9に係るチューブクランプでは、チューブの取付状態を安定させることができる。
本発明の請求項10に係るチューブクランプでは、チューブ取付部材がベース部材の所定の取付位置に配置された状態ではチューブ取付部材にチューブを取り付けることが困難な構成の場合でも、チューブの取付作業を容易に行うことができる。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図1〜図15を参照して説明する。なお、説明の都合上、各図に矢印Xで示す方向を前方、矢印Yで示す方向を左方、矢印Zで示す方向を上方として説明する。
図1〜図5に示されるように、本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプ10は、樹脂製のベース部材12を有している。図6及び図7に示されるように、ベース部材12は、左右方向に沿って対向する一対の側壁部14、16と、側壁部14、16の下端部を連結する下壁部18とを有しており、前方及び後方から見てコ字形に形成されている。なお、下壁部18の中央部には、略矩形の貫通孔20(図7(C)参照)が形成されている。
一対の側壁部14、16の各上端側には、前後方向両側にそれぞれ爪部22が設けられている。これらの爪部22は、それぞれ基端部が側壁部14又は側壁部16に接続されており、先端側が斜め下向きに突出している。また、一対の側壁部14、16の各対向面の前後方向中央部には、上下方向に沿って延びるV字溝24、26(図4、図6等参照)が形成されている。これらのV字溝24、26は、上方及び下方から見てV字形に形成されている。
一対の側壁部14、16間には、チューブ28(図1〜図5参照)が取り付けられる樹脂製のチューブ取付部材30が設けられている。図8及び図9に示されるように、チューブ取付部材30は、左右方向に沿って対向する一対の挟持部32、34と、一対の挟持部32、34の下端側を連結する保持部36とを有しており、前方から見て略U字形に形成されている。
保持部36は、軸線方向が前後方向に沿った円弧状に形成されており、内周面が上側へ向いた状態で配置されている。保持部36の前後方向に沿った長さ寸法は、ベース部材12の前後方向に沿った長さ寸法と略同じ寸法に形成されている。また、保持部36の前後方向両端部には、下側の左右方向両側にそれぞれ弾性変形部38が設けられている。これらの弾性変形部38は、それぞれが保持部36と同心の円弧状に形成されており、保持部36の湾曲方向端部から保持部36の湾曲方向中央部へ向けて延出されている。
一方、挟持部32、34は、保持部36の前後方向中央部に配置されており、上下方向に沿って長尺に形成されている。また、挟持部32、34の各対向面と保持部36の内周面とは、保持部36の内周面と略同じ曲率の曲面で連続している。これらの挟持部32、34は、ベース部材12のV字溝24、26に対向して配置されており、挟持部32、34の各上端部には、前後方向両側へ向けて突出する押圧操作部40、42が設けられている。また、挟持部32、34の各上端部には、押圧操作部40、42の下側において、ベース部材12のV字溝24、26と摺接させるための第1傾斜部としての傾斜面44、46(図8、図9(B)、図9(D)等参照)が設けられている。
以上構成のチューブ取付部材30は、ベース部材12に対して上下方向へ相対移動可能に取り付けられており、複数の弾性変形部38が下壁部18の上面に当接することで、ベース部材12に対する下側への相対移動を制限される構成になっている。
但し、本チューブクランプ10にチューブ28が取り付けられる前には、チューブ取付部材30は、図10及び図11に示されるように、傾斜面44、46の付近が破断部48を介してベース部材12の一対の側壁部14、16の各上端部に連結されることで、ベース部材12に対して所定の取付位置(図1〜図5に示される位置)とは異なる位置(所定の取付位置よりも上方の位置、図10に示される位置)に配置されている。
ここで、本チューブクランプ10にチューブ28が取り付けられる際には、図12(A)に示されるように、チューブ28が軸線方向を前後方向へ向けた状態で、本チューブクランプ10の上側からチューブ取付部材30の一対の挟持部32、34間に挿入される。なお、一対の挟持部32、34の間隔は、チューブ28の直径と同じぐらいの寸法に形成されており、一対の挟持部32、34間に挿入されたチューブ28は、一対の挟持部32、34によって左右方向(半径方向)に挟持される。
一対の挟持部32、34間に挿入されたチューブ28は、下側の外周面がベース部材12の各爪部22に当接することで、ベース部材12及びチューブ取付部材30に対する下側への相対移動を規制される。この状態でチューブ28が下側へ押圧されると、図12(B)に示されるように、各爪部22がチューブ28の外周面との摺接によって弾性変形し、側壁部14又は側壁部16側へ押しのけられる。これにより、チューブ28のベース部材12及びチューブ取付部材30に対する下側への相対移動が許容される。
そして、チューブ28は、下側の外周面が保持部36の内周面に当接することで、チューブ取付部材30に対する下側への相対移動を阻止され、保持部36によって保持(支持)される。この状態で、チューブ取付部材30の押圧操作部40、42が下側へ押圧されると、破断部48が破断し、チューブ取付部材30のベース部材12に対する下側への相対移動が許容される。そして、チューブ取付部材30は、各弾性変形部38が下壁部18の上面に当接することで、ベース部材12に対する下側への相対移動を制限される。
さらにこの状態で、押圧操作部40、42が下側へ押圧されると、各弾性変形部38が弾性変形して、チューブ取付部材30のベース部材12に対する下側への僅かな相対移動が許容されると共に、各爪部22が弾性復帰して、各爪部22の先端がチューブ28の上側の外周面に当接する。この状態では、各爪部22によってチューブ28及びチューブ取付部材30の上側への相対移動が規制され、チューブ28及びチューブ取付部材30がベース部材12に対して所定の取付位置に取り付けられると共に、各弾性変形部38の弾性力(付勢力)によって、チューブ28が各爪部22と保持部36との間で上下方向(半径方向)に挟持される。
しかも、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に達する直前には、押圧操作部40、42に設けられた第2傾斜部としての傾斜面50が、側壁部14、16の上端部と摺接することで、押圧操作部40、42及び挟持部32、34が互いに接近される(図12(D)の矢印A参照)。これにより、一対の挟持部32、34によるチューブ28の挟持力が増加される。
そして、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に取り付けられると、操作部40の右側端部及び操作部42の左側端部が、それぞれ側壁部14、16の上端部に設けられた係合部としての段部52に当接することで、押圧操作部40、42及び挟持部32、34が上記接近状態に保持され、上記挟持力増加状態が維持される構成になっている。
さらに、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に取り付けられた状態では、図13に示されるように、挟持部32、34の傾斜面44、46が、V字溝24、26の傾斜面54、56間に配置される。傾斜面44と傾斜面54とは平行に対向して配置されており、チューブ取付部材30がベース部材12に対して前方向(チューブ28の軸線方向一側)へ相対移動すると、傾斜面44と傾斜面54とが摺接することで、一対の挟持部32、34には互いに接近する方向の分力が生じ、一対の挟持部32、34が互いに接近するようになっている。
また同様に、傾斜面46と傾斜面56とは平行に対向して配置されており、チューブ取付部材30がベース部材12に対して後方向(チューブ28の軸線方向他側)へ相対移動すると、傾斜面46と傾斜面56とが摺接することで、一対の挟持部32、34には互いに接近する方向の分力が生じ、一対の挟持部32、34が互いに接近するようになっている。
但し、チューブ取付部材30がベース部材12に対して所定の取付位置に配置された状態では、傾斜面44と傾斜面54との間には、所定の隙間S(図14参照)が確保されるようになっている。このため、チューブ取付部材30は、傾斜面44と傾斜面54との摺接を伴わずに、ベース部材12に対して所定の取付位置から前方向へ範囲Tだけ相対移動可能とされている。
また同様に、チューブ取付部材30がベース部材12に対して所定の取付位置に配置された状態では、傾斜面46と傾斜面56との間には、所定の隙間Sが確保されるようになっている。このため、チューブ取付部材30は、傾斜面46と傾斜面56との摺接を伴わずに、ベース部材12に対して所定の取付位置から後方向へ範囲Tだけ相対移動可能とされている。
なお、チューブ取付部材30がベース部材12に対して、傾斜面44と傾斜面54との摺接(又は傾斜面46と傾斜面56との摺接)を伴わずに、チューブ28の軸線方向へ相対移動する場合でも、ベース部材12の複数の爪部22の先端とチューブ28との間、及び、操作部40の右側端部及び操作部42の左側端部と側壁部14、16の段部52との間には摩擦力が生じる。したがって、チューブ取付部材30がベース部材12に対してガタツクことが抑制されるようになっている。
次に、本第1の実施形態の作用について説明する。
上記構成のチューブクランプ10では、チューブ28が取り付けられる前には、チューブ取付部材30が破断部48によってベース部材12に対し所定の取付位置とは異なる位置で連結されている。このため、チューブ取付部材30とベース部材12とを一体に成形することができるので、本チューブクランプ10の製造効率を向上させることができる。
また、本チューブクランプ10にチューブ28が取り付けられる際には、チューブ取付部材30の保持部36にチューブ28が保持された状態で、押圧操作部40、42に下側へ向いた所定値以上の押圧荷重が付与され、破断部48が破断される。これにより、チューブ取付部材30とベース部材12とが2つの部品に分割されるので、チューブ取付部材30をチューブ28と共にベース部材12に対して所定の取付位置へと相対移動させることが可能になる。
さらに、チューブ取付部材30がベース部材12に対して所定の取付位置へと相対移動される際には、押圧操作部40、42の傾斜面50が、側壁部14、16の上端部と摺接して、挟持部32、34が互いに接近される。これにより、挟持部32、34によるチューブ28の挟持力が増加される。そして、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に取り付けられると、操作部40の右側端部及び操作部42の左側端部が側壁部14、16の上端部に設けられた段部52に当接し、挟持部32、34が上記接近状態に保持される。これにより、上記挟持力増加状態が維持されるので、チューブ28の取付状態を安定させることができる。
しかも、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に取り付けられた状態では、チューブ28がチューブ取付部材30の複数の弾性変形部38の弾性力によってベース部材12の複数の爪部22とチューブ取付部材30の保持部36との間で弾性的に挟持される。したがって、仮にチューブ28の直径寸法に誤差がある場合でも、複数の爪部22と保持部36との間でチューブ28が良好に挟持されるので、これによってもチューブ28の取付状態を安定させることができる。
また、チューブ取付部材30及びチューブ28がベース部材12の所定の取付位置に取り付けられた状態(すなわち、本チューブクランプ10にチューブ28が取り付けられた状態)で、チューブ28に対して軸線方向へ向いた外力が作用すると、チューブ取付部材30がチューブ28と共にベース部材12に対してチューブ28の軸線方向へ相対移動し、チューブ取付部材30の傾斜面44(又は傾斜面46)がベース部材12の傾斜面54(又は傾斜面56)と摺接する。これにより、挟持部32、34が互いに接近され、挟持部32、34によるチューブ28の挟持力が増加されるので、チューブ取付部材30に対するチューブ28の軸線方向に沿った相対移動が抑制される。したがって、チューブ28に軸線方向の外力が作用した場合でも、チューブ28の取付状態を安定させることができる。
しかも、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に取り付けられた状態では、傾斜面44と傾斜面54との間、及び傾斜面46と傾斜面56との間には、所定の隙間S(図14参照)が確保される。したがって、チューブ取付部材30は、傾斜面44と傾斜面54との摺接、又は傾斜面46と傾斜面56との摺接を伴わずに、ベース部材12に対して所定の取付位置から前方向又は後方向へ範囲Tだけ相対移動することができる。すなわち、チューブ28が取り付けられるチューブ取付部材30がベース部材12に対してチューブ28の軸線方向へ所定範囲相対移動可能とされている。
したがって、ベース部材12を被取付部材の所定の取付位置に取り付ける際、すなわち、例えば、図15に示されるようにベース部材12に設けられた取付用の突起58を、被取付部材60に設けられた取付孔62の挿入する際に、取付用突起58と取付孔62との位置ズレを上記相対移動によって解消することができる(図15の矢印B及び矢印C参照)。したがって、上記位置ズレを解消するために、チューブ28やチューブ取付部材30に無理な力が加えられることを抑制できるので、これによってもチューブ28の取付状態を安定させることができる。
また、本チューブクランプ10では、前述したようにチューブ28が取り付けられる前には、チューブ取付部材30が破断部48によってベース部材12に対し所定の取付位置とは異なる位置で連結されている。したがって、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に配置された状態ではチューブ取付部材30にチューブを取り付けることが困難な構成の場合、すなわち、本第1の実施形態のように、チューブ取付部材30がベース部材12の所定の取付位置に配置された状態では、挟持部32、34が互いに接近される構成の場合でも、チューブ取付部材30へのチューブ28の取付作業を容易に行うことができる。
しかも、本チューブクランプ10では、チューブ取付部材30がベース部材12に対して所定の取付位置に取り付けられる際には、押圧操作部40、42の傾斜面50と側壁部14、16の上端部との摺接により、挟持部32、34が自動的に接近されるので、チューブ取付部材30をベース部材の所定の取付位置に容易に取り付けることができる。
なお、前記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、チューブ取付部材30の挟持部32、34に傾斜面44、46が設けられ、これらの傾斜面44、46がベース部材12の傾斜面54、56に面接触する構成としたが、これに限らず、傾斜面44、46が省略され、挟持部32、34の角部が傾斜面54、56に線接触又は点接触する構成としてもよい。この点は、以下に説明する本発明の第2の実施形態においても同様である。
また、上記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、ベース部材12の傾斜面54、56が第1傾斜部とされた構成としたが、これに限らず、第1傾斜部は面でなく線状であってもよい。この点は、第2傾斜部としての傾斜面50についても同様である。
さらに、上記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、ベース部材12の傾斜面54、56が第1傾斜部すなわち相対移動時接近手段とされた構成としたが、これに限らず、例えばリンク機構やギヤなどを用いて相対移動時接近手段を構成することも可能である。
また、上記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、チューブ取付部材30に弾性変形部38(付勢手段)が一体に設けられた構成としたが、これに限らず、ベース部材12に弾性変形部38が一体に設けられた構成としてもよい。また、ベース部材12及びチューブ取付部材30とは別体の弾性体(例えば、バネやゴム等)をベース部材12とチューブ取付部材30との間に介在させて、これを付勢手段とする構成としてもよい。
さらに、上記第1の実施形態に係るチューブ10では、ベース部材12の側壁部14、16の上端部に係合部としての段部52が設けられた構成としたが、これに限らず、係合部が側壁部14、16の上下方向中間部に設けられた構成としてもよい。
また、上記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、チューブ取付部材30の押圧操作部40、42に、第2傾斜部としての傾斜面50が設けられた構成としたが、これに限らず、第2傾斜部がベース部材12の側壁部14、16又はチューブ取付部材30の挟持部32、34に設けられた構成としてもよく、また、第2傾斜部が省略された構成としてもよい。
さらに、上記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、傾斜面50(第2傾斜部)が取付時接近手段とされた構成としたが、これに限らず、例えばリンク機構などを用いて取付時接近手段を構成することも可能である。
また、上記第1の実施形態に係るチューブクランプ10では、ベース部材12とチューブ取付部材30とが破断部48によって連結された構成としたが、これに限らず、破断部48が省略され、ベース部材12とチューブ取付部材30とが別々に成形される構成としてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1の実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
図16には、本発明の第2の実施形態に係るチューブクランプ60の部分的な構成が断面図にて示されている。このチューブクランプ60は、前記第1の実施形態に係るチューブクランプ10と基本的に同様の構成とされているが、チューブ取付部材30の挟持部32、34には、それぞれベース部材12の側壁部14、16との対向部分にV字溝62、64が形成されており、チューブ取付部材30がベース部材12に対して所定の取付位置に取り付けられた状態では、V字溝62、64に設けられた第1傾斜部としての傾斜面66と傾斜面68との間に、側壁部14、16に設けられた傾斜面70、72が配置された構成になっている。傾斜面66と傾斜面70とは平行に対向して配置されており、これらの間には、所定の隙間が設けられている。また、傾斜面68と傾斜面72とは平行に対向して配置されており、これらの間には、所定の隙間が形成されている。
このチューブクランプ60では、他の構成部品は前記第1の実施形態に係るチューブクランプ10と同様の構成とされている。
上記構成のチューブクランプ60においても、チューブ28(図16では図示省略)に対して軸線方向へ向いた外力が作用すると、チューブ取付部材30がチューブ28と共にベース部材12に対してチューブ28の軸線方向(前方向又は後方向)へ相対移動し、チューブ取付部材30の傾斜面66(又は傾斜面68)がベース部材12の傾斜面70(又は傾斜面72)と摺接する。これにより、挟持部32、34が互いに接近され、挟持部32、34によるチューブ28の挟持力が増加される。したがって、このチューブクランプ60においても前記第1の実施形態に係るチューブクランプ10と基本的に同様の作用効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの上面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの下面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの構成部材であるベース部材の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの構成部材であるベース部材を示し、(A)は上面図であり、(B)は正面図であり、(C)は下面図であり、(D)は(A)の7−7線断面図であり、(E)は(A)の8−8線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの構成部材であるチューブ取付部材の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプの構成部材であるチューブ取付部材の構成を示し、(A)は上面図であり、(B)は右側面図であり、(C)は正面図であり、(D)は下面図であり、(E)は(C)の9−9線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプにチューブが取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 図10の一部を拡大した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプを示し、(A)はチューブ取付部材の一対の挟持部間にチューブが挿入された状態を示す正面図であり、(B)はチューブによってベース部材の爪部が変形された状態を示す正面図であり、(C)はチューブがチューブ取付部材の保持部に保持された状態を示す正面図であり、(D)はチューブ及びチューブ取付部材がベース部材の所定の取付位置に取り付けられた状態を示す正面図である。 図12の13−13線断面図である。 図13の一部を拡大した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブクランプが被取付部材に取り付けられる際の取付方法の一例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るチューブクランプの部分的な構成を示す断面図である。
符号の説明
10 チューブクランプ
12 ベース部材
14、16 側壁部
22 爪部
28 チューブ
30 チューブ取付部材
32、34 挟持部
36 保持部
38 弾性変形部(付勢手段)
48 破断部
50 傾斜面(第2傾斜部、取付時接近手段)
52 段部(係合部、保持手段)
54、56 傾斜面(第1傾斜部、相対移動時接近手段)

Claims (10)

  1. ベース部材と、
    チューブを半径方向に挟持する一対の挟持部を有し、前記ベース部材に対して前記チューブの軸線方向へ所定範囲相対移動可能に取り付けられるチューブ取付部材と、
    前記チューブ取付部材が前記相対移動した際に前記一対の挟持部を互いに接近させる相対移動時接近手段と、
    を有するチューブクランプ。
  2. 前記相対移動時接近手段は、前記挟持部及び前記ベース部材の一方に設けられ、前記チューブ取付部材が前記相対移動した際に前記挟持部及び前記ベース部材の他方と摺接する第1傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載のチューブクランプ。
  3. 爪部を有するベース部材と、
    前記爪部との間でチューブを半径方向に挟持する保持部を有し、前記ベース部材に対して前記保持部が前記爪部に接近する方向へ相対移動可能に取り付けられるチューブ取付部材と、
    前記ベース部材と前記チューブ取付部材との間に設けられ、前記保持部が前記爪部に接近する方向へ前記チューブ取付部材を付勢する付勢手段と、
    を有するチューブクランプ。
  4. 前記付勢手段は、前記ベース部材及び前記チューブ取付部材の一方に一体に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられることで弾性変形する弾性変形部を有することを特徴とする請求項3に記載のチューブクランプ。
  5. ベース部材と、
    チューブを半径方向に挟持する一対の挟持部を有し、前記ベース部材に取り付けられるチューブ取付部材と、
    前記ベース部材に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられた状態で前記一対の挟持部の少なくとも一方に係合して前記一対の挟持部を互いに接近した状態に保持する係合部と、
    を有するチューブクランプ。
  6. 前記ベース部材は、互いに対向する一対の側壁部を有し、前記チューブ取付部材は、前記一対の側壁部間に挿入されて前記ベース部材に取り付けられると共に、前記係合部は、前記側壁部に設けられることを特徴とする請求項5に記載のチューブクランプ。
  7. 前記ベース部材及び前記挟持部の一方に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられる際に前記一対の挟持部を互いに接近させる取付時接近手段を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のチューブクランプ。
  8. 前記ベース部材は、互いに対向する一対の側壁部を有し、前記チューブ取付部材は、前記一対の側壁部間に挿入されて前記ベース部材に取り付けられると共に、前記取付時接近手段は、前記側壁部及び前記挟持部の一方に設けられ、前記チューブ取付部材が前記ベース部材に取り付けられる際に前記側壁部及び前記挟持部の他方と摺接する第2傾斜部を有することを特徴とする請求項7に記載のチューブクランプ。
  9. ベース部材と、
    チューブが取り付けられると共に、前記ベース部材に対して前記チューブの軸線方向へ所定範囲相対移動可能に取り付けられるチューブ取付部材と、
    を有するチューブクランプ。
  10. 前記チューブ取付部材を前記ベース部材に対して所定の取付位置とは異なる位置で連結すると共に、前記チューブ取付部材に対して所定値以上の荷重が作用すると破断して前記チューブ取付部材の前記ベース部材に対する前記所定の取付位置への相対移動を許容する破断部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のチューブクランプ。
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