JP2008238530A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱可能なメインタンクと吐出ヘッドとの間に気液分離用のサブタンクを備えつつ、メインタンクとサブタンクとの接続部分に形成されたメニスカスを破壊することができる液滴吐出装置の提供。
【解決手段】液滴吐出装置は、メインタンク9が着脱されるメインタンク搭載部と、該メインタンク搭載部に隣接配置され、メインタンク9が装着された状態で、メインタンク9と連通するサブタンク23と、サブタンク23から供給された液体を吐出する吐出ヘッドと、メインタンク9が装着された状態で、サブタンク23内のエアを吸引するポンプ80とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、被記録体へ液体を吐出する吐出ヘッドと、メインタンクが着脱されるタンク装着部と、該タンク装着部に隣接配置されたサブタンクとを備える液滴吐出装置に関する。
従来、交換式のメインタンク(インクカートリッジともいう)から吐出ヘッドへインクを供給し、該吐出ヘッドからこのインクを吐出することにより、例えば記録用紙などの被記録体に画像を形成するインクジェット記録装置がある。このようなインクジェット記録装置では、メインタンク内のインクを使い切ってから新たなメインタンクに交換すると、吐出ヘッドまでのインク供給路にエアが混入する可能性があるため、メインタンクと吐出ヘッドとの間にサブタンクを介在させ、吐出ヘッドへのインク供給路にエアが侵入しないように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1,2に開示された構成では、大気開放されたサブタンクにメインタンクが上方から接続されるようになっており、このサブタンクは可撓性チューブを介して吐出ヘッドに接続されている。従って、メインタンク内のインクが使い切られたとしても、サブタンク内にインクが残留しているため、吐出ヘッドへ至るチューブ内にエアが侵入するのを防止することができる。また、メインタンクの交換時にメインタンクとサブタンクとの接続部分にエアが混入する場合もあるが、このエアがサブタンク内へ移動すると、サブタンクが大気開放されているため、浮力によってインクから分離されて外部へ排出されることとなり、チューブ内への侵入を防止することができる。
特開2002−307711号公報 特開2005−66906号公報
ところで、特許文献1,2に開示された構成の場合、特に新たなメインタンクをサブタンクに接続した際に、メインタンクとサブタンクとを連通する流路に混入したエアにより、メニスカスが形成される場合がある。このメニスカスが形成されると、前記流路を通じてメインタンクからサブタンクへインクを供給することが困難となり、メインタンク内のインクを使い切る前にサブタンク内のインクがなくなり、サブタンクから前記チューブへとエアが侵入する可能性がある。
より具体的には、吐出ヘッドには圧電素子等から成るアクチュエータが備えられ、吐出ヘッドは、このアクチュエータの駆動によってノズル孔からインクを吐出すると共に、メインタンク及びサブタンクからチューブを介してインクを吸引するようにして補充する。しかしながら、メインタンクとサブタンクとを連通する流路にメニスカスが形成されると、該メニスカスを破ってメインタンク内のインクをサブタンクへ吸引するためにはサブタンク内を負圧にする必要があるが、上述したようにサブタンクは大気開放されているため、メニスカスを破るのは困難である。一方、サブタンクが大気開放されている故に、アクチュエータの駆動によってサブタンク内のインクはチューブを介して吐出ヘッドへ供給される。その結果、メインタンク内のインクは吐出ヘッドへ供給されず、サブタンク内のインクのみが供給されることとなり、サブタンク内のインクを使い切った後にエアがチューブへ侵入する可能性がある。
また、このような事態は、記録用紙にインクを吐出して画像形成するインクジェット記録装置に限られず、着脱可能なメインタンクと液滴を吐出する吐出ヘッドとの間に気液分離用のサブタンクを備える液滴吐出装置の全般において共通するものである。
そこで本発明は、着脱可能なメインタンクと吐出ヘッドとの間に気液分離用のサブタンクを備えつつ、メインタンクとサブタンクとの接続部分に形成されたメニスカスを破壊することができる液滴吐出装置を提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る液滴吐出装置は、液体を貯留するメインタンクが着脱されるタンク装着部と、該タンク装着部に隣接配置され、該タンク装着部に前記メインタンクが装着された状態で、該メインタンクと連通して液体が流入する液体流入口を有するサブタンクと、前記サブタンクから供給された液体を吐出する吐出ヘッドと、前記タンク装着部に前記メインタンクが装着された状態で、前記サブタンク内のエアを吸引するポンプとを備えている。
このような構成とすることにより、サブタンク内で液体中のエアを気液分離可能であると共に、メインタンクがタンク装着部に装着された状態でサブタンク内のエアを吸引することによって、メインタンクとサブタンクとの接続部分にメニスカスが形成されたとしても、このメニスカスをサブタンク内へ吸引して破壊することができる。その結果、メインタンク内の液体をサブタンク側へ供給することができる。
また、前記サブタンクは、前記ポンプに連通するエア吸引口を有し、前記サブタンクの内部空間を前記エア吸引口が含まれる空間と前記液体流入口が含まれる空間とに仕切る気体透過膜を更に備えていてもよい。このような構成とすることにより、気体透過膜を介してポンプによりサブタンク内のエアを外部へ吸い出すことができると同時に、サブタンク内の液体がポンプ側へ吸い出されるのを気体透過膜によって防止することができるため、ポンプの動作を高い精度で制御する必要がなく設計しやすいという利点がある。
また、前記タンク装着部は、前記メインタンクを複数装着可能に構成され、前記サブタンクは、前記タンク装着部に装着される複数の前記メインタンクに対応して複数設けられており、各サブタンクが有する前記エア吸引口は、1つの前記ポンプに連通していてもよい。このような構成とすることにより、1つのポンプによって複数のサブタンク内のエアを同時に吸い出すことが可能である。また、各サブタンク内には上記気体透過膜が設けられているため、各サブタンク内の液体残量が異なっていても、ポンプ吸引によって何れのサブタンク内の液体もポンプ側へ吸い出されるのを防止できる。例えば、1のサブタンク内の液体が他のサブタンク内の液体より多く残留している状態で、各サブタンク内のエアを、1のサブタンク内の残留エア容積以上に吸い出した場合であっても、1のサブタンク内の液体は気体透過膜によって阻止されてポンプ側へ吸い出されるのを防止することができる。
また、前記ポンプは、非動作時には前記サブタンクの内部空間との間でのエアの通流を遮断するよう構成されていてもよい。このような構成とすることにより、メインタンクが接続されずにサブタンクの液体流入口が開放された状態となっても、サブタンク内は液体流入口を除いて密封された状態となるため、サブタンク内の負圧により、液体流入口を通じて液体が外部へ漏れ出るのを防止することができる。また、装置本体の平坦化のため、メインタンクに対してサブタンクが側方に配置した場合には、サブタンクの側方に液体流入口が設けられて液漏れの発生が懸念されるが、上記構成は特にこのような場合に液漏れ防止として優れた作用効果を奏する。
また、前記ポンプと前記サブタンクとの間に、両者間のエアの通流を規制する切換弁を備えていてもよい。このような構成とすることによっても、上記と同様に適切にサブタンク内の液体が外部へ漏れ出るのを防止することができる。
また、前記吐出ヘッドが有するノズル孔から液体を吸引するパージ機構を更に備え、該パージ機構は、前記ポンプによって前記ノズル孔から液体を吸引するように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、メニスカスを破壊するための専用のポンプを設けず、パージ用のポンプと兼用することができるため、コストの低減と、装置本体の小型化とを図ることができる。
本発明に係る液滴吐出装置によれば、着脱可能なメインタンクと吐出ヘッドとの間に気液分離用のサブタンクを備えつつ、メインタンクとサブタンクとの接続部分に形成されたメニスカスを破壊することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る液滴吐出装置の構成について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る液滴吐出装置1の外観構成を示す斜視図であり、本実施の形態では液滴吐出装置1としてプリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、及びファクシミリ機能等を備える所謂複合機を図示している。図1に示すように液滴吐出装置1は、インクジェット方式によって画像を記録するプリンタ部2を、略直方体形状の筐体1aの下部に備え、且つスキャナ部3を筐体1aの上部に備えて構成されている。
液滴吐出装置1のプリンタ部2は、筐体1aの正面(前側)に開口4を有しており、この開口4の内側には、下側の給紙トレイ5と上側の排紙トレイ6とが2段にして設けられている。給紙トレイ5には被記録体として複数枚の記録用紙を収容でき、例えば、A4サイズ以下の各種サイズの記録用紙が複数枚収容できるようになっている。
プリンタ部2の正面の右下部分には扉7が開閉自在に設けられ、該扉7の内方にはメインタンク搭載部8(図2参照)が設けられている。従って、扉7が開かれるとメインタンク搭載部8が正面側に露出し、メインタンク(インクカートリッジともいう)9(図2参照)が水平方向から着脱可能になっている。メインタンク搭載部8は、使用されるインク色に対応した収容室が備えられており、本プリンタ部2では、5色のカラーインク、即ち、染料インクであるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、フォトブラック(PBk)と、顔料インクであるブラック(Bk)とが使用される。したがって、メインタンク搭載部8には5つの収容室が区画されており、各収容室に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、フォトブラック(PBk)、ブラック(Bk)の各色インクを貯留するメインタンク9が収容される。
液滴吐出装置1の上部に設けられたスキャナ部3は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。即ち、図1に示されるように液滴吐出装置1の上面には、該液滴吐出装置1の天板として開閉自在に設けられた原稿カバー10が備えられている。そして、原稿カバー10の下側に、原稿が載置されるプラテンガラスや原稿の画像を読み取るイメージセンサなどが配設されている。
液滴吐出装置1の正面上部には、プリンタ部2やスキャナ部3を操作するための操作パネル11が設けられている。操作パネル11は、各種操作ボタンや液晶ディスプレイから構成されており、液滴吐出装置1は、ユーザによる操作パネル11の操作の結果、該操作パネル11から出力される指示に基づいて動作可能になっている。また、液滴吐出装置1が外部のコンピュータに接続されている場合には、該コンピュータからプリンタドライバ又はスキャナドライバを介して送信される指示に基づいても液滴吐出装置1は動作可能になっている。
液滴吐出装置1の正面左上部分にはスロット部12が設けられている。スロット部12には、記憶媒体である各種小型メモリカードが装填可能であり、操作パネル11において所定の操作を行うことにより、スロット部12に装填された小型メモリカードに記憶されたデータが読み出し可能となっている。読み出されたデータは、操作パネル11の液晶ディスプレイに表示させることも可能であり、この表示に基づいて任意に選択された画像をプリンタ部2により記録用紙に記録させることができる。
図2は、プリンタ部2の構成を示す模式的断面図である。図2に示すように、液滴吐出装置1の底部近傍には給紙トレイ5が設けられており、該給紙トレイ5の上方には、左右方向に長寸を成す平坦な板状のプラテン14が設けられている。このプラテン14の更に上方には、ノズル孔15aからインクを吐出する吐出ヘッド15等がキャリッジ16に搭載されて成る画像記録ユニット17が設けられている。また、給紙トレイ5の後方からは用紙搬送路18が延設されている。この用紙搬送路18は、給紙トレイ5の後方から上方へ向かい更に前方へ向かうように湾曲した湾曲パス18aと、該湾曲パス18aの終点から更に前方へ延びるストレートパス18bとから成り、画像記録ユニット17の配設箇所以外の部分では、所定間隔で対向する外側ガイド面と内側ガイド面とで構成されている。
給紙トレイ5の直上には、該給紙トレイ5内の記録用紙を用紙搬送路18へ供給する給紙ローラ19が設けられている。また、用紙搬送路18における湾曲パス18aの下流部分近傍には、搬送ローラ20a及びピンチローラ20bから成る一対の搬送ローラ対20が、両ローラ20a,20bによって用紙搬送路18を上下から挟むようにして設けられている。更に、用紙搬送路18におけるストレートパス18bの下流部分近傍には、排紙ローラ21a及びピンチローラ21bから成る一対の排紙ローラ対21が、両ローラ21a,21bによって用紙搬送路18を上下から挟むようにして設けられている。上述した吐出ヘッド15とプラテン14とは、搬送ローラ対20と排紙ローラ対21との間にて、ストレートパス18bを上下から挟むようにして設けられている。
また、吐出ヘッド15は、左右方向(プラテン18の長手方向)へ延びる図示しないガイドロッドにより、左右方向へのスライド移動可能なように支持されており、更に吐出ヘッド15は、プーリ及びベルト等から成る図示しないヘッド駆動機構に連結されている。従って、該ヘッド駆動機構が駆動することにより、前記ガイドロッドに沿って左右方向へ所定範囲内で走査可能になっている。
このようなプリンタ部2によれば、給紙トレイ5内の記録用紙が、給紙ローラ19によって用紙搬送路18へ供給され、続いて搬送ローラ対20によって用紙搬送路18上を湾曲パス18aからストレートパス18bへと搬送される。ストレートパス18bに到達した記録用紙は、ここで対向配置された吐出ヘッド15から吐出されるインクにより画像が記録され、記録が完了すると排紙ローラ対21によってストレートパス18bから排出されて排紙トレイ6(図1参照)へ収容されるようになっている。
また、プリンタ部2が備える吐出ヘッド15へは、液滴吐出装置1の本体に着脱可能に装着されたメインタンク9からインクが供給されるようになっている。より具体的には、図2に示すように、液滴吐出装置1は気液分離用のサブタンク23を備え、メインタンク9がタンク搭載部8に装着されると、メインタンク9と連通して該メインタンク9からインクが供給されるようになっている。また、サブタンク23は、可撓性のインク供給チューブ24を介して、吐出ヘッド15の上部に接続されたバッファタンク25に接続されている。従って、吐出ヘッド15が有する圧電素子等から成るアクチュエータ(図示せず)の駆動によって、吐出ヘッド15内のインクがノズル孔15aから吐出されると共に、サブタンク23内のインクがインク供給チューブ24及びバッファタンク25を通じて吐出ヘッド15へ供給されるようになっている。
なお、上述したように本実施の形態に係る液滴吐出装置1は、メインタンク9とサブタンク23が直接接続し、吐出ヘッド15とサブタンク23とが、可撓性のインク供給チューブ24によって互いに接続された構成であって、メインタンク9から吐出ヘッド15に至るインク供給流路が常に確立された所謂チューブ供給方式となっている。但し、本発明に係る液滴吐出装置及びサブタンクは、このようなチューブ方式の構成に適用が限定されるものではなく、他の構成、例えば、インク補給時に限ってメインタンク9から吐出ヘッド15に至るインク供給流路を接続するステーション方式(オンデマンド方式ともいう)の構成にも適用可能であることは言うまでもない。
次に、メインタンク9及びサブタンク23の構成について順に説明する。
[メインタンクの構成]
図3は、メインタンク9及びサブタンク23の構成を示す垂直断面図である。図3に示すように、タンク搭載部8に装着された状態のメインタンク9はサブタンク23の側方に配置され、このメインタンク9はインク100を貯留するインク貯留室43を有している。メインタンク9においてサブタンク23と対向する壁面(図3右側)の下部には、開口部44と、その開口部44に連続する筒状のバルブ収容室45とが設けられている。バルブ収容室45は、開口部44からメインタンク9の内部に向かって延設されており、そこのバルブ収容室45にはインク供給バルブ46が収容されている。バルブ収容室45の奥壁面にはバルブ孔47が形成されており、このバルブ孔47の周囲からメインタンク9の内部に向かって中空円錐状のカバー部48が突設されている。
カバー部48の下部には流入孔48aが形成されており、バルブ収容室45はバルブ孔47及び流入孔48aを介してインク貯留室43に連通している。バルブ孔47には逆止弁49が設けられており、この逆止弁49はバルブ収容室45に対してインク貯留室43が正圧となったときにバルブ孔47を開放し、バルブ収容室45に対してインク貯留室43が負圧となったときにバルブ孔47を閉鎖する。また、開口部44には環状のシール部材50が設けられており、シール部材50の中心には無負荷時に弾性により縮径するインク流出孔50aが形成されている。
メインタンク9においてサブタンク23と対向する壁面(図3右側)の上部には、開口部60と、その開口部60に連続する筒状のバルブ収容室61とが設けられている。開口部60には環状のシール部材62が設けられており、シール部材62の中心には大気開放孔62aが形成されている。バルブ収容室61は開口部60からメインタンク9の内部に向かって延設されており、そのバルブ収容室61には大気開放バルブ63が収容されている。大気開放バルブ63は、大気開放孔62aを貫通してサブタンク23側に向けて外部へ突出するロッド部63aと、ロッド部63aの奥端部から径方向外側に突出するフランジ部63bとを有している。大気開放バルブ63は、フランジ部63bが大気開放孔62aを封止すべくシール部材62に接触するように付勢されている。ロッド部63aには、その延在方向に沿って溝部63cが設けられており、フランジ部63bがシール部材62から離反した状態では溝部63cを介してバルブ収容室61が大気開放される。バルブ収容室61の奥壁面には連通孔64が形成されており、バルブ収容室61は連通孔64を介してインク貯留室43の上層に形成される空気層に連通している。
メインタンク9においてサブタンク23側の内壁面には凹部42が形成され、該凹部42に囲まれた空間はインク貯留室43に連続している。この凹部42の両側壁(図3の紙面奥側と手前側)には、インク貯留室43に貯留されているインクの残量を検出するための半透明材からなる光透過部51が設けられている。また、メインタンク9は、センサーアーム53を揺動可能に支持するための支持部52を有している。センサーアーム53は、支持部52に軸支される連結軸54aを有する連結部54と、連結部54の一方側(図3左側)に延在するフロート部55と、連結部54の他方側(図3右側)に延在するアーム部56とを備えている。
フロート部55は、その平均比重がインクの比重よりも軽くなるように中空状に成形されている。アーム部56は、第1アーム56aと、第2アーム56bと、遮蔽部56cとを有している。第1アーム56aは、連結部54からフロート部55に対して略垂直をなす上方に向けて延びており、その先端からはフロート部55から遠ざかる方向へ第2アーム部56bが延びている。第2アーム部56bの先端には、凹部42内に位置するようにして遮蔽部56cが設けられている。
アーム部56は、フロート部55よりも重量が小さく、且つインクに浸漬されたときにはフロート部55より作用する浮力が小さくなるように設定されている。従って、インク貯留室43にインクが入っていない状態では、センサーアーム53は連結軸54aを中心にフロート部55が降下する方向に回動し、その際、センサーアーム53の遮蔽部56cは、凹部42内から斜め上方に退くように移動する。一方、インク貯留室43にインクが十分充填された状態では、フロート部55がインクに浸漬され、浮力によってフロート部55とアーム部56との重量の均衡が逆転し、センサーアーム53は連結軸54aを中心にフロート部55が上昇する方向に回動する。その際、センサーアーム53の遮蔽部56cは、凹部42に進入するように斜め下方に移動する。
また、メインタンク搭載部8(図2参照)には残量検出センサ30が設けられている。図3に示すように、この残量検出センサ30は、各メインタンク9がメインタンク搭載部8に装着されると、メインタンク9の凹部42がこれに対応する位置にくるよう配設されている。残量検出センサ30は、メインタンク9を挟んで対向配置された図示しない発光部及び受光部を備え、発光部から射出された光はメインタンク9の光透過部51を透過して受光部にて受光される。従って、センサーアーム53の遮蔽部56が両側方の光透過部51の間に位置するときには受光部は受光できず、遮蔽部56が回動して光透過部51間から退くと受光可能になり、このような受光の有無によって遮蔽部56の位置、即ち、インク貯留室43内のインク残量が所定量(エンプティに近い少量)以上か否かを各メインタンク9毎に検出するようになっている。
[サブタンクの構成]
次にサブタンク23について説明すると、図3に示すようにサブタンク23は、直方体形状を成す下側容器23aと、該下側容器の上部後側から上方へ延びる上側容器23bとから構成されて全体的にはメインタンク9と略同じ高さ寸法となっており、両容器23a,23b内は互いに連通して内部空間70を形成している。
また、上側容器23bの上部側壁には、側方へ突出するチューブ取付部71が設けられており、該チューブ取付部71はサブタンク23の内部空間70へ向かって開口するエア吸引口71aを有している。このチューブ取付部71には、エア吸引チューブ72の一端が接続され、該エア吸引チューブ72の他端にはチューブポンプ80(図4参照)が接続されている。更に、上側容器23b内の上部には気体透過膜73が配設されている。この気体透過膜73は、気体を通過させる一方でインク等の液体の透過を阻止するものであり、サブタンク23の内部空間70を、後述する液体流入口75aを含むインク室70aと、エア吸引口71aを含むエア室70bとに仕切っている。
下側容器23a内においてメインタンク9側には、下側容器23aの上壁から底壁近傍まで流路壁74が垂設されており、該流路壁74と下側容器23aの外壁とによってインク流入路74aが形成されている。このインク流入路74aは、その下端部にて下側容器23a内における残りの空間と連通しており、内部空間70のインク室70aの一部を構成している。また、サブタンク23においてメインタンク9側の外壁部には、メインタンク9側に向かって筒状のニードル部(接続部)75が突設されており、該ニードル部75は、サブタンク23のインク流入路74aの途中部分に向かって開口する液体流入口75aを有している。そして、ニードル部75がメインタンク9のシール部材50のインク流出孔50aに挿入されることで、サブタンク23のインク室70aとメインタンク9のインク貯留室43とが、インク室70aのインク流入路74aを介して連通される構成となっている。
更に、サブタンク23の外壁部には、メインタンク9と離反する方向に向かって中空の突出部76が突設されている。この突出部76の内部空間はサブタンク23のインク室70aの一部を構成するようになっており、この空間に連通する筒状のチューブ取付部77が突出部76の上壁部から上方に向けて突設されている。チューブ取付部77は、サブタンク23の内部空間70に向かって開口する液体流出口77aを有しており、液体流出口77aは液体流入口75aよりも低い位置に設けられている。そして、インク供給チューブ24(図2も参照)の一端がチューブ取付部77に接続されることで、サブタンク23の内部空間70が、インク供給チューブ24を介して画像記録ユニット17のバッファタンク25(図2参照)に連通される構成となっている。
[エア吸引のための構成]
このようなサブタンク23は、上述したようにエア吸引チューブ72を介してポンプ80に接続されており、内部空間70のエアをこのポンプ80によってサブタンク23外へ吸い出すことができるようになっている。以下、図4の模式図を用いて、サブタンク23からエアを吸引するための構成について説明する。
図4に示すように、上で説明したサブタンク23は各色のメインタンク9に対応して5つ設けられており、本実施の形態では、各サブタンク23は一列に配設されて隣接するもの同士接続された1つのサブタンクユニット73と成っている。但し、各サブタンク23を接続してユニット化せず、各色毎に独立して設けてもよい。
各サブタンク23の上部から延びるエア吸引チューブ72の先端は集合管72aに夫々接続され、これにより、各エア吸引チューブ72内のエア流路が1つに集合される。集合管72aには1本のチューブ72bの一端が接続され、その他端には切換バルブ81が接続されている。また、切換バルブ81には、上記チューブ72bの他に2本のチューブ72c,72dの一端が接続されており、一方のチューブ72cの他端は、吐出ヘッド15をパージする際にそのノズル面を覆うキャップ82に接続され、該キャップ82の内部空間と連通している。また、他方のチューブ72dは可撓性で弾力性のある素材から成り、チューブポンプ80の一部を構成している。
このチューブポンプ80は、上記チューブ72dと、これが巻回されるロータ83と、該ロータ83を回転駆動させるモータ(図示せず)とから構成されている。ロータ83の周部には複数(図4では2つ)の圧子83aが設けられており、ロータ83に巻回されたチューブ72dはこの圧子83aによって局所的に押しつぶされ、内部のエア流路が遮断される。このようなチューブポンプ80は、モータの駆動によってロータ83が回転すると、チューブ72dの長手方向において圧子83aにより押しつぶされる箇所が移動し、その結果、チューブ72d内のエアが切換バルブ81側からチューブポンプ80側へ吸引されるようになっている。また、チューブポンプ80は上記構成により、ロータ83が回転していない非動作時においても、チューブ72d内のエアの通流を遮断できるという機能を有している。
また、上述した切換バルブ81としては、例えば公知のロータリーバルブを採用することができ、これに接続されるチューブ72b,72c,72d間の連通状態を切り換えることができるよう構成されている。例えば、チューブ72b,72dのみを互いに連通させることができ、この場合、チューブポンプ80の駆動によってサブタンク23の内部空間70のエアを吸引することができ、後述するようにメニスカスを破壊することができる。また、チューブ72c,72dのみを互いに連通させることができ、この場合、吐出ヘッド15がキャップ82で覆われた状態でチューブポンプ80を駆動することにより、吐出ヘッド15のパージを行うことができる。更に、この切換バルブ81は、何れのチューブ72b,72c,72dの間をも連通させず、特にサブタンク23に連通するチューブ72bを大気から遮断させる状態を選択することも可能に構成されている。このように、切換バルブ81による連通状態の切り換えにより、1つのチューブポンプ80によってメニスカスの破壊とパージとを選択的に実行することができる。
このようなチューブポンプ80と切換バルブ81とは、液滴吐出装置1の筐体1a内に備えられた制御部85に接続されており、該制御部85からの制御信号に基づいて動作するようになっている。
[液滴吐出装置の機能説明]
上述したような液滴吐出装置1の機能について以下に詳説する。図5は、液滴吐出装置1の機能を説明するための図面であり、(a)はメインタンク9がメインタンク搭載部8に装着され、メインタンク9とサブタンク23との接続部分にメニスカスが形成された状態を示し、(b)はこのメニスカスが破壊される様子を示している。
図5(a)に示すように、メインタンク9がメインタンク搭載部8(図2参照)に装着されると、メインタンク9とサブタンク23との接続部分にエア101が混入し、メニスカスが形成される。この状態で吐出ヘッド15(図2参照)からインクを吐出すると、サブタンク23内のインクはインク供給チューブ24を通じて吐出ヘッド15側へ供給されるが、メインタンク9内のインクはメニスカスに阻止されてサブタンク23へ供給されない。
次に、切換バルブ81によってチューブ72b,72dを連通(即ち、チューブポンプ80とサブタンク23の内部空間70とを連通)させ、チューブポンプ80を駆動すると、サブタンク23内のエアがエア吸引口71a及びエア吸引チューブ72内を通じてチューブポンプ80側へ吸引される。これにより、サブタンク23の内部空間70は負圧になるため、メインタンク9から液体流入口75aを通じてサブタンク23のインク室70aへインクが供給され、図5(b)に示すように、このインクと共にエア101もサブタンク23へ移動させられる。その結果、メニスカスは破壊され、以後、メインタンク9からサブタンク23へとインクが円滑に供給されることとなる。
また、インクと共にサブタンク23のインク室70aへ移動したエア101は、その浮力によってインク中を上昇し、更に気体透過膜73を通過してエア吸引口71aから排出される。インク中に混入しているその他のエアも同様に、インク中を浮力によって上昇し、気体透過膜73を通過してエア吸引口71aから排出される。
以上の説明から把握されるように、本実施の形態に係る液滴吐出装置1は、メインタンク9とサブタンク23との接続時にメニスカスが形成されたとしても、このメニスカスを確実に破壊し、メインタンク9からサブタンク23へインクを供給することができる。またその後においては、メインタンク9から供給されるインクに小径のエアが混入していたとしても、従来からのサブタンク23の機能によりこれを気液分離し、サブタンク23外へ排出することができるため、インク供給チューブ24へのエアの侵入を適切に防止することができる。
また、各サブタンク23内にはインク室70aとエア室70bとを仕切る気体透過膜73が設けられているため、チューブポンプ80によるエアの吸引により、サブタンク23内のインクがチューブポンプ80側へ吸引されることがないようになっている。またこのような構成により、各サブタンク23内のインク残量を気にすることなく(換言すれば、各サブタンク23内のインクがチューブポンプ80側へ吸引されることを気にすることなく)、各サブタンク23内のエアを1つのチューブポンプ80によって同時に吸引することができる。
更に、本実施の形態に係る液滴吐出装置1の場合、チューブポンプ80が、非動作時においてチューブ72d内のエアの通流を遮断する機能を備えているため、メインタンク9がサブタンク23から離脱されても、サブタンク23内のインクが液体流入口75aから漏れ出るのを防止することができる。
より詳説すると、メインタンク9をサブタンク23から完全に離反させると、サブタンク23のニードル部75がメインタンク9のインク流出孔50aから離反し、ニードル部75の先端は大気開放されることとなる。しかしながら、ニードル部75の先端の開口は小径であるため、メインタンク9のインク流出孔50aからの離反時にメニスカスが形成される。しかも、チューブポンプ80の機能によりチューブ72d内のエアの通流が遮断されると、サブタンク23の内部空間70はエア吸引口71aを通じて大気から遮断された状態となるため、インクの自重によってサブタンク23内は負圧になる。このようなメニスカスと負圧とによって、サブタンク23内のインクは、ニードル部75を通じて外部へ漏れ出ないようになっている。
なお、本実施の形態に係る液滴吐出装置1の場合、切換バルブ81により、サブタンク23がチューブ72bを通じて大気から遮断される状態を選択できるようになっている。従って、メインタンク9がメインタンク搭載部8から離脱されるときに、切換バルブ81がこの状態となるよう制御部85によって制御することによっても、サブタンク23からのインク漏れを防止することができる。この場合、非動作時にチューブ72d内のエアの通流を遮断可能なチューブポンプ80に換え、切換バルブ81に連通するチューブ72d内のエアの通流を特に遮断する機能を有さない他のポンプを用いることが可能である。
[エア吸引のための他の構成]
図6は、液滴吐出装置1においてサブタンク23からエアを吸引するための他の構成を示す模式図である。図6に示す構成は、図4に示したものに対し、複数ある各サブタンク23が有するエア室70bが互いに連通して1つのエア室70cを構成し、且つこのエア室70cと切換バルブ81とが1本のエア吸引チューブ72eによって連通されている点で異なっている。図6におけるその他の構成は、図4に示したものと同様になっているため、対応する構成には同一の符号を付し、ここでの詳細な説明は省略する。
このような構成を備える液滴吐出装置1であっても、図4に示したものと同様に、メインタンク9の装着によって形成されるメニスカスを、チューブポンプ80の駆動によって破壊し、メインタンク9からサブタンク23へインクを円滑に供給させることができ、且つ、サブタンク23からインク供給チューブ24を通じて吐出ヘッド15側へエアが侵入するのを防止することができる。更に、チューブポンプ80側へのインクの吸引防止や、メインタンク9の離脱時におけるサブタンク23からのインク漏れ防止など、上記液滴吐出装置1は、図4に示した構成が奏するその他の作用効果についても同様に奏することができる。
なお、上述した説明ではサブタンク23内のエアを吸引するチューブポンプ80を、パージ用のものと兼用した構成について説明したが、夫々別個にポンプを備えるようにしてもよい。また、複数のサブタンク23内のエアを1つのチューブポンプ80により吸引する構成を示したが、これに限られず、サブタンク23毎にチューブポンプ80又は他のポンプを備えるようにしてもよい。また、上記説明ではサブタンク23が気体透過膜73を備える構成について説明したが、例えばサブタンク23毎にポンプを備え、該ポンプの動作をサブタンク23内の残留インクがポンプ側へ吸引されないように制御できるのであれば、特に気体透過膜73を備える必要はない。
更に、上述した説明では吐出ヘッド20からインクを吐出する液滴吐出装置1について説明したが、吐出させる液体としては特にインクに限られない。そして、吐出ヘッドへ供給する液体を貯留するサブタンクを備え、メインタンク搭載部にメインタンクを装着することにより、メインタンクとサブタンクとが直結されるような構成の液滴吐出装置であれば、本発明を適用することができる。
本発明は、着脱可能なメインタンクと吐出ヘッドとの間に気液分離用のサブタンクを備えつつ、メインタンクとサブタンクとの接続部分に形成されたメニスカスを破壊することができる液滴吐出装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る液滴吐出装置の外観構成を示す斜視図である。 プリンタ部の構成を示す模式的断面図である。 メインタンク及びサブタンクの構成を示す垂直断面図である。 液滴吐出装置においてサブタンクからエアを吸引するための構成を示す模式図である。 サブタンクの機能を説明するための図面であり、(a)はメインタンクがメインタンク搭載部に装着され、メインタンクとサブタンクとの接続部分にメニスカスが形成された状態を示し、(b)はこのメニスカスが破壊される様子を示している。 液滴吐出装置においてサブタンクからエアを吸引するための他の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 液滴吐出装置
8 メインタンク搭載部
9 メインタンク
23 サブタンク
43 インク貯留室
70 内部空間
70a インク室
70b エア室
71a エア吸引口
73 気体透過膜
75 ニードル部(接続部)
75a 液体流入口
77a 液体流出口
80 チューブポンプ
81 切換弁
101 エア

Claims (6)

  1. 液体を貯留するメインタンクが着脱されるタンク装着部と、
    該タンク装着部に隣接配置され、該タンク装着部に前記メインタンクが装着された状態で、該メインタンクと連通して液体が流入する液体流入口を有するサブタンクと、
    前記サブタンクから供給された液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記タンク装着部に前記メインタンクが装着された状態で、前記サブタンク内のエアを吸引するポンプと
    を備えることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記サブタンクは、前記ポンプに連通するエア吸引口を有し、
    前記サブタンクの内部空間を前記エア吸引口が含まれる空間と前記液体流入口が含まれる空間とに仕切る気体透過膜を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記タンク装着部は、前記メインタンクを複数装着可能に構成され、前記サブタンクは、前記タンク装着部に装着される複数の前記メインタンクに対応して複数設けられており、各サブタンクが有する前記エア吸引口は、1つの前記ポンプに連通していることを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記ポンプは、非動作時には前記サブタンクの内部空間との間でのエアの通流を遮断するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の液滴吐出装置。
  5. 前記ポンプと前記サブタンクとの間に、両者間のエアの通流を規制する切換弁を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の液滴吐出装置。
  6. 前記吐出ヘッドが有するノズル孔から液体を吸引するパージ機構を更に備え、該パージ機構は、前記ポンプによって前記ノズル孔から液体を吸引するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の液滴吐出装置。
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