JP2008239586A - ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体 - Google Patents

ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体 Download PDF

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Toshihiro Sato
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Abstract

【課題】分岐鎖アミノ酸粉体の打錠性及び苦味を改善した被覆粉体の提供。
【解決手段】500μmを超える粒子が15質量%以下、106μm以下の粒子が30質量%以下である分岐鎖アミノ酸粉体(A成分)67〜95.9質量%、ゼイン(B成分)4〜25質量%及び中鎖トリグリセリド(C成分)0.1〜8質量%からなるゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体であって、A成分に、B成分及びC成分を含むエタノール水溶液を噴霧して得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体。
【選択図】なし

Description

本発明は、ゼインにより被覆され、打錠性及び苦味を改善したゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体に関する。更には、そのゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体を含有する打錠品に関する。
イソロイシン、ロイシン及びバリンからなる3種の分岐鎖アミノ酸は、肝疾患に有効な医薬品成分としての用途だけでなく、健康食品やスポーツサプリメントや栄養補助剤など、多岐にわたり利用されている。分岐鎖アミノ酸は、一回の用量が1〜5gと多いため、顆粒剤、または口中で噛んで飲用するチュアブル品が好ましい剤形といえが、分岐鎖アミノ酸は強い苦味を有し、顆粒剤、チュアブル剤とした場合、飲用が困難である。さらには、分岐鎖アミノ酸は打錠性が悪く、錠剤中に高濃度配合した場合、打錠時に打錠障害としてスティッキングが発生しやすくなる。
特許文献1では、メチルセルロース等の結合剤による造粒加工と、サッカリンナトリウム等の甘味剤を含むコーティング剤によるコーティング加工を施した被覆分岐鎖アミノ酸粉体が開示されている。分岐鎖アミノ酸の打錠性を改善し、さらに苦味をマスキングした分岐鎖アミノ酸粉体ではあるが、このような被覆分岐鎖アミノ酸粉体は、造粒加工とコーティング加工の2工程を必要とし、製造時の作業効率が悪いことが問題であった。また、造粒化工により分岐鎖アミノ酸の粒子が大きくなり、食品等と混合する栄養補助剤として適さなかった。
特許文献2では、ラクチトールを使用した攪拌造粒工程により圧縮成形性及び服用性を改善した錠剤を提供しているが、ラクチトールを多量に使用するため、分岐鎖アミノ酸の濃度が低くなってしまう。
特開2003−221326公報 特開2001−258509公報
本発明は、打錠性に優れ、苦味をマスキングした分岐鎖アミノ酸の粉体を提供することを目的とする。また、作業効率よく製造でき、分岐鎖アミノ酸を高濃度含有する分岐鎖アミノ酸の粉体を提供することを目的とする。さらには、錠剤硬度が高く、苦味がマスキングされ、分岐鎖アミノ酸を高濃度含有する錠剤を提供することを目的とする。
(1)500μmを超える粒子が15質量%以下、106μm以下の粒子が30質量%以下である分岐鎖アミノ酸粉体(A成分)67〜95.9質量%、ゼイン(B成分)4〜25質量%及び中鎖トリグリセリド(C成分)0.1〜8質量%からなるゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体であって、A成分に、B成分及びC成分を含むエタノール水溶液を噴霧して得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体。
(2)前記(1)に記載のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体である栄養補助剤。
(3)前記(1)に記載のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体30〜75質量%、及び糖アルコール25〜70質量%を打錠して得られる分岐鎖アミノ酸含有錠剤。
本発明の第1の発明によれば、分岐鎖アミノ酸を高濃度含有し、打錠性に優れ、苦味をマスキングした分岐鎖アミノ酸粉体を提供できる。第2の発明によれば、分岐鎖アミノ酸を高濃度含有し、苦味の低下した栄養補助剤を提供することができる。第3の発明によれば、硬度が高く、苦味がマスキングされた分岐鎖アミノ酸高含有錠剤を提供することができる。また、錠剤の表面状態の良好な分岐鎖アミノ酸高含有錠剤を提供することができる。
(A成分)
本発明に用いる分岐鎖アミノ酸粉体は、バリン、ロイシン及びイソロイシンの3種が挙げられ、一種単独、又は二種以上を混合して使用してもよい。これら粉体は、鱗片状の結晶物であるが、これをそのまま使用してゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体としても、打錠性、苦味のマスキングが十分でなく、打錠品を製造しても錠剤表面に斑模様が発生する。
本発明は、分岐鎖アミノ酸粉体の粒度を調整して、500μmを超える粒子が15質量%以下、106μm以下の粒子が30質量%以下である分岐鎖アミノ酸粉体を使用することによりこれらの問題を解決する。
本発明に用いる分岐鎖アミノ酸粉体の粒度は、500μmを超える粒子が15質量%以下、106μm以下の粒子が30質量%以下であるものを使用する。ここで、例えば、500μmを超える粒子とは目開き500μmの篩いを通過しない粒子であり、106μm以下の粒子とは目開き106μmを通過する粒子を示す。本発明の粒度の分岐鎖アミノ酸粉体を使用すると、分岐鎖アミノ酸粉体表面にゼインが均一に被覆され、苦味のマスキング、打錠性に優れ、さらにはこれを含有した打錠品表面に斑模様が生じなくなる。さらに、分岐鎖アミノ酸粉体の粒度は好ましくは、500μmを超える粒子が10質量%以下、106μm以下の粒子が10質量%以下である。すなわち、500μmを超える粒子が10質量%以下、106μm以下の粒子が10質量%以下である分岐鎖アミノ酸粉体を使用すると、ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体の粒度がより均一となり、打錠加工時の混合工程において含量の均一性が高くなる。
本発明に用いる分岐鎖アミノ酸粉体において、500μmを超える粒子が多いと、苦味のマスキング、打錠性が十分でなくなり、さらにはこれを含有した打錠品表面に斑模様が生じやすくなる。本発明に用いる分岐鎖アミノ酸粉体において、106μm以下の粒子が多いと、ゼイン被覆の効率が悪くなる傾向がある。特に、63μm以下の粒子の被覆効率が悪く、63μm以下の粒子が10質量%以下であることが好ましく、より好ましくは、5%未満である。
なお、ここで粒度の測定法は、日本薬局方記載の粉体粒度測定法、第2法.ふるい分け法に準じて測定することができる。
本発明において、分岐鎖アミノ酸粉体の粒度の調整は、以下にしておこなうことができる。
通常の工程で製造される分岐鎖アミノ酸粉体の粒子は大きく、分布が粗いので、ハンマーミル、ピンミル、パワーミル等、一般的に使用される粉砕機を用いて、目的の粒度に粉砕して使用することができる。なお、分岐鎖アミノ酸粉体の製造の過程において、再結晶工程を調整し本発明の粒度にした分岐鎖アミノ酸粉体を使用してもよい。
本発明の分岐鎖アミノ酸粉体の使用量は67〜95.9質量%である。95.9質量%を超える場合、ゼイン被覆量が低く、苦味マスキング及び打錠性に十分な効果が得られない。また、67質量%より少ない場合、分岐鎖アミノ酸の含量が低く、本発明の目的とする分岐鎖アミノ酸高含有錠剤を提供することができない。
(B成分)
本発明において、ゼイン及び中鎖トリグリセリドを被膜材として使用する。ゼインは、トウモロコシ由来の蛋白質であり、分子量は21,000〜25,000である。市販品としては、小林ツェインDP(小林香料株式会社)などが挙げられる。ゼインの被覆量は、ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体中に4〜25質量%が好ましい。4質量%より少ない場合、被覆が十分でなく、打錠障害が生じ、苦味マスキング効果も不十分である。一方、25質量%より多い場合は、分岐鎖アミノ酸の含量が低下し、分岐鎖アミノ酸を高含有配合する錠剤を提供する本発明の目的を満たさない。また、錠剤の硬度が低下し、好ましくない。
(C成分)
本発明において、中鎖トリグリセリドを使用するとゼインの被膜効果が高まり、苦味のマスキング効果が増す。ここで、中鎖トリグリセリドとは、グリセリン骨格に炭素数8〜10の脂肪酸がエステル結合した油脂化合物であり、例えばカプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリドが挙げられる。本発明において使用する中鎖トリグリセリドは炭素数8と炭素数10の脂肪酸の両方を有する中鎖トリグリセリドが好ましい。中鎖トリグリセリドの市販品としてはパナセート810(日本油脂株式会社)、ココナードMT(花王株式会社)などが挙げられる。中鎖トリグリセリドの使用量は、ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体中に0.1〜8質量%が好ましい。0.1質量%より少ない場合、味マスキング効果が低下する。一方、8質量%より多い場合は、製造時に団粒が生じやすい。
(製造方法)
本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体は、分岐鎖アミノ酸粉体に、ゼイン及び中鎖トリグリセリドを含むエタノール水溶液を噴霧し製造する。
分岐鎖アミノ酸粉体の表面にゼイン及び中鎖トリグリセリドを噴霧し被覆する際に、流動層造粒装置を用い、処理容器内で流動化エアーによって流動化状態にした粉体に、ゼイン及び中鎖トリグリセリドのエタノール水溶液を噴霧することが好ましい。
噴霧するゼイン及び中鎖トリグリセリドのエタノール水溶液は、エタノール水溶液100質量部に対して、ゼインを4〜25質量部及び中鎖トリグリセリドを0.1〜8質量部を溶解させた溶液が好ましい。エタノール水溶液100質量部に対して、ゼインを4質量部未満使用する際は、ゼイン及び中鎖トリグリセリドのエタノール水溶液の噴霧工程時間が長くなり、製造効率が悪くなる。また、25質量部を超えるとゼインのエタノール水溶液の粘性が大きくなり、接着度が大きくなり、粉体間での凝集が起こり団粒形成しやすい。エタノール水溶液100質量部に対して中鎖トリグリセリドを0.1質量部以上添加すると、団粒形成を防止し、シャープな粒度分布のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体を得られる。一方、8質量部を超えるとエタノール水溶液との分離が起こり、被覆が不均一となり好ましくない。
ゼイン及び中鎖トリグリセリドを溶解させるエタノール水溶液は60〜90質量%エタノール水溶液が好ましい。ここでエタノール水溶液中のエタノール濃度が60質量%未満ではゼインの溶解量が低くなる。また、90質量%を超えると溶液がゲル化しやすく好ましくない。
本発明に使用する流動層造粒装置は、装置内下部より空気を流入させ、装置内で粉体を流動化し、粉体へゼイン溶液を噴霧乾燥できる装置であればよく、一般的な流動層造粒装置、転動粒動層造粒装置、ワースター型流動層造粒装置等が挙げられる。これらの装置の中でも、装置下部に回転する回転ディスクが設置された転動流動層造粒装置が好ましく、さらには回転ディスクの上面には、円錐形のコーン部と複数のブレードが設けられていることが好ましい。ブレードによる転動圧密作用により、団粒の発生が抑えられ、シャープな粒度分布を有する被覆粉体を得ることが可能となる。また、被膜が展延作用を受け、均一および強度の高い被覆粉体を得ることができる。スプレー方式は、回転ディスク上で転動運動する粉体の流れに、装置下方の側面から接線方向(回転ディスクの回転方向)にスプレー液を噴霧するタンジェンシャルスプレー方式が好ましい。タンジェンシャルスプレー方式は、コーティングゾーン内を運動する粉体に集中的にスプレー液を噴霧でき、粉体とスプレーノズルとの距離が常に一定に保たれるため、良好な被覆が可能となる。本発明によれば、粒子径が850μm〜63μmのゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体を製造できる。
(栄養補助剤)
本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体は、クッキー、焼き菓子、パン、チョコレート等の栄養補助剤として使用することができる。
使用に当たっては、ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体の粒度は、850μm以下の粒子が100質量%であり、63μm以下の粒子が5質量%以下であることが好ましい。850μmを超える粒子が多いと均一に食材と混合できず、クッキー等の食感に悪い影響を及ぼし易い。63μm未満の粒子は、十分にゼイン被覆がなされないことが多く、この粒子が多いと味のマスキング効果が低くなり易い。
(打錠品)
本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体30〜75質量%、及び糖アルコール25〜70質量%を混合して、打錠することにより分岐鎖アミノ酸含有錠剤が得られる。
使用に当たっては、ゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体の粒度は、850μm以下の粒子100質量%であり、63μm以下の粒子が5質量%以下であることが好ましい。850μmを超える粒子が多いと、打錠工程で糖アルコールと混合する際に不均一となり、粗大粒子が悪い影響を及ぼす。63μm未満の粒子は、十分にゼイン被覆がなされないことが多く、この粒子が多いと打錠障害が生じやすく、また、味のマスキング効果も低くなる。
本発明の分岐鎖アミノ酸被覆粉体は、打錠品中に30〜75質量%となるように配合することが好ましい。75質量%より多い場合、スティッキングが生じ、良好な錠剤を得られない。一方、30質量%より少ない場合は、本発明の目的である分岐鎖アミノ酸を高濃度含有する錠剤を提供することができなくなる。
本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体を錠剤中に高濃度配合した場合、錠剤硬度が低くなるが、糖アルコールを使用することにより錠剤の硬度を高めることができる。
本発明の打錠品に使用する糖アルコールは、糖類のカルボニル基を還元して得られる鎖状多価アルコールであり、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、還元パラチノース、ラクチトール、キシリトール、マンニトール、イノシトール等が挙げられる。これらの中から、1種単独、又は2種以上を混合して使用してもよい。配合量は、打錠品中に25〜70質量%含有することが好ましい。配合量が25質量%より少ない場合、錠剤硬度が低くなり、70質量%より多く配合する場合、分岐鎖アミノ酸の配合量が低下する。
本発明の分岐鎖アミノ酸被覆粉体を含有する打錠品の形状および大きさは特に限定はない。錠剤硬度は60〜150Nが好ましく、更に好ましくは80〜110Nである。錠剤硬度が60Nより低い場合、流通時に欠けや割れを生じやすい。逆に150Nより高い場合、チュアブルとして噛んで飲用する際に硬すぎる。
本発明の錠剤に、甘味剤、酸味剤等を加えて、更に苦味のマスキング効果を高めてもよい。特に、ステビア、アスパルテーム等の高甘度甘味料を使用することが好ましい。また、その他のアミノ酸、ビタミン類等の機能性素材を配合し、複合的に効能を付加してもよい。
また錠剤には、滑択剤として、ステアリン酸カルシウム、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、硬化油脂などを加えてもよい。
以下実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明は実施例によって限定されるものではない。本実施例に用いた試験方法を以下に示す。
(1)粒度の測定:
日本薬局方記載の粉体粒度測定法、第2法.ふるい分け法に準じて測定した。使用した篩いの目開きは、500μm、355μm、250μm、180μm、150μm、106μm、63μmとした。
(2)打錠試験:
A.スティッキングの発生率(%):
実施例、比較例により得られた分岐鎖アミノ酸被覆粉体、マルチトール(東和化成工業(株)製「アマルティMR−50」)、及びショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ(株)製「シュガーエステルB‐370F」)を表2及び4に示す配合により混合し、ロータリー式打錠機を用いて300gを打錠した。錠剤重量を400mgとし、杵種を10mm径、R=8.5mm、打錠圧を10000Nの条件で打錠品を作製した。これらの打錠品から無作為に50錠を取り出し、スティッキングの有無を調べ、その発生率を算出した。
B.打錠品表面の状態:
上記スティッキング発生率と同様に作製した打錠品の表面を目視にて観察し、斑模様の有無を評価した。
C.打錠品の苦味:
打錠品の苦味の評価は5名のパネラーの官能評価にて行った。苦味の程度を5段階(5点:苦くない、4点:ほぼ苦味を感じない、3点:やや苦い、2点:苦い、1点:非常に苦い)にて評価し、その平均点を算出した。
(3)苦味マスキング程度の評価:
苦味マスキング程度の評価は5名のパネラーの官能評価にて行った。すなわち被覆前の分岐鎖アミノ酸粉体の苦味を基準とし、マスキングの程度を5段階(5点:非常に良い、4点:良い、3点:やや良い、2点:同等、1点:劣る)にて評価し、その平均点を算出した。
(4)錠剤硬度測定:
木屋式デジタル硬度計((株)藤原製作所製「KHT−20N型」)を使用し、無作為に抽出した10錠を測定し、その平均値を求めた。
実施例及び比較例の分岐鎖アミノ酸は、下記の原料を使用した。混合物の混合比及び粒度を表1にまとめた。
分岐鎖アミノ酸粉体A:ハンマーミルで粉砕したL−バリン(味の素(株)製)粉体。
分岐鎖アミノ酸粉体B:ハンマーミルで粉砕したL−ロイシン(味の素(株)製)粉体。
分岐鎖アミノ酸粉体C:ハンマーミルで粉砕したL−イソロイシン(味の素(株)製)粉体。
分岐鎖アミノ酸粉体D:L−バリン(味の素(株)製)
分岐鎖アミノ酸粉体E:L−ロイシン(味の素(株)製)
分岐鎖アミノ酸粉体F:L−イソロイシン(味の素(株)製)
分岐鎖アミノ酸混合物G:A/B/C=1/2/1の比率(質量比)で混合した粉体。
分岐鎖アミノ酸混合物H:D/E/F=1/2/1の比率(質量比)で混合した粉体。
分岐鎖アミノ酸混合物I:G/H=95/5の比率(質量比)で混合した粉体。
分岐鎖アミノ酸混合物J:G/H=90/10の比率(質量比)で混合した粉体。
分岐鎖アミノ酸混合物K:G/H=80/20の比率(質量比)で混合した粉体。
Figure 2008239586
実施例1
分岐鎖アミノ酸混合物G700gを転動流動層装置に仕込みこれを流動させ、ゼイン(小林ツェインDP、小林香料株式会社)70g、中鎖トリグリセリド(パナセート810、日本油脂株式会社)7.8gのエタノール水溶液を噴霧しコーティングを行った。スプレー液は、70質量%エタノール水溶液100質量部に対し、ゼイン18質量部、中鎖トリグリセリド2質量部を溶解した。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。このゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体を上記記載の試験法の「スティッキング発生率(%)」および「打錠品表面の状態」に準じ評価した結果を表2に示す。
<コーティング条件>
装置 転動流動層装置:ニューマルメライザーNQ−LABO
(株式会社不二パウダル)
タンジェンシャルスプレー方式
回転ディスク回転数 300回転/分
流動化エアー風量 0.8m3/分
流動化エアー温度 70℃
製品温度 40℃
噴霧速度 14g/分
実施例2
分岐鎖アミノ酸混合物G700g、ゼイン33.2g、中鎖トリグリセリド3.7gを用い、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。打錠試験の結果を表2に示す。
実施例3
分岐鎖アミノ酸混合物G700g、ゼイン166.3g、中鎖トリグリセリド8.8gを使用し、スプレー液は、70質量%エタノール水溶液100質量部に対し、ゼイン19質量部、中鎖トリグリセリド1質量部とし、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。打錠試験の結果を表2に示す。
実施例4
分岐鎖アミノ酸混合物G700g、ゼイン186.7g、中鎖トリグリセリド46.7gを使用し、スプレー液は、70質量%エタノール水溶液100質量部に対し、ゼイン20質量部、中鎖トリグリセリド5質量部とし、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。打錠試験の結果を表2に示す。
実施例5
分岐鎖アミノ酸混合物Iを用い、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。打錠試験の結果を表2に示す。
実施例6
分岐鎖アミノ酸混合物Jを用い、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。打錠試験の結果を表2に示す。
実施例7
分岐鎖アミノ酸粉体Cを用い、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。これにより、粒度が850μm以下の粒子が100質量%で63μm以下の粒子が1質量%のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体が得られた。打錠試験の結果を表2に示す。
比較例1
精製水100質量部に対し、エリスリトール(エリスリトール微粉、日研化成株式会社)20質量部を溶解させ、スプレー液を調製した。分岐鎖アミノ酸混合物G700gを転動流動層装置に仕込みこれを流動させ、以下の条件でスプレー液466.8gを噴霧しコーティングを行った。被覆粉体について実施例1と同様に打錠試験を行った。打錠試験の結果を表2に示す。
<コーティング条件>
装置 転動流動層装置:ニューマルメライザーNQ−LABO
(株式会社不二パウダル)
タンジェンシャルスプレー方式
回転ディスク回転数 300回転/分
流動化エアー風量 0.8m3/分
流動化エアー温度 75℃
製品温度 35℃
噴霧速度 16g/分
比較例2
シェラック液(食品添加物ドラッグHAA−314、99質量%エタノール水溶液100質量部に対し、シェラック固形分33.3質量部、株式会社岐阜セラツク製)を等量の99%エタノールで希釈し、スプレー液を調製した。分岐鎖アミノ酸混合物G450gを転動流動層装置に仕込みこれを流動させ、以下の条件でスプレー液400gを噴霧しコーティングを行った。被覆粉体について実施例1と同様に打錠試験を行った。打錠試験の結果を表2に示す。
<コーティング条件>
装置 転動流動層装置:ニューマルメライザーNQ−LABO
(株式会社不二パウダル)
タンジェンシャルスプレー方式
回転ディスク回転数 300回転/分
流動化エアー風量 0.8m3/分
流動化エアー温度 75℃
製品温度 45℃
噴霧速度 16g/分
比較例3
精製水100質量部に対し、プルラン(プルランPF−20、株式会社林原)10質量部を溶解させ、スプレー液を調製した。分岐鎖アミノ酸混合物G700gを転動流動層装置に仕込みこれを流動させ、以下の条件でスプレー液855.6gを噴霧しコーティングを行ったが、団粒が多量に発生した。
<コーティング条件>
装置 転動流動層装置:ニューマルメライザーNQ−LABO
(株式会社不二パウダル)
タンジェンシャルスプレー方式
回転ディスク回転数 300回転/分
流動化エアー風量 0.8m3/分
流動化エアー温度 80℃
製品温度 35℃
噴霧速度 10g/分
比較例4
精製水100質量部に対し、ゼラチン(豚ゼラチンGBL−200微粉、新田ゼラチン株式会社)5質量部を加熱溶解させ、スプレー液を調製した。分岐鎖アミノ酸混合物G450gを転動流動層装置に仕込みこれを流動させ、以下の条件でスプレー液1050gを噴霧しコーティングを行った。被覆粉体について実施例1と同様に打錠試験を行った。打錠試験の結果を表2に示す。
<コーティング条件>
装置 転動流動層装置:ニューマルメライザーNQ−LABO
(株式会社不二パウダル)
タンジェンシャルスプレー方式
回転ディスク回転数 300回転/分
流動化エアー風量 0.8m3/分
流動化エアー温度 85℃
製品温度 40℃
噴霧速度 12.5g/分
噴霧液温度 40℃
比較例5
分岐鎖アミノ酸混合物Hを用い、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。打錠試験の結果を表2に示す。
比較例6
分岐鎖アミノ酸混合物Kを用い、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。打錠試験の結果を表2に示す。
比較例7
分岐鎖アミノ酸混合物G700g、ゼイン77.8gを使用し、スプレー液は、70質量%エタノール水溶液100質量部に対し、ゼイン20質量部とし、実施例1と同様にコーティング及び打錠試験を行った。打錠試験の結果を表2に示す。
比較例8
70質量%エタノール水溶液100質量部に対し、ゼイン(小林ツェインDP、小林香料株式会社)15質量部、中鎖トリグリセリド(パナセート810、日本油脂株式会社)10質量部を溶解させ、スプレー液を調製した。表2に記載の配合で、実施例1と同様に分岐鎖アミノ酸混合物Gをコーティングしたが、団粒が発生した。
Figure 2008239586
表2の実施例1〜7及び比較例1〜8の結果から、本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体は、他の高分子を被覆した場合(比較例1〜4)、分岐鎖アミノ酸粉体の粒度が大きい場合(比較例5,6)、中鎖トリグリセリドを使用しない場合(比較例7)、中鎖トリグリセリドを多く使用する場合(比較例8)に比べ、スティッキング発生率、打錠品の表面状態がよく、分岐鎖アミノ酸の打錠時に発生する打錠障害を抑制できることがわかる。
実施例8
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体を含むクッキーを以下の配合で焼成し、苦味マスキングの程度を評価した。
<クッキー生地配合>
実施例1で得られた分岐鎖アミノ酸混合物Gの被覆粉体 26.7g
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 0.45g
砂糖 67.5g
マーガリン 67.5g
全卵 42.5g
ホバートミキサー・ビーターを使用し、マーガリン67.5g、砂糖67.5gを中高速で3分間混合しながら全卵42.5gを2〜3回に分けて混合した。次に薄力粉150g、ベーキングパウダー0.45g、実施例1で作成した分岐鎖アミノ酸混合物Gの被覆粉体26.7gを入れ、低速で1分間混合した。この生地を冷蔵庫で一旦休ませてから麺棒で延ばして成型し、上火170℃、下火140℃で15分間焼成した。苦味マスキングの程度の評価を表3に示す。
ここで、クッキー配合時の評価においても、被覆前の分岐鎖アミノ酸粉体を配合したクッキーの苦味を基準とし、5段階(5点:非常に良い、4点:良い、3点:やや良い、2点:同等、1点:劣る)にて評価し、その平均点を算出した。
比較例9
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体の代わりに比較例7で作製した分岐鎖アミノ酸被覆粉体を使用し、クッキーを実施例8と同様に焼成し、苦味マスキングの程度を評価した。結果を表3に示す。
比較例10
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体の代わりに比較例1で作製した分岐鎖アミノ酸被覆粉体を使用し、クッキーを実施例8と同様に焼成し、苦味マスキングの程度を評価した。結果を表3に示す。
比較例11
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体の代わりに比較例5で作製した分岐鎖アミノ酸被覆粉体を使用し、クッキーを実施例8と同様に焼成し、苦味マスキングの程度を評価した。結果を表3に示す。
Figure 2008239586
表3により、本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体は、苦味が十分にマスキングされており、栄養補助剤として使用できることがわかる。
実施例9〜10
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体、マルチトール(東和化成工業(株)製「アマルティMR−50」)及びショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ(株)製「シュガーエステルB‐370F」)を使用し、ロータリー式打錠機を用いて300gを打錠した。錠剤重量を400mgとし、杵種を10mm径、R=8.5mm、打錠圧を10000Nの条件で打錠品を作製した。上記試験法の「スティッキング発生率(%)」、「打錠品の苦味」を評価し、結果を表4に示す。
比較例12
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体、マルチトール及びショ糖脂肪酸エステルを使用し、実施例9と同様に打錠試験を行った。打錠試験の結果を表4に示す。
比較例13
分岐鎖アミノ酸混合物Gを使用し、実施例9と同様に打錠試験を行った。打錠試験の結果を表4に示す。
Figure 2008239586
表4の実施例9、10及び比較例12、13の結果から、本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体と糖アルコールを打錠して得られる分岐鎖アミノ酸含有錠剤は、錠剤中に分岐鎖アミノ酸を高含有配合でき、打錠性がよく、苦味のマスキングも良好であることがわかる。
実施例11〜12
実施例1で得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体、マルチトール(東和化成工業(株)製「アマルティMR−50」)、ショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ(株)製「シュガーエステルB‐370F」)を使用し、ロータリー式打錠機を用いて打錠した。錠剤重量を800mg、杵種を12mm径、R=10.5mmとし、打錠圧を10000N、15000N及び20000Nの条件で打錠し、錠剤の硬度を測定した。錠剤硬度の結果を表5に示す。
実施例13
還元パラチノース(三井製糖(株)製「パラチニットDC−100」)を使用して、実施例11と同様に錠剤硬度を評価した。その結果を表5に示す。
実施例14
ソルビトール(東和化成工業(株)製「ソルビット50M」)を使用して、実施例11と同様に錠剤硬度を評価した。その結果を表5に示す。
比較例14
乳糖(旭化成ケミカルズ(株)製「SUPER TAB」)を使用して、実施例11と同様に錠剤硬度を評価した。その結果を表5に示す。
比較例15
でんぷん(フロイント産業(株)製「パーフィラー102」)を使用して、実施例11と同様に錠剤硬度を評価した。その結果を表5に示す。
Figure 2008239586
表5の実施例11〜14及び比較例14、15の結果から、本発明のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体と糖アルコールを打錠して得られる分岐鎖アミノ酸含有錠剤は、賦形剤として糖アルコールを使用することにより、高い硬度の錠剤を得られることがわかった。

Claims (3)

  1. 500μmを超える粒子が15質量%以下、106μm以下の粒子が30質量%以下である分岐鎖アミノ酸粉体(A成分)67〜95.9質量%、ゼイン(B成分)4〜25質量%及び中鎖トリグリセリド(C成分)0.1〜8質量%からなるゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体であって、A成分に、B成分及びC成分を含むエタノール水溶液を噴霧して得られたゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体。
  2. 請求項1に記載のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体である栄養補助剤。
  3. 請求項1に記載のゼイン被覆分岐鎖アミノ酸粉体30〜75質量%、及び糖アルコール25〜70質量%を打錠して得られる分岐鎖アミノ酸含有錠剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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