JP2003094683A - インクジェット印刷用のインク送出システムおよびインク供給方法 - Google Patents

インクジェット印刷用のインク送出システムおよびインク供給方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントカートリッジの目標達成能力を改善
し、インク供給容器の容積効率を上げながら、毛管作用
をベースにしたインク送出システムを提供することにあ
る。 【解決手段】 インクジェット印刷用のインク送出シス
テムであって、複数のインク噴出要素を含むプリントヘ
ッド54と、毛管体が内部に配置されて第1の量のイン
クを保持し、プリントヘッドに流体的に結合する第1の
インク供給容器58と、第2の量のインクを保持し、プ
リントヘッドに流体的に結合し、プリントヘッドとの間
の圧力差が所定圧力を超えるとプリントヘッドにインク
を供給する第2のインク供給容器62とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット印
刷用のインク送出技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】イン
クジェットペンにおいて背圧を維持するのには、通常、
ポリウレタンフォーム等の毛管材料(capillary materi
al)が用いられている。この材料は、この目的について
はうまく働くが、インク送出システムの目標達成能力を
制限してしまう傾向がある。印刷中、インクがフォーム
から引き出され、ペン内の背圧が上昇する。背圧が上昇
する速度は、引き出しの速度によって決まる。背圧の上
昇が急すぎると印刷品質が悪化するので、フォームをベ
ースにしたインク送出システムを通る許容インク流速
(ink flux)は、生来的に制限されてしまう。
【0003】フォームに生来の他の欠点としては、引き
出しの効率がある。フォームをベースにしたインク送出
システムによってインク流速を制限することで、背圧が
上昇する速度が制御されるが、これは、背圧が大きくな
るのを止めるわけではない。背圧が大きくなり過ぎる
と、ノズルがデプライミングしてしまい、ペンは印刷し
なくなる。都合の悪いことに、フォームからすべてのイ
ンクを引き出す前に、最大許容背圧に達してしまう。フ
ォームをベースにしたインク送出システムは、使い捨て
式ペンと、オン・アクシスの交換式インク供給容器(in
k supplies)として実施されてきたが、両方のシステム
が非効率であるために、印刷ページ当たりのコストが高
くなる。さらに、フォームをベースにした交換式インク
供給容器をペンから分離すると、ノズルの背圧と環境適
合(environmental compliance)とが失われてしまう。
この状態では、軽い衝撃や環境変化で、ペンがインク垂
れして(drool)しまう可能性がある。インクジェット
ペンにおいて背圧を維持し環境適合を行うには、調整器
およびばね付きバッグ(spring bags)が用いられる
が、このようなシステムでは、直接材料費が高くなり、
製造が複雑になってしまうことになる。また、このよう
なシステムはシールされており、結局は空気で満たされ
て、ペンが故障してしまうことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】インクジェット印刷シス
テムを説明すると、インクジェット印刷システムは、複
数のインク噴出要素を有するプリントヘッド54と、毛
管材料が内部に配置され、ある量のインク(a volume o
f ink)を保持し、プリントヘッドに流体的に結合する
第1のインク供給容器58と、ある量のインクを有し、
プリントヘッドに流体的に結合する第2のインク供給容
器62または166または214または294,29
2,290とを含んでいる。第2のインク供給容器は、
プリントヘッドと第2の供給容器との間の圧力差が所定
圧力を超えると、プリントヘッドにインクを供給するも
のである。
【0005】本発明のこれらおよびその他の特徴および
利点は、添付図面に示す本発明の例示的実施形態の以下
の詳細な説明から、より明白になろう。
【0006】
【発明の実施の形態】図1および図2は、インクジェッ
ト印刷用のインク送出システムの説明的実施形態を示し
ている。この例示的実施形態は、インクジェットペン5
0用のオン・アクシスの交換式インク送出システムであ
る。このインク送出システムは、通常、ペンとともに横
断キャリッジ上に保持されている。しかし、本発明はま
た、使い捨て式およびオフ・アクシスの交換式のインク
送出システムにも適用可能である。
【0007】ペン50は、鼻部領域90Aを規定する本
体構造90と、壁92とを有している。鼻部領域90A
上にはプリントヘッド54が取付けられており、プリン
トヘッド54は、通常、ノズルアレイと、当該ノズルア
レイを作動させる回路とを含んでいる。ペン50は、直
立管52とプリントヘッド54とを含んでいる。直立管
52およびプリントヘッド54はそれぞれ、フィルタ6
4および逆止弁66によって、フォームチャンバ58お
よびインクが自由なチャンバ62から分離されている。
フィルタ64は、例えば金属のファインメッシュで製造
されていてもよい。逆止弁66は、ミッドプレート93
の開口部に嵌め込まれており、弾力性を有する傘タイプ
の逆止弁であってもよいが、ポペット弁やさらには電気
機械式の弁等、他のタイプの流れ制御装置(流体制御装
置)を代わりに用いてもよい。
【0008】フォームチャンバ58内には、毛管材料、
本例では毛管作用の強い(high capillarity)フォーム
体60が配置されている。インクジェットペンにおいて
フォーム構造を用いることは既知である。例えばポリエ
ステル繊維同士を接合した物体等、他のタイプの毛管構
造もまた、用いてもよい。
【0009】本体構造90は、毛管チャンバ58をオー
プンチャンバ(open chamber)96から分離する内部壁
98Aを含んでいる。オープンチャンバ96は、一般的
に内部壁98Aと外部壁98Bとの間に規定されてい
る。底壁98Cは、インクが自由なチャンバ62からオ
ープンチャンバ96を分離している。毛管チャンバ58
とオープンチャンバ96とは、キャップ部材94に形成
したラビリンスベント(通気孔)70を介して大気圧に
通気されている。このベント70によって、インクを蒸
発による過度の水分損失から保護しながら、毛管チャン
バ58とオープンチャンバ96とが、必要に応じて空気
を吸収または吐出することができるようになっている。
【0010】底壁98Cには、インクが自由なチャンバ
62とオープンチャンバ96とに連絡している結合オリ
フィス74が形成されている。例示的実施形態におい
て、オリフィスの直径は比較的小さく、例えば約0.5
mmであり、オリフィスの長さ(壁98Cの厚さ)は約
1mmである。
【0011】インクが自由なチャンバ62には、2つの
流体相互接続構造76Aおよび77Aと、第2のフィル
タ78とが設けられている。流体相互接続構造76A,
77Aはそれぞれ、再シール可能なメークブレーク(ma
ke-break)流体相互接続76,77のうちの半分を含ん
でいる。この例示的実施形態においては、流体相互接続
が2つ用いられており、一方はインクを保持し、他方は
空気を保持している。
【0012】この例示的実施形態において、相互接続7
6,77は、米国特許第5,815,182号において
より詳細に説明されているタイプの、ニードル/隔壁の
相互接続を含んでいる。したがって、構造76A,77
Aは、壁92上に取付けられた中空のニードル構造であ
る。もちろんこの代わりに、例えば、ニードルによって
押し退ける、ばね付きボールによって形成された摺動シ
ール等、他のタイプのメークブレーク相互接続を用いて
もよい。
【0013】インクが自由なチャンバ62と毛管チャン
バ58との間の壁98Aには、開口部75が形成されて
いる。開口部75の寸法は、典型的には、高さが2m
m、幅が1mmである。開口部75によって、自由なチ
ャンバ62からフォームチャンバ58へとインクを流す
流体経路が提供されることになる。オープンチャンバ9
6によって、システムを構成しているインクが自由なチ
ャンバ内の気泡膨張に対応するスペースが提供されるこ
とになる。気泡は、膨張するにつれて、自由なインクを
押し退けていくことになる。自由なインクは、押し退け
られて、チャンバ96内へ、および、開口部75を通っ
てチャンバ58内へも入ることができる。
【0014】さらに、インク送出システムは、流体相互
接続構造76B,77Bを有するインク供給容器100
を含んでいる。流体相互接続構造76B,77Bは、再
シール可能なメークブレーク流体相互接続76,77の
残りの半分を画定している。インク供給容器100は、
ひとつまたは複数のインクが自由なチャンバを有し、図
1および図2の例示的実施形態においては、3つのチャ
ンバ102,104,106が設けられている。各イン
クが自由なチャンバは、分割壁および開口部によって、
互いから分離されている。したがって、チャンバ102
と104とは、開口部110を形成した壁108によっ
て分離されている。チャンバ104と106とは、開口
部114を形成した壁112によって分離されている。
例示的な一実施形態において、開口部110,114
は、開口部75程度のサイズ、すなわち高さが約2m
m、幅が約1mmであってもよい。
【0015】交換式インクカートリッジ100によっ
て、ユーザはペン50用のインク供給容器を交換するこ
とが可能である。これによって、所有コストを低くする
ことができる。ペン50は、もし交換することがあると
しても、頻度はそれほど高くないからである。
【0016】動作中、インクは、プリントヘッド54か
ら、当該プリントヘッドを構成しているノズルアレイの
ノズルを通って噴出される。噴出速度が低い場合には、
直立管の背圧の変化は小さく、逆止弁66は閉じたまま
である。インクは、第1のインク供給経路80に沿っ
て、毛管チャンバ58からフィルタ64を通って直立管
52内へと引き出される。インクが噴出されると、毛管
材料60における毛管力によって、インクがインク供給
容器から開口部75を通って自由なチャンバ62内へと
引き出され、毛管槽を補充する。これが起こると、イン
ク供給容器(チャンバ62内の自由なインクと、供給容
器100内のインクとを含む)とオープンチャンバ96
との間の圧力差が生じ、その大きさは増大し続け、つい
には気泡が結合オリフィス74を通って、インクが自由
なチャンバ62内へ、およびインク供給容器100内へ
と引き出される。いったん気泡が通ると、圧力差はなく
なり、必要に応じてこのプロセスが繰り返される。
【0017】次に、プリントヘッド54からのインク噴
出速度が高い場合を考察する。直立管の背圧の変化は、
逆止弁66のブレーク圧力(break pressure)を超える
のに十分大きく、逆止弁が開く。例示的実施形態におい
て、逆止弁のブレーク圧力は約4〜5水柱インチ(約1
0.16〜12.70水柱センチ)である。いったん弁6
6が開くと、これによって、インクが第2のインク供給
経路82に沿って、インク供給容器100から第2のフ
ィルタ78を通って直立管52内へと流れ、毛管チャン
バ58を完全にバイパスすることができるようになる。
噴出速度が比較的低い場合と同様に、自由なインクの供
給容器とオープンチャンバ96との間の圧力差が生じ、
気泡が結合オリフィス74を通ってインクが自由なチャ
ンバ62内へと動く。気泡の浮力を用いて、気泡をニー
ドル76Aの下部に向ける助けとする。ニードル76A
の下部において、気泡が、インクが自由なチャンバ10
2に入る。気泡は、インク供給容器内へと進んで、印刷
中にインク供給容器から移動する量のインクに取って代
わることができるようにならないといけない。同じニー
ドルを通って空気とインクとを動かすのは困難なので、
インクは、相互接続77を通って第3のチャンバ106
から移動され、空気は、ペン50から相互接続76を通
ってインク供給容器のチャンバ102内へと動く。印刷
が進むにつれて、チャンバ106から引き出されたイン
クは、開口部114を通ってチャンバ104から補充さ
れ、チャンバ104は、開口部110を通って第1のチ
ャンバ102から引き出されるインクで補充される。し
たがって、最初にインクが消耗するチャンバはチャンバ
102であり、次にチャンバ104、最後にチャンバ1
06となる。
【0018】インクが自由なチャンバ62を通る第2の
インク流路82は、フォームチャンバ58を通る第1の
インク流路80ほど流動抵抗が大きくないので、直立管
の背圧が変化する速度は遅くなる。これは、印刷品質に
悪影響を与えることなく、ペンがより高い流量を持続す
る(sustain)ことができる、ということを意味する。
このことは、図3に示す如く、例示的実施形態について
の直立管の背圧の変化対流量のグラフを見れば、明白で
ある。
【0019】図4は、本発明の態様によるインク送出シ
ステムの他の実施形態を示している。図4は、使い捨て
式プリントカートリッジ150の垂直断面図を示してい
る。プリントカートリッジ150は、本体構造152と
鼻部152Aとを含んでいる。鼻部152Aは、プリン
トカートリッジの本体構造152の底面に流体的、かつ
機械的に結合している。鼻部領域152Aには、インク
ジェットプリントヘッド170が取付けられている。
【0020】本体構造152は、内部スペースを2つの
チャンバ160,164に分割する、内部壁156を含
んでいる。チャンバ160,164はそれぞれ、内部に
毛管材料が配置されている。プリントカートリッジ15
0は2つの毛管材料を含み、一方は他方よりも毛管圧力
水頭(capillary head)が大きい。この例示的実施形態
において、毛管チャンバ160の内部には、フォーム等
の毛管圧力水頭の大きい材料でできた物体162が配置
されており、チャンバ164の内部には、毛管圧力水頭
の比較的小さい材料でできた物体166が配置されてい
る。「圧力水頭」は、液体の上面におけるメニスカスに
よって生じる負圧のために、毛管材料が支持することが
できる液柱の高さとして定義される。毛管材料は、フォ
ームで製造されていてもよく、フォーム材料162の孔
径は、材料166の孔径よりも小さい。または、フォー
ムの代わりに、さまざまな直径のガラスビーズ等、いか
なる毛管材料を用いてもよい。
【0021】毛管材料162,164を本体構造152
内に配置した後、キャップ構造154を本体構造152
の頂部に嵌め込んでいる。毛管材料162,166の上
方で内部壁156の頂縁の上方には、オープンスペース
168が形成され、気泡の膨張スペースを提供してい
る。キャップはベント155を含み、ベント155によ
って、インクを蒸発による過度の水分損失から保護しな
がら、プリントカートリッジが必要に応じて空気を吸収
または吐出することができる(すなわち、ラビリン
ス)。
【0022】チャンバ160は、底壁158の開口部1
80を通じて、直立管178に連絡している。開口部1
80を横切って、直立したボス158A上には、メッシ
ュフィルタ172が配置されている。直立管178と毛
管作用の弱いチャンバ164との間で、底壁158に形
成された開口部182には、逆止弁174が配置されて
いる。この第2の開口部の真上にある直立ボス構造15
8B上には、第2のフィルタ176が配置されている。
【0023】プリントカートリッジ内の背圧をその有効
寿命にわたって維持するのに、毛管材料(フォーム等)
を用いることが多い。毛管材料からインクを引き出すに
つれて、直立管内の静的および動的な背圧は上昇する。
結局、背圧はプリントヘッドのノズルをデプライミング
する大きさに達してしまう。都合の悪いことに、デプラ
イミングは、毛管材料からすべてのインクを引き出す前
に起こってしまい、それによって、プリントカートリッ
ジの容積効率が悪くなってしまう。毛管材料の毛管圧力
水頭は、小さいことが望ましい。容積効率(引き出すこ
とのできるインク量を、実際のインク量で割ったもの)
は、毛管圧力水頭が小さくなるほど高くなるからであ
る。印刷時、直立管内の背圧が上昇する速度は、毛管作
用の弱い材料を用いる場合よりも毛管作用の強い材料を
用いる場合のほうが高くなるので、毛管作用の強い材料
によって、生来的に、許容滴噴出周波数が制限されるこ
とになる。逆に、毛管圧力水頭の小さい材料は、特にそ
の材料が大量のインクを保持しているとき、または温度
や高度等の環境変化に遭遇するときには、プリントヘッ
ドに十分な背圧を提供できないことが多い。このような
材料はまた、プリントカートリッジが軽い衝撃を受けた
だけで、インクのうちのいくらかを「失うまたは放
す」、ということが知られている。その結果、従来、容
積効率を犠牲にして、毛管圧力水頭のより大きい材料が
用いられてきている。
【0024】プリントカートリッジ150は、小量の毛
管作用の強い材料162(ポリウレタンフォーム等)と
大量の毛管作用の弱い材料164(これもまたポリウレ
タンフォームであるが、毛管がより大きい)とを用いる
ことによって、この問題に取り組んでいる。毛管作用の
強い材料162は、第1の流路184に沿ってフィルタ
172を通って直立管178に連絡しており、軽い衝撃
を受けても、内部に収納されたインク柱を支持すること
ができる。毛管作用の弱い材料164は、第2の流路1
86に沿って第2のフィルタ176を通って直立管17
8に連絡しているが、毛管材料164とプリントヘッド
170との間には、逆止弁174が配置されている。例
示的実施形態において、逆止弁174のブレーク圧力は
約4〜6水柱インチ(約10.16〜15.24水柱セン
チ)である。プリントカートリッジ150が衝撃を受け
ると、毛管作用の弱い材料164は、内部に収納された
インク柱を支持することができないかもしれないが、逆
止弁174によって、インクが直立管に入らないように
し、したがってインク垂れの可能性を無くしている。
【0025】プリントカートリッジ150が新しい場合
には、どちらの毛管チャンバもインクがいっぱいであ
り、毛管作用の強い材料162を用いて、直立管178
内の静的背圧が設定されている。直立管の背圧は、特定
範囲内に保たなければならず、そうしなければ印刷品質
が悪化する。印刷中、この背圧が上昇する。上昇する速
度は、滴噴出の周波数と、毛管材料からインクを吸い込
むことに関連する動的圧力損失とによって決まる。印刷
が開始すると、毛管作用の強い材料からインクが吸い込
まれ、直立管の背圧が上昇し始める。滴噴出の周波数が
十分高い場合には、逆止弁が開いて毛管作用の弱い材料
164からインクが流れ始めるポイントまで、背圧が上
昇する。毛管作用の弱い材料からインクを引き出すほう
が容易なので、直立管の背圧が上昇する速度は遅くな
る。これは、印刷品質が損なわれるポイントに直立管内
の背圧が達する前に、プリントヘッドがより高い周波数
で滴を噴出することができる、ということを意味してい
る。
【0026】毛管作用の強い材料内のインクレベルが下
がるにつれて、直立管内の静的背圧は上昇する。結局、
さらに印刷することによって、毛管作用の強い材料内の
インクレベルは、いったん印刷が停止しても、直立管の
背圧がなお逆止弁のクラッキング圧力を超えてしまうよ
うなポイントまで下がってしまう。これが起こると、毛
管作用の強い材料162は毛管作用の弱い材料164か
ら補充を行い、背圧が逆止弁174のクラッキング圧力
よりも下がるまで、直立管178からフィルタ172を
通ってチャンバ160内へとインクを動かす。このポイ
ントから先は、逆止弁174が直立管内の静的背圧を設
定する。結局、毛管作用の弱い材料内のインクレベル
は、両方の材料からインクを引き出す困難さが等しくな
るレベルまで下がる。これが起こると、プリントカート
リッジの残りの寿命の間逆止弁174が開いたままにな
り、直立管の背圧が上昇して、ついにはノズルがデプラ
イミングしてしまう。
【0027】図5は、本発明の態様を実施するプリント
カートリッジのさらなる他の実施形態を示している。図
5において、使い捨て式プリントカートリッジ200が
開示されている。プリントカートリッジ200は、毛管
チャンバ210とインクが自由なチャンバ214とを画
定する本体構造202を含んでいる。毛管チャンバ21
0は、毛管材料212(ポリウレタンフォーム等)を保
持している。毛管材料212は、2つのチャンバを分離
する壁206の開口部208を通って、インクが自由な
チャンバ214に連絡している。
【0028】プリントカートリッジ200はプリントヘ
ッド220を含み、プリントヘッド220は鼻部204
上に取付けられている。鼻部204は、本体構造202
を構成しているミッドプレート203の底部に、流体的
かつ機械的に結合されている。ミッドプレート203
は、逆止弁230と、2つのフィルタ232および23
4とを支持している。プリントヘッド220と2つのフ
ィルタとの間の容積が、直立管236を形成している。
ミッドプレート203は、プリントカートリッジ本体2
02の頂部に、流体的かつ機械的に結合されている。キ
ャップ240はベント242を含み、ベント242によ
って、インクを蒸発による過度の水分損失から保護しな
がら、毛管チャンバ210が、必要に応じて空気を吸収
または吐出することができる(すなわち、ラビリン
ス)。インクが自由なチャンバ214は、内部壁207
によってシールされている。
【0029】本実施形態は、毛管作用の強い材料212
を用いて直立管236内の背圧を維持し、インク流速の
速い経路246用の逆止弁230を含んでいる。インク
が自由なチャンバ214によって、図4に示す「すべて
がフォームである」解決法よりも、プリントカートリッ
ジの容積効率が改善されている。
【0030】印刷中、プリントヘッド220は、第1の
インク流路244に沿って、インクが自由なチャンバ2
14から開口部208を通って毛管作用の強い材料21
2内へ、そしてフィルタ232を通って直立管236内
へとインクを引き出す。インクが自由なチャンバ214
は内部壁207によってシールされているので、インク
が移動すると、チャンバ214内の圧力の負の度合いが
大きくなる。結局、圧力の負の度合いが非常に大きくな
って、結合オリフィス211内に形成されるメニスカス
がつぶれ、インクが自由なチャンバ214に気泡が入
る。これは、結合オリフィス211の気泡圧力超過とし
て知られている。インクが自由なチャンバ214に気泡
が入った後は、圧力は、結合オリフィスの気泡圧力より
も下のポイントに戻り、メニスカスが再形成される。印
刷が続く間、このプロセスが繰り返される。印刷中のい
かなる時点においても、プリントヘッドのノズル内の背
圧が逆止弁230のクラッキング圧力を超えると、イン
クは、第2のインク流路246に沿って、インクが自由
なチャンバ214から直接、直立管236に流れる。こ
のバイパスによって、背圧が上昇する速度が遅くなる。
これは、インクが自由なチャンバ214からインクを引
き出すほうが、毛管作用の強い材料212を通ってイン
クを引き出すよりも容易だからである。
【0031】インクが自由なチャンバ214からインク
216が移動すると、空気が吸収される。この空気は、
万一温度上昇または圧力減少が起こると膨張してしまう
ので、毛管作用の強い材料212は、この膨張の結果生
じる押し退けられたインクを、一時的に保持することが
できなければならない。インクが自由なチャンバ214
のサイズ決め(sizing)および毛管材料212のサイズ
については、図11および図12に関連して後述する。
【0032】図6〜図10は、本発明の態様を実施する
プリントカートリッジの他の代替実施形態の概略断面図
である。使い捨て式プリントカートリッジ250は、毛
管チャンバ284と、3つのインクが自由なチャンバ2
90,292,294とを含んでいる。毛管チャンバ2
84は、毛管材料286(ポリウレタンフォーム等)を
保持している。毛管材料286は、2つのチャンバを分
離する壁260の開口部271を通って、第1のインク
が自由なチャンバ290に連絡している。同様に、イン
クが自由なチャンバはそれぞれ、それぞれのチャンバ同
士を分離する壁264,266の開口部272,274
を通って、隣接するインクが自由なチャンバに連絡して
いる。
【0033】プリントカートリッジ250は、鼻部25
4に取付けられたプリントヘッド258を含んでいる。
この鼻部254は、ミッドプレート256の底部に流体
的かつ機械的に結合している。ミッドプレート256
は、2つのフィルタ296,298と、傘タイプの弁等
の逆止弁276とを支持しているが、他のタイプの弁を
代わりに用いてもよい。プリントヘッド258と2つの
フィルタとの間の内部容積は、直立管278である。ミ
ッドプレート256は、プリントカートリッジの本体構
造252に流体的、かつ機械的に結合している。本体構
造252は、内部壁260,262,264,266を
含み、内部壁260と262との間には、オープンスペ
ース263が画定されている。内部壁260と262と
の交差するところに隣接して、結合オリフィス270が
形成されており、結合オリフィス270はチャンバ29
0に連絡している。
【0034】本体構造252の頂部には、キャップ28
0が接続されている。キャップ280は、ラビリンス等
のベント282を含み、ベント282によって、インク
を蒸発による過度の水分損失から保護しながら、毛管チ
ャンバ284が、必要に応じて空気を吸収または吐出す
ることができるようになっている。壁260は部分的な
壁であり、それによって、オープンスペース263がベ
ント282に液通することができるようになっている。
【0035】図6〜図10の実施形態は、毛管圧力水頭
の大きい材料を用いて直立管278内の背圧を維持し、
インク流速の速い経路を提供する逆止弁276を含んで
いる。フォームをより小さくすることができるので、3
つのインクが自由なチャンバによって、図3〜図5の
「すべてがフォームである」および「単一の」インクが
自由なチャンバの実施形態よりも、プリントカートリッ
ジの容積効率が改善されている。それは、1つの(より
小さな)インクが自由なチャンバからの空気膨張を緩衝
しさえすればよいからである。
【0036】印刷中、プリントヘッド258は、第1の
インクが自由なチャンバ290から壁260に形成した
開口部271を通ってチャンバ284内へ、そして毛管
作用の強い材料286を通りフィルタ296を通って直
立管278内へとインクを引き出す。壁262,26
4,266の頂部がキャップ280にシールされた状態
で、インクが自由なチャンバ290,292,294が
すべてシールされており、第1のインクが自由なチャン
バ290からインクが移動すると、内部圧力の負の度合
いが大きくなるようになっている。結局、圧力の負の度
合いが非常に大きくなって、結合オリフィス270の気
泡圧力を超え、結合オリフィス270内に形成されるメ
ニスカスがつぶれ、オープンスペース263からチャン
バ290に気泡が入る。チャンバ290に気泡が入った
後は、圧力は、結合オリフィスの気泡圧力よりも下のポ
イントに戻り、メニスカスが再形成される。図7は、チ
ャンバ290のインクが部分的に消耗している状態の、
プリントカートリッジ250を示している。印刷が続く
間、このプロセスが繰り返され、ついには、第1のイン
クが自由なチャンバ290内のインクレベルが、第1の
インクが自由なチャンバと第2のインクが自由なチャン
バとの間の壁の開口部272に達するポイントまで下が
る。いったんこれが起こると、第2のインクが自由なチ
ャンバ292内のインクを印刷中に用い、結合オリフィ
ス270に入る空気が、第1のインクが自由なチャンバ
290から第2のインクが自由なチャンバ292へと、
この2つのチャンバを分離する壁の開口部272を通っ
て動かされる。この状態のプリントカートリッジ250
は、図8に示されている。第1のインクが自由なチャン
バ290内には、依然として結合オリフィスを「濡れ
た」状態に保つのに十分なインクがあり、依然として
「バブラー(bubbler)」の役目をするようになってい
る、ということに注意されたい。同様に、第2のインク
が自由なチャンバ292内のインクレベルが下がり、つ
いには第2のインクが自由なチャンバ292と第3のイ
ンクが自由なチャンバ294との間の壁の開口部274
に達する。この時点で、第3のインクが自由なチャンバ
294内のインクを印刷中に用い、結合オリフィス27
0を通って入る空気が、各チャンバ同士を分離する壁の
各開口部を通って、第3のインクが自由なチャンバ29
4へと動かされる。図9は、チャンバ290,292内
のインクレベルが壁の各開口部に達し、チャンバ294
のインクが部分的に消耗している状態を示している。図
10は、インクが自由なチャンバすべてのインクが消耗
した状態を示している。
【0037】印刷中のいかなる時点においても、直立管
278内の背圧が逆止弁276のクラッキング圧力を超
えると、インクは、第3のインクが自由なチャンバ29
4から直接、直立管278に流れる。このバイパスによ
って、背圧が上昇する速度が遅くなる。これは、インク
が自由なチャンバ294からインクを引き出すほうが、
毛管作用の強い材料286を通ってインクを引き出すよ
りも容易だからである。第3のインクが自由なチャンバ
294からインクが移動すると、チャンバ294内の圧
力の負の度合いが大きくなり、インクまたは空気が、第
2のインクが自由なチャンバ292から第3のチャンバ
294へと動く。これによって今度は、第2のインクが
自由なチャンバ292内の圧力の負の度合いが大きくな
り、インクまたは空気が、第1のインクが自由なチャン
バ290から第2のチャンバ292へと動くことにな
る。第1のインクが自由なチャンバ290からインクま
たは空気を移動させることによって、内部圧力の負の度
合いが大きくなり、ついには、結合オリフィス270を
通って気泡が持ち込まれる。
【0038】図7は、プリントカートリッジの有効寿命
中のある時点で、第2および第3のインクが自由なチャ
ンバ292,294がインクのみを含む一方で第1のイ
ンクが自由なチャンバ290が空気とインクの両方を含
むようになる、ということを示している。第1のインク
が自由なチャンバ290内の空気は、万一温度上昇また
は圧力減少が起こると膨張してしまうので、毛管作用の
強い材料286は、この膨張の結果生じる押し退けられ
たインクを、一時的に保持することができるべきであ
る。インクが自由な各チャンバ内の気泡は、浮力のため
にチャンバ頂部に保持されるので、環境変化のためにそ
の空気が膨張すると、チャンバ内のインクがチャンバか
ら押し出される。チャンバ内に自由なインクがない場合
のみ、空気が直接ベントへと動くことになる。
【0039】以下により詳細に説明するように、毛管材
料のサイズは、インクが自由なチャンバのサイズに関連
して決められ、空気膨張を緩衝するものである。しか
し、本実施形態において、インクが自由なチャンバは比
較的小さく、いかなる所与の時点においても、インクと
空気の両方を含むのは、インクが自由なチャンバのうち
の1つのみであるので、容積効率の悪い毛管材料のサイ
ズもまた、図5の実施形態と比較して小さい。
【0040】図5に示す実施形態について、毛管材料の
容積と、インクが自由なチャンバの容積との間には、維
持されるべき関係がある。毛管材料212は、高度や温
度の変化中にインクが自由なチャンバ214から押し退
けられるいかなるインクについても、一時的緩衝装置
(buffer)の役割を果たすので、それに応じたサイズに
するべきである。例示の目的のために、インクが自由な
チャンバの容積が5立方センチメートルであると仮定す
る。プリントカートリッジの寿命中、チャンバ内の空気
の量が増大するにつれて、チャンバ内のインクの量は減
少していく。環境変化中に押し退けられるインクの量
は、インクが自由なチャンバ内にどれだけの空気がある
かによって決まる。この関係は図11に示されている。
図11は、インクが自由なチャンバ内の空気量が3.7
立方センチメートルのときに、押し退けられたインク量
が最大に達する、ということを示している。この時点に
おける押し退けられたインク量は1.2立方センチメー
トルであり、環境変化中に毛管材料が緩衝しなければな
らない量を表している。
【0041】図6に示す実施形態は、必要な緩衝量を少
なくすることによって、毛管材料のサイズを小さくする
よう意図されている。これは、前述の実施形態の単一の
インクが自由なチャンバの代わりに、より小さなインク
が自由なチャンバを3つ用いることによって、行われて
いる。このようなチャンバからインクが用いられる順番
は、図7〜図10に示されている。ペンの寿命中、空気
とインクの両方を収納しているのは、1つのチャンバの
みである、ということが示されている。これは、緩衝量
のサイズが、より小さくなった自由なインク量に関連し
て決められており、したがって小さくなる、ということ
を意味する。例示の目的のために、前述の実施形態の5
立方センチメートルという容積が、3つの互いに等しい
サイズのチャンバに分割されると仮定する。それぞれの
チャンバは、約1.67立方センチメートルとなる。環
境変化中に押し退けられるインクの量は、現在ペンが用
いているインクが自由なチャンバ内にどれだけの空気が
あるかによって決まる。この関係は図12に示されてい
る。図12は、そのインクが自由なチャンバ内の空気量
が1.2立方センチメートルであるときに、押し退けら
れたインク量が最大に達する、ということを示してい
る。この時点における押し退けられたインク量は0.4
立方センチメートルであり、環境変化中に毛管材料が緩
衝しなければならない量を表している。このより小さ
な、インクが自由なチャンバ290,292および29
4について必要な緩衝量は、前述したより大きな、イン
クが自由なチャンバよりも、2/3少ない。緩衝量が少
なくなるので、毛管材料286の量も少なくなり、した
がって、本実施形態は、容積効率がよくなっている。イ
ンクが自由なチャンバ290が図8に示す状態であれ
ば、そのチャンバ内の空気は、ベントを通って逃げるこ
とができ、したがって、インク緩衝装置のサイズ決めが
それによって決まることにはならない(is not account
ed for)。このことはまた、インクが自由なチャンバ2
92が図9に示す状態である場合にも当てはまる。
【0042】
【発明の効果】本明細書において開示する技術によっ
て、プリントカートリッジの目標達成能力を改善し、イ
ンク供給容器の容積効率を上げながら、毛管作用をベー
スにしたインク送出システムを用いることができる。さ
らに、本発明の態様によって、オン・アクシスの交換式
インク送出システム用のペンがより頑丈になる。
【0043】利点のひとつは、高流量印刷が必要な場合
に、インクをプリントヘッドに送出する別の流路によっ
て、性能が改善される、ということである。毛管作用を
ベースにした他のインク送出システムは、毛管材料を含
む単一の経路を用いて、インクをプリントヘッドに送出
している。毛管材料によって最大許容インク流速が制限
され、したがってプリンタ全体の速度が制限されてしま
う。別の経路を設けることによって、通常はよりコスト
が高く製造が困難であるシステムの目標達成能力を備え
ながら、低コストの毛管材料を用いて背圧および環境適
合を達成することができる。本発明は、使い捨て式で、
オン・アクシスの交換式およびオフ・アクシスの交換式
のインク送出システムに有用である。
【0044】他の利点としては、特にオン・アクシスの
交換式またはオフ・アクシスの交換式として実施される
場合、インク槽の容積効率がよい、ということである。
他のシステムでは毛管材料が交換式インク供給容器の一
部として含まれており、そのため、両者を分離するとき
には、プリントカートリッジが傷つきやすい状態になっ
てしまう。本発明の一態様による例示的な一実施形態に
おいて、毛管材料は背圧を提供するが、交換式インク供
給容器内に一体化されているわけではなく、毛管材料は
プリントカートリッジの一部であり、インク供給容器は
「インクが自由な」設計であり、その結果、容積効率が
上がる。このように効率を改善することによって、設計
をより小さくし、および/または印刷ページ当たりのコ
ストをより低減することができる。
【0045】上述の実施形態は、本発明の原理を表すこ
とができる、可能性のある具体的な実施形態を単に示す
に過ぎない、ということが理解される。当業者であれ
ば、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、こ
のような原理にしたがって、他の配置構成を容易に考え
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の態様によるインクジェットプリントカ
ートリッジ用のインク送出システムの例示的実施形態を
示す斜視図である。
【図2】図1のシステムの2−2線概略断面図である。
【図3】例示的実施形態についての、直立管の背圧の変
化対流量のグラフである。
【図4】毛管圧力水頭の大きい材料を有するチャンバ
と、毛管圧力水頭の小さい材料を有するチャンバとを用
いた使い捨て式プリントカートリッジの態様を示す概略
断面図である。
【図5】毛管圧力水頭の大きい材料を有するチャンバ
と、インクが自由なチャンバとを用いた使い捨て式プリ
ントカートリッジの態様を示す概略断面図である。
【図6】毛管圧力水頭の大きい材料を有するチャンバ
と、3つのインクが自由なチャンバとを用いた使い捨て
式プリントカートリッジの態様を示す概略断面図であ
る。
【図7】図6のプリントカートリッジにおける寿命中の
連続した状態を示す概略断面図である。
【図8】図6のプリントカートリッジにおける寿命中の
連続した状態を示す概略断面図である。
【図9】図6のプリントカートリッジにおける寿命中の
連続した状態を示す概略断面図である。
【図10】図6のプリントカートリッジにおける寿命中
の連続した状態を示す概略断面図である。
【図11】インクが自由なチャンバ内の空気量の関数と
して、押し退けられたインク量を示すグラフである。
【図12】インクが自由なチャンバ内の空気量の関数と
して、押し退けられたインク量を示すグラフである。
【符号の説明】
52,178,278 直立管 54 プリントヘッド 58 第1のインク供給容器 60 毛管材料 62,166,214,290,292,294 第2
のインク供給容器 66 流れ制御装置 70 ベント 76,77 流体相互接続構造 80 毛管インク流路 90 本体構造 102,104,106 インクが自由なチャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA21 EA24 EA25 EA26 EB15 EB34 EC15 EC32 FA02 FA10 KB05 KB08 KB09 KB33 KC02 KC11 KC13 KC15 KC24 KC25 KC27

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット印刷用のインク送出シス
    テムであって、 複数のインク噴出要素を含むプリントヘッドと、 毛管物体が内部に配置されて第1の量のインクを保持
    し、前記プリントヘッドに流体的に結合する第1のイン
    ク供給容器と、 第2の量のインクを保持し、前記プリントヘッドに流体
    的に結合し、前記プリントヘッドとの間の圧力差が所定
    圧力を超えると前記プリントヘッドにインクを供給する
    第2のインク供給容器と、を含むシステム。
  2. 【請求項2】 前記圧力差に応答して、前記第2のイン
    ク供給容器から前記プリントヘッドへとインクが流れる
    ようにする流れ制御装置をさらに含む、請求項1に記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 前記流れ制御装置は逆止弁である、請求
    項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記流れ制御装置はポペット弁である、
    請求項2に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記流れ制御装置は電気機械式の弁であ
    る、請求項2に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記第2のインク供給容器の内部には第
    2の毛管材料が配置され、該第2の毛管材料の毛管作用
    は、前記第1のインク供給容器内の毛管材料の毛管作用
    よりも弱い、請求項1から5のいずれか1項に記載のシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記第2のインク供給容器はインクが自
    由な供給容器である、請求項1から5のいずれか1項に
    記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記第2のインク供給容器は、前記第1
    のインク供給容器に流体的に結合して該第1のインク供
    給容器内のインクを補充する、請求項1から7のいずれ
    か1項に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記プリントヘッドに液通する直立管
    と、 前記第2のインク供給容器から前記第1のインク供給容
    器チャンバおよび前記直立管を通って前記プリントヘッ
    ドに及ぶ毛管インク流路と、 前記第2のインク供給容器チャンバから前記直立管を通
    って前記プリントヘッドに及ぶインクが自由な流路とを
    さらに含む、請求項1から8のいずれか1項に記載のシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 本体構造をさらに含み、前記第1およ
    び第2の供給容器は前記本体構造に一体化されており、
    前記プリントヘッドは、前記本体構造上のプリントヘッ
    ド取付領域に取付けられている、請求項1から9のいず
    れか1項に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記毛管材料はフォーム体を含む、請
    求項1から10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 予備の自由な供給インクを保持する、
    インクの自由な供給容器と、該容器と前記第2のインク
    の自由な供給容器との間の流体相互接続経路を提供して
    インクを補充できるようにする流体相互接続構造とをさ
    らに含む、請求項1から11のいずれか1項に記載のシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記第2のインク供給容器は、複数の
    互いに流体的に結合したインクが自由なチャンバを含
    む、請求項1から12のいずれか1項に記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記第1のインク供給容器を周囲大気
    に通気するベントをさらに含む、請求項1から13のい
    ずれか1項に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 インクをインクジェットプリントヘッ
    ドに供給する方法であって、 毛管材料が内部に配置されて第1の量のインクを内部に
    保持し、前記プリントヘッドに流体的に結合する、第1
    のインク供給容器を設けること、 第2の量のインクを有し、前記プリントヘッドに流体的
    に結合する、第2のインク供給容器を設けること、 低速印刷状態の下では、前記第1のインク供給容器のみ
    からインクを前記プリントヘッドに供給すること、 高速印刷状態の下では、前記第2のインク供給容器から
    インクを前記プリントヘッドに供給すること、を含む方
    法。
  16. 【請求項16】 前記第2のインク供給容器からインク
    を前記プリントヘッドに供給する前記段階は、前記プリ
    ントヘッドと前記第2のインク供給容器との間の圧力差
    が所定圧力を超えると行われる、請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 前記第2のインク供給容器から前記第
    1のインク供給容器に流体流路を設けて、前記第1のイ
    ンク供給容器を前記第2のインク供給容器からのインク
    で補充すること、をさらに含む、請求項15または請求
    項16に記載の方法。
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