JP2008228316A - 電子機器、ヒンジ装置及び撮像装置 - Google Patents

電子機器、ヒンジ装置及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】開閉部が本体部に開閉可能に設けられた電子機器の小型化を可能とする。
【解決手段】本体部2と、開閉部3と、開閉部3を本体部2に回動可能に支持するヒンジ装置20とを備え、ヒンジ装置20は、開閉部3に設けられた一方の基板及び本体部2に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸S1を中心に開閉部3を本体部2に対して回動させる第1の回動手段と、一方の基板及び他方の基板に第1の中心軸S1と略直交して挿通された第2の中心軸S2を中心に開閉部3を本体部2に対して回動させる第2の回動手段と、本体部2に対して開閉部3が第1の中心軸S1及び/又は第2の中心軸S2を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段33とを有し、規制手段33は、一方の基板と他方の基板とを当接させることにより第1の回動手段による回動を規制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部を当該本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置、そのようなヒンジ装置を備える電子機器及び撮像装置に関する。
電子機器の中には、例えば図17に示す携帯型ビデオカメラ100のように、本体部101に対してパネル部102が開閉可能に設けられたものがある。具体的に、本体部101は、正面側の上部に撮像レンズ103と、この撮像レンズ103と対向する背面側の上部にビューファインダ104とを有している。パネル部102は、一主面側に液晶表示パネル105を有しており、この液晶表示パネル105によって、本体部101のビューファインダ104以外にも、撮像レンズ103を通して撮像された画像を表示することが可能となっている。また、この液晶表示パネル105の画面には、タッチパネル107が設けられており、液晶表示パネル105に表示された画像を見ながら、タッチパネル107を指等で押圧することによって、録画再生等の各種操作を行うことが可能となっている。
また、パネル部102は、ヒンジ装置106により本体部101との間で回動可能に支持されている。このヒンジ装置106は、パネル部102を本体部101に対して、図17中に示す開閉方向の中心軸S3を中心に回動可能に支持すると共に、図17中に示す中心軸S3と直交する中心軸S4を中心に回動可能に支持している。したがって、この携帯型ビデオカメラ100では、パネル部102を本体部101の側面部に対して、図17中矢印Xに示す方向に開閉操作すると共に、本体部101の側面部を開いた状態において、図17中矢印Yに示す方向に液晶表示パネル105の向きを切り替えることによって、例えば液晶表示パネル105を見ながら、撮影者自身を撮影する、いわゆる対面撮影を行うことが可能となっている。
特開2001−053995号公報
ところで、上述した携帯型ビデオカメラ100では、電力の無駄な消費を防ぐために、パネル部102の開閉状態によって液晶表示パネル105に表示される画像のON/OFFを切り替えたり、撮影者がパネル部102の向きにより画像が見にくくなるのを防止するために、回動されるパネル部102の向きによって液晶表示パネル105に表示される画像の向きを切り替える必要がある。
このため、携帯型ビデオカメラ100には、本体部101に対して回動されるパネル部102の回動位置を検出するための機構が設けられている。しかしながら、このような回動位置を検出するための機構は、複雑且つ部品点数が多くなるために、携帯型ビデオカメラ100の更なる小型化及び低コスト化を図る上で大変不利であった。
そこで、本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、開閉部が本体部に対して開閉可能に設けられた電子機器の更なる小型化及び低コスト化を図るのに好適なヒンジ装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、そのようなヒンジ装置を備えることによって、更なる小型化及び低コスト化を可能とした電子機器を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、本体部と、上記本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部と、上記開閉部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置とを備え、上記ヒンジ装置は、上記開閉部に設けられた一方の基板及び上記本体部に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第1の回動手段と、上記一方の基板及び上記他方の基板に上記第1の中心軸と略直交して挿通された第2の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第2の回動手段と、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段とを有し、上記規制手段は、上記一方の基板と上記他方の基板とを当接させることにより上記第1の回動手段による回動を規制するものである。
また、本発明に係るヒンジ装置は、本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置において、上記開閉部に設けられた一方の基板及び上記本体部に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第1の回動手段と、上記一方の基板及び上記他方の基板に上記第1の中心軸と略直交して挿通された第2の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第2の回動手段と、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段とを有し、上記規制手段は、上記一方の基板と上記他方の基板とを当接させることにより上記第1の回動手段による回動を規制するものである。
また、本発明に係る撮像装置は、撮像レンズが設けられた本体部と、上記本体部に対して開閉可能に設けられ、撮像画像を表示する画像表示手段が設けられたパネル部と、上記パネル部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置とを備え、上記ヒンジ装置は、上記パネル部に設けられた一方の基板及び上記本体部に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸を中心に上記パネル部を上記本体部に対して回動させる第1の回動手段と、上記一方の基板及び上記他方の基板に上記第1の中心軸と略直交して挿通された第2の中心軸を中心に上記パネル部を上記本体部に対して回動させる第2の回動手段と、上記本体部に対して上記パネル部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段とを有し、上記規制手段は、上記一方の基板と上記他方の基板とを当接させることにより上記第1の回動手段による回動を規制するものである。
本発明に係る電子機器、ヒンジ装置及び撮像装置によれば、本体部に対して回動される開閉部の角度範囲を規制するための部材が不要となり、部品点数の増加を抑制することができ、更なる小型化、低コスト化が可能である。また、本発明は、ヒンジ装置を構成する一方の基板と他方の基板を当接させることにより回動角度を規制するものであるため、装置全体の小型化を図ることができ、また開閉部及び本体部に設けられた基板を当接させることから、外観を構成する開閉部及び本体部に傷が付くこともない。
以下、本発明を適用した電子機器、ヒンジ装置及び撮像装置について図面を参照して詳細に説明する。
本発明を適用したヒンジ装置を備える電子機器は、例えば図1に示す携帯可能なデジタルビデオカメラ(以下、ビデオカメラという。)1であり、このビデオカメラ1は、本体部2と、この本体部2に対して開閉可能に設けられた開閉部であるパネル部3とを備えている。
本体部2は、画像を撮像するためのCCD素子等からなる撮像ユニットや、音声を収録するための音声収録ユニット、これら撮像ユニット及び音声収録ユニットから供給される画像信号及び音声信号に信号処理を施して、テープカセットやディスク等の記録媒体に記録するための記録ユニット等を有している。また、この本体部2の正面側には、撮像レンズ4や、図示しないマイクロフォン(内蔵マイク)等が設けられており、本体部2の背面側には、録画再生等の各種操作を行うための操作スイッチ5等が設けられている。
パネル部3は、画像を表示するための画像表示ユニット等を有しており、一主面側には、液晶表示パネル(LCD)6が設けられている。また、この液晶表示パネル6の画面には、タッチパネル7が設けられており、液晶表示パネル6に表示された画像を見ながら、このタッチパネル7を指等で押圧することによって、録画再生等の各種操作を行うことも可能となっている。なお、液晶表示パネル6及びタッチパネル7は、従来より公知なものを使用すればよく、ここでは、タッチパネル7として、例えば抵抗膜方式のものを用いている。
また、このパネル部3は、図2に示すように、本発明を適用したヒンジ装置20によって、本体部2の背面側を図2中矢印A方向に開閉するように、本体部2との間で回動可能に支持されると共に、本体部2の背面側を開いた状態において、液晶表示パネル6の向きを図2中矢印Bの方向に切り替えるように、本体部2との間で回動可能に支持されている。すなわち、このヒンジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して、図2中に示す開閉方向の第1の中心軸S1を中心に回動可能に支持すると共に、図2中に示す第1の中心軸S1と直交する第2の中心軸S2を中心に回動可能に支持している。
また、パネル部3が本体部2の背面側を閉じた状態においては、このパネル部3が本体部2の背面側の一部を切り欠くように形成されたパネル収納部8に収納されると共に、このパネル収納部8に収納された状態が本体部2の背面側に設けられたオープンロック機構9により保持される。また、このオープンロック機構9を操作することによって、パネル部3を閉じた状態から開いた状態とすることが可能となっている。
本発明を適用したヒンジ装置20は、図3及び図4に示すように、本体部2側に取り付けられる第1の基板21と、パネル部3側に取り付けられる第2の基板22と、これら第1の基板21と第2の基板22とを連結する中間基板23とを有している。
第1の基板21は、略矩形状のベース部21aと、このベース部21aの長手方向の両端部が互いに同一方向に直角に折り曲げられてなる一対の支持片21b,21cと有している。また、一対の支持片21b,21cには、後述する一対の第1の回動軸25,26を軸支するための軸孔(図示せず。)が穿設されている。
第2の基板22は、図3,図4及び図5に示すように、略矩形状に形成されてなり、その略中央部には、本体部2とパネル部3との間を電気的に接続する配線(ハーネス)等を挿通するための挿通孔22aが穿設されている。
中間基板23は、略矩形状の第1のベース部23aと、この第1のベース部23aの長手方向の両端部が互いに同一方向に直角に折り曲げられてなる一対の支持片23b,23cと、この第1のベース部23aの一側縁部から一対の支持片22b,22cと同一方向に直角に折り曲げられてなる略矩形状の第2のベース部23dとを有している。また、一対の支持片23b,23cには、後述する第1の回動軸25,26を軸支するための軸孔(図示せず。)がそれぞれ穿設されており、第2のベース部23dの略中央部には、後述する第2の回動軸31を軸支するための軸孔(図示せず。)が穿設されている。
そして、このヒンジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して、上述した第1の中心軸S1を中心に回動させる第1の回動機構24を有している。
具体的に、この第1の回動機構24は、図3,図4及び図6に示すように、第1の基板21の一対の支持片21b,21c及び中間基板23の一対の支持片23b,23cに穿設された軸孔に、一対の第1の回動軸25,26がそれぞれ軸支されることによって、本体部2側に取り付けられた第1の基板21に対して中間基板23を、これら第1の回動軸25,26の軸周り、すなわち第1の中心軸S1を中心に回動可能に支持している。
一対の第1の回動軸25,26は、一端にフランジ部25a,26aが設けられており、このフランジ部25a,26aを内側とし、中間基板23の軸孔から第1の基板21の軸孔に挿通された後に、この第1の基板21の軸孔から突出される他端がかしめられることによって、これら軸孔からの抜けが防止されている。また、一方の第1の回動軸25は、本体部2とパネル部3との間を電気的に接続する配線(ハーネス)等を挿通するための挿通孔(図示せず。)が形成された中空軸である。このため、一方の第1の回動軸25は、他方の第1の回動軸26よりも大径とされている。
また、第1の回動機構24では、第1の基板21に対して中間基板23が第1の中心軸S1を中心に回動されると、後述する中間基板23の第2のベース部23dに取り付けられた第2の基板22が第1の基板21と当接されることによって、その回動可能な角度範囲が180゜に規制されている。したがって、このヒンジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して開閉方向の第1の中心軸S1を中心に180゜の角度範囲で回動可能に支持することになる。
また、第1の回動機構24には、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される180゜の角度範囲のうち、図7に示す本体部2に対してパネル部3が閉状態となる0゜の基準位置と、この基準位置から、図8に示す本体部2に対してパネル部3が90゜の角度で回動される位置と、図9に示す180゜の角度で回動される位置とに、それぞれパネル部3を本体部2に対して位置決めするための第1の位置決め機構27が設けられている。
この第1の位置決め機構27は、図3,図4及び図6に示すように、いわゆるクリック機構であり、中間基板23の支持片23cと第1の回動軸26のフランジ部26aとの間に、支持片23c側から順に設けられた第1のバネ板金28及び第1のロック板金29から構成されている。
第1のバネ板金28は、第1の回動軸26が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の周囲に第1のロック板金29側に突出された第1の係合突部28aとを有している。また、この第1のバネ板金28は、位置決め片(図示せず。)を有しており、この位置決め片が支持片23cに形成された切欠き部(図示せず。)と係合されることによって、支持片23cに対して位置決め固定されている。
第1のロック板金29は、第1の回動軸26が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の周囲に、上述した0゜,90゜,180゜の回動位置に対応して第1のバネ板金28の第1の係合突部28aと係合される第1の係合凹部29aと、後述する第1の位置検出スイッチ39を押圧するための突出片29bとを有している。また、この第1のロック板金29は、フランジ部26aに形成された切欠き部26bに突出片29bが係合されることによって、このフランジ部26aに対して位置決め固定されている。
この第1の位置決め機構27では、第1のバネ板金28及び第1のロック板金29の貫通孔に第1の回動軸26が貫通されると共に、これら第1のバネ板金28及び第1のロック板金29が中間基板23の支持片23cと第1の回動軸26のフランジ部26aとの間に挟み込まれた状態で配設されている。そして、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動されると、第1のバネ板金28と第1のロック板金29とが摺接しながら、0゜,90゜,180゜の回動位置にて第1のバネ板金28の第1の係合突部28aと第1のロック板金29の第1の係合凹部29aとが係合される。したがって、このヒンジ装置20では、それぞれの回動位置にて適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一時的に保持することが可能となっている。
また、このヒンジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して、上述した第2の中心軸S2を中心に回動させる第2の回動機構30を有している。
具体的に、この第2の回動機構30は、図3,図4及び図5に示すように、中間基板23の第2のベース部23dに穿設された軸孔に、第2の基板22から突出して設けられた第2の回動軸31が軸支されることによって、パネル部3側に取り付けられた第2の基板22に対して中間基板23を、この第2の回動軸31の軸周り、すなわち第2の中心軸S2を中心に回動可能に支持している。
また、第2の回動軸31の一端には、フランジ部31bが設けられており、挿通孔31aと第2の基板22の挿通孔22aとが一致するように、このフランジ部31bが第2の基板22にネジ32により取り付けられている。そして、この第2の回動軸31は、中間基板23の軸孔に挿通された後に、この中間基板23の軸孔から突出される他端がかしめられることによって、この軸孔からの抜けが防止されている。また、この第2の回動軸31は、本体部2とパネル部3との間を電気的に接続する配線(ハーネス)等を挿通するための挿通孔31aが形成された中空軸である。
また、第2の回動機構30には、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段であるストッパー機構33が設けられている。
このストッパー機構33は、図3に示すように、かしめられた第2の回動軸31の他端と中間基板23の第2のベース部23dとの間に設けられたストッパー板金34と、中間基板23の第2のベース部23d上に突出して設けられたストッパー突部35とから構成されている。
ストッパー板金34は、第2の回動軸31が貫通される貫通孔34aと、この貫通孔34aの外周部から所定の領域に亘って径が拡大する方向に突出された突出片34bと、この貫通孔34aの内周部から径が縮小する方向に突出された位置決め片34cとを有している。また、このストッパー板金34は、第2の回動軸31に形成された切欠き部31cに位置決め片34cが係合されることによって、この第2の回動軸31に対して位置決め固定されている。ストッパー突部35は、ストッパー板金34の突出片34bと当接される位置に、所定の領域に亘って設けられている。
そして、このストッパー機構33では、第2の基板22に対して中間基板23が第2の中心軸S2を中心に一の方向に回動されると、ストッパー板金34の突出片34bがストッパー突部35の一端と当接されることによって、その一方向への回動可能な角度範囲が180゜に規制されている。また、第2の基板22に対して中間基板23が第2の中心軸S2を中心に他の方向に回動されると、ストッパー板金34の突出片34bがストッパー突部35の他端と当接されることによって、その他方向への回動可能な角度範囲が90゜に規制されている。したがって、このヒンジ装置20は、パネル部3を本体部2に対して、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度範囲で一の方向に回動可能に支持すると共に、90゜の角度範囲で他の方向に回動可能に支持することによって、全体として270゜の角度範囲で回動可能に支持することになる。
なお、このヒンジ装置20では、このようなストッパー機構33を上述した第1の回動機構24に適用することによって、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される角度範囲を180゜に規制することも可能である。
また、第2の回動機構30には、第2の中心軸S2を中心に回動される270゜の角度範囲のうち、図9に示す0゜の基準位置と、この基準位置から、図10に示す90゜の角度で一の方向に回動される位置と、図11に示す180゜の角度で一の方向に回動される位置と、図12に示す−90゜の角度で他の方向に回動される位置とに、それぞれパネル部3を本体部2に対して位置決めするための第2の位置決め機構36が設けられている。
この第2の位置決め機構36は、図4及び図5に示すように、いわゆるクリック機構であり、中間基板23の第2のベース部23dと第2の回動軸31のフランジ部31bとの間に、フランジ部31b側から順に設けられた第2のバネ板金37及び第2のロック板金38から構成されている。
第2のバネ板金37は、第2の回動軸31が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の周囲に第2のロック板金38側に突出された第2の係合突部37aとを有している。また、この第2のバネ板金37は、位置決め片(図示せず。)を有しており、この位置決め片が第2の回動軸31のフランジ部31bに形成された切欠き部(図示せず。)と係合されることによって、第2の回動軸31に対して位置決め固定されている。
第2のロック板金38は、第2の回動軸31が貫通される貫通孔(図示せず。)と、この貫通孔の周囲に、上述した0゜,90゜,180゜,−90゜の回動位置に対応して第2のバネ板金37の第1の係合突部37aと係合される第2の係合凹部38aを有している。また、この第2のロック板金38は、中間基板23の第2のベース部23dにリベット等により取り付けられることによって、この第2のベース部23dに対して位置決め固定されている。
この第2の位置決め機構36では、第2のバネ板金37及び第2のロック板金38の貫通孔に第2の回動軸31が貫通されると共に、これら第2のバネ板金37及び第2のロック板金38が中間基板23の第2のベース部23dと第2の回動軸31のフランジ部31bとの間に挟み込まれた状態で配設されている。そして、この第2の位置決め機構36では、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動されると、第2のバネ板金37と第1のロック板金38とが摺接しながら、0゜,90゜,180゜,−90゜の回動位置にて第2のバネ板金37の第2の係合突部37aと第2のロック板金38の第2の係合凹部38aとが係合される。したがって、このヒンジ装置20では、第2の中心軸S2を中心としたそれぞれの回動位置にて適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一時的に保持することが可能となっている。
また、このヒンジ装置20には、上述した液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切り替えや、液晶表示パネルに表示される画像の向きを切り替えるために、本体部2に対してパネル部3が回動される位置を検出するための回動位置検出機構が設けられている。
具体的に、この回動位置検出機構は、図3及び図4に示すように、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される位置を検出するための第1の位置検出スイッチ39と、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動される位置を検出するための第2の位置検出スイッチ40とを有している。
第1の位置検出スイッチ39は、配線基板41上に配置された状態で、中間基板23の第1のベース部23aの一部が折り曲げられてなる支持片42にネジ43により取り付けられている。また、第1の位置検出スイッチ39は、上述した第1の回動軸26のフランジ部26aと対向する位置に第1の被押圧部39aを有している。この第1の被押圧部39aは、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動されるときに、上述した第1のロック板金29に形成された突出片29bにより押圧される。すなわち、この突出片29bは、図4及び図6に示すように、フランジ部26aの切欠部26bに係合された状態で、その先端部が切欠部26bから第1の被押圧部39a側へと突出形成されている。
第2の位置検出スイッチ40は、配線基板44上に配置された状態で、中間基板23の第2のベース部23d上にネジ45により取り付けられている。また、第2の位置検出スイッチ40は、上述したストッパー板金34の突出片34bと対向する位置に第2の被押圧部40aを有している。この第2の被押圧部40aは、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に一の方向に180゜の角度で回動されるときに、上述したストッパー板金34の突出片34bにより押圧される。
このように、回動位置検出機構では、第1の位置検出スイッチ39の第1の被押圧部39aを押圧する押圧手段として、上述した第1の位置決め機構27を構成する第1のロック板金29の突出片29bを用い、第2の位置検出スイッチ40の第2の被押圧部40aを押圧する押圧手段として、上述したストッパー機構を構成するストッパー板金34の突出片34bを用いることによって、部品点数の増加を抑制することが可能となっている。
したがって、このヒンジ装置20では、更なる小型化及び低コスト化が可能であり、また、本体部2とパネル部3との間を電気的に接続する配線(ハーネス)等を引き回すのに十分な空間を確保することが可能である。
なお、このヒンジ装置20では、第1の位置検出スイッチ39の第1の被押圧部39aを押圧する押圧手段として、上述したロック板金29の突出片29bの代わりに、第1の回動軸26のフランジ部26aに突出片を設けた構成としてもよい。
また、このビデオカメラ1には、図1に示すように、本体部2に対するパネル部3の開閉状態を検出するための第3の位置検出スイッチ46が設けられている。
この第3の検出スイッチ46は、本体部2内に設けられた配線基板(図示せず。)上に配置されており、パネル収納部8から外部に臨む第3の被押圧部46aを有している。したがって、この第3の被押圧部46aは、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に0゜の角度で回動されるとき、すなわち本体部2に対してパネル部3が閉状態となるときに、パネル部3がパネル収納部8に収納されることにより押圧される。なお、この第3の位置検出スイッチ46は、本体部2を小型化するために、上述したヒンジ装置20の内部に設けることも可能である。
また、このビデオカメラ1には、図示を省略するが、上述した第1の位置検出スイッチ39、第2の位置検出スイッチ40及び第3の位置検出スイッチ46により検出された検出信号、すなわち本体部2に対するパネル部3の位置情報に基づいて、液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFを切り替えたり、液晶表示パネル6に表示される画像の向きを切り替える表示切替手段として、マイコン等からなる制御部が設けられている。
以上のように構成されるビデオカメラ1では、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度範囲で回動されることによって、図2中矢印Aに示す方向に開閉操作される。
また、このデオカメラ1では、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される180゜の角度範囲のうち、図7及び図16に示す本体部2に対してパネル部3が閉状態となる0゜の基準位置と、この基準位置から、図8及び,図13,図14及び図15に示す本体部2に対してパネル部3が90゜の角度で回動される位置と、図9,図10,図11及び図12に示す180゜の角度で回動される位置とにおいて、適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一時的に保持することができる。
一方、このビデオカメラ1では、パネル部3が本体部2の背面側を開いた状態において、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に一の方向に180゜の角度範囲で回動されると共に、他の方向に−90゜の角度範囲で回動されることによって、図2中矢印Bに示す方向に液晶表示パネル6の向きを切り替えることができる。
また、このビデオカメラ1では、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動される270゜の角度範囲のうち、図7,図8及び図9に示す0゜の基準位置と、この基準位置から、図10及び図14に示す90゜の角度で一の方向に回動される位置と、図11,図15及び図16に示す180゜の角度で一の方向に回動される位置と、図12及び図13に示す−90゜の角度で他の方向に回動される位置とにおいて、適度な抵抗、いわゆるクリック感を付与しながら、パネル部3を本体部2に対して位置決めし、一時的に保持することができる。
したがって、このビデオカメラ1では、例えば液晶表示パネル6を見ながら撮影者自身を撮影する、いわゆる対面撮影を行うことが可能であり、この場合のポジショニングや、タッチパネル7を指等で押圧する際の使い勝手等を向上させることが可能である。
ところで、このビデオカメラ1では、上述したヒンジ装置20内に設けられた第1の位置検出スイッチ39及び第2の位置検出スイッチ40、並びに本体部2内に設けられた第3の位置検出スイッチ46により検出される検出信号に基づいて、制御部が液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切り替えや、液晶表示パネル6に表示される画像の向きを切り替える切替制御を行っている。
具体的に、図7乃至図16に示す本体部2に対してパネル部3が回動される各回動位置において、液晶表示パネル6に表示される画像の表示状態についてまとめたものを以下の表1に示す。
Figure 2008228316
なお、表1において、SW1は、第1の位置検出スイッチ39を示し、SW2は、第2の位置検出スイッチ40を示し、SW3は、第3の位置検出スイッチ46を示す。
表1に示すように、液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切り替えについては、図7に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にある場合、すなわち、タイプ1として、第1の位置検出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチがON状態となる場合のみ、液晶表示パネル6に表示される画像をOFF状態とする。そして、図8乃至図16に示すそれ以外の場合には、液晶表示パネル6に表示される画像をON状態とする。
これにより、ビデオカメラ1では、撮影者が視認可能な場合のみ、液晶表示パネル6に表示される画像をON状態とすることができ、電力の無駄な消費を防止することができる。
一方、液晶表示パネル6に表示される画像の向きについては、図8に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にある場合、図13に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に−90゜の角度で他の方向に回動される位置にある場合、並びに、図14に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、すなわち、タイプ2として、第1の位置検出スイッチ39がOFF状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチがOFF状態となる場合には、液晶表示パネル6に表示される画像の切り替えは行わない。そして、この場合に表示される画像の向きは、基準の正方向となる。
同様に、図9に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にある場合、図10に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、並びに、図12に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に−90゜の角度で他の方向に回動される位置にある場合、すなわち、タイプ3として、第1の位置検出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチがOFF状態となる場合にも、液晶表示パネル6に表示される画像の切り替えは行わない。すなわち、この場合に表示される画像の向きは、正方向となる。
また、図11に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、すなわち、タイプ4として、第1の位置検出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチがOFF状態となる場合には、液晶表示パネル6に表示される画像を逆転させる。すなわち、この場合に表示される画像の向きは、正方向に対して左/右を切り替えたものとなる。これにより、例えば液晶表示パネル6を見ながら撮影者自身を撮影する、いわゆる対面撮影を行うことができる。
また、図15に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、すなわち、タイプ5として、第1の位置検出スイッチ39がOFF状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチがOFF状態となる場合には、液晶表示パネル6に表示される画像を反転させる。すなわち、この場合に表示される画像の向きは、正方向に対して上/下・左/右を切り替えたものとなる。
同様に、図16に示す本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合、すなわち、タイプ6として、第1の位置検出スイッチ39がOFF状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチがON状態となる場合には、液晶表示パネル6に表示される画像を反転させる。すなわち、この場合に表示される画像の向きは、正方向に対して上/下・左/右を切り替えたものとなる。
以上のようにして、このビデオカメラ1では、回動されるパネル部3の向きによって液晶表示パネル6に表示される画像の向きを適切に切り替えることができ、撮影者がパネル部3の向きにより画像が見にくくなるのを防止することができる。
なお、表1に示すように、SW1、SW2、SW3のON/OFFの切替状態には、6つのタイプがあり、このビデオカメラ1では、残りの2つのタイプ、すなわち、第1の位置検出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がON状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチ46がON状態となる場合、第1の位置検出スイッチ39がON状態となり、且つ、第2の位置検出スイッチ40がOFF状態となり、且つ、第3の位置検出スイッチ46がON状態となる場合については、構造上存在しない。
以上のように、このビデオカメラ1では、ヒンジ装置20の内部に第1の位置検出スイッチ39及び第2の位置検出スイッチ40が設けられていることから、上述した液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切り替えや、液晶表示パネル6に表示される画像の向きを切り替えるための機構を簡素化することが可能であり、従来に比べて部品点数を削減することが可能である。
また、このビデオカメラ1では、ヒンジ装置20の内部に第1の位置検出スイッチ39及び第2の位置検出スイッチ40が設けられていることから、これら第1の位置検出スイッチ39及び第2の位置検出スイッチ40により検出される位置を考慮した本体部2とパネル部3との位置合わせを行う必要がなく、組立及び分解が容易であり、本体部2とパネル部3との間にヒンジ装置20を組み込むだけで、本体部2に対してパネル部3が第1の中心軸S1を中心に回動される位置と、本体部2に対してパネル部3が第2の中心軸S2を中心に回動される位置とを適切に検出する構造とすることが可能である。
したがって、このビデオカメラ1では、液晶表示パネル6に表示される画像のON/OFFの切り替えや、液晶表示パネル6に表示される画像の向きを適切に切り替えることが可能であり、部品点数の増加を抑制することによって、更なる小型化及び低コスト化が可能である。
なお、本発明を適用したヒンジ装置20は、上述したビデオカメラ1に適用される場合に限定されず、本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部を当該本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置を備えた電子機器に広く適用可能であり、例えば記録媒体に対して信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生装置等に適用することも可能である。
本発明を適用したビデオカメラの閉状態を示す斜視図である。 上記ビデオカメラの開状態を示す斜視図である。 本発明を適用したヒンジ装置の構成を示す平面図である。 上記ヒンジ装置の構成を示す側面図である。 図3中に示す線分C−C’による断面図である。 図4中に示す線分D−D’による断面図である。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に回動される基準位置(0゜)にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に180゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に−90゜の角度で他の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に−90゜の角度で他の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に90゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に90゜の角度で回動される位置にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 本体部に対してパネル部が第1の中心軸S1を中心に回動される基準位置(0゜)にあり、且つ、第2の中心軸S2を中心に180゜の角度で一の方向に回動される位置にある場合を模式的に示す図であり、(A)は、その側面図であり、(B)は、その背面図であり、(C)は、画像の表示状態を示す。 従来のヒンジ装置を備えたビデオカメラの外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ、2 本体部、3 パネル部、6 液晶表示パネル、7 タッチパネル、8 パネル収納部、9 オープンロック機構、20 ヒンジ装置、21 第1の基板、22 第2の基板、23 中間基板、24 第1の回動機構、25,26 第1の回動軸、27 第1の位置決め機構、28 第1のバネ板金、29 第1のロック板金、30 第2の回動機構、31 第2の回動軸、33 ストッパー機構、34 ストッパー板金、35 ストッパー突部、36 第2の位置決め機構、37 第2のバネ板金、38 第2のロック板金、39 第1の位置検出スイッチ、40 第2の位置検出スイッチ、46 第3の位置検出スイッチ

Claims (13)

  1. 本体部と、
    上記本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部と、
    上記開閉部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置とを備え、
    上記ヒンジ装置は、上記開閉部に設けられた一方の基板及び上記本体部に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第1の回動手段と、上記一方の基板及び上記他方の基板に上記第1の中心軸と略直交して挿通された第2の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第2の回動手段と、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段とを有し、
    上記規制手段は、上記一方の基板と上記他方の基板とを当接させることにより上記第1の回動手段による回動を規制する電子機器。
  2. 上記第1の回動手段による回動が規制されることにより、上記開閉部の上記本体部に対する開閉方向に亘る回動が規制される請求項1記載の電子機器。
  3. 上記規制手段は、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸を中心に、略180゜の角度範囲で回動されるように、上記第1の回動手段による回動を規制する請求項1記載の電子機器。
  4. 上記規制手段は、上記本体部に対して上記開閉部が上記第2の中心軸を中心に、略270゜の角度範囲で回動されるように、上記第2の回動手段による回動を規制する請求項1記載の電子機器。
  5. 上記規制手段は、上記本体部に対して上記開閉部が上記第2の中心軸を中心に、略180゜の角度範囲で一の方向に回動されると共に、略90゜の角度範囲で他の方向に回動されるように、上記第2の回動手段による回動を規制する請求項4記載の電子機器。
  6. 上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される位置を検出するための位置検出スイッチを有し、当該位置検出スイッチが上記規制手段の一部によって押圧される請求項1記載の電子機器。
  7. 上記ヒンジ装置は、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲の任意の位置に、上記開閉部を上記本体部に対して位置決めする位置決め手段を有する請求項1記載の電子機器。
  8. 上記位置決め手段は、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲のうち、略90゜毎に分割される分割位置の少なくとも1箇所以上において、上記開閉部を上記本体部に対して位置決めする請求項7記載の電子機器。
  9. 上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される位置を検出するための位置検出スイッチを有し、当該位置検出スイッチが上記位置決め手段の一部によって押圧される請求項7記載の電子機器。
  10. 上記開閉部は、画像を表示するための画像表示手段を有し、上記回動位置検出手段により検出された上記本体部に対する上記開閉部の位置情報に基づいて、上記画像表示手段により表示される画像の表示状態を切り替える表示切替手段を備える請求項1記載の電子機器。
  11. 上記開閉部について、上記第1の回動手段による回動位置を検出する第1の位置検出スイッチと、上記第2の回動手段による回動位置を検出する第2の位置検出スイッチと、本体部に対する開閉状態を検出する第3の位置検出スイッチとを備え、
    上記表示切替手段は、上記第1〜第3の位置検出スイッチの検出結果に応じて上記画像表示手段により表示される画像の表示状態を切り替える請求項10記載の電子機器。
  12. 本体部に対して開閉可能に設けられた開閉部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置において、
    上記開閉部に設けられた一方の基板及び上記本体部に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第1の回動手段と、上記一方の基板及び上記他方の基板に上記第1の中心軸と略直交して挿通された第2の中心軸を中心に上記開閉部を上記本体部に対して回動させる第2の回動手段と、上記本体部に対して上記開閉部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段とを有し、
    上記規制手段は、上記一方の基板と上記他方の基板とを当接させることにより上記第1の回動手段による回動を規制するヒンジ装置。
  13. 撮像レンズが設けられた本体部と、
    上記本体部に対して開閉可能に設けられ、撮像画像を表示する画像表示手段が設けられたパネル部と、
    上記パネル部を上記本体部との間で回動可能に支持するヒンジ装置とを備え、
    上記ヒンジ装置は、上記パネル部に設けられた一方の基板及び上記本体部に設けられた他方の基板に挿通された第1の中心軸を中心に上記パネル部を上記本体部に対して回動させる第1の回動手段と、上記一方の基板及び上記他方の基板に上記第1の中心軸と略直交して挿通された第2の中心軸を中心に上記パネル部を上記本体部に対して回動させる第2の回動手段と、上記本体部に対して上記パネル部が上記第1の中心軸及び/又は上記第2の中心軸を中心に回動される角度範囲を規制する規制手段とを有し、
    上記規制手段は、上記一方の基板と上記他方の基板とを当接させることにより上記第1の回動手段による回動を規制する撮像装置。
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