JP2008232079A - 内燃機関のシリンダブロック及びその製造方法 - Google Patents

内燃機関のシリンダブロック及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クランクケース内の圧力変動を緩和するための通気孔を容易に形成することができ、しかも通気孔を効果的な形状,位置に配置することのできる内燃機関のシリンダブロックを提供する。
【解決手段】隣り合ったシリンダボア2a,2b,2c,2d間が連結されたシリンダライナー10に、シリンダボア間を連通する切欠部20が形成され、このシリンダライナー10に蓋部材11を組み付けて通気孔H1,H2,H3を予め形成させておき、このシリンダライナー10と蓋部材11を鋳型内に配置させ、シリンダライナー10と蓋部材11を鋳ぐるみして、シリンダボア2a,2b,2c,2dのクランク軸6側にシリンダボア間を連通する通気孔H1,H2,H3が開口されたシリンダブロック1を鋳造する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のシリンダブロック及びその製造方法に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、ピストンの往復運動によるクランクケース内の圧力変動を緩和するために、クランクシャフトの軸線と平行に延びて一部がシリンダボアの内周に開口される連通孔を有するシリンダブロックが存在する。
特開2003−74408号公報
上記特許文献1に開示されている構造では、連通孔は穿孔加工によりクランクケースの外部から開けられるため、クランクケースの外壁に不要な連通孔が形成され、シリンダブロックの強度が低下するという問題点があった。
また、工具による加工のため、任意の気筒間のみに連通孔を形成したり、異なる大きさの連通孔を形成することができず、圧力変動の緩和に効果的な連通孔を形成することが難しいという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、クランクケース内の圧力変動を緩和するための通気孔を簡易な方法で形成することのできる内燃機関のシリンダブロック及びその製造方法を提供することを目的の1つとし、また、クランクケース内の圧力変動を緩和するための通気孔を効果的な形状,位置に配置することのできる内燃機関のシリンダブロック及び製造方法を提供することを目的の1つとし、その請求項1は、一列に配列された複数のシリンダボアのクランク軸側に、該シリンダボア間を連通する通気孔が開口されたシリンダブロックにおいて、前記通気孔は、前記シリンダボア間を連通する切欠部と、該切欠部の開口側に覆設される蓋部とから形成されていることである。
また、請求項2は、前記シリンダブロックは、隣り合った前記シリンダボア間が連結されたシリンダライナーを備え、前記切欠部は、前記シリンダライナーに形成されていることである。
また、請求項3は、前記蓋部は、シリンダボアの一部を形成することである。
また、請求項4は、前記シリンダブロックは、前記シリンダボアを備えた気筒部と、クランク軸を軸支する複数の隔壁を備えたスカート部とが別体形成され、前記切欠部は前記気筒部に形成され、前記蓋部は前記隔壁の一部を形成していることである。
また、請求項5の内燃機関のシリンダブロックの製造方法は、一列に配列された複数のシリンダボア間のクランク軸側に、前記シリンダボア間を連通する通気孔が開口されたシリンダブロックの製造方法において、隣り合った前記シリンダボア間が連結されたシリンダライナーに前記シリンダボア間を連通する切欠部を形成し、該切欠部の開口側に前記シリンダボアの一部を形成する蓋部材を覆設して通気孔を形成し、前記シリンダライナーと前記蓋部材を前記シリンダブロックの鋳型に配設して鋳ぐるみ形成することである。
本発明は、一列に配列された複数のシリンダボアのクランク軸側に、該シリンダボア間を連通する通気孔が開口されたシリンダブロックにおいて、前記通気孔は、前記シリンダボア間を連通する切欠部と、該切欠部の開口側に覆設される蓋部とから形成されていることにより、通気孔の構造を切欠部と蓋部の2分割構造にしたため、機械加工や鋳抜きの必要がなく、シリンダブロックの鋳造のみで良好に通気孔を形成させることができるものとなる。また、通気孔を鋳型で形成するため、任意のシリンダボア間に、異なる大きさ,異なる位置で通気孔を容易に形成することができるものとなる。
また、前記シリンダブロックは、隣り合った前記シリンダボア間が連結されたシリンダライナーを備え、前記切欠部は、前記シリンダライナーに形成されていることにより、通気孔を、シリンダライナーの切欠部で構成することができ、鋳抜きや機械加工の必要がなく、シリンダライナーの鋳型設計のみで通気孔を成形することができるものとなる。また、任意のシリンダボア間に、異なる大きさ,異なる位置で通気孔を容易に形成することができるものとなる。
また、前記蓋部は、シリンダボアの一部を形成することにより、通気孔の構造を、シリンダライナーの切欠部と蓋部の2分割構造にしたため、鋳抜きや機械加工の必要がなく、シリンダライナーに蓋部を組み付けて通気孔を成形することができるものとなる。また、任意のシリンダボア間に、異なる大きさ,異なる位置で通気孔を容易に形成することができるものとなる。
また、前記シリンダブロックは、前記シリンダボアを備えた気筒部と、クランク軸を軸支する複数の隔壁を備えたスカート部とが別体形成され、前記切欠部は前記気筒部に形成され、前記蓋部は前記隔壁の一部を形成していることにより、通気孔の構造を、気筒部の切欠部と隔壁からなる蓋部の2分割構造にしたため、鋳抜きや機械加工の必要がなく、気筒部の切欠部の鋳型設計のみで通気孔を形成することができるものとなる。また、任意のシリンダボア間に、異なる大きさ,異なる位置で通気孔を容易に形成することができるものとなる。特に、シリンダライナーを有さないシリンダブロックにおいても容易に通気孔を形成することができるものとなる。
また、シリンダブロックの製造方法は、一列に配列された複数のシリンダボア間のクランク軸側に、前記シリンダボア間を連通する通気孔が開口されたシリンダブロックの製造方法において、隣り合った前記シリンダボア間が連結されたシリンダライナーに前記シリンダボア間を連通する切欠部を形成し、該切欠部の開口側に前記シリンダボアの一部を形成する蓋部材を覆設して通気孔を形成し、前記シリンダライナーと前記蓋部材を前記シリンダブロックの鋳型に配設して鋳ぐるみ形成することとしたため、鋳抜きや機械加工の必要がなく、シリンダライナーの鋳型設計のみで容易にシリンダブロックに通気孔を形成させることができるものとなる。
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、内燃機関のシリンダブロックの縦断面図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。なお、以下の説明において、シリンダブロックにおけるピストン摺動方向上死点側を上とする。
図において、シリンダブロック1の気筒部2内には、隣り合ったシリンダボア間が連結された連結型(サイアミーズ型)のシリンダライナー10が鋳ぐるみ配置され、シリンダライナー10内に、第1気筒を構成するシリンダボア2aと、第2気筒を構成するシリンダボア2bと、第3気筒を構成するシリンダボア2cと、第4気筒を構成するシリンダボア2dが形成されており、各シリンダボア2a,2b,2c,2d内で、それぞれピストン3が上下動して、コネクティングロッド4を介して、カウンターウェイト5を備えたクランク軸6を回転させることができるように構成されている。
また、シリンダブロック1の下部に連結されるクランクケース7内には、前記気筒部2と一体で鋳造されたシリンダブロック1のスカート部8が設けられており、このスカート部8は、前記各シリンダボア2a,2b,2c,2dに対応した複数の隔壁8a,8b,8c,8d,8eで構成されており、各隔壁8a,8b,8c,8d,8eには前記クランク軸6を回転可能に軸支する軸受部9が同心状に形成されている。
シリンダライナー10は、図3に示すように、隣り合うシリンダボア2aとシリンダボア2b間、及び、隣り合うシリンダボア2bとシリンダボア2c間、及び、隣り合うシリンダボア2cとシリンダボア2d間がそれぞれ連結された連結型(サイアミーズ型)であり、このシリンダライナー10の製造時に、シリンダライナー10の下端側に予めシリンダボア2aとシリンダボア2b間を連通させる切欠部20、及び、シリンダボア2bとシリンダボア2c間を連通させる切欠部20、及び、シリンダボア2cとシリンダボア2d間を連通させる切欠部20を形成させておくことができる。
また、別体で図4に示すような蓋部材11を製作しておき、この蓋部材11をシリンダライナー10の下端に接合一体化させて、各切欠部20,20,20の下端の開口側を蓋部材11で塞いで、図5のように通気孔H1,H2,H3を形成させることができるものである。
図4の蓋部材11はシリンダボアの一部を形成するものであり、シリンダボア2aの下端に接合されるリング状の第1気筒部11aと、シリンダボア2bの下端に接合されるリング状の第2気筒部11bと、シリンダボア2cの下端に接合されるリング状の第3気筒部11cと、シリンダボア2dの下端に接合されるリング状の第4気筒部11dが、それぞれ連結されて一体形成されたものである。
図5のように、シリンダライナー10の下端に蓋部材11を組み付けると、第1気筒部11aと、第2気筒部11bと、第3気筒部11cと、第4気筒部11dがそれぞれ各切欠部20の下端に当接して、各切欠部20の下端の開口側を閉止することとなり、これにより通気孔H1,H2,H3が組み立て時に形成されることとなる。
即ち、通気孔H1は、シリンダボア2aとシリンダボア2b間を連通させるものであり、通気孔H2は、シリンダボア2bとシリンダボア2c間を連通させるものであり、通気孔H3は、シリンダボア2cとシリンダボア2d間を連通させるものである。
このように、予め下端側に切欠部20を有するシリンダライナー10を製作し、このシリンダライナー10の下端に蓋部材11を組み付け、これにより通気孔H1,H2,H3を予め形成させておき、通気孔H1,H2,H3を形成させたシリンダライナー10及び蓋部材11を、シリンダブロック1を鋳造する鋳型内に配置させて、シリンダライナー10及び蓋部材11を鋳ぐるみしてシリンダブロック1を鋳造することができるものである。
シリンダブロック1の鋳型に図5のシリンダライナー10及び蓋部材11を配設して鋳ぐるみ形成する方法では、中子を用いる必要がなく、また機械加工を行う必要がなく、容易にシリンダブロック1に通気孔H1,H2,H3を形成することができるものとなり、しかも、切欠部20をシリンダライナー10に形成させるものであるため、シリンダライナー10の製造鋳型の設計により、各切欠部20の大きさを各シリンダボア間でそれぞれ異なるものにしておくことも容易であり、必要なシリンダボア間にのみ切欠部20を予め設けることも容易であり、通気孔H1,H2,H3の大きさ及び個数も容易に設計することができる。また、各切欠部20を異なる位置に形成して、各通気孔H1,H2,H3を異なる位置に設定することも容易である。
なお、中子を用いた場合には、抜き勾配を設ける必要があるために、各シリンダボア間で通気孔の大きさが異なってしまうが、本例では、同一の大きさの通気孔H1,H2,H3を容易に形成させることができるものとなる。
また、機械加工で通気孔を形成させる従来の方法では、工具を外側から貫通させる必要があるが、本例ではそのような貫通孔がなくなり、その分、シリンダブロック1の強度を高めることができるものとなる。
なお、各通気孔H1,H2,H3により、ピストン3の往復運動によるクランクケース7内の圧力変動を良好に緩和することができるものとなる。
図6は、第2実施例のシリンダブロックの縦断面図であり、図7は、図6のA−A線断面図である。
図において、シリンダブロック1の気筒部2には、第1気筒を構成するシリンダボア2aと、第2気筒を構成するシリンダボア2bと、第3気筒を構成するシリンダボア2cと、第4気筒を構成するシリンダボア2dが形成されており、各シリンダボア内で、それぞれピストン3が上下動して、コネクティングロッド4を介して、カウンターウェイト5を備えたクランク軸6を回転させることができるように構成されている。
また、シリンダブロック1の下部に連結されるクランクケース7内には、前記気筒部2とは別体で鋳造されたシリンダブロック1のスカート部8が設けられており、このスカート部8は、前記各シリンダボア2a,2b,2c,2dに対応した複数の隔壁8a,8b,8c,8d,8eで構成されており、各隔壁8a,8b,8c,8d,8eには前記クランク軸6を回転可能に軸支する軸受部9が同心状に形成されている。
本例のシリンダブロック1は、気筒部2とスカート部8は別々の鋳型内で鋳造され、気筒部2に対し別体のスカート部8がボルト等で接合されて組み立てられるものである。
気筒部2を鋳型で鋳造する際に、鋳型により気筒部2の下端に切欠部20を形成させることができる。即ち、気筒部2のシリンダボア2aとシリンダボア2b間を連通させる切欠部20、及び、シリンダボア2bとシリンダボア2c間を連通させる切欠部20、及び、シリンダボア2cとシリンダボア2d間を連通させる切欠部20を、気筒部2の鋳造時に、それぞれ気筒部2の下端に形成させるのである。
鋳造された気筒部2に対し、別体で鋳造されたスカート部8をボルト等で接合して一体に組み立てると、スカート部8の図示上端の蓋部80(隔壁8bの上端及び隔壁8cの上端及び隔壁8dの上端)がそれぞれ各切欠部20の下端に当接して、各切欠部20の下端の開口側を閉止することとなり、これにより通気孔H1,H2,H3が組み立て時に形成されることとなる。
即ち、通気孔H1は、シリンダボア2aとシリンダボア2b間を連通させるものであり、通気孔H2は、シリンダボア2bとシリンダボア2c間を連通させるものであり、通気孔H3は、シリンダボア2cとシリンダボア2d間を連通させるものである。この各通気孔H1,H2,H3により、ピストン3の往復運動によるクランクケース7内の圧力変動を良好に緩和することができるものとなる。
従って、本例では、シリンダブロックを構成する気筒部2とスカート部8を別体でそれぞれ鋳型により鋳造しておき、これを連結して組み立てることで良好に通気孔H1,H2,H3が形成されるものであり、従来のように通気孔を形成させるためにクランクケース7の外側から工具による機械加工を行う必要がなく、また中子を用いて通気孔を形成させる必要もなく、シリンダブロック1を構成する気筒部2の鋳型の設計のみで容易に切欠部20を形成させて、組み立てることで通気孔H1,H2,H3を容易に形成させることができるものとなる。
なお、気筒部2の鋳型設計により、各切欠部20の大きさを異なるものにすることも容易であり、また、気筒部2の鋳型設計により、各切欠部20を異なる位置に形成して、各通気孔H1,H2,H3を異なる位置に設定することも容易である。
なお、このようなシリンダブロック1を気筒部2とスカート部8に2分割した場合は、シリンダライナーが存在しないライナーレスのシリンダブロック1でも、容易に通気孔H1,H2,H3を形成することができる。
また、シリンダボア2a,2b,2c,2d間が連結されておらず単体でシリンダボア毎に配置されるシリンダライナーを備えるシリンダブロック1の場合は、隣り合ったシリンダライナーのシリンダボア間下端部に切欠部を形成し、この切欠部と、気筒部2の切欠部20とが連通するように鋳型内に各シリンダライナーを配置させて、各シリンダライナーを鋳ぐるみして気筒部2を鋳造することで、容易に通気孔H1,H2,H3を形成することができる。
実施例1のシリンダブロックの縦断面構成図である。 図1のA−A線断面構成図である。 シリンダライナーに予め切欠部を形成した斜視構成図である。 シリンダライナーに組み付けられる別体の蓋部材の斜視構成図である。 図3のシリンダライナーに図4の蓋部材を組み付けた状態の斜視構成図である。 実施例2のシリンダブロックの縦断面構成図である。 図6のA−A線断面構成図である。
符号の説明
1 シリンダブロック
2 気筒部
2a,2b,2c,2d シリンダボア
3 ピストン
6 クランク軸
7 クランクケース
8 スカート部
8a,8b,8c,8d,8e 隔壁
10 シリンダライナー
11 蓋部材
20 切欠部
H1,H2,H3 通気孔

Claims (5)

  1. 一列に配列された複数のシリンダボアのクランク軸側に、該シリンダボア間を連通する通気孔が開口されたシリンダブロックにおいて、
    前記通気孔は、前記シリンダボア間を連通する切欠部と、該切欠部の開口側に覆設される蓋部とから形成されていることを特徴とする内燃機関のシリンダブロック。
  2. 前記シリンダブロックは、隣り合った前記シリンダボア間が連結されたシリンダライナーを備え、
    前記切欠部は、前記シリンダライナーに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のシリンダブロック。
  3. 前記蓋部は、シリンダボアの一部を形成することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のシリンダブロック。
  4. 前記シリンダブロックは、前記シリンダボアを備えた気筒部と、クランク軸を軸支する複数の隔壁を備えたスカート部とが別体形成され、
    前記切欠部は、前記気筒部に形成され、前記蓋部は、前記隔壁の一部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のシリンダブロック。
  5. 一列に配列された複数のシリンダボアのクランク軸側に、前記シリンダボア間を連通する通気孔が開口されたシリンダブロックの製造方法において、
    隣り合った前記シリンダボア間が連結されたシリンダライナーに前記シリンダボア間を連通する切欠部を形成し、
    該切欠部の開口側に前記シリンダボアの一部を形成する蓋部材を覆設して通気孔を形成し、
    前記シリンダライナーと前記蓋部材を前記シリンダブロックの鋳型に配設して鋳ぐるみ形成することを特徴とする内燃機関のシリンダブロックの製造方法。
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