JP2008220577A - 洗米機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 洗米装置を各炊飯器側へ回動させて、炊飯器配置空間以外に余分な空間を不要にする。
【解決手段】 炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とを備える。前記炊飯器Sを載置台2上に複数台載置し、前記洗米装置4を各炊飯器Sに対向すべく支持体3に縦軸5を介して回動可能に支持された回動アーム6に装着する。
【選択図】図1
【解決手段】 炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とを備える。前記炊飯器Sを載置台2上に複数台載置し、前記洗米装置4を各炊飯器Sに対向すべく支持体3に縦軸5を介して回動可能に支持された回動アーム6に装着する。
【選択図】図1
Description
本発明は、1台の洗米装置から複数台の炊飯器に米を投入可能にした洗米機に関する。
この種の従来技術においては、例えば、特許文献1に開示されているように、上下二段の載置台を設け、炊飯器2個或いは炊飯器1個と内釜1個或いは内釜2個の三種類の組み合わせの受入容器を搭載可能な架台を洗米手段の下方に複数設けて、洗浄した米と炊飯用水とを下段の容器に投入する時は移動可能な案内筒体を使用し、載置台も固定とスライドを備え、洗米手段、案内筒体及び載置台等の取付高さを調節可能とし、高さの異なる受入容器や載置台の組み合わせに対応して最適の高さに容易に切り換えることができ、洗米手段はパック米対応と自動計量給米対応を揃え、洗米手段を複数備えることを可能とするように各機能をユニット化し組合せにより種々のニーズに対応可能としている(公開公報要約)。
特開平10−286177公報
前記従来技術においては、洗米手段の下方の架台上に複数台の炊飯器に米を投入可能であるが、洗米手段が不動であるのに対して、炊飯器を洗米手段の直下へ出し入れするため、炊飯器が2個であっても出すための空間を2箇所に確保しなくてはならなく、広い占有面積を必要としている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした洗米機を提供することを目的とする。
本発明は、複数台の炊飯器を不動に配置して、洗米装置を各炊飯器側へ回動するように構成することにより、炊飯器配置空間以外に余分な空間を不要にできるようにした洗米機を提供することを目的とする。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした洗米機を提供することを目的とする。
本発明は、複数台の炊飯器を不動に配置して、洗米装置を各炊飯器側へ回動するように構成することにより、炊飯器配置空間以外に余分な空間を不要にできるようにした洗米機を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とが備えられた洗米機において、
前記炊飯器Sは載置台2上に複数台載置され、前記洗米装置4は各炊飯器Sに対向すべく支持体3に縦軸5を介して回動可能に支持された回動アーム6に装着されていることである。
第1に、炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とが備えられた洗米機において、
前記炊飯器Sは載置台2上に複数台載置され、前記洗米装置4は各炊飯器Sに対向すべく支持体3に縦軸5を介して回動可能に支持された回動アーム6に装着されていることである。
第2に、前記支持体3と回動アーム6との間に、洗米装置4を各炊飯器Sに対向する米投入位置Aと洗米装置4を炊飯器S間に対向する中間位置Bとの内、少なくとも米投入位置Aに位置設定する位置決め機構7が設けられていることである。
第3に、前記洗米装置4と連通する給水ホース11及び排水ホース12が、前記縦軸5の下方で支持体3内に挿通されていることである。
第4に、前記洗米装置4は洗米槽13の下部の排水ジャケット14に、炊飯器Sからの熱を遮断する遮熱板15が着脱自在に設けられていることである。
第3に、前記洗米装置4と連通する給水ホース11及び排水ホース12が、前記縦軸5の下方で支持体3内に挿通されていることである。
第4に、前記洗米装置4は洗米槽13の下部の排水ジャケット14に、炊飯器Sからの熱を遮断する遮熱板15が着脱自在に設けられていることである。
第5に、前記炊飯器Sは縦軸5から等距離の位置に2台配置されており、炊飯器Sは本体S1に蓋体S2が枢着され、枢着部S3と反対側に蓋止め部S4が設けられ、かつ蓋止め部S4寄りの側面にディスプレイ部S5が設けられており、一方の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機側面側に配置し、他方の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機背面側に配置していることである。
第6に、前記炊飯器Sは本体S1に蓋体S2が着脱自在に設けられていることである。
第6に、前記炊飯器Sは本体S1に蓋体S2が着脱自在に設けられていることである。
前記構成の洗米機は、洗米装置4を装着した回動アーム6を支持体3に対して回動することにより、洗米装置4を載置台2上の複数台の炊飯器Sに対向させることが可能となり、炊飯器Sを洗米装置4下方から引き出すための余分な空間が不要である。
洗米装置4は位置決め機構7によって、各炊飯器Sに対向する米投入位置Aに位置設定することができ、洗米装置4を炊飯器S間に対向する中間位置Bに位置設定することも可能である。
洗米装置4と連通する給水ホース11及び排水ホース12は、縦軸5の下方で支持体3内に挿通することにより、回動アーム6を回動しても大きく振れたり、周囲物と摺接したりすることが少なくできる。
洗米装置4は位置決め機構7によって、各炊飯器Sに対向する米投入位置Aに位置設定することができ、洗米装置4を炊飯器S間に対向する中間位置Bに位置設定することも可能である。
洗米装置4と連通する給水ホース11及び排水ホース12は、縦軸5の下方で支持体3内に挿通することにより、回動アーム6を回動しても大きく振れたり、周囲物と摺接したりすることが少なくできる。
洗米装置4の排水ジャケット14に遮熱板15を設けることにより、炊飯器Sから洗米槽13へ至る熱を遮断することができる。
なお、この遮熱板15は折り畳み式又は昇降式に構成して、洗米装置4を炊飯器Sの上方から外れた位置にあるときに、上方側へ折り畳み又は上昇させておくようにしてもよい。
炊飯器Sは本体S1に蓋体S2が枢着され、枢着部S3と反対側に蓋止め部S4が設けられ、かつ蓋止め部S4寄りの側面にディスプレイ部S5が設けられた炊飯器Sを2台使用する場合、一方の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機側面側に配置し、他方の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機背面側に配置することにより、前記2台の炊飯器Sを同一のものを使用しても、開放した蓋体S2に洗米装置4が当たらないようにできる。
なお、この遮熱板15は折り畳み式又は昇降式に構成して、洗米装置4を炊飯器Sの上方から外れた位置にあるときに、上方側へ折り畳み又は上昇させておくようにしてもよい。
炊飯器Sは本体S1に蓋体S2が枢着され、枢着部S3と反対側に蓋止め部S4が設けられ、かつ蓋止め部S4寄りの側面にディスプレイ部S5が設けられた炊飯器Sを2台使用する場合、一方の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機側面側に配置し、他方の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機背面側に配置することにより、前記2台の炊飯器Sを同一のものを使用しても、開放した蓋体S2に洗米装置4が当たらないようにできる。
本体S1に蓋体S2が着脱自在に設けられている炊飯器Sは、2台でも3台でも、蓋体S2と洗米装置4の干渉を考慮せずに配置しておける。
本発明によれば、複数台の炊飯器を使用して洗米装置からの米を投入するのに、炊飯器配置空間以外に余分な空間を不要にでき、洗米機の占有面積を小さくできる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜9において、洗米機1は、米を洗米すると共にこの米を水加減水と共に排出するまでを自動で行う自動洗米機であり、パックに詰められた米を供給して洗米することを可能としたパック米対応機でもある。
洗米機1は大別して、炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とが備えられている。
図1〜9において、洗米機1は、米を洗米すると共にこの米を水加減水と共に排出するまでを自動で行う自動洗米機であり、パックに詰められた米を供給して洗米することを可能としたパック米対応機でもある。
洗米機1は大別して、炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とが備えられている。
載置台2は2台の炊飯器Sを左右に並べて載置するテーブル部21と、このテーブル部21の背部で立ち上がっている内部空洞の衝立部22とを有する。前記炊飯器Sはテーブル部21の上面に取り付け具23を介して固定されている。なお、炊飯器Sはテーブル部21に固定せずに載置するだけでもよい。
前記炊飯器Sは、加熱部を備えかつ内釜を収納可能な本体S1と、この本体S1の上部周囲に枢着部S3を介して枢着されかつ蓋止め部S4を介して閉鎖される蓋体S2とを有し、本体S1の側面にはディスプレイ部S5が設けられている。
前記炊飯器Sは、加熱部を備えかつ内釜を収納可能な本体S1と、この本体S1の上部周囲に枢着部S3を介して枢着されかつ蓋止め部S4を介して閉鎖される蓋体S2とを有し、本体S1の側面にはディスプレイ部S5が設けられている。
前記枢着部S3と蓋止め部S4とは本体S1の上部周囲に180度偏位した位置、即ち、反対位置に配置されており、ディスプレイ部S5は枢着部S3と蓋止め部S4との間の中央ではなく、蓋止め部S4寄りに配置されており、人が右手で蓋体S2を開閉する状態に炊飯器Sを配置したときにディスプレイ部S5が見易いようになっている。
図2〜7において、載置台2上に載置された2台の炊飯器Sは、一方(右側)の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機(洗米機)前面中央側に向けて枢着部S3を機側面側に配置し、他方(左側)の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機背面側に配置している。このように配置することにより、前記2台の炊飯器Sを同一のものを使用しても、開放した蓋体S2に洗米装置4が当たらない。
図2〜7において、載置台2上に載置された2台の炊飯器Sは、一方(右側)の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機(洗米機)前面中央側に向けて枢着部S3を機側面側に配置し、他方(左側)の炊飯器Sはディスプレイ部S5を機前面中央側に向けて枢着部S3を機背面側に配置している。このように配置することにより、前記2台の炊飯器Sを同一のものを使用しても、開放した蓋体S2に洗米装置4が当たらない。
前記炊飯器Sとしては、本体S1に蓋体S2が着脱自在に設けられているものもある。そのような炊飯器Sを使用する場合は、蓋体S2と洗米装置4の干渉を考慮せずに配置することができ、全ての炊飯器Sを前記右側炊飯器Sのように、正面から見て、枢着部S3を右側に、ディスプレイ部S5を左側にして配置しておける。
前記支持体3は、断面角筒形状部材をテーブル部21の左右方向中央の上面から衝立部22の前面に沿って立設しており、その上部で洗米装置4を支持している。この支持体3の上部には縦軸5を上下で支持する軸受部24が設けられている。
前記支持体3は、断面角筒形状部材をテーブル部21の左右方向中央の上面から衝立部22の前面に沿って立設しており、その上部で洗米装置4を支持している。この支持体3の上部には縦軸5を上下で支持する軸受部24が設けられている。
前記洗米装置4の背面には回動アーム6が固定されており、この回動アーム6の後端部が前記軸受部24内に配置されて縦軸5によって回動可能に支持されている。回動アーム6は洗米装置4を2台の炊飯器Sに対向できるように縦軸5の周りに90度前後回動可能であり、各炊飯器Sに洗米装置4を対向した位置が米投入位置A(図3、4に示す)となり、洗米装置4から炊飯器Sへの米の投入が可能になる。
洗米装置4は前記米投入位置Aにあるとき洗米機1の正面から見て斜め向きとなり、その姿勢でも洗米装置4への米の供給は可能であるが、米供給時には洗米装置4を前向きにしておく方が作業が容易になる。
洗米装置4は前記米投入位置Aにあるとき洗米機1の正面から見て斜め向きとなり、その姿勢でも洗米装置4への米の供給は可能であるが、米供給時には洗米装置4を前向きにしておく方が作業が容易になる。
炊飯器Sが2台の場合、載置台2の左右方向中央が中間位置Bとなり、この中間位置Bにあるとき、洗米装置4は炊飯器S間に対向しかつ前向きとなり、米の供給が容易になるとともに、洗米装置4の操作もし易くなる。
前記洗米装置4は各位置で位置決めすることが好ましく、特に米投入位置Aでは洗米装置4の不本意な回動を規制することが好ましい。そのために支持体3と回動アーム6との間に位置決め機構7が設けられている。
前記位置決め機構7は、図3、4、8、9に示すように、回動アーム6の下側で支持体3の上部に固定の位置決め部材25と、回動アーム6に設けられた係合体26とを有する。前記位置決め部材25は縦軸5を中心とする円弧縁に2つの係合凹部25aと中央の係合凹部25bとが形成されており、これら係合凹部25a、25bに前記係合体26が係脱可能になっている。
前記洗米装置4は各位置で位置決めすることが好ましく、特に米投入位置Aでは洗米装置4の不本意な回動を規制することが好ましい。そのために支持体3と回動アーム6との間に位置決め機構7が設けられている。
前記位置決め機構7は、図3、4、8、9に示すように、回動アーム6の下側で支持体3の上部に固定の位置決め部材25と、回動アーム6に設けられた係合体26とを有する。前記位置決め部材25は縦軸5を中心とする円弧縁に2つの係合凹部25aと中央の係合凹部25bとが形成されており、これら係合凹部25a、25bに前記係合体26が係脱可能になっている。
前記係合体26はスプリング等の付勢手段で位置決め部材25に弾圧するか、またはピンの外周に弾性コロを設けてその弾性変形で係合凹部25a、25bに係脱するかしており、係合体26が係合凹部25aに係合したとき、洗米装置4及び回動アーム6は米投入位置Aに保持され、係合体26が係合凹部25bに係合したとき、洗米装置4及び回動アーム6は米の投入に寄与しない前記中間位置Bに保持される。
洗米装置4は、図1に示すように、回動アーム6の先端に固定の基板31と、この基板30の下面側に固定された洗米槽13と、この洗米槽13内に洗米水及び水加減水を供給する給水機構32と、洗米槽13内の米及び水を攪拌する撹拌機構33と、洗米槽13の下部の排米弁34を開閉する排米弁機構35と、洗米槽13内の洗米水を排水する排水機構36とを備えている。
洗米装置4は、図1に示すように、回動アーム6の先端に固定の基板31と、この基板30の下面側に固定された洗米槽13と、この洗米槽13内に洗米水及び水加減水を供給する給水機構32と、洗米槽13内の米及び水を攪拌する撹拌機構33と、洗米槽13の下部の排米弁34を開閉する排米弁機構35と、洗米槽13内の洗米水を排水する排水機構36とを備えている。
前記洗米槽13は樹脂で上部は円筒形状に、下部は円錐形状にそれぞれ形成され、下端部は円筒形状の排水ジャケット14が形成されており、上部の後半が基板31の下面に装着され、上部の前半は米供給口13aとなっている。
基板31の上側は頭部ケース37によって覆われ、この頭部ケース37にコントロールパネル38が設けられ、前記米供給口13aを塞ぐ開閉カバー39も枢着されている。
給水機構32は、水道に接続される給水ホース11、この給水ホース11から洗米槽13の背面を通って頭部ケース37内に至る給水管路41、この給水管路41に設けられた電磁開閉弁(図示せず)及び給水管路41の先端で基板31の下面に設けられた散水部材42等を有する。
基板31の上側は頭部ケース37によって覆われ、この頭部ケース37にコントロールパネル38が設けられ、前記米供給口13aを塞ぐ開閉カバー39も枢着されている。
給水機構32は、水道に接続される給水ホース11、この給水ホース11から洗米槽13の背面を通って頭部ケース37内に至る給水管路41、この給水管路41に設けられた電磁開閉弁(図示せず)及び給水管路41の先端で基板31の下面に設けられた散水部材42等を有する。
前記給水ホース11は洗米装置4側から回動アーム6の下方を通って支持体3内に延設されており、支持体3内では縦軸5の略直下で軸芯に沿って位置していて、回動アーム6が回動しても前後左右に可及的に振れないようになっている。
撹拌機構33は撹拌部材43が基板31に縦軸周り回転自在に支持され、この撹拌部材43を回転駆動するモータ44が頭部ケース37内に設けられている。
排米弁機構35は排水ジャケット14内の排水口を開閉する排米弁34と、この排米弁34を下端に設けていて前記撹拌部材43を貫通している弁棒45と、頭部ケース37内に配置されていて前記弁棒45を昇降して排米弁34を開閉動作させる弁駆動手段46とを有する。
撹拌機構33は撹拌部材43が基板31に縦軸周り回転自在に支持され、この撹拌部材43を回転駆動するモータ44が頭部ケース37内に設けられている。
排米弁機構35は排水ジャケット14内の排水口を開閉する排米弁34と、この排米弁34を下端に設けていて前記撹拌部材43を貫通している弁棒45と、頭部ケース37内に配置されていて前記弁棒45を昇降して排米弁34を開閉動作させる弁駆動手段46とを有する。
排水機構36は、排水ジャケット14の斜め後方に配置された排水ボックス47に、排水ジャケット14と接続された排水管48と、洗米槽13の上部と接続されたオーバフロー管49と、排水を外部へ放出する排水ホース12とが接続されている。
前記排水ホース12は排水ボックス47から回動アーム6の下方を通って縦軸5の下方の支持体3内に延設され、さらに載置台2の衝立部22で下方へ延設されており、衝立部22内では縦軸5の軸芯延長線に近い位置に配置されていて、回動アーム6が回動しても前後左右の振れを少なくなるようにしている。
前記排水ホース12は排水ボックス47から回動アーム6の下方を通って縦軸5の下方の支持体3内に延設され、さらに載置台2の衝立部22で下方へ延設されており、衝立部22内では縦軸5の軸芯延長線に近い位置に配置されていて、回動アーム6が回動しても前後左右の振れを少なくなるようにしている。
前記排水ジャケット13は炊飯器Sの蓋体S2の上方近傍高さに位置しており、炊飯器Sからの熱を遮断する遮熱板15が着脱自在に設けられている。この遮熱板15は鉄板又は樹脂板で形成され、その前後部は上向き傾斜されており、洗米装置4を回動しても炊飯器Sの蓋体S2と干渉しない形状であり、かつ炊飯器Sからの熱及び蒸気が洗米槽13に至るのを遮断する形状となっている。
次に、前記洗米機1の洗米動作を図10に基づいて説明する。
左側(又は右側)の炊飯器Sを使用する場合、洗米装置4を中央位置から一旦反対の右側(又は左側)の炊飯器S上方(右米投入位置A)へ移動し(ステップ1)、上方空間があいた左側(又は右側)の炊飯器Sの蓋体S2を開放する(ステップ2)。
次に、前記洗米機1の洗米動作を図10に基づいて説明する。
左側(又は右側)の炊飯器Sを使用する場合、洗米装置4を中央位置から一旦反対の右側(又は左側)の炊飯器S上方(右米投入位置A)へ移動し(ステップ1)、上方空間があいた左側(又は右側)の炊飯器Sの蓋体S2を開放する(ステップ2)。
次に、洗米装置4を洗米機1の前面中央位置である炊飯器S間に対向する中間位置Bに配置して、位置決め機構7でその位置を保持させる(ステップ3)。この状態でコントロールパネル38の電源を投入し(ステップ4)、開閉カバー39を開いて(ステップ5)パックに詰められた米を洗米槽13に供給する(ステップ6)。前記開閉カバー39を閉じた後に(ステップ7)、コントロールパネル38にて炊飯器Sに投入する米の量を設定する(ステップ8)。
米供給完了後に、蓋体S2が開放されている左側(又は右側)の炊飯器Sの上方へ洗米装置4を回動し(ステップ9)、位置決め機構7によって米投入位置Aに保持させる。その後、コントロールパネル38のスタートボタンを押して(ステップ10)、洗米装置4に洗米から排米までの自動運転を開始させる(ステップ11)。
米供給完了後に、蓋体S2が開放されている左側(又は右側)の炊飯器Sの上方へ洗米装置4を回動し(ステップ9)、位置決め機構7によって米投入位置Aに保持させる。その後、コントロールパネル38のスタートボタンを押して(ステップ10)、洗米装置4に洗米から排米までの自動運転を開始させる(ステップ11)。
洗米装置4の自動運転が開始すると、まず洗米工程が開始される。洗米工程では、給水機構32によって洗米槽13に水洗い用の水が給水され、撹拌機構33の攪拌部材43が回転して米を攪拌しながら水洗いをする。
洗米工程が終了すると、必要な水加減水が洗米槽13に供給され、排米弁機構35を介して排米弁34が開き、洗米槽13内の米と水加減水とが炊飯器Sの内釜内に投入される。
左側(又は右側)の炊飯器Sへの米投入が完了すると、洗米装置4を反対の右側(又は左側)の炊飯器S上方(右米投入位置A)へ移動し(ステップ12)、左側(又は右側)の炊飯器Sの蓋体S2を閉鎖する(ステップ13)。
洗米工程が終了すると、必要な水加減水が洗米槽13に供給され、排米弁機構35を介して排米弁34が開き、洗米槽13内の米と水加減水とが炊飯器Sの内釜内に投入される。
左側(又は右側)の炊飯器Sへの米投入が完了すると、洗米装置4を反対の右側(又は左側)の炊飯器S上方(右米投入位置A)へ移動し(ステップ12)、左側(又は右側)の炊飯器Sの蓋体S2を閉鎖する(ステップ13)。
これにより、左側(又は右側)の炊飯器Sは炊飯可能な状態となり、ディスプレイ部S5の炊飯スタートボタンを押して(ステップ14)炊飯を開始し、炊飯を完了させ(ステップ15)、その後、左側(又は右側)の炊飯器Sの蓋体S2を開放し(ステップ16)、内釜を取り出し(ステップ17)、再び蓋体S2を閉じる(ステップ18)。
前記洗米機1は、蓋体S2を着脱式にしたり、遮熱板15を割愛したり、又は遮熱板15を上方側へ折り畳み又は上昇可能な構成にしたりすることにより、洗米装置4が中間位置Bに位置した状態で左右の炊飯器Sの蓋体S2を開閉できるように構成することができ、そのように構成すれば、前記した洗米装置4を一方の炊飯器Sの上方から他方の炊飯器Sの上方への回動(移動)を省略することができ、洗米作業をより簡単かつ円滑にできるようになる。
前記洗米機1は、蓋体S2を着脱式にしたり、遮熱板15を割愛したり、又は遮熱板15を上方側へ折り畳み又は上昇可能な構成にしたりすることにより、洗米装置4が中間位置Bに位置した状態で左右の炊飯器Sの蓋体S2を開閉できるように構成することができ、そのように構成すれば、前記した洗米装置4を一方の炊飯器Sの上方から他方の炊飯器Sの上方への回動(移動)を省略することができ、洗米作業をより簡単かつ円滑にできるようになる。
図11は、縦軸5から等距離の位置に3台の炊飯器Sを配置した実施の形態を示しており、洗米装置4は左右炊飯器S間の回動角度が大きくなり、位置決め機構7は位置決め部材25の左右の係合凹部25aだけでなく、その中間の係合凹部25bも米投入位置を設定するものとなっている。
洗米装置4は、左又は右の炊飯器Sの上方にあるとき、中央の炊飯器Sの蓋体S2を開閉でき、一側又は中央の炊飯器S上方にあるとき、他側の炊飯器Sの蓋体S2を開閉でき、左右炊飯器S間の中間位置でも位置決めできるようにしておいてもよい。
洗米装置4は、左又は右の炊飯器Sの上方にあるとき、中央の炊飯器Sの蓋体S2を開閉でき、一側又は中央の炊飯器S上方にあるとき、他側の炊飯器Sの蓋体S2を開閉でき、左右炊飯器S間の中間位置でも位置決めできるようにしておいてもよい。
また、炊飯器Sは蓋体S2を枢着したタイプを表示しており、左右炊飯器Sは枢着部S3が背面に位置し、中央炊飯器Sは枢着部S3が右側に位置している。この炊飯器Sは、蓋体S2を着脱するタイプでもよく、縦軸5から等距離の位置に4台の炊飯器Sを配置することも可能である。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜11に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜11に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、支持体3は載置台2の衝立部22上に一体に設けたり、衝立部22に代えてテーブル部21に固着してもよい。
1 洗米機
2 載置台
3 支持体
4 洗米装置
5 縦軸
6 回動アーム
7 位置決め機構
11 給水ホース
12 排水ホース
13 洗米槽
13 排水ジャケット
15 遮熱板
A 米投入位置
B 中間位置
2 載置台
3 支持体
4 洗米装置
5 縦軸
6 回動アーム
7 位置決め機構
11 給水ホース
12 排水ホース
13 洗米槽
13 排水ジャケット
15 遮熱板
A 米投入位置
B 中間位置
Claims (6)
- 炊飯器(S)を載置する載置台(2)と、この載置台(2)から立設された支持体(3)と、この支持体(3)に支持されていて米を洗米して炊飯器(S)へ投入する洗米装置(4)とが備えられた洗米機において、
前記炊飯器(S)は載置台(2)上に複数台載置され、前記洗米装置(4)は各炊飯器(S)に対向すべく支持体(3)に縦軸(5)を介して回動可能に支持された回動アーム(6)に装着されていることを特徴とする洗米機。 - 前記支持体(3)と回動アーム(6)との間に、洗米装置(4)を各炊飯器(S)に対向する米投入位置(A)と洗米装置(4)を炊飯器(S)間に対向する中間位置(B)との内、少なくとも米投入位置(A)に位置設定する位置決め機構(7)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗米機。
- 前記洗米装置(4)と連通する給水ホース(11)及び排水ホース(12)が、前記縦軸(5)の下方で支持体(3)内に挿通されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗米機。
- 前記洗米装置(4)は洗米槽(13)の下部の排水ジャケット(14)に、炊飯器(S)からの熱を遮断する遮熱板(15)が着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗米機。
- 前記炊飯器(S)は縦軸(5)から等距離の位置に2台配置されており、炊飯器(S)は本体(S1)に蓋体(S2)が枢着され、枢着部(S3)と反対側に蓋止め部(S4)が設けられ、かつ蓋止め部(S4)寄りの側面にディスプレイ部(S5)が設けられており、一方の炊飯器(S)はディスプレイ部(S5)を機前面中央側に向けて枢着部(S3)を機側面側に配置し、他方の炊飯器(S)はディスプレイ部(S5)を機前面中央側に向けて枢着部(S3)を機背面側に配置していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗米機。
- 前記炊飯器(S)は本体(S1)に蓋体(S2)が着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗米機。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2007-03-12 JP JP2007062133A patent/JP2008220577A/ja active Pending
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