JP2008229446A - 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車 - Google Patents

汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車 Download PDF

Info

Publication number
JP2008229446A
JP2008229446A JP2007070691A JP2007070691A JP2008229446A JP 2008229446 A JP2008229446 A JP 2008229446A JP 2007070691 A JP2007070691 A JP 2007070691A JP 2007070691 A JP2007070691 A JP 2007070691A JP 2008229446 A JP2008229446 A JP 2008229446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
tank
sewage
pipe
sewage discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007070691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4749365B2 (ja
Inventor
Kiyotaka Hamaoka
清隆 浜岡
Nobuyuki Aoki
信之 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP2007070691A priority Critical patent/JP4749365B2/ja
Publication of JP2008229446A publication Critical patent/JP2008229446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4749365B2 publication Critical patent/JP4749365B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】浄化槽へ張り水を還元する際に、汚水排出ホース内の残水量を低減して、十分な張り水を還元する。また、浄化槽へ張り水を還元する際に、還元する汚水内の混入空気の急膨張による不都合を解消する。
【解決手段】汚水排出路71、73、50を通じて汚水を排出する際に、汚水排出路71、73、50の上流端に設けられた水中ポンプ95を駆動すると同時に、汚水排出路71、73、50の上流側となる汚泥槽8内の空気を真空ポンプ52によって加圧する。
【選択図】図4

Description

本発明は、浄化槽から汚泥を吸引して濃縮する汚泥濃縮装置およびこれを備える汚泥濃縮車に関する。
一般家庭等の浄化槽から汚泥を収集して汚泥処理場へ運搬するために汚泥濃縮車が使用されている。汚泥濃縮車によれば、汚泥を濃縮して運搬することができるので、汚泥処理場への運搬量を低減することができる。
汚泥濃縮車が汚泥を収集して濃縮するまでの概略手順を説明する(例えば、特許文献1参照。)。先ず最初に、汚泥濃縮車の吸引ホースが浄化槽に挿入され、浄化槽からタンク内の反応槽(特許文献1では「汚泥攪拌室」と称されている。)に汚泥が吸引される。
つぎに、反応槽に凝集剤および空気が吸引され、反応槽内の汚泥と凝集剤とが吸引空気によって攪拌される。反応槽内の汚泥と凝集剤とが攪拌されると汚泥からゲル状に凝集した凝集汚泥が生成される。
つぎに、上記攪拌処理が施された汚泥は、汚泥分離機へ送給される。汚泥分離機では、上記攪拌処理が施された汚泥から凝集汚泥と凝集せずに残った汚水とに分離される。分離された凝集汚泥は、汚泥槽(特許文献1では「分離汚泥室」と称されている。)に送給され、汚水はポンプによって排出ホースから浄化槽へ排出され、張り水として還元される。
実用新案登録第2503097号公報
ところが、上記汚泥濃縮車では、分離した汚水の浄化槽への排出をポンプだけで行っていることから、しばらく汚水を排出して汚水の残量が少なくなると、ポンプが空気を吸い込んで空回りし、排出ホース内の汚水を十分に排出できなくなる。排出ホースの長さが数十メートルに及ぶ場合は、100リットル以上の汚水が排出ホース内に残存し、十分な張り水を還元することができなくなる。この場合、不足分の張り水を水道水にて補う必要が生じ、余分な水道料が発生する。
かかる問題を解消するために、汚水の排出にポンプを利用せずに、排出ホース内に上流側から加圧空気を送給し、加圧空気の力によって汚水を排出することが考えられる。加圧空気によって、ポンプと同程度の時間で汚水を排出するためには比較的高い圧力を掛ける必要がある。
しかし、汚泥濃縮車のタンク内では汚水に空気が混入し易く、高圧で圧縮された空気が汚水に混入すると、その汚水が排出ホースから浄化槽へ排出される際に、圧縮された混入空気が急激に膨張して、排出ホースが浄化槽内で脈動したり、また、排出ホースから汚水が勢い良く断続的に噴出することにより浄化槽を損傷することがある。
本発明は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、浄化槽へ張り水を還元する際に、汚水排出路(排出ホース等)内の残水量を低減して、十分な張り水を還元することができる汚泥濃縮車を提供することを目的とする。また、浄化槽へ張り水を還元する際に、還元する汚水内の混入空気の急膨張による不都合を解消することができる汚泥濃縮車を提供することをも目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の汚泥濃縮装置は、汚泥が吸引されて凝集反応処理が施される反応槽と、前記凝集反応処理が施された汚泥から凝集汚泥と汚水とを分離する汚泥分離機と、前記汚泥分離機により分離された凝集汚泥が蓄積される汚泥槽と、前記汚泥分離機により分離された汚水を排出する汚水排出路と、前記汚水排出路に設けられた汚水排出ポンプと、前記汚水排出路の上流側の空気を加圧する加圧手段と、を備え、前記汚水排出路を通じて前記汚水を排出する際に、前記汚水排出ポンプを駆動すると同時に、前記加圧手段により前記汚水排出路の上流側の空気を加圧することを特徴としている。
かかる構成によれば、ポンプが空気を吸い込んで空回りして汚水排出路内の汚水を十分に排出できなくなっても、汚水排出路の上流側の空気が加圧されることで汚水排出路内の汚水が排出されるので、作業終了後の汚水排出路内の残水量を大幅に減らすことができる。
また、ポンプが空気を吸い込んで空回りし始める頃には、汚水排出路へ送給される汚水の量も少なくなっているので、比較的低い圧力、例えば汚水排出管内の水頭圧より少し高い程度でも十分に排出することが可能である。このため、浄化槽へ汚水が排出される際の汚水混入空気の膨張が緩やかとなり、従来問題となっていた汚水混入空気の急膨張による種々の不都合が解消される。
さらに、汚水の排出を汚水排出ポンプと加圧手段とによって行うので、汚水排出ポンプ単独で汚水を排出する場合と比較して排出時間の短縮化が図られる。
また、本発明の汚泥濃縮装置は、上記構成において、前記汚泥分離機および前記汚水排出路の上流端は、前記汚泥槽内に設けられており、前記加圧手段は、前記汚泥槽内を加圧することにより、前記汚水排出路の上流側の空気を加圧することを特徴としている。
かかる構成によれば、汚泥槽を加圧するための配管構成が、汚水排出路の上流側の空気を加圧するために流用されるので、専ら汚水排出路の上流側の空気を加圧するための配管を設ける必要がなくなり、装置全体として配管構成の簡素化が図られる。
また、本発明の汚泥濃縮装置は、前記汚水排出ポンプが、前記汚泥槽内に設けられた水中ポンプであることを特徴としている。
かかる構成によれば、汚水排出ポンプが汚泥槽内に設けられたことにより、汚水排出ポンプの駆動音が汚泥槽により遮蔽されるので、装置稼動時の騒音が低減される。また、汚水排出ポンプが水中ポンプであることにより、汚水排出ポンプの設置に必要な配管工事の工数を大幅に省略できる。
また、本発明の汚泥濃縮装置は、前記汚水排出ポンプが、陸上ポンプであることを特徴としている。
本発明の汚泥濃縮車は、上記何れかの汚泥濃縮装置を備えることを特徴としている。
本発明の汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車によれば、浄化槽へ張り水を還元する際に、汚水排出路内の残水量を低減して、十分な張り水を還元することができる。また、浄化槽へ張り水を還元する際に、還元する汚水内の混入空気の急膨張による不都合、例えば汚水排出路を構成する排出ホースが浄化槽内で脈動したり、また、排出ホースから汚水が勢い良く断続的に噴出することにより浄化槽を損傷することなど、を防止することができる。さらに、汚水排出時間の短縮化を図ることも可能である。
[汚泥濃縮車の外観説明]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。最初に、本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮装置を備える汚泥濃縮車の外観構成から説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮車1を示す左側面図、図2は汚泥濃縮車1を示す平面図、図3は汚泥濃縮車1を示す背面図である。
汚泥濃縮車1においては、車両2のシャーシフレーム3上にサブフレーム4が設置されており、そのサブフレーム4上にタンク5が搭載されている。タンク5内は隔壁6によって2槽に隔離されており、隔壁6の前方が反応槽7、隔壁6の後方が汚泥槽8になっている。
タンク5の上部にはホースリール9が設置されており、このホースリール9は長尺(例えば60m)のホースである吸引・排出ホース50を巻出し巻取り可能に収容している。また、ホースリール9の前方のタンク5上部には、反応槽7内の水位のオーバフローに反応して管路を閉鎖するフロート弁10が設けられている。
汚泥槽8内の上部には、ドラムスクリーン11が設置されている。ドラムスクリーン11は、凝集反応処理が施された汚泥から凝集汚泥と汚水とを分離する汚泥分離機の一つである。なお、凝集反応処理が施される前の原汚泥から固形分の汚泥と汚水とを分離する場合にも使用される。
シャーシフレーム3の前寄り両側部には、液体の凝集剤を収容した凝集液タンク12、12が設置されている。これらのうち左側に設置された凝集液タンク12のすぐ後方には、エアーセパレータ15、オイルセパレータ13、オーバーフローセフティ弁14などが設置されている。右側に設置された凝集液タンク12のすぐ後方には、水タンク16が設置されている。なお、オーバーフローセフティ弁14は、反応槽7内の水位のオーバフローに反応して管路を閉鎖するものであり、前述のフロート弁10とともに、反応槽7内のオーバフローを二重に防止する機能を果たす。
タンク5の左側面に、反応槽7の水位を確認するためのレベル計18が設置されている。また、タンク5の後面に、汚泥槽8の水位を確認するためのレベル計19が設置されている。タンク5の後部にはホースハンガ21が設置されている。このホースハンガ21には、近距離での作業で使用する短尺(例えば10m)の吸引・排出ホース22等が巻き掛けて格納される。前記長尺の吸引・排出ホース50と短尺の吸引・排出ホース22とは、汚泥濃縮車1の駐車位置から浄化槽までの距離に応じて使い分けられる。
[配管図の説明]
つぎに、汚泥濃縮車1に搭載された汚泥濃縮装置20の配管構成について図4の配管図に基づいて説明する。なお、汚泥濃縮車1の外観(図1〜図3)に表れるものについては、図1〜図3の対応箇所に符号を付している。
51は走行用エンジンEの動力を取り出す動力取出装置(PTO)、52は動力取出装置(PTO)51によって駆動される真空ポンプである。
真空ポンプ52の吐出側には、吐出側配管53が接続されており、真空ポンプ52の吸込側には、吸込側配管54が接続されている。吸込側配管54の途中位置には、上流側から順にエアセパレータ15、逆流防止用のチェック弁55が設けられている。さらに吸込側配管54のエアセパレータ15より上流側には、メンテナンス用の排出弁56が設けられている。
PTO51は、真空ポンプ52のほかに、油圧ポンプ57を駆動している。油圧ポンプ57は、その吐出側に接続されたオイルモータ58を回転駆動する。このオイルモータ58の出力軸には、ドラムスクリーン11の回転軸が連結されており、ドラムスクリーン11に回転駆動力が伝達されるようになっている。59は油タンクであり、その内部の油は、油圧ポンプ57に吸入され、オイルモータ58を経た後、油タンク59へ還流される。
タンク5には、反応槽吸引加圧管60および汚泥槽加圧管61が接続されている。反応槽吸引加圧管60は反応槽7側に、汚泥槽加圧管61は汚泥槽8に接続されている。反応槽吸引加圧管60の途中位置には、タンク5内の水位のオーバーフローを防止するためのフロート弁10、オーバーフローセフティ弁14が設けられている。これら反応槽吸引加圧管60および汚泥槽加圧管61は、反タンク側の端部が合流してタンク吸引加圧管62となっている。タンク吸引加圧管62は、大気63に通じる大気吸排気管64の途中位置に、リリーフ管68を介して接続されている。さらに、このリリーフ管68の途中位置にはリリーフ弁69が設けられており、そのリリーフ圧によって、タンク5内の最大圧力が設定されている。本実施の形態においては、例えば0.05MPaに設定されている。
汚泥槽加圧管61の途中位置には、汚泥槽8側からの空気の流れを止めるチェック弁65が設けられている。このチェック弁65のクラッキング圧は、本実施の形態においては、0.03MPaに設定されている。なお、このクラッキング圧の適正値については、後に説明する。汚泥槽加圧管61の途中位置のチェック弁65より汚泥槽8側に、汚泥槽8内の圧力を表示する連成計67Aが設けられている。また、タンク吸引加圧管62の途中位置に、反応槽7内の圧力を表示する連成計67Bが設けられている。
上述した、吐出側配管53、吸込側配管54、タンク吸引加圧管62、および大気吸排気管64は、互いに吸引加圧切換弁66の切換操作によって、連通可能に配管されている。すなわち、吸引加圧切換弁66は、図示するように4ポート3位置切替弁からなり、吸引加圧切換弁66が左位置aに切換えられているときには、吐出側配管53と大気吸排気管64とが連通され、更に、吸込側配管54とタンク吸引加圧管62とが連通される。その結果、真空ポンプ52の吐出側は、大気63と通じ、真空ポンプ52の吸込側は、タンク5内の反応槽7および汚泥槽8と連通する。吸引加圧切換弁66が中立位置bに切換えられているときには、吐出側配管53と吸込側配管54とが連通され、更に、大気吸排気管64とタンク吸引加圧管62とが連通される。その結果、真空ポンプ52の吐出側は、真空ポンプ52の吸込側と連通し、更に、タンク5内の反応槽7および汚泥槽8と大気63とが通じる。吸引加圧切換弁66が右位置cに切換えられているときには、吐出側配管53とタンク吸引加圧管62とが連通され、更に、大気吸排気管64と吸込側配管54とが連通される。その結果、真空ポンプ52の吐出側は、タンク5内の反応槽7および汚泥槽8と連通し、真空ポンプ52の吸込側は、大気63と通じる。
タンク5には、さらに、第1配管70、第2配管71および第3配管72が接続されている。第1配管70は、汚泥槽8と接続しており、その汚泥槽8側端部がドラムスクリーン11へ汚泥を供給できるように配置されている。第2配管71も汚泥槽8と接続されており、その汚泥槽8側端部がドラムスクリーン11によって分離される汚水の汚水排出路の入り口として配置されている。第3配管72は、反応槽7と接続されている。
ホースリール9に収容されている吸引・排出ホース50の基端部には第4配管73の一端部が接続されている。この第4配管73の途中位置には、第4配管73と吸引・排出ホース50への管路を開閉する第1ホース開閉弁74が設けられている。第4配管73の途中位置の第1ホース開閉弁74よりタンク5側には、分岐管が設けられ、更にその途中位置に第2ホース開閉弁75が設けられている。この第2ホース開閉弁75には短尺の吸引・排出ホース22が接続される。
第1配管70〜第4配管73は互いに槽切換弁76の切換操作によって、連通可能に配管されている。すなわち、槽切換弁76は、図示するように4ポート3位置切替弁からなり、槽切換弁76が右位置dに切換えられているときには、第1配管70と第4配管73とが連通され、更に、第2配管71と第3配管72とが連通される。その結果、第1ホース開閉弁74を開放することにより、吸引・排出ホース50の先端部と汚泥槽8内のドラムスクリーン11の上流側とが連通し、また、汚泥槽8内のドラムスクリーン11の下流側(分離された汚水の排出口)と反応槽7の底部とが連通する。
槽切換弁76が中立位置eに切換えられているときには、第1配管70と第3配管72とが連通され、更に、第2配管71と第4配管73とが連通される。その結果、第1ホース開閉弁74を開放することにより、吸引・排出ホース50の先端部と汚泥槽8内のドラムスクリーン11の下流側とが連通し、また、汚泥槽8内のドラムスクリーン11の上流側と反応槽7の底部とが連通する。
槽切換弁76が左位置fに切換えられているときには、第1配管70と第2配管71とが連通され、更に、第3配管72と第4配管73とが連通される。その結果、第1ホース開閉弁74を開放することにより、汚泥槽8内のドラムスクリーン11の上流側とドラムスクリーン11の下流側が連通し、また、吸引・排出ホース50の先端部と反応槽7の底部とが連通する。
凝集液タンク12は、タンク5を貫通した凝集液注入管77により、反応槽7の底部に接続されている。凝集液注入管77の途中位置には、凝集液注入管77の管路を開閉するための凝集液供給弁78が設けられている。さらに、凝集液注入管77の凝集液供給弁78より反応室7側に一端が大気63に通じる大気吸引管79の他端が接続されている。この大気吸引管79の途中位置には、大気吸引管79の管路を開閉するための大気吸引弁80が設けられている。この大気吸引管79および大気吸引弁80は、大気を反応槽7内に吸引させるために設けられている。
タンク5の後底部には、汚泥槽8から凝集汚泥物を排出するための排出管81が設けられており、この排出管81には、その管路を開閉するための排出弁82が設けられている。タンク5には、さらに、汚泥槽8と大気63とを連通する汚泥槽圧力調整管83が汚泥槽8の上部に設けられている。この汚泥槽圧力調整管83の途中位置には、汚泥槽8の圧力を調整するための汚泥槽圧力調整弁84が設けられている。
つぎに、ドラムスクリーン11およびその周辺部の構成について図5および図6に基づいて説明する。
ドラムスクリーン11は、前述したように、凝集反応処理が施された汚泥から凝集汚泥と汚水とを分離する汚泥分離機の一つである。勿論、このドラムスクリーン11によって凝集反応処理が施される前の原汚泥から固形分の汚泥と汚水とを分離することもできる。このドラムスクリーン11は、凝集反応処理が施された汚泥90(又は凝集反応処理が施されていない原汚泥90’)から凝集汚泥91(又は原汚泥に含まれる固形分の汚泥91’)と汚水92に分離する回転ドラム部11aと、分離された汚水92を受ける汚水収容部11bと、回転ドラム部11aの表面に残った凝集汚泥91(又は汚泥91’)を擦り取るためのスクレーパ11cとを具備している。
回転ドラム部11aの主要部は、多数のワイヤー、例えば直径約0.3mmのワイヤーが0.1mm〜0.5mmの隙間で円筒状に周方向へ巻き付けられて形成されている。この回転ドラム部11aの軸芯は、汚泥槽8内部において水平に支持されており、且つ、オイルモータ58によって回転駆動される。回転ドラム部11aへ汚泥90(又は原汚泥90’)を送給する第1配管70の下流端は、回転ドラム部11aの上方回転側に配されており、送給される汚泥90(又は原汚泥90’)は回転ドラム部11a上に乗り上がるようになっている。汚泥90(又は原汚泥90’)が回転ドラム部11a上に乗ると、汚泥90(又は原汚泥90’)に含まれる汚水が多数のワイヤー間に形成された隙間を通り抜けて分離され、回転ドラム部11aの下方に流れ落ちて汚水収容部11bに収容される。一方、回転ドラム部11a上には、水分が分離された汚泥、すなわち、凝集汚泥91(又は汚泥91’)が残存し、この凝集汚泥91(又は汚泥91’)は、回転ドラム部11aの下方回転側に設置されている傾斜板(傾斜板は、回転ドラム部11aに向かって上方傾斜している。)からなるスクレーパ11cによって擦り取られる。擦り取られた凝集汚泥91(又は汚泥91’)は、スクレーパ11cの傾斜に沿って斜め下方へ排出され、汚泥槽8で蓄積される。なお、汚水収容部11bの底面は傾斜面となっており、傾斜下方へ配設された連通管93に分離された汚水が集合するようになっている。
汚水収容部11bは、連通管93を介して、水中ポンプ95が設置されている水中ポンプ設置室96と連通している(図6参照)。水中ポンプ設置室96は、連通管93を通して供給される汚水92を収容して水中ポンプ95の底部吸込口へ汚水92を供給する。また、水中ポンプ設置室96には、水中ポンプ設置室96内の汚水92の水位を検出する水位検出手段として、フロートスイッチ97が設置されている。フロートスイッチ97は、所定の水位(例えば水中ポンプ95が汚水を吸込むことができる水位)以上で、水中ポンプ95の駆動スイッチをオンにし、前記所定の水位未満で水中ポンプ95の駆動スイッチをオフにする。水中ポンプ95の吐出口には、第2配管71の上流端が接続されている。
[作業手順の説明]
以下、上記構成を備える汚泥濃縮車1が浄化槽Sの清掃処理を行う際の操作および汚泥濃縮処理について、主に図4の配管図、図7の操作手順表に基づいて説明する。
なお、汚泥濃縮車1における操作は、車両2の左後部において行われる。車両2の左後部には、各種操作レバーおよび計器類が集約されているためである。すなわち、図1〜図3に示すように、切換弁操作部100がタンク5の左後部に設置されており、この切換弁操作部100に、吸引・加圧切換レバー101および汚泥槽・反応槽切換レバー103が設置されている。吸引・加圧切換レバー101は、連結棒材102を介して吸引加圧切換弁66に連動連結されている。汚泥槽・反応槽切換レバー103は、連結棒材104を介して槽切換弁76に連動連結されている。これらの切換レバー101又は103が操作されると、各別に連動連結された吸引加圧切換弁66又は槽切換弁76を遠隔で操作することができる。また、切換弁操作部100の下方には、圧力表示盤105が設置されている。この圧力表示盤105には、汚泥槽8内の圧力を表示する連成計67A、反応槽7内の圧力を表示する連成計67B、およびエンジンEの出力をコントロールするためのエンジン増速レバー106が設置されている。
<原汚泥吸引>
まず、清掃対象となる浄化槽Sの近所まで汚泥濃縮車1を移動して駐車し、ホースリール9から吸引・排出ホース50を巻き出し、吸引・排出ホース50の先端を浄化槽Sの嫌気槽S’の底へ挿入する。このとき、第1ホース開閉弁74、第2ホース開閉弁75、凝集液供給弁78、大気吸引弁80、排出弁82は閉鎖されている。
作業手順(1)として、PTO51により真空ポンプ52を駆動し、吸引加圧切換弁66を左位置aに切換え、槽切換弁76を右位置dに切換え、第1ホース開閉弁74を開放する。すると、真空ポンプ52の吸込口と反応槽7とが連通され、真空ポンプ52の吐出口が大気63へ通じるため、真空ポンプ52の吸込力によって反応槽7が減圧される。また、反応槽7と汚泥槽8は第3配管72および第2配管71を介して連通され、汚泥槽8は、第1配管70、第4配管73、および吸引・排出ホース50を介して浄化槽Sと通じるので、汚泥槽8も減圧されて、浄化槽S内の原汚泥が汚泥槽8に吸引され、汚泥槽8内のドラムスクリーン11へ送給される。
ドラムスクリーン11に送給された原汚泥は、ドラムスクリーン11によって、固形分の汚泥(以下「一次汚泥」ともいう。)と原汚泥に含まれる汚水(以下「一次汚水」ともいう。)とに分離(以下「一次ろ過」ともいう。)される。一次ろ過により分離された一次汚泥は、ドラムスクリーン11のから汚泥槽8の底方へ排出される。一方、一次ろ過により分離された一次汚水は、ドラムスクリーン11の汚水収容部11bに一旦収容され、さらに、連通管93、水中ポンプ設置室96、水中ポンプ95の吸込口、第2配管71、および第3配管72を通じて、反応槽7へ吸引送給される。なお、このとき、水中ポンプ設置室96での一次汚水の水位が所定水位以上になると、フロートスイッチ97により水中ポンプの駆動スイッチがオフ状態からオン状態になり、水中ポンプ95も一次汚水を反応槽7へ送給するように駆動する。
なお、浄化槽Sから原汚泥を直接反応槽7へ吸引して、一次ろ過することなく、凝集反応処理を行う場合には、作業手順(1)において、槽切換弁76を右位置dではなく、左位置fに切換える(図7の操作手順表においては、その旨を括弧書きで示している。)。すると、反応槽7は、第3配管72、第4配管73、および吸引・排出ホース50を介して浄化槽Sと連通されるので、浄化槽S内の原汚泥が反応槽7に吸引される。このとき汚泥槽8は加圧も減圧もされない(図7の操作手順表においては、その旨を(−)で示している。)。その後は、一次ろ過をした場合と同様に、以下に説明する作業手順を行えばよい。
<凝集反応>
作業手順(2)として、原汚泥の吸引および一次ろ過が完了した後、槽切換弁76を左位置fに切換え、開放している第1ホース開閉弁74を閉鎖し、凝集液供給弁78および大気吸引弁80を開放する。すると、真空ポンプ52によって引き続き減圧されている反応槽7へ凝集液注入管77を通じて凝集液および空気が反応槽7の底部へ吸引され、凝集液と一次汚水とが攪拌される。この攪拌作用により凝集反応が均一に促進され、ゲル状の凝集汚泥が生成される。凝集反応処理は、約15分程度行われる。
<汚泥濃縮>
作業手順(3)として、凝集反応処理が完了した後、開放している凝集液供給弁78および大気吸引弁80を閉鎖し、吸引加圧切換弁66を右位置cに切換え、槽切換弁76を中立位置eに切換え、第1ホース開閉弁74を開放する。すると、真空ポンプ52の吐出口と反応槽7とが連通され、真空ポンプ52の吸込口が大気63に通じるため、真空ポンプ52の吐出空気が送給される反応槽7が加圧される。さらに、反応槽7と汚泥槽8は、第3配管72および第1配管70を介して連通しているため、反応槽7とともに汚泥槽8も加圧される。ただし、反応槽7と汚泥槽8の内圧差が、チェック弁65のクラッキング圧(例えば0.03MPa)以上になれば、チェック弁65が開いて、汚泥槽加圧管61を通じて真空ポンプ52から圧縮空気が供給され上記内圧差が緩和される。そして、上記内圧差がクラッキング圧未満になったところでチェック弁65は閉じられ、汚泥槽加圧管61を通じた圧縮空気の供給も遮断される。このことから、反応槽7と汚泥槽8の内圧差は、ほぼクラッキング圧(例えば0.03MPa)に維持されるようになっている。例えば、反応槽7の内圧が0.05MPaである場合は、汚泥槽8の内圧は、それよりクラッキング圧分だけ低い0.02MPaとなる。このように、反応槽7と汚泥槽8の内圧差は、クラッキング圧とほぼ等しい値で維持されることから、反応槽7内で凝集反応処理が施された一次汚水は、前記内圧差により第3配管72および第1配管70を通じて汚泥槽8へ圧送され、汚泥槽8内のドラムスクリーン11へ送給される。
汚泥槽8内のドラムスクリーン11へ送給された一次汚水は、ドラムスクリーン11によって凝集汚泥(以下「二次汚泥」ともいう。)と凝集汚泥に含まれる汚水(以下「二次汚水」ともいう。)とに分離(以下「二次ろ過」ともいう。)される。二次ろ過により分離された二次汚泥は、ドラムスクリーン11から汚泥槽8の底方へ排出される。二次ろ過により分離された二次汚水は、ドラムスクリーン11の汚水収容部11bに一旦収容され、さらに、連通管93通じて、水中ポンプ設置室96に一旦収容される。収容された二次汚水の水位が水中ポンプ95の吸込み口に差し掛かると、汚泥槽8が低圧力(例えば0.02MPa)にて加圧されていることにより、水中ポンプ95に上流端が接続されている第2配管71に二次汚水が送給される。また、水中ポンプ設置室96での二次汚水の水位が所定水位以上になると、フロートスイッチ97により水中ポンプの駆動スイッチがオフ状態からオン状態になり、汚水排出ポンプである水中ポンプ95の送給力によっても、二次汚水は第2配管71へ送給される。
このとき、槽切換弁76は中立位置eに切換えられており、第2配管71、第4配管73および吸引・排出ホース50によって浄化槽Sまでの汚水排出路が形成されているため、水中ポンプ95の送給力および汚水排出路の上流側空気の圧力により第2配管71に送給された二次汚水は、第4配管73、および吸引・排出ホース50を通じて、浄化槽Sへ排出される。
上述より明らかなように、本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮車1においては、二次汚水の浄化槽Sへの排出は、水中ポンプ95を駆動し、更に、汚泥槽8内(汚水排出路の上流側の空気)を加圧することによって行われる。二次ろ過の処理が進み、ドラムスクリーン11に送給される一次汚水の量が少なくなると、それに応じて二次汚水の生成量も少なくなり、水中ポンプ設置室96での二次汚水の水位が低くなる。そうなると、水中ポンプ95が空気を吸込み、水中ポンプ95だけでは、二次汚水を浄化槽S側へ排出し難くくなるが、汚泥槽8内が加圧されることにより、つまり、汚水排出路の上流側の空気が加圧されることにより、汚水排出路内の二次汚水を排出することができる。しかも、汚水排出路の上流側の空気の圧力は、例えば0.02MPaなどの低圧であるため、従来問題となっていた、汚水内の混入空気の急膨張による不都合も発生しない。また、水中ポンプ95が空気を吸込む頃には、排出すべき二次汚水は殆ど汚水排水路内にあり、その量も約100L〜170L程度であるので、低圧によって汚水を排出しても排出時間はさほど要しない。
なお、汚泥槽8内(汚水排出路の上流側の空気)を加圧する際の圧力として、0.02MPaを例示したが、汚水排出路内の汚水を排出できる圧力であれば、これに限定されない。例えば、汚水排出路内の水頭圧より0〜0.01MPa高めの圧力(例えば0.01MPa〜0.03MPa)でよい。圧力設定は、チェック弁65のクラッキング圧の設定、リリーフ弁69のリリーフ圧の設定等により行うことができる。また、汚泥槽圧力調整管83の途中位置に設けられた汚泥槽圧力調整弁84を調整することでも柔軟且つ迅速に汚泥槽8内(汚水排出路の上流側の空気)の圧力を調整することができる。
二次汚水の排出完了後は、PTO51による真空ポンプ52およびドラムスクリーン11の駆動を停止し、開放した第1ホース開閉弁74を閉鎖して、汚泥濃縮車1を処分場110まで移動させる。
<濃縮汚泥排出>
処分場110では、排出弁82に短尺の吸引・排出ホース22の基端を接続し、そのホース22の先端を処分場110の所定場所へ配置する。
作業手順(4)として、PTO51により真空ポンプ52を駆動し、吸引加圧切換弁66を右位置cに切換え、排出弁82を開放する。なお、槽切換弁76はどの位置に切換えてもよい。すると、真空ポンプ52の吐出口と汚泥槽8とが連通され、真空ポンプ5の吐出空気が汚泥槽8内へ送給されて汚泥槽8が加圧され、汚泥槽8に蓄積されている二次汚泥(濃縮汚泥)が排出管81、短尺の吸引・排出ホース22を通じて処分場110へ圧送排出される。
[他の実施の形態]
既述の実施の形態においては、汚泥濃縮装置20が車両2に搭載されている場合を例に挙げて説明したが、勿論、汚泥濃縮装置20を車両2に搭載せずに、汚泥濃縮装置20だけで既述の各種処理動作を行うことも可能である。この場合、汚泥濃縮装置20のエンジンとして、車両2のエンジンEではなく、例えば、車両2から独立したエンジンを使用すればよい。
既述した実施の形態に係る汚泥濃縮装置20においては、汚水排出ポンプとして水中ポンプ95を備えているが、水中ポンプ95を陸上ポンプに代えてもよい。
図8に示すように、汚水排出ポンプ等として機能するポンプ95Aをタンク5内ではなくタンク5外の第2配管71の途中位置に設けたものとしてもよい。この場合、第2配管71の上流端は、ドラムスクリーン11から分離された汚水が収容される箇所、例えば、汚水収容部11bの連通管93の位置など、に接続すればよい。ポンプ95Aは水中ポンプ又は陸上ポンプの何れであってもよい。
また、図示しないが、汚泥分離機をタンク5(汚泥槽8)の外へ設置するタイプの汚泥濃縮車に本発明を適用する場合は、汚水排出路の上流側の空気を加圧するために、汚泥分離機により分離された汚水を収容する容器内の空気を加圧できる構成を設ければよい。
本発明は、浄化槽から汚泥を吸引して濃縮する汚泥濃縮装置、および該汚泥濃縮装置を車両に搭載してなる汚泥濃縮車に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮車に搭載された汚泥濃縮装置の配管図である。 ドラムスクリーンおよびその周囲部を示した図である。 図5のA−A断面図である。但し、スクレーパの図示を省略している。 本発明の実施の形態に係る汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車を操作する際に行うべき各種弁操作等を示した操作手順表である。 本発明の他の実施の形態に係る汚泥濃縮車に搭載された汚泥濃縮装置の配管図である。
符号の説明
1 汚泥濃縮車
7 反応槽
8 汚泥槽
11 ドラムスクリーン(汚泥分離機)
20 汚泥濃縮装置
50 吸引・排出ホース(汚水排出路)
52 真空ポンプ(加圧空気供給手段)
71 第2配管(汚水排出路)
73 第4配管(汚水排出路)
95 水中ポンプ(汚水排出ポンプ)
90 汚泥
91 凝集汚泥
92 汚水

Claims (5)

  1. 汚泥が吸引されて凝集反応処理が施される反応槽と、
    前記凝集反応処理が施された汚泥から凝集汚泥と汚水とを分離する汚泥分離機と、
    前記汚泥分離機により分離された凝集汚泥が蓄積される汚泥槽と、
    前記汚泥分離機により分離された汚水を排出する汚水排出路と、
    前記汚水排出路に設けられた汚水排出ポンプと、
    前記汚水排出路の上流側の空気を加圧する加圧手段と、を備え、
    前記汚水排出路を通じて前記汚水を排出する際に、前記汚水排出ポンプを駆動すると同時に、前記加圧手段により前記汚水排出路の上流側の空気を加圧することを特徴とする汚泥濃縮装置。
  2. 前記汚泥分離機および前記汚水排出路の上流端は、前記汚泥槽内に設けられており、
    前記加圧手段は、前記汚泥槽内を加圧することにより、前記汚水排出路の上流側の空気を加圧することを特徴とする請求項1に記載の汚泥濃縮装置。
  3. 前記汚水排出ポンプは、前記汚泥槽内に設けられた水中ポンプであることを特徴とする請求項1に記載の汚泥濃縮装置。
  4. 前記汚水排出ポンプは、陸上ポンプであることを特徴とする請求項1に記載の汚泥濃縮装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の汚泥濃縮装置を備えることを特徴とする汚泥濃縮車。
JP2007070691A 2007-03-19 2007-03-19 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車 Active JP4749365B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070691A JP4749365B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070691A JP4749365B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008229446A true JP2008229446A (ja) 2008-10-02
JP4749365B2 JP4749365B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=39902881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007070691A Active JP4749365B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4749365B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066587A (ja) * 2007-08-20 2009-04-02 Shin Meiwa Ind Co Ltd 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP2010162467A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Shinmaywa Industries Ltd 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58150490A (ja) * 1982-02-27 1983-09-07 Tokyu Car Corp 浄化槽等の汚泥水処理車
JPS596998A (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 Tokyu Car Corp 汚泥水処理及び張水返送車による浄化槽等の汚泥水処理方法
JPS597100U (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 東急車輌製造株式会社 浄化槽等の汚泥水処理車
JPS5951888U (ja) * 1982-09-28 1984-04-05 東急車輌製造株式会社 浄化槽等の汚泥水処理車
JPS59106510U (ja) * 1983-01-06 1984-07-18 株式会社クボタ 加圧脱水機の汚泥供給装置
JPS59142098U (ja) * 1983-03-14 1984-09-22 大金興業株式会社 浄化槽管理専用車輌
JPS6035799U (ja) * 1983-08-19 1985-03-12 兼松エンジニアリング株式会社 小型汚泥濃縮車
JPH0290911A (ja) * 1988-09-27 1990-03-30 Maeda Seikan Kk 泥水処理装置
JPH03233035A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Morita Tokushu Kiko Kk 高圧洗浄車
JPH0596189U (ja) * 1992-06-05 1993-12-27 新明和工業株式会社 吸引流体の再利用タンク装置
JPH0717895U (ja) * 1993-09-01 1995-03-31 茂 根本 浄化槽汚泥清掃車
JPH07116415A (ja) * 1993-10-22 1995-05-09 Takuo Mochizuki 回転ドラム式濾過装置
JPH07313995A (ja) * 1994-05-24 1995-12-05 Tatsumi Hirano 浄化槽清掃車
JP2004283640A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Shigeru Nemoto 浄化槽汚泥清掃車における汚泥の減圧浮上固液分離方法とその装置
JP2005095800A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Sakamoto Shokai:Kk 泥水処理装置
JP2006136773A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Kanematsu Engineering Kk 浄化槽汚泥処理車

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58150490A (ja) * 1982-02-27 1983-09-07 Tokyu Car Corp 浄化槽等の汚泥水処理車
JPS596998A (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 Tokyu Car Corp 汚泥水処理及び張水返送車による浄化槽等の汚泥水処理方法
JPS597100U (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 東急車輌製造株式会社 浄化槽等の汚泥水処理車
JPS5951888U (ja) * 1982-09-28 1984-04-05 東急車輌製造株式会社 浄化槽等の汚泥水処理車
JPS59106510U (ja) * 1983-01-06 1984-07-18 株式会社クボタ 加圧脱水機の汚泥供給装置
JPS59142098U (ja) * 1983-03-14 1984-09-22 大金興業株式会社 浄化槽管理専用車輌
JPS6035799U (ja) * 1983-08-19 1985-03-12 兼松エンジニアリング株式会社 小型汚泥濃縮車
JPH0290911A (ja) * 1988-09-27 1990-03-30 Maeda Seikan Kk 泥水処理装置
JPH03233035A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Morita Tokushu Kiko Kk 高圧洗浄車
JPH0596189U (ja) * 1992-06-05 1993-12-27 新明和工業株式会社 吸引流体の再利用タンク装置
JPH0717895U (ja) * 1993-09-01 1995-03-31 茂 根本 浄化槽汚泥清掃車
JPH07116415A (ja) * 1993-10-22 1995-05-09 Takuo Mochizuki 回転ドラム式濾過装置
JPH07313995A (ja) * 1994-05-24 1995-12-05 Tatsumi Hirano 浄化槽清掃車
JP2004283640A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Shigeru Nemoto 浄化槽汚泥清掃車における汚泥の減圧浮上固液分離方法とその装置
JP2005095800A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Sakamoto Shokai:Kk 泥水処理装置
JP2006136773A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Kanematsu Engineering Kk 浄化槽汚泥処理車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066587A (ja) * 2007-08-20 2009-04-02 Shin Meiwa Ind Co Ltd 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP2010162467A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Shinmaywa Industries Ltd 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車

Also Published As

Publication number Publication date
JP4749365B2 (ja) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108455817B (zh) 一种吸污净化车
JP5054959B2 (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP4749365B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
CN209815846U (zh) 一种污水过滤装置
EP3179001A1 (en) Method and device for dewatering septic sludge
JPS6291297A (ja) 車載可能な汚泥水処理ユニツト
JP5022688B2 (ja) 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車
JP3738319B2 (ja) 浄化槽汚泥清掃車における汚泥の減圧浮上固液分離方法とその装置
JP2008142582A (ja) 凝集液攪拌装置とそれを備えた汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JPS6145920Y2 (ja)
WO2008044535A1 (fr) Dispositif d'aspiration de boues et véhicule d'aspiration de boues muni de celui-ci
JP2008080290A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP4999710B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP2008036622A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP2008036623A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP5234785B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP5188772B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP2006122897A (ja) 汚濁泥水排水処理装置及び汚濁泥水処理システム
JP4855160B2 (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
WO2009081486A1 (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP2008238093A (ja) 脱臭装置、汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
CN216377743U (zh) 一种钛白粉废水沉降处理装置
JPS596998A (ja) 汚泥水処理及び張水返送車による浄化槽等の汚泥水処理方法
CN214880726U (zh) 一种废水总氮处理设备
JP2011062611A (ja) 汚泥濃縮装置の操作装置およびそれを備えた汚泥濃縮車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4749365

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250