JP2008223293A - 壁パネルの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばALC(軽量気泡コンクリート)パネル等の壁パネルの取付構造に係り、地震等による振動や風圧等の外力で係止プレートの端部や連結ボルトとの連結部に無理な力が掛かって変形したり、壁パネルがひび割れや破損するのを良好に防止する。
【解決手段】建物の梁材F1、F2等に、縦片と横片とからなる横長のアングル材1を取付け、壁パネルPに連結ボルト3を介して取付けた係止プレート5の一端をアングル材1の縦片1aに係合させて壁パネルを所定の位置に保持するものにおいて、係止プレート5の両側方のアングル材の縦片と壁パネルとの間に、間隔保持スペーサを介在させて係止プレートと壁パネルとの間に隙間Sを設け、係止プレート5の縦片と係合する端部5aと反対側の端部5bに折曲部51を設けて壁パネルに当接させると共に、その折曲部51と端部5aとの間の係止プレート5のほぼ中央部に連結ボルト3の一端を連結した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばALC(軽量気泡コンクリート)パネル等の壁パネルを建物の外壁や間仕切壁等として取付ける場合の取付構造に関する。
従来、ALCパネル等の壁パネルを建物の外壁や間仕切壁として取付ける場合の取付構造は種々提案されており、その1つとして建物の上下の梁材等にアングル材を取付け、そのアングル材にイナズマプレート等の係止プレートを介して壁パネルを揺動可能に取付けるようにしたものは知られている(例えば下記特許文献1参照)。
図7は上記のような係止プレートを用いた従来の壁パネルの取付構造の一例を示すもので、上下の梁材F1,F2に沿って、それぞれ縦片1aと横片1bとからなる横長のアングル材1を配置し、その両アングル材1・1間にALCパネル等の壁パネルPを取付けた構成である。上記各アングル材1は、それぞれボルト等の固着具または溶接等で上記梁材F1,F2に取付けるもので、図の場合は下側の梁材F2に埋設したインサートナット13に座付ボルト14を上下動可能にねじ込んで該ボルト14の座面14aに下側のアングル材1を載置固定し、上側のアングル材1は上側の梁材F1に埋設したインサートナット15にボルト16で取付けた構成である。
そして上記壁パネルPの上下部に埋設したアンカー2に、連結ボルト3およびナット4を介して係止プレート5を取付け、その各係止プレート5の一端5aを上記アングル材1の縦片1aに係合させて上記壁パネルPを所定の位置に保持させる構成である。なお、上下の係止プレート5,5のうち、いずれか一方、通常は下側の係止プレート5はアングル材1に溶接等で固着し、他方の係止プレート5はアングル材1に固着することなく、地震等の振動で上記壁パネルPの上部がアングル材1に沿って摺動もしくは揺動するのを許容する構成である。
特開2001−146802号公報
ところが、上記従来の壁パネルの取付構造では、地震等による振動や風圧等の外力が壁パネルPに加わった場合、特に壁パネルPがアングル材1の縦片1aと反対側に引っ張られるような力、すなわち壁パネルPが上記縦片1aから離れる方向(図7で左方)の力が作用した場合には、上記係止プレート5が連結ボルト3との連結部を中心に回動するような応力が作用する。それによって上記各係止プレート5の壁パネルPとの当接部、すなわち上記縦片1aと係合する側と反対側の端部には「てこの原理」によって壁パネルを強く押し付ける力が作用し、また各係止プレート5と連結ボルト3との連結部に無理な力が掛かって、その連結部が変形したり、壁パネルPにひび割れが生じて破損する等のおそれあった。
本発明は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、地震等による振動や風圧等の外力が作用した場合にも、その応力や衝撃を緩和して、係止プレート5の端部が壁パネルPに強く押し付けられたり、係止プレート5と連結ボルト3との連結部に無理な力が掛かって該連結部が変形したり、壁パネルPにひび割れが生じて破損するのを良好に防止することのできる壁パネル取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明による壁パネルの取付構造は、以下の構成としたものである。即ち、建物の梁材等に、縦片と横片とからなる横長のアングル材を取付け、壁パネルに連結ボルトを介して取付けた係止プレートの一端を上記アングル材の縦片に係合させて上記壁パネルを所定の位置に保持させるようにした壁パネルの取付構造において、上記係止プレートの両側方のアングル材の縦片と壁パネルとの間に、間隔保持スペーサを介在させて上記係止プレートと壁パネルとの間に隙間を設け、上記係止プレートの上記縦片と係合する側と反対側の端部に折曲部を設けて壁パネルに当接させると共に、その折曲部と上記縦片に係合する端部との間の係止プレートのほぼ中央部に上記連結ボルトの一端を連結したことを特徴とする。
また本発明による壁パネルの取付構造は、建物の上下の梁材等に、縦片と横片とからなる上下一対の横長のアングル材を取付け、その両アングル材間に配置される壁パネルの上下両端部付近に連結ボルトを介して取付けた係止プレートの一端を上記各アングル材の縦片に係合させて上記壁パネルを所定の位置に保持させるさせるようにした壁パネルの取付構造において、上記各係止プレートの両側方のアングル材の縦片と壁パネルとの間に、間隔保持スペーサを介在させて上記各係止プレートと壁パネルとの間に隙間を設け、上記各係止プレートの上記縦片と係合する側と反対側の端部に折曲部を設けて壁パネルに当接させると共に、その各折曲部と上記縦片に係合する端部との間の各係止プレートのほぼ中央部に上記各連結ボルトの一端を連結したことを特徴とする。
上記のように本発明による壁パネルの取付構造は、係止プレートの両側方のアングル材の縦片と壁パネルとの間に、間隔保持スペーサを介在させて上記係止プレートと壁パネルとの間に隙間を設け、上記係止プレートの上記縦片と反対側の端部に折曲部を設けて壁パネルに当接させると共に、その折曲部と上記縦片に係合する端部との間の係止プレートのほぼ中央部に上記連結ボルトの一端を連結固定したことによって、例えば風圧や地震などの外力が上記壁パネルに加わった場合にも、その応力や衝撃が上記係止プレートと壁パネルとの間に設けた隙間によって弾力的に緩和され、係止プレートが壁パネルに強く押し付けられたり、係止プレートと連結ボルトとの連結部に無理な力が作用して該連結部が変形したり、パネルにひび割れが生じて破損するのを良好に防止することが可能となる。
また、上記のように壁パネルと係止プレートとの間に隙間を設けたことによって、壁パネルと係止プレートとの接触抵抗が軽減され、例えば地震等の振動で壁パネルが上記連結ボルトを中心に揺動する際にも円滑に揺動して地震等による振動や衝撃を良好に緩和することができる。さらに例えば地震や風圧等による建物の層間変形で壁パネルに面外方向の力が作用した場合には、上記連結ボルトを介して係止プレートに作用する応力は、前記従来のように壁パネルを係止プレートに密着させて取付けた場合に比べて小さくできると共に、上記係止プレートは、アングル材に対する取付位置と、壁パネルとの当接位置との間隔が大きいので弾性変形し易く、上記の層間変形で壁パネルに面外方向の大きな力が作用した場合にも上記係止プレートは良好に追従変形して上記の応力を軽減できるので耐震性や耐久性を大幅に向上させることができる等の効果がある。
以下、本発明による壁パネルの取付構造を図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は本発明による壁パネルの取付構造の一実施形態を示す縦断面図、図2はその一部の斜視図、図3(a)は図1の一部の拡大図、同図(b)は間隔保持スペーサ装着部の縦断面図、図4(a)は上記取付構造の要部の拡大斜視図、同図(b)はその分解斜視図である。なお、前記図7と同様の機能を有する部材には同一の符号を付して説明する。
本実施形態による壁パネルの取付構造は、前記従来例と同様に、縦片1aと横片1bとからなる横長のアングル材1を上下の梁材F1,F2に沿って配置し、その両アングル材1・1間にALCパネル等の壁パネルPを取付けた構成である。上記各アングル材1は、図の場合は上記梁材F1,F2に埋設した金属製の補強材11,12にそれぞれ溶接等で取付けた構成であり、下側のアングル材1の横片1b上に平プレート6を介して上記壁パネルPが載置されている。
上記壁パネルPの上下部には、前記従来例と同様にそれぞれアンカー2が埋設され、その各アンカー2に連結ボルト3を介して取付けた係止プレート5の一端5aを、上記アングル材1の縦片1aに係合させて上記壁パネルPを所定の位置に保持させる構成である。なお、上記実施形態においては上記各アンカー2に係止プレート5を取付ける手段として連結ボルト3のみを用いたが前記従来例と同様に連結ボルト3とナット4とを用いてもよい。
以上の構成は前記従来例とほぼ同様であり、本発明においては図2および図4に示すように上記係止プレート5の両側方のアングル材1の縦片1aと壁パネルPとの間に間隔保持スペーサ7を介在させて上記係止プレート5と壁パネルPとの間に図3(a)のように隙間Sを設けると共に、上記係止プレート5の縦片1aと係合する端部5aと反対側の端部5bに折曲部51を設け、その折曲部51を壁パネルPに当接させると共に、その折曲部51と上記端部5aとの間の係止プレート5のほぼ中央部に上記連結ボルト3の一端を連結したものである。
なお、上記図2〜図4は壁パネルPの下部の取付構造のみを示したが、壁パネルPの上部の取付構造もほぼ同様に構成されている。ただし、アングル材1と係止プレート5および間隔保持スペーサ7は上下逆向きに配置される。また、壁パネルPの上面と上側のアングル材1との間には、通常前記のような平プレート6は介在されることなく、耐火目地材8等が充填される。さらに壁パネルPと上下の梁材F1,F2との間には、バックアップ材9またはシーリング材もしくはその両方が介在される。
上記間隔保持スペーサ7の構成は適宜であるが、本実施形態においては図3(b)および図5に示すように薄い金属板を断面逆U字状に屈曲させて、その対向片71・72間にアングル材1の縦片1aを挿入するようにしたもので、それによって上記間隔保持スペーサ7をアングル材1の任意の位置に係合保持させることができる。また上記間隔保持スペーサ7の上記アングル材1と壁パネルPとの間に介在される対向片71には、壁パネルP側に突出する突部71aを設けることによって、上記係止プレート5と壁パネルPとの間に所定間隔の隙間Sが形成されるようにしたもので、上記突部71aの高さ寸法を適宜変更することによって、上記の隙間Sの大きさ(間隔)を任意に変更することができる。図中、72aは上記間隔保持スペーサ7を縦片1aに挿入する際の挿入ガイド用の折曲部である。
上記のようにアングル材1と壁パネルPとの間に間隔保持スペーサ7を介在させたことによって、図1および図3(a)に示すように係止プレート5と壁パネルPとの間に隙間Sを設け、上記係止プレート5の上記縦片1aと係合する側と反対側の端部に折曲部51を設けて壁パネルPに当接させると共に、その折曲部51と上記縦片1aに係合する端部5aとの間の係止プレート5のほぼ中央部に上記連結ボルト3の一端を連結したから、例えば風圧や地震などの外力が上記壁パネルPに加わった場合にも、その壁パネルPと、それを係止する係止プレート5との間に設けた上記の隙間Sによって係止プレート5や連結ボルト3に作用する応力や荷重を軽減することができると共に、上記壁パネルPの連結ボルト挿通部に無理な力が作用してパネルPにひび割れが生じたり破損するのを防止することができる。
また上記のように壁パネルPと係止プレート5との間に隙間Sを設けたことによって、壁パネルPと係止プレート5との接触抵抗が軽減され、例えば地震等の振動で壁パネルPが連結ボルト3を中心に揺動する際にも円滑に揺動して地震等による振動や衝撃を良好に緩和することができる。さらに例えば地震や風圧等による建物の層間変形で壁パネルに面外方向の力が作用した場合には、上記連結ボルト3を介して係止プレート5に作用する応力は、前記従来のように壁パネルPを係止プレート5に密着させて取付けた場合に比べて小さくできると共に、上記係止プレート5は、アングル材1に対する取付位置と、壁パネルPとの当接位置との間隔が大きいので弾性変形し易く、上記の層間変形で壁パネルPに面外方向の大きな力が作用した場合にも良好に追従変形して上記の応力を軽減できるので耐震性や耐久性を大幅に向上させることができるものである。
なお、上記壁パネルPに係止プレート5を連結固定するための連結ボルト3は、それぞれ壁パネルPに形成した孔h内に挿入したアンカー2の雌ねじ穴(不図示)にねじ込んで固定するようにしたもので、図の場合は上記各アンカー2を挿入する孔hを、壁パネルPの上下両端部における側方の長尺小口面から横方向に形成したが、短尺小口面から縦方向に形成してもよい。或いは上記のようなアンカー2を、壁パネルPを製造する際に予めパネル内に埋設しておくようにしてもよい。また上記係止プレート5には、それぞれ連結ボルト3を挿通するためのボルト通し孔50が設けられ、それらのボルト通し孔50は図示例においては上下方向に長い長孔状に形成されている。
上記係止プレート5の構成は適宜であるが、その構成例および変更例を図6に基づいてまとめて説明する。図6(a)および(b)はいずれも係止プレート5の前記縦片1aと係合する端部5aと反対側の端部5bに階段状の折曲部51を形成したもので、その折曲部51から係止プレート5の中央部に至る部分を、同図(a)は傾斜面に形成した例、同図(b)は上記折曲部51および係止プレート5の中央部に対してほぼ直角に折り曲げた例である。上記図6(a)の折曲部51の先端部には、必要に応じて同図(c)のように折返し部51aを設けるようにしてもよい。同図(b)についても同様である。
上記図1の実施形態は、壁パネルPの上部と下部の両方の取付構造に本発明を適用したが、上部と下部のいずれか一方にのみに本発明を適用してもよい。また上下の係止プレート5,5のうち、いずれか一方、例えば下側の係止プレート5は前記従来例と同様にアングル材1に溶接等で固着し、他方の係止プレート5はアングル材1に固着することなく、地震等の振動で上記壁パネルPの上部がアングル材1に沿って摺動もしくは揺動するのを許容するようにしてもよい。
さらに上記実施形態の間隔保持スペーサ7は、薄い金属板を断面逆U字状に形成して、その対向片71・72間にアングル材1の縦片1aを挿入する構成とし、そのアングル材1と壁パネルPとの間に介在される対向片71に突部71aを設けるようにしたが、上記縦片1aと壁パネルPとの間に、単に所定厚さの金属板等を介在させるだけでもよく、また所定厚さの金属板を断面逆U字状に形成して上記縦片1aに係合させる構成とし、その金属板の厚さに対応した間隔の隙間Sが上記係止プレート5と壁パネルPとの間に形成されるようにしてもよい。
上記のように本発明による壁パネルの取付構造は、建物の梁材F1,F2等に、縦片1aと横片1bとからなる横長のアングル材1を取付け、壁パネルPに連結ボルト3を介して取付けた係止プレート5の一端を上記アングル材1の縦片1aに係合させて上記壁パネルPを所定の位置に保持させるようにした壁パネルの取付構造において、上記係止プレート5の両側方のアングル材1の縦片1aと壁パネルPとの間に、間隔保持スペーサ7を介在させて上記係止プレート5と壁パネルPとの間に隙間Sを設け、上記係止プレート5の縦片1aと係合する端部5aと反対側の端部5bに折曲部51を設けて壁パネルPに当接させると共に、その折曲部51と上記端部5aとの間の係止プレート5のほぼ中央部に上記連結ボルト3の一端を連結するようにしたから、例えば風圧や地震などの外力が壁パネルPに加わった場合にも、その壁パネルPと係止プレート5との間に設けた隙間Sによって係止プレート5や連結ボルト3に作用する応力や荷重を軽減することができると共に、上記壁パネルPの連結ボルト挿通部に無理な力が作用してパネルにひび割れが生じたり破損するのを防止することができる。その結果、耐震性や耐久性を大幅に向上させることが可能となるもので、上記のような構成ならびに作用効果は、ALCパネルに限らず他の各種の壁パネルに適用した場合も同様であり、産業上も有効に利用できるものである。
本発明による壁パネルの取付構造の一実施形態を示す縦断面図。 上記取付構造の一部の斜視図。 (a)は図1の一部の拡大図、(b)は間隔保持スペーサ装着部の縦断面図。 (a)は上記取付構造の要部の拡大斜視図、(b)はその分解斜視図。 (a)は間隔保持スペーサの拡大斜視図、(b)はその間隔保持スペーサをアングル材に装着した状態の断面図。 (a)および(b)は係止プレートの構成例を示す斜視図。 従来の壁パネル取付構造の一例を示す縦断面図。
符号の説明
F1、F2 梁材
P 壁パネル
1 アングル材
1a 縦片
1b 横片
2 アンカー
3 連結ボルト
5 係止プレート
5a、5b 端部
51 折曲部
7 間隔保持スペーサ
71、72 対向片

Claims (3)

  1. 建物の梁材等に、縦片と横片とからなる横長のアングル材を取付け、壁パネルに連結ボルトを介して取付けた係止プレートの一端を上記アングル材の縦片に係合させて上記壁パネルを所定の位置に保持させるようにした壁パネルの取付構造において、上記係止プレートの両側方のアングル材の縦片と壁パネルとの間に、間隔保持スペーサを介在させて上記係止プレートと壁パネルとの間に隙間を設け、上記係止プレートの縦片と係合する側と反対側の端部に折曲部を設けて壁パネルに当接させると共に、その折曲部と上記縦片に係合する端部との間の係止プレートのほぼ中央部に上記連結ボルトの一端を連結したことを特徴とする壁パネルの取付構造。
  2. 建物の上下の梁材等に、縦片と横片とからなる横長のアングル材を取付け、その両アングル材間に配置される壁パネルの上下両端部付近に連結ボルトを介して取付けた係止プレートの一端を上記各アングル材の縦片に係合させて上記壁パネルを所定の位置に保持させるさせるようにした壁パネルの取付構造において、上記各係止プレートの両側方のアングル材の縦片と壁パネルとの間に、間隔保持スペーサを介在させて上記各係止プレートと壁パネルとの間に隙間を設け、上記各係止プレートの上記縦片と係合する側と反対側の端部に折曲部を設けて壁パネルに当接させると共に、その各折曲部と上記縦片に係合する端部との間の各係止プレートのほぼ中央部に上記各連結ボルトの一端を連結したことを特徴とする壁パネルの取付構造。
  3. 上記間隔保持スペーサは、薄い金属板を断面逆U字状に屈曲形成して上記アングル材の縦片に挿入係合させる構成とし、その間隔保持スペーサの少なくとも壁パネルとの当接面側に突部を設けてなる請求項1に記載の壁パネルの取付構造。
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