JP2008236918A - 積層鉄心 - Google Patents

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Abstract

【課題】占積率を低下させること無く鉄損を低減でき、積層構造を安定的に維持できる積層鉄心を提供する。
【解決手段】積層鉄心を、複数枚のアモルファス合金板が互いに接触して積層された積層体と、アモルファス合金板の積層方向の厚さがアモルファス合金板よりも厚く、積層方向において積層体の両表面にそれぞれ接触配置される挟持板と、各挟持板にそれぞれ接触された状態で、挟持板の対向間隔を積層体が狭持される所定間隔に保持する保持部材と、により構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータや変圧器などの電磁機器に使用される電磁機器用の積層鉄心に関するものであり、特にモータなどの機械的なトルクが加わる用途に用いられる積層鉄心に関するものである。
従来、モータや変圧器などの電磁機器において、鉄損(特に渦電流損)をより低減するために、電磁鋼に代えてアモルファス合金を構成材料とする積層鉄心(積層コア)が種々提案されている。
例えば特許文献1においては、複数枚のアモルファス合金板が積層されて積層体が構成され、積層方向に垂直な方向において、積層体が2枚の支持板で挟持されてコア(積層鉄心)が構成されている。
また非特許文献1においては、一面に耐熱性樹脂接着剤が配置されたアモルファス合金板(アモルファス合金薄帯)が複数枚積層され、互いに一体化されて積層鉄心が構成されている。すなわち、各アモルファス合金薄帯間に樹脂層が介在された構成となっている。
特開平6−2923266号公報 千葉明、他2名、「アモルファス合金積層体鉄心を用いたモータ性能」、第13回磁気応用技術シンポジウム、平成17年4月20日、B2−2−1〜B2−2−10
特許文献1に示される構成においては、積層方向に垂直な方向において、積層体が2枚の支持板で挟持されている。また、複数枚のアモルファス合金板が2枚の支持板で挟まれた状態で、巻線が巻回されて狭持構造が保持されている。したがって、アモルファス合金板同士(積層方向)が強固に固定されておらず、モータの様に機械的なトルクが加わる用途への使用には難がある。
非特許文献1に示される構成においては、樹脂層によって占積率(積層鉄心の総体積においてアモルファス合金板の体積が占める割合)が低下するので、積層鉄心としての機能に影響を及ぼすという問題がある。
また、従来と同様に、鉄心側面からアモルファス合金板同士を溶接する方法は、本発明者らが試みた結果によると、アモルファス合金板の溶接部周辺に亀裂が入り鉄心を構成することが出来なかった。
本発明は上記問題点に鑑み、占積率を低下させること無く鉄損を低減でき、積層構造を安定的に維持できる積層鉄心を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の電磁機器用の積層鉄心は、複数枚のアモルファス合金板が互いに接触して積層された積層体と、アモルファス合金板の積層方向の厚さがアモルファス合金板よりも厚く、積層方向において積層体の両表面にそれぞれ接触配置される挟持板と、各挟持板にそれぞれ接触された状態で、挟持板の対向間隔を積層体が狭持される所定間隔に保持する保持部材と、を有することを特徴とする。
このように本発明によれば、積層鉄心の構成材料として、アモルファス合金板を採用している。アモルファス合金板は、一般的にアモルファス合金薄帯として知られており、その厚さは10〜100μm程度と積層鉄心の構成材料として公知である電磁鋼板に比べて非常に薄く、電気抵抗も大きい。また、互いに隣接するアモルファス合金板間の接触抵抗が渦電流に対する電気抵抗となる。したがって、鉄損(特に渦電流損)を低減することができる。
また、アモルファス合金板同士を固定する挟持板は、積層体の積層方向における両表面にのみ配置されている。このように、アモルファス合金板間には、従来のように接着用の樹脂層が配置されていないので、占積率を低下させること無く鉄損を低減することができる。
また、複数枚のアモルファス合金板からなる積層体は、その積層方向において、アモルファス合金板よりも厚い挟持板(及び保持部材)により挟持されている。すなわち、厚さの薄いアモルファス合金板同士が強固に固定されている(アモルファス合金板同士の接触構造が安定的に維持されている)。したがって、モータの様に機械的なトルクが加わる用途にも好適である。
なお、挟持板と保持部材との接触によってアモルファス合金板が挟持されるので、積層鉄心を形成するに当たり、アモルファス合金板の破損を抑制することができる。また、アモルファス合金板と挟持板、保持部材との分離が容易である。したがって、上述した非特許文献1に示されているように、異種材料を一体化した構成に比べてリサイクルに優れている。特に挟持構造としているので、アモルファス合金板、挟持板、及び保持部材を全て同一金属系材料からなる構成とすることもできる。この場合、リサイクルをより向上することができる。
請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載のように、全体積中において、積層体の占める体積が挟持板の占める体積よりも大きくされた構成とすると良い。このような構成とすると、アモルファス合金板の割合が高まるので、鉄損をより低減することができる。
挟持板の構成材料としては特に限定されるものではない。例えば請求項3に記載のように、導電性材料からなる挟持板を採用しても良いが、好ましくは請求項4に記載のように、電磁鋼板を採用すると良い。これによれば、その他の導電性材料に比べて、渦電流が流れにくいので、鉄損を低減することができる。また、請求項5に記載のように、電気絶縁性材料からなる挟持板を採用しても良い。このような構成とすると、渦電流が流れるのを抑制し、鉄損を低減することができる。
挟持板同様に、保持部材の構成材料も特に限定されるものではない。例えば請求項6に記載のように、導電性材料からなる保持部材を採用しても良いが、好ましくは請求項7に記載のように、電磁鋼板を採用すると良い。これによれば、その他の導電性材料に比べて、渦電流が流れにくいので、それ自身の鉄損を低減することができる。また、保持部材を通じて挟持板間に渦電流が流れにくいので、挟持板の鉄損を低減することもできる。
請求項6又は請求項7に記載の発明においては、請求項8に記載のように、保持部材において、挟持板との接触部の断面積が接触部に挟まれた中間部の断面積よりも大きくされた構成とすると良い。挟持板との接触強度を確保しつつ、中間部によって渦電流を流れにくくし、これによって鉄損を低減することができる。
また、請求項6〜8いずれかに記載の発明においては、請求項9に記載のように、積層体に対して離間された構成とすると良い。これによれば、保持部材を通じてアモルファス合金板間に渦電流が流れるのを抑制することができる。したがって、鉄損をより低減することができる。
また、請求項10に記載のように、1つの保持部材が積層体に接触された構成としても良い。1つの保持部材のみが積層体に接触された構成であれば、保持部材を通じてアモルファス合金板間に渦電流が流れるのを抑制することができる。なお、この場合、保持部材は複数でも良いし1つのみでも良い。複数の場合、複数のうちの1つのみが積層体に接触された構成とすれば良い。
なお、請求項1〜5いずれかに記載の発明においては、請求項11に記載のように、電気絶縁性材料からなる保持部材を採用しても良い。このような構成とすると、渦電流が流れるのを抑制し、鉄損を低減することができる。
請求項1〜11いずれかに記載の発明においては、請求項12に記載のように、積層体を構成する各アモルファス合金板及び挟持板に、積層方向に貫通する貫通孔がそれぞれ設けられ、貫通孔に挿通された状態で保持部材が挟持板を保持する構成としても良い。このような構成とすると、積層方向に垂直な方向において、複数のアモルファス合金板の位置ずれを抑制することができる。
請求項1〜12いずれかに記載の発明においては、請求項13に記載のように、積層体、挟持板、及び保持部材によって一体化されたブロックを複数個組み合わせてなる構成としても良い。積層鉄心が1つのブロックによって構成されても良いし、複数のブロックによって構成されても良い。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るステータコアが適用されるモータの、ステータ周辺の概略構成を示す断面図である。図2は、ステータコアの平面図である。図3は、コアブロックの斜視図である。図4は、図3に示すIV−IV線の断面図である。なお、本実施形態においては、3相誘導モータ(以下、モータと示す)のステータ(固定子)を構成するステータコアに、本発明の積層鉄心を用いている。
図1に示すように、モータ1は、回転軸2と、該回転軸2の周囲に固定されたロータ3(回転子)と、ロータ3との間に所定の隙間を有しつつロータ3の外周側に配置されたステータ4(固定子)とを有している。そして、回転軸2を中心として、ステータ4で生じる磁界を受けて回転するように構成されている。なお、ロータ3には、モータ1の種類に応じて磁石が含まれる。
ステータ4は、特許請求の範囲に記載の積層鉄心としてのステータコア10と、ステータコア10に巻き付けられた3相分(U相、V相、W相)の巻線12とを有している。詳しくは、ステータコア10には、内周側に複数のスロット11が設けられ、このスロット11内に巻線12が収容されている。なお、ステータコア10は、少なくとも1つのコアブロックから構成されるものである。本実施形態においては、図2に示すように、4つのコアブロック20が積層されてステータコア10が構成されている。
コアブロック20は、図2及び図3に示すように、アモルファス合金板30を互いに接触するように複数枚積層してなる積層体31と、アモルファス合金板30の積層方向(図2中の矢印方向)において、積層体31の両表面に接触配置された挟持板32と、挟持板32の対向間隔を積層体31が挟持状態(アモルファス合金板30同士が密接した状態)となる所定間隔に保持する保持部材33とにより構成される。
積層体31を構成するアモルファス合金板30は、公知のアモルファス合金薄帯を所定形状に加工してなるものである。このようなアモルファス合金板30は、その厚さが10〜100μm程度と非常に薄く、また非晶質であるので電気抵抗が大きい。したがって、積層鉄心の構成材料として一般的である電磁鋼板に比べて、渦電流損を少なくすることができる。また、互いに隣接するアモルファス合金板30間の接触抵抗が渦電流に対する電気抵抗となるので、アモルファス合金板30間に電気絶縁体を介在させなくとも、渦電流損を少なくすることができる。その結果、コアブロック20におけるアモルファス合金板30の占積率を高めることができる。
本実施形態においては、厚さ25μmのFe系アモルファス合金薄帯を加工して、図3に示すように平面形状が円環状のアモルファス合金板30を構成している。そして、同一厚、同一形状のアモルファス合金板30を積層して積層体31を構成している。なお、異なる厚さのアモルファス合金板30を積層して積層体31を構成しても良い。また、図示されないが、各アモルファス合金板30には、上述したスロット11に対応して溝部が形成されている。
挟持板32は、積層体31の挟持状態を安定的に維持するとともに、積層体31の両表面を保護するものであり、これらの機能を満たす強度(剛性)を有していれば採用することができる。その構成材料は、剛性を確保できるもので有れば特に限定されるものではない。好ましくは鉄損(主として渦電流損)を低減できる材料を用いると良い。このような材料としては、導電性材料のなかでは電磁鋼を採用することができる。電磁鋼は、鉄にケイ素を数%程度添加したものであり、鉄損が少ないことで知られている。それ以外にも、樹脂やセラミックなどの電気絶縁性材料を採用しても良い。なお、樹脂などの電気絶縁性材料からなる絶縁板を用いた場合、渦電流が全く流れないので、鉄損低減という面では電磁鋼からなる電磁鋼板を用いる構成よりも有利である。しかしながら、絶縁板の部分が磁界の発生に寄与しないため、電磁機器(モータ1)としての性能面(モータ1の場合、発生するトルクの大きさ)では不利となる。
挟持板32の形状や厚さも特に限定されるものではない。好ましくは、コアブロック20の全体積(積層体31と挟持板32の体積の和)中において、積層体31の占める体積が挟持板32の占める体積よりも大きくなるように、積層体31を構成するアモルファス合金板30の積層枚数と挟持板32の厚さを設定すると良い。この関係を満たす構成とすると、コアブロック20の全体積中に占めるアモルファス合金板30の割合(占積率)が高まるので、鉄損をより低減することができる。
本実施形態においては、電磁鋼板を挟持板32として採用している。また、図2〜図4に示すように、アモルファス合金板30の積層方向における厚さを、アモルファス合金板30(異なる厚さの場合、最も厚いアモルファス合金板30)よりも厚くし、これによって強度を確保している。具体的には、厚さ0.35mmの電磁鋼板を採用している。また、コアブロック20の全体積中において、積層体31の占める体積を挟持板32の占める体積よりも大きくしている。
また、挟持板32の平面形状を、図3及び図4に示すように、アモルファス合金板30と同じく回転軸2を中心とし、内径がアモルファス合金板30と等しく、外径がアモルファス合金板30よりも若干大きい円環状としている。また、図示されないが、各挟持板32には、上述したスロット11に対応して溝部が形成されている。そして、この溝部と上述した各アモルファス合金板30の溝部とにより、スロット11が構成されている。
保持部材33としては、積層体31の両表面に配置された挟持板32にそれぞれ接触し、この接触状態で挟持板32の対向間隔を積層体31が挟持状態となる所定間隔に保持できるものであれば採用することができる。その構成材料や、形状、個数、固定方法は特に限定されるものではない。好ましくは、鉄損(主として渦電流損)を低減できる材料を採用すると良い。このような材料としては、導電性材料のなかでは電磁鋼を採用することができる。それ以外にも、樹脂やセラミックなどの電気絶縁性材料を採用しても良い。
本実施形態においては、ステンレスからなる保持部材33を採用し、図4に示すように、保持部材33と挟持板32と溶接により一体化することで、挟持板32による積層体31の挟持状態を安定的に保持するようにしている。より詳しくは、図4に示すように、積層体31を構成するアモルファス合金板30よりも外径が大きい挟持板32の外周端面上に保持部材33を配置し、接触面同士を溶接部34にて溶接して一体化している。また、溶接状態で、アモルファス合金板30の積層方向において、保持部材33の端面を挟持板32の積層体接触面の裏面と略面一としている。このような構成とすると、積層体31を挟持板32及び保持部材33によって強固に固定することができる。また、各コアブロック20を積層してなるステータコア10の体格を小型化することができる。また、挟持板32による積層体31の挟持状態を安定化させるために、図3に示すように、挟持板32の外周側に配置された、互いに離間する4つの保持部材33によって挟持板32間の距離を所定間隔に保持している。
ところで、保持部材33が導電性材料からなる場合、複数配置された保持部材33が渦電流の通り道となり、渦電流損が生じることが考えられる。これに対し、本実施形態においては、挟持板32の外径をアモルファス合金板30の外径よりも大きくすることで、挟持板32の外周端面上に配置された保持部材33と積層体31(各アモルファス合金30)との間に、所定の隙間35(本実施形態においては空隙)を構成している。したがって、保持部材33を通じてアモルファス合金板30間に渦電流が流れるのを抑制し、アモルファス合金板30の特性(渦電流損が少ない)を活かすことができる。
また、本実施形態においては、図3に示すように、保持部材33のうち、挟持板32との溶接部位である接触部33aの断面積を、接触部33aに挟まれた中間部33bの断面積よりも大きくしている。このような構成とすると、断面積の大きい接触部33aによって挟持板32との接合強度を確保しつつ、断面積の小さい中間部33bによって渦電流を流れにくくすることができる。したがって、保持部材33自身の渦電流損を低減することができる。また、本実施形態に示すように挟持板32及び保持部材33が導電性材料からなり、且つ、保持部材33が複数の場合には、保持部材33を通じて挟持板32間に渦電流が流れるのを抑制することができる。したがって、これによっても、渦電流損を低減することができる。
このように構成されるコアブロック20は、たとえば以下に示す製造方法によって形成することができる。図5は、コアブロックの製造方法を説明するための模式的な断面図である。先ず、所定形状に加工されたアモルファス合金板30と挟持板32を準備し、図5に示すように、基台100上に、挟持板32、積層体31、挟持板32の順で位置決め積層する。積層後、図5に白抜き矢印で示すように、基台100に向けて上側の挟持板32側から加圧し、挟持板32及び積層体31を基台100側に押し付けて圧縮する。そして、この加圧状態で、挟持板32の外周側端面に保持部材33を接触させて挟持板32と保持部材33を溶接する。これにより、コアブロック20を形成することができる。そして、形成されたコアブロック20をハウジング内に配置することにより、各コアブロック20が積層されてステータコア10が形成される。
このように本実施形態に係る電磁機器用の積層鉄心(ステータコア10)は、主としてアモルファス合金板30を積層してなる積層体31から構成されている。したがって、鉄損(特に渦電流損)を低減することができる。特に本実施形態においては、全体積中において、積層体31の占める体積が挟持板32の占める体積よりも大きくされている。したがって、アモルファス合金板30の割合が高く、これによって鉄損をより低減することができる。
また、アモルファス合金板30同士を固定する挟持板32は、積層体31の積層方向における両表面にのみ配置されている。すなわち、アモルファス合金板30間には、従来のように接着用の樹脂層が配置されていないので、占積率を低下させること無く鉄損を低減することができる。特に本実施形態においては、挟持板32が電磁鋼板からなるので、鉄損をより低減することができる。
また、導電性材料からなる保持部材33は、挟持板32との接触部33aの断面積が接触部33aに挟まれた中間部33bの断面積よりも大きくされている。したがって、挟持板32との接触強度を確保しつつ鉄損を低減することができる。特に本実施形態においては、積層体31に対して保持部材33が離間されているので、これによって鉄損をより低減することができる。
また、厚さの薄いアモルファス合金板30同士は、その積層方向において、アモルファス合金板30よりも厚い挟持板32によって挟持されている。また、挟持板32に保持部材33が溶接され、挟持板32の対向距離が保持部材33の長さによって積層体31の挟持状態を維持する所定間隔に規定されている。このように、複数枚のアモルファス合金板30が互いに接触した状態で強固に固定されているので、モータの様に機械的なトルクが加わる用途にも好適である。
また、挟持板32と保持部材33とを溶接固定することで、積層体31を挟持しているので、溶接時(積層体31の固定時)にアモルファス合金板30の破損を防ぐことができる。さらには、挟持構造であるので、アモルファス合金板30と挟持板32、保持部材33との分離が容易である。したがって、例えばアモルファス合金板上に接着層を配置してなるシートを複数枚積層して積層鉄心とする構成に比べてリサイクルに優れている。特に本実施形態においては、アモルファス合金板30、挟持板32、及び保持部材33を全て同一金属系材料(鉄)からなる構成としているので、リサイクルをより向上することができる。
なお、本実施形態に示す構成においては、アモルファス合金板30を積層してなる積層体31を電磁鋼板からなる挟持板32で挟持しているので、アモルファス合金板30のみからなる構成に比べて鉄損が低下することが懸念される。そこで、本発明者は、ステータコア10を模した外径90mm、内径50mmの平面円環状のアモルファス合金板30(日本非質金属(株)製、品名:METGLAS2605TCA、厚さ25μm)500枚を同形状の電磁鋼板からなる挟持板32(JFE製、品名JN270、厚さ0.35mm)で挟持し、2枚の挟持板32の外周側端面をステンレス製の保持部材33で6箇所固定したサンプルを製作し、アモルファス合金板30を500枚積層したサンプルと鉄損を比較した。その結果、鉄損には殆ど差が無かった。このことからも、本実施形態に示す積層鉄心(ステータコア10)が、強固な固定構造を有しつつ鉄損を低減できていることが示された。
また、本実施形態においては、挟持板32と保持部材33とが溶接によって固定される例を示した。しかしながら、固定方法は溶接に限定されるものではない。また、挟持板32の構成材料は電磁鋼板に限定されるものではなく、それ以外の導電性材料でも良いし、電気絶縁性材料であっても良い。また、保持部材33の構成材料もステンレスに限定されるものではなく、それ以外の導電性材料でも良いし、電気絶縁性材料であっても良い。例えば、図6に示す構成においては、挟持板32と保持部材33がともに樹脂からなり、両者が接着剤36を介して固定されている。このように電気絶縁性材料を用いて構成すると、渦電流が流れないので、鉄損をより低減することができる、また、保持部材33が電気絶縁性材料からなる場合には、図6に示すように、積層体31と保持部材33との間に隙間を設けなくとも良いので、コアブロック20、ひいては積層鉄心(ステータコア10)の体格を小型化することができる。また、保持部材33が電気絶縁性材料からなる場合には、渦電流が流れないので、その構成(形状)を簡素化することができる。図6は、コアブロック20の変形例を示す断面図である。
また、本実施形態においては、アモルファス合金板30の積層方向において、保持部材33の端面を挟持板32の積層体接触面の裏面と略面一とする例を示した。しかしながら、例えば図7に示すように、保持部材33の端面が挟持板32の積層体接触面の裏面と略面一でない構成としても良い。なお、図7においては、保持部材33をコの字状としており、これによって保持部材33によって積層体31と挟持板32の積層体を安定的に保持することができる。しかしながら、積層方向における体格は、本実施形態に示した構成よりも大きくなる。図7は、コアブロック20の変形例を示す断面図である。
また、本実施形態においては、挟持板32の外周側端面間を保持部材33で固定する構成例を示した。しかしながら、挟持板32の内周側端面間を保持部材33で固定しても良い。ただし、ステータコア10の場合、内周側にはロータ3が存在するので、外周側端面間を保持部材33で固定する構成のほうが好ましい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図8及び図9に基づいて説明する。図8は、第2実施形態に係るステータコアのうち、コアブロックの平面図である。図9は、図8のIX−IX線に沿う断面図である。なお、図8においては、便宜上スロット11を省略して図示している。
第2実施形態に係るステータコア(積層鉄心)は、第1実施形態に示したステータコア(積層鉄心)と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、第1実施形態に示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与するものとする。
本実施形態においては、図8及び図9に示すように、積層体31を構成する各アモルファス合金板30と挟持板32に、積層方向に貫通する貫通孔30a,32aがそれぞれ設けられ、保持部材37が貫通孔30a,32aに挿通された状態で挟持板32を保持している点を特徴とする。より詳しくは、図9に示すように、各アモルファス合金板30と電磁鋼板からなる挟持板32に同一径の断面円形の貫通孔30a,32aが設けられ、ステンレスからなり、貫通孔30a,32aの径よりも若干細い径の円柱状の保持部材37が、貫通孔30a,32a内に挿通されている。そして、各挟持板32の積層体接触面の裏面から保持部材37の端部がそれぞれ突出し、端部と挟持板32とが溶接によって固定されている。なお、本実施形態においては、各アモルファス合金板30と挟持板32に貫通孔30a,32aがそれぞれ3箇所設けられ、それぞれに保持部材33が挿通されて固定されている。
このような構造は、例えば貫通孔30a,32aを保持部材33に通しつつ積層体31と挟持板32を積層し、保持部材33と接触しないように、積層体31の両表面側から挟持板32及び積層体31を加圧する。そして、この加圧状態で溶接を実施することで得ることができる。
このように本実施形態に係る電磁機器用の積層鉄心(ステータコア10)によれば、第1実施形態に示した効果と同等乃至準ずる効果を示すことができる。また、積層方向に垂直な方向において、複数のアモルファス合金板30の位置ずれを保持部材33によって抑制することができる。したがって、ステータ4とロータ3との間隔のばらつきを抑制することができる。また、積層方向に垂直な方向において、複数のアモルファス合金板30の位置ずれが抑制された積層鉄心の生産性を向上することができる。特に本実施形態においては、保持部材37を複数としているので、アモルファス合金板30の位置ずれをより効果的に抑制することができる。
なお、保持部材37が位置決め機能を果たすためには、上述したように保持部材33の径が貫通孔30a,32aの径よりも若干細い程度が好ましい。したがって、貫通孔30a,32aに挿通された状態で、図11に示すように保持部材37の少なくとも一部がアモルファス合金板30と接することが考えられる。したがって、保持部材37と貫通孔30a,32aがこのような関係において、本実施形態に示すように、保持部材33が導電性材料からなり、複数箇所で保持部材33が貫通孔30a,32aに挿通された構成とすると、保持部材33を通して各アモルファス合金板30に渦電流が流れる恐れがある。また、貫通孔30a,32aに挿通するため、保持部材33の形状を第1実施形態に示したような渦電流損の生じにくい形状とするのが困難である。したがって、第1実施形態に示した構成に比べて、鉄損(特に渦電流損)低減の効果が小さくなることも考えられる。
そこで、鉄損低減の効果を確保しつつステータ4とロータ3との間隔のばらつきを抑制するためには、例えば図10及び図11に示す構成とすることが好ましい。図10及び図11に示す構成においては、挟持板32の対向間隔を所定間隔に保持する保持部材として、第1実施形態同様、外周側に配置される4つの保持部材33と、貫通孔30a,32aに挿通される1つの保持部材37を含んでいる。このように、各アモルファス合金板30と接する保持部材37を1つとすると、保持部材37を通じてアモルファス合金板30間に渦電流が流れるのを抑制することができる。なお、保持部材として1つの保持部材37のみを有する構成としても良いが、より強固な固定構造とするためには、図10及び図11に示すように、1つの保持部材37と少なくとも1つの保持部材33(図10においては4つ)とで、挟持板32の対向間隔を所定間隔に保持する構成とすると良い。図10は、コアブロック20の変形例を示す平面図である。図11は、図10のXI−XI線に沿う断面図である。なお、図11に示すように、挟持板32から突出する保持部材37端部を機械的にかしめることで、挟持板32と保持部材37とが一体化されている。すなわち、保持部材37がリベット様となっている。このように、溶接以外の固定方法を採用することもできる。それ以外にも、熱かしめや所謂スナップフィット構造などを構成材料に応じて適宜選択して採用することもできる。
本実施形態においては、保持部材37がステンレスからなる例を示した。しかしながら、それ以外の導電性材料や電気絶縁性材料を用いて構成しても良い。電気絶縁性材料からなる場合には、渦電流が流れないので、本実施形態に示したように、複数の保持部材37を採用しても、それによる鉄損の低下を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、電磁機器としてのモータ1を例にとり、ステータ4のステータコア10に、本発明に特徴的な構造を採用する例を示した。しかしながら、発明の対象はステータコア10に限定されるものではない、ロータ3を構成するコアに適用することもできる。また、モータ100に限定されるものでもない。例えばモータ1以外にも、トランス等に適用することができる。
本実施形態においては、ステータコア10(積層鉄心)が複数のコアブロック20を組み合わせてなる例を示した。しかしながら、1つのコアブロック20のみによってステータコア10(積層鉄心)が構成されても良い。全体の体格、強度、アモルファス合金板30の取り扱いやすさなどから、適宜選択すれば良い。
本実施形態においては、アモルファス合金板30及び挟持板32が平面円環状である例を示した。しかしながら、その形状は特に限定されるものではない。例えば、矩形環状やそれ以外の多角形環状としても良い。また、スロット11の有無や巻線12の固定構造も上記例に限定されるものではない。
第1実施形態に係るステータコアが適用されるモータの、ステータ周辺の概略構成を示す断面図である。 第1実施形態に係るステータコアの平面図である。 コアブロックの斜視図である。 図3に示すIV−IV線の断面図である。 コアブロックの製造方法を説明するための模式的な断面図である。 コアブロックの変形例を示す断面図である。 コアブロックの変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係るモータのうち、コアブロックの平面図である。 図8のXI−XI線に沿う断面図である。 コアブロックの変形例を示す平面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。
符号の説明
1・・・モータ(電磁機器)
2・・・回転軸
3・・・ロータ
4・・・ステータ
10・・・ステータコア(積層鉄心)
20・・・コアブロック
30・・・アモルファス合金板
31・・・積層体
32・・・挟持板
33・・・保持部材
34・・・溶接部
35・・・隙部

Claims (13)

  1. 複数枚のアモルファス合金板が互いに接触して積層された積層体と、
    前記アモルファス合金板の積層方向の厚さが前記アモルファス合金板よりも厚く、前記積層方向において前記積層体の両表面にそれぞれ接触配置される挟持板と、
    前記各挟持板にそれぞれ接触された状態で、前記挟持板の対向間隔を前記積層体が狭持される所定間隔に保持する保持部材と、を有することを特徴とする電磁機器用の積層鉄心。
  2. 全体積中において、前記積層体の占める体積が前記挟持板の占める体積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の積層鉄心。
  3. 前記挟持板は、導電性材料からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積層鉄心。
  4. 前記挟持板は、電磁鋼板であることを特徴とする請求項3に記載の積層鉄心。
  5. 前記挟持板は、電気絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積層鉄心。
  6. 前記保持部材は、導電性材料からなることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の積層鉄心。
  7. 前記挟持板は、電磁鋼板であることを特徴とする請求項6に記載の積層鉄心。
  8. 前記保持部材において、前記挟持板との接触部の断面積が、前記接触部に挟まれた中間部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の積層鉄心。
  9. 前記保持部材は、前記積層体に対して離間されていることを特徴とする請求項6〜8いずれか1項に記載の積層鉄心。
  10. 1つの前記保持部材が前記積層体に接触されていることを特徴とする請求項6〜8いずれか1項に記載の積層鉄心。
  11. 前記保持部材は、電気絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の積層鉄心。
  12. 前記積層体を構成する各アモルファス合金板及び前記挟持板は、前記積層方向に貫通する貫通孔をそれぞれ有し、
    前記保持部材は、前記貫通孔に挿通された状態で前記挟持板を保持していることを特徴とする請求項1〜11いずれか1項に記載の積層鉄心。
  13. 前記積層体、前記挟持板、及び前記保持部材によって一体化されたブロックを複数個組み合わせてなることを特徴とする請求項1〜12いずれか1項に記載の積層鉄心。
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