JP2001053987A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP2001053987A
JP2001053987A JP11226262A JP22626299A JP2001053987A JP 2001053987 A JP2001053987 A JP 2001053987A JP 11226262 A JP11226262 A JP 11226262A JP 22626299 A JP22626299 A JP 22626299A JP 2001053987 A JP2001053987 A JP 2001053987A
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card
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知宜 渡辺
Atsushi Nakanishi
淳 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶モニター部の開閉検出スイッチの動作機
構の製品としの信頼性の向上及び外観上の美観の向上を
実現すること。 【解決手段】 カメラ本体に2軸ヒンジ機構25によっ
て開閉自在に取り付けられた液晶モニター部10の開閉
を検出して、モニター画面のON−OFFを行うモニタ
ー部開閉検出スイッチ77をその2軸ヒンジ機構25に
内蔵し、その2軸ヒンジ機構25の内部に挿通されたハ
ーネス75の外部を覆うハーネスカバー79を液晶モニ
ター部10で開閉駆動して、そのハーネスカー79でモ
ニター部開閉検出スイッチ77をON−OFF動作させ
るようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカメ
ラレコーダ等に適用すのに最適なビデオカメラであっ
て、特に、モニター部の開閉検出スイッチの動作機構に
関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の一般的な小型ビデオカメラレコー
ダには、モニター部である液晶モニター部をカメラ本体
の側面に開閉自在に取り付けたものが多い。その際、従
来は、図15に示すように、ビデオカメラレコーダ10
1のカメラ本体102の側面102aに液晶モニター部
103をヒンジ機構104によって矢印g、h方向に開
閉自在に取り付けていて、その液晶モニター部103の
矢印g、h方向の開閉を検出して、モニター画面である
液晶画面103aのON−OFFを行うモニター部開閉
検出スイッチ105がカメラ本体102に取り付けられ
ている。
【0003】そして、従来は、図15に示すように、モ
ニター部開閉検出スイッチ105をカメラ本体102の
側面102aの内側に取り付け部105によって取り付
け、そのモニター部開閉検出スイッチ105のアクチュ
エータ105aを側面102aに形成し検出穴107内
に挿入して配置する一方、その検出穴107内のアクチ
ュエータ105を操作するための小突起108を液晶モ
ニター部103の合成樹脂製の外周カバー部材109の
内側面(液晶画面103a側の面)の先端部分に直角状
に突設させた状態に一体成形している。
【0004】そして、図15に実線で示すように、液晶
モニター部103を矢印h方向に閉じた時に、小突起1
08を検出穴107内に挿入して、その小突起108で
モニター部開閉検出スイッチ105のアクチュエータ1
05aを押してそのモニター部開閉検出スイッチ105
をOFFして、液晶画面103aをOFF(画面消灯)
する。そして、図15に一点鎖線で示すように、液晶モ
ニター部103を矢印g方向にほぼ90°開くことによ
って、小突起108を検出穴107から抜き取って、モ
ニター部開閉検出スイッチ105をONして、液晶画面
103aをON(画面点灯)するように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、モニター部開閉検出スイッチ105のアクチュエー
タ105aをカメラ本体102の側面102aに形成し
た検出穴107内に挿入して配置し、液晶モニター部1
03の合成樹脂製の外周カバー部材109の内側面に直
角状に突設させた状態に一体成形した小突起108を検
出穴107内に挿入して、モニター部開閉検出スイッチ
105のアクチュエータ105aを押すようにした構造
では、その小突起108の強度が弱く、カメラ本体10
2や液晶モニター部103等が強い衝撃を受けた場合
に、その小突起108が簡単に破損されてしまい易かっ
た。
【0006】また、小突起108を液晶モニター部10
3の外周カバー部材109の内側面に直角状に突設た構
造では、液晶モニター部103を開いた時に、その小突
起108が外部に露呈して、外観上の美感を著しく損な
ってしまうばかりか、その小突起108はカメラ本体1
02の外部の他物等に軽く当接しただけでも簡単に破損
してしまう等、耐久性にも問題があった。更に、カメラ
本体102の側面102aに形成した検出穴107内に
モニター部開閉検出スイッチ105のアクチュエータ1
05aを挿入して配置させる構造では、その検出穴10
7からカメラ本体102内にダスト等が侵入し易く、防
塵性にも問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、モニター部開閉検出スイッチの動
作機構の高信頼性や外観上の美観の向上等を実現するこ
とができるビデオカメラを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のビデオカメラレコーダは、カメラ本体にヒ
ンジ機構によって開閉自在に取り付けられたモニター部
の開閉を検出して、モニター画面のON−OFFを行う
モニター部開閉検出スイッチをそのヒンジ機構に内蔵し
たものである。
【0009】上記のように構成された本発明のビデオカ
メラは、モニター部の開閉を検出してモニター画面のO
N−OFFを行うモニター部開閉検出スイッチをモニタ
ー部のヒンジ機構に内蔵したので、そのモニター部開閉
検出スイッチをヒンジ機構の内部に隠蔽しておくことが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したビデオカ
メラレコーダの実施の形態を図1〜図14を参照して以
下の順序で説明する。 (1)・・・モニター部開閉検出スイッチの動作機構に
関する説明 (2)・・・ビデオカメラレコーダ全体に関する説明
【0011】(1)・・・モニター部開閉検出スイッチ
の動作機構に関する説明 まず、図1〜図6によって、ビデオカメラレコーダのモ
ニター部開閉検出スイッチの動作機構に関して説明する
と、後述するように、ビデオカメラレコーダ1のカメラ
本体2の左側面2bにモニター部である液晶モニター部
10が2軸ヒンジ機構(直交する2軸を中心に2方向に
回転可能なヒンジ機構)25によって開閉自在に取り付
けられている。
【0012】そして、この2軸ヒンジ機構25は、カメ
ラ本体2内に垂直状に固定されているモニター取付フレ
ーム71と、そのモニター取付フレーム71内に垂直状
に取り付けられた第1支軸72と、モニター取付フレー
ム71内でその第1支軸72の外周に水平方向である矢
印g、h方向にほぼ90°に回転自在に取り付けられた
ヒンジブロック73と、そのヒンジブロック73の側面
で第1支軸72のほぼ中間部相当位置に水平状に取り付
けられた中空状の第2支軸74とによって構成されてい
る。そして、液晶モニター部10がヒンジブロック73
の側面で、第2支軸74の外周に垂直方向である矢印
i、j方向にほぼ180°に回転自在に取り付けられて
いる。従って、第1支軸72と第2支軸74とによって
直交する2軸が構成されていて、液晶モニター部10は
これら第1支軸72と第2支軸74を中心に直交する2
方向に回転できるように構成されている。
【0013】そして、この液晶モニター部10と後述す
る制御部9の主制御基板9aとの間を電気的に接続する
ための接続手段であるハーネス75が長さに余裕を持た
せた状態で2軸ヒンジ機構25の内部空間76に挿通さ
れて配線されている。なお、そのハーネス75はモニタ
ー取付フレーム71の内部、ヒンジブロック73の内部
及び中空状の第2支軸74の内部を挿通するようにして
液晶モニター部10と主制御基板9aとの間に配線され
ている。
【0014】この際、モニター取付フレーム71の上下
及び外周の一部が合成樹脂等によって成形されているカ
メラ本体2の左側面2bに一体成形されたカバー部分2
b′で覆われていて、そのカバー部分2b′にはヒンジ
ブロック73を内部空間76内で、第1の支軸72の回
りに矢印g、h方向にほぼ90°に回転可能にするため
の内側開口76a及び外側開口76bがその内部空間7
6の矢印g、h方向の両側位置に垂直状に開口されてい
る。従って、図1、図3及び図6に実線で示すように、
液晶モニター部10を矢印h方向に閉じて、後述する凹
所50内に収納した時には、2軸ヒンジ機構25の内部
空間76の内側開口76a及び外側開口76bの両方が
ヒンジブロック73によって閉塞されるが、図2に実線
で示し、図3に一点鎖線で示と共に、図4及び図5に示
すように、液晶モニター部10を矢印g方向に開いた時
には、内部空間76の外側開口76bはヒンジブロック
73で継続して閉塞されるものの、内側開口76aは大
きく開放されて、内部空間76に挿通されているハーネ
ス75がその内側開口76aを通して外部から見えてし
まうことになる。
【0015】そこで、このビデオカメラレコーダ1で
は、まず、液晶モニター部10の矢印g、h方向の開閉
を検出してモニター画面である液晶画面10aをONN
−OFFするモニター部開閉検出スイッチ77を2軸ヒ
ンジ機構25に内蔵し、次に、内部空間76の内側開口
76aを閉塞することによって、ハーネス75を外部か
ら見えないように隠蔽(目隠しすること)するようにし
た目隠し部材であるハーネスカバー79でそのモニター
部開閉検出スイッチ77をON−OFF動作させるよう
に構成している。
【0016】即ち、モニター取付フレーム71のカメラ
本体2の左側面2bと平行なの垂直状の側面71aにモ
ニター部開閉検出スイッチ77をスイッチ取付部78に
よって取り付けて、そのモニター部開閉検出スイッチ7
7のアクチュエータ77aを内部空間76内にそのその
側面71aに対して直角状に突出させている。そして、
モニター部開閉検出スイッチ77のアクチュエータ77
aの動作部材を兼用する縦長のハーネスカバー79をモ
ニター取付フレーム71の内部空間76で、垂直状の内
側開口76aを開閉できる位置に垂直状の支点ピン80
を介して水平方向である矢印u、v方向にほぼ90°に
回転自在に取り付けて、そのハーネスカバー79を回転
付勢手段である捩りコイルバネ80でその内側開口76
aの閉塞位置まで矢印v方向へ回転付勢させている。
【0017】以上のように構成されたモニター部開閉検
出スイッチ77の動作機構によれば、まず、図1、図3
及び、図6に示すように、液晶モニター部10が矢印h
方向に閉じられて、カメラ本体2の左側面2bの凹所5
0内に収納されると、ヒンジブロック73がハーネスカ
バー79に当接して、そのハーネスカバー79を支点ピ
ン80を中心に捩りコイルバネ81に抗して図3に一点
鎖線で示す閉蓋位置から実線で示す開蓋位置まで矢印u
方向へ押し込むようにほぼ90°に回転駆動する。そし
て、液晶モニター部10が凹所50内に完全に収納され
て、後述するようにその凹所50内にロックされる直前
に、図3実線で示すように、そのハーネスカバー79が
モニター部開閉検出スイッチ77のアクチュエータ77
aを矢印u′方向へ押して、そのモニター部開閉検出ス
イッチ77がOFFされて、液晶モニター部10の液晶
画面10aがOFF(画面消灯)される。
【0018】一方、図2に実線で示し、図3に一点鎖線
で示すと共に、図4及び図5に示すように、液晶モニタ
ー部10が矢印g方向にほぼ90°に開かれると、ヒン
ジブロック73の矢印g方向への回転に追従して、ハー
ネスカバー79が支点ピン80を中心に捩りコイルバネ
81によって図3に実線で示す開蓋位置から一点鎖線で
示す閉蓋位置まで矢印v方向にほぼ90°に回転して開
く。すると、モニター部開閉検出スイッチ77のアクチ
ュエータ77aが矢印v′方向に押し出されて、そのモ
ニター部開閉検出スイッチ77が自動的にONされ、液
晶モニター部10の液晶画面10aがON(画面点灯)
されることになる。
【0019】しかも、その閉蓋位置まで矢印v方向へ回
転されたハーネスカバー79は、図4及び図5に示すよ
うに、2軸ヒンジ機構25の内部空間76の内側開口7
6aを内側から閉塞して、内部空間76に挿通されてい
るハーネス75が外部から見えないように、そのハーネ
スカバー79がハーネス75を隠蔽(目隠しすること)
することになる。
【0020】従って、このモニター部開閉検出スイッチ
77の動作機構によれば、モニター部開閉検出スイッチ
77が2軸ヒンジ機構25に内蔵されていて、液晶モニ
ター部10の開閉を問わず、そのモニター部開閉検出ス
イッチ77の強度的に最も弱いアクチュエータ77aが
カメラ本体2の外部に全く露呈されていないので、その
アクチュエータ77aがカメラ本体の外部の他物と不用
意に接触して破損される危険が全くない。しかも、液晶
モニター部10の開閉動作に追従して開閉されるハーネ
スカバー79でモニター部開閉検出スイッチ77のアク
チュエータ77aをON−OFF動作させるので、モニ
ター部開閉検出スイッチ77を安全に、かつ、無理な
く、軽快にON−OFF動作することができて、製品と
しての信頼性が高く、高耐久性を実現できる。また、液
晶モニター部10をカメラ本体2から開いた時に、2軸
ヒンジ機構25の内部に挿通されているハーネス75を
外部から見えないようにハーネスカバー79で隠蔽する
ことができるので、外観上の美観を損なうことがなく、
その美観を著しく向上することができる。更に、モニタ
ー部開閉検出スイッチ77の動作部材をハーネスカバー
79で兼用させることができるので、部品点数及び組立
工数の削減によるコストダウンを実現できる。
【0021】 (2)・・・ビデオカメラレコーダ全体に関する説明 次に、図7〜図14によって、このビデオカメラの一例
であるビデオカメラレーダ1全体に関して説明すると、
このビデオカメラレコーダ1は後述するカード型記録再
生装置14を内蔵した縦形のビデオカメラレコーダに構
成されている。そして、このビデオカメラレコーダ1は
合成樹脂等で成形された縦形のカメラ本体2を有してい
て、そのカメラ本体2内の上部にはレンズ3及び固体撮
像素子(CCD)を有する撮影部4とビューファインダ
ー部5とが前後に並べられてほぼ同一の光軸P1上に水
平に配置されている。なお、撮影部4はレンズ3及び固
体撮像素子によって撮影対象となる被写体を撮影して画
像信号を生成するものであり、ビューファインダー部5
は撮影部4で撮影された画像やのこビデオカメラレコー
ダ1の動作モード等を表示する液晶表示部に構成されて
いる。そして、そのカメラ本体2内で撮影部4とビュー
ファインダー部5の下部にメカデッキ部6が光軸P1と
平行で垂直状に配置されていて、このメカデッキ部6に
は主記録媒体を構成しているテープ状記録媒体であるビ
デオカセット7内のビデオテープに画像データ等を記
録、再生する記録再生部が備えられている。そして、そ
のビデオカセット7を脱着するためのカセットカバー8
がカメラ本体2の右側面(但し、ビデオカメラレコーダ
1を後方から見た状態での右側面である)2aに右横方
向に開閉自在に取り付けられている。そのカセットカバ
ー8は平面形状がほぼL型に形成されていて、そのカセ
ットカバー8の右側面8a及び左側面8cがカメラ本体
2の右側面2a及後面2cの一部に兼用されている。
【0022】そして、カメラ本体2の左側面2b(同様
に、ビデオカメラレコーダ1を後方から見た状態での左
側面である)の内側でメカデッキ部6との間に制御部9
が光軸P1と平行で垂直状に配置され、そのカメラ本体
2の左側面2bの外側にモニター部である液晶モニター
部10が光軸P1と平行で垂直状に配置されていて、そ
の液晶モニター部10は左横方向に開閉自在に取り付け
られている。なお、液晶モニター部10は撮影部4によ
って撮影される画像やビデオテープの再生画像等を表示
するものである。そして、カメラ本体2の左側面2bの
外側における後面2c側に偏位された位置で液晶モニタ
ー部10の下部にバッテリー部であるバッテリー装着部
11が配置されていて、そのバッテリー装着部11に携
帯用の電源であるバッテリー12が交換可能に装着され
ている。そして、この制御部9は主制御回路が実装され
た大型の基板である主制御基板9aと副制御回路が実装
された小型の基板である副制御基板9bとで構成されて
いて、主制御基板9aがカメラ本体2の左側面2bの内
側でメカデッキ部6との間に光軸P1と平行で垂直状に
配置されていて、副制御基板9bはカメラ本体2の前面
2dの内側でメカデッキ部6との間に光軸P1に対し直
角な垂直状に配置されている。
【0023】そして、カード型記録媒体13に画像デー
タ等を記録、再生するカード型記録再生装置14がカメ
ラ本体2の左側面2bの内側で、撮影部4及びビューフ
ァインダー部5の下部位置における制御部9の主制御基
板9aと液晶モニター部10とバッテリー装着部11と
の間で囲まれたデッドスペースである空間15内に光軸
P1と平行で垂直状に配置されている。そして、カメラ
本体2の後面2cの左端に垂直状に形成されたカード型
記録媒体挿入口16からカード型記録媒体13をそのカ
ード型記録再生装置14内に挿入して装着し、そのビデ
オカメラレコーダ1で撮影した動画の静止画データ等を
カード型記録再生装置14によってカード型記録媒体1
3に記録、再生することができるようにしたものであ
る。そして、カード型記録媒体23には電子回路が内蔵
されていて、その先端13a側の一側面には接続用端子
13bと誤消去防止スイッチ13c等が設けられてい
る。なお、制御部9は撮影部4から入力される画像情報
を処理してビューファインダー部5や液晶モニター部1
0に入力して表示させたり、メカデッキ部6におけるビ
デオテープの走行制御や画像の記録、再生動作に関する
制御を行ったり、ビデオテープの再生画像等を液晶モニ
ター部10に表示させたり、ビデオテープの再生画像中
から希望する静止画データをカード型記録再生装置14
によってカード型記録媒体13に記録、再生する等の制
御を行うものである。
【0024】ところで、図12に示すように、カセット
カバー8はその右側面8aの前端部側に配置されたヒン
ジ機構21によってカメラ本体2の右側面2aの前端部
側に右横方向である矢印a、b方向に開閉自在に取り付
けられていて、カメラ本体2内のメカデッキ部6の右側
面側にはビデオカセット7のビデオテープに撮影画像で
ある動画等を記録、再生するための記録再生部(ビデオ
テープの走行駆動系やビデオテープにヘリカルスキャン
方式でデータを記録、再生する磁気ヘッドドラム等を含
んでいる)22が搭載されている。そして、カセットカ
バー8の内側にはビデオカセット7を記録再生部22に
矢印c、d方向から脱着するためのカセット脱着機構2
3が組み込まれている。そして、ビデオカセット7を記
録再生部22に装着する時には、カセットカバー8の後
面8cに取り付けられているカセット取り出しつまみ2
4をスライド操作してカセットカバー8のロックを解除
し、カセットカバー8をヒンジ機構21によって矢印a
方向に開くと共に、カセット脱着機構23を矢印c方向
に引き出す。そして、ビデオカセット7をカセット脱着
機構23内に矢印e方向から挿入して、そのカセット脱
着機構23によってビデオカセット7を記録再生部22
に矢印d方向から装着し、最後に、カセットカバー8を
矢印b方向に閉じて、カセット取り出しつまみ24でカ
メラ本体2に再びロックする。なお、ビデオカセット7
を記録再生部22から取り出す時には、その逆に、カセ
ットカバー8を矢印a方向に開いて、カセット脱着機構
23によってビデオカセット7を記録再生部22から矢
印c方向に引き出した後に、そのカセット脱着機構23
内からビデオカセット7を矢印f方向に抜き取る。
【0025】また、図7〜図12に示すように、液晶モ
ニター部10はその前端部側に配置された2軸ヒンジ機
構(直交する2軸を中心に2方向に回転可能なヒンジ機
構)25によってカメラ本体2の左側面2bの前端部側
に左横方向である矢印g、h方向にほぼ90°開閉自在
であると共に、上下方向である矢印i、j方向にほぼ1
80°回転自在に取り付けられている。そして、その液
晶モニター部10の後端部に取り付けられているオープ
ンボタン26を押してロックを解除することによって、
その液晶モニター部10を矢印g方向に開き、かつ、矢
印i、j方向に回転することができるように構成されて
いる。また、バッテリー12はバッテリー装着部11に
対してほぼL型の方向である矢印m、n方向に脱着可能
に装着されていて、カメラ本体2の後面2cにはそのバ
ッテリー12を脱着するためのバッテリー取り外しボタ
ン27が取り付けられている。
【0026】また、カメラ本体2の左側面2bで、バッ
テリー装着部11の下部には端子カバー28が配置され
ていて、その端子カバー28内にはバッテリー12の充
電時に使用されるDC端子等が内蔵されている。そし
て、端子カバー28はその前端部側に配置されたヒンジ
機構によってカメラ本体1の左側面2bに矢印o、p方
向に開閉自在に取り付けられている。
【0027】そして、図7、図8、図11、図13及び
図14に示すように、カード型記録再生装置14のケー
ス(外筐)が合成樹脂等によって成形されたベース部材
31と、合成樹脂やステンレス板等の複合部材で構成さ
れたカバー部材で構成されている。そして、これらベー
ス部材31及びカバー部材32は縦断面形状が互いに逆
向きのコ字状に形成されていて、カバー部材32の上下
寸法がベース部材31の上下寸法よりやや小さく構成さ
れている。そして、ベース部材31内の左側面でやや下
方に偏位された位置にカバー部材32が結合されて、こ
れらベース部材31とカバー部材32との間に光軸P1
と平行で、かつ、垂直状のカード型記録媒体挿入空間3
3が形成されている。そして、ベース部材31の外周部
分が複数の止ネジ34によって制御部9の主制御基板9
aの左側面に平行状に直接取り付けれれている。
【0028】そして、このカード型記録再生装置14の
カード型記録媒体挿入空間33の後端部33aがカメラ
本体2の後面2cに形成されているカード型記録媒体挿
入口16に対向されていて、カード型記録媒体13がそ
のカード型記録媒体挿入口16からカード型記録媒体挿
入空間33内に前後方向である矢印q、r方向から挿
入、排出自在に構成されている。そして、そのカード型
記録媒体挿入空間33の前端部33b内で、ベース部材
31の内面(左側面)に接続用端子34が取り付けられ
ていて、その接続用端子34が電気的接続手段であるフ
レキシブルプリント基板35によって主制御基板9aに
最短距離で電気的に接続されている。なお、カード型記
録媒体挿入口16を内側から開閉する内開き方式の開閉
蓋36がベース部材31の端部に垂直状の支点ピン37
を介して水平方向に回転自在に取り付けられていて、こ
の開閉蓋36はその支点ピン37の外周に取り付けられ
た回転付勢手段である捩りコイルバネ38によってカー
ド型記録媒体挿入口16の閉蓋位置へ回転付勢されてい
る。
【0029】そして、カバー部材32の後端部の上部
で、ベース部材31の後端部の下部にカード型記録媒体
取り出しボタン39が矢印q、r方向にスライド自在に
取り付けられていて、そのカード型記録媒体取り出しボ
タン39がカメラ本体2の後面2cの後方に突出されて
いる。なお、このカード型記録媒体取り出しボタン39
はスライ付勢手段である圧縮コイルバネ40によって後
方側である矢印r方向にスライド付勢されている。そし
て、このカード型記録媒体取り出しボタン39によって
動作されるカード型記録媒体排出機構41がベース部材
31及びカバー部材32に取り付けられている。そし
て、そのカード型記録媒体排出機構41は、ベース部材
31とカバー部材32の上辺部分間の隙間42内に水平
状に取り付けられて矢印q、r方向にスライド自在に構
成されたスライド部材43と、カバー部材32の外側で
矢印q方向側の端部に支点ピン44を中心に矢印s、t
方向に回転自在に取り付けられた回転部材45と、カバ
ー部材32の外側で回転部材45の矢印r方向側に隣接
して取り付けれて矢印q、r方向に平行移動されるよう
に構成された排出部材46とによって構成されている。
なお、スライド部材43はカバー部材32との間に取り
付けられたスライド付勢手段である引張りコイルバネ4
7によって矢印r方向にスライド付勢されている。
【0030】そして、カード型記録媒体13のカード型
記録再生装置14内への装着時には、カード型記録媒体
13をその先端13a側からカード型記録媒体挿入口1
6に矢印q方向から挿入して、そのカード型記録媒体1
3で開閉蓋36を捩りコイルバネ38に抗して矢印q方
向に押し開きながら、そのカード型記録媒体13をカー
ド型記録媒体挿入空間33内に矢印q方向に挿入する。
そして、図14に実線で示すように、そのカード型記録
媒体13が挿入完了位置まで挿入された時に、そのカー
ド型記録媒体13の接続用端子13bがベース部材31
の接続用端子34に圧着されて接続され、そのカード型
記録媒体13がフレキシブルプリント基板35を介して
主制御基板9aに電気的に接続される。一方、そのカー
ド型記録媒体13の挿入完了の直前に、そのカード型記
録媒体13の先端13aが排出部材46の上下一対の突
起46aに当接して、その排出部材46を矢印q方向に
平行移動させて、その排出部材46の上下方向のほぼ中
間部の突起46bが回転部材45の支点ピン44より下
部にある突起45aを矢印q方向へ押し、その回転部材
45が矢印s方向へ回転される。
【0031】そして、このようにしてカード型記録再生
装置14内にカード型記録媒体13を装着して置くこと
により、撮影部4で撮影される撮影画像中の静止画デー
タ等をカード型記録媒体13に記録、再生することがで
きる。そして、そのカード型記録媒体13への記録、再
生後にそのカード型記録媒体13をカード型記録再生装
置14から排出する時には、図14に一点鎖線で示すよ
うに、カード型記録媒体取り出しボタン39を圧縮コイ
ルバネ40に抗して矢印q方向に押す。すると、そのカ
ード型記録媒体取り出しボタン39の突起39aがスラ
イド部材43の矢印r方向側の端部の突起43aを押し
て、そのスライド日材43が引張りコイルバネ47に抗
して矢験q方向にスライドされて、そのスライド部材4
3の矢印q方向側の端部の突起43bが回転部材45の
支点ピン44より上側の突起45bを矢印q方向に押
す。すると、その回転部材45が支点ピン44を中心に
矢印t方向に回転されて、その回転部材45の支点ピン
44より下側の突起45aが排出部材46の上下方向の
ほぼ中間部の突起46bを矢印r方向に押して、その排
出部材46が矢印r方向へ平行移動される。すると、そ
の排出部材46の上下一対の突起46aによってカード
型記録媒体13の先端13aが押されて、そのカード型
記録媒体13がカード型記録媒体挿入空間33内からカ
ード型記録媒体挿入口16外へ矢印r方向に排出され
る。従って、この排出後に、カード型記録媒体13を指
で摘んでカード型記録媒体挿入口16から矢印r方向へ
抜き取ることができる。そして、カード型記録媒体13
をカード型記録媒体挿入口16から抜き取ると、開閉蓋
36が捩りコイルバネ36によって矢印r方向へ回転し
てカード型記録媒体挿入口16を内側から閉塞して、カ
ード型記録再生装置14内へのダスト等の侵入を防止す
ることができる。
【0032】ところで、図14に示すように、このカー
ド型記録再生装置14のカバー部材32には、カード型
記録媒体挿入空間33内に装填されたカード型記録媒体
13を外部から確認できるようにするための大きな窓穴
48が開口されていて、図7に示すように、その窓穴4
8の左外側に重なるように配置させた窓穴49がカメラ
本体2の左側面2bに開口されている。その際、カメラ
本体2の左側面2bでバッテリー装着部11の上部に液
晶モニター部10を収納するための凹所50が形成され
ていて、その凹所50の底面部に上記窓穴49が形成さ
れている。
【0033】従って、図9〜図11に示すように、液晶
モニター部10を凹所50内に収納させて状態では、窓
穴49がその液晶モニター部10によって閉塞されるこ
とになり、これらの窓穴49、48からカメラ本体2の
内部やカード型記録再生装置14の内部にダスト等が侵
入されることを防止することができる。一方、図7に示
すように、液晶モニター部10を凹所50内から矢印g
方向に開いて使用するような通常の使用状態では、その
液晶モニター部10を矢印g方向に開いて凹所50を開
放すれば、窓穴49も開放されるので、カード型記録再
生装置14内にカード型記録媒体13が装着されている
か、否かをこれらの窓穴49、48を通してカメラ本体
2の外部から容易に確認することができる。従って、カ
ード型記録媒体13をカード型記録再生装置14内に装
着し忘れたことに気付かずに、撮影画像の静止画データ
等をカード型記録媒体13に記録しようとしてしまうよ
うな、記録ミスを極力防止することができるので、非常
に使い易いものである。なお、窓穴49は透明な合成樹
脂板等で予め密封して置くことができる。また、カメラ
本体2の凹所5の一部に更に一段右方向へ凹ませた小さ
い凹所を形成して、その小さい凹所内にカード型記録再
生装置14を組み込むようにしてそのカード型記録再生
装置14の窓穴48を凹所50内に直に露呈させるよう
のに構成することも可能である。
【0034】なお、このビデオカメラレコーダ1のカメ
ラ本体2には、以上述べた構造の他にも通常のビデオカ
メラレコーダと同様の各種の構造が付設されている。そ
こで、幾つかの構造を説明すると、例えば、カメラ本体
2の上面2eには内蔵ステレオマイク61やインテリジ
ェントアクセサリーシュー62等が付設されていて、カ
メラ本体2の底面2fには三脚取付穴63等が付設され
ている。また、カメラ本体2の右側面2aの前端部の下
端側の位置とカセットカバー8の右側面8aの後端部の
上端側の位置との間にはグリップベルト64が斜めに付
設されていて、カセットカバー8の後面8cの上端側の
位置にはビデオスタート/ストップボタン65が付設さ
れている。また、カメラ本体2の右側面2aの撮影部4
の周辺部にはズームレバー66などのフォーカス系の操
作ボタンが付設されていて、カセットカバー8の後面8
cにはビデオ操作ボタン67が付設されている。そし
て、カメラ本体2の左側面2bに形成されている凹所5
0の底面部には液晶モニター部10の液晶画面10aに
表示するモニター画像やその他の各種の表示の操作系や
カード型記録再生装置14による静止画データ等の記
録、再生のための操作系等の操作ボタン68が付設され
ている。
【0035】そして、ユーザーはカメラ本体2のグリッ
プベルト64の内側に右手を挿入してカメラ本体2をそ
の右手で縦形に保持し、ビューファインダー部5や図7
のように開いた液晶モニター部10の液晶画面10aに
表示されるモニター画像を見ながら、ビデオスタート/
ストップボタン65を右手の親指で操作するようにし
て、ビデオ撮影を行う。そして、その撮影画像の動画等
をメカデッキ部6のビデオカセット7内のビデオテープ
に記録する。そして、ビデオテープに記録した撮影画像
をビデオ撮影後等において液晶モニター部10の液晶画
面10aで再生しながら、希望する静止画データ等をカ
ード型記録再生装置14でカード型記録媒体13に記録
することができるようにしたものである。なを、カード
型記録媒体13に記録した静止画データも液晶画面10
aで再生することができる。
【0036】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態ではメカデッキ部6
で撮影画像を記録、再生する主記録媒体としてテープ状
記録媒体であるビデオテープ使用したが、この主記録媒
体は光ディスク等のディスク状記録媒体であっても良
い。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のビデオ
カメラは、次のような効果を奏する。
【0038】請求項1は、モニター部の開閉を検出して
モニター画面のON−OFFを行うモニター部開閉検出
スイッチをモニター部のヒンジ機構に内蔵して、そのモ
ニター部開閉検出スイッチをヒンジ部の内部に隠蔽して
置くことができるようにしたので、モニター部の開閉を
問わず、そのモニター部開閉検出スイッチの強度的に最
も弱いアクチュエータ等がカメラ本体の外部に全く露呈
されることがない。従って、そのアクチュエータ77a
がカメラ本体の外部の他物と不用意に接触して破損され
る危険が全くなく、製品としての信頼性が高く、高耐久
性も実現できる。
【0039】請求項2は、モニター部の開閉を検出して
モニター画面のON−OFFを行うモニター部開閉検出
スイッチをそのモニター部のヒンジ機構に内蔵し、その
ヒンジ機構の内部に挿通されたハーネスの外部をそのヒ
ンジ機構に回転自在に取り付けたハーネスカバーで覆う
と共に、モニター部の開閉時に、その上記モニター部で
ハーネスカバーを回転駆動して、そのハーネスカバーで
モニター部開閉検出スイッチをON−FF操作するよう
にしたので、ハーネスが外部から見えず、外観上の美観
を著しく向上することができる上に、そのハーネスカバ
ーでモニター部開閉検出スイッチの動作部材を兼用させ
ることができて、部品点数及び組立工数の削減によるコ
ストダウンを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラレコーダの実施
の形態における液晶モニター部の2軸ヒンジ機構とモニ
ター部開閉検出スイッチの動作機構を説明する液晶モニ
ター部の閉状態での一部切欠き概略平面図である。
【図2】同上の液晶モニター部の開状態での一部切欠概
略平面図である。
【図3】図1の2軸ヒンジ機構を拡大して示した一部切
欠き平面図である。
【図4】同上の2軸ヒンジ機構を示した斜視図である。
【図5】同上の2軸ヒンジ機構の外部がカメラ本体のカ
バー部材で覆われているようすを液晶モニター部を開い
た状態で、その液晶モニター部の液晶画面側から見た状
態で示した斜視図である。
【図6】同上の2軸ヒンジ機構の外部がカメラ本体のカ
バー部材で覆われているようすを液晶モニター部を閉じ
た状態で、その液晶モニター部の液晶画面側から見た状
態で示した斜視図である。
【図7】同上のビデオカメラレコーダ全体を説明するた
めに液晶モニター部を開いた状態で左斜め後方から見た
ビデオカメラレコーダ全体の斜視図である。
【図8】同上のビデオカメラレコーダを右斜め後方から
見たビデオカメラレコーダ全体の斜視図である。
【図9】同上のビデオカメラレコーダを左斜め前方から
見たビデオカメラレコーダ全体の斜視図である。
【図10】同上のビデオカメラレコーダのカセットカバ
ー側を下にした状態のビデオカメラレコーダ全体の斜視
図である。
【図11】同上のビデオカメラレコーダ全体のの背面図
である。
【図12】同上のビデオカメラレコーダのビデオカセッ
トの脱着操作を説明する斜視図である。
【図13】同上のビデオカメラレコーダのカメラ本体の
内部構造を概略的に示した分解斜視図である。
【図14】同上のビデオカメラレコーダのカード型記録
再生装置を説明する左側面図及び背面図である。
【図15】従来のビデオカメラレコーダのモニター部開
閉検出スイッチの動作構造を説明する一部切欠き平面図
である。
【符号の説明】
1はビデオカメラであるビデオカメラレコーダ、2はカ
メラ本体、9は制御部、10はモニター部である液晶モ
ニター部、10aはモニター画面である液晶画面、25
はヒンジ機構である2軸ヒンジ機構、75はハーネス、
76は内部空間、76はハーネスカバーで開閉される内
側開口、77はモニター部開閉検出スイッチ、79はハ
ーネスカバー、80は支点ピン、81は回転付勢手段で
ある捩りコイルバネである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モニター部をカメラ本体にヒンジ機構によ
    って開閉自在に取り付けたビデオカメラにおいて、 上記モニター部の開閉を検出して、モニター画面のON
    −OFFを行うモニター部開閉検出スイッチを上記ヒン
    ジ機構に内蔵したことを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】モニター部をカメラ本体にヒンジ機構によ
    って開閉自在に取り付けたビデオカメラにおいて、 上記ヒンジ機構の内部を挿通して上記モニター部と上記
    カメラ本体内部の制御部との間を電気的に接続したハー
    ネスと、 上記ヒンジ機構に内蔵され、上記モニター部の画面のO
    N−OFFを行うモニター部開閉検出スイッチと、 上記ヒンジ機構に回転自在に取り付けられて上記ハーネ
    スを外部から覆い、開閉される上記モニター部で回転駆
    動されて上記モニター部開閉検出スイッチをON−OF
    F操作するハーネスカバーとを備えたことを特徴とする
    ビデオカメラ。
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