JP2008243863A - Pinダイオードとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小容量化に好適で特性安定化を実現したPINダイオードとその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板主面に形成されたI型半導体層を有するPIN接合部とを含んで、上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つPIN接合部側壁を有する半導体装置の製造方法である。PIN接合部側壁を形成する第1工程〜第4工程を含む。上記PIN接合部を構成する半導体層を有するウェハに酸化シリコン膜を形成する。第2工程は、上記酸化シリコン膜上に上記PIN接合部側壁を形成するホトレジスト膜からなるマスクを形成する。第3工程は、上記マスクを用いて上記酸化シリコン膜及びその下の半導体主面をエッチングする。第4工程は、上記ホトレジスト膜を除去して上記酸化シリコン膜をマスクとして上記I型半導体層を含めた上記半導体主面をエッチングする。
【選択図】図1

Description

この発明は、P型半導体層、イントリンシック型半導体層及びN型半導体層で構成されるPINダイオードとその製造方法に関し、主にメサ(MESA)型構造を有するPINダイオードとその製造技術に適用して有効な技術に関するものである。
トレンチ構造及びそれを利用したメサ構造のPINダイオードの構造と製造方法に関して、特開2005−340484号公報がある。同公報の技術は、PINダイオードの平面形状を四角形として、円形とされたものに比べてチップ当たり容量としての接合面積の割合を大きくするというものである。前記特許文献1では、レジスト及びパッシベーション膜を安定してカバレージさせるためにPIN接合部側壁を順テーパー状に形成する技術が開示されている。
特開2005−340484号公報
本願発明者においては、携帯電話機等のアンテナスイッチ用PINダイオードに向けた低容量PINダイオードのチップの小型化に向けて、チップにおける周辺部の無駄な部分を削除してメサ(MESA)構造にすること及び低容量化を検討した。本願発明者等においては、上記特許文献1等を含む従来技術を参考にした図7に示すようなメサ構造のPINダイオードの試作を行って素子特性の評価を行った。すると、図3の順テーパー形状のCV(容量−電圧)特性のように異常特性になることを発見した。
この原因は、次の理由によるものと推測される。図7に示したようにPIN接合部側壁を順テーパー状に形成すると、同図で点線に至るまでは、電圧の増加に従い空乏層がテーパー状壁面に沿って広がる。これにより、電圧増加に対応して空乏層が垂直方向の広がるとともに上記テーパー状壁面に沿って横方向にも広がり接合面積を増加させて、電圧変化対する容量変化を小さくするように作用する。そして、上記点線を超えて空乏層が垂直方向に広がると、上記横方向の更なる広がりが無くなって上記のような容量増加要因が無くなるから電圧変化に対する容量値の変化が急に小さくなるものである。特に、前記アンテナスイッチ用PINダイオードに向けた低容量PINダイオードでは、低容量化に向けて接合面積を小さくすると、上記テーパー状壁面での空乏層の横への広がり分よる微小容量増加が無視できなくなり、CV特性に異常波形をもたらすものである。
本発明の目的は、小容量化に好適で特性の安定化を実現したPINダイオードとその製造方法を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願における実施例の1つは下記の通りである。PINダイオードは、第1導電型(N型)の半導体基板と、上記半導体基板主面に形成されたI(イントリンシック)型半導体層と第2導電型(P型)の半導体層を有するPIN接合部とを含む。上記PIN接合部側壁は、少なくとも上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つようにする。
本願における実施例の他の1つは下記の通りである。第1導電型の半導体基板と、上記半導体基板主面に形成されたイントリンシック型半導体層と上記イントリンシック型半導体層の表面に形成された第2導電型の半導体層を有するPIN接合部とを含むPINダイオードの製造方法は、上記第2導電型の半導体層の表面に酸化シリコン膜を形成する第1工程と、上記酸化シリコン膜上に選択的にホトレジスト膜からなるマスクを形成する第2工程と、上記マスクを用いて上記酸化シリコン膜及びその下の上記第2導電型の半導体層及び上記イントリンシック型半導体層をエッチングする第3工程と、上記ホトレジスト膜を除去した後、上記酸化シリコン膜をマスクとして上記イントリンシック型半導体層及び上記第1導電型の半導体基板をエッチングする第4工程とを有する。
本願における実施例の更に他の1つは下記の通りである。半導体基板主面に形成されたI型半導体層を有するPIN接合部とを含み、少なくとも上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つPIN接合部側壁を有する半導体装置の製造方法である。PIN接合部側壁を形成する第1工程〜第2工程を含む。第1工程は、上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つ上記PIN接合部側壁を形成する。第2工程は、上記PIN接合部側壁にパッシベーション膜を形成する。上記第2工程は、高粘度ポジ型レジストを使用した感光フローにてパッシベーション膜のパターン形成する。
I型半導体層に対応した部分を主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つようにすることによりCV特性を良好にできる。ホトレジストマスクを用いて酸化シリコン膜及びその下の半導体主面をエッチングし、上記酸化シリコン膜をマスクとして再度上記I型半導体層を含めた上記半導体主面をエッチングすることにより、主面に対して垂直で深いPIN接合部側壁を形成することができる。高粘度ポジ型レジストを使用した感光フローにてパッシベーション膜のパターン形成することより、垂直なPIN接合部側壁面にパッシベーション膜を安定してカバレージできる。
図1には、この発明に係るPINダイオードの製造方法の一実施例の概略断面図が示されている。この実施例のPINダイオードは、半導体基板主面に形成されたI型半導体層を有するPIN接合部を含み、上記PIN接合部側壁が少なくとも上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つものである。このような半導体装置は、例えば、携帯電話機等のアンテナスイッチ用PINダイオードに向けられている。
図1(A)では、アノード側を構成するN型の半導体基板(SUB)1の表面には、真性半導体のI型半導体層(エピタキシャル層)2が形成される。このI型半導体層2の表面部にはカソード側のP型半導体層3が設けられる。このP型半導体層3は、例えばドーピング材料となるPBF(ポリボロンフィルム)を塗布し、約900°C程度の雰囲気中にて熱拡散させて、上記エピタキシャル層2にB(ホウ素)を注入し、窒素雰囲気中にて約1000°C程度の熱処理を加えてアニールを行うことにより形成される。上記P型半導体層3の表面には、高温低圧CVDにより酸化シリコン膜(HLD)4を堆積させる。そして、上記酸化シリコン膜4の表面にはホトレジスト膜5が設けられる。このホトレジスト膜5は、前記PIN接合部側壁を形成するようパターンニングされたものである。このホトレジスト膜5をマクスとして1回目のエッチングが行われる。この1回目のエッチングは、上記酸化シリコン膜4及びP型半導体層3及びI型半導体層2に至る例えば18μm目標とするような深い深さとされる。
図1(B)では、上記ホトレジスト膜5を除去して上記酸化シリコン膜4をマスクとして2回目のエッチングが行われる。この2回目のエッチングは、I型半導体層2を貫通して半導体基板1に至る例えば10μm目標とするような深さとされる。このような2回のエッチングによって、上記I型半導体層の側壁が上記半導体基板主面に対して垂直面を持つようにするものである。同図(B)のa−b線の部分で切断されて、上記エッチングによって形成された凹部が2つに分割されて、同図では左右2個のメサ構造のPINダイオードが形成される。
図2には、図1のPINダイオードを構成するパッシベーション膜及び表面電極の一実施例の断面図が示されている。この実施例では、前記のようなPINダイオードの垂直な壁面に対して安定的にパッシベーション膜を形成するために、符号6〜9からなる4層構造のパッシベーション膜とされる。最下層には、熱酸化シリコン(T−SiO2 )膜6が形成される。上記熱酸化シリコン(T−SiO2 )膜6の上には、酸化シリコン膜7がCVD法により形成される。上記酸化シリコン膜7の上には、CVDによるPSG(Phospho Silicate Glass)膜8が形成される。そして、上記PSG膜8の表面部には、プラズマ窒化シリコン(Si3 4 )膜9が低圧仕様にて形成される。
このような4層構造を採用することにより、本願発明者等による試作によって約28μmのような垂直加工面においても、安定して各層6〜9がガバレージすることを確認されている。上記表面部のパッシベーション膜6〜9は、高粘度ポジ型レジスト膜を使用したフォトリソグラフィ及びエッチングにて選択的に除去されて、コンタクト部が形成される。上記コンタクト部には、カソード電極を構成するアルミニュウム(AL)からなる電極10が形成される。
図3には、この発明を説明するためのCV特性図が示されている。この実施例のPINダイオードは、前記図1ないし図2に示されてように可変容量素子としての誘電体膜を構成する空乏層は、電圧Vに対応して半導体基板1側に広がる。このとき、上記空乏層が形成されるI型半導体層に対応した部分が主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つために、上記空乏層の広がりもほぼ垂直方向に延びるだけとなり、同図の垂直状態として示すようにCV特性を良好にすることができる。つまり、前記説明した順テーパー状のCV特性のような段差が生じない。
図4には、この発明に係るPINダイオードの一実施例の製造工程を説明する素子断面図が示されている。この実施例の製造工程は、次に説明するような(a)ないし(g)の各工程が順次に行われる。
(a)は、高温低圧CVDによる酸化シリコン膜(HLD)4の形成完了までの工程であり、前記図1(A)で説明したように、PBFデポジションによりP層3を形成し、その上に上記HLDが形成される。
(b)は、第1回目エッチング完了までの工程であり、レジスト膜5が形成されて、それをマスクとして上記P層3を貫通するように約18μmの深さの溝が1回目のドライエッチングで形成される。このエッチングにより上記HLD4もパターニングされ、第2回目のエッチングのためのマスクが形成される。
(c)は、第2回目のエッチング完了までの工程であり、レジスト膜5を除去して上記HLD4をマスクとして、更に約10μm程度深さが追加された溝が2回目のドライエッチングで形成される。このエッチングにより、半導体基板(N−Sub)に達する合計で約28μmの深さの溝が形成され、隣り合うPINダイオードの活性素子領域が分離される。
ここで注目すべき点は、上記溝の形成をレジストマスクとHLDマスクを使用する2回のエッチングで形成することにある。レジストマスクのみでは、上記28μmのような深い溝は、レジストマスクの強度の面から形成できない。従って、上記レジストマスクで溝を形成する一方、同時に更なるマスク(HLD膜4)を形成しておき、上記レジストマスクを除去後、上記更なるマスク(HLD膜4)で、深い溝を形成している。その結果、実質的に一回のフォトリソグラフィ工程で深い溝が形成できる。
(d)は、主にPINダイオードの側壁を覆うパッシベーション膜完了までの工程であり、前記図2で示したような4層構造のパッシベーション膜が形成される。詳細には、最下層の膜として、露出するシリコン面を熱酸化することによって熱酸化シリコン(T−SiO2 )膜6を形成する。その後、上記熱酸化シリコン膜6上に、CVD法により酸化シリコン膜7を積層形成する。
その後、上記CVD酸化シリコン膜7上に、CVD法によりPSG(Phospho Silicate Glass)膜8を積層形成する。その後、上記PSG膜8上に、プラズマCVD法により窒化シリコン(Si3 4 )膜9を低圧仕様にて形成する。上記CVD酸化シリコン膜7を形成することによって、上記PSG膜8と上記窒化シリコン(Si3 4 )膜9を側壁にカバレッジ良く形成できるので、電気的絶縁性及び耐湿性が良好な保護膜を形成することが可能である。
(e)は、上記4層構造のパッシベーション膜を選択的にエッチングするためのレジスト膜の形成が完了までの工程であり、高粘度ポジ型レジスト膜を使用したフォトリソグラフィ工程にてコンタクトホールを形成するためのレジスト膜が形成される。
(f)は、コンタクトホール形成までの工程であり、上記レジスト膜により基板表面側のパッシベーション膜が選択的に除去されて上記P型層3の表面を露出するコンタクトホールが形成される。
(g)は、ダイシング前のPINダイオードが複数形成された半導体ウェハ完了までの工程であり、各々のPINダイオードのP型層3に電気的に接続するアルミニュウム(AL)からなる電極(カソード)が形成される。そして、半導体ウェハの裏面側には、金(Au)からなる電極(アノード)が形成される。そして、図示しないが、GRID部(ダイシング領域)の中央にてダイシングが行われて、個々のPINダイオードチップに分離される。
図5には、前記図4(b)の工程に対応した第1回目のエッチング前の平面図が示されている。PINダイオードは、前記特許文献1と同様にPINダイオードチップ外周部の無駄(寄生領域)を無くすようにされている。
図6には、前記図4(g)の工程に対応したウェハ完了時点での平面図が示されている。このような平面形状とすることにより、上記PINダイオードチップ外周部まで容量素子を構成する半導体領域を形成することができる。そして、メサ型構造とすることによって、前記特許文献1のようなトレンチ構造のPINダイオードに比べて、もしもPIN接合面積が同じならトレンチ部とその外周部に相当する部分だけチップ面積を小さくすることができる。
また、PINダイオードの側壁が半導体基板の主面に対して、ほぼ垂直(90度)に形成されるので、PIN接合部に形成される空乏層の横方向の広がりを抑制することができる。その結果、容量値の変動を抑制することができるので、前記図3に示したように安定した電気的特性(容量−電圧特性)で、低容量のPINダイオードを供給できる。逆に、同じ容量値であれば、I型半導体層の厚さを薄く形成することができるので、低抵抗のPINダイオードを供給できる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、コンタクトホールを形成するために用いられる高粘度レジストに代えて、フィルムレジストを用いて高段差形状のパッシベーション膜のパターンニングを行うものであってもよい。この発明は、前記トレンチ構造のPINダイオードにおいても、その小容量化により前記PIN接合部側壁の順テーパー形状がCV特性上問題になるなら、トレンチ構造においても、垂直加工面とすることにより、同様にCV特性の改善に利用できる。この発明は、小容量化されたPINダイオードとその製造方法に広く利用できる。
この発明に係るPINダイオードの製造方法の一実施例を示す概略断面図である。 図1のPINダイオードを構成するパッシベーション膜及び表面電極の一実施例を示す断面図である。 この発明を説明するためのCV特性図である。 この発明に係るPINダイオードの一実施例の製造工程を説明する素子断面図である。 図4(b)の工程に対応した第1回目のエッチング前の平面図である。 図4(g)の工程に対応したウェハ完了時点での平面図である。 本願発明に先立って試作されたメサ構造のPINダイオードの概略断面図である。
符号の説明
1…半導体基板(P−Sub)、2…I型半導体層(epi)、3…P型半導体層、4…酸化シリコン膜(HLD)、5…ホトレジスト膜、6…熱酸化シリコン膜(T−SiO2)、7…酸化シリコン膜(HLD)、8…PSG膜、9…プラズマ窒化シリコン膜(Si3N4)、10…電極(AL)。

Claims (7)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    上記半導体基板主面に形成されたイントリンシック型半導体層と上記イントリンシック型半導体層の表面に形成された第2導電型の半導体層を有するPIN接合部とを含み、
    上記PIN接合部側壁は、少なくとも上記イントリンシック型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持ち、
    上記イントリンシック型半導体層の空乏層を誘電体とするPINダイオード。
  2. 請求項1において、
    上記PIN接合部側壁は、メサ構造を構成するPINダイオード。
  3. 第1導電型の半導体基板と、
    上記半導体基板主面に形成されたイントリンシック型半導体層と上記イントリンシック型半導体層の表面に形成された第2導電型の半導体層を有するPIN接合部とを含むPINダイオードの製造方法であって、
    上記第2導電型の半導体層の表面に酸化シリコン膜を形成する第1工程と、
    上記酸化シリコン膜上に選択的にホトレジスト膜からなるマスクを形成する第2工程と、
    上記マスクを用いて上記酸化シリコン膜及びその下の上記第2導電型の半導体層及び上記イントリンシック型半導体層をエッチングする第3工程と、
    上記ホトレジスト膜を除去した後、上記酸化シリコン膜をマスクとして上記イントリンシック型半導体層及び上記第1導電型の半導体基板をエッチングする第4工程とを有するPINダイオードの製造方法。
  4. 請求項3において、
    上記第3工程でのエッチング深さの目標は、上記第4工程でのエッチッグ深さの目標よりも小さいPINダイオードの製造方法。
  5. 請求項4において、
    上記第3工程でのエッチング深さの目標は、18μm付近に設定されるものであり、
    上記第4工程でのエッチング深さの目標は、28μm付近に設定されるものであるPINダイオードの製造方法。
  6. 半導体基板と、
    上記半導体基板主面に形成されたI型半導体層を有するPIN接合部とを含み、
    上記PIN接合部側壁は、少なくとも上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つ半導体装置の製造方法であって、
    上記I型半導体層に対応した部分が上記主面に対して垂直方向に向かう平面的な面を持つ上記PIN接合部側壁を形成する第1工程と、
    上記PIN接合部側壁にパッシベーション膜を形成する第2工程とを有し、
    上記第2工程は、高粘度ポジ型レジストを使用してパッシベーション膜のパターン形成するPINダイオードの製造方法。
  7. 請求項6において、
    上記第1工程は、
    上記PIN接合部を構成する半導体層を有するウェハに酸化シリコン膜を形成する工程と、
    上記酸化シリコン膜上に上記PIN接合部側壁を形成するホトレジスト膜からなるマスクを形成する工程と、
    上記マスクを用いて上記酸化シリコン膜及びその下の半導体主面をエッチングする第1エッチング工程と、
    上記ホトレジスト膜を除去して上記酸化シリコン膜をマスクとして上記I型半導体層を含めた上記半導体主面をエッチングする第2エッチング工程とを有するPINダイオードの製造方法。
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