JP2008238285A - 加工装置および加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸対称形状,軸非対称形状,自由曲面形状、あるいは、それらの形状が複数アレイ上に配置された光学素子、またはそれらを成形するための成形型を高精度に加工可能にする。
【解決手段】所定の形状がアレイ状に配置された光学素子を加工する際、第1の回転軸1に被加工物9の中心を合わせて取り付け、第1の回転軸1の回転中心にないアレイ状に配置された一形状を第1の回転軸1を中心に回転する。この回転を、第1の回転軸1と対面する工具8を備えた第2の回転軸5を同回転数で同期回転させることによって、相殺して加工する。アレイ状に配置された形状の位置は、第1の回転軸(C1軸)に対する第2の回転軸5の回転開始角と、第2の回転軸(C2軸)5上にある直線軸X2軸6における半径方向の位置により決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種形状が1個以上アレイ上に配置された部材,部品、あるいは、それらを成形するための成形金型を高精度に加工するための加工装置および加工方法に関するものである。
近年、光学機器の小型化,高性能化,大容量化の流れに伴って、それらに用いられる光学素子においても、それぞれ小曲率化,小径化,高精度化,複雑形状化が進んでおり、例えば、球面形状ないし非球面形状に対応する凹形状または凸形状をアレイ上に配置した光学素子が存在する。これらの光学素子では、一般的に、各形状一つ一つの形状精度はもとより、それらの位置精度も大きく性能に影響する。
このような光学素子を得るための従来の加工装置,加工方法の一例として特許文献1に記載のものがある。
図7は特許文献1に記載された加工法について概略説明するための斜視図である。
図7において、加工機20の保持部21の回転軸22と、治具23に取り付けられた母型24の表面のうち、レンズアレイを成形する部分の外形中心位置とを一致させて固定し、保持部21の回転軸22と、母型24の表面のレンズアレイの小レンズの光学的中心に対応する位置とを合わせる。そして、治具23の駆動部25X,25Yの目盛の変動量から、母型24の移動量を算出する。さらに、治具23の円盤部26の移動量(実測値)を求める。実測値と算出値との差が、所定値以下であれば、母型24の表面のレンズアレイの凹部27を形成するようになっている。
そして加工時、保持部21により母型24を回転させると共に、母型24をZ軸方向に沿って移動させる。さらに、ディスク型砥石28を回転させながら、母型24の表面に当接させ、ディスク型砥石28をY軸方向,X軸方向に移動させる。すなわち、保持部21は、ディスク型砥石28に対して、3次元的に位置決め可能な軸構成であり、ディスク型砥石28は、保持部21に対して三次元的に位置決めしながら移動することとなる。このようにして、母型24に凹部27が形成される。
このように前記従来技術では、軸対称な形状がアレイ状に配置された被加工物を、治具を用いて一つずつ主軸の回転中心に移動し、主軸を回転させながら工具を相対的に走査して加工を行う方法を用いている。
特開2005−111652号公報(図3)
しかしながら、前記従来の加工方法では大きく3つの課題がある。
第1の課題として、被加工物上にアレイ状配置された所定の形状を複数個加工する際、一つの所定の形状の中心を、加工機主軸の回転中心へと治具を用いて合わせ、その状態で主軸を回転させ、工具を直交する3軸の直線軸にて被加工物に対して相対的に走査し加工を行うが、位置調整のためのステージが2つと部品点数が多く剛性が低いため、主軸を高速に回転させることができない。
また、各アレイ状に配置された形状の一つ一つを主軸回転中心に合わせて加工を順次行うため、被加工物の中心軸上に回転中心がなく、主軸を高速回転させることができない。主軸を高速回転できないということは、加工時間が長くなるということであり、時間に関する装置誤差、変動が乗りやすくなるため、各アレイ上に配置された形状の一つ一つにバラツキが起こり、結果として形状精度,位置精度を高精度に得ることはできない。
また、仮に高速回転させたとしても、高速回転になるに従って、また被加工物の中心軸より離れた位置の形状になるに従って、主軸の回転精度が悪くなり形状精度が悪化する。
第2の課題として、治具を用いて被加工物上にアレイ状に配置された形状の一つ一つを主軸回転中心に合わせて加工するため、測定,フィードバック,補正機能を備えてはいるものの、アレイ状に配置された形状の数が増えてくると、一つ一つステージを動作させ位置合わせを行うことによる誤差の累積は避けることができない。
第3の課題として、アレイ状に配置された一つ一つの形状の中心を主軸回転中心にステージを移動させて行う加工方法のため、ステージの稼動範囲を超える位置に配置されている形状を加工することは不可能である。
また、これらの対策として、ステージの稼動範囲を大きくし、その稼動範囲の限界近くにて加工をすると、前記第1の課題にも記載したが、主軸回転バランスが悪化し、また剛性も悪くなるため、高精度な位置精度、形状精度を得ることは困難である。
本発明は、前記従来の技術の課題を解決するものであり、被加工物上にアレイ状に配置された各形状の位置精度と、各形状の形状精度の高精度化を目的とした加工装置、および加工方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の加工装置に係る発明は、被加工物を取り付ける被加工物取付面と、前記被加工物取付面を回転させる第1の回転軸と、前記被加工物を加工する工具を保持する保持部と、前記保持部を前記第1の回転軸と平行な軸で回転させる第3の回転軸と、前記第1の回転軸と平行な軸で前記保持部を回転させる第2の回転軸と、前記第2の回転軸と前記保持部との距離を変化させる工具移動軸と、前記第1の回転軸と平行な方向に前記被加工物取付面と前記保持部とを相対的に移動する直線Z軸と、前記直線Z軸と垂直な方向に前記被加工物取付面と前記保持部とを相対的に移動する直線X軸とを備えたことを特徴とし、このような構成にすることにより、被加工物の回転中心にはない所定の形状を、あたかも回転中心にあるかのように加工を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、本願の第1の発明の加工装置において、第1の回転軸と第2の回転軸とを同回転数で同期回転する制御ユニットを備えたことを特徴とし、請求項1の加工装置を数値制御することができ、精度の良い加工を行うことが可能になる。
請求項3に記載の発明のように、制御ユニットは、第1の回転軸と第2の回転軸と第3の回転軸と直線Z軸と直線X軸と工具移動軸との少なくとも一つの軸を数値制御するものであればよい。
請求項4に記載の発明のように、工具は、切削加工用バイトまたは研削加工工具であることが望ましい。
請求項5に記載の加工方法に係る発明は、被加工物に複数の形状の加工を行う同一形状加工方法おいて、前記被加工物を取り付けた被加工物取付面を回転させる第1の回転軸と、前記第1の回転軸の延長線上に配置した第2の回転軸とを相対的に回転し、前記第2の回転軸で回転される加工工具と前記被加工物とを所望の位置に配置する回転配置工程と、前記加工工具を前記第2の回転軸と垂直な方向に移動する半径方向配置工程と、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同回転数で同期回転させる同期回転工程と、前記被加工物に対し、前記加工工具を相対的に移動して加工を行う加工工程とを含み、前記回転配置工程と前記半径方向配置工程と前記同期回転工程と前記加工工程とを所望回数行うことにより、被加工物に複数の形状の加工を行うことを特徴とし、このような加工方法により、被加工物の回転中心にはない所定の形状を、あたかも回転中心にあるかのように加工を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の加工工法において、第2の回転軸の回転に対して、第3の回転軸を逆方向に同回転数で回転させることを特徴とし、このような加工方法により、被加工物に対する工具の向きを一定に保つことができ、より安定した精度の良い形状面を得ることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6記載の加工方法において、第1の回転軸の延長線上の被加工物の回転中心に近い形状から加工することを特徴とし、このような加工方法により、アレイ状に複数配置された一つ一つの形状精度、および、それらの位置精度を高精度に得ることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項5,6または7記載の加工方法において、第1の回転軸の延長線上の被加工物の回転中心より回転対称な位置にある2形状ごとに順次加工を行うことを特徴とし、このような加工方法により、アレイ状に複数配置された一つ一つの形状精度、および、それらの位置精度を高精度に得ることができる。
本発明に係る加工装置および加工方法によれば、軸対象形状,軸非対称形状,自由曲面形状、あるいは、またそれらの形状がアレイ上に複数配置された凹面ないし凸面の光学素子、またはそれらを成形するための光学素子成形金型などを高精度に加工することができる。
以下、本発明に係る加工装置および加工方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る加工装置の一実施形態を示すものであり、図1(a)は本実施形態の側面図、図1(b)は図1(a)においてA矢印方向から見た工具台の正面図を示す。
図1に示すように、第1の回転軸(C1軸)1が配置され、第1の回転軸1と垂直に直線軸Y軸テーブル2が設けられ、直線軸Y軸テーブル2の下に該直線軸Y軸テーブル2と直交する直線軸Z軸テーブル(直線Z軸)3が配置され、直線軸Z軸テーブル3と垂直に直線軸X軸テーブル(直線X軸)4が配置されている。
前記直線軸X軸テーブル4上には第1の回転軸1と平行に配置された第2の回転軸(C2軸)5が配置され、第2の回転軸5には直線軸X軸テーブル4と平行な直線軸X2軸(工具移動軸)6が装備され、直線軸X2軸6には、第1の回転軸1と第2の回転軸(C2軸)5とに平行な第3の回転軸(C3軸)7が装備されている。第3の回転軸7の保持部7aには工具8が取り付けられており、工具8の先端は各軸に対して所定の位置に位置出しされている。また被加工物9は、第1の回転軸1に中心軸が重なるように取り付けられている。
図2は図1に示す本実施形態の要部の拡大図であり、図2(a)は図1の各部の平面図、図2(b)は図2(a)をA矢印方向より見た斜視図、図2(c)は図2(a)をB矢印より見た斜視図である。
図2において、図1に示す第1の回転軸1の被加工物取付面1aに被加工物9を取り付け、平行して対面している第3の回転軸7に工具8が、第2の回転軸5から直線軸X2軸6を用いて所定の半径位置に固定されている状態を示す。
図3は本実施形態にて使用した被加工物9の斜視図であり、所定の軸対称凹面形状10をアレイ状に複数備えたレンズアレイ成型用金型を例示している。軸対称凹面形状10の形状精度は数10ナノ以下の精度が必要とされており、また、軸対称凹面形状10の一つ一つの位置精度はサブミクロンの精度が必要とされている。
図1,図2に示す加工装置において、図4(ア)は被加工物9上に複数アレイ状に配置された所定の軸対称凹面形状10の一つを加工するときの、始めの1回転の状態を示す正面図であり、図4(イ)は図4(ア)より工具8の位置関係に絞りぬき出したものであり、図4(a)〜(e)は加工開始位置0°から90°おきに1回転分の被加工物9の所定の軸対象凹面形状10と工具8との関係を抜き出して示すものである。
図5は軸対称凹面形状10の一つを加工するときの加工開始時と終了時の1回転の被加工物9と工具8の位置関係を示す図であり、図5(ア)は加工開始時の被加工物と工具の関係を示す正面図、図5(イ)は加工終了時の被加工物9と工具8の関係を示す正面図であって、図5(a)〜(e)は加工開始時(実線)と終了時(点線)の1回転分の被加工物9と工具8との位置関係をそれぞれ90°ごとに抜き出して示す平面図である。
図4(ア)に示すように、軸対称凹面形状10は被加工物9回転中心より所定の距離r離れた位置に配置されており、図4(イ)に示すように、工具8も第2の回転軸5の回転中心から距離rになるように第2の回転軸5に固定する。また、第3の回転軸7を用いて、工具8が常に同じ方向が向くように制御して、この状態で第1の回転軸1と第2の回転軸5を同回転数で同期回転させることにより、形状中心回転軌跡11と工具刃先回転軌跡12は同じ半径で回転していることになり、図4(a)〜(e)に示すように、加工開始点13は移動し、加工範囲14はあたかも軸対象凹面形状10が第1の回転軸1中心にあるかのごとく、1回転につき1周分加工されていることが分かる。
前記のように第1の回転軸1と第2の回転軸5を同回転数で同期回転させることにより、図6に示すように、一般的な被加工物中心に軸対称形状が一つ配置された金型を直線Z,X軸を用いて加工するときのように、軸対象凹面形状10が第1の回転軸1中心にあるかのごとく、1回転につき1周分加工されるため、そのまま直交する直線軸Z軸テーブル3と直線軸X軸テーブル4を用いて、図5に示す工具加工軌跡16のように走査すれば、軸対称凹面形状10を加工することができる。
第1の回転軸1と第2の回転軸5を同回転数で同期回転させるための制御部としてはNC制御ユニット(図示せず)を設置する。なお、NC制御ユニットによるコントロールとしては、第1の回転軸1,第2の回転軸5,第3の回転軸7,直線Z軸3,直線X軸4,直線Y軸2,工具移動軸6のうちのいずれか一つ、あるいは全部の軸を数値制御することが考えられる。
図4,図5にて説明したように、被加工物9の回転中心から所定の形状の位置を決定しているのは、第1の回転軸1と第2の回転軸の開始角度と、第2の回転軸5上の回転中心より工具8取り付け位置までの距離である。この角度と距離を変更することにより、被加工物9上に複数のアレイ状に配置した形状を加工することが可能である。
また、被加工物9の回転中心に近い形状から加工したり、被加工物9の回転中心より回転対称な位置にある2形状ごとに順次加工することにより、第1の回転軸1の回転バランスが崩れることなく加工することができるため、精度の良い形状を加工することができる。
この構成を用いることで、軸対象形状が複数アレイ状に配置された光学素子、またはそれらを成形するための成型用金型を加工する際、被加工物9の中心は第1の回転軸1上に固定されるため、従来のステージを用いて被加工物9のアレイ状に配置された一形状の中心にステージを移動させて回転させる方法に比べ、第1の回転軸1の剛性が高く、また移動させることがないため、回転バランスもくずれることがなく、高速に回転させることが可能である。
高速に第1の回転軸1を回転させて加工を行えるということは、工具8の磨耗を少なくすることができ、また加工総時間が大きく短縮できるため、アレイ状に配置された所定の形状の位置精度も高精度なものを得ることができる。
また、従来ではアレイ状に配置された形状を加工する際に、第1の回転軸1上の治具を用いて、一つ一つ位置合わせをして加工を行っているが、本実施形態の加工装置および加工方法では、第1の回転軸1上に、一度固定された被加工物9は、すべてのアレイ状に配置された形状を加工するまで、一度も動かすことなく加工することができる。このことから一つ一つステージ治具を用いて位置出しを行うことによる累積誤差などがなく、アレイ状に配置された所定の形状の位置精度も高精度なものを得ることができる。
なお、本実施形態では第3の回転軸7を用いて工具8の向きを一方向に制御しているが、第2の回転軸の回転と同回転数で逆方向に回転するか、第2の回転軸の回転が伝わらない構成にしても同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では第3の回転軸7を用いて、凹面形状10に対して常に同じ方向が向くように制御し加工を行ったが、被加工物9上の形状によっては、工具角度をフレキシブルに変化させて加工を行うものもある。
なお、本実施形態では直線軸Z軸テーブル3と直線軸X軸テーブル4との2軸を用いて加工を行ったが、直線軸3軸を用いるような複雑な形状の加工に関しても同様の効果を得ることができる。
また、工具8は切削加工用バイト、あるいは研削加工工具であることが望ましい。
なお、本実施形態では軸対称形状が複数アレイ状に配置された光学素子成型用金型としたが、軸対称,軸非対称形状,自由曲面などの形状、および回折格子を有するものを、単一またはアレイ状に配置された光学素子、またはそれらを成形するための成型用金型を加工する際にも有用である。
本発明に係る加工装置および加工方法は、軸対称形状,軸非対称形状,自由曲面形状、また、それらの形状が複数アレイ状に配置された凹面ないし凸面の光学素子、またはそれらを成形するための成形型を高精度に加工するために用いて有効である。
本発明の実施形態における加工装置の構成図であり、(a)は側面図、(b)は(a)において矢印Aからみた工具台の正面図 本実施形態の要部であるレンズアレイ加工部の拡大図であり、(a)は加工部の平面図、(b)は(a)において矢印Aから見た被加工物側の斜視図、(c)は(a)において矢印Bから見た工具側の斜視図 本実施形態における被加工物の斜視図 本実施形態における加工部の正面図であり、(ア)は軸対称凹面形状の一つを加工するときの始めの1回転の被加工物と工具の関係を示す正面図、(イ)は(ア)の工具の位置関係を抜き出して示す正面図、(a)〜(e)は加工開始位置より90°おきの被加工物と工具の関係を示す正面図 本実施形態における軸対象凹面形状の加工開始時と終了時の1回転の被加工物と工具の位置関係を示す図であり、(ア)は加工開始時の被加工物と工具の関係を示す正面図、(イ)は加工終了時の被加工物と工具の関係を示す正面図、(a)〜(e)は加工開始時(実線)と終了時(点線)の1回転分の被加工物と工具との位置関係をそれぞれ90°ごとに抜き出した時の平面図 本実施形態における一般的な軸対称形状の加工軌跡を表した平面図 従来の加工装置の構成を示す斜視図
符号の説明
1 第1の回転軸(C1軸)
1a 第1の回転軸の被加工物取付面
2 直線軸Y軸テーブル
3 直線軸Z軸テーブル
4 直線軸X軸テーブル
5 第2の回転軸(C2軸)
6 直線軸X2軸
7 第3の回転軸(C3軸)
7a 第3の回転軸の保持部
8 工具
9 被加工物
10 軸対象凹面形状
11 軸対象凹面形状中心回転軌跡
12 工具刃先回転軌跡
13 加工開始点
14 加工された範囲
15 C1軸,C2軸回転方向
16 工具刃先加工軌跡

Claims (8)

  1. 被加工物を取り付ける被加工物取付面と、
    前記被加工物取付面を回転させる第1の回転軸と、
    前記被加工物を加工する工具を保持する保持部と、
    前記保持部を前記第1の回転軸と平行な軸で回転させる第3の回転軸と、
    前記第1の回転軸と平行な軸で前記保持部を回転させる第2の回転軸と、
    前記第2の回転軸と前記保持部との距離を変化させる工具移動軸と、
    前記第1の回転軸と平行な方向に前記被加工物取付面と前記保持部とを相対的に移動する直線Z軸と、
    前記直線Z軸と垂直な方向に前記被加工物取付面と前記保持部とを相対的に移動する直線X軸とを備えたことを特徴とする加工装置。
  2. 前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同回転数で同期回転する制御ユニットを備えたことを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸と前記第3の回転軸と前記直線Z軸と前記直線X軸と前記工具移動軸との少なくとも一つの軸を数値制御することを特徴とする請求項1または2記載の加工装置。
  4. 前記工具は、切削加工用バイトまたは研削加工工具であることを特徴とする請求項1または3記載の加工装置。
  5. 被加工物に複数の形状の加工を行う同一形状加工方法おいて、
    前記被加工物を取り付けた被加工物取付面を回転させる第1の回転軸と、前記第1の回転軸の延長線上に配置した第2の回転軸とを相対的に回転し、前記第2の回転軸で回転される加工工具と前記被加工物とを所望の位置に配置する回転配置工程と、
    前記加工工具を前記第2の回転軸と垂直な方向に移動する半径方向配置工程と、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同回転数で同期回転させる同期回転工程と、
    前記被加工物に対し、前記加工工具を相対的に移動して加工を行う加工工程とを含み、
    前記回転配置工程と前記半径方向配置工程と前記同期回転工程と前記加工工程とを所望回数行うことにより、被加工物に複数の形状の加工を行うことを特徴とする加工方法。
  6. 前記第2の回転軸の回転に対して、前記第3の回転軸を逆方向に同回転数で回転させることを特徴とする請求項5記載の加工工法。
  7. 前記第1の回転軸の延長線上の前記被加工物の回転中心に近い形状から加工することを特徴とする請求項5または6記載の加工方法。
  8. 前記第1の回転軸の延長線上の前記被加工物の回転中心より回転対称な位置にある2形状ごとに順次加工を行うことを特徴とする請求項5,6または7記載の加工方法。
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