JP2008244472A - コイルの取出しと成形に係る方法又は装置 - Google Patents

コイルの取出しと成形に係る方法又は装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 トラック形、長方形ボビンレスコイルの製造に於て高い寸法精度実現。併せて、コイルの整列性の向上、タクトタイムの向上。
【解決手段】 巻治具の一方21に摺動可能に巻芯13配置。この巻芯13は巻治具の他方22に向って付勢されている。コイル受けピン47U,47Dと巻芯13とを正対させ、巻治具の一方21をコイル扱い部材46側へ移動。コイル受けピン47U,47Dに押され巻芯13後退。コイル56が巻芯13からコイル受けピン47U,47Dへ移行。コイル56を支承したコイル受けピン47U,47Dを離間してコイル56伸長。この伸長方向と交叉する方向に移動可能なプレス治具53L,53Rで、伸長と同時に又は前後してコイル56を押圧、成形。長円形コイル57を得る。
【選択図】図6

Description

本発明はコイルの取出しと成形に係る方法又は装置に関し、特にトラック形(長円形)、長方形のボビンレスコイルの製造に適用して好適なコイルの取出しと成形に係る方法又は装置に関する。
トラック形或いは長方形のボビンレスコイルを巻回(巻線)する場合、従来は、コイルの仕上がり形状と同じトラック形或いは長方形断面の巻芯を使用している。これに線材を巻回し、目的形状のボビンレスコイルを得る(例えば特許文献1参照。)。
特開2003−168618号公報
しかし、これら従来手法では、以下に説明するような問題があった。
(1)整列性
従来手法では、線材の入線位置がコイルの直線部とR部(偏向部)との接続部付近になっている。ここはクロスポイントが出しにくい位置であり、線材の乱れが生じ易い。
(2)コイルの変形
従来手法では、コイルの短径(短軸)方向が膨らむ。このため、コイルが指定寸法に入らないことが多く、炉に入れて再加熱するなどの後処理が必要だった。また、特にハイテンションワイヤーで、コイルの反り、捩れが発生し易かった。
(3)タクトタイム
ア)上記(1)(2)の問題があるため、従来手法では、円形のコイルを巻回する場合の凡そ5分の1程度まで、巻回時の回転数を下げざるを得なかった
イ)また、ボビンレスコイルは、その名の通りボビンが無い。このため、元々寸法が狂い易い。それ故、従来は、寸法を補正すべく成形を加えるにしても、一旦巻芯から外し、それを成形用の治具に手作業で再装着して行なうか、巻線機上で、巻芯に巻回した儘で成形を実行している。言わば、巻回して成形、巻回して成形、というように、作業を交互に直列的に実行している。このことが更にタクトタイムを長くしている。
本発明の目的は、上記課題を解決し、特にトラック形、長方形のボビンレスコイル巻回に関して、更なる寸法精度の向上を図ることにある。併せて、コイルの整列性或いはタクトタイムを、向上或いは短縮させることにある。
上記課題解決のため、請求項1のコイル取出し方法では、巻治具の一方に摺動可能に配置され、巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材とを正対させ、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させ、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させる。
また、請求項2のコイル成形方法では、支承部材を離間させ、該支承部材に支承されているコイルを伸長させ、該伸長方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し、成形する。
また、請求項2を引用する請求項3のコイル成形方法では、前記コイルを円形又は楕円形に形成し、該コイルに対して前記伸長、押圧を実行する。
また、請求項2又は請求項3を引用する請求項4のコイル成形方法では、前記伸長、押圧の際、幅規制部材で前記コイルの幅を規制する。
また、請求項5のコイル取出し成形方法では、巻治具の一方に摺動可能に配置され、巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材とを正対させ、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させて、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させ、該コイルを支承した支承部材を離間させ、該コイルを伸長させて該コイルを成形する。
また、請求項5を引用する請求項6のコイル取出し成形方法では、前記コイルを円形又は楕円形に形成し、該コイルに対して前記伸長を実行する。
また、請求項5又は請求項6を引用する請求項7のコイル取出し成形方法では、前記伸長方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し前記コイルを成形する。
また、請求項5、請求項6又は請求項7を引用する請求項8のコイル取出し成形方法では、前記成形の際、幅規制部材で前記コイルの幅を規制する。
また、請求項9のコイル取出し装置では、対向して配置された巻治具と、該巻治具の一方に摺動可能に配置され、該巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材と、制御手段とを有し、該制御手段は、前記巻芯と前記支承部材とを正対させ、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させ、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させる。
また、請求項10のコイル成形装置では、コイルを内側から支承する為の支承部材と、前記コイルを伸長する方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材と、制御手段とを有し、該制御手段は、前記支承部材を離間させ、前記支承部材に支承されているコイルを伸長させ、前記押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し、成形する。
また、請求項10を引用する請求項11のコイル成形装置では、前記コイルが円形又は楕円形に形成され、前記制御手段は、該コイルに対して前記伸長、押圧を実行する。
また、請求項10又は請求項11を引用する請求項12のコイル成形装置では、更に幅規制部材を備え、前記制御手段は、前記押圧、成形の際、該幅規制部材で前記コイルの幅を規制する。
また、請求項13のコイル取出し成形装置では、対向して配置された巻治具と、該巻治具の一方に摺動可能に配置され、該巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材と、制御手段とを有し、該制御手段は、前記巻芯と前記支承部材とを正対させ、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させて、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させ、該コイルを支承した支承部材を離間させ、該コイルを伸長させて該コイルを成形する。
また、請求項13を引用する請求項14のコイル取出し成形装置では、前記巻芯の断面が円形又は楕円形にされている。
また、請求項13又は請求項14を引用する請求項15のコイル取出し成形装置では、前記伸長方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材を更に有し、前記制御手段は、前記押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し、前記コイルを成形する。
また、請求項13、請求項14又は請求項15を引用する請求項16のコイル取出し成形装置では、更に幅規制部材を備え、前記制御手段は、前記成形の際、該幅規制部材で前記コイルの幅を規制する。
本発明の各方法又は装置は、以下の各構成を組合せて成る。即ち、巻治具の一方に摺動可能に配置され、巻治具の他方に向って付勢されている、断面円形又は楕円形の巻芯に線材を巻回する。この巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材とを正対させ、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、この支承部材にコイルを移行する。その儘支承部材を離間させてコイルを伸長し、コイルをトラック形等に成形する。或いは、伸長すると共に成形部材で押圧して、コイルをトラック形等に成形する。これらの組合せで、以下の効果が発揮される。
(1)円滑なコイル取出し
本発明では、巻芯から支承部材へとコイルが円滑に移行される。従って、変形等生じさせることなくコイルを取出すことが出来る。しかも、その移行対象たるコイルは、下記(2),(3)で説明するように、高い整列性を備えている。このことも相俟って、コイルは変形等起こすことなく円滑に取出される。
(2)整列性が向上する。
従来の手法では、巻芯の辺の長さが違うため、線材の引込みが脈流的になる。このため、線材の乱れが生じ易かった。しかし、本発明では、線材巻回自体は円形又は楕円形の巻芯で実行される。これだと線材の乱れは生じにくい。しかも高速回転を可能にする。それでも整列性は保たれる。従って、安定した完全整列巻線が可能となる。
(3)コイルの変形が生じない。
従来の手法では、コイルの短径方向が膨らんだ。また、特にハイテンションワイヤーでは、コイルの反り、捩れが発生し易かった。しかし、本発明では、円形または楕円の巻芯で巻線を行う。そのあとで成形する。このため、反り、捩れが起こりにくくなる。
(4)タクトタイム
従来手法では、上記(2)(3)の問題があるために、円形のコイルを巻回する場合に比べ凡そ5分の1程度まで、巻芯回転数を下げざるを得なかった。しかし、本発明なら通常の円形コイルと同じ回転数で巻回することができる。
更に、従来手法では、巻回→成形→巻回→成形というように、その作業を交互に実行するしかなく、そのことがタクトタイムを更に長くしていた。しかし、本発明の巻回手法とコイル受取り手法とを組合せれば、巻回作業と成形作業とを分離することができ、両者の平行実施が可能になる。この点で、更にタクトタイムが短縮される。
以下、本発明の詳細を、図示実施の形態例に基いて説明する。図1に実施の形態例の成形機構付巻線機50の正面を示す。なお、この装置50のうち、巻線機部分の構造については、例えば、本願出願人の出願に係る特開2005−116657号公報、特開2001−358029号公報、特開平10−304628号公報等に詳しく記載されている。それ故、ここでは実施の形態例の説明に必要と解される部分のみを示す。
図1に実施の形態例50の正面を示す。1はスピンドルブロックで、キャビネット5の上に設置されており、その左側にはブロック左2(固定側)が、右側にはブロック右3(可動側)が立設されている。スピンドルブロック1の下部には断面四角形のスプラインシャフト4が回転自在に支承されている。このシャフト4には、シャフト左プーリ10が取着されている。スピンドルブロック1には主モータ(不図示)も配置されており、その軸には2本溝のモータプーリ11が取着されている。このモータプーリ11とシャフト左プーリ10との間には、モータスプライン間ベルト8が張架されており、スプラインシャフト4は主モータで回転される。なお、主モータの駆動制御を始め、各部品、部材の駆動制御は、マイクロコンピュータから成る不図示制御装置で実行される。
ブロック左2には固定側スピンドルが回転自在に支承されており、その左側には固定側プーリ9が取着されている。この固定側プーリ9とモータプーリ11の間には固定側モータ間ベルト12が張架されており、固定側スピンドルも主モータで回転される。
ブロック左2には左側へ伸びるトラバスベース14が取着されている。トラバスベース14の上には、摺動フレーム16が配置されている。この摺動フレーム16は、左側のトラバスモータ17で駆動され、線ガイド18をトラバースさせる。
ブロック右3の中段には、テールプレート支承シャフト19が取着されている。テールプレート支承シャフト19は右方に延伸され、テールプレート23の中央に挿通されていて、このテールプレート23を摺動自在に支承する。
ブロック右3の上方には、上部摺動軸27が摺動自在に支承されている。ブロック右3の下方には、下部摺動軸26が摺動自在に保持されている。これら摺動軸26,27の各右端が、テールプレート23に取着されている。
テールプレート支承シャフト19の右端にはテールプレート用エアシリンダ24が連結されている。このエアシリンダ24への給排気で、テールプレート23及び上部、下部の摺動軸26,27が所要量左右に移動する。
テールプレート23の下部には従動プーリ28が回転自在に取着されている。この従動プーリ28の中心に雌型スプライン(不図示)が穿設されている。スプラインシャフト4はこの雌型スプラインと噛合しており、従動プーリ28は、スプラインシャフト4と一緒に回転する。
スプラインシャフト4は、テールプレート23に回転自在に支承されている。従動プーリ28もテールプレート23に回転自在に支承されており、テールプレート23と一緒に左右に移動する。
上部摺動軸27には可動側スピンドル(不図示)が回転自在に支承されている。可動側スピンドルの右側には可動側プーリ31が取着されており、これと従動プーリ28との間にスプライン可動側間ベルト32が張架されている。これにより、スプラインシャフト4の回転が、可動側スピンドルに伝動される。
可動側スピンドルの左端には可動側巻治具(治具キャップ)21が取着されている。その中心に巻芯13が摺動自在に保持されている。上部摺動軸27の右端には巻芯進退用エアシリンダ29が取着されている。可動側スピンドルの内部に挿通された連結杆(不図示)が、巻芯13とこのエアシリンダ29とを連結していて、エアシリンダ29への給気により巻芯13を固定側巻治具22(位置決め治具)方向へ付勢している。この固定側巻治具22は固定側スピンドルの右端に取着されており、可動側巻治具21に対向している。
スピンドルブロック1の上方には、水平ガイド33が配置されている。この水平ガイド33は、キャビネット5に立設された不図示ブラケットに支承されている。ここでは、図を見易くするためブラケットを不図示としている。
水平ガイド33には、水平移動体34が水平方向摺動自在に支承されている。水平移動体34には水平移動用ボルト36が螺合されている。この水平移動用ボルト36の両端は水平ガイド33に回動自在に支承されている。
水平ガイド33の右端には水平移動用モータ37が取着されている。これに水平移動用ボルト36が連結されていて、水平移動体34を移動させる。
水平移動体34には、垂直ブラケット38が取着されている。これに垂直ガイド39が取着されている。この垂直ガイド39には、垂直移動自在に垂直移動体41が支承されている。垂直移動体41には垂直移動用ボルト42が螺合されている。垂直ブラケット38にはベアリング体43が取着されており、垂直移動用ボルト42の上方が、このベアリング体43に回動自在に支承されている。垂直ブラケット38の上端には垂直移動用モータ44が取着されており、これに垂直移動用ボルト42が連結されていて、垂直移動体41を上下させる。
垂直移動体41には、コイル扱い部材46が取着されている。このコイル扱い部材46には右側面方向に上下2本のコイル受けピン47U,47Dが突設されている。コイル扱い部材46の内部には不図示ソレノイドが配置されており、これに通電すると、これらコイル受けピン47U,47Dがコイル扱い部材46内に後退する(収納される)(図7(14)。図では丸付き数字で表現している。他の図についても同じ。)。コイル扱い部材46の上方には受けピン上下用エアシリンダ48が配置されている。このエアシリンダ48は、不図示ブラケットで垂直移動体41に取着されている。このエアシリンダ48が上側のコイル受けピン47Uに連結されており、これへの給排気で上側のコイル受けピン47Uを上下させる。エアシリンダ48に代え、パルスモータを使用しても良い。
垂直移動体41には、シャッター49も支承されている。垂直移動体41にはシャッター上下用エアシリンダ51とシャッター横移動用エアシリンダ(こちらは不図示)が取着されている。シャッター49はこれらに連結されており、上下、左右に移動する。
52はプレス機構である。このプレス機構52も不図示ブラケットに支承されている。この不図示ブラケットはキャビネット5に立設されている。プレス機構52は一対のプレス治具53L,53Rを備える。これらプレス治具53L,53Rは相互に対向する形で紙面に垂直な方向に配置されている。その形状は図6に示される。図6は、成形機構付巻線機50の右側面から各プレス治具53L,53Rを見たときの、これらプレス治具53L,53Rの形状を表している。図に示されるように、これらの中央は相手方に向って蒲鉾形に膨出している。プレス機構52にはプレス用モータ54が配置されており、このモータ54でこれらプレス治具53L,53Rが接近、離反される。
この実施の形態例50による長円形コイル57の製造手順を説明する。ここでは、断面楕円の巻芯13で線材巻回を行う。このときの成形対象コイル56の内側の周回長さは、例えば所望する長円形コイル57の内側の周回長さと同じにする。例として、長円形コイル57の内側短径が3mm、内側長径が13mmであるとしたら、この楕円コイル56の内側周回長さを29.42mmとする。巻芯断面が円形なら、直径9.37mmとなる。
線材の巻回が終ったら、可動側巻治具21を後退させる(図1の状態)。次いで、水平移動体34、即ちコイル扱い部材46を固定側巻治具22方向へ前進させる(図1(1))。
次にコイル扱い部材46を下降させ、上下のコイル受けピン47U,47Dを巻芯13に正対させる(図2(2))。このとき、上下のコイル受けピン47U,47の外側の差渡し、即ち、これらを周回する長円の長径は、巻芯13の長径より少し小さくしておく。これで、二つのコイル受けピン47U,47Dは、巻回されたコイル56の内周より少し内側に位置する。
この状態で、コイル受けピン47U,47Dに向って可動側巻治具21を前進させる(図2(3))。巻芯13は、エアシリンダの空気圧で付勢されているが、この可動側巻治具21の前進でコイル受けピン47U,47Dに押され、可動側巻治具21内に後退する。
これにより、巻芯13に巻回されていた成形対象コイル56の内側にコイル受けピン47U,47Dが進入し、成形対象コイル56はコイル受けピン47U,47D側に移行して、これらに外嵌する形で支承される(図2(3))。
次いで可動側巻治具21を後退させる(図3(4))。これで巻芯13は成形対象コイル56から抜け出す。
次にコイル扱い部材46を上昇させる(図3(5))。そのあと後退させる(図4(6))。これで成形対象コイル56は二つのプレス治具53L,53Rの間に位置決めされる(図6(9))。
次にシャッター49を下降させ、成形対象コイル56の側面に位置させる(図5(7))。
このとき、可動側巻治具21を前進させ、次の線材の巻回の準備とする。これでタクトタイムが縮まる。
次にシャッター49を前進させる。コイル扱い部材46との距離を、長円形コイル57の仕上がり幅と同じにする(図5(8))。巻治具21,22の方では、次の線材58の巻回を開始する(同)。 次いで、成形対象コイル56の長軸側の内径が、所望される仕上がり寸法と一致するところまで、上部コイル受けピン47Uを上昇させる(図6(9)→(10))。成形対象コイル56が長軸方向に伸長される。同時に、両側からプレス治具53L,53Rを前進させる。これで、成形対象コイル56の短軸方向が押圧、成形される(図5(11))。これにより、楕円形コイルが長円形コイル57になる。
なお、図5では、(10)と(11)に分けて表現しているが、長軸方向への引伸ばしと、短軸方向の押圧とは、同時進行とするのが好ましい。長軸方向へ引伸ばしつつ、短軸方向を押圧すれば、楕円形から長円形へと円滑に変形されるからである。
このとき、成形対象コイル56の幅(図6の紙面に垂直な方向)は、シャッター49とコイル扱い部材46とで規制されている(図5(8))。それ故、この押圧で、成形対象コイル56の幅が広がることはない。
成形が終ったら、プレス治具53L,53Rを後退させる(図6(12))。シャッター49を上昇させ(図7(13))、コイル受けピン47U,47Dをコイル扱い部材46内に後退(収納)させる(図7(14))。これで成形されたコイル57は不図示トレー等に排出される。
このあと、コイル扱い部材46を図1の状態に戻す。次のコイル巻回が終っていれば、直ぐにそのコイル56の成形作業に入る(図2(2))。終っていなければ、巻回終了を待って成形作業に入る。
他の実施の形態例について説明する。巻芯13からコイル受けピン47U,47Dへのコイル移行(図2(3))は、コイル扱い部材46を可動側巻治具21側へ進行させて行なっても良い。ただ、実施の形態例のような動かし方の方が、固定側巻治具22をコイル扱い部材46のバックアップとして利用でき、コイル移行が円滑に行なえる(図2(2)、図3(4))。コイル扱い部材46と可動側巻治具21とを互いに接近させても良い。
成形対象コイル56の短軸方向の押圧は、引伸ばしの前後に行なっても良い。また、成形対象コイル56が、その伸長、即ちコイル受けピン47Uの上昇だけで所望の形状になるならば、成形対象コイル56の短軸方向の押圧は省いても良い。
巻芯13の断面は楕円であっても良い。その方があとの成形の際、変形量が少なくなり、寸法精度が向上する。もっとも、長軸に対する短軸の比率をあまり小さくすると、巻線の乱れが生じ易くなる。どこまで小さく出来るかはテンション装置の機能、線材の剛性等に依存する。この場合、回転速度を多少下げる手もある。どの程度まで比率を下げるか、また、どこまで回転数も下げるかは、実際の装置、線材で何回か試行して決める。具体的には、円形の巻芯使用時に比べ、整列性、タクトタイム等に遜色が無い範囲で、比率や回転数下げ幅を決める。図6(9)の成形対象コイル56の比率は、そのようにして求められたものである。
プレス治具53L,53Rにヒータを内蔵させても良い。コイル56への押圧時にコイルが加熱され、一層効果的な成形が出来る。熱風で加熱しても良い。尤も、過剰な加熱は却って整列性を乱し逆効果である。注意を要する。
コイル受けピン47U,47Dは、実施の形態例のような円柱状、断面円形には限られない。これらは、成形対象コイルの形状や、コイルのどの部分を変形させたいか等により、適宜変更される。例えば、成形後の曲線部が蒲鉾型である場合は、その断面も、図8(A)のコイル受けピン47−1、47−2のように蒲鉾型とされる。コイル受けピンの本数も2本には限られない。図8(B)に、4本のコイル受けピン47−3〜47−6で構成された例を示す。これらは、四辺形で角が丸められたコイルを形成する場合等に使用される。ここでは、コイルは必要に応じ左右方向にも伸長され、また、必要に応じ上下からも押圧される(プレス治具53U、53D)。
巻芯13は、固定側巻治具22の方に配置しても良い。この場合、巻芯進退用エアシリンダ29等もブロック左2側に配置される。コイル扱い部材46の向きも逆にされ、コイル受けピン47U,47Dも固定側巻治具22の方に向けられる。
本発明の実施の形態例の成形機構付巻線機50を示す正面図(コイル扱い部材46前進)。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(コイル扱い部材46下降、可動側巻治具21前進)。同一構造なので符号は左側の図(2)のみに付す。以下同様。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(可動側巻治具21後退、コイル扱い部材46上昇)。 本発明の実施の形態例の成形機構付巻線機50を示す正面図(コイル扱い部材46後退)。符号は同一構造の図1参照。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(シャッター49下降、可動巻治具21前進、シャッター49前進、次の巻回開始)。 プレス治具53L,53R部分を取出して示す拡大右側面図。コイル成形の各過程(9)〜(12)を示す。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(シャッター49上昇、コイル受けピン47U,47D収納、コイル57排出)。 コイル受けピンの他の実施の形態例を示し、(A)は断面蒲鉾型のコイル受けピン47−1,47−2等を、(B)は4本構成のコイル受けピン47−3〜47−6等を示す拡大右側面図。
符号の説明
1…スピンドルブロック
2…ブロック左
3…ブロック右
4…スプラインシャフト
5…キャビネット
8…モータスプライン間ベルト
9…固定側プーリ
10…シャフト左プーリ
11…モータプーリ
12…固定側モータ間ベルト
13…巻芯
14…トラバスベース
16…摺動フレーム
17…トラバスモータ
18…線ガイド
19…テールプレート支承シャフト
21…可動側巻治具
22…固定側巻治具
23…テールプレート
24…テールプレート用エアシリンダ
26…下部摺動軸
27…上部摺動軸
28…従動プーリ
29…巻芯進退用エアシリンダ
31…可動側プーリ
32…スプライン可動側間ベルト
33…水平ガイド
34…水平移動体
36…水平移動用ボルト
37…水平移動用モータ
38…垂直ブラケット
39…垂直ガイド
41…垂直移動体
42…垂直移動用ボルト
43…ベアリング体
44…垂直移動用モータ
46…コイル扱い部材
47U,47D…コイル受けピン
47−1〜47−6…コイル受けピン(他の実施の形態例)
48…受けピン上下用エアシリンダ
49…シャッター
50…成形機構付巻線機
51…シャッター上下用エアシリンダ
52…プレス機構
53L,53R…プレス治具
53U,53D…プレス治具(他の実施の形態例)
54…プレス用モータ
56…成形対象コイル
57…長円形コイル
58…線材

Claims (16)

  1. 巻治具の一方に摺動可能に配置され、巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材とを正対させ、
    前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、
    該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させ、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させる
    ことを特徴とするコイル取出し方法。
  2. 支承部材を離間させ、該支承部材に支承されているコイルを伸長させ、
    該伸長方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し、成形する
    ことを特徴とするコイル成形方法。
  3. 前記コイルを円形又は楕円形に形成し、該コイルに対して前記伸長、押圧を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコイル成形方法。
  4. 前記伸長、押圧の際、幅規制部材で前記コイルの幅を規制する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のコイル成形方法。
  5. 巻治具の一方に摺動可能に配置され、巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、コイルを内側から支承する為の支承部材とを正対させ、
    前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、
    該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させて、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させ、
    該コイルを支承した支承部材を離間させ、該コイルを伸長させて該コイルを成形する
    ことを特徴とするコイル取出し成形方法。
  6. 前記コイルを円形又は楕円形に形成し、該コイルに対して前記伸長を実行する
    ことを特徴とする請求項5に記載のコイル取出し成形方法。
  7. 前記伸長方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し前記コイルを成形する
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のコイル取出し成形方法。
  8. 前記成形の際、幅規制部材で前記コイルの幅を規制する
    ことを特徴とする請求項5、請求項6又は請求項7に記載のコイル取出し成形方法。
  9. 対向して配置された巻治具と、
    該巻治具の一方に摺動可能に配置され、該巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、
    コイルを内側から支承する為の支承部材と、
    制御手段とを有し、該制御手段は、
    前記巻芯と前記支承部材とを正対させ、
    前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、
    該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させ、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させる
    ことを特徴とするコイル取出し装置。
  10. コイルを内側から支承する為の支承部材と、
    前記コイルを伸長する方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材と、
    制御手段とを有し、該制御手段は、
    前記支承部材を離間させ、前記支承部材に支承されているコイルを伸長させ、
    前記押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し、成形する
    ことを特徴とするコイル成形装置。
  11. 前記コイルが円形又は楕円形に形成され、
    前記制御手段は、該コイルに対して前記伸長、押圧を実行する
    ことを特徴とする請求項10に記載のコイル成形装置。
  12. 更に幅規制部材を備え、
    前記制御手段は、前記押圧、成形の際、該幅規制部材で前記コイルの幅を規制する
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のコイル成形装置。
  13. 対向して配置された巻治具と、
    該巻治具の一方に摺動可能に配置され、該巻治具の他方に向って付勢されている巻芯と、
    コイルを内側から支承する為の支承部材と、
    制御手段とを有し、該制御手段は、
    前記巻芯と前記支承部材とを正対させ、
    前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかを他方に接近させるか又は相互に接近させ、
    該接近で前記巻芯を前記巻治具内に移動させ、前記巻芯に巻回されていたコイルを前記支承部材に移行させて、該コイルをその内側から前記支承部材に支承させ、
    該コイルを支承した支承部材を離間させ、該コイルを伸長させて該コイルを成形する
    ことを特徴とするコイル取出し成形装置。
  14. 前記巻芯の断面が円形又は楕円形にされていることを特徴とする請求項13に記載のコイル取出し成形装置。
  15. 前記伸長方向と交叉する方向に移動可能に配置された押圧部材を更に有し、
    前記制御手段は、前記押圧部材を前記コイルに接近させ、前記伸長と同時に又は前後して前記コイルを押圧し、前記コイルを成形する
    ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載のコイル取出し成形装置。
  16. 更に幅規制部材を備え、
    前記制御手段は、前記成形の際、該幅規制部材で前記コイルの幅を規制する
    ことを特徴とする請求項13、請求項14又は請求項15に記載のコイル取出し成形装置。
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