JP2008227003A - 静電気放電保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リーク電流を小さく抑えたまま、確実に動作させることができる静電気放電保護回路を提供する。
【解決手段】 電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に備えられた時定数回路11を構成する抵抗11aとキャパシタ11bとの接続ノードに、サージ検出回路12を構成するPMOSトランジスタ12aを接続し、動作電圧以下の電圧が印加されたときにはPMOSトランジスタ12aを非導通状態にとどませるとともに、ESDイベントが発生した場合はPMOSトランジスタ12aを導通状態に移行するレベルの降下電圧分だけダイオード接続されたPMOSトランジスタ12b,12c,12dで電圧を降下させて、サージ吸収回路13を構成するNMOSトランジスタ13eをオンさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体チップを静電気放電から保護する静電気放電保護回路に関する。
静電気放電(ESD:Electro Static Discharge)による電荷が半導体チップに印加されると、その半導体チップ内の素子が損傷を受ける可能性がある。そこで、従来より、半導体チップ内に静電気放電保護回路を備え、この静電気放電保護回路でESDによる電荷を放電することにより、その半導体チップ内の素子を保護する技術が、例えば特許文献1,2に提案されている。
図6は、特許文献1に提案された静電気放電保護回路の構成を示す図である。
図6に示す静電気放電保護回路100には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、抵抗101aおよびキャパシタ101bからなる時定数回路101が備えられている。
また、静電気放電保護回路100には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に接続された、比較的サイズの大きなNMOSトランジスタ102が備えられている。
さらに、静電気放電保護回路100には、抵抗101aとキャパシタ101bとの接続ノードと、NMOSトランジスタ102のゲートとの間に直列に接続されたインバータ103,104,105が備えられている。尚、静電気放電保護回路100を構成するNMOSトランジスタ102の両端には、半導体チップの内部回路(図示せず)が接続されている。
先ず、静電気放電保護回路100における通常の動作について説明する。通常動作時には、電源ラインVDDに所定の動作電圧が印加されている。このため、キャパシタ101bには、抵抗101aを介して所定の動作電圧分の電荷が充電されている。従って、インバータ103の入力側のノードは‘H’レベルにある。また、次段のインバータ104の入力側のノードは‘L’レベルにあり、さらに次段のインバータ105の入力側のノードは‘H’レベルにある。従って、インバータ105の出力側のノードは‘L’レベルにある。即ち、NMOSトランジスタ102のゲートは‘L’レベルにある。このため、NMOSトランジスタ102はオフ状態にある。このように、図6に示す静電気放電保護回路100では、通常動作時には電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に電流が流れない構成となっている。
次に、半導体チップがESDイベントの発生を受けた場合における静電気放電保護回路100の動作について説明する。ESDイベントは、半導体チップを搬送する時などに人体や搬送機器に静電気が帯電してそれが半導体チップ内に流れることにより発生する。最初の時点では、静電気放電保護回路100における電源ラインVDDは、グランドラインGNDと等電位にある。ここで、ESDイベントの発生を受けて、静電気放電による電荷が半導体チップに印加される。この電荷は、抵抗101aを経由してキャパシタ101bに充電される。ここで、抵抗101aの抵抗値とキャパシタ101bの容量値とにより定まる時定数RCの値は十分に大きく、従ってインバータ103の入力側のノードは、時定数RCに応じた期間‘L’レベルの状態に維持される。インバータ103の入力側のノードが‘L’レベルの状態で、NMOSトランジスタ102のゲートは‘H’レベルに立ち上がり、NMOSトランジスタ102がオン状態になる。このようにして、NMOSトランジスタ102でサージ電流を逃がして、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に高電圧が印加されることを防止することができる。
尚、t=RC(R:抵抗101aの抵抗値、C:キャパシタ101bの容量値)程度の時間が経過した後であってもサージ電流が持続している場合、インバータ103の入力側のノードは‘H’レベルに移行する。すると、NMOSトランジスタ102のゲートが‘L’レベルとなり、NMOSトランジスタ102はオフ状態になる。このような場合は、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に高電圧が印加されるため、半導体チップの内部回路が損傷する恐れがある。従って、時定数RCの値は、サージ電流の持続時間より長くする必要がある。
図7は、特許文献1に提案された、図6に示す静電気放電保護回路の構成とは異なる静電気放電保護回路の構成を示す図である。
図7には、インバータ103を構成するPMOSトランジスタ103aとNMOSトランジスタ103bが示されている。また、インバータ104を構成するPMOSトランジスタ104aとNMOSトランジスタ104bが示されている。さらに、インバータ105を構成するPMOSトランジスタ105aとNMOSトランジスタ105bが示されている。
また、図7に示す静電気放電保護回路110には、電源ラインVDDとインバータ104との間にPMOSトランジスタ111が備えられている。このPMOSトランジスタ111のゲートは、NMOSトランジスタ102のゲートに接続されている。
この静電気放電保護回路110では、ESDイベントの発生を受けて、初期状態において‘L’レベルとなっているNMOSトランジスタ102のゲートが一度‘H’レベル状態になると、その状態をラッチする。これにより、NMOSトランジスタ102でオン状態を持続してサージ電流を流すことができる。
詳細には、前述したように、時定数RCの値により定まる所定時間内においてインバータ103の入力側のノードが‘L’レベルの状態にあると、NMOSトランジスタ102のゲートが‘H’レベルになりNMOSトランジスタ102がオンしてサージ電流を流すことができる。さらに、この‘H’レベルはPMOSトランジスタ111のゲートに入力されるため、PMOSトランジスタ111はオフ状態に維持される。すると、所定時間経過後に、インバータ104の入力側のノードが‘L’レベルに移行しても、PMOSトランジスタ111がオフ状態にあるため、インバータ104の出力はフローティング状態となり‘L’レベルを保持して次段のインバータ105からは‘H’レベルが出力され続ける。即ち、インバータ103の入力側のノードのレベルに依存せず、NMOSトランジスタ102のゲートを‘H’レベルに保持することができる。従って、所定時間が経過して時定数回路101の電圧レベルが‘L’レベルから‘H’レベルに移行しても、NMOSトランジスタ102でオン状態を持続してサージ電流を流すことができる。このようにすることにより、時定数回路101を構成する抵抗101aの値およびキャパシタ101bの値を小さく抑えることができる。
図8は、特許文献2に提案された静電気放電保護回路の構成を示す図である。
図8に示す静電気放電保護回路200には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に、PNPバイポーラトランジスタ205、抵抗206,207,NMOSトランジスタ208、およびキャパシタ221,抵抗220が備えられている。
また、静電気放電保護回路200には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に接続された、トリガ回路を構成する抵抗209,順方向縦積PMOSダイオード211,212,213,214,215,216が備えられている。
さらに、静電気放電保護回路200には、電源ラインVDDとNMOSトランジスタ208のゲートとの間に接続されたPMOSトランジスタ217、および、NMOSトランジスタ208のゲートとグランドラインGNDとの間に接続されたNMOSトランジスタ218が備えられている。尚、静電気放電保護回路200の、図8の右側には、半導体チップの内部回路(図示せず)が接続されている。
ここで、各PMOSダイオード211,212,213,214,215,216の閾値をVtp,通常動作時の電源電圧をVddとすると、
“Vdd<n×Vtp”(nはPMOSダイオードの段数)
となっている。このため、通常動作時には、上記トリガ回路には電流は流れず、図8に示すノードAは‘H’レベルとなっており、従ってPMOSトランジスタ217,NMOSトランジスタ208はオフ状態にあり、半導体チップの内部回路を保護するためのPNPバイポーラトランジスタ205のベースは‘H’レベルにある。このように、通常動作時には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に電流が流れない構成となっている。
一方、ESDイベントの発生を受けて、図8に示すノードBの電位(Vesd)が、“Vesd>n×Vtp”になると、トリガ回路を構成するPMOSダイオード211,212,213,214,215,216がオン状態になる。すると、ノードAの電位が下がり、PMOSトランジスタ217がオン状態になるため、そのPMOSトランジスタ217のドレインが‘H’レベルになる。これに伴い、NMOSトランジスタ208のゲートも‘H’レベルとなり、NMOSトランジスタ208がオン状態になる。従って、PNPバイポーラトランジスタ205のベース電位はノードBの電位に対して低くなり、このPNPバイポーラトランジスタ205がオンすることになる。
米国特許出願公開第2006/0039093号明細書 特開平7−321628号公報
上述したように、特許文献1に提案された図6に示す静電気放電保護回路100では、時定数RCの値は、サージ電流の持続時間より長くする必要がある。しかし、時定数RCの値を大きくすると、回路面積が増大するという問題がある。
一方、特許文献1に提案された図7に示す静電気放電保護回路110では、時定数回路101により定まる所定時間が経過して、その時定数回路101の電圧レベルが‘L’レベルから‘H’レベルに移行しても、NMOSトランジスタ102でオン状態を持続してサージ電流を流すことができるので、時定数回路101を構成する抵抗101aの値およびキャパシタ101bの値を小さく抑えることができる。従って、回路面積の増大を抑えることができる。
ところで、回路面積の増大を抑えるためには、時定数RCの値は小さいほど好ましいが、サージ電流の立ち上がり時間は想定する印加モデル(人体モデル、機器モデル等)によって違い(1ns以下から20ns程度までの違い)がある。従って、時定数RCの値は、ある程度大きくしておかないと、サージ電流に反応しない静電気放電保護回路となってしまう。しかし、通常動作を行なうにあたり、電源ラインVDDの電圧を0V(パワーダウン状態)から所定の動作電圧にまで立ち上げる時間が速すぎると、時定数回路101を構成するキャパシタ101bに電荷を充電する前に、時定数回路101が‘L’レベルの状態でNMOSトランジスタ105の出力が‘H’レベルとなり、NMOSトランジスタ102に大電流が流れてしまう危険性がある。このように、特許文献1に提案された技術では、時定数RCの値が小さすぎると印加モデルによってはESD保護素子(NMOSトランジスタ102)が全く反応しない(オンしない)恐れがあり、時定数RCの値が大きすぎると、電源立ち上げ時にESD保護素子がオンになる恐れがある。従って、静電気放電保護回路を確実に動作する点に欠けるという問題がある。
一方、特許文献2に提案された技術では、トリガ回路が縦積PMOSダイオード211,212,213,214,215,216と抵抗209で構成されているため、縦積PMOSダイオード211,212,213,214,215,216はサブスレッショルド領域で動作することとなる。従って、特に、先端プロセスを採用した場合、これら縦積PMOSダイオード211,212,213,214,215,216のソースードレイン間のリーク電流は大きく、消費電流の増大や出荷テストによる良品選別が困難になる等の問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、リーク電流を小さく抑えたまま、確実に動作させることができる静電気放電保護回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の静電気放電保護回路のうちの第1の静電気放電保護回路は、
電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続された、電源ライン側の抵抗およびグランドライン側のキャパシタからなる時定数回路と、
電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続された、上記時定数回路の抵抗とキャパシタとの接続ノードに接続されたMOSトランジスタおよび電圧降下素子からなり、グランドラインと等電圧にあった電源ラインに所定の動作電圧以下の電圧が印加されたときにはそのMOSトランジスタおよび上記電圧降下素子が非導通状態にとどまるとともに、グランドラインと等電圧にあった電源ラインに上記動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧が印加されたときには導通状態に移行するサージ検出回路と、
電源ラインとグランドラインとの間に接続された、上記MOSトランジスタおよび上記電圧降下素子が導通状態に移行したことを受けて電源ラインとグランドラインとの間を短絡するサージ吸収回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1の静電気放電保護回路は、グランドラインと等電圧にあった電源ラインに所定の動作電圧以下の電圧が印加されたときには、電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続されたMOSトランジスタと電圧降下素子とのうちのMOSトランジスタが非導通状態にとどまるため、電圧降下素子にリーク電流が流れることが防止される。従って、特許文献2に提案された、縦積PMOSダイオードのソースードレイン間にリーク電流が流れる技術と比較し、リーク電流を小さく抑えることができる。
また、ESDイベントが発生した場合は、MOSトランジスタを導通状態に移行するレベルの降下電圧分だけ電圧降下素子で電圧が降下して、サージ吸収回路で電源ラインとグランドラインとの間が短絡される。このため、特許文献1に提案された、時定数RCの値が小さすぎるとESD保護素子が反応しない(導通しない)恐れや、時定数RCの値が大きすぎると電源立ち上げ時にESD保護素子が導通になる恐れがある技術と比較し、静電気放電保護回路を確実に動作させることができる。
ここで、上記電圧降下素子が、上記MOSトランジスタの電源ライン側またはグランドライン側に配置され直列に接続された複数の、ダイオード接続されたMOSトランジスタからなるものであってもよい。
また、上記電圧降下素子が、上記MOSトランジスタの電源ライン側またはグランドライン側に配置され直列に接続された複数のダイオードからなるものであってもよい。
さらに、上記サージ吸収回路が、上記MOSトランジスタおよび上記電圧降下素子が導通状態に一旦移行したことを受けて、上記MOSトランジスタおよび上記電圧降下素子が再び非導通状態に移行しても電源ラインとグランドラインとの間の短絡を継続させるラッチ回路を含むことが好ましい。
サージ吸収回路が、このようなラッチ回路を含むものであると、時定数回路を構成する抵抗の値およびキャパシタの値を小さくすることができ、従って回路面積を小さく抑えることができる。
本発明によれば、リーク電流を小さく抑えたまま、確実に動作させることができる静電気放電保護回路を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の静電気放電保護回路のうちの第1実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。
図1に示す静電気放電保護回路10には、時定数回路11と、サージ検出回路12と、サージ吸収回路13とが備えられている。
時定数回路11には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、電源ラインVDD側の抵抗11aおよびグランドライン側のキャパシタ11bが備えられている。
また、サージ検出回路12には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、時定数回路11の抵抗11aとキャパシタ11bとの接続ノードVtrigに接続されたPMOSトランジスタ12a、本発明にいう電圧降下素子の一例に相当するPMOSトランジスタ12b,12c,12d、および抵抗12eが備えられている。
詳細には、PMOSトランジスタ12b,12c,12dは、それぞれ、ダイオード接続されており、これらPMOSトランジスタ12b,12c,12dは、PMOSトランジスタ12aの電源ラインVDD側に配置され直列に接続されている。
ここで、PMOSトランジスタ12aおよびPMOSトランジスタ12b,12c,12dで構成される電圧降下素子は、グランドラインGNDと等電圧にあった電源ラインVDDに所定の動作電圧以下の電圧が印加されたときには非導通状態にとどまるとともに、グランドラインGNDと等電圧にあった電源ラインVDDに動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧が印加されたときには導通状態に移行する。ここで、導通状態とは、ダイオード接続されたPMOSトランジスタ12b,12c,12dにより、上記所定電圧以上の電圧が印加されると、これらPMOSトランジスタ12b,12c,12dの降下電圧分電圧が降下し、かつPMOSトランジスタ12aがオン状態で電流が流れることが可能な状態を指す。
さらに、サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、抵抗13aとNMOSトランジスタ13bが備えられている。また、サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、インバータを構成するPMOSトランジスタ13cとNMOSトランジスタ13dが備えられている。さらに、サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に接続された、比較的サイズの大きなNMOSトランジスタ13eが備えられている。
ここで、ESDイベントの発生を受けて、グランドラインGNDと等電位にあった電源ラインVDDに、所定の動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧Vesdが印加されるものとする。ESDイベントの発生を受けた初期の時点では、抵抗11aを介してキャパシタ11bに電荷が充電されるが、抵抗11aとキャパシタ11bとの接続ノードVtrigは、抵抗11aとキャパシタ11bの時定数により定まる所定期間‘L’レベルの状態にとどまる。このような状態で、電源ラインVDDに印加された電圧Vesdが
“Vesd>4×Vtp”(VtpはPMOSトランジスタの閾値)
となると、PMOSトランジスタ12aおよびPMOSトランジスタ12b,12c,12dで構成された電圧降下素子が導通して電流が流れ始めPMOSトランジスタ12aと抵抗12eとの接続ノードVm1の電位が上昇する(即ち、サージ電圧を検出する)。すると、NMOSトランジスタ13bがオンし始めるため、抵抗13aとNMOSトランジスタ13bとの接続ノードVm2の電位が下がり、PMOSトランジスタ13cがオンし始める。このため、PMOSトランジスタ13cとNMOSトランジスタ13dとの接続ノードVgateの電位が‘H’レベルになり、NMOSトランジスタ13eがオンする。このようにして、サージ電流を逃がすことが可能となる。
しばらくすると、接続ノードVtrigの電位は、抵抗11aの値R1とキャパシタ11bの値C1との時定数R1×Clに応じて上昇するものの、接続ノードVtrigが‘L’レベルを保持している間はNMOSトランジスタ13eからサージ電流を逃がすことができる。尚、ここでは、時定数R1×Clを放電持続時間より長くしておく必要がある。
一方、通常動作時には、接続ノードVtrigの電位は‘H’レベルになるので、PMOSトランジスタ12aは完全にオフ状態となり、PMOSトランジスタ12b,12c,12dのサブスレッショルド電流はPMOSトランジスタ12aで完全に断ち切られる。従って、リーク電流を抑えることができる。
尚、前述した文献1に記載された技術では、抵抗の値Rとキャパシタの値Cを大きくすると、電源立ち上げ時に静電気放電保護回路が意図せずにオン状態になる可能性があるが、図1に示す静電気放電保護回路10の構成であれば、時定数R1×C1の値が大きくて接続ノードVtrigの電位がまだ‘L’レベルの状態であったとしてもVDDが、
“VDD<4×Vtp”(VDDは通常動作時の電源ラインVDDの電源電圧)の条件を満たしていれば、PMOSトランジスタ12b,12c,12dおよびPMOSトランジスタ12aは導通せず、従ってNMOSトランジスタ13eがオンすることはなく、電源立ち上げの傾きが急峻であってもNMOSトランジスタ13eに大電流が流れてしまうという問題を防止することができる。
尚、図1に示す静電気放電保護回路10では、本発明にいう電圧降下素子として、PMOSトランジスタ12aの電源ラインVDD側に配置され直列に接続された3つの、ダイオード接続されたPMOSトランジスタ12b,12c,12dの例で説明したが、本発明にいう電圧降下素子は、PMOSトランジスタの電源ライン側に配置され直列に接続された複数の、ダイオード接続されたPMOSもしくはNMOSトランジスタからなるものであればよい。
また、本発明にいう電圧降下素子は、PMOSトランジスタのグランドライン側に配置され直列に接続された複数の、ダイオード接続されたPMOSもしくはNMOSトランジスタからなるものであってもよい。
図2は、本発明の第1の静電気放電保護回路のうちの第2実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。
尚、図1に示す静電気放電保護回路10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図2に示す静電気放電保護回路20は、図1に示す静電気放電保護回路10と比較し、ダイオード接続されたPMOSトランジスタ12b,12c,12dを備えたサージ検出回路12が、ダイオード22b,22c,22dを備えたサージ検出回路22に置き換えられている点が異なっている。
詳細には、サージ検出回路22には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、時定数回路11の抵抗11aとキャパシタ11bとの接続ノードVtrigに接続されたPMOSトランジスタ12a、本発明にいう電圧降下素子の他の一例に相当するダイオード22b,22c,22d、および抵抗12eが備えられている。
さらに詳細には、ダイオード22b,22c,22dは、PMOSトランジスタ12aの電源ラインVDD側に配置され直列に接続されている。
このようなサージ検出回路22を備えることにより、グランドラインGNDと等電位にあった電源ラインVDDに、所定の動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧Vesdが印加された場合、ダイオード22b,22c,22dによる降下電圧分電圧が降下し、かつ、PMOSトランジスタ12aをオン状態とすることにより、NMOSトランジスタ13eをオンさせサージ電流を逃がしてもよい。また、通常動作時には、接続ノードVtrigの電位は‘H’レベルになるので、PMOSトランジスタ12aは完全にオフ状態となる。従って、ダイオード22b,22c,22dのリーク電流を抑えることができるとともに、上述したように、時定数R1×C1の値が大きくて接続ノードVtrigの電位がまだ‘L’レベルの状態であったとしても、“VDD<3×Vdf+Vtp(Vdfはダイオードの順方向電圧降下)”の条件を満たしていれば、NMOSトランジスタ13eがオンすることはなく、従って電源立ち上げの傾きが急峻であってもNMOSトランジスタ13eに大電流が流れてしまうという問題を防止することができる。
尚、図2に示す静電気放電保護回路20では、本発明にいう電圧降下素子として、PMOSトランジスタ12aの電源ラインVDD側に配置され直列に接続された3つのダイオード22b,22c,22dの例で説明したが、本発明にいう電圧降下素子は、PMOSトランジスタの電源ライン側に配置され直列に接続された複数のダイオードからなるものであればよい。また、本発明にいう電圧降下素子は、PMOSトランジスタのグランドライン側に配置され直列に接続された複数のダイオードからなるものであってもよい。
図3は、本発明の第1の静電気放電保護回路のうちの第3実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。
尚、図1に示す静電気放電保護回路10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図3に示す静電気放電保護回路30は、図1に示す静電気放電保護回路10と比較し、サージ吸収回路13が、サージ吸収回路33に置き換えられている点が異なっている。
このサージ吸収回路33には、接続ノードVm2とグランドGNDとの間にNMOSトランジスタ33aが備えられている。このNMOSトランジスタ33aのゲートは、NMOSトランジスタ13eのゲートに接続されている。このサージ吸収回路33は、PMOSトランジスタ12aがオン状態に一旦移行したことを受けて、このPMOSトランジスタ12aが再びオフ状態に移行しても電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間の短絡を継続させるラッチ回路の役割りを担うこととなる。即ち、このサージ吸収回路33には、NMOSトランジスタ33aが備えられているため、ESDイベントの発生を受けて接続ノードVgateが一旦‘H’レベルになると、このNMOSトランジスタ33aとPMOSトランジスタ13cとにより正帰還がかかる。これにより、接続ノードVgateが‘H’レベルの状態にラッチされる。ここで、接続ノードVtrigの電圧レベルは接続ノードVgateの電圧レベルに対して影響がなくなるので、静電気放電が持続している間、接続ノードVtrigを‘L’レベルにし続けておく必要はない。つまり、時定数R1×C1が小さく、静電気放電の途中で接続ノードVtrigのレベルが‘H’レベルに移行した場合であっても、静電気放電保護回路30は動作し続ける。このため、抵抗11aの値R1およびキャパシタ11bの値C1を小さくすることができ、従ってレイアウト面積の低減化が可能となる。
図4は、本発明の第2の静電気放電保護回路のうちの第1実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。
尚、図1に示す静電気放電保護回路10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図4に示す静電気放電保護回路40には、時定数回路41と、サージ検出回路42と、サージ吸収回路13とが備えられている。
時定数回路41には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、電源ラインVDD側のキャパシタ41aおよびグランドライン側の抵抗41bが備えられている。
また、サージ検出回路42には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、時定数回路41のキャパシタ41aと抵抗41bとの接続ノードVtrigに接続されたNMOSトランジスタ42a、本発明にいう電圧降下素子の一例に相当するNMOSトランジスタ42b,42c,42d、および抵抗42eが備えられている。
詳細には、NMOSトランジスタ42b,42c,42dは、それぞれ、ダイオード接続されており、これらNMOSトランジスタ42b,42c,42dは、NMOSトランジスタ42aのグランドラインGND側に配置され直列に接続されている。
ここで、NMOSトランジスタ42aおよびNMOSトランジスタ42b,42c,42dで構成される電圧降下素子は、グランドラインGNDと等電圧にあった電源ラインVDDに所定の動作電圧以下の電圧が印加されたときには非導通状態にとどまるとともに、グランドラインGNDと等電圧にあった電源ラインVDDに動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧が印加されたときには導通状態に移行する。ここで、導通状態とは、ダイオード接続されたNMOSトランジスタ42b,42c,42dにより、上記所定電圧以上の電圧が印加されると、これらNMOSトランジスタ42b,42c,42dの降下電圧分電圧が降下し、かつNMOSトランジスタ42aがオン状態で電流が流れることが可能な状態をさす。
サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、PMOSトランジスタ13fと抵抗13gが備えられている。また、サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、インバータを構成するPMOSトランジスタ13hとNMOSトランジスタ13iが備えられている。さらに、サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、インバータを構成するPMOSトランジスタ13cとNMOSトランジスタ13dが備えられている。また、サージ吸収回路13には、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に接続された、比較的サイズの大きなNMOSトランジスタ13eが備えられている。
ここで、ESDイベントの発生を受けて、グランドラインGNDと等電位にあった電源ラインVDDに、所定の動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧Vesdが印加されるものとする。ESDイベントの発生を受けた初期の時点では、キャパシタ41aと抵抗41bとの接続ノードVtrigは、‘H’レベルになる。この時に、電源ラインVDDに印加された電圧Vesdが
“Vesd>4×Vtn”(VtnはNMOSトランジスタの閾値)
の条件を満たしていれば、接続ノードVm1の電位が下降する。すると、PMOSトランジスタ13fがオンし始めるため、接続ノードVm3の電位が上がり、NMOSトランジスタ13iがオンし始めて、接続ノードVm2の電位が下がり、PMOSトランジスタ13cもオンし始める。すると、PMOSトランジスタ13cとNMOSトランジスタ13dとの接続ノードVgateの電位が‘H’レベルになるため、NMOSトランジスタ13eがオンする。このようにして、サージ電流を逃がすことが可能となる。
しばらくすると、接続ノードVtrigの電位は、キャパシタ41aの値C2と抵抗41bの値R2との時定数C2×R2に応じて下降するものの、接続ノードVtrigが‘H’レベルを保持している間はNMOSトランジスタ13eからサージ電流を逃がすことができる。
一方、通常動作時には、接続ノードVtrigの電位は‘L’レベルになるので、NMOSトランジスタ42aは完全にオフ状態となり、NMOSトランジスタ42b,42c,42dのサブスレッショルド電流はNMOSトランジスタ42aで完全に断ち切られる。従って、リーク電流を抑えることができる。
尚、図4に示す静電気放電保護回路40では、本発明にいう電圧降下素子として、NMOSトランジスタ42aのグランドラインGND側に配置され直列に接続された3つの、ダイオード接続されたNMOSトランジスタ42b,42c,42dの例で説明したが、本発明にいう電圧降下素子は、NMOSトランジスタのグランドライン側に配置され直列に接続された複数の、ダイオード接続されたPMOSもしくはNMOSトランジスタからなるものであればよい。また、本発明にいう電圧降下素子は、NMOSトランジスタのグランドライン側に配置され直列に接続された複数のダイオードからなるものであってもよい。
図5は、本発明の第2の静電気放電保護回路のうちの第2実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。
尚、図4に示す静電気放電保護回路40の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図5に示す静電気放電保護回路50は、図4に示す静電気放電保護回路40と比較し、NMOSトランジスタ42b,42c,42dを備えたサージ検出回路42が、PMOSトランジスタ52b,52c,52dを備えたサージ検出回路52に置き換えられている。
詳細には、サージ検出回路52を構成するPMOSトランジスタ52b,52c,52dは、本発明にいう電圧降下素子の他の一例に相当し、これらPMOSトランジスタ52b,52c,52dはダイオード接続されて、NMOSトランジスタ42aの電源ラインVDD側に配置され直列に接続されている。
このようなサージ検出回路52を備えた静電気放電保護回路50では、ESDイベントの発生を受けた最初の時点では、キャパシタ41aと抵抗41bとの接続ノードVtrigが‘H’レベルになる。この時に、電源ラインVDDに印加された電圧Vesdが、
“Vesd>3×Vtp”(Vtpは、PMOSトランジスタの閾値)
の条件を満たしていれば、接続ノードVm1の電位が上昇する。すると、NMOSトランジスタ13bがオンし始めるため、接続ノードVm2の電位が下がり、PMOSトランジスタ13cもオンし始める。すると、接続ノードVgateの電位が‘H’レベルになるため、NMOSトランジスタ13eがオンする。これにより、サージ電流を逃がすことが可能となる。また、通常動作時には、接続ノードVtrigの電位は‘L’レベルになるので、NMOSトランジスタ42aは完全にオフ状態となり、PMOSトランジスタ52b,52c,52dのサブスレッショルド電流はNMOSトランジスタ42aで完全に断ち切られる。従って、リーク電流を抑えることができる。
尚、図5に示す静電気放電保護回路50では、本発明にいう電圧降下素子として、NMOSトランジスタ42aの電源ラインVDD側に配置され直列に接続された3つのPMOSトランジスタ52b,52c,52dの例で説明したが、本発明にいう電圧降下素子は、NMOSトランジスタの電源ライン側に配置され直列に接続された複数の、ダイオード接続されたPMOSもしくはNMOSトランジスタからなるものであればよい。また、本発明にいう電圧降下素子は、NMOSトランジスタの電源ライン側に配置され直列に接続された複数のダイオードからなるものであってもよい。
さらに、図5に示す静電気放電保護回路50では、本発明にいうサージ吸収回路として、電源ラインVDDとグランドラインGNDとの間に直列に接続された、抵抗13aとNMOSトランジスタ13b、PMOSトランジスタ13cとNMOSトランジスタ13d、およびNMOSトランジスタ13eを備えたサージ吸収回路13の例で説明したが、本発明にいうサージ吸収回路は、時定数回路を構成するキャパシタと抵抗との接続ノードに接続されたNMOSトランジスタがオン状態に一旦移行したことを受けて、そのNMOSトランジスタが再びオフ状態に移行しても電源ラインとグランドラインとの間の短絡を継続させるラッチ回路を含むものであってもよい。
本発明の第1の静電気放電保護回路のうちの第1実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。 本発明の第1の静電気放電保護回路のうちの第2実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。 本発明の第1の静電気放電保護回路のうちの第3実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。 本発明の第2の静電気放電保護回路のうちの第1実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。 本発明の第2の静電気放電保護回路のうちの第2実施形態の静電気放電保護回路の構成を示す図である。 特許文献1に提案された静電気放電保護回路の構成を示す図である。 特許文献1に提案された、図6に示す静電気放電保護回路とは異なる静電気放電保護回路の構成を示す図である。 特許文献2に提案された静電気放電保護回路の構成を示す図である。
符号の説明
10,20,30,40,50 静電気放電保護回路
11,41 時定数回路
11a,12e,13a,13g,41b,42e 抵抗
11b,41a キャパシタ
12,22,42,52 サージ検出回路
12a,12b,12c,12d,13c,13f,13h,52b,52c,52d PMOSトランジスタ
13,33 サージ吸収回路
13b,13d,13e,13i,33a,42a,42b,42c,42d NMOSトランジスタ
22b,22c,22d ダイオード

Claims (4)

  1. 電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続された、電源ライン側の抵抗およびグランドライン側のキャパシタからなる時定数回路と、
    電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続された、前記時定数回路の抵抗とキャパシタとの接続ノードに接続されたMOSトランジスタおよび電圧降下素子からなり、グランドラインと等電圧にあった電源ラインに所定の動作電圧以下の電圧が印加されたときには該MOSトランジスタおよび前記電圧降下素子が非導通状態にとどまるとともに、グランドラインと等電圧にあった電源ラインに前記動作電圧を越える所定のサージ電圧以上の電圧が印加されたときには導通状態に移行するサージ検出回路と、
    電源ラインとグランドラインとの間に接続された、前記MOSトランジスタおよび前記電圧降下素子が導通状態に移行したことを受けて電源ラインとグランドラインとの間を短絡するサージ吸収回路とを備えたことを特徴とする静電気放電保護回路。
  2. 前記電圧降下素子が、前記MOSトランジスタの電源ライン側またはグランドライン側に配置され直列に接続された複数の、ダイオード接続されたMOSトランジスタからなることを特徴とする請求項1記載の静電気放電保護回路。
  3. 前記電圧降下素子が、前記MOSトランジスタの電源ライン側またはグランドライン側に配置され直列に接続された複数のダイオードからなることを特徴とする請求項1記載の静電気放電保護回路。
  4. 前記サージ吸収回路が、前記MOSトランジスタおよび前記電圧降下素子が導通状態に一旦移行したことを受けて、前記MOSトランジスタおよび前記電圧降下素子が再び非導通状態に移行しても電源ラインとグランドラインとの間の短絡を継続させるラッチ回路を含むことを特徴とする請求項1記載の静電気放電保護回路。
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