JP2008231743A - 金属製足場板 - Google Patents

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JP2008231743A
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Takeshi Kuboki
健史 久保木
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JFE Kizai Forming Co Ltd
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JFE Kizai Forming Co Ltd
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Abstract

【課題】スポット溶接によらずに踏み板と補剛部材を強固に接合し、剛性の高い金属製足場板を実現する。
【解決手段】上の開いたコの字形断面の補剛部材2の両端部分21を踏み板材1を折り返して形成されたリブ11と重ね合わせて折り畳み、重なり面を連続的にローレット加工によりかしめ接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、土木・建築等の工事現場で仮設材として使用される金属製足場板に関する。
土木・建築等の工事現場で仮設材として使用される金属製足場板は、通常、亜鉛めっき鋼板を折り曲げ加工し、端部ふさぎ材等の所定の部品を取り付け、滑り止め塗装などを施して製造される。規格により長さ、幅にはいくつかの種類があるが、一例をあげれば、長さ4000mm、幅250mm、厚み(梁せい)40mmの短冊状である。
図4は特許文献1に従来の技術として記載されている金属製足場板の一例を示す部分斜視図で、1は踏み板、12はその両縁に連続して折り曲げ形成された補剛用のリブである。踏み板1には適宜浅い溝や滑り止めを兼ねた水抜き孔等が加工される。幅や長さが大きいものは、リブ12のみではたわみ剛性が不足するので、幅方向中央の下面側に補剛部材を重ね合わせることが行われている。ちなみに幅250mmのものの場合、29500Nの鉛直荷重をかけ、支点間距離1800mmの場合の中央位置における許容たわみは11mm以内である。
図4では踏み板の下面に逆ハット形の補剛部材2aが配置され、矢印の位置でスポット溶接3を行って踏み板1に固定されている。しかしこの方法ではスポット溶接の技術管理が難しい上、スポット溶接部分の亜鉛めっきが熱によって蒸発して防錆性が劣化するなどの問題点がある。
また、同じく特許文献1に従来の技術として記載されている図5に示すものは、幅方向の中央部に逆T字状の補剛リブ2bが形成されている。しかしこの補剛リブ2bは1枚の鋼板である踏み板1を折り曲げて形成したものであるから、鋼板同士の接触部分から雨水が進入して内部に滞留し、錆を発生させる原因となる可能性を含んでいる。
さらに、この補剛リブ2bのみではなおたわみ剛性が不足であり、図6に示すような「開き止め4」を裏側に所定間隔で取り付けることにより両側の補剛リブ12が開いて剛性が低下することを防止する必要がある。開き止め4はアーク溶接で取り付けるが、使用時に物に当たるなどして溶接がはがれたり変形したりしやすく、繰り返し使用される金属製足場板において、開き止めはメンテナンスに多くの人手を要する弱点部となっている。
特開2004−211356号公報
本発明は、上記のような従来の技術における問題点を解消し、金属製足場板の剛性を高めることを目的とする。
本発明は、歩行面である踏み板材と、その下面側幅方向中央に重合された上の開いたコの字形断面の補剛部材とからなる金属製足場板において、前記補剛部材の両端部分が、前記踏み板材を折り返して形成されたリブと重ね合わせて折り畳まれ、さらにその重なり面が連続的にローレット加工により、かしめ接合されていることを特徴とする金属製足場板である。
本発明によれば、スポット溶接を行わないため防錆面での問題がなく、また補剛部材が箱型断面に形成されるためたわみ剛性が大きく、開き止めを必要としないので取り扱いが容易でメンテナンスに手間がかからないという、すぐれた効果を奏する。
本発明の金属製足場板は、歩行面である踏み板材と、その下面側幅方向中央に重合された上の開いたコの字形断面の補剛部材とからなり、前記補剛部材の両端部分が、前記踏み板材を折り返して形成されたリブと重ね合わせて折り畳まれ、さらにその重なり面が連続的にローレット加工により、かしめ接合されていることを特徴とする。
「上の開いたコの字形断面の補剛部材」はいうまでもなく踏み板の中央部分と合わせて箱型断面を形成し、高いたわみ剛性を示す。また折り畳み加工に加えてかしめ接合で固定されるので、接合部がずれたり離れたりすることがない。
実施例の金属製足場板の製造工程を図1により説明する。(a)は素材となる金属製足場板の断面図で、踏み板1の両脇にリブ12が形成されるとともに、中央部分に所定幅で補剛部材固定用のリブ11が形成されている。一方、逆ハット形状の補剛部材2が用意される。
(b)は、前記の補剛部材2をリブ11の内側に挿入し、リブ11を折り曲げて補剛部材2の両端部分21にかぶせ、固定した状態である。このあと、図2に示すようにローレット(knurling)用のローラR(図2では見えないが上下にある)により重ね部分を圧着するかしめ加工を行い、固定をより強固にする。
ところで、本発明を実施するのに、材料の分割の仕方でさまざまなやり方がある。図1の符号Aで示した部分について、いくつかの例を図3により説明する。
(a)は、踏み板材1が、補剛部材2と重合する中央部分とその両側部分とが一体に連続している。図1と同じものである。
(b)は、踏み板材1が、補剛部材2と重合する中央部分で分割されており、その両側の部分1aと補剛部材2とが一体に連続している。踏み板1bはいわば中央部分のふさぎ材である。
(c)、(d)は踏み板材1が、前記補剛部材2と重合する中央部分1bとその両側部分1aとに分割されている。
(a)、(b)の例では金属製足場板は2つの部材(2ピース)で構成される。部材数が少ないので工程は簡単であるが、素材のめっき鋼板、成形ロールともに広幅仕様となるので大型の製造設備を必要とする。一方(c)、(d)の例では4ピース必要で、重ね合わせの工程もやや複雑であるが、部材が幅方向に分割されているため広幅の素材を必要としない利点がある。
本発明の金属製足場板の素材としては、鉄、鋼、アルミニウムなどを例示できる。これらは表面にめっきや塗装などの防錆処理が施されていてもかまわない。
本発明実施例の金属製足場板の製造工程を説明する断面図である。 本発明実施例の金属製足場板の製造工程のうちローレット加工を示す斜視図である。 本発明実施例の金属製足場板の変形例を示す部分断面図である。 従来の技術の金属製足場板の一例を示す部分斜視図である。 他の従来の技術の金属製足場板の一例を示す断面図である。 従来の技術の金属製足場板の裏側を示す部分斜視図である。
符号の説明
1、1a、1b 踏み板材
2、2a、2b 補剛部材(補剛リブ)
3 スポット溶接
4 開き止め
11、12 リブ
21 両端部分
R ローラ

Claims (4)

  1. 歩行面である踏み板材(1)と、その下面側幅方向中央に重合された上の開いたコの字形断面の補剛部材(2)とからなる金属製足場板において、前記補剛部材(2)の両端部分(21)が、前記踏み板材を折り返して形成されたリブ(11)と重ね合わせて折り畳まれ、さらにその重なり面が連続的にローレット加工により、かしめ接合されていることを特徴とする金属製足場板。
  2. 前記踏み板材(1)が、前記補剛部材(2)と重合する中央部分とその両側部分とが一体に連続している請求項1に記載の金属製足場板。
  3. 前記踏み板材(1)が、前記補剛部材(2)と重合する中央部分で分割され、その両側部分(1a)と補剛部材(2)とが一体に連続している請求項1に記載の金属製足場板。
  4. 前記踏み板材(1)が、前記補剛部材(2)と重合する中央部分(1b)とその両側部分(1a)とに分割されている請求項1に記載の金属製足場板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101024655B1 (ko) 2010-12-08 2011-03-25 신성화인스틸 주식회사 건축용 비계 안전발판과 이의 제작 및 설치방법
CN109954788A (zh) * 2019-03-27 2019-07-02 东莞三思得仓储设备有限公司 一种用于爬架的脚手板及其成型工艺

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