JP2019177550A - システム - Google Patents
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Description
複合機10(システムの一例)は、図1に示されるように、インクジェット記録方式でシート12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を下部に有している。また、複合機10は、ファクシミリ機能、スキャン機能、及びコピー機能などの各種の機能を有していてもよい。プリンタ部11は、概ね直方体形状の筐体14を有している。筐体14の内部には、図2に示されるように、給送トレイ15と、排出トレイ16と、給送ローラ23と、搬送ローラ対25と、排出ローラ対27と、記録部24と、プラテン26とが配置されている。
図1及び図2に示されるように、筐体14の前面14Aで且つ左右方向9の概ね中央には、開口13が形成されている。給送トレイ15は、開口13を通じて前後方向8に挿抜される。給送トレイ15は、各々が積層された複数のシート12を支持する。排出トレイ16は、給送トレイ15の上方に配置されている。排出トレイ16は、記録部24及びプラテン26の間から排出ローラ対27によって排出されたシート12を支持する。給送ローラ23は、不図示のモータによって駆動されることによって、給送トレイ15に支持されたシート12を搬送路17へ給送する。
搬送路17は、図2に示されるように、ガイド部材18、19、記録部24、プラテン26等によって形成される空間を指す。ガイド部材18、19と、記録部24及びプラテン26とは、それぞれがプリンタ部11の内部において所定間隔で対向する。搬送路17は、給送トレイ15の後端部から上方に延びつつUターンし、記録部24に対面する位置を経由して排出トレイ16に至る経路である。搬送向きは、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
搬送ローラ対25は、搬送路17に配置されている。搬送ローラ対25は、互いに対向する搬送ローラ25A及びピンチローラ25Bを備える。搬送ローラ25Aは、不図示のモータによって駆動される。ピンチローラ25Bは、搬送ローラ25Aの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する搬送ローラ25A及びピンチローラ25Bに挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
排出ローラ対27は、搬送路17における搬送ローラ対25より搬送向きの下流に配置されている。排出ローラ対27は、互いに対向する排出ローラ27A及び拍車27Bを備える。排出ローラ27Aは、不図示のモータによって駆動される。拍車27Bは、排出ローラ27Aの回転に伴って連れ回る。シート12は、モータの正転駆動力が伝達されて正回転する排出ローラ27A及び拍車27Bに挟持されて、搬送向きに沿って搬送される。
記録部24(消費部の一例)及びプラテン26は、図2に示されるように、搬送向きにおける搬送ローラ対25及び排出ローラ対27の間に配置されている。より詳細には、記録部24及びプラテン26は、搬送ローラ対25より搬送向きの下流で、且つ排出ローラ対27より搬送向きの上流に配置されている。また、記録部24及びプラテン26は、上下方向7において互いに対向して配置されている。
図1(B)に示されるように、筐体14の前面14Aで且つ左右方向9の右端部には、開口85が形成されている。筐体14は、開口85を閉塞させる閉塞位置(図1(A)に示される位置)と、開口85を開放する開放位置(図1(B)に示される位置)との間を回動可能なカバー87を有する。カバー87は、上下方向7における筐体14の下端近傍において、左右方向9に延びる回動軸線周りに回動可能に、筐体14によって支持されている。そして、開口85の奥に広がる筐体14内部の収容空間86には、カートリッジ装着部110が配置されている。
カートリッジ装着部110は、図3及び図4に示されるように、カートリッジケース101と、ロッド125と、ロック部129と、タンク103と、液面センサ55とを備えている。カートリッジ装着部110には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。ロッド125、タンク103、及び液面センサ55は、4つのインクカートリッジ30それぞれに対応して、4つずつ設けられている。なお、カートリッジ装着部110に収容可能なインクカートリッジ30の数は、4つに限定されない。なお、図3においては、カートリッジ装着部110の左端に1個のインクカートリッジ30が装着されている。
ロッド125は、図4に示されるように、カートリッジケース101の奥壁から前方へ突出している。カートリッジケース101の奥壁において、ロッド125は、後述する接続部107より上方に設けられている。ロッド125は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、後述するインクカートリッジ30の連通口96を通じて大気バルブ室36に進入する。
ロック部129は、図3及び図4に示されるように、カートリッジケース101の天壁付近で且つ開口112付近において、カートリッジケース101の左右方向9に延出されている。ロック部129は、左右方向9に沿って延びる棒状の部材である。ロック部129は、例えば、金属の円柱である。ロック部129の左右方向9の両端は、カートリッジケース101の側壁に固定されている。ロック部129は、4つのインクカートリッジ30が収納可能な4つの空間に亘って左右方向9に延びている。
タンク103は、図4に示されるように、カートリッジケース101の後方に設けられている。
図3及び図4に示されるように、接続部107は、管状の樹脂からなるインクニードル102(管の一例)と、ガイド部105とを備えている。インクニードル102は、タンク103の第2前壁152Bから前方へ突出している。インクニードル102の突出先端には、開口116が設けられている。また、タンク103の第2前壁152Bに、貫通孔126(流入口の一例)が形成されている。貫通孔126によって、インクニードル102の内部空間102A(第1流路の一例)と貯留室121の第1部分161とが連通されている。さらに、インクニードル102は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30のインク供給部34(図7参照)に対応する位置に配置されている。
液面センサ55(検知部の一例)は、インクが接触しているか否かによって異なる反射率を有するプリズム55Aを利用して、貯留室121におけるインクの液面が所定位置P1になったことを検知するものである。
インクカートリッジ30は、インクが貯留される容器である。図5及び図6に示されるように、インクカートリッジ30は、筐体31と、インク供給部34と、凸部43と、操作部90と、を有する。筐体31は、上下方向7及び前後方向8それぞれに沿った寸法が、左右方向9に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。なお、異なる色のインクが貯留される各インクカートリッジ30の外形形状は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。筐体31は、後壁40と、前壁41と、上壁39と、下壁42と、側壁37、38とで構成されている。
本実施形態によれば、インクカートリッジ30をタンク103に接続してインクカートリッジ30の貯留室32からタンク103の貯留室121へインクを充填する際に、貯留室121の第1部分161へインクが充填されている状態では、流路163は気体で満たされておりインクは存在しない。そのため、第1部分161へのインクの充填を速くすることができる。これにより、貯留室32から貯留室121へのインクの充填にかかる時間を短くすることができる。
インクカートリッジ30の形状は、図5〜図7に示される形状に限らず、タンク103の形状は、図4及び図7に示される形状に限らない。
24・・・記録部(消費部)
30・・・インクカートリッジ(カートリッジ)
32・・・貯留室(第1貯留室)
35・・・インクバルブ室(第1貯留室)
36・・・大気バルブ室(第1大気連通部)
71・・・インク供給口(第1流出口)
96・・・連通口(第1大気連通部)
97・・・バルブ(第1大気連通部)
102・・・インクニードル
102A・・・内部空間(第1流路)
103・・・タンク
121・・・貯留室(第2貯留室)
126・・・貫通孔(流入口)
128・・・流出口(第2流出口)
146・・・連通口(第2大気連通部)
147・・・半透膜(第2大気連通部)
161・・・第1部分
162・・・第2部分
163・・・流路(第2流路)
Claims (8)
- 液体を貯留する第1貯留室、上記第1貯留室から液体が流出する第1流出口、及び上記第1貯留室を大気に連通させる第1大気連通部を有するカートリッジと、
液体を貯留する第2貯留室、上記カートリッジの上記第1貯留室から液体が上記第2貯留室へ流入する流入口、上記第2貯留室に貯留された液体が流出する第2流出口、及び上記第2貯留室を大気に連通させる第2大気連通部を有するタンクと、
上記タンクの上記第2流出口から流出した液体を消費する消費部と、
上記カートリッジの上記第1流出口及び上記タンクの上記流入口を連通する第1流路と、を備え、
上記第2貯留室は、
上記流入口及び上記第2流出口と連通する第1部分と、
上記第1部分より上方であって上記第1部分より水平断面積の小さい第2流路と、
上記第2流路より上方であって上記第2流路より水平断面積が大きく、上記第2大気連通部と連通する第2部分と、を有し、
貯留が許容される最大量の液体が貯留された上記カートリッジの上記第1貯留室から上記タンクの上記第2貯留室への水頭差による液体の供給によって上記第1貯留室及び上記第2貯留室の液面が同じ高さとなった状態において、上記第2貯留室の上記液面は上記第2部分にあり、上記第2流路の流路抵抗は上記第1流路の流路抵抗より大きいシステム。 - 上記第2流路の断面積は、上記第1流路の断面積より小さい請求項1に記載のシステム。
- 上記第2流路は、上記第1流路より長い請求項1または2に記載のシステム。
- 上記タンクは、上記カートリッジが接続可能な管を備え、
上記第1流路は、上記管の内部に形成されている請求項2または3に記載のシステム。 - 上記第1流路の流路抵抗と上記第1大気連通部における気体の流通に対する抵抗との合計は、上記第2流路の流路抵抗と上記第2大気連通部における気体の流通に対する抵抗との合計より小さい請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
- 上記第2流路の下端は、上記第1流出口より下方にある請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
- 上記第2貯留室に貯留された液体の液面の上下方向の位置が所定位置になったことを検知する検知部と、を備え、
上記第2流路は、上記所定位置より上方にある請求項1から6のいずれかに記載のシステム。 - 上記第1貯留室は、
第3部分と、
上記第3部分より下方であって上記第3部分より水平断面積の小さい第4部分と、を有し、
上記第1流出口は、上記第4部分と連通しており、
上記第2流路は、上記第3部分より下方にある請求項1から7のいずれかに記載のシステム。
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Cited By (2)
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- 2018-03-30 JP JP2018067587A patent/JP7047540B2/ja active Active
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