JP2008242266A - 現像装置およびトナーカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像カートリッジ28において、トナーカートリッジ32内のトナーを、アジテータ39によって、幅方向両端部のカートリッジ側供給口67およびフレーム側供給口58から、筐体部51内へ搬送する。そして、筐体部51内のトナーを、幅方向中央部のフレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66から、トナーカートリッジ32内へ戻す。これによって、トナーカートリッジ32内の幅方向両端部にトナーが滞留することを防止しつつ、筐体部51とトナーカートリッジ32との間でトナーの循環を確保する。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。図2は、図1に示すレーザプリンタの現像カートリッジの側断面図である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、ボックス形状に形成されており、一方側の側壁には、開放口が形成され、その開放口を開閉するフロントカバー7が設けられている。フロントカバー7を開くことにより、プロセスカートリッジ17(後述)を、本体ケーシング2に着脱させることができる。
(2)給紙部
給紙部4は、給紙トレイ8、給紙ローラ9、分離ローラ10、分離パッド11、紙粉取りローラ12および13およびレジストローラ14を備えている。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、および、定着部18を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー21、複数のレンズ22および複数の反射鏡23を備えている。
(3−2)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2内においてスキャナユニット16の下方に配置され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されている。
(3−3)定着部
定着部18は、プロセスカートリッジ17の後方に設けられている。定着部18は、加熱ローラ46と、加熱ローラ46に下方から圧接される加圧ローラ47とを備えている。
(4)排紙部
排紙部6は、搬送ローラ48、排紙ローラ49および排紙トレイ50を備えている。そして、熱定着された用紙3は、搬送ローラ48によって、排紙ローラ49へ搬送され、排紙ローラ49によって排紙トレイ50上へ排紙される。
2.現像カートリッジの詳細
図3は、現像カートリッジ(アジテータ:左方搬送状態)の平面図、図4は、現像カートリッジ(アジテータ:右方搬送状態)の平面図、図5は、アジテータ(左方搬送状態)の斜視図、図6は、アジテータ(右方搬送状態)の斜視図、図7は、現像フレームに対するトナーカートリッジの着脱を概略的に示す概略図である。なお、図3、4において、上壁54、62は取り外されている。
(1)現像フレーム
現像フレーム31は、図2に示すように、筐体部51とカートリッジ収容部52とを一体的に備えている。
(a)筐体部
筐体部51は、図2および図3に示すように、後方が開放される幅方向に延びるボックス形状に形成されている。筐体部51は、幅方向に間隔を隔てて対向配置される両側壁53と、両側壁53間の上方を被覆する上壁54と、両側壁53間の下方を被覆する底壁55と、両側壁53間の前方を被覆する前壁56とを一体的に備えている。
(b)カートリッジ収容部
カートリッジ収容部52は、図2に示すように、前壁56の下端部から前方へ向かって延びる断面円弧形状(下方に凸の円弧形状)の厚板から形成されている。
(2)トナーカートリッジ
トナーカートリッジ32は、トナーを収容する筐体であって、図2および図3に示すように、幅方向に延びるボックス形状に形成されている。トナーカートリッジ32は、幅方向に間隔を隔てて対向配置される両側壁61と、両側壁61間の上方を被覆する上壁62と、両側壁53間の下方を被覆する断面円弧形状(下方に凸の円弧形状)の底壁63と、両側壁61間の前方を被覆する前壁64と、両側壁61間の後方を被覆する後壁65とを一体的に備えている。
(3)アジテータ
アジテータ39は、図5および図6に示すように、回転軸71と、格子枠72と、第1羽根の一例である一方側羽根としての左側軸方向搬送羽根73および他方側羽根としての右側軸方向搬送羽根74とを備えている。
(a)回転軸
回転軸71は、丸棒形状に形成されており、図2に示すように、側面視においてトナーカートリッジ32の中央部に配置され、図3に示すように、幅方向に沿って配置され、両側壁61に回転自在に支持されている。
(b)格子枠
格子枠72は、図5および図6に示すように、回転軸71からその径方向の両外方に向って延びるように設けられている。
(c)左側軸方向搬送羽根および右側軸方向搬送羽根
左側軸方向搬送羽根73は、図5および図6に示すように、回転軸71の軸方向中央部近傍において、格子枠72(右側格子枠72Rおよび左側格子枠72L)の一方側の表面に、幅方向に間隔を隔てて2つ設けられている。各左側軸方向搬送羽根73は、略矩形板形状に形成され、回転軸71の軸方向に対して交差する方向に沿って、格子枠72の一方側の表面から直交方向に立設されている。これによって、各左側軸方向搬送羽根73は、図2に示すように、回転軸71の周りにおいて、その中心角C1が略180°となる範囲で設けられている。つまり、各左側軸方向搬送羽根73は、回転軸71に対して一方側に配置されている点線で示される端縁部A1と、回転軸71に対して他方側に配置される点線で示される端縁部B1とを両端とする、回転軸71の回転中心Oに対する弧A1B1の中心角C1が略180°となる範囲で設けられている。
(d)径方向搬送羽根
アジテータ39には、図5および図6に示すように、第2羽根の一例としての径方向搬送羽根75が設けられている。径方向搬送羽根75は、回転軸71の軸方向両端部に、それぞれ設けられている。各径方向搬送羽根75は、幅方向に延びる略矩形板形状に形成されている。
(e)底掃羽根
アジテータ39には、図5および図6に示すように、第3羽根の一例としての底掃羽根76が設けられている。底掃羽根76は、可撓性のフィルムから形成されており、左側格子枠72L、右側格子枠72R、左側径方向搬送羽根75Lおよび右側径方向搬送羽根75Rの径方向外側端部に、それぞれ設けられている。
(3)現像カートリッジの動作
画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータからの駆動力により、アジテータ39およびオーガ36が回転される。
3.実施形態の作用効果
(1)このように、現像カートリッジ28では、トナーカートリッジ32内のトナーは、アジテータ39によって、幅方向両端部のカートリッジ側供給口67およびフレーム側供給口58から、筐体部51内へ搬送される。そのため、筐体部51内の幅方向両端部に、トナーが滞留することを防止することができる。そして、筐体部51内のトナーは、幅方向中央部のフレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66から、トナーカートリッジ32内へ戻される。そのため、筐体部51とトナーカートリッジ32との間でトナーの循環を確保することができる。その結果、トナーの劣化を防止して、良好な画質を維持することができる。
(2)アジテータ39では、左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74が、幅方向中央部からから幅方向両端部へ、トナーを搬送する。そのため、トナーカートリッジ32内のトナーを、カートリッジ側供給口67およびフレーム側供給口58から筐体部51内へ確実に搬送することができる。
(3)左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74は、回転軸71の軸方向に対して傾斜するように配置されている。そのため、トナーを軸方向に沿って確実に搬送することができる。また、左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74が、回転軸71の周りにおいて、その中心角が360°となる範囲で設けられていると、左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74が回転軸71の周りで1回転したときに、トナーを軸方向に沿って左側および右側の両方向に同じ搬送量で搬送してしまい、実質的に搬送できなくなる。しかし、左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74は、回転軸71の周りにおいて、その中心角が略180°となる範囲で設けられている。そのため、左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74では、回転軸71の1回転(1周期)において、半分ずつの位相でトナーを左側または右側へ交互に搬送することができる。
(4)左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74とは、これらを回転軸71の軸方向に投影した投影面において、格子枠72に沿って回転軸71を径方向に通過する直線に対して両側、つまり、格子枠72の一方側の表面とその他方側の表面とに、それぞれ設けられている。そのため、左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74とで、フレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66からトナーカートリッジ32内へ戻されるトナーを、左側軸方向搬送羽根73と接触するタイミングで、幅方向左側端部へ向かって搬送し、右側軸方向搬送羽根74と接触するタイミングで、幅方向右側端部へ向かって搬送することができる。その結果、左側のカートリッジ側供給口67および右側のカートリッジ側供給口67へ向けてそれぞれ搬送することができる。すなわち、筐体部51から戻ってきたトナーを左右交互に搬送することができるので、トナーの流れが軸方向の右半分と左半分とに分断されず、スムーズなトナーの流れを実現できる。
(5)左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74とは、回転軸71の軸方向において左右に配置され、かつ、その軸方向において互いに重ならないように配置されている。そのため、フレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66からトナーカートリッジ32内へ戻されるトナーを、左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74とを回転軸71の1回転(1周期)において位相を区画して、左側のカートリッジ側供給口67および右側のカートリッジ側供給口67へ向けてそれぞれ搬送することができる。
(6)カートリッジ側戻り口66を前後方向に投影した投影範囲内には、左側軸方向搬送羽根73および右側軸方向搬送羽根74がともに配置されている。そのため、フレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66からトナーカートリッジ32内へ戻されるトナーを、左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74の両方で受けて、それぞれによって左側のカートリッジ側供給口67および右側のカートリッジ側供給口67へ確実に搬送することができる。
(7)トナーは、幅方向両端部において、径方向搬送羽根75によって回転軸71の径方向へ搬送される。そのため、トナーを各カートリッジ側供給口67へ確実に搬送することができる。また、トナーは、径方向搬送羽根75によって、カートリッジ側供給口67および右側のフレーム側供給口58を介して、筐体部51内へ押圧されるように搬送される。そのため、その搬送によって、筐体部51内の幅方向両端部に、トナーが滞留することを確実に防止することができる。
(8)径方向搬送羽根75は、回転軸71と平行するように設けられている。そのため、トナーを回転軸71の径方向へ確実に搬送することができる。
(9)左側径方向搬送羽根75Lと右側径方向搬送羽根75Rとは、回転軸71からその径方向の両外方に向って延びるように設けられており、これらを回転軸71の軸方向に投影した投影面において、径方向搬送羽根75に沿って回転軸71を径方向に通過する直線の直交線に対して、両側に配置されている。そのため、左側径方向搬送羽根75Lと、右側径方向搬送羽根75Rとで、トナーを回転軸71の径方向へ交互に搬送することができる。また、このように、トナーカートリッジ32において、左側径方向搬送羽根75Lと、右側径方向搬送羽根75Rとで、トナーを回転軸71の径方向へ搬送するタイミングをずらすことで、トナーカートリッジ32から筐体部51へ搬送されたトナーが、筐体部51からトナーカートリッジ32へ戻る際に、幅方向中央部でぶつかり、トナーの循環が乱れることを防止することができる。
(10)格子枠72に設けられる左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74と、径方向搬送羽根75とは、回転軸71の周方向(回転方向)において互いに異なる位置に設けられている。そのため、回転軸71の回転によって、左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74による幅方向中央部から幅方向両端部へのトナーの搬送に続いて、径方向搬送羽根75による幅方向両端部における回転軸71の径方向へのトナーの搬送が行われる。その結果、筐体部51とトナーカートリッジ32との間でのトナーの効率のよい循環を確保することができる。すなわち、交互にタイミングをずらしてトナーの搬送が行われるので、筐体部51内で両端からきたトナーの流れが衝突することなく、スムーズなトナーの流れが形成される。
(11)底掃羽根76によって、底壁63の内面に溜まるトナーを攪拌することができる。そのため、トナーカートリッジ32内でのトナーの滞留を防止することができる。
(12)右枠底掃羽根76RFは、回転軸71の軸方向において、左側径方向搬送羽根75Lと右側径方向搬送羽根75Rとの間に重なるように設けられている。そのため、幅方向中央部においては、底壁63の内面に溜まるトナーを右枠底掃羽根76RFによって掻き上げるとともに、そのトナーを左側軸方向搬送羽根73と右側軸方向搬送羽根74によって、幅方向中央部から幅方向両端部へ搬送し、その後、トナーを径方向搬送羽根75によって回転軸71の径方向へ搬送することができる。その結果、トナーカートリッジ32内でのトナーの効率的な流動を確保することができる。
(13)右枠底掃羽根76RFの開口部77は、カートリッジ側戻り口66を前後方向に投影した投影範囲を含むように配置されている。そのため、フレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66からトナーカートリッジ32内へ戻されるトナーを、開口部77に通過させることができる。そのため、フレーム側戻り口57およびカートリッジ側戻り口66からトナーカートリッジ32内へトナーが戻されることを、右枠底掃羽根76RFが阻害することを防止することができる。
(14)カートリッジ側供給口67およびフレーム側供給口58から筐体部51内へ搬送されるトナーは、オーガ36によって、幅方向両端部から幅方向中央部へ搬送される。そのため、筐体部51内でのトナーの効率的な流動を確保することができる。その結果、トナーカートリッジ32と筐体部51との間での、トナーの良好な循環を確保することができる。
4.変形例
(1)上記した実施形態では、プロセスフレーム24に対して現像フレーム31を着脱させたが、プロセスフレーム24と現像フレーム31とを一体的に形成することもできる。その場合には、プロセスフレーム24に対して、トナーカートリッジ32が着脱される。
(2)また、上記した実施形態では、モノクロのレーザプリンタ1を例示したが、たとえば、本発明の画像形成装置は、カラーレーザプリンタ(タンデムタイプ、中間転写タイプを含む。)として構成することもできる。
(3)また、上記した実施形態では、筐体部51においてオーガ36を設けたが、アジテータ39のみでトナーの循環が形成できれば、オーガ36を設けなくてもよい。
(4)さらに、上記した実施形態においては、内側左側軸方向搬送羽根73Rおよび外側左側軸方向搬送羽根73Lは、回転軸71に対して、同一の交差角度で配置され、また、内側右側軸方向搬送羽根74Lおよび外側右側軸方向搬送羽根74Rも、回転軸71に対して、同一の交差角度で配置されている。しかしながら、これらに限定されるものではなく、例えば、内側左側軸方向搬送羽根73Rと外側左側軸方向搬送羽根73Lとを、回転軸71に対して、異なる交差角度で配置したり、内側右側軸方向搬送羽根74Lと外側右側軸方向搬送羽根74Rとを、回転軸71に対して、異なる交差角度で配置してもよい。
(5)また、上記した実施形態においては、径方向搬送羽根75を設けているが、上記したように、底掃羽根76は、底壁63の内面に溜まるトナーが掻き上げるとともに、トナーを回転軸71の径方向へ搬送することができる。そのため、底掃羽根76もまた、本発明の第2羽根の一例に相当する。また、場合により、径方向搬送羽根75を設けることなく、径方向搬送羽根75を底掃羽根76で代替させることもできる。
31 現像フレーム
32 トナーカートリッジ
33 現像ローラ
36 オーガ
39 アジテータ
57 フレーム側戻り口
58 フレーム側供給口
66 カートリッジ側戻り口
67 カートリッジ側供給口
71 回転軸
73 左側軸方向搬送羽根
74 右側軸方向搬送羽根
75 径方向搬送羽根
76 底掃羽根
77 開口部
Claims (23)
- 現像ローラを収容する第1筐体と、
前記第1筐体に対して着脱可能に隣接配置され、現像剤を収容する第2筐体と、から構成される筐体とを備え、
前記筐体は、
前記現像ローラの軸方向途中に対向して設けられ、前記第1筐体内と前記第2筐体内とを連通する第1連通路と、
前記現像ローラの軸方向両端部に対向して設けられ、前記第1筐体内と前記第2筐体内とを連通する第2連通路と、
前記第2筐体内に設けられ、現像剤を前記第2連通路に向けて搬送するアジテータと
を備えていることを特徴とする、現像装置。 - 前記アジテータは、
前記現像ローラの軸方向と略平行して配置される回転軸と、
前記回転軸の軸方向途中に設けられ、現像剤を前記回転軸の軸方向途中から前記回転軸の軸方向両端部へ搬送する第1羽根を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。 - 前記第1羽根は、前記回転軸の周りにおいて、その中心角が360°未満となる範囲で設けられ、かつ、前記回転軸の軸方向に対して交差するように配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
- 前記第1羽根は、前記アジテータを前記回転軸の軸方向に投影した投影面において、前記回転軸を径方向に通過する直線に対して、両側に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の現像装置。
- 前記第1連通路を前記第1筐体と前記第2筐体との隣接方向に投影した投影範囲内に、前記一方側羽根の少なくとも一部および前記他方側羽根の少なくとも一部が、ともに配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。
- 前記アジテータは、
各前記第2連通路に対向するように、前記回転軸の軸方向両端部に設けられ、現像剤を前記回転軸の径方向へ搬送する第2羽根を備えていることを特徴とする、請求項2ないし5のいずれかに記載の現像装置。 - 前記第2羽根は、前記回転軸と平行するように設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の現像装置。
- 前記第2羽根は、前記アジテータを前記回転軸の軸方向に投影した投影面において、前記回転軸の径方向を通過する直線に対して、両側に設けられていることを特徴とする、請求項6または7に記載の現像装置。
- 前記第1羽根と前記第2羽根とは、前記回転軸の回転方向において、互いに異なる位置に配置されていることを特徴とする、請求項6ないし8のいずれかに記載の現像装置。
- 前記アジテータは、
前記回転軸に支持され、前記第2筐体の内底面に摺動可能な第3羽根を備えていることを特徴とする、請求項6ないし9のいずれかに記載の現像装置。 - 前記第3羽根は、少なくとも各前記第2羽根の間に設けられていることを特徴とする、請求項10に記載の現像装置。
- 前記第3羽根には、前記第1連通路を前記第1筐体と前記第2筐体との隣接方向に投影した投影範囲内において、開口部が形成されていることを特徴とする、請求項10または11に記載の現像装置。
- 前記第1筐体には、前記現像ローラの軸方向において、現像剤を両端部から中央部に搬送するための搬送部材が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置。
- 現像剤を収容する筐体と、前記筐体内に設けられ、現像剤を攪拌するアジテータとを備え、
前記アジテータは、
一方向に配置される回転軸と、
前記回転軸の軸方向途中に設けられ、現像剤を前記回転軸の軸方向途中から前記回転軸の軸方向両端部へ搬送する第1羽根を備えていることを特徴とする、トナーカートリッジ。 - 前記第1羽根は、前記回転軸の周りにおいて、その中心角が360°未満となる範囲で設けられ、かつ、前記回転軸の軸方向に対して交差するように配置されていることを特徴とする、請求項14に記載のトナーカートリッジ。
- 前記第1羽根は、前記アジテータを前記回転軸の軸方向に投影した投影面において、前記回転軸を径方向に通過する直線に対して、両側に設けられていることを特徴とする、請求項15に記載のトナーカートリッジ。
- 前記アジテータは、
前記回転軸の軸方向両端部に設けられ、現像剤を前記回転軸の径方向へ搬送する第2羽根を備えていることを特徴とする、請求項14ないし16のいずれかに記載のトナーカートリッジ。 - 前記第2羽根は、前記回転軸と平行するように設けられていることを特徴とする、請求項17に記載のトナーカートリッジ。
- 前記第2羽根は、前記アジテータを前記回転軸の軸方向に投影した投影面において、前記回転軸の径方向を通過する直線に対して、両側に設けられていることを特徴とする、請求項17または18に記載のトナーカートリッジ。
- 前記第1羽根と前記第2羽根とは、前記回転軸の回転方向において、互いに異なる位置に配置されていることを特徴とする、請求項17ないし19のいずれかに記載のトナーカートリッジ。
- 前記アジテータは、
前記回転軸に設けられ、前記筐体の内底面に摺動可能な第3羽根を備えていることを特徴とする、請求項17ないし20のいずれかに記載のトナーカートリッジ。 - 前記第3羽根は、前記回転軸の軸方向において、少なくとも各前記第2羽根の間に設けられていることを特徴とする、請求項21に記載のトナーカートリッジ。
- 前記第3羽根には、開口部が形成されていることを特徴とする、請求項21または22に記のトナーカートリッジ。
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