JP2008224817A - 光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストな構成、且つ、保守性の高い構成でビームピッチを調節することができる光走査装置、並びに、この光走査装置を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 回転調節ネジ503に外力を作用させることにより光源ユニットであるLDユニット101の光学素子ユニットである光学ハウジング102に対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部を備え画像形成装置であるプリンタ1本体に装着するときの挿入方向について光走査装置100の後端である後端面100Bに回転調節部の回転調節ネジ503を配置する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、光走査装置、並びに光走査装置を備えた画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の中には、潜像担持体である感光体上に画像情報に応じた書込光を偏向走査することにより照射して感光体上に潜像を形成し、この潜像を現像して画像を得るものが知られている。書込光を偏向走査する光走査装置は、一般に、光源部と、光源部からの書込光を偏向走査する回転多面鏡たるポリゴンミラー、ポリゴンミラーによって偏向走査された書込光を感光体表面に結像するための結像レンズ等の光学素子を備えている。そして、これらの構成部品は、ハウジングに収納され、結像レンズなどの光学系の部品にホコリやゴミが付着しないように、ハウジングをカバー部材などで覆って密閉している。
このような光走査装置で感光体上の潜像を形成する速度を上げる方法としては、回転多面鏡たるポリゴンミラーの回転速度を上げる方法がある。しかし、この方法では、ポリゴンミラーを回転させるモータの耐久性やポリゴンミラーの材質などが問題となり、潜像を形成する速度に限界がある。この他に潜像を形成する速度を上げる光走査装置として、特許文献1のように、書込光として複数本の照射光を同時に発して、感光体上を照射光と同数の走査線で同時に走査する、マルチビーム化した光走査装置がある。
マルチビーム化した光走査装置では、副走査方向の解像度は感光体の回転速度と複数本の走査線の副走査方向の間隔(以下、ビームピッチと呼ぶ)にて決定される。また、複数の光源を光走査装置本体に取り付けるときの取付け誤差や、光学素子の加工誤差等によって、一律の組み立て工程では所定のビームピッチを得ることは困難である。そのため光走査装置もしくは画像形成装置の工場出荷時に、ビームピッチの調整が必要である。特許文献1の光走査装置は、光源とカップリングレンズとを保持した光源ユニットと、走査光学系の光学素子が搭載される光学素子ユニットである光学ハウジングとを備える。そして、光源ユニットから照射される照射光の光軸と略平行な回転軸を中心に、光源ユニットを光学ハウジングに対して回転させることによって、ビームピッチの調整を行うことがなされている。
このように、マルチビーム化した光走査装置を備える画像形成装置では、ビームピッチの調整が行われた後、工場から出荷される。しかし、画像形成装置が市場にて使用され、光源等の故障にてサービスパーツとして交換が必要になった場合や、経時の劣化でビームピッチの再調整が必要になった場合は、市場にて光源ユニットを回転させて位置決めを行い、ビームピッチを最適に調整し直す必要がある。
特許文献1の光走査装置では、ステッピングモータ等の回転駆動部を用いて光源ユニットを回転させる構成を備え、画像形成装置本体の操作パネルから回転駆動部の駆動情報を入力することにより、電気的にビームピッチを調整し直すことができる。
特許第2942721号公報
しかしながら、ステッピングモータ等の回転駆動部を採用することによって、ビームピッチを調節する機構のコストアップにつながる。また、コストを削減するために、電気的にビームピッチを調節する機構に信頼性の低い部材を用いると、電気的な不具合が生じて、ビームピッチが調節不能になることが懸念される。
このような課題を解決する方法として、工具によって外力を作用させることによって光源ユニットの光学ハウジングに対する回転方向の位置を機構的に調節する回転調節部を備える構成が考えられる。工具を用いて機構的に光源ユニットの光学ハウジングに対する回転方向の位置を調節するものであれば、回転駆動部を必要としないためビームピッチを調節する機構のコストの削減を図ることができる。さらに、電気的な不具合によって調節不能になることも無い。しかし、機構的にビームピッチを調節する構成では、光走査装置における回転調節部の位置によっては調節に時間がかかり、画像形成装置を稼動できない時間が長くなって保守性が悪い構成となる。詳しくは、画像形成装置に光走査装置を装着するときの挿入方向について、光走査装置の前端面や横側面に回転調節部が配置されていると、画像形成装置に光走査装置を装着した状態では回転調節部にアクセスできなくなる。そして、ビームピッチの調節を行うときには、回転調節部にアクセスできる位置まで画像形成装置から光走査装置を引き出す、または、画像形成装置から光走査装置を取り出す必要がある。調節の度に画像形成装置から光走査装置を引き出したり、取り出したりすることは、ビームピッチの調節の長時間化につながり、保守性の悪化につながる。
なお、ここでは工具を用いて回転調節部に外力を作用させる構成について説明したが、回転調節部に外力を作用する構成としては工具を用いるものに限らず、人の手によって回転調節部に直接外力を作用させるものであっても同様の問題が生じる。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、低コストな構成、且つ、保守性の高い構成でビームピッチを調節することができる光走査装置、並びに、この光走査装置を有する画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数本の照射光を同時に発する光源ユニットと、該照射光を光学素子によって偏向させて被走査面上に結像させる光学素子ユニットとを有し、該光学素子ユニットは回転調節可能に該光源ユニットを支持し、画像形成装置の装着部に挿入することにより該画像形成装置本体に対して装着され、引き出すことで取り外される光走査装置において、外力が作用することにより該光源ユニットの該光学素子ユニットに対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部を備え、該画像形成装置に装着するときの挿入方向について該光走査装置の後端に該回転調節部を配置することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の光走査装置において、上記回転調節部は工具を用いて外力を作用させることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の光走査装置において、上記回転調節部は工具が係合する工具係合部を備え、該工具係合部は鉛直上向きであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の光走査装置において、上記回転調節部は、円筒形状にネジ山が形成されたネジ本体部の中心軸方向が、上記光源ユニットの回転軸を中心とした円の接線方向となる調節用のネジ部材を備え、該光源ユニットは該ネジ本体部が貫通する光源ユニットネジ貫通部を備え、上記光学素子ユニットは該ネジ本体部が貫通する光学素子ユニットネジ貫通部を備え、該ネジ部材を回転させることにより、該光源ユニットネジ貫通部と該光学素子ユニットネジ貫通部との該ネジ部材の中心軸方向の距離が変化することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の光走査装置において、上記回転調節部は、上記ネジ部材の中心軸方向について、上記光源ユニットネジ貫通部と上記光学素子ユニットネジ貫通部とが互いに離れる方向、または、互いに近づく方向に付勢する弾性部材を備えることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の光走査装置において、上記弾性部材は、コイルスプリングであることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5の光走査装置において、上記弾性部材は、弾性材料を成形したものであることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6または7の光走査装置において、上記光源ユニットが照射する照射光の光源は半導体レーザであることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、潜像担持体の表面に光走査装置を用いて走査光を照射することにより該潜像担持体の表面に潜像を形成し、該潜像を現像することで得た画像を最終的に記録材上に転移させることで画像を形成する画像形成装置において、上記光走査装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の光走査装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記装着部を形成して上記光走査装置を支持する本体構造体と、該光走査装置を着脱するときに該装着部を開放する外装部とを有し、該光走査装置を装着して該外装部を閉めると、該本体構造体の該外装部側の側面と該外装部との間に上記調節部が位置することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項9または10の画像形成装置において、上記潜像担持体表面上の上記潜像に現像剤を供給する現像装置に供給する補給用現像剤を収容する補給用現像剤収容器を装置本体に対して交換可能に備え、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向と同じ方向に引き出すことにより、該補給用現像剤収容器を装置本体から取り外すことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項9、10または11の画像形成装置において、上記潜像担持体を装置本体に対して交換可能に備え、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向と同じ方向に引き出すことにより、該潜像担持体を装置本体から取り外すことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項9、10、11または12の画像形成装置において、使用者が装置の操作情報を入力する操作部が向いている方向と、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向とが同じ方向であることを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項9、10、11、12または13の画像形成装置において、上記記録材を収納する記録材収納部に該記録材を搭載するときに該記録材収納部を引き出す方向と、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向とが同じ方向であることを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項9、10、11、12、13または14の画像形成装置において、上記回転調節部は工具が係合する工具係合部を備え、上記外装部を開放した状態で工具を該工具係合部に案内する案内形状を備えることを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、潜像担持体の表面に光走査装置を用いて走査光を照射することにより該潜像担持体の表面に潜像を形成し、該潜像を現像することで得た画像を最終的に記録材上に転移させることで画像を形成し、該光走査装置は、複数本の照射光を同時に発する光源ユニットと、該照射光を光学素子によって偏向させて被走査面上に結像させる光学素子ユニットとを備え、該光学素子ユニットは回転調節可能に該光源ユニットを支持する構成の画像形成装置において、外力が作用することにより該光源ユニットの該光学素子ユニットに対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部を備え、該光走査装置を該画像形成装置本体に装着した状態で調節可能な位置に該回転調節部を配置することを特徴とするものである。
請求項1乃至16の発明においては、外力が作用することにより光源ユニットの光学素子ユニットに対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部を備えるため、ステッピングモータ等の駆動装置を用いずにビームピッチの調節を行うことができる。
また請求項1乃至15の発明においては、光走査装置を画像形成装置に装着するときの挿入方向について光走査装置の後端に回転調節部を配置しているので、光走査装置を画像形成装置に装着したまま回転調節部に外力を作用させることができる。
また、請求項16の発明においては、光走査装置を画像形成装置に装着した状態で調節可能な位置に回転調節部を配置しているので、光走査装置を画像形成装置に装着したまま回転調節部に外力を作用させることができる。
請求項1乃至16の発明によれば、駆動装置を用いずにビームピッチの調節を行うことにより低コスト化を図ることができ、光走査装置を画像形成装置に装着したまま回転調節部に外力を作用させることができるので、光走査装置を画像形成装置から引き出す時間、または、取り外す時間が不要となり、保守性の向上を図ることができるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真方式のレーザプリンタ(以下、単にプリンタ1という)に適用した一実施形態について説明する。
図1はプリンタ1の断面を示す概略構成図である。図1において、プリンタ1は、像担持体としての感光体3、帯電装置2、現像手段としての現像装置5、感光体3をクリーニングするクリーニング装置7、感光体3上に静電潜像を書き込むための光走査装置100などを備えた画像形成部200を有する。また、画像形成部200は、感光体3に対して転写搬送ベルト6aを挟んで対向する転写ローラ6を備える。転写ローラ6は転写搬送ベルト6aを介して感光体3と転写ニップを形成する。さらに、トナーを消費する現像装置5に供給する補給用トナーを収納するトナーボトル20を備える。
また、画像形成部200の下方には、給紙部400が設けられている。給紙部400は、記録材収納部である給紙カセット10と給紙ローラ11とを有しており、給紙カセット10は積載面上に記録材としての転写紙Sを積載するものである。給紙ローラ11は、給紙カセット10上に積載された転写紙Sを一枚ずつ分離給送するためのものである。この給紙ローラ11によって給送された転写紙Sは、感光体3の手前のレジストローラ12の位置で一旦待機させられる。そして、感光体3上に形成された画像の先端と転写紙Sの先端とが、感光体3と転写ローラ6とのニップ部である転写ニップにほぼ同時に到達するタイミングで、感光体3の回転に同期させて給送される。
更に、画像形成部200の上方には、転写紙Sの搬送経路を挟んで互いに圧接回転するように定着ニップを形成する2つのローラを備える定着手段としての定着装置9が設けられている。この定着装置9の転写紙搬送方向の下流側には、定着ニップを通過した転写紙Sを、排紙トレイ8に排出させるための排紙ローラ18が設けられている。
また、画像形成部200の更に上方には、読み取り部300が設けられている。読み取り部300は、コンタクトガラス31上に載置される原稿(不図示)の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源32a及び第一ミラー32bを備えた第一走行体32と、第二ミラー35a及び第三ミラー35bを備えた第二走行体35とが設けられている。この第一走行体32及び第二走行体35によって走査された原稿の画像情報は、レンズ33の後方に設置されているCCD34に画像信号として読み込まれ、この読み込まれた画像信号は、デジタル化され画像処理される。画像処理された信号に基づいて、詳細は後述する光走査装置100の光源が照射光を発し、この照射光が感光体3表面を走査することにより感光体3の表面に静電潜像が形成される。
次に、プリンタ1の画像形成の動作について説明する。
プリンタ1では、まず、感光体3は回転中に帯電装置2によって一様に帯電される。次いで、外部から入力された画像情報に基づいて光走査装置100が駆動し、これによって感光体3の帯電領域(画像形成領域)に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置5の現像ローラ5aから供給される現像剤(トナー)によって現像されて可視像としてのトナー像になる。
一方、この感光体3上へのトナー像の形成が行われている間に、複数の給紙カセット10のうち選択されたものから、給紙ローラ11によって転写紙Sが引き出され、その先端をレジストローラ12のニップ部に当接させた状態で待機する。感光体3上のトナー像に重ね合わされるタイミングでレジストローラ12が回転を開始することにより、転写紙Sは、感光体3と転写ローラ6とによって形成される転写ニップに送り出される。そして、転写ニップで感光体3上のトナー像が転写せしめられた後、除電ブラシ(図示せず)との接触によって除電される。除電された転写紙Sは感光体3から機械的に分離された後、定着装置9に送られる。
定着装置9は、転写紙Sを二つのローラの間に挟み込むことで、転写紙Sを加熱するとともに加圧してトナー像を転写紙S上に定着せしめる。このようにしてトナー像が定着せしめられた転写紙Sは、排紙ローラ18によって排紙トレイ8上に排紙される。
一方、転写ニップを通過した後の感光体3表面に残留した残留トナーは、クリーニング装置7によって感光体3上から除去され、回収される。
なお、上述した説明では、コンタクトガラス31上に載置した原稿の画像情報を読み取り部300で読み取って、その画像情報に基づいて作像するプリンタ1の複写機としての機能について説明した。プリンタ1は、複写機としての機能のみではなく、パソコンなどの外部の電子機器から入力される画像情報に基づいて作像するプリンタとしての機能も備えている。
次に、光走査装置100について説明する。
本実施形態の光走査装置100は、書込光として複数本の照射光を同時発して、感光体上を照射光と同数の走査線で同時に走査する、マルチビーム化した光走査装置がある。
図2は、マルチビーム化した光走査装置の一形態の説明図である。
図2に示す光走査装置100において、二本の照射光を発するLDユニット101から出射された二本の照射光は、シリンドリカルレンズ103を介して走査手段としてのポリゴンミラー104に入射する。このポリゴンミラー104に入射した各照射光は、ポリゴンミラー104の回転によって走査され、fθレンズ105a、面倒れを補正するトロイダルレンズ45からなる走査光学系及び折返しミラー107を介して、感光体3上を副走査方向のビームピッチPで同時に主走査方向に露光走査する。
ポリゴンミラー104はポリゴンモータによって回転駆動される。ライン同期信号発生手段である同期検知センサ106はトロイダルレンズ45からのビームを感光体3の書き込み領域外における所定の位置で検出する。同期検知センサ106はLDユニット101からシリンドリカルレンズ103、ポリゴンミラー104、fθレンズ105a、トロイダルレンズ45を介して入射する二本の照射光を検出して、画像書き出し位置の同期信号として出力する。
図2に示すLDユニット101は、半導体レーザからなる第一光源41a、及び、第二光源41bが画像信号に基づいて駆動されることで、画像信号に応じて変調された二本の照射光を出射する。また、LDユニット101には副走査方向のビームピッチPを調整するビームピッチ調整機構が設けられ、このビームピッチ調整機構は、LDユニット101を走査光学系に対して回転させることにより副走査方向のビームピッチPが調整される。LDユニット101では、第一光源41a及び第二光源41bから射出された照射光は第一コリメートレンズ201a、第二コリメートレンズ201bによってそれぞれ平行光とされる。
ここで、LDユニット101を回転させることによってビームピッチPを調節するメカニズムについて説明する。
図3は、LDユニット101から感光体3表面までの照射光の光学系の模式図である。図3中の上下方向が感光体3上で副走査方向に対応する。図3に示すように、第一光源41a及び第二光源41bから照射された照射光は第一コリメートレンズ201a及び第二コリメートレンズ201bを透過してLDユニット101から出射する。LDユニット101から出射した照射光はポリゴンミラー104の反射面であるポリゴン面104fで反射して感光体3の表面である感光体面3fに入射する。
LDユニット101では、第一光源41aから照射された照射光の光束と第二光源41bから照射された照射光の光束とがポリゴン面104f近傍にて交差するように第一光源41a及び第二光源41bが装着保持されている。また、第一光源41a及び第二光源41bから照射される照射光は、第一コリメートレンズ201a及び第二コリメートレンズ201bによってそれぞれの光軸と焦点とが調節される。LDユニット101には第一光源41aと第二光源41bとが所定の間隔で固定されている。2つの光源が固定されたLDユニット101は走査光学系に対して回転可能であり、LDユニット101を回転させることによって、第一光源41aと第二光源41bとの間隔の副走査方向に対応する方向の成分の大きさと、主走査方向に対応する方向の成分の大きさが変化する。
例えば、LDユニット101で第一光源41aと第二光源41bとが副走査方向に間隔を持たない場合、すなわち、第一光源41aと第二光源41bとを主走査方向に対応する方向に並べて配置した場合は感光体面3fでのビームピッチPは0になる。しかし、実際は光学設計やコリメートレンズ201の調節、光学系を構成する光学素子の寸法のばらつきにより、上述の限りではなく、LDユニット101で副走査方向に対応する方向の第一光源41aと第二光源41bとの間隔が0である場合も、感光体面3fではピッチ幅を有することがある。
図3に示す光学系ではLDユニット101での第一光源41aと第二光源41bとが副走査方向の間隔が感光体面3f上でのビームピッチPに対応しており、二つの光源の副走査方向の間隔が変化するとビームピッチPの大きさも変化する。そして、上述したようにLDユニット101を回転させることで2つの光源の間隔の副走査方向成分の大きさが変化するので、LDユニット101を回転させることによって感光体面3上でのビームピッチPを調節することが可能である。
次に、本実施形態の光走査装置100について説明する。
図4は、光走査装置100の上面図である。
光走査装置100は、光源である半導体レーザを備えた光源ユニットとしてのLDユニット101と、走査光学系の光学素子を搭載した光学ハウジング102とからなる。
図5は、光学ハウジング102側から見たLDユニット101の斜視図である。LDユニット101は、図示しない複数の半導体レーザと、半導体レーザと同数のコリメートレンズ201と、半導体レーザ及びコリメートレンズ201を保持するホルダ202とからなる。コリメートレンズ201は、半導体レーザから出射される発散光を平行光に変換するレンズである。半導体レーザはホルダ202に圧入され、コリメートレンズ201は透過する光の平行性と光軸とを最適化された後、ホルダ202に位置決め、接着される。
光学ハウジング102は、LDユニット101のコリメートレンズ201を透過し、LDユニット101から照射される照射光を一定の形状に整形する図示しないアパーチャを備える。また、光学ハウジング102は、被走査面である感光体3上に副走査方向に集光させるシリンドリカルレンズ103、光束を感光体3上に走査させるポリゴンミラー104を備える。さらに、感光体3上に主走査方向に光束を集光しポリゴンミラー104により一定の角速度にて偏向走査された光束を感光体3上にて等速に変換するfθミラー105を備える。また、有効画像領域外で光束が集光する位置に同期検知センサ106を備えるfθミラー105の有効画像領域外で反射し、面倒れ補正レンズ108を透過し、不図示の第二の折り返しミラーに反射した後の光を同期検知センサ106で受光する。同期検知センサ106が受光すると、主走査方向の書き出しの信号となる。さらに、折返しミラー107、面倒れを補正する面倒れ補正レンズ108、光走査装置を密閉する防塵ガラス109により構成される。
LDユニット101から照射された照射光は、シリンドリカルレンズ103を透過して、ポリゴンミラー104に入射する。ポリゴンミラー104の表面に入射し、反射される。ポリゴンミラー104で反射された照射光は、fθミラー105、折返しミラー107の順に反射され、面倒れ補正レンズ108を透過し、防塵ガラス109を透過した後、感光体3の表面に至る。
本実施形態の光走査装置100も、図2を用いて説明した光走査装置と同様に、感光体3上のビームピッチPの調節を行うことができる。LDユニット101を走査光学系に対して回転させる、すなわち、走査光学系を備える光学ハウジング102に対してLDユニット101を回転させることにより感光体3上の副走査方向のビームピッチPが調整される。
LDユニット101より所望の角度を持って照射された光束は、光学ハウジング102のポリゴンミラー104付近にて光束が交差し、感光体3上にて副走査方向に間隔をもって露光される。LDユニット101は光学ハウジング102に対し、軸留めされており、この軸を中心とした回転方向の光学ハウジング102に対するLDユニット101の位置を回転調節することで、感光体3上でのビームピッチを調整することが可能である。
図6は、光学ハウジング102にLDユニット101を取り付けるユニット取付け部の拡大斜視図である。
図5に示すように、LDユニット101のホルダ202には光学ハウジング102と照射光の光軸に垂直な方向の位置決めを行うための突設した円筒部203と光軸方向の位置決めを行うための3点の突起部204を有し、図6に示すように、光学ハウジング102にはホルダ202の形状に対応して、突設した円筒部203とはめあうための円形孔301と3点の突起部204を受ける3点の受け面302を有する。
図7は、図6に示す光学ハウジング102のユニット取付け部にLDユニット101を取り付けた状態の斜視説明図である。
LDユニット101と光学ハウジング102はホルダ202の円筒部203と円形孔301のはめあいと3点の受けにより、円筒部203と円形孔301とのはめあいによって回転可能となっている回転方向を除いて拘束される。光学ハウジング102に対するLDユニット101の保持は、図7に示すように、光学ハウジング102に取り付けられた板バネ等の弾性体401により、LDユニット101を光軸方向に付勢して押圧される。
図8は、LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向の位置の調節を行い、所望の位置でLDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向を拘束する回転調節機構の説明図であり、図7に示す部分を図7中の矢印A方向から見た図である。
図5、図6及び図7を用いて説明したように、円筒部203と円形孔301とのはめあいによって、LDユニット101の光学ハウジング102に対して回転可能となっている。図8においては、円筒部203と円形孔301との円形の中心軸である回転中心軸Oを回転軸として、LDユニット101は光学ハウジング102に対して図8中の矢印β方向に回転可能となっている。
LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向の位置の調節は、回転調節部500が備える調節用のネジ部材である回転調節ネジ503を回転させることによって行う。回転調節ネジ503は工具が係合する溝を備えたネジ胴部503bと円筒形状にネジ山が形成されたネジ本体部503aとからなる形状で、ネジ本体部503aの中心軸を回転軸にして回転させることによって中心軸方向への移動がなされる。
LDユニット101のホルダ202は、ネジ本体部503aが貫通するアーム貫通孔505aを設けた光源ユニットネジ貫通部としてのアーム部505を有する。また、光学ハウジング102は、ネジ本体部503aが貫通する支持板貫通孔501aを設けた光学素子ユニットネジ貫通部としての調節支持板501を有する。ネジ本体部503aの中心軸方向が、回転中心軸Oを中心とした円の接線方向(図8中の矢印γ方向)となるように締結される。回転調節部500は、ホルダ202のアーム部505に設けたナット装着部に装着される回転調節ナット504と回転調節ネジ503とによって構成される。
アーム部505のナット装着部に回転調節ナット504を装着し、光学ハウジング102の調節支持板501に設けた支持板貫通孔501aに回転調節ネジ503を通す。そして、回転調節ネジ503を回転調節ナット504に締結することによって、LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向(図8中の矢印β方向)の自由度が失われ、LDユニット101を光学ハウジング102に拘束がすることができる。
図8に示すように、回転調節ネジ503を回転調節ナット504に締結した状態では、回転調節ネジ503は調節支持板501に対して回転調節ネジ503の中心軸方向(図中矢印γ方向)について固定される。また、回転調節ナット504はアーム部505に固定である。そして、ドライバーなどの工具を用いて外力を作用させて、回転調節ネジ503を回転させることによって、回転調節ネジ503と回転調節ナット504との図中矢印γ方向の位置関係が変化して、アーム部505と調節支持板501との図中矢印γ方向の距離を調節することができる。これにより、LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向(図中矢印β方向)の位置の調節を行うことができ、所望のビームピッチPとなるように調節がなされる。
なお、図8に示す回転調節部500では、雄ネジである回転調節ネジ503を受ける雌ネジ形状として、回転調節ナット504をアーム部505とは別体で設けているが、アーム部505に直接ネジ孔を設けて、ホルダ202と一体の雌ネジ形状としても良い。
ネジのみによる固定では、ネジのバックラッシによって微小に動くことができるので、LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向の移動の拘束を、回転調節ネジ503と回転調節ナット504とのみで行うと、回転方向にガタツキが生じ、ビームピッチPの値を固定することができなくなるおそれがある。回転方向にガタツキを止めて、適切なビームピッチPを維持するために、調節支持板501とアーム部505との間に、弾性部材としてのコイルスプリング506を備えている。アーム部505から離れる方向への調節支持板501の移動は、回転調節ネジ503のネジ頭部503bによって規制されており、調節支持板501から離れる方向へのアーム部505の移動は、回転調節ナット504よって規制されている。そして、コイルスプリング506は、調節支持板501とアーム部505とを互いに離れる方向に付勢している。このように、コイルスプリング506が付勢することによって、バックラッシュの影響を効果的に抑制することができる。
またコイルスプリング506はピッチ調整時にLDユニット101のアーム部505と光学ハウジング102の調節支持板501とに所定の圧力を与えている。この圧力は、回転調節ネジ503の回転によってLDユニット101の回転調節を行うとき、回転調節ネジ503の座部と回転調節ナット504に圧力を与え、回転調節ネジ503の座部が調節支持板501から浮くことを防止することができる。これにより、調節支持板501とアーム部505との間隔を適切に保持することができる。
また、図8に示す回転調節部500では、弾性部材としてコイルスプリングを用いる構成について説明したが、ゴムやスポンジなどの弾性材料を成形したものでも良い。すなわち、ビームピッチを適切に調整した状態にて、弾性部材が弾性力を生じる状態となり、その弾性によって、調節支持板501とアーム部505とに圧力を与える状態であればよい。
光走査装置100では、外力が作用することによってLDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向の位置の調節を行う回転調節ネジ503を備える回転調節部500を備えるため、ステッピングモータ等の駆動装置を用いずにビームピッチPの調節を行うことができる。駆動装置を用いないため簡素な構成となり、光走査装置100の製造コストの削減を図ることができる。さらに、電気的な不具合が生じないため故障が起きにくい。なお、回転調節ネジ503に外力を作用させることでLDユニット101を回転させてビームピッチを調整する構成では、回転調節ネジ503のネジ山のネジピッチを小さくすることで調整の分解能を高くすることが出来る。
次に、プリンタ1に対する光走査装置100の組み付けについて説明する。
図9は、図1に示すプリンタ1の斜視図である。
図9に示すように、プリンタ1はその側面に一つに開閉可能な前カバー13を備えている。前カバー13を開放することにより、少なくとも感光体3を備えるプロセスカートリッジ30やトナーボトル20などの定期的に交換する必要があるパーツの手前側の端部が露出し、これらを交換することができるようになる。また、前カバー13を開放することにより、二つの部材からなる外装部である上部外装カバー615と下部外装カバー605も露出する。
次に、本発明の特徴部について説明する。
図10は、図9に示す状態から下部外装カバー605を取り外した画像形成部200の拡大斜視図である。下部外装カバー605を取り外すと、図10に示すように光走査装置100の手前側の端部と光走査装置100を支持する本体構造体露出する。
図11は、図9のZ−Y断面の光走査装置100近傍の拡大断面図である。また、図12は、プリンタ1に光走査装置100を装着した状態を模式的に示すX−Y平面図である。図12中では、下部外装カバー605及び上部外装カバー615を含めたプリンタ1全体の外装部を外装600として示している。
本体構造体602には、光走査装置100を挿入する装着部としての構造体開口部603が形成されている。
出荷前にビームピッチの調節が行われた光走査装置100は、プリンタ1の本体構造体602の構造体開口部603に対して図11中の矢印B方向に挿入され、固定ネジ604によって本体構造体602に締結される。出荷時のプリンタ1は、光走査装置100を固定ネジ604で締結された後、光走査装置100の手前側端部を覆う形状の下部外装カバー605を本体構造体602に締結して、ユーザーが使用時に光走査装置100を触れることがない構成としている。
光走査装置100は、プリンタ1の本体構造体602の構造体開口部603に対して図中矢印B方向に挿入されることにより、プリンタ1本体に対して装着される。また、図中矢印B方向と逆方向に引き出すことにより、光走査装置100をプリンタ1本体から取り外すことができる。
プリンタ1に光走査装置100を装着した状態では、回転調節部500の回転調節ネジ503は、光走査装置100をプリンタ1に装着する時の挿入方向(図中矢印B方向)について、光走査装置100の後端面100Bに位置している。また、回転調節部500の回転調節ネジ503は本体構造体602と外装600(下部外装カバー605)との間に位置している。
このような構成であれば、光走査装置100の保守の際、LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向の位置を調節するために回転調節部500へのアクセスは、光走査装置100の後端面100Bを覆う下部外装カバー605を取り外すだけで可能となる。このため、光走査装置100をプリンタ1本体に装着したまま回転調節部500の回転調節ネジ503に外力を作用させることができる。
そして、プリンタ1を出荷後、市場にて使用され故障による光走査装置100の部品交換や経時の劣化でビームピッチの再調整が必要になった場合には、サービスマンが下部外装カバー605を取り外して回転調節ネジ503を回転させることにより、ビームピッチを最適に調整し直すことができる。
つぎに、回転調節ネジ503に外力を作用させて回転させることについて、より詳しく説明する。
図13は、工具であるドライバー700を用いて回転調節ネジ503に外力を作用させる状態を説明する斜視説明図である。
図13に示すように、ドライバー700の先端が係合する工具係合部である回転調節ネジ503のネジ頭部503bの溝は、鉛直上方を向いた状態である。回転調節ネジ503が光走査装置100の後端面100Bに位置しているので、光走査装置100を本体構造体602から取り外すことなく、鉛直上方からドライバー700を挿入して、LDユニット101の回転方向の位置の調節を行うことが可能となる。
光走査装置100の後端面100Bを覆う下部外装カバー605の上方に位置する外装600である上部外装カバー615には凹形状の上部カバー凹部615aが形成されている。この上部カバー凹部615aは、下部外装カバー605を取り外して開放した状態で、ドライバー700の先端をネジ頭部503bの溝に案内する機能を備えている。すなわち、ドライバー700を鉛直上方から上部カバー凹部615aの案内形状に沿って鉛直下方にドライバー700の位置を下げていくことで、ドライバー700の先端はネジ頭部503bの溝と係合することができる。
ドライバー700を用いてLDユニット101の回転方向の位置を調節する構成を、図13に示すようにすることで、調節作業時における回転調節部500の視認性を確保することができ、保守性の向上を図ることが可能となる。
本実施形態では、回転調節ネジ503として、ネジ頭部503bに溝がある溝付きのネジを用いたが、つるまき線状のネジ山を備えたネジ本体を回転させることで距離を調節できるものであればよく、六角座付きネジや六角ボルトでも良い。
図14は、トナーボトル20、プロセスカートリッジ30及び給紙カセット10を取り外した状態のプリンタ1を、プリンタ1の前カバー13を備える側面(以下、プリンタ正面と呼ぶ)側から見た正面図である。
図14に示すように、前カバー13を開放することにより、トナーボトル20を設置するトナーボトル設置部20a及び感光体3を備えるプロセスカートリッジ30を設置する感光体設置部30aに外部からアクセスが可能になる。すなわち、プリンタ1本体から光走査装置100を取り外すときに光走査装置100を引き出す側であるプリンタ正面側からトナーボトル20及びプロセスカートリッジ30を引き出すことにより、これらのパーツをプリンタ1本体から取り外すことができる。
上述したように、回転調節ネジ503は光走査装置100の後端面100Bに位置しているため、前カバー13を開放するし、下部外装カバー605を取り外すことによって、プリンタ正面側からドライバー700を用いてLDユニット101の回転方向の位置を調節することができる。またプリンタ正面側はトナーボトル20及びプロセスカートリッジ30を交換するときに引き出す側であり、交換作業を行いやすくするため、プリンタ1の設置環境の中でプリンタ正面側には物を置かず、スペースが確保されていることが一般的である。または、物を置くとしても容易に移動可能な物を置いて、交換時の作業スペースの確保が容易な設置条件であるのことが一般的である。すなわち、プリンタ正面側は交換パーツを交換するときの作業スペースが容易に確保できるな設置環境が一般的である。交換時の作業スペースが確保し易いプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
また、図14に示すように、給紙カセット10を設置する給紙カセット設置部10aの開口側もプリンタ正面側を向いており、図9に示すように給紙カセット10を引き出す把手部14もプリンタ正面側に設けられている。そして、把手部14を握って給紙カセット10をプリンタ正面側に引き出すことにより、給紙カセット10に転写紙Pの補給を行う。転写紙Pの補給はプロセスカートリッジ30やトナーボトル20の交換よりも頻繁に行われるため、転写紙Pの補給を行いやすくするためにも、給紙カセット10を引き出す側の側面であるプリンタ正面側が作業スペースを確保しやすい設置環境とすることが望ましい。このようなプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
図9に示すように、プリンタ1の読み取り部300のプリンタ正面側には、使用者がプリンタ1の操作情報を入力する操作部705が配置されている。使用者が操作情報を入力しやすくするためにもプリンタ正面側が作業スペースを確保しやすい設置環境とすることが望ましい。このようなプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
また、図14に示すように、光走査装置100のビームピッチPを調節する回転調節ネジ503が、プリンタ1の操作部705側に位置する。このため、市場にてビームピッチPの調整が必要になった場合、回転調節ネジ503を調節する作業と確認用の画像を出力する作業とを繰り返すときに、サービスマンはプリンタ1に対してプリンタ正面側で作業を続けることができ、他の側面側に移動する必要がないため、ビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
更に、プリンタ1内の電子写真のプロセスに関わる、感光体3、現像装置5、転写ローラ6、定着装置9、排紙ローラ18等の各ユニットに対し、光走査装置100の設置が干渉されないようなレイアウトにする。これにより、調整作業に伴う光走査装置100へのアクセスが容易になると共に、LDユニット101の交換に対しても、光走査装置100が他のユニットに干渉されずにプリンタ1本体からの取り出しが可能であるため、プリンタ1のダウンタイムを削減することができ、保守性が向上する。また、前カバー13を開放し、下部外装カバー605を取り外すことにより、LDユニット101の回転を目視にて確認しながらLDユニット101の回転方向の位置の調整を行うことができるため、調整作業の視認性が確保できる。
本実施形態では、光学ハウジングの本体構造体への締結部の位置から、光源ユニットの回転調節部が本体構造体と外装部の間に位置するとした。光学ハウジングを挿入する方向に対し、前後の本体構造体に挟まれる空間に光源ユニットが位置した場合であっても、光源ユニットを回転調節させるための工具が挿入できる開口が本体構造体にあれば、光源ユニットを本体構造体から取り外すことなく光源ユニットを回転調節可能となるため、調整作業等の保守性の向上を図ることが出来る。
また、本実施形態では、光走査装置が回転調節部を備える構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、画像形成装置本体に光走査装置を装着した後に、光走査装置の装着部を覆う装着部カバーに回転調節部を設けても良い。
本実施形態では、プリンタ1を用いて本発明を適用可能な画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて適宜設定できるものとする。
また、本実施形態では、回転調節部500の回転調節ネジ503を光走査装置100の後端面100Bに設ける構成について説明したが、これに限るものではない。光走査装置100をプリンタ1に装着した状態で、光走査装置100の後端が本体構造体602から突出した状態となる場合は、突出した部分の上面や側面に回転調節部を設けても良い。
また、画像形成装置としてはモノクロ装置に限らず多色機やフルカラー装置でもよい。また中間転写体を用いるタンデム型など、多様な構成の画像形成装置とすることができる。もちろん、画像形成装置としての複写装置に限らず、プリンタやファクシミリであっても構わないし、複数の機能を有する複合機であってもよい。
さらに、光源ユニットの回転方向の位置を調節する回転調節部の調節部材としては、回転調節ネジ503のように工具を係合させる構成に限らず、手で直接触れて調節するものであっても良い。
以上、本実施形態によれば、回転調節ネジ503に外力を作用させることにより光源ユニットであるLDユニット101の光学素子ユニットである光学ハウジング102に対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部500を備えることにより、駆動装置を用いないため簡素な構成でビームピッチPの調節を行うことができる。これにより、光走査装置100の製造コストの削減を図ることができる。さらに、画像形成装置であるプリンタ1本体に装着するときの挿入方向について光走査装置100の後端である後端面100Bに回転調節部500の回転調節ネジ503を配置することによって、光走査装置100をプリンタ1に装着したまま回転調節ネジ503に外力を作用させて回転させることができる。これにより、光走査装置100をプリンタ1から引き出す時間が不要となり、保守性の向上を図ることができる。
また、回転調節部500は、工具であるドライバー700を用いて回転調節ネジ503に外力を作用させることにより、調節用のネジ部材を人の手で調節可能とする構成に比べて、調節用のネジ部材を小さくすることができる。
また、回転調節ネジ503にドライバー700が係合する工具係合部であるネジ頭部503bの溝は、鉛直上方を向いた状態である。これにより、通常プリンタ1の高さよりも人の視点の高さの方が高い位置にあるため、情報からネジ頭部503bの溝に対する視認性を確保しながら、ビームピッチPの調節を行うことができる。
また、回転調節部500は、円筒形状にネジ山が形成されたネジ本体部503aの中心軸方向が、LDユニット101の回転軸を中心とした円の接線方向となる調節用のネジ部材である回転調節ネジ503を備え、LDユニット101はネジ本体部503aが貫通する光源ユニットネジ貫通部としてのアーム部505を備え、光学ハウジング102はネジ本体部503aが貫通する光学素子ユニットネジ貫通部としての調節支持板501を備える。そして、回転調節ネジ503を回転させることにより、アーム部505と調節支持板501との回転調節ネジ503の中心軸方向の距離が変化する。これにより、回転調節ネジ503を回転させることで、LDユニット101の光学ハウジング102に対する回転方向の位置を調節することができ、ビームピッチPを調節することができる構成を簡易な構成で実現可能となる。
また、上記回転調節部は、回転調節ネジ503の中心軸方向について、アーム部505と調節支持板501とが互いに離れる方向に付勢する弾性部材としてのコイルスプリング506を備える。これにより、回転調節ネジ503のバックラッシの影響を抑制することができ、アーム部505と調節支持板501との位置関係を調節した状態で固定することができる。
また、弾性部材としてコイルスプリング506を用いることにより、簡易な構成で回転調節ネジ503のバックラッシの影響を抑制することができる。
また、弾性部材として弾性材料を形成したものであっても、コイルスプリング506と同様に回転調節ネジ503のバックラッシの影響を抑制することができる。
また、LDユニット101が備える光源である第一光源41a及び第二光源41bとして半導体レーザを用いる。これにより、安価で寿命の長い光源を備えたLDユニット101とすることができる。
また、画像形成装置であるプリンタ1が光走査装置として本実施形態の光走査装置100を備えることにより、ビームピッチPの調節が容易で、保守性のよいプリンタ1を実現することができる。
また、プリンタ1が、装着部としての構造体開口部603を形成して光走査装置100を支持する本体構造体602と、光走査装置100を着脱するときに構造体開口部603を開放する外装部である下部外装カバー605とを有し、光走査装置100を装着して下部外装カバー605を閉めると、本体構造体602の下部外装カバー605側の側面と下部外装カバー605との間に上記調節部500が位置する。これにより、下部外装カバー605を取り外すことで、光走査装置100を本体構造体602から取り外すことなく、回転調節ネジ503を回転させることができ、ビームピッチPの調節を行うことができる。
また、補給用現像剤である補給用トナーを収容する補給用現像剤収容器であるトナーボトル20をプリンタ1本体に対して交換可能に備え、光走査装置100を取り外すときに引き出す方向と同じ方向に引き出すことにより、トナーボトル20をプリンタ1本体から取り外すことができる。すなわち、光走査装置100をプリンタ1に装着した状態では、回転調節ネジ503が位置する光走査装置100の後端面100Bがトナーボトル20を引き出す側であるプリンタ正面側となる。トナーボトル20を交換するときに、交換時の作業スペースが確保し易いプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
また、潜像担持体である感光体3備えるプロセスカートリッジ30をプリンタ1本体に対して交換可能に備え、光走査装置100を取り外すときに引き出す方向と同じ方向に引き出すことにより、プロセスカートリッジ30をプリンタ1本体から取り外すことができる。プロセスカートリッジ30を交換するときに、交換時の作業スペースが確保し易いプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
また、使用者が装置の操作情報を入力する操作部705が向いている方向であるプリンタ正面側と、光走査装置100を取り外すときに引き出す方向とが同じ方向であるため、後端面100Bが操作部705の向いている側であるプリンタ正面側となる。操作部705が向いているプリンタ正面側は、使用者が操作情報を入力しやすくするために作業スペースを確保しやすい設置環境となっている。このようなプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。さらに、回転調節ネジ503を調節する作業と確認用の画像を出力する作業とを繰り返すときに、サービスマンはプリンタ1に対してプリンタ正面側で作業を続けることができ、他の側面側に移動する必要がないため、ビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
また、記録材である転写紙Sを収納する記録材収納部である給紙カセット10に転写紙Sを搭載するときに給紙カセット10を引き出す方向と、光走査装置100を取り外すときに引き出す方向とが同じ方向のプリンタ正面側である。転写紙Sを補給するときに、作業スペースが確保し易い設置条件となっているプリンタ正面側から回転調節ネジ503にアクセスできる構成であるので、サービスマンによるビームピッチPの調節作業も行いやすく、保守性が高まる。
また、下部外装カバー605を取り外して開放した状態で、ドライバー700の先端をネジ頭部503bの溝に案内する案内形状として、上部カバー凹部615aを備える。これにより、ドライバー700を鉛直上方から上部カバー凹部615aの案内形状に沿って鉛直下方にドライバー700の位置を下げていくことで、ドライバー700の先端はネジ頭部503bの溝と係合することができる。
本実施形態に係るプリンタの概略構成図。 マルチビーム化した光走査装置の一形態の説明図。 LDユニットから感光体表面までの照射光の光学系の模式図。 光走査装置の上面図。 光学ハウジング側から見たLDユニットの斜視図。 光学ハウジングにLDユニットを取り付けるユニット取付け部の拡大斜視図。 光学ハウジングのユニット取付け部にLDユニットを取り付けた状態の斜視説明図。 光学ハウジングに対するLDユニットの回転方向の位置を調節する回転調節機構の説明図。 読み取り部を取り外した状態のプリンタの斜視図。 下部外装カバーを取り外した画像形成部の拡大斜視図。 光走査装置近傍の拡大断面図。 プリンタに光走査装置を装着した状態を模式的に示す平面図。 回転調節ネジに外力を作用させる状態の斜視説明図。 トナーボトル、プロセスカートリッジ及び給紙カセットを取り外した状態のプリンタの正面図。
符号の説明
1 プリンタ
13 前カバー
14 把手部
30 プロセスカートリッジ
100 光走査装置
100B 後端面
101 LDユニット
102 光学ハウジング
501 調節支持板
501a 支持板貫通孔
503 回転調節ネジ
503a ネジ本体部
504 回転調節ナット
505 アーム部
505a アーム貫通孔
506 コイルスプリング
602 本体構造体
603 構造体開口部
604 固定ネジ
605 下部外装カバー
615 上部外装カバー
615a 上部カバー凹部
700 ドライバー
705 操作部

Claims (16)

  1. 複数本の照射光を同時に発する光源ユニットと、
    該照射光を光学素子によって偏向させて被走査面上に結像させる光学素子ユニットとを有し、
    該光学素子ユニットは回転調節可能に該光源ユニットを支持し、
    画像形成装置の装着部に挿入することにより該画像形成装置本体に対して装着され、引き出すことで取り外される光走査装置において、
    外力が作用することにより該光源ユニットの該光学素子ユニットに対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部を備え、
    該画像形成装置に装着するときの挿入方向について該光走査装置の後端に該回転調節部を配置することを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1の光走査装置において、
    上記回転調節部は工具を用いて外力を作用させることを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項2の光走査装置において、
    上記回転調節部は工具が係合する工具係合部を備え、該工具係合部は鉛直上向きであることを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1、2または3の光走査装置において、
    上記回転調節部は、円筒形状にネジ山が形成されたネジ本体部の中心軸方向が、上記光源ユニットの回転軸を中心とした円の接線方向となる調節用のネジ部材を備え、
    該光源ユニットは該ネジ本体部が貫通する光源ユニットネジ貫通部を備え、
    上記光学素子ユニットは該ネジ本体部が貫通する光学素子ユニットネジ貫通部を備え、
    該ネジ部材を回転させることにより、該光源ユニットネジ貫通部と該光学素子ユニットネジ貫通部との該ネジ部材の中心軸方向の距離が変化することを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項4の光走査装置において、
    上記回転調節部は、上記ネジ部材の中心軸方向について、上記光源ユニットネジ貫通部と上記光学素子ユニットネジ貫通部とが互いに離れる方向、または、互いに近づく方向に付勢する弾性部材を備えることを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項5の光走査装置において、
    上記弾性部材は、コイルスプリングであることを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項5の光走査装置において、
    上記弾性部材は、弾性材料を成形したものであることを特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7の光走査装置において、
    上記光源ユニットが照射する照射光の光源は半導体レーザであることを特徴とする光走査装置。
  9. 潜像担持体の表面に光走査装置を用いて走査光を照射することにより該潜像担持体の表面に潜像を形成し、該潜像を現像することで得た画像を最終的に記録材上に転移させることで画像を形成する画像形成装置において、
    該光走査装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の光走査装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9の画像形成装置において、
    上記装着部を形成して上記光走査装置を支持する本体構造体と、該光走査装置を着脱するときに該装着部を開放する外装部とを有し、
    該光走査装置を装着して該外装部を閉めると、該本体構造体の該外装部側の側面と該外装部との間に上記調節部が位置することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9または10の画像形成装置において、
    上記潜像担持体表面上の上記潜像に現像剤を供給する現像装置に供給する補給用現像剤を収容する補給用現像剤収容器を装置本体に対して交換可能に備え、
    上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向と同じ方向に引き出すことにより、該補給用現像剤収容器を装置本体から取り外すことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項9、10または11の画像形成装置において、
    上記潜像担持体を装置本体に対して交換可能に備え、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向と同じ方向に引き出すことにより、該潜像担持体を装置本体から取り外すことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項9、10、11または12の画像形成装置において、
    使用者が装置の操作情報を入力する操作部が向いている方向と、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向とが同じ方向であることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項9、10、11、12または13の画像形成装置において、
    上記記録材を収納する記録材収納部に該記録材を搭載するときに該記録材収納部を引き出す方向と、上記光走査装置を取り外すときに引き出す方向とが同じ方向であることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項9、10、11、12、13または14の画像形成装置において、
    上記回転調節部は工具が係合する工具係合部を備え、上記外装部を開放した状態で工具を該工具係合部に案内する案内形状を備えることを特徴とする画像形成装置。
  16. 潜像担持体の表面に光走査装置を用いて走査光を照射することにより該潜像担持体の表面に潜像を形成し、該潜像を現像することで得た画像を最終的に記録材上に転移させることで画像を形成し、
    該光走査装置は、複数本の照射光を同時に発する光源ユニットと、該照射光を光学素子によって偏向させて被走査面上に結像させる光学素子ユニットとを備え、該光学素子ユニットは回転調節可能に該光源ユニットを支持する構成の画像形成装置において、
    外力が作用することにより該光源ユニットの該光学素子ユニットに対する回転方向の位置の調節を行う回転調節部を備え、
    該光走査装置を該画像形成装置本体に装着した状態で調節可能な位置に該回転調節部を配置することを特徴とする画像形成装置。
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