JP2009266849A - 巻線方法及び巻線機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トラック形、長方形等のボビンレスコイル製造に於て、その寸法精度を更に向上させる。また、始めと終りの各リード部分について、それに続くコイル本体部分との間の接着強度を更に向上させる。
【解決手段】 巻芯13上にコイル56が生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の熱風ノズル32,33からの熱風で加熱される。該生成されたコイルはコイル受けピン47U,47Dに移行され、プレス機構52に運ばれて成形される。その際、該コイルが冷風ノズル55からの冷風で冷却され、形状が固定される。
【選択図】図2

Description

本発明は巻線方法及び巻線機に関し、特にトラック形、長方形等のボビンレスコイルの製造に好適な巻線方法及び巻線機に関する。
出願人は先に特願2008−52075を出願した。この出願はコイルの取出しと成形に係る方法または装置に関する。特にトラック形(レーストラック形或いは長円形)或いは長方形等のボビンレスコイル(コアレスコイル)を巻回(巻線)するのに好適で、それ以前のコイルの製造手法を改良したものである。
ここに謂うそれ以前の製造手法とは、例えばコイルの仕上がり形状と同じトラック形或いは長方形断面の巻芯を使用するような手法のことである。これに線材を巻回して目的形状のボビンレスコイルを得る。例えばその例が特許文献1に記載されている。
特開2003−168618号公報
しかし、技術は常に改良が求められている。ボビンレスコイルに関して言えば、先ず更なる寸法精度の向上が求められている。また、コイルの始めと終りの各リード部分について、それに続くコイル本体部分との間の更なる接着強度の向上も求められている。
本発明の目的は、これら各要望に応えることにある。即ち、ボビンレスコイルについて、更に寸法精度を向上させることにある。また、コイルの始めと終りの各リード部分について、それに続くコイル本体部分との間の接着強度を更に向上させることにある。
上記課題解決のため、請求項1の巻線方法では、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱される。
また、請求項2の巻線方法では、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱され、該生成されたコイルが成形手段で成形される。
また、請求項3の巻線方法では、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱され、該生成されたコイルが冷却手段で冷却される。
また、請求項4の巻線方法では、巻芯への線材巻回で生成されたコイルが成形手段で成形され、該成形の際、前記コイルが冷却手段で冷却される。
また、請求項5の巻線方法では、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱され、該生成されたコイルが成形手段で成形され、該成形の際、前記コイルが冷却手段で冷却される。
また、請求項1、請求項2、請求項3又は請求項5を引用する請求項6の巻線方法では、前記加熱手段が二つであり、該二つの加熱手段の出力方向が前記巻芯の回転軸を基準にして略90度となるように、該二つの加熱手段が配置されている。
また、請求項1、請求項2、請求項3、請求項5又は請求項6を引用する請求項7の巻線方法では、前記加熱手段の熱出力が複数の値に設定されている。
また、請求項2、請求項4若しくは請求項5を引用する請求項8の巻線方法では、又は請求項2若しくは請求項5を引用する請求項6を更に引用する請求項8の巻線方法では、又は請求項2若しくは請求項5を引用する請求項7を更に引用する請求項8の巻線方法では、前記巻芯が巻治具の一方に摺動可能に配置され且つ巻治具の他方に向って付勢されており、該巻芯と支承部材が正対され、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかが他方に接近させられるか又は相互に接近させられ、該接近で前記巻芯が前記巻治具内に移動させられ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルが前記支承部材に移行され、該コイルがその内側から前記支承部材に支承され、該支承された状態で前記成形が実行される。
また、請求項9の巻線機では、複数の加熱手段を備え、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱される。 また、請求項10の巻線機では、複数の加熱手段と、成形手段とを備え、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱され、該生成されたコイルが前記成形手段で成形される。
また、請求項11の巻線機では、複数の加熱手段と、冷却手段とを備え、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱され、該生成されたコイルが前記冷却手段で冷却される。
また、請求項12の巻線機では、成形手段と、冷却手段とを備え、巻芯への線材巻回で生成されたコイルが前記成形手段で成形され、該成形の際、前記コイルが前記冷却手段で冷却される。
また、請求項13の巻線機では、複数の加熱手段と、成形手段と、冷却手段とを備え、巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱され、該生成されたコイルが前記成形手段で成形され、該成形の際、前記コイルが前記冷却手段で冷却される。
また、請求項9、請求項10、請求項11又は請求項13を引用する請求項14の巻線機では、前記加熱手段が二つであり、該二つの加熱手段の出力方向が前記巻芯の回転軸を基準にして略90度となるように、該二つの加熱手段が配置されている。
また、請求項9、請求項10、請求項11、請求項13又は請求項14を引用する請求項15の巻線機では、前記加熱手段の熱出力が複数の値に設定されている。
また、請求項10、請求項12若しくは請求項13を引用する請求項16の巻線機では、又は請求項10若しくは請求項13を引用する請求項14を更に引用する請求項16の巻線機では、又は請求項10若しくは請求項13を引用する請求項15を更に引用する請求項16の巻線機では、コイルを内側から支承する為の支承手段を更に備え、前記巻芯は巻治具の一方に摺動可能に配置され且つ巻治具の他方に向って付勢されており、該巻芯と前記支承部材が正対され、前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかが他方に接近させられるか又は相互に接近させられ、該接近で前記巻芯が前記巻治具内に移動させられ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルが前記支承部材に移行され、該コイルがその内側から前記支承部材に支承され、該支承された状態で前記成形が実行される。
請求項1の巻線方法又は請求項9の巻線機では、巻芯に線材が巻回され、そこにコイルが生成されて行く際に、そのコイルが複数の加熱手段により加熱される。これにより、出来上がったコイルの始めと終りの各リード部分が、それに続くコイル本体部分に良く融着する。各リード部分は、それに続くコイル本体部分から剥がれ難くなる。
この発明は実験に由来する。従って、その機序は明確ではない。しかし、従来、加熱手段が一つであったときは、巻芯上に生成されて行くコイルが、その回転中、その略半周に於て加熱手段から熱を受ける感じであった。
これに対し、本願発明では、複数の方向から加熱される。このため、生成されて行くコイルが、その回転中、その全周に亘って加熱手段から熱を受ける感じになる。これにより、生成されて行くコイルが適切に加熱される。線材表面を覆っている熱融着層がほど良く融解或いは軟化し、線材相互が的確に融着するのではあるまいか。
また、加熱手段を複数にすることで、後述するような異なる温度での加熱等、複雑な温度調節も可能になる。コイルの加熱が一層的確になり、このことも寸法精度の向上、リード部分の接着性の向上に貢献する。
請求項2の巻線方法又は請求項10の巻線機では、同様に、そこに生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱される。このコイルが成形手段で成形される。
これにより、同様に、各リード部分が、それに続くコイル本体部分から剥がれ難くなる。しかも、適切に加熱されたあと成形されるので、成形の実効性が高まる。形状が一層目標値に近づいて、更に寸法精度が向上する。
請求項3の巻線方法又は請求項11の巻線機では、同様に、生成されて行くコイルが複数の加熱手段により加熱される。このコイルが冷却手段で冷却される。
これにより、同様に、これら各リード部分が、それに続くコイル本体部分から剥がれ難くなる。しかも、適切に加熱されたあと冷却されるので、巻回終了時の状態を保ったまま、その形状が完全に固定される。そのあと成形しない場合でも、その形状に巻芯の断面形状が正確に反映され、寸法精度が更に向上する。成形後速やかに冷却されるため、余熱による形状の逆戻り(スプリングバック)も生じない。
請求項4の巻線方法又は請求項12の巻線機では、生成されたコイルが成形手段で成形され、該成形の際、前記コイルが冷却手段で冷却される。
成形に続けて冷却されることで、その形状が成形直後の状態に固定される。従来の如く形状が逆戻りすることは無く、寸法精度が更に向上する。
請求項5の巻線方法又は請求項13の巻線機では、同様に、巻芯上に生成されて行くコイルが、その過程で複数の加熱手段で加熱される。このコイルが成形手段で成形され、その際、冷却手段で冷却される。
これにより、同様に、各リード部分が、それに続くコイル本体部分から剥がれ難くなる。また、適切に加熱されたあと成形されるので、成形の実効性が高まる。しかも、成形に続けて冷却されることで、その形状が成形直後の状態に固定される。従来の如く形状が逆戻りすることは無く、寸法精度が更に向上する。
請求項6の巻線方法又は請求項14の巻線機では、加熱手段が二つとされ、その出力方向が巻芯の回転軸を基準にして略90度となるように、これら二つの加熱手段が配置されている。
これも、実験に由来する発明なので、その機序は明確ではない。巻芯が回転し、これに線材が巻き取られて行く中で、生成されて行くコイル自身、或いはそれを取り囲む空気がどのように熱せられているのか、これを把握するのは、なかなかに困難だからである。
しかし、モータに於て2極では交番磁界にしかならなかったのが、4極以上では回転磁界になる。これに似て、略90度の関係を以て二つの加熱手段を配置することは、一つの加熱手段では覆い切れなかった部分がもう一方で補完されることであり、これにより、生成されて行くコイルが全周に亘って的確に加熱されることになっているのではあるまいか。そして、この状態が実現される加熱手段の最低数が2となっているということではあるまいか。
請求項7の巻線方法又は請求項15の巻線機では、加熱手段の熱出力が複数の値に設定されている。具体的には、例えばメーカ推奨の加熱温度が400°Cという線材に対し、熱風での加熱を行ないながら線材を巻回してコイルを生成して行く場合に、生成されて行くこのコイルに対して、一方から推奨温度とほぼ同じ400℃、他方からそれより低い170°Cの熱風を吹付けた場合に、各リード部分のコイル本体部分に対する接着性と寸法精度が良好な結果を示した。
この発明も実験に由来する。従って、その機序は明確ではないが、両方とも推奨加熱温度、例えば400°Cとしたのでは、加熱が行き過ぎになっており、このように一方を適宜低くすることで、適切な溶融状態が実現されるのではあるまいか。
請求項8の巻線方法又は請求項16の巻線機では、支承部材と巻芯とが近づけられることで、そこに生成されているコイルが、その内側からコイルを支承する支承部材に移行される。そして、その状態で成形が実行される。
生成直後のコイルは未だ高温である。巻芯から取り外すとき、その取扱いが悪いと折角巻いたコイルが型崩れを起こす。本発明の如くして取出せば、型崩れは生じない。しかも、その儘成形されるので、成形が的確に行なわれ、更に高い寸法精度が実現される。
以下、本発明の詳細を、図示実施の形態例に基いて説明する。図1に実施の形態例の成形機構付巻線機50の正面を示す。なお、この装置50のうち、巻線機部分の構造については、例えば、本願出願人の出願に係る特開2005−116657号公報、特開2001−358029号公報、特開平10−304628号公報等に詳しく記載されている。それ故、ここでは実施の形態例の説明に必要と解される部分のみを示す。
図1に実施の形態例50の正面を示す。1はスピンドルブロックで、キャビネット5の上に設置されており、その左側にはブロック左2(固定側)が、右側にはブロック右3(可動側)が立設されている。スピンドルブロック1の下部には断面四角形のスプラインシャフト4が回転自在に支承されている。このシャフト4には、シャフト左プーリ10が取着されている。スピンドルブロック1には主モータ(不図示)も配置されており、その軸には2本溝のモータプーリ11が取着されている。このモータプーリ11とシャフト左プーリ10との間には、モータスプライン間ベルト8が張架されており、スプラインシャフト4は主モータで回転される。なお、主モータの駆動制御を始め、各部品、部材の駆動制御は、マイクロコンピュータから成る不図示制御装置で実行される。
ブロック左2には固定側スピンドルが回転自在に支承されており、その左側には固定側プーリ9が取着されている。この固定側プーリ9とモータプーリ11の間には固定側モータ間ベルト12が張架されており、固定側スピンドルも主モータで回転される。
ブロック左2には左側へ伸びるトラバスベース14が取着されている。トラバスベース14の上には、摺動フレーム16が配置されている。この摺動フレーム16は、左側のトラバスモータ17で駆動され、線ガイド18をトラバースさせる。
ブロック右3の中段には、テールプレート支承シャフト19が取着されている。テールプレート支承シャフト19は右方に延伸され、テールプレート23の中央に挿通されていて、このテールプレート23を摺動自在に支承する。
ブロック右3の上方には、上部摺動軸27が摺動自在に支承されている。ブロック右3の下方には、下部摺動軸26が摺動自在に保持されている。これら摺動軸26,27の各右端が、テールプレート23に取着されている。
テールプレート支承シャフト19の右端にはテールプレート用エアシリンダ24が連結されている。このエアシリンダ24への給排気で、テールプレート23及び上部、下部の摺動軸26,27が所要量左右に移動する。
テールプレート23の下部には従動プーリ28が回転自在に取着されている。この従動プーリ28の中心に雌型スプライン(不図示)が穿設されている。スプラインシャフト4はこの雌型スプラインと噛合しており、従動プーリ28は、スプラインシャフト4と一緒に回転する。
スプラインシャフト4は、テールプレート23に回転自在に支承されている。従動プーリ28もテールプレート23に回転自在に支承されており、テールプレート23と一緒に左右に移動する。
上部摺動軸27には可動側スピンドル(不図示)が回転自在に支承されている。可動側スピンドルの右側には可動側プーリ30が取着されており、これと従動プーリ28との間にスプライン可動側間ベルト31が張架されている。これにより、スプラインシャフト4の回転が、可動側スピンドルに伝動される。
可動側スピンドルの左端には可動側巻治具(治具キャップ)21が取着されている。その中心に巻芯13が摺動自在に保持されている。上部摺動軸27の右端には巻芯進退用エアシリンダ29が取着されている。可動側スピンドルの内部に挿通された連結杆(不図示)が、巻芯13とこのエアシリンダ29とを連結していて、エアシリンダ29への給気により巻芯13を固定側巻治具22(位置決め治具)方向へ付勢している。この固定側巻治具22は固定側スピンドルの右端に取着されており、可動側巻治具21に対向している。
線材巻回時、巻芯13は可動側巻治具22から固定側巻治具21に向って繰出される。このとき巻芯13に巻回され生成されて行くコイルを加熱するように、可動側巻治具22と固定側巻治具21の間で、これらの下になる位置には、手前側熱風ノズル32と奥側ノズル33とが配置されている。
奥側ノズル33は図2ほかに示される。この図2に示されているように、これら二つの熱風ノズル32,33は、その向きが巻芯13の回転軸13cに指向されている。具体的には、図2に於て、左下側から右斜め上45度方向に、右下側から左斜め上45度方向に指向されている。これらノズル32,33には、所定温度に制御された熱風が不図示熱源から供給される。
スピンドルブロック1の上方には、水平ガイド34が配置されている。この水平ガイド34は、キャビネット5に立設された不図示ブラケットに支承されている。ここでは、図を見易くするためブラケットを不図示としている。
水平ガイド34には、水平移動体35が水平方向摺動自在に支承されている。水平移動体35には水平移動用ボルト36が螺合されている。この水平移動用ボルト36の両端は水平ガイド34に回動自在に支承されている。
水平ガイド34の右端には水平移動用モータ37が取着されている。これに水平移動用ボルト36が連結されていて、水平移動体35を移動させる。
水平移動体35には、垂直ブラケット38が取着されている。これに垂直ガイド39が取着されている。この垂直ガイド39には、垂直移動自在に垂直移動体41が支承されている。垂直移動体41には垂直移動用ボルト42が螺合されている。垂直ブラケット38にはベアリング体43が取着されており、垂直移動用ボルト42の上方が、このベアリング体43に回動自在に支承されている。垂直ブラケット38の上端には垂直移動用モータ44が取着されており、これに垂直移動用ボルト42が連結されていて、垂直移動体41を上下させる。
垂直移動体41には、コイル扱い部材46が取着されている。このコイル扱い部材46には右側面方向に上下2本のコイル受けピン47U,47Dが突設されている。コイル扱い部材46の内部には不図示ソレノイドが配置されており、これに通電すると、これらコイル受けピン47U,47Dがコイル扱い部材46内に後退する(収納される)(図8(14)。図では丸付き数字で表現している。他の図についても同じ。)。コイル扱い部材46の上方には受けピン上下用エアシリンダ48が配置されている。このエアシリンダ48は、不図示ブラケットで垂直移動体41に取着されている。このエアシリンダ48が上側のコイル受けピン47Uに連結されており、これへの給排気で上側のコイル受けピン47Uを上下させる。エアシリンダ48に代え、パルスモータを使用しても良い。
垂直移動体41には、シャッター49も支承されている。垂直移動体41にはシャッター上下用エアシリンダ51とシャッター横移動用エアシリンダ(こちらは不図示)が取着されている。シャッター49はこれらに連結されており、上下、左右に移動する。
52はプレス機構である。このプレス機構52も不図示ブラケットに支承されている。この不図示ブラケットはキャビネット5に立設されている。プレス機構52は一対のプレス治具53L,53Rを備える。これらプレス治具53L,53Rは相互に対向する形で紙面に垂直な方向に配置されている。その形状は図7に示される。図7は、成形機構付巻線機50の右側面から各プレス治具53L,53Rを見たときの、これらプレス治具53L,53Rの形状を表している。図に示されるように、これらの中央は相手方に向って蒲鉾形に膨出している。プレス機構52にはプレス用モータ54が配置されており、このモータ54でこれらプレス治具53L,53Rが接近、離反される。
プレス機構52の少し上には、冷風ノズル55が配置されている。図1及び図7で示されるように、このノズル55は成形されるコイル56に指向されている。不図示冷風発生源から供給される冷風が、このノズル55から、成形後のコイル56に吹付けられ、コイル56が冷却される。
冷風発生源は、通常の冷凍に使用されるもので良い。ボルテック効果を応用し圧搾空気で冷風を発生する装置もある(例えば、サンワ・エンタープライズ株式会社(東京都中央区)商品名「コルダー(同社登録商標)」)。
この実施の形態例50による長円形コイル57の製造手順を説明する。ここでは、断面楕円の巻芯13で線材巻回を行う。このときの成形対象コイル56の内側の周回長さは、例えば所望する長円形コイル57の内側の周回長さと同じにする。例として、長円形コイル57の内側短径が3mm、内側長径が13mmであるとしたら、この楕円コイル56の内側周回長さは29.42mmとなる。巻芯断面が円形なら、直径9.37mmとなる。
最初に線材巻回を行なう。このとき巻芯13上に生成されて行くコイル56に向って、手前側と奥側の各熱風ノズル32,33から熱風を吹き付ける。その温度は、線径、線材の剛性、融着層の素材、メーカ推奨の加熱温度等に応じ、何度か試作して定めると良い。一例を挙げれば、自己滑性高温熱風通電タイプ、融着層ポリアミド、メーカ推奨の加熱温度400°Cという線材に対し、手前側ノズル32からメーカ推奨と同じ400℃、奥側ノズル33からほぼ170°Cの熱風を吹付けたとき、各リード部分のコイル本体部分に対する接着性、及び寸法精度が良好な試作品が得られた。
熱風温度が違うと何故効果があるのか、機序は明確でない。巻芯が回転し、これに線材が巻き取られて行く中で、生成されて行くコイル自身、或いはそれを取り囲む空気がどのように熱せられているのか、これを把握するのは、なかなかに困難だからである。両方ともメーカ推奨の加熱温度、例えば400°Cとしたのでは、加熱が行き過ぎになっており、このように一方を適宜低くすることで、適切な溶融状態が実現されるのではあるまいか。
そして、この機序は兎も角、ノズルを2本又はそれ以上とすれば、このように熱風の温度を相違させられることが出来る。それによりコイル加熱に関する細かな温度調節が出来る。このことが一層的確な加熱状態を実現し、寸法精度の更なる向上、リード線部分の接着強度の更なる向上をもたらす。
各ノズル32,33について、90度という向きの関係が功を奏することも、実験から得られたもので、この機序も明確ではない。しかし、モータに於て2極では交番磁界にしかならなかったのが、4極以上では回転磁界になる。これに似て、略90度おいて二つの加熱手段を配置することは、一つの加熱手段では覆い切れなかった部分がもう一方で補完されることであり、これにより、生成されて行くコイルが全周に亘って的確に加熱されることになっているのではあるまいか。そして、この状態が実現される加熱手段の最低数が2となっているのではあるまいか。必要なら、適宜両者間の角度を変えても良いし、熱風ノズルの数を増やしても良い。
線材の巻回が終ったら、可動側巻治具21を後退させる(図1の状態)。次いで、水平移動体35、即ちコイル扱い部材46を固定側巻治具22方向へ前進させる(図1(1))。
次にコイル扱い部材46を下降させ、上下のコイル受けピン47U,47Dを巻芯13に正対させる(図3(2))。このとき、上下のコイル受けピン47U,47の外側の差渡し、即ち、これらを周回する長円の長径は、巻芯13の長径より少し小さくしておく。これで、二つのコイル受けピン47U,47Dは、巻回されたコイル56の内周より少し内側に位置する。
この状態で、コイル受けピン47U,47Dに向って可動側巻治具21を前進させる(図3(3))。巻芯13は、エアシリンダの空気圧で付勢されているが、この可動側巻治具21の前進でコイル受けピン47U,47Dに押され、可動側巻治具21内に後退する。
これにより、巻芯13に巻回されていた成形対象コイル56の内側にコイル受けピン47U,47Dが進入し、成形対象コイル56はコイル受けピン47U,47D側に移行して、これらに外嵌する形で支承される(図3(3))。
次いで可動側巻治具21を後退させる(図4(4))。これで巻芯13は成形対象コイル56から抜け出す。
次にコイル扱い部材46を上昇させる(図4(5))。そのあと後退させる(図5(6))。これで成形対象コイル56は二つのプレス治具53L,53Rの間に位置決めされる(図7(9))。
次にシャッター49を下降させ、成形対象コイル56の側面に位置させる(図6(7))。
このとき、可動側巻治具21を前進させ、次の線材の巻回の準備とする。これでタクトタイムが縮まる。
次にシャッター49を前進させる。コイル扱い部材46との距離を、長円形コイル57の仕上がり幅と同じにする(図6(8))。巻治具21,22の方では、次の線材58の巻回を開始する(同)。 次いで、成形対象コイル56の長軸側の内径が、所望される仕上がり寸法と一致するところまで、上部コイル受けピン47Uを上昇させる(図7(9)→(10))。成形対象コイル56が長軸方向に伸長される。同時に、両側からプレス治具53L,53Rを前進させる。これで、成形対象コイル56の短軸方向が押圧、成形される(図7(11))。これにより、楕円形コイルが長円形コイル57になる。
成形の開始に前後して、冷風ノズル55から冷風を吹き付ける。先に例示した仕様の線材の場合、冷風の温度を0°C以下としたとき良好な結果が得られた。この冷風の温度も線材の仕様に応じ、何度か試作して決めると良い。
冷風吹付けの開始時期も、線材の仕様、コイルの仕様に応じて何度か試作して定めると良い。出願人の実験では、常時冷風を吹出す設定としていたが、それでも寸法精度が向上した。融着層が瞬間には冷えないので、これでも成形が行なわれるのであろう。この方がタクトタイムは短くなる。必要なら、成形の途中から、更には成形の終了後に冷風吹付けを始めると良い。また、必要なら冷風ノズル55の本数も増やしても良い。
なお、図7では、(10)と(11)に分けて表現しているが、長軸方向への引伸ばしと、短軸方向の押圧とは、同時進行とするのが好ましい。長軸方向へ引伸ばしつつ、短軸方向を押圧すれば、楕円形から長円形へと円滑に変形されるからである。
このとき、成形対象コイル56の幅(図7の紙面に垂直な方向)は、シャッター49とコイル扱い部材46とで規制されている(図6(8))。それ故、この押圧で、成形対象コイル56の幅が広がることはない。
成形が終ったら、プレス治具53L,53Rを後退させる(図7(12))。シャッター49を上昇させ(図8(13))、コイル受けピン47U,47Dをコイル扱い部材46内に後退(収納)させる(図8(14))。これで成形されたコイル57は不図示トレー等に排出される。
このあと、コイル扱い部材46を図1の状態に戻す。次のコイル巻回が終っていれば、直ぐにそのコイル56の成形作業に入る(図3(2))。終っていなければ、巻回終了を待って成形作業に入る。
変形例について説明する。加熱方法は熱風に限らない。赤外線照射も想定出来る。コイル受けピンの本数は2本に限られない。図7の各分図で見て、不図示コイル受けピン2本を左右何れかに追加配置しても良い。この場合、上下にも不図示プレス治具を追加配置する。これで、コイルを左右に引き伸ばし、上と下から不図示プレス治具で押圧する。この成形のときにも冷風ノズル55から冷風を吹付ける。
巻芯13は、固定側巻治具22の方に配置しても良い。この場合、巻芯進退用エアシリンダ29等もブロック左2側に配置される。コイル扱い部材46の向きも逆にされ、コイル受けピン47U,47Dも固定側巻治具22の方に向けられる。
念のため、実施の形態例の構成と請求項の構成との対応関係を説明する。手前側熱風ノズル32と奥側熱風ノズル33とが複数の加熱手段に当る。プレス機構52が成形手段に当る。冷風ノズル55が冷却手段に当る。コイル受けピン47U,47Dが支承手段に当る。
本発明の実施の形態例の成形機構付巻線機50を示す正面図(コイル扱い部材46前進)。 巻治具22及び熱風ノズル32,33を取出して示す右側面図。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(コイル扱い部材46下降、可動側巻治具21前進)。同一構造なので符号は左側の図(2)のみに付す。以下同様。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(可動側巻治具21後退、コイル扱い部材46上昇)。 本発明の実施の形態例の成形機構付巻線機50を示す正面図(コイル扱い部材46後退)。符号は同一構造の図1参照。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(シャッター49下降、可動巻治具21前進、シャッター49前進、次の巻回開始)。 プレス治具53L,53R部分を取出して示す拡大右側面図。コイル成形の各過程(9)〜(12)を示す。 巻治具21,22、コイル扱い部材46等を取出して示す拡大正面図(シャッター49上昇、コイル受けピン47U,47D収納、コイル57排出)。
符号の説明
1…スピンドルブロック
2…ブロック左
3…ブロック右
4…スプラインシャフト
5…キャビネット
8…モータスプライン間ベルト
9…固定側プーリ
10…シャフト左プーリ
11…モータプーリ
12…固定側モータ間ベルト
13…巻芯
13c…巻芯の回転軸
14…トラバスベース
16…摺動フレーム
17…トラバスモータ
18…線ガイド
19…テールプレート支承シャフト
21…可動側巻治具
22…固定側巻治具
23…テールプレート
24…テールプレート用エアシリンダ
26…下部摺動軸
27…上部摺動軸
28…従動プーリ
29…巻芯進退用エアシリンダ
30…可動側プーリ
31…スプライン可動側間ベルト
32…手前側熱風ノズル
33…奥側熱風ノズル
34…水平ガイド
35…水平移動体
36…水平移動用ボルト
37…水平移動用モータ
38…垂直ブラケット
39…垂直ガイド
41…垂直移動体
42…垂直移動用ボルト
43…ベアリング体
44…垂直移動用モータ
46…コイル扱い部材
47U,47D…コイル受けピン
48…受けピン上下用エアシリンダ
49…シャッター
50…成形機構付巻線機
51…シャッター上下用エアシリンダ
52…プレス機構
53L,53R…プレス治具
54…プレス用モータ
55…冷風ノズル
56…成形対象コイル
57…長円形コイル
58…線材

Claims (16)

  1. 巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱される
    ことを特徴とする巻線方法。
  2. 巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱され、
    該生成されたコイルが成形手段で成形される
    ことを特徴とする巻線方法。
  3. 巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱され、
    該生成されたコイルが冷却手段で冷却される
    ことを特徴とする巻線方法。
  4. 巻芯への線材巻回で生成されたコイルが成形手段で成形され、
    該成形の際、前記コイルが冷却手段で冷却される
    ことを特徴とする巻線方法。
  5. 巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが複数の加熱手段で加熱され、
    該生成されたコイルが成形手段で成形され、
    該成形の際、前記コイルが冷却手段で冷却される
    ことを特徴とする巻線方法。
  6. 前記加熱手段が二つであり、該二つの加熱手段の出力方向が前記巻芯の回転軸を基準にして略90度となるように、該二つの加熱手段が配置されている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項5に記載の巻線方法。
  7. 前記加熱手段の熱出力が複数の値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項5又は請求項6に記載の巻線方法。
  8. 前記巻芯が巻治具の一方に摺動可能に配置され且つ巻治具の他方に向って付勢されており、
    該巻芯と支承部材が正対され、
    前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかが他方に接近させられるか又は相互に接近させられ、
    該接近で前記巻芯が前記巻治具内に移動させられ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルが前記支承部材に移行され、該コイルがその内側から前記支承部材に支承され、
    該支承された状態で前記成形が実行される
    ことを特徴とする請求項2、請求項4若しくは請求項5に記載の、請求項2若しくは請求項5を引用する請求項6に記載の、又は請求項2若しくは請求項5を引用する請求項7に記載の巻線方法。
  9. 複数の加熱手段を備え、
    巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱される
    ことを特徴とする巻線機。
  10. 複数の加熱手段と、成形手段とを備え、
    巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱され、
    該生成されたコイルが前記成形手段で成形される
    ことを特徴とする巻線機。
  11. 複数の加熱手段と、冷却手段とを備え、
    巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱され、
    該生成されたコイルが前記冷却手段で冷却される
    ことを特徴とする巻線機。
  12. 成形手段と、冷却手段とを備え、
    巻芯への線材巻回で生成されたコイルが前記成形手段で成形され、
    該成形の際、前記コイルが前記冷却手段で冷却される
    ことを特徴とする巻線機。
  13. 複数の加熱手段と、成形手段と、冷却手段とを備え、
    巻芯上にコイルが生成されて行く過程で、該生成されて行くコイルが前記複数の加熱手段で加熱され、
    該生成されたコイルが前記成形手段で成形され、
    該成形の際、前記コイルが前記冷却手段で冷却される
    ことを特徴とする巻線機。
  14. 前記加熱手段が二つであり、該二つの加熱手段の出力方向が前記巻芯の回転軸を基準にして略90度となるように、該二つの加熱手段が配置されている
    ことを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11又は請求項13に記載の巻線機。
  15. 前記加熱手段の熱出力が複数の値に設定されている
    ことを特徴とする請求項9、請求項10、請求項11、請求項13又は請求項14に記載の巻線機。
  16. コイルを内側から支承する為の支承手段を更に備え、
    前記巻芯は巻治具の一方に摺動可能に配置され且つ巻治具の他方に向って付勢されており、
    該巻芯と前記支承部材が正対され、
    前記巻治具の一方及び前記支承部材について、その何れかが他方に接近させられるか又は相互に接近させられ、
    該接近で前記巻芯が前記巻治具内に移動させられ、それにより前記巻芯に巻回されていたコイルが前記支承部材に移行され、該コイルがその内側から前記支承部材に支承され、
    該支承された状態で前記成形が実行される
    ことを特徴とする請求項10、請求項12若しくは請求項13に記載の、請求項10若しくは請求項13を引用する請求項14に記載の、又は請求項10若しくは請求項13を引用する請求項15に記載の巻線機。
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CN113314330A (zh) * 2021-04-06 2021-08-27 浙江五谷铜业股份有限公司 一种微型线圈绕线装置及绕线方法

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