JP5022688B2 - 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車 - Google Patents

汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車 Download PDF

Info

Publication number
JP5022688B2
JP5022688B2 JP2006328225A JP2006328225A JP5022688B2 JP 5022688 B2 JP5022688 B2 JP 5022688B2 JP 2006328225 A JP2006328225 A JP 2006328225A JP 2006328225 A JP2006328225 A JP 2006328225A JP 5022688 B2 JP5022688 B2 JP 5022688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
tank
pipe
suction
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006328225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008138485A (ja
Inventor
清隆 浜岡
信之 青木
文夫 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP2006328225A priority Critical patent/JP5022688B2/ja
Priority to PCT/JP2007/069249 priority patent/WO2008044535A1/ja
Publication of JP2008138485A publication Critical patent/JP2008138485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022688B2 publication Critical patent/JP5022688B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

本発明は、浄化槽汚泥、産業廃棄物汚泥等を吸引して収集する汚泥吸引装置とそれを備えた汚泥吸引車に関するものである。
従来より、浄化槽汚泥、産業廃棄物汚泥等(以下、これらを単に「汚泥」という。)は、汚泥吸引車によって定期的(毎年一回)または必要に応じて収集され、所定の処分場へと搬送されている。前記浄化槽汚泥の場合、都市部では全国的に下水道が普及して減少傾向にあるが、都市部から離れた山村部等まで下水設備を普及させるのは難しく、そのような地域では浄化槽汚泥が増加する傾向にある。このことは、従来のし尿のみの単独浄化槽から生活雑排水も処理する合併浄化槽の普及にもよる。
また、前記浄化槽汚泥の場合、汚泥とともに多くの水を収集することとなるため、限られたタンク容量の汚泥吸引車では1回の収集作業で汚泥収集できる浄化槽が少なく、運用効率が悪くなる場合がある。
そこで、収集汚泥中の固形分のみを収集して運用効率の向上を図ろうとする汚泥濃縮車が提案されている。この汚泥濃縮車の場合、スクリーンを備えた汚泥分離器をタンクとは離して設けている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来技術として、原液タンクと汚泥タンクとが一体化されたタンクを設け、汚泥タンクの上方に回転軸が傾斜した筒状の小型ドラムスクリーンを設けたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−100221号公報(第7頁、図2,3) 実公昭61−45920号公報(第3−4頁、図4)
しかしながら、前記特許文献1は、スクリーンを備えた汚泥分離器をタンクと離して設置するような構成であるため、非常に多くの配管で各構成が接続されるとともに、それらの配管を開閉する多くの弁が必要となる。そのため、この特許文献1では、製造時に配管の接続等に多くの時間と労力を要し、運用時にはそれらの配管の煩雑な開閉操作が必要となるので熟練作業者でないと迅速な操作は困難であるが、熟練作業者が大幅に減少して効率的な操作が難しく、効率的な汚泥濃縮車の運用は難しい。
また、前記特許文献2の場合も、タンク上方に設けられたドラムスクリーンと接続する複数の配管がタンク上部に延びるとともに、それらの配管を開閉する多くの弁をタンク周囲に設ける必要がある。そのため、この特許文献2も、製造時には配管の接続等に多くの時間と労力を要し、運用時にはそれらの配管の煩雑な開閉操作が必要となるので熟練作業者でないと迅速な操作は困難であるが、熟練作業者が大幅に減少して効率的な操作が難しく、効率的な汚泥濃縮車の運用は難しい。
これらのことは汚泥吸引車や汚泥吸引装置の場合でも同様であり、熟練作業者が大幅に減少して効率的な操作を行って効率的な汚泥吸引作業を行うのが難しくなっている。
一方、汚泥吸引する浄化槽等によっては車両から離れた距離にある場合があり、その場合にはホースリールに巻かれた長い汚泥吸引管(吸引ホース)を用いて汚泥吸引するが、長い汚泥吸引管を使用した場合には管内の抵抗等によって吸引効率の悪い作業となる場合がある。このことは、汚泥吸引する浄化槽等が車両に近い距離にあった場合でも、ホースリールに巻かれた長い汚泥吸引管を使用すると同様に管内の抵抗によって吸引効率の悪い作業となる場合がある。
そこで、本発明は、汚泥を吸引する距離に応じた効率の良い汚泥吸引作業を行うことができる汚泥吸引装置と、それを備えた汚泥吸引車を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の汚泥吸引装置は、汚泥槽を備えたタンクと、該タンク内を減圧するポンプと、該ポンプと前記タンク内とを連通または遮断する吸引切替弁と、前記タンクに原汚泥水を吸引する汚泥吸引管を有するホースリールと、該汚泥吸引管に一端を接続し、他端を前記タンクに接続した汚泥管と、該汚泥管に設けた開閉弁と、該開閉弁と前記タンクとの間の汚泥管に設けた補助吸引管と、該補助吸引管に前記原汚泥水を吸引する補助吸引弁とを備えている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「原汚泥水」は、「汚泥」を含む「汚泥水」であり、吸引対象の「汚泥」をいう。これにより、タンクに近い位置から原汚泥水を吸引する時等に、ホースリールに設けられた汚泥吸引管を介することなく短尺ホースで補助吸引弁から原汚泥水をタンクに吸引することができ、ホースリールに巻かれた長い汚泥吸引管を用いることによる管抵抗等のロスを抑えて効率良く汚泥吸引作業を行うことができる。なお、この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「汚泥吸引装置」は、汚泥を吸引した後に濃縮する「汚泥濃縮装置」も含む。
また、前記補助吸引弁を前記タンクの後部に設け、該補助吸引弁をタンク後方に向けて開口させてもよい。これにより、タンクの後部において、タンク後方に向けて開口した補助吸引弁に短尺ホースを容易に接続することができ、装置に近い位置の汚泥吸引作業を効率良く行うことができる。
さらに、汚泥槽と反応槽とを隔壁で隔離したタンクと、該タンク内を減圧するポンプと、該ポンプと前記タンク内とを連通または遮断する吸引切替弁と、原汚泥水を吸引する汚泥吸引管と前記汚泥槽または前記反応槽とを連通、もしくは該汚泥槽と該反応槽とを連通する槽切替弁と、前記タンクに原汚泥水を吸引する汚泥吸引管を有するホースリールと、該汚泥吸引管に一端を接続し、他端を前記槽切替弁に接続した汚泥管と、該汚泥管に設けた開閉弁と、該開閉弁と前記槽切替弁との間の汚泥管に設けた補助吸引管と、該補助吸引管に前記原汚泥水を吸引する補助吸引弁とを備えさせてもよい。これにより、吸引切替弁でポンプと反応槽とを連通させるとともに、槽切替弁で補助吸引弁と汚泥槽、汚泥槽と反応槽とを連通させ、ポンプで反応槽内の空気を吸引して減圧すれば、補助吸引弁から汚泥槽へ原汚泥水を吸引するバキューム機能を発揮するとともに、汚泥槽から反応槽へ汚水を吸引して濃縮する濃縮機能とを発揮することができる。
また、前記補助吸引弁を前記タンクの後部に設け、該補助吸引弁をタンクの後方に向けて開口させるとともに、該補助吸引弁の開閉操作部を前記タンク後部に配置してもよい。これにより、補助吸引弁から原汚泥水を吸引する時に、タンク後部で補助吸引弁の接続と開閉操作を容易に行うことができる。
一方、本発明の汚泥吸引車は、これらいずれかの汚泥吸引装置を備えている。このような汚泥吸引装置を汚泥吸引車に備えることにより、ホースリールの汚泥吸引管を用いることなく車両に近い位置からの汚泥吸引を補助吸引弁から行うことができる。これにより、長い汚泥吸引管を用いた場合の配管抵抗等のロスを抑えた効率の良い汚泥吸引作業を行うことができる。なお、この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「汚泥吸引車」は、汚泥を吸引した後に濃縮する「汚泥濃縮車」も含む。
本発明は、以上説明したような手段により、汚泥を吸引する距離に応じて効率良く汚泥吸引作業を行うことができる汚泥濃縮装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る汚泥濃縮車を示す側面図であり、図2は、図1に示す汚泥濃縮車の平面図、図3は、図1に示す汚泥濃縮車の背面図である。以下の実施の形態では、汚泥吸引車の一例として、吸引した汚泥を濃縮する機能を有する汚泥濃縮装置20を搭載した汚泥濃縮車1を例に説明する。なお、以下の説明における前側、後側、左側、右側とは、車両の前側、後側、左舷側、右舷側をいう。また、この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「一次汚水」は、前記「原汚泥水」から「汚泥分」を分離した「汚水」をいい、「二次汚水」は、この「一次泥水」から凝集反応させてフロック状にした「汚泥分」を分離した「汚水」をいう。
図1に示すように、汚泥濃縮車1の運転席2の下部には走行用エンジンEが設けられ、このエンジンEには動力を取り出すためのPTO21(Power Take Off)が設けられている。この運転席2から後方に向けて車体フレーム3が設けられ、この車体フレーム3の上部にサブフレーム4が設けられており、これらのフレーム3,4上に汚泥濃縮装置20が搭載されている。
この汚泥濃縮装置20のタンク5が、前記サブフレーム4上に設けられている。このタンク5は、車両の前後方向に延びるように形成され、隔壁6によって前後に隔離された反応槽7と汚泥槽8との2槽を備えている。車両の前側に反応槽7が設けられ、後側に汚泥槽8が設けられている。このタンク5の上部には、タンク5に原汚泥水を吸引するためのホースリール9が設けられている。このホースリール9には、例えば、数十メートルの汚泥吸引管51(樹脂ホース等)が格納されている。
また、図1,2に示すように、前記タンク5の後部左側には、タンク5内に原汚泥水を吸引又は汚水を排出する時に切替える四方弁の槽切替弁45が設けられている。この槽切替弁45には、後述する汚泥吸引管51に接続された第4汚泥管47と、汚泥槽8内に原汚泥水等を吸引する第2汚泥管44と、汚泥槽8内から汚水を排出する第3汚泥管46と、反応槽7内と連通する第1汚泥管43とが接続されている。
そして、前記第4汚泥管47には開閉弁たる加圧弁49が設けられるとともに、この第4汚泥管47の車両後方位置には補助吸引管97が設けられている。この補助吸引管97には、補助吸引弁98が設けられている。この補助吸引弁98は、タンク5の後部における一側方に設けられるとともに、タンク5の後方に向けて開口するように設けられている。また、補助吸引弁98は、前記タンク5を支持するサブフレーム4の高さ位置に配設されている。さらに、タンク5の後端には、後方に向けてホース支持部材110が設けられており、このホース支持部材110に短尺ホース111(例えば、数メートル〜十数メートル程度の吸引管)が掛けられている。この短尺ホース111は、近距離での作業に適した長さに設定される。なお、短尺ホース111は、処分場排出用ホースとして兼用される。
また、タンク5の前部左側には、タンク5内を減圧又は加圧する時に切替える四方弁の吸引切替弁25が設けられている。この吸引切替弁25には、オイルセパレータ13と、エアセパレータ15と、大気開放管26と、オーバフローセフティ弁14とが接続されている。このオーバフローセフティ弁14は、フロート弁10を介して反応槽7の上部に接続されている。これらの構成の詳細な配管は、後述する。
さらに、車両の左側には、凝集剤タンク12が設けられ、車両の右側には、図2に示すように、凝集剤タンク12と水タンク16と水ポンプ57とが設けられている。これらのタンク12,16は、一体的に形成して兼用してもよい。凝集剤タンク12内には、凝集剤が溶かされた凝集液が貯留されている。この明細書中における「凝集剤」は、「粉体」「液体」のいずれであってもよい。また、前記汚泥槽8内の上部には、汚泥分離手段たるドラムスクリーン11が設けられている。なお、図1に示すように、タンク5の左側には反応槽7内の一次汚水量を確認する確認窓18が設けられ、タンク5の後部には汚泥槽8内の汚泥貯留量を確認する確認窓19が設けられている。
また、図1,3に示すように、タンク5の後部の左側には、前記吸引切替弁25を操作するための圧切替弁操作レバー101と、前記槽切替弁45を操作するための槽切替弁操作レバー102とが設けられている。これらの操作レバー101,102は、タンク5から左側方に向けて突設されたレバー取付板103に設けられており、上下に並設されている。圧切替弁操作レバー101は、前記吸引切替弁25と棒状の連結部材104によって連結され、槽切替弁操作レバー102は、前記槽切替弁45と棒状の連結部材105によって連結されている。これら圧切替弁操作レバー101と槽切替弁操作レバー102とは、連結部材104,105の軸方向と直交する面内で回動させることにより、吸引切替弁25、槽切替弁45の切替え操作を行うことができる。この実施の形態では、圧切替弁操作部と槽切替弁操作部とを操作レバー101,102で構成することにより、構成を簡単にするとともに簡単な操作で各弁を切替えることができるようにしている。
なお、この実施の形態では、前記加圧弁49、補助吸引弁98をタンク5の後部に配設しているが、これら加圧弁49、補助吸引弁98をタンク5の後部から離れた位置に配設するようにしてもよい。
さらに、前記操作レバー101,102の下方には、前記サブフレーム4から左側方に向けて計器取付部106が突設されている。この計器取付部106には、前記反応槽7内の圧力を表示するタンク圧力計107(連成計)と、汚泥槽8内の圧力を表示するタンク圧力計108(連成計)と、手動でエンジンEの回転数を上下させてポンプ22(図4参照)の回転数を昇降させる回転数操作部たるスロットルレバー109とが設けられている。これらの圧力計107,108とスロットルレバー109とを前記操作レバー101,102の近傍に設けることにより、後述する汚泥収集作業時に、その作業に好ましい汚泥槽8内の圧力と反応槽7内の圧力とに調節しながら各弁25,45を操作して、効率的な汚泥収集作業ができるようにしている。
このように、汚泥濃縮装置20の後部左側に各弁25,45,49と補助吸引弁98とを集中して設けることにより、汚泥濃縮車1を道路左端に停車させた状態で、作業者はこの汚泥濃縮車1の後方左側で各弁25,45,49,98を操作して効率良く汚泥収集作業を行うことができる。
図4は、図1,2に示す汚泥濃縮車に搭載した汚泥濃縮装置の配管系統図である。この図4は、浄化槽の原汚泥水を吸引するときの状態を図示している。図4に基いて前記汚泥濃縮装置20の配管系統を以下に説明する。前記PTO21によって取り出された動力で駆動されるポンプ22が設けられ、このポンプ22にはチェック弁23を介して空気が吸引されるようになっている。ポンプ22の吐出側にはオイルセパレータ13が設けられており、吐出する空気中のオイルが除去されている。オイルセパレータ13の下流側には、ポンプ22から吐出管24に空気を吐出することによってタンク5の反応槽7内と汚泥槽8内とを減圧(負圧)、または反応槽7内と汚泥槽8内とを加圧する時に切替える前記吸引切替弁25が設けられている。この吸引切替弁25に接続された大気開放管26は、大気27に開放している。なお、前記チェック弁23の上流側には、保守点検時等に使用する常時閉鎖された開閉弁30が設けられている。
また、前記吸引切替弁25には、前記チェック弁23に通じる第1エア管31と、前記タンク5側と連通する第2エア管32とが接続されている。この吸引切替弁25を切替えることにより、第1エア管31と第2エア管32と前記吐出管24と大気開放管26とが切替えられるようになっている。第1エア管31には、エアセパレータ15が設けられている。このような配管構成により、前記ポンプ22は、反応槽7内と汚泥槽8内との空気を吸引する減圧と、反応槽7内と汚泥槽8内とに空気を吐出する加圧とが行えるようになっている。
さらに、第2エア管32は、タンク5の反応槽7と連通する第3エア管33、および汚泥槽8と連通する第4エア管34と接続されている。第3エア管33には、反応槽7の満量時にポンプ22側への流体の流れを止めるフロート弁10と、このフロート弁10から汚泥や水がオーバフローしてもポンプ22側に流れないようにするオーバフローセフティ弁14とが設けられている。また、第4エア管34には、空気の逆方向流れを防止するチェック弁35が設けられ、このチェック弁35の吸引切替弁25側と、汚泥槽8の上部との間が第5エア管114で接続されている。この第5エア管114には、空気遮断弁48が設けられている。この空気遮断弁48は、通常は遮断側に位置しており、前記吸引切替弁25を中央の中正位置bに切替える操作に連動して連通側に切替えられようになっている。
また、前記第2エア管32と大気開放管26との間には分岐管28が設けられており、この分岐管28には所定の設定圧で開放するリリーフ弁29が設けられている。リリーフ弁29は、第2エア管32内の圧力が上昇したときに空気を大気27に逃すような設定圧力に設定されている。なお、第2エア管32には、前記圧力計107が設けられ、第4エア管34には、前記圧力計108が設けられている。
これらの構成によれば、以下のように機能する。前記吸引切替弁25を図示する左側の吸引位置aに切替えると、ポンプ22の吐出管24と大気開放管26とが連通し、第1エア管31と第2エア管32とが連通する。この状態でポンプ22を駆動すれば、反応槽7内の空気は第3エア管33を介して第2エア管32、第1エア管31へと吸引され、エアセパレータ15とオイルセパレータ13とを介して吐出管24を通り大気開放管26から大気27に放出される。
また、吸引切替弁25を中央の中正位置bに切替えると、その操作に連動して空気遮断弁48が連通側に切替えられて、大気開放管26と第2エア管32、第3エア管33、第4エア管34、第5エア管114とが連通する。この状態では、反応槽7は第3エア管33と第2エア管32とを介して、汚泥槽8は第5エア管114と第4エア管34と第2エア管32とを介して大気開放管26と連通して大気開放状態となる。
さらに、吸引切替弁25を図示する右側の加圧位置cに切替えると、ポンプ22の吐出管24と第2エア管32とが連通し、大気開放管26と第1エア管31とが連通する。この状態でポンプ22を駆動すれば、大気が大気開放管26から第1エア管31を介してポンプ22に吸引され、ポンプ22から吐出された加圧空気が吐出管24、吸引切替弁25,第2エア管32を介して、第3エア管33から反応槽7に、第4エア管34から汚泥槽8に供給される。
なお、前記した汚泥槽8の内部に設けられているドラムスクリーン11を回転駆動する油圧モータ40は、前記PTO21で駆動される油圧ポンプ39から供給される油によって駆動されている。この油圧回路には、所定圧に設定されたリリーフ弁41と、油タンク42とが設けられている。
一方、反応槽7と汚泥槽8との間には、反応槽7に設けられた第1汚泥管43と、汚泥槽8内のドラムスクリーン11に原汚泥水または一次汚水を供給する第2汚泥管44とを連通または遮断する前記槽切替弁45が設けられている。また、この槽切替弁45には、ドラムスクリーン11の水容器38から一次汚水または二次汚水を排出する第3汚泥管46と、前記ホースリール9に接続された第4汚泥管47とが接続されている。前記第4汚泥管47には、タンク5内の加圧時に閉鎖する加圧弁49が設けられ、この加圧弁49と前記槽切替弁45との間には、補助吸引管97とこの補助吸引管97の端部を開閉する補助吸引弁98とが設けられている。さらに、前記ホースリール9には、浄化槽50まで延ばす汚泥吸引管51が設けられている。
また、前記第1汚泥管43には凝集剤供給管55が接続されており、この凝集剤供給管55は凝集剤弁56を介して凝集剤タンク12と接続されている。凝集剤(凝集液)の供給時には、凝集剤弁56を手動または自動で開閉することにより、減圧された反応槽7内に凝集剤タンク12から必要量の凝集剤を吸引させることができる。この凝集剤供給管55の凝集剤弁56よりも反応槽7側には吸気管115が設けられており、この吸気管115には吸気弁116が設けられている。この吸気管115から、吸気弁116を介して大気導入が可能となっている。
これらの構成によれば、以下のように機能する。槽切替弁45を図示する右側の汚泥槽位置dに切替えると、第4汚泥管47と第2汚泥管44とが連通し、第3汚泥管46と第1汚泥管43とが連通する。この状態で吸引切替弁25を吸引位置aに切替えて反応槽7内を減圧すれば、第1汚泥管43、第3汚泥管46を介して汚泥槽8内が減圧され、第2汚泥管44、第4汚泥管47、汚泥吸引管51を介して浄化槽50から汚泥槽8内のドラムスクリーン11に原汚泥水が吸引される。そして、ドラムスクリーン11で汚泥分が分離された一次汚水が、水容器38から第3汚泥管46、第1汚泥管43を介して反応槽7に吸引される。
この時、第4汚泥管47の加圧弁49を閉じ、前記補助吸引弁98に短尺ホース111を接続してこの補助吸引弁98を開放すれば、補助吸引弁98から第4汚泥管47に原汚泥水を効率良く吸引してドラムスクリーン11へ送ることができる。この場合、短尺ホース111により管抵抗が小さいので、短時間で汚泥吸引作業を行うことができる。
さらに、槽切替弁45を図示する中間の2槽接続位置eに切替えると、第1汚泥管43と第2汚泥管44とが連通し、第3汚泥管46と第4汚泥管47とが連通する。この状態で反応槽7と汚泥槽8との内部を加圧すれば、汚泥槽8内は第3汚泥管46と第4汚泥管47とを介して汚泥吸引管51と連通するので、反応槽7内の一次汚水が第1汚泥管43と第2汚泥管44とを介して汚泥槽8内のドラムスクリーン11に圧送される。
また、汚泥槽8の後端下部には排出弁53が設けられており、この排出弁53を開放して汚泥槽8内を加圧することにより、汚泥槽8内に溜められた汚泥が短尺ホース111を介して処分場54に排出される。
前記ポンプ22、油圧モータ40等は、図1,2に示す運転席2の後部におけるタンク5の下部に設けられている。図4に示す各構成で図1,2に現れているものは、図1,2にその符号を付して示す。
図5は、図4に示す配管系統図の構成における作業内容図である。この図5に示すように、前記汚泥濃縮装置20による浄化槽汚泥の吸引と濃縮を行う主な汚泥収集作業としては、原汚泥水吸引(ホースリール)、原汚泥水吸引(補助吸引弁)、凝集反応、大気開放、汚泥濃縮(ホースリール排出)、汚泥濃縮(補助吸引弁排出)、排出弁排出、の7つがある。図5では、これらの各作業と、その各作業時における各弁の操作状態と、汚泥槽8および反応槽7の内部圧力、汚泥水の有無を一覧形式でまとめている。以下、各欄の作業の詳細を、図6〜図12に基いて説明する。
図6は、図5に示す作業内容図におけるホースリールから原汚泥水を吸引する時の配管系統図であり、図7は、図5に示す作業内容図における補助吸引弁から原汚泥水を吸引する時の配管系統図、図8は、図5に示す作業内容図における反応槽での凝集反応時の配管系統図、図9は、図5に示す作業内容図における大気開放時の配管系統図、図10は、図5に示す作業内容図における汚泥濃縮時にホースリールから汚水を排出する時の配管系統図、図11は、図5に示す作業内容図における汚泥濃縮時に補助吸引弁から汚水を排出する時の配管系統図、図12は、図5に示す作業内容図における排出弁から排出時の配管系統図である。
図6に示すように、原汚泥水の吸引時には、汚泥吸引管51の先端が浄化槽50内に挿入され、加圧弁49が開放されるとともに補助吸引弁98が閉じられ、槽切替弁45が汚泥槽位置dに切替えられて吸引切替弁25が吸引位置aに切替えられる。そして、ポンプ22を駆動することにより反応槽7内の空気が吸引されて反応槽7内が減圧される。これにより、第1汚泥管43、第3汚泥管46を介して汚泥槽8内が減圧され、汚泥吸引管51から第4汚泥管47と第2汚泥管44とを介して汚泥槽8内に設けられたドラムスクリーン11に原汚泥水が吸引される。この吸引された原汚泥水は、ドラムスクリーン11によって汚泥分が分離され、汚泥分が分離された一次汚水は水容器38から第3汚泥管46と第1汚泥管43とを介して反応槽7へと吸引される。これが、汚泥吸引管51から汚泥槽8内へ原汚泥水を吸引して前記ドラムスクリーン11で汚泥分を分離する経路と、このドラムスクリーン11で汚泥分を分離した一次汚水を汚泥槽8内から反応槽7内へ吸引する経路とである。この吸引作業は、浄化槽50が車両から離れた位置にあり、長い汚泥吸引管51で吸引する必要がある場合の作業である。この操作で汚泥槽8内に汚泥が溜められ、反応槽7内に一次汚水が溜められる。
一方、この原汚泥水の吸引時に、前記浄化槽50が車両から近い距離にある場合、図7に示すように、前記タンク5の後部に設けられた短尺ホース111を第4汚泥管47の途中に設けられた補助吸引管97の補助吸引弁98に接続し、この短尺ホース111の先端を浄化槽50内に挿入して第4汚泥管47に設けられた加圧弁49を閉じる。そして、タンク5内を減圧することにより、短尺ホース111から補助吸引弁98を介してタンク5内へ汚泥吸引作業を行うことができる。これにより、ホースリール9に巻かれた長い汚泥吸引管51を用いた場合に比べて管抵抗が小さい吸引作業を行うことができるので、短時間で汚泥吸引作業を行うことが可能である。
しかも、この実施の形態では、補助吸引弁98をタンク5の後部における一側方のサブフレーム4の高さ位置に設けるとともに、この補助吸引弁98をタンク後方に向けて開口させているので、この補助吸引弁98に短尺ホース111を接続する作業が容易に行えるとともに、補助吸引弁98を開閉して原汚泥水をタンク5内に吸引する作業を効率良く行うことができる。この実施の形態では、汚泥水を汚泥槽8へ吸引した後に反応槽7へ吸引しているが、反応槽7へ直接吸引するようにしてもよい。
この実施の形態のように、汚泥槽8へ吸引した後、この汚泥槽8から反応槽7へ吸引することにより、タンク5に吸引された原汚泥水はドラムスクリーン11で一次濾過が行われ、浄化槽50内のスカムや沈殿汚泥等がドラムスクリーン11から汚泥槽8内に貯留され、ドラムスクリーン11で濾過された一次汚水のみが反応槽7へと吸引される。この操作による原汚泥水の吸引がバキューム機能であり、スカムや沈殿汚泥を汚泥槽8へ効率良く吸引することができる。しかも、一つの吸引操作によって、汚泥分が多い原汚泥水も汚泥分が少ない原汚泥水もドラムスクリーン11を通して汚泥分のみを効率良く汚泥槽8に貯留でき、反応槽7へは一次濾過した一次汚水のみを吸引するようにできるので、効率の良い原汚泥水の吸引と汚泥分の分離とが連続的に行える。
図8に示すように、反応槽7に吸引した一次汚水の凝集反応時には、第4汚泥管47の加圧弁49と補助吸引管97の補助吸引弁98とが閉じられ、槽切替弁45は反応槽位置fに切替えられる。吸引切替弁25は吸引位置aであり、ポンプ22を駆動することによって反応槽7内の空気が吸引される。そして、凝集剤弁56が開放され、凝集剤タンク12から所定量の凝集剤が反応槽7内に吸引(供給)される。この凝集剤の量は、反応槽7内に吸引された一次汚水の量等によって決定される。その後、吸気管115の吸気弁116が所定間隔で開放されて、吸気管115から第1汚泥管43を介して反応槽7内に空気が吸引され、反応槽7内の一次汚水がエアレーションされる。この時にのみ、吸気弁116が開放される。これが、凝集剤と空気を吸引して反応槽7内の一次汚水を攪拌する経路である。このようにして、反応槽7内の一次汚水に凝集剤が供給されるとともにエアレーションが行われ、一次汚水の凝集反応の促進が図られて一次汚水中の汚泥分がフロック状となる。この操作時には、汚泥槽8内には汚泥があり、反応槽7内には一次汚水がある状態である。
図9に示すように、大気開放時には、吸引切替弁25が中正位置bに切替えられる。この吸引切替弁25の切換え操作に連動して、汚泥槽8の空気遮断弁48が開放させられる。これにより、反応槽7の第3エア管33は、第2エア管32を介して大気開放管26と連通して大気開放させられる。また、汚泥槽8は、第5エア管114、空気遮断弁48、第2エア管32を介して大気開放管26と連通して大気開放させられる。この操作時には、汚泥槽8内には汚泥があり、反応槽7内には一次汚水がある状態である。
図10に示すように、汚泥濃縮時には、槽切替弁45が2槽接続位置eに切替えられ、吸引切替弁25が加圧位置cに切替えられる。補助吸引管97の補助吸引弁98は閉じられ、第4汚泥管47の加圧弁49が開放させられる。これにより、汚泥槽8のドラムスクリーン11に設けられた水容器38は、第3汚泥管46と槽切替弁45、第4汚泥管47を介して、先端が浄化槽50に挿入された汚泥吸引管51と連通させられる。そして、ポンプ22を駆動することにより、大気開放管26から吸引切替弁25を介してポンプ22に大気が吸入され、このポンプ22から吸引切替弁25を介して反応槽7内と汚泥槽8内とに加圧空気が供給される。この時、汚泥槽8内は前記したように大気圧下の浄化槽50と連通しているので、加圧された反応槽7内の一次汚水が第1汚泥管43と槽切替弁45、第2汚泥管44を介して圧力の低い汚泥槽8内のドラムスクリーン11に圧送される。このドラムスクリーン11に圧送された一次汚水は、ドラムスクリーン11によってフロック状の汚泥分が分離される。この操作で反応槽7内の一次汚水が汚泥槽8内に圧送されて、反応槽7内に一次汚水が無い状態となる。
この操作によって、一次汚水の二次濾過が行われ、反応槽7で凝集反応させたフロック状の汚泥分がドラムスクリーン11から汚泥槽8内に貯留される。これが、汚泥分離手段たるドラムスクリーン11によって反応槽7内の一次汚水中から汚泥分を濃縮する濃縮機能である。また、ドラムスクリーン11で濾過された二次汚水は、一次汚水から更に汚泥分が除去された水であるので、水容器38から第3汚泥管46と槽切替弁45と第4汚泥管47とを介して汚泥吸引管51から浄化槽50の張水として排出される。これが、二次汚水を汚泥吸引管51から外部に排出する経路である。この汚泥濃縮作業は、前記図6の吸引作業に対応したものであり、浄化槽50が車両から離れた位置にあって長い汚泥吸引管51を用いた場合の作業である。
一方、前記図7で示したように、浄化槽50が車両から近い距離にあって補助吸引弁98から原汚泥水を吸引した場合、図11に示すように、ドラムスクリーン11でフロック状の汚泥分が分離された二次汚水は、汚泥槽8内の水容器38に貯留された後、第3汚泥管46と槽切替弁45と第4汚泥管47と補助吸引管97とを介して補助吸引弁98に接続された短尺ホース111から浄化槽50の張水として排出される。
図12に示すように、排出弁53からの排出時には、処分場54にて、排出弁53に短尺ホース111が接続され、吸引切替弁25が加圧位置cに切替えられ、第4汚泥管47の加圧弁49、補助吸引管97の補助吸引弁98が閉じられて、排出弁53が開放させられる。そして、ポンプ22を駆動することにより、大気開放管26から吸引切替弁25を介してポンプ22に大気が吸引され、このポンプ22から吸引切替弁25と第2エア管32を介して、第3エア管33から反応槽7内に、第4エア管34から汚泥槽8内に加圧空気が供給される。この時、加圧弁49、補助吸引弁98が閉じられているので反応槽7内は閉ざされ、汚泥槽8内に供給された加圧空気によって汚泥槽8内に貯留された汚泥が排出弁53から短尺ホース111を介して処分場54に排出される。この操作によって汚泥槽8内の汚泥の確実な排出が図られ、汚泥槽8内には汚泥が無い状態となる。
以上が前記図5に示す作業内容の詳細であり、前記したように原汚泥水を吸引する作業を、前記図1,3に示す汚泥濃縮装置20に設けられたホースリール9の汚泥吸引管51によって行うか、タンク5の後部に設けられた補助吸引弁98から短尺ホース111によって行うかは、その作業状況等に応じて適宜決定することができ、その場に応じた迅速な汚泥吸引作業を効率良く行うことができる。
なお、前記実施の形態では、浄化槽50の汚泥水を吸引して濃縮する例を説明したが、例えば、固形分が少ない原汚泥水であれば、前記図6,7の原汚泥水吸引時に槽切替弁45を反応槽位置fに切替えて、反応槽7へ原汚泥水を直接吸引してもよく、汚泥の吸引等の各操作は、前記説明した各作業に限定されるものではない。
また、前記実施の形態では、汚泥濃縮車1を例に説明したが、本発明はタンク5が分離されていない汚泥吸引車(汚泥吸引装置)においても適用可能である。
さらに、前述した実施の形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明に係る汚泥吸引装置は、浄化槽汚泥、産業廃棄物汚泥等を離れた場所や近い場所に応じて効率良く吸引したい汚泥収集に利用できる。
本発明の一実施の形態に係る汚泥濃縮車を示す側面図である。 図1に示す汚泥濃縮車の平面図である。 図1に示す汚泥濃縮車の背面図である。 図1,2に示す汚泥濃縮車に搭載した汚泥濃縮装置の配管系統図である。 図4に示す配管系統図の構成における作業内容図である。 図5に示す作業内容図におけるホースリールから原汚泥水を吸引する時の配管系統図である。 図5に示す作業内容図における補助吸引弁から原汚泥水を吸引する時の配管系統図である。 図5に示す作業内容図における反応槽での凝集反応時の配管系統図である。 図5に示す作業内容図における大気開放時の配管系統図である。 図5に示す作業内容図における汚泥濃縮時にホースリールから汚水を排出する時の配管系統図である。 図5に示す作業内容図における汚泥濃縮時に補助吸引弁から汚水を排出する時の配管系統図である。 図5に示す作業内容図における排出弁から排出時の配管系統図である。
符号の説明
1…汚泥濃縮車
5…タンク
6…隔壁
7…反応槽
8…汚泥槽
9…ホースリール
11…ドラムスクリーン(汚泥分離手段)
20…汚泥濃縮装置
22…ポンプ
25…吸引切替弁
38…水容器
45…槽切替弁
47…第4汚泥管
48…空気遮断弁
49…加圧弁
50…浄化槽
51…汚泥吸引管
97…補助吸引管
98…補助吸引弁
101…圧切替弁操作レバー(圧切替弁操作部)
102…槽切替弁操作レバー(槽切替弁操作部)
104,105…連結部材
106…計器取付部
110…ホース支持部材
111…短尺ホース

Claims (5)

  1. 汚泥槽を備えたタンクと、
    該タンク内を減圧するポンプと、
    該ポンプと前記タンク内とを連通または遮断する吸引切替弁と、
    前記タンクに原汚泥水を吸引する汚泥吸引管を有するホースリールと、
    該汚泥吸引管に一端を接続し、他端を前記タンクに接続した汚泥管と、
    該汚泥管に設けた開閉弁と、
    該開閉弁と前記タンクとの間の汚泥管に設けた補助吸引管と、
    該補助吸引管に前記原汚泥水を吸引する補助吸引弁とを備えたことを特徴とする汚泥吸引装置。
  2. 前記補助吸引弁を前記タンクの後部に設け、該補助吸引弁をタンク後方に向けて開口させた請求項1に記載の汚泥吸引装置。
  3. 汚泥槽と反応槽とを隔壁で隔離したタンクと、
    該タンク内を減圧するポンプと、
    該ポンプと前記タンク内とを連通または遮断する吸引切替弁と、
    原汚泥水を吸引する汚泥吸引管と前記汚泥槽または前記反応槽とを連通、もしくは該汚泥槽と該反応槽とを連通する槽切替弁と、
    前記タンクに原汚泥水を吸引する汚泥吸引管を有するホースリールと、
    該汚泥吸引管に一端を接続し、他端を前記槽切替弁に接続した汚泥管と、
    該汚泥管に設けた開閉弁と、
    該開閉弁と前記槽切替弁との間の汚泥管に設けた補助吸引管と、
    該補助吸引管に前記原汚泥水を吸引する補助吸引弁とを備えたことを特徴とする汚泥吸引装置。
  4. 前記補助吸引弁を前記タンクの後部に設け、該補助吸引弁をタンクの後方に向けて開口させるとともに、該補助吸引弁の開閉操作部を前記タンク後部に配置した請求項3に記載の汚泥吸引装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の汚泥吸引装置を備えた汚泥吸引車。
JP2006328225A 2006-10-13 2006-12-05 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車 Active JP5022688B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328225A JP5022688B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車
PCT/JP2007/069249 WO2008044535A1 (fr) 2006-10-13 2007-10-02 Dispositif d'aspiration de boues et véhicule d'aspiration de boues muni de celui-ci

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328225A JP5022688B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008138485A JP2008138485A (ja) 2008-06-19
JP5022688B2 true JP5022688B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=39600243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006328225A Active JP5022688B2 (ja) 2006-10-13 2006-12-05 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5022688B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105584854A (zh) * 2014-10-22 2016-05-18 佛山高富中石油燃料沥青有限责任公司 一种污泥出料装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4999710B2 (ja) * 2007-08-20 2012-08-15 新明和工業株式会社 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP5144420B2 (ja) * 2008-07-31 2013-02-13 株式会社クリタス し尿処理施設等の貯留槽に堆積した汚泥の脱水方法
CN114351847A (zh) * 2021-12-08 2022-04-15 安徽钰诚建筑工程有限公司 一种市政水利工程用环保清淤装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035799U (ja) * 1983-08-19 1985-03-12 兼松エンジニアリング株式会社 小型汚泥濃縮車
JP4064603B2 (ja) * 1999-05-20 2008-03-19 兼松エンジニアリング株式会社 減容装置搭載汚泥吸引車
JP2004155338A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Kanematsu Engineering Kk 減容機能付き吸引車
JP3738319B2 (ja) * 2003-03-19 2006-01-25 茂 根本 浄化槽汚泥清掃車における汚泥の減圧浮上固液分離方法とその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105584854A (zh) * 2014-10-22 2016-05-18 佛山高富中石油燃料沥青有限责任公司 一种污泥出料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008138485A (ja) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5054959B2 (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP5726669B2 (ja) 吸引車
WO2010046960A1 (ja) コンテナ型浄水処理装置
JP5022688B2 (ja) 汚泥吸引装置およびそれを備えた汚泥吸引車
JP4616400B2 (ja) 浄化槽汚泥処理車
WO2008044535A1 (fr) Dispositif d'aspiration de boues et véhicule d'aspiration de boues muni de celui-ci
JP2008080290A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP2008169638A (ja) 汚泥濃縮車
JP2008142582A (ja) 凝集液攪拌装置とそれを備えた汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
CN207829144U (zh) 一种带淤泥脱水功能的联合疏通车
JP2008036622A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP2008036623A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP4855160B2 (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP2008018308A (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
WO2009081486A1 (ja) 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車
JP5234785B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP5188772B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP2009138471A (ja) バキュームカー
JP2004155338A (ja) 減容機能付き吸引車
JP4749365B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP2004100221A (ja) 浄化槽清掃車
JP4999710B2 (ja) 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
CN210737726U (zh) 一种移动交通工具的污物抽吸处理装置
US6764604B1 (en) Sewer line pumping system
CN208482108U (zh) 一种环境工程污水过滤罐

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5022688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250