JP2008224740A - 光変調デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で、駆動電圧が低く、光変調帯域が広く、特性インピーダンスについて改善された光変調器を提供する。
【解決手段】基板1と該基板に形成された光導波路13と、電圧を印加するための電極14とを備え、該光導波路は、該電極に電圧を印加することにより屈折率が変化する相互作用光導波路13a、13bと、変調された光が出力される出力用光導波路13cとを有する光変調デバイスにおいて、前記相互作用光導波路が少なくとも2つの曲率半径(R、R)の異なる曲線からなり、該曲率半径のうち最も大きな円を描いた場合に、該円の中に最も小さな曲率半径Rの円の中心VIが含まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は電気光学効果や熱光学効果を利用して、光導波路に入射した光を変調して光信号パルスとして出射する光変調器デバイスに関する。
代表的な光変調デバイスとして誘電体材料を用いた光変調器がある。近年、高速、大容量の光通信システムが実用化されているが、このような高速、大容量の光通信システムに組込むための高速、小型、かつ低価格の光変調器の開発が求められている。
このような要望に応える光変調器として、リチウムナイオベート(LiNbO)のように電界を印加することにより屈折率が変化する、いわゆる電気光学効果を有する基板(以下、LN基板と略す)に光導波路と進行波電極を形成した進行波電極型リチウムナイオベート光変調器(以下、LN光変調器と略す)がある。このLN光変調器は、その優れたチャーピング特性から2.5Gbit/s、10Gbit/sの大容量光通信システムに適用されている。最近はさらに40Gbit/sの超大容量光通信システムにも適用が検討されている。
以下、従来、実用化され、又は提唱されてきたリチウムナイオベートの電気光学効果を利用した各LN光変調器の特徴を順番に説明していく。
(第1の従来技術)
図9は、z−カットLN基板を用いて構成した特許文献1に開示された第1の従来技術のLN光変調器についての斜視図であり、図10は図9のA−A'線における断面図である。
z−カットLN基板1上に光導波路3が形成されている。この光導波路3は、金属Tiを1050℃で約10時間熱拡散して形成した光導波路であり、マッハツェンダ干渉系(あるいは、マッハツェンダ光導波路)を構成している。従って、図9の中にIとして示した光導波路3の高周波電気信号(あるいは、RF電気信号)と光が相互作用する領域(相互作用領域、あるいは相互作用部と言う)には2本の相互作用光導波路3a、3b、つまりマッハツェンダ光導波路の2本のアームが形成されている。
この光導波路3の上面にSiOバッファ層2が形成され、このSiOバッファ層2の上面に進行波電極4が形成されている。進行波電極4としては、1つの中心導体4aと2つの接地導体4b、4cを有するコプレーナウェーブガイド(CPW)を用いている。なお、通常、進行波電極4はAuにより形成されている。5はz−カットLN基板1を用いて製作したLN変調器に特有の焦電効果に起因する温度ドリフトを抑圧するための導電層であり、通常はSi導電層を用いる。なお、説明の簡単のために、図10においては図9には図示したSi導電層5を省略している。
変調用の高周波(RF)電気信号をこの光変調器の高周波電気信号給電線6を介して中心導体4aと接地導体4bに供給すると、中心導体4aと接地導体4bの間に電界が印加される。z−カットLN基板1は電気光学効果を有するので、この電界により屈折率変化を生じ、2本の相互作用光導波路3a、3bを伝搬する光の位相にずれが発生する。このずれがπになった場合、光導波路3のマッハツェンダ光導波路としての合波部において、高次モードを励振し、光はOFF状態になる。なお、7は高周波電気信号出力線であり、終端抵抗で置き換えても良い。
図10からわかるように、図9に示した特許文献1の光変調器の特徴としては、1)中心導体4aの幅Sを相互作用光導波路3a、3bの幅とほぼ同じ6μm〜12μm程度としている、2)中心導体4aと接地導体4b、4c間のギャップWを15〜30μmと広くしている、さらに3)相互作用光導波路3a、3bを伝搬する光の中心導体4aと接地導体4b、4cからなる進行波電極4を構成する金属による吸収を抑えるためにのみ使用されてきたSiOバッファ層2の比誘電率が4〜6と比較的低いことを利用して、SiOバッファ層2の厚みDを400nm〜1.5μm程度と厚くすることにより、高周波電気信号のマイクロ波等価屈折率nを低減して、相互作用光導波路3a、3bを導波する光の等価屈折率nに近づけるとともに、特性インピーダンスをなるべく50Ωに近づけている。また、図10に示した第1の従来技術では、特許文献2に開示された進行波電極4の厚みTを厚くすることによりマイクロ波等価屈折率nをよりいっそう低減して、光の等価屈折率nに近づけている。
こうした構造をとることにより、中心導体4aの幅Sが30μm程度、中心導体4aと接地導体4b、4c間のギャップWが6μm程度、SiOバッファ層2の厚みDが300nm程度であったそれまでの構造と比べて、光変調帯域、特性インピーダンスなど光変調器としての特性が大幅に改善できた。しかしながら、光変調帯域、駆動電圧、特性インピーダンスなどについてさらに改善された特性が必要となり、次に述べる第2の従来技術として、いわゆるリッジ構造が提案された。
(第2の従来技術)
第1の従来技術をさらに高性能化するために特許文献3、特許文献4に提案されたリッジ構造を第2の従来技術として図11、図12に示す。ここで、8aは中心導体4aの下のリッジ、8bは接地導体4bの下のリッジ、8cは接地導体4cの下のリッジ、9はSiOバッファ層である。10aはリッジ8a、8b間の空隙、10bはリッジ8a、8c間の空隙である。
また、図12において11a、11bは中心導体4aから出て接地導体4b、4cに入る電気力線であり、相互作用光導波路3a、3bに作用してそれらの屈折率を変化させる(あるいは、相互作用光導波路3a、3bを伝搬する光と相互作用するとも言える)。
この第2の従来技術ではz−カットLN基板1に8aや8bなどのリッジが形成されているため、電気力線11aはリッジ8a、8b間の空隙10aを電気力線11bはリッジ8a、8c間の空隙10bを感じる。その結果、高周波電気信号のマイクロ波等価屈折率nがより低減して、相互作用光導波路3a、3bを導波する光の等価屈折率nに近づく、あるいは特性インピーダンスが50Ωに向かって高くなるという利点がある。さらに、電気力線11a、11bには比誘電率が高い領域に閉じこもる性質があるので、相互作用光導波路3a、3bを伝搬する光との相互作用の効率が高くなり、結果的に駆動電圧を低減できる。通常、リッジ8a、8b、8cの高さHとしては2〜5μm程度、進行波電極の厚みTとしては6〜18μm程度、SiOバッファ層2の厚みとしては400nm〜1.5μm程度が使用される。
この第2の従来技術により、光変調帯域、駆動電圧、特性インピーダンスなど、光変調器としての基本性能について図10に示した第1の従来技術よりも大幅に改善された特性が実現できた。
しかしながら、この第2の従来技術でもまだ改善すべき余地がある。次にこの点について図13、図14を用いて議論する。高周波における駆動電圧などLN光変調器の重要な特性は高周波電気信号と相互作用光導波路3a、3bを伝搬する光が相互作用する相互作用部Iの長さLintに強く依存する。そして、この相互作用部Iの長さLintはz−カットLN基板1の長さLLNにより決定される。
図14には性能を評価する極めて簡単な目安として、相互作用部Iの長さLintに対するVπ(静的な電圧における半波長電圧)を示す。図からわかるように、相互作用部Iの長さLintが長いほどVπは低くなり、性能的に有利になると言える。このVπと相互作用部Iの長さ(相互作用光導波路の長さ、あるいは相互作用長という)LintはよくVπ・Lintとして議論されるように性能指数として重要であり、相互作用長Lintは長いほど駆動電圧を低減するためにも、また設計の自由度を増すためにも有利となる。
これまでのLN光変調器では相互作用部Iの長さLintがパッケージの大きさやウェーハの大きさから制限を受けるため、約20mmから高々40mmと短く、この短い相互作用長がLN光変調器の性能を制限していたと言っても過言ではない。
特許2126214号公報 特許2126887号公報 特許2612948号公報 特許2728150号公報
以上のように、光変調帯域、駆動電圧、特性インピーダンスなどの光変調器としての特性を大幅に改善できた第2の従来技術による光変調器もLN基板の長さによりその相互作用長が制限され、その結果、高周波駆動電圧、特性インピーダンスなどの光変調器としての基本特性が決まっていた。換言すると、LN基板の長さが光変調器の特性を決定していたと言える。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、小型で、駆動電圧が低く、光変調帯域が広く、特性インピーダンスについて大幅に改善された光変調器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の光変調デバイスは、基板と該基板に形成された光導波路と、電圧を印加するための電極とを備え、該光導波路は、該電極に電圧を印加することにより屈折率が変化する相互作用光導波路と、変調された光が出力される出力用光導波路とを有する光変調デバイスにおいて、前記相互作用光導波路が少なくとも2つの曲率半径の異なる曲線からなり、該曲率半径のうち最も大きな円を描いた場合に、該円の中に最も小さな曲率半径の円の中心が含まれていることを特徴とする。
本発明の請求項2の光変調デバイスは、前記相互作用光導波路が2本の相互作用光導波路からなり、前記相互作用光導波路の屈折率が変化する部分の長さが互いに等しいことを特徴とする。
本発明の請求項3の光変調デバイスは、前記2本の相互作用光導波路が互いに交差していることを特徴とする。
本発明の請求項4の光変調デバイスは、前記2本の相互作用光導波路が互いに交差せず配置されていることを特徴とする。
本発明の請求項5の光変調デバイスは、前記相互作用光導波路で形成されている曲線のうち、最小の曲率半径からなる曲線の円周上の中心の外側に、前記相互作用光導波路が存在することを特徴とする。
本発明の請求項6の光変調デバイスは、前記出力用光導波路が前記相互作用光導波路と交差していることを特徴とする。
本発明の請求項7の光変調デバイスは、前記出力用光導波路が前記相互作用光導波路と交差しないように配置されていることを特徴とする。
本発明の請求項8の光変調デバイスは、前記相互作用光導波路のパターンが、前記相互作用光導波路についてのパターンの全体の配置の中心に対して点対称であることを特徴とする。
本発明の請求項9の光変調デバイスは、前記光導波路がマッハツェンダ光導波路を構成していることを特徴とする。
本発明の請求項10の光変調デバイスは、前記相互作用光導波路の少なくとも一部がリッジ構造であることを特徴とする。
本発明の請求項11の光変調デバイスは、前記相互作用光導波路の近傍の少なくとも一箇所の基板が薄くなっていることを特徴とする。
本発明では、電圧を印加することにより屈折率が変化する相互作用光導波路を曲線形状により構成するので、従来にない極めて小さなチップサイズでも相互作用長を任意に設定できるばかりでなく、極めて長くすることも可能となり、光変調デバイスのモジュールとして大幅な小型化を達成できる。そして相互作用長が長くなれば駆動電圧を低減できるばかりでなく、バッファ層を厚く設定できるので、容易に高周波電気信号と光との速度を整合(速度整合)することできる、特性インピーダンスを50Ωに近くできる、あるいは高周波電気信号の伝搬損失を小さくできるなどの利点が生じる。さらに、中心導体14aと接地導体14b、14cとのギャップも広く設定できるので、特性インピーダンスをさらに50Ωに近くすることが可能となる、また高周波電気信号の伝搬損失もさらに小さくできる。以上のように本発明を適用して相互作用長を長くした結果、光変調器の性能が著しく向上し、低い駆動電圧で高速な光変調が可能となる。あるいは熱光学効果を用いた場合には、極めて少ない発熱量で高効率な光変調が可能となる。
以下、本発明の実施形態について説明するが、図9から図13に示した従来技術と同一の符号は同一機能部に対応しているため、ここでは同一の符号を持つ機能部の説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1に本発明における第1の実施形態の光導波路13を示す。13a、13bは高周波電気信号と光導波路を伝搬する光が相互作用するリッジ構造の相互作用光導波路であり、図1においてz−カットLN基板1の四隅を曲線で、また各辺に対向して直線としてもよいが、説明の簡単のために大部分が曲線により形成されているとする。また、VIIは光導波路3の分岐部、VIIIは光導波路の合波部、13cは出力用光導波路である。なお、相互作用光導波路13a、13bの形状は例えば螺旋や楕円など、円弧以外の曲線でも良いが、ここでは説明を簡単にするために円弧とする。
ここで、相互作用領域IIでは相互作用光導波路13a、13bが各々半径Rの円の内側と外側に位置している。その結果、相互作用領域IIでは相互作用光導波路13bの方が相互作用光導波路13aよりも長い。そして光導波路の交差部IIIを設けているので、相互作用領域IVでは相互作用光導波路13b、13aが各々曲率半径Rの円の内側と外側に位置している。つまり、領域IVでは相互作用光導波路13aの方が相互作用光導波路13bよりも長くなる。
このように外側の円弧の方が内側の円弧よりも長くなるので、本実施形態では光導波路の交差部IIIを設けることにより、光導波路3の分岐部VIIから合波部VIIIにいたるまでに相互作用光導波路13a、13bの全体としての長さが等しくなるように工夫している。
相互作用光導波路13a、13bの長さが全体として互いに異なると波長を変えた際に挿入損失が変動する、あるいはこのことと等価であるが、環境温度が変化した場合にも相互作用光導波路13a、13bの光学的な長さの差が変化することになり、やはり挿入損失が変動してしまう。これを避けるために、本実施形態では光導波路の交差部IIIを導入することにより相互作用光導波路13a、13bの光学的な長さを同じにした。そして、図1に示す本発明の第1の実施形態では出力用光導波路13cが相互作用光導波路13a、13bと交差している。
また、相互作用領域IIと相互作用領域IVの円弧の中心を各々VとVIとすると、中心Vと中心VIとは一致していても良いし、一致していなくても良い。但し、本発明では、中心を相互作用領域IIの曲線の中心Vとして大きな方の曲率半径Rで全周を描いた円の中に相互作用領域IVの曲線の中心VIが入るように規定している。こうすることにより全体の寸法を小さくすることが可能となる。
なお、螺旋や円弧以外の曲線のように相互作用光導波路13a、13bの位置とともに、曲率が変わる場合には一部の曲線の曲率半径、あるいは曲線の中心を用いて考えれば良い。また、ここで曲線の中心とはその曲率半径により描いた円弧(もしくは、円)の回転中心を意味している。
図2では進行波電極14に着目して示している。ここで、14aは中心導体、14b、14cは接地導体である。この図からわかるように、相互作用領域II、光導波路の交差部III、及び相互作用領域IVにわたって、中心導体14aが相互作用光導波路13bの上に形成されている。
次に、本実施形態により実現することのできる利点について考察する。相互作用領域IIと相互作用領域IVとの間にある接地導体14bの幅(図2中にGWと表記)は、中心導体14aと接地導体14bとのギャップ(15〜30μm)のたかだか数倍と小さいので、相互作用領域IIにおける円弧の曲率半径Rと相互作用領域IVにおける円弧の曲率半径Rとはほぼ等しい(つまり、R≒Rと近似できる)。つまり、曲率半径Rや曲率半径Rにより形成される相互作用領域が例えば360度の円から成っている場合、その長さ(相互作用長)はほぼ2πRと考えてよい。
図3には曲率半径Rが4mmの場合における相互作用長の全長Ltotalと円のターン数との関係を示す。なお、図中には図9や図13に示した従来技術での相互作用長の範囲(20〜40mm)も示している。図からわかるように、本実施形態のように円の曲率半径Rを4mmと小さくしても、1ターンで25.1mmの相互作用長となるので、本実施形態では従来技術の相互作用長はわずか0.8〜1.6ターンで実現できる。
よって、相互作用光導波路13a、13bが構成する円弧(あるいは、曲線)の中心角は250度以上、さらには図1のように360度以上、さらには多重のターンとすることが望ましい。そうすることによりLN光変調器のチップのサイズを大きくすることなく、相互作用長を自由に設定できるとともに、相互作用長の長さを著しく長くすることも可能となる。その結果、本発明の効果を著しく発揮できる。
つまり、前述のように円を多重のターンとしても各々の円の半径はほとんど変わらないので、極めて長い相互作用長を容易に実現できる。例えば5ターンとすることにより120mmもの長さの相互作用長を得ることが可能となる。この場合も円の曲率半径Rは4mmと小さいので、光変調器のチップのサイズも8.5mmx8.5mm、あるいは9mmx9mm程度と小さくて良い。
従来技術による光変調器のチップを用いて光変調器モジュールを製作するとその幅は12〜14mm強で長さは75〜100mm程度であった。従って、本発明の光変調器のチップを用いて光変調器モジュールを製作すると、従来技術による光変調器モジュールと幅はほぼ同じで、長さは12〜15mm程度と短くなり、従来技術による変調器のモジュールの長さと比較して約1/5〜1/7と大幅な小型化を図ることが可能となる。
さらに図3で説明したように、相互作用長が長くなれば駆動電圧に対して有利となるのでバッファ層を厚く設定できる。従って、容易に高周波電気信号と光との速度を整合(速度整合)することできる、特性インピーダンスを50Ωに近くできる、あるいは高周波電気信号の伝搬損失を小さくできるなどの利点が生じる。その上、中心導体14aと接地導体14b、14cとのギャップも広く設定できるので、特性インピーダンスをさらに50Ωに近くすることが可能となる、また高周波電気信号の伝搬損失もさらに小さくできる。
以上の結果、光変調器の性能が著しく向上し、低い駆動電圧で高速な光変調が可能となる。なお、交差部IIIのように光導波路同士が交差する箇所において生じる挿入損失の増加は0.2dB、あるいはそれ以下であるので大きな問題とはならない。
なお、以上の説明においては、円弧の曲率の半径は4mmとして説明したが、これは一例であってそれ以上でも良いし、逆に2mmあるいは3mm程度でも良い。そして、チップサイズはわずか4mmx4mm、あるいは6mmx6mm程度と小さいにもかかわらず従来にない高性能なLN光変調器を実現できる。
(第2の実施形態)
図4に本発明の第2の実施形態を示す。本実施形態では図1に示した第1の実施形態における光導波路の交差部III、即ち相互作用光導波路13a、13bの長さを同じにするために設けた光導波路の交差部は存在しない。前述のように、円の外側の相互作用光導波路13bは円の内側の相互作用光導波路13aよりも長くなる。そこで、進行波電極14を主眼として示した図5からわかるように、領域IXにおいて中心導体14aから出てくる電気力線が相互作用光導波路13bに作用しないように、中心導体14aを相互作用光導波路13bの直上からずらして配置している。これにより高周波電気信号と光が相互作用する長さを相互作用光導波路13aと13bにおいて等しくしている。こうすることにより、LN光変調器としての適切なチャープ特性を確保できる。
(第3の実施形態)
図6には本発明の第3の実施形態を示す。この実施形態では、相互作用領域IVの曲線の中心VIと相互作用領域IIの曲線の中心Vは一致しており、相互作用光導波路13a、13bの全体のパターンはこの曲線の中心VIとVに対して点対称な構造となっている。
こうすることにより、相互作用領域IIと相互作用領域IVにおける円弧の曲率半径Rと相互作用領域IVにおける円弧の曲率半径Rが等しくなり(R=R)、その結果、相互作用光導波路13a、13bの長さが等しくなる。
そして、相互作用光導波路13a、13bは互いに交差することはないので、光の挿入損失が最も低くなる。
また、この実施形態でも相互作用領域IVの曲線の中心VIは曲率半径Rで全周を描いた円の中に入っている、あるいは相互作用光導波路13a、13bで形づくられている曲線のうち、最小の曲率半径からなる曲線の円周上の中心X、XIの外側に、さらに曲線からなる相互作用光導波路13a、13bが存在するなどの本発明の特徴を有している。
なお、本発明の全ての実施形態について言えることであるが、出力光導波路13cは相互作用光導波路13a、13bと図6のように交差していなくても良いし、あるいは交差していても良いことは言うまでもない。
(第4の実施形態)
図7には本発明の第4の実施形態として、図1と図2に示した本発明の第1の実施形態を用いて電気的終端の搭載法を示す。ここで、15は光変調器モジュールの筐体である。16は進行波電極14に接続された電気的終端であり、17は金属板やメタライズした絶縁体板からなる搭載板である。電気的終端16は高周波電気信号をジュール熱に変換するので発熱する。そこで、z−カットLN基板1の上に搭載せずに、図7のように別体の搭載板17を設けることにより、その熱がz−カットLN基板1に伝わらないようにした。つまり、搭載板17は放熱板の役割も兼ねている。なお、搭載板17が進行波電極14を伝搬する高周波電気信号に影響しないように、搭載板17の裏面と進行波電極14の上面には例えばミリオーダーと充分な距離を設けている。
(第5の実施形態)
図8には本発明の第5の実施形態として、同じく図1と図2に示した本発明の第1の実施形態を用いて電気的終端16の別の搭載法を示す。ここで、絶縁体からなる搭載板18に形成した電気的線路19a、19b、19cを介して電気的終端16は進行波電極14と接続されている。この方法でも、電気的終端16において発生した熱はz−カットLN基板1に伝わることはなく、筐体15に放熱されている。なお、この第5の実施形態においても、搭載板18が進行波電極14を伝搬する高周波電気信号に影響しないように、搭載板18の裏面と進行波電極14の上面にはミリオーダーの充分な距離を設けている。
(各実施形態)
以上において光変調器を例にとり説明したが、本発明は光の入力、あるいは光の出力が2本以上の光導波路からなる光スイッチなど、その他の光変調デバイスにも適用可能である。また光導波路の形成法としてはTi熱拡散法の他にプロトン交換法など光導波路の各種形成法を適用できるし、バッファ層としてAl等のSiO以外の各種材料も適用可能である。
また、DCバイアス制御に使用するモニタPDへの放射光は例えば図1において、光導波路の合波部VIIIから放射される2つの放射光をLN基板の異なる辺から出射されるように設計しておけば、2つの放射光が互いに干渉することがないので安定したモニタリングが可能である。
また、z−カットLN基板について説明したが、x−カット、y−カット、あるいはそれらを混合したカットなどその他のカットのLN基板でも良いし、リチウムタンタレート基板、さらには石英基板、半導体基板などその他の基板でも良い。
以上の実施形態としては、リッジ構造を用いて説明した。その理由は、リッジ構造は光変調器としての性能が優れているだけでなく、ミリメートルオーダーの曲率半径で曲げても挿入損失の増加が極めて小さいからである。曲率を大きくしても良いのであれば、あるいは光導波路としてある程度の強い閉じ込めがあればリッジ構造でなくても良いことは言うまでもない。また、光は螺旋や円弧を形成する曲率の外側方向に放射され易いので、曲率の外側に対応する相互作用光導波路の少なくとも一部の基板をエッチングすることにより、いわば片側だけリッジ構造としても良いことは言うまでもない。また、相互作用光導波路の大部分を曲線として説明したが、曲線と直線の組み合わせとしても良いことは言うまでもない。
電極構成としては構造が対称なCPW電極を用いた構成について説明したが、構造が非対称なCPW電極でも良いし、さらには非対称コプレーナストリップ(ACPS)あるいは対称コプレーナストリップ(CPS)など、その他の構成でも良い。
さらに、本発明の適用範囲は電圧を印加して屈折率を変化させる、いわゆる誘電体や半導体における電気光学効果を用いて高速で動作する光変調器のみではない。電圧を印加することにより電流を流し、基板上に形成したヒータにより発熱させて、その熱で光導波路の屈折率を変える、いわゆる熱光学効果を用いた光デバイスにも適用可能である。こうした熱光学効果を用いた光デバイスとして、例えば石英光導波路(Planar Lightwave Circuit: PLC)がある。本発明を使用することにより、熱と光との相互作用長が長くなるので、低い発熱量で動作させることが可能となり、低電力化を達成できる。
以上のように、本発明により超小型化が達成できるとともに、相互作用長を長くとることが可能となるので、駆動電圧が低く、結果的に光変調帯域、特性インピーダンスなどについて大幅に改善された光変調器を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係わる光変調器を構成する光導波路の上面図 本発明の第1の実施形態に係わる光変調器を構成する電極の上面図 本発明の原理を説明する図 本発明の第2の実施形態に係わる光変調器を構成する光導波路の上面図 本発明の第2の実施形態に係わる光変調器を構成する電極の上面図 本発明の第3の実施形態に係わる光変調器を構成する光導波路の上面図 本発明の第4の実施形態に係わる光変調器を説明する図 本発明の第5の実施形態に係わる光変調器を説明する図 第1の従来技術の光変調器についての概略構成を示す斜視図 図9のA−A'における断面図 第2の従来技術の光変調器についての概略構成を示す断面図 第2の従来技術の動作原理を説明する図 第1と第2の従来技術の光変調器における問題点を説明する図 第1と第2の従来技術の光変調器のVπについて説明する図
符号の説明
1:z−カットLN基板(基板)
2、9:SiOバッファ層
3、13:マッハツェンダ光導波路(光導波路)
3a、3b、13a、13b:相互作用光導波路
13c:出力用光導波路
4、14:進行波電極(電極)
4a、14a:中心導体
4b、4c、14b、14c:接地導体
5:Si導電層
6:高周波(RF)電気信号給電線
7:高周波(RF)電気信号出力線
8a:中心導体4aの下のリッジ
8b:接地導体4bの下のリッジ
8c:接地導体4cの下のリッジ
10a、10b:リッジ間の空隙
12a、12b:電気力線
15:筐体
16:電気的終端
17、18:搭載板
、R:曲率半径
VI:中心

Claims (11)

  1. 基板と該基板に形成された光導波路と、電圧を印加するための電極とを備え、該光導波路は、該電極に電圧を印加することにより屈折率が変化する相互作用光導波路と、変調された光が出力される出力用光導波路とを有する光変調デバイスにおいて、
    前記相互作用光導波路が少なくとも2つの曲率半径の異なる曲線からなり、該曲率半径のうち最も大きな円を描いた場合に、該円の中に最も小さな曲率半径の円の中心が含まれていることを特徴とする光変調デバイス。
  2. 前記相互作用光導波路が2本の相互作用光導波路からなり、前記相互作用光導波路の屈折率が変化する部分の長さが互いに等しいことを特徴とする請求項1に記載の光変調デバイス。
  3. 前記2本の相互作用光導波路が互いに交差していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光変調デバイス。
  4. 前記2本の相互作用光導波路が互いに交差せず配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光変調デバイス。
  5. 前記相互作用光導波路で形成されている曲線のうち、最小の曲率半径からなる曲線の円周上の中心の外側に、前記相互作用光導波路が存在することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光変調デバイス。
  6. 前記出力用光導波路が前記相互作用光導波路と交差していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光変調デバイス。
  7. 前記出力用光導波路が前記相互作用光導波路と交差しないように配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光変調デバイス。
  8. 前記相互作用光導波路のパターンが、前記相互作用光導波路についてのパターンの全体の配置の中心に対して点対称であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光変調デバイス。
  9. 前記光導波路がマッハツェンダ光導波路を構成していることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の光変調デバイス。
  10. 前記相互作用光導波路の少なくとも一部がリッジ構造であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の光変調デバイス。
  11. 前記相互作用光導波路の近傍の少なくとも一箇所の基板が薄くなっていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の光変調デバイス。
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