JP2008245745A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008245745A
JP2008245745A JP2007088259A JP2007088259A JP2008245745A JP 2008245745 A JP2008245745 A JP 2008245745A JP 2007088259 A JP2007088259 A JP 2007088259A JP 2007088259 A JP2007088259 A JP 2007088259A JP 2008245745 A JP2008245745 A JP 2008245745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
game
counting means
counting
prevention valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007088259A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kagawa
浩 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2007088259A priority Critical patent/JP2008245745A/ja
Publication of JP2008245745A publication Critical patent/JP2008245745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を可能な限り正確に検知し、計数することができるようにする。
【解決手段】 遊技盤上に設けられた戻り球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球は、遊技盤内で戻り球防止弁の遊技球出口近傍に設けられた球通過センサにより検知されてその数が第1の計数手段により計数される。また、始動入賞口に入賞した遊技球の数が第2の計数手段により計数される。そして、この第2の計数手段の計数値と第1の計数手段の計数値との比率である始動入賞率を始動入賞率算出手段で算出し、第1の計数手段、第2の計数手段の計数値とともに表示手段に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技盤の遊技領域内に入った遊技球を計数する機能を持つパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機において、遊技盤の遊技領域内に入った遊技球を計数するために、戻球防止弁を通過して遊技領域に入った遊技球を検知するように、遊技盤の遊技領域内の戻球防止弁近傍に球検出器を設けたものが提案されている。また、球検出器で検出した球数に応じた表示が可能な計数表示器を設けて、その計数表示器に表示された数値に応じて開閉体の開放仕様を異ならせることにより特異な遊技性を提供する旨が開示されている。(特許文献1参照)。
特開2003−275409公報
しかしながら、特許文献1に開示されているものも含めて一般に、パチンコ遊技機は、遊技球が戻球防止弁を通過した後も遊技性を高めるために釘や役物を遊技盤の遊技領域内に適宜配置し遊技球の遊技領域内の移動に不確定性を加味するように工夫されている。そのために、戻球防止弁を通過した遊技球は、その速度等により、釘や役物により反射して再び戻球防止弁のところに戻ってくるものも多々あり、また、遊技者もかかる釘や役物等の障害を考慮して遊技球の遊技盤内への導入速度を調節した打ち方をするため、その弾球の強さにより球検知器を通過せずにカウントされない場合が生ずる等により、なかなか正確な検知ができず、ひいては正確な球数をカウントできないという問題があった。
本発明は上記事実を考慮し、戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を従来よりも可能な限り正確に検知し、あるいは計数することができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、遊技機の戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を検知するための球通過センサを前記戻球防止弁の遊技球放出による前記戻球防止弁先端部の最大開放位置の外縁近傍位置に遊技盤の裏面側から設けて構成した。この構成により、戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を従来よりも正確に検知、あるいはその数を計数することができる。
また、前記球通過センサは、遊技球の導入方向に対して略直交する方向を長手方向とする感知器を所定間隔を隔てて少なくとも2列設けたことにより、遊技盤内に導入された後、釘や役物により反射して再び戻球防止弁のところに戻ってくる遊技球を検知することができ、それらを計数から除外することが可能となり、戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を従来よりも更に正確に検知、あるいはその数を計数することができる。
また、前記球通過センサにより検知された遊技球の数を計数する第1の計数手段と、始動入賞口に入賞した遊技球の数を計数する第2の計数手段と、この第2の計数手段の計数値と前記第1の計数手段の計数値とを表示する表示手段とを備えて構成したことにより、戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球の数を従来よりも更に正確に計数し、遊技者に伝えることができる。
更に、前記球通過センサにより検知された遊技球の数を計数する第1の計数手段と、始動入賞口に入賞した遊技球の数を計数する第2の計数手段と、この第2の計数手段の計数値と前記第1の計数手段の計数値との比率である始動入賞率を算出する始動入賞率算出手段と、この始動入賞率算出手段により算出された前記始動入賞率を表示する表示手段とを備えて構成したことにより、戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球の数を従来よりも更に正確に計数し、遊技者にその遊技機の始動入賞率を伝えることができる。
また、前記球通過センサは磁気を感知する磁気識別センサを含んで構成することにより、通常鉄等の磁性体を含んで構成される遊技球をより簡単な構成で検知し、計数し、その値を表示し、あるいは、遊技機の始動入賞率を計数して遊技者に伝えることができる。
以上説明した如く本発明によれば、戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を従来よりも可能な限り正確に検知し、あるいは計数することができる遊技機を提供することができるという優れた効果を有する。
(パチンコ機枠の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレーム25に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされている。遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26によって覆われ、ガラス板22が遊技盤100に構成された遊技領域101(後述する)を覆うようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球PBを貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜はパチンコ機10間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球PB、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜の下位方向に沿って遊技球転動流路の幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球PBがパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図3参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、遊技盤100の略中央部やや上方右寄りにセンター役物110を構成してなる遊技領域101となっている。この遊技領域101には、遊技球PBが発射装置40(図3参照)から発射されて発射通路103を矢印X1,X2方向に通過し、戻球防止弁105をY方向に押し開いて打ち込まれ、後述する釘128やセンター役物110の側壁200等に衝突することによって進路を変更しながら自重落下により移動可能に構成されている。
遊技盤100の遊技領域101におけるほぼ中央部やや上方右寄りには、センター役物110が配置されている。センター役物110は、各種演出等の映像を表示する液晶表示器(LCD)106を備えている。センター役物110は、遊技領域101の面積の約2/3の領域を占めており、遊技領域101の図2に向って右寄りに配置しているが、センター役物110と外レール102との間には、少なくとも1個の遊技球PBが外レール102の延長に沿った内周を通過可能な流路130を設けている。
図2に示すようにセンター役物110の図視左側には、遊技球PB通過に基づく普通図柄抽選の始動機能を持つ通過ゲート118が配置されている。
また、センター役物110の下部には、特別図柄始動入賞口(A)130(以下、「始動口(A)130」という)配設されている。
さらに、前記通過ゲート118の下方には、当該通過ゲート118を通過した遊技球PBを下方に向けて案内するように釘128が配列されている。この釘128による案内先の一方には、風車132並びに右下がりに列状に配列された釘(所謂、道釘)128Iにより遊技球PBが案内され易いように構成されて特別図柄始動入賞口(A)130(以下、「始動口(A)130」という)配設されている。
また、同じく前記通過ゲート118の下方で、釘128による案内先の他方であってやや左側にずれた位置には、特別図柄始動入賞口(B)134(以下、「始動口(B)134」という)が配設されている。
この始動口(B)134は、所謂舌片突出型の入賞口を構成している。
図3に示される如く、始動口(B)134は、表面装飾部材408Aとこの表面装飾部材408の正面を覆う透明カバー408Bを備えている。この装飾部材の上部には、互いに平行で遊技盤100の上下方向に延設された流入ガイドリブ408Cが遊技機10のガラス板22(図1参照)方向に突出されており、図2に示される如く、前記釘128の配列構成によって、前記通過ゲート118を通過、或いはその周辺を通過した遊技球PBをこの流入ガイドリブ408C間へ案内するようになっている。
前記装飾部材408Aにおける流入ガイドリブ408Cの下部には、所定の空間をおいて、弓状に屈曲した(約1/4円弧形状の)排出ガイドリブ408Dが突出されている。この排出ガイドリブ408Dにより、遊技球PBはセンター役物寄りに方向転換された状態で、遊技盤面上に戻される構造となっている。
この排出ガイドリブ408Dによって戻される領域には、風車132(図2参照)並びに右下がりに列状に配列された釘(所謂、道釘)128Iが配設されており、前記始動口(A)130方向へ遊技球PBが案内され易くなっている。
ここで、始動口(B)134には、前記流入ガイドリブ408Cと排出ガイドリブ408Dとの間の空間に、始動入賞開口部408Eが設けられている。
この始動入賞開口部408Eの開口縁は遊技盤面とほぼ一線(面一)であるため、通常状態では、遊技球PBがこの始動入賞開口部408Eに入賞することはない。
ところで、この始動口(B)134の始動入賞開口部408Eには、下辺に沿って突出動作及び引込動作(以下、総称する場合は単に「動作」という)する舌片408Fが設けられている。
この舌片408Fの動作は、図4に示す舌片ソレノイド138の励磁・非励磁によりリンク機構を介して動作するようになっている。
ここで、舌片408Fが引込状態(図3の実線位置)から突出動作すると(図3の想像線位置)、流入ガイドリブ408Cを通過してきた遊技球PBを受け止め、始動入賞開口部134へ案内することが可能となり、遊技球PBの入賞が可能となる。
さらに、図2に示すように、前記センター役物110の下部(始動口(A)130の右下)には、アタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられている。この開閉扉116が、ソレノイド(図示省略)の通電・非通電によって開放又は閉塞する。すなわち、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。開閉扉116の開放は、始動口(A)130や始動口(B)134に遊技球PBが入賞することにより行われる抽選にもとづき大当りに当選した場合、あるいは羽根部材208の開放によりセンター役物110の内部に導入された遊技球PBが、センター役物110内部の特別入賞口(図示しない)に入賞した場合に所定期間、所定回数開放され、大当り遊技が実行され、大量の遊技球PBの入賞とその入賞に基づく遊技球PBの大量獲得が可能となる。
上記実施の形態の遊技盤100では、始動口(A)130、始動口(B)134並びに通過ゲート118の相対位置関係が、遊技球PBが発射されて遊技領域101に導入された後の落下方向に沿って、上から通過ゲート118、始動口(B)134、始動口(A)130という配列となっている。
また、この実施の形態では、センター役物110の上部には、単一の羽根部材208が設けられており、この羽根部材208が始動口(A)130や始動口(B)134に遊技球PBが入賞することにより行われる抽選にもとづいて所定時間、所定回数開放してセンター役物110の内部に遊技球PBを導入可能にする特別開閉部材を構成している。
(遊技球検知器)
一方、戻球防止弁105が遊技球PBの発射エネルギーによりY方向に押し開かれて遊技球PBを遊技領域101に放出した際に、戻球防止弁105の先端部105aが最大開放されたときの位置の近傍であって、遊技領域101外縁側の位置に対応する遊技盤100の裏面側には遊技球PBの通過を検知するための検知器300a,300bが、遊技球PBの遊技領域101への導入方向X2に対して略直交する方向を長手方向として所定間隔を隔てて2列設けられている。この検知器300としては遊技機PBが鉄を主成分とする磁性体であることから磁気センサが使用される。遊技機PBの直径は略11mmであることから、戻球防止弁105の先端部105aの最大開放位置と検知器301の磁気センサ部分との間隔も11mm以下であるのが望ましい。尚、図2において、検知器300(検知器300a,300b)はその配置位置を示すために実線で記載したが、検知器300(検知器300a,300b)の実際の配置位置は、図5に示すように遊技盤100の遊技領域101表面を覆う化粧シート207の裏面に設けられていて、本実施形態においては遊技者には見えないようになっている。もちろん、遊技盤100を透明アクリル板等の透明素材を用いて構成した場合には、検知器300(検知器300a,300b)を遊技者に見えるように構成しても良い。
また、検知器300は別個の部品(検知器300a,300b)である必要は無く、遊技機PBの通過を十分検知可能な程度の間隔を隔てて磁気センサが少なくとも2列並べられた1個の磁気検知素子であっても良い。例えば村田製作所製の磁気識別センサBS05M1KFCA、BS05M1KGCA等が本実施形態において使用可能である。これらの磁気識別センサ素子は10mmの長さの磁気センサが5mmの間隔を隔てて千鳥状に6数個並んで構成されている。本実施形態における遊技球PBのX2方向の通過検知、あるいはX2とは逆方向の戻りを検知するには十分な磁気センサ長と磁気センサ間隔を備え、しかも6素子で約60mmのX2方向に直角な方向の検知ライン長を備えており、図2に示すように戻球防止弁105の先端部105aが最大開放されたときの外縁側位置に遊技球PBの導入方向X2に対して略直交する方向を長手方向として配置することにより遊技機PBの通過を漏れなく検知可能となる。
尚、検知器300の遊技盤100への実装構造は出願人が特開2002−306686において開示したものと同様の構造を用いることができる。
以下に図5を用いて検出器300の遊技盤100への実装構造を説明する。図5は検出器300の遊技盤100への実装構造を示す断面図である。図5において、遊技盤100は、ベニア合板(最近では透明アクリル板等の合成樹脂の場合もある)で形成される盤基体206とその盤基体206の前面に意匠デザインを施されて貼付されてなる化粧シート207とで構成される。遊技盤100の盤基体206には図2に示す検出器300の収納位置付近がくり抜かれて収納部203が形成される。検出器300には、村田製作所の製磁気識別センサBS05M1KFCA、BS05M1KGCA等の磁気センサが使用可能である。収納部203には検出器300を収納するためのケース202が格納される。そして、ケース202は、遊技盤100の裏側から収納部203に格納された後、遊技盤100その裏側から木ねじのような止ねじ205で穴216によって位置決めされて固定される。
ケース202は、検出器300を収納するための器室211と、その両側に突出した脚部212とを備える。器室211は、一端(遊技盤100の裏面側)が開口され他端(遊技盤100の表面側である遊技領域101側)が閉鎖された筒状であって、閉鎖された内底面に一対の位置決定部213と一対の係合部214とを備え、検出器300を器室211内に位置決めしつつ係合させて実装する。器室211内に実装された検出器300はその端子217から配線218を遊技盤100の裏面に這わせ副制御部152と接続する。
(制御系の構成)
次に、図4を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図4に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、演出制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD106が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカ146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御されるLCD106には、演出映像が表示され、スピーカ146L、146Rからはその演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、演出図柄による演出を楽しむことができる。
また、演出制御部152には、センター役物110内に設けられた各種可動部を回動させるモータ246、各種シャッター等を動作させるソレノイド230、抽選表示ユニット140に搭載される2個の7セグメント表示器142、144と、報知表示器146のランプ、及び遊技球PBの通過を検知するための検知器300が接続されている。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
主制御部150には、通過ゲート118(図2参照)を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ260、始動口(A)130への入賞球を検出する始動口(A)センサ262、始動口(B)134への入賞球を検出する始動口(B)センサ264、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出するアタッカーセンサ266、センター役物105内のVゾーン242への入賞球を検出するV入賞センサ268、外れ口258へ流入した遊技球PBを検出する外れセンサ270、センター役物110に設けられた大入賞口202への遊技球PBの一対の羽根部材208の双方からの流入を検出する大入賞センサ272、センター役物110内の図示しない移行ステージにより案内される各種球ガイド機構毎の選別をするためにそれぞれの経路に設けられた移行ステージセンサ274、可動部240の回動範囲両端の位置を検出する可動部端部センサ248がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、アタッカー112内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなる継続ゾーンが設けられている場合には、この継続ゾーンを通過したことを検出する継続センサ(図示省略)が配設される。
さらに、主制御部150には、舌片408Fを作動させる舌片ソレノイド138、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるソレノイド148、羽根部材208を開閉させるソレノイド210がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲートセンサ260で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選(以下、「普図抽選」という)が主制御部150にて実行され、その普図抽選の結果は、センター役物110に設けられた7セグメント表示器142によって報知される。ここで、前記普図抽選結果が当たりとなった場合は、主制御部150がソレノイド138を駆動制御して舌片408Fを所定時間(約1.2秒)開放する。この開放時にのみ、始動口(B)への遊技球の入賞が可能となる。
また、遊技球PBが始動口(A)130又は始動口(B)134に入賞すると、これを始動口(A)センサ262又は始動口(B)センサ264で検出することで特別図柄の当たり/外れの特図抽選が主制御部150にて実行される。この特図抽選は、極めて僅かな時間(1秒以内)で実行され、その結果は、センター役物105に設けられた7セグメント表示器144によって報知されるようになっている。
次に、検知器300による遊技球の検知方法、及びその検知結果に基づく情報の報知方法について説明する。
戻球防止弁105を開放させて矢印X2方向に移動しながら遊技領域101内に入った遊技球PBは、検知器300a,300bによって順次検知される。検知器300は、検知器300a,300bで遊技球PBを検知すると、その検知情報を副制御部152に送信する。副制御部152は、検知器300での検知順が検知器300a,300bの順で検知されたかどうかを確認し、確認されると遊技球PBの検知として計数する(第1の計数手段)。副制御部152は、検知器300での検知順が検知器300b,300aの順である場合には、遊技球PBを計数しない。遊技球PBが釘128や役物110等により反射して再び戻球防止弁105のところまで戻って来たと解釈できるからである。
また、副制御部152は、検知器300での検知順が検知器300b,300aの順である場合には、その後の所定期間、少なくとも数ミリ秒乃至数十ミリ秒の間は、検知順が検知器300a,300bの順で検知器300が遊技球PBを検知したとしてもその情報は遊技球PBの検知としては計数しない。検知順が逆の情報が入った直後の順方向検知は、釘128や役物110等により反射して戻球防止弁105のところまで戻ってきた遊技球PBが戻球防止弁105に当って検知器300で再び検知されたと診るためである。その理由は、遊技球の投入頻度は規則で毎分100個以内と定められているため、検知器300が遊技球PBを検知器300a,300bの順で正しく検知するのは略600ミリ秒以上の周期間隔となる。また、遊技球PBの速度は通常人が歩く速度1メートル/秒前後程度、高速で発射された場合でも毎秒5乃至10メートル程度であり、戻球防止弁105と検知器300bとの間の往復距離が6センチあったとしても6cm/1m/s=60ミリ秒程度で遊技球PBは往復可能となる。よってそれ以下の短期間で検知器300が遊技球PBを検知する場合、少なくとも検知順が検知器300b,300aの順で検知した後短時間で検知順が検知器300a,300bの順で検知器300が遊技球PBを検知した場合には戻球防止弁105による反射あるいは遊技領域101内での遊技球PBの移動によるものと考えられるからである。
また、始動入賞口130に遊技球PBが入賞すると始動口(A)センサ262はその入賞を検知し主制御部150に送信する。主制御部150は、始動口(A)センサ262からの情報に基づいて抽選を行ない、その抽選結果とともに副制御部152に情報を送信する。副制御部152は、主制御部150から送られた情報に基づいて、始動入賞口130に入賞した遊技球の数を計数する(第2の計数手段)。
更に、副制御部152は、検知器300での遊技球PBの計数結果と、始動入賞口130での入賞個数とから始動入賞率を算出する(始動入賞率算出手段)。
副制御部152は、検知器300での遊技球PBの計数結果と、始動入賞口130での入賞個数と、始動入賞口130での入賞個数と検知器300での遊技球PBの計数結果との比率として算出した始動入賞率とをLCD106の中に適宜あるいは常時表示する。
尚、これらの数値のリセットは遊技機の電源供給開始時、または、遊技場担当者によるRAMクリア等の強制リセット作業によりリセットして新たに計数を開始することができる。また、上記実施形態においては、始動入賞の個数は始動入賞口130に入賞し且つ抽選に供した遊技球PBの数を計数しているが、必ずしもこの実施形態に限定する必要は無く、例えば、保留数(4個)を越えて始動入賞口130に入賞した遊技球PBの数も含めて計数してもよいし、始動口(B)に入賞した遊技球PBの数も含めたり、それらを個々に計数して表示させても良い。また、本実施形態では表示は演出用のLCD106に行うようにしているが、表示装置を別に設けて表示するようにしても良く、遊技機外の表示器にひょうじさせるようにしても良い。
遊技球等を遊技媒体として使用するパチンコ機等の遊技機に利用可能であり、特に、パチンコ機において、遊技球PBの自然落下方向にそって、その上下関係位置において、有利・不利の格差を持った入賞口を設けることで、変化に富んだ遊技性をもたらすものである。
実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 実施の形態で適用される始動口(B)の分解斜視図である。 実施の形態に係るパチンコ機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る検出器の実装構造を示す断面図である。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機
40 発射装置
100 遊技盤
101 遊技領域
110 センター役物(役物)
106 LCD
112 アタッカー
116 開閉扉
118 通過ゲート(通過口、普通図柄始動ゲート)
130 始動口(A)(第1の入賞口、他方の特別図柄始動入賞口)
134 始動口(B)(第2の入賞口、一方の特別図柄始動入賞口)
150 主制御部
152 演出制御部
300 検知器

Claims (5)

  1. 戻球防止弁を通過して遊技領域内に入った遊技球を検知するための球通過センサを前記戻球防止弁の遊技球放出による前記戻球防止弁先端部の最大開放位置の外縁近傍位置に遊技盤の裏面側から設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 球通過センサは、遊技球の導入方向に対して略直交する方向を長手方向とする感知器を所定間隔を隔てて少なくとも2列設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記球通過センサにより検知された遊技球の数を計数する第1の計数手段と、始動入賞口に入賞した遊技球の数を計数する第2の計数手段と、この第2の計数手段の計数値と前記第1の計数手段の計数値とを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする乃至3いずれか1項遊技機。
  4. 前記球通過センサにより検知された遊技球の数を計数する第1の計数手段と、始動入賞口に入賞した遊技球の数を計数する第2の計数手段と、この第2の計数手段の計数値と前記第1の計数手段の計数値との比率である始動入賞率を算出する始動入賞率算出手段と、この始動入賞率算出手段により算出された前記始動入賞率を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  5. 前記球通過センサは磁気を感知する磁気識別センサを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の遊技機。
JP2007088259A 2007-03-29 2007-03-29 遊技機 Pending JP2008245745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007088259A JP2008245745A (ja) 2007-03-29 2007-03-29 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007088259A JP2008245745A (ja) 2007-03-29 2007-03-29 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008245745A true JP2008245745A (ja) 2008-10-16

Family

ID=39971422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007088259A Pending JP2008245745A (ja) 2007-03-29 2007-03-29 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008245745A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015144702A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2017148357A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社ソフイア 遊技機
JP2018134542A (ja) * 2018-06-11 2018-08-30 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2021065787A (ja) * 2021-02-04 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015144702A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2017148357A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社ソフイア 遊技機
JP2018134542A (ja) * 2018-06-11 2018-08-30 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2021065787A (ja) * 2021-02-04 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP7180703B2 (ja) 2021-02-04 2022-11-30 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5255033B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5493200B2 (ja) 遊技機、この遊技機に備える取込装置の制御方法及び取込制御プログラム
JP5148833B2 (ja) 遊技機
JP2008245745A (ja) 遊技機
JP2007252538A (ja) 遊技機
JP4754978B2 (ja) 遊技機
JP5547892B2 (ja) 遊技機
JP2007283092A (ja) 遊技機
JP3032066B2 (ja) 弾球遊技機
JP3926214B2 (ja) 弾球遊技機
JP2010046178A (ja) メダルゲーム機
JP5266732B2 (ja) 遊技機
JP2008035899A (ja) 弾球遊技機
JP6210129B2 (ja) 遊技機
JP2009125282A5 (ja)
JP5851196B2 (ja) 遊技機
JP2005021228A (ja) 遊技機
JP5441295B2 (ja) 遊技機
JP5025620B2 (ja) パチンコ機
JP2009213937A (ja) 遊技機
JP2010233748A (ja) メダルゲーム装置
JP2018061706A (ja) 遊技機、遊技場装置
JP4390285B2 (ja) 遊技機
JP2009119100A5 (ja)
JP2006263292A (ja) 弾球遊技機