JPH06106079A - 洗米仕込み装置 - Google Patents

洗米仕込み装置

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Publication number
JPH06106079A
JPH06106079A JP4948592A JP4948592A JPH06106079A JP H06106079 A JPH06106079 A JP H06106079A JP 4948592 A JP4948592 A JP 4948592A JP 4948592 A JP4948592 A JP 4948592A JP H06106079 A JPH06106079 A JP H06106079A
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JP
Japan
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rice
washing machine
cooker
cookers
rice washing
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Application number
JP4948592A
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English (en)
Inventor
Masami Tajima
正美 田嶋
Masaaki Ogasawara
小笠原  正昭
Junichi Sakurada
純一 桜田
Tokuyuki Nakama
徳幸 中間
Tadao Nakano
忠勇 中野
Shigeru Shigetaka
盛 重高
Kazuya Higuchi
一也 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN SEIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SAN SEIKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の洗米機で複数の炊飯器に洗米を順次投
入することができ、内釜等を搬送することなく大量の米
を連続的に炊飯することが可能な構造の洗米仕込み装置
を提供する。 【構成】 複数の炊飯器A,Bを左右方向に並べて載置
可能な炊飯器載置部11を有する架台10に、該架台幅
方向のガイドレール12a,12bを設けるとともに、
該ガイドレールにガイドローラー32a,32bを介し
てスライド板30を移動可能に設け、該スライド板30
の上方に支柱31を介して洗米機20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗米仕込み装置に関
し、詳しくは、複数の炊飯器に、洗浄した米と所定量の
水とを投入することができる洗米仕込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、米の洗浄,研ぎ,汚水分離,
炊飯用水計量,炊飯器への排出,浸漬等の作業を、一連
のプログラムに従って自動的に処理する業務用の洗米機
が用いられている(特開昭53−115866号公報参
照)。
【0003】このような洗米機には、上記処理を行う洗
米機の下方に炊飯器を設置して洗米から炊飯までを連続
して行うようにした構造のものと、洗米機の下方に炊飯
器の内釜や適当な容器を置いて洗米と炊飯用水とを受
け、これを別の場所に設置した炊飯器まで運んで炊飯を
行うようにした構造のものとがある。
【0004】上記いずれの構造のものでも、一つの洗米
機に一つの炊飯器あるいは内釜等が対応するように形成
されているため、複数の炊飯器を用いて連続的に炊飯す
る場合は、炊飯器の数に応じて複数の洗米仕込み装置を
設置するか、洗米が投入された内釜等を複数の炊飯器に
搬送してセットするかしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
洗米仕込み装置を設置する場合は、設置スペースの問題
だけではなく、各洗米仕込み装置の稼働率が低くなると
いう問題がある。即ち、洗米機における洗米処理時間
は、通常、5分程度であるのに対し、炊飯器における炊
飯時間は、浸漬が約20分,炊飯が約20分,蒸らしが
約30分必要であり、米を炊飯器に投入してから1時間
以上も洗米機が使えない状態となってしまう。また、炊
飯前の洗米の浸漬を洗米機で行い、蒸らしを短時間ある
いは省略するようにしても、洗米機本来の機能を十分に
生かすことができないだけでなく、飯米の品質が低下す
るおそれがある。
【0006】このため、複数の炊飯器で米を連続的に炊
く場合には、洗米を投入した炊飯器や内釜を別の場所に
搬送して炊飯することになるが、業務用としての量の米
と炊飯用水を含む内釜の重量は、10kg以上、例え
ば、5升の米だと内釜を含めて約20kg,3升でも約
15kgになるので、非力な人には相当な負担である
し、忙しい時には極めて煩わしい作業となっている。
【0007】そこで本発明は、1台の洗米機で複数の炊
飯器に洗米を順次投入することができ、内釜等を搬送す
ることなく大量の米を連続的に炊飯することが可能な構
造の洗米仕込み装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の洗米仕込み装置は、複数の炊飯器を載置
可能な炊飯器載置部を有する架台に、所定量の米を洗浄
した後、米の量に応じた炊飯用水と共に洗米を前記炊飯
器に投入する洗米機を、前記複数の炊飯器の上方、即ち
洗米を投入可能な位置に移動可能に設けたことを特徴と
するものであり、さらに、複数の炊飯器を左右方向に並
べて載置可能な炊飯器載置部を有する架台に、該架台幅
方向のガイドレールを設けるとともに、該ガイドレール
にガイドローラーを介してスライド板を移動可能に設
け、該スライド板の上方に、所定量の米を洗浄して炊飯
用水と共に洗米を炊飯器に投入する洗米機を支柱を介し
て設け、該洗米機を前記複数の炊飯器上方の洗米投入位
置に移動可能に構成したことを特徴とし、加えて、前記
スライド板と前記ガイドレールに、互いに係止してスラ
イド板を所定位置に停止させる係止手段を係脱可能に設
けたことを特徴としている。
【0009】
【作 用】上記構成によれば、複数の炊飯器の内の一つ
の炊飯器に洗米を投入した後、洗米機を他の炊飯器の上
方に移動して洗米処理を行い、該炊飯器内に洗米を投入
することができる。即ち、炊飯器や内釜を搬送すること
なく、1台の洗米機で複数の炊飯器に洗米を投入するこ
とができるまた、架台に設けたガイドレールにガイドロ
ーラーを介して洗米機を移動可能に設けることにより、
洗米機の移動を円滑に行うことができ、さらに、所定位
置に係止手段を設けることにより、洗米機を炊飯器上方
の洗米投入位置に確実に停止させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。
【0011】図は2台の炊飯器を設置することができる
2連形式の洗米仕込み装置を示すもので、図1は正面
図、図2は平面図、図3は一部断面側面図、図4は一部
を切欠いた要部の正面図、図5はガイドレール部分の拡
大断面図、図6は係止手段であるストッパーを備えたス
ライド板上部の断面平面図、図7はストッパー部分の拡
大断面図、図8はストッパーの係止位置を説明する説明
図、図9は洗米機の操作パネルの正面図、図10は通常
作動時の工程図、図11は洗米機で炊飯前の浸漬を行う
ときの工程図である。
【0012】本実施例に示す洗米仕込み装置は、2台の
炊飯器A,Bを載置する炊飯器載置部11を有する架台
10と、該架台10にスライド可能に設けられる洗米機
20とを主要構成要素とするもので、洗米機20は、図
1に実線で示す位置から想像線で示す位置まで、水平方
向に移動できるように形成されている。
【0013】架台10は、その背面側上下に、それぞれ
架台幅方向のガイドレール12a,12bが設けられて
おり、上部ガイドレール12aの前面には、炊飯器受け
13が設けられている。この炊飯器受け13は、両炊飯
器A,Bに対応してそれぞれ2個ずつ設けられており、
炊飯器の胴部背面を2個の炊飯器受け13に当接させる
ことにより、炊飯器を所定位置に置くことができるよう
に形成されているとともに、炊飯器設置時に、炊飯器が
上部ガイドレール12aに当たって損傷することも防止
している。
【0014】また、架台10の下部には、テーブルガイ
ドレール14aにガイドされるテーブルガイドローラー
14bにより支持された引出しテーブル14が架台前方
に引出し可能に設けられており、各脚部15には、該架
台10の水平度を出すための調節脚16が設けられてい
る。
【0015】また、図5に示すように、下部ガイドレー
ル12bには、引出しテーブル14を収納状態で固定す
るするためのローラーキャッチ17と、クッション18
とが設けられている。
【0016】洗米機20は、従来から用いられているも
のを、米の処理量に応じて適宜選択して用いることが可
能であり、図に示す洗米機20は、パック米や計量米を
投入する米投入口21を有する形式のものであるが、架
台下部等に設けた貯米庫から所定量の米を自動的に投入
する形式のものも用いることが可能である。
【0017】この洗米機20は、本体部22の上部に制
御部23を有し、下部に排出口24を有するものであ
り、米投入口21から所定量の米を投入した後は、制御
部23前面の操作パネル25(図9参照)のスタートス
イッチ25aを押すだけで自動的に米の洗浄,研ぎ,汚
水分離,炊飯用水計量及び炊飯器への排出を行うもので
ある。
【0018】また、洗米機20の下方には、炊飯中の炊
飯器からの熱を遮断するための遮熱板26が設けられ、
本体部22の背面には排水口27が設けられるととも
に、図示しない給水管及び給電線が接続されている。
【0019】なお、上記排水口27には、該排水口27
に接続する前面側の接続口28aと、排水管29に接続
する下部接続口28bと、上方に開口した排気口28c
とを有する横向きT字型の排水接続部材28が設けられ
ており、排水管29から上昇する蒸気や臭気を上方に抜
いて洗米機本体部22内に侵入しないように形成されて
いる。
【0020】さらに、上記排水管29の排水口29aに
対応する位置には、排水樋19が設けられている。この
排水樋19は、洗米機20の移動に伴い排水管29が移
動しても確実に排水できるように設けられるものであ
り、排水管29の下端部には、排水時の飛沫を防止する
ための覆い板29bが設けられている。なお、この排水
樋19は、本実施例に示すような2連タイプで、洗米機
20の移動距離が少なく、排水管29を柔軟な材料で長
めに形成して直接排水配管に接続しても問題がない場合
は、省略することができる。
【0021】前記洗米機20をスライド可能に支持する
機構は、図4及び図5に示すように、前記架台10のガ
イドレール12a,12bに装着されるスライド板30
と、該スライド板30に着脱可能に設けられる支柱31
とにより構成されている。スライド板30は、その上部
に、前記上部ガイドレール12a上面を転動する2個の
ガイドローラー32aと、該ガイドレール12aに形成
されたガイド溝12c内を転動する3個の補助ガイドロ
ーラー33aとを有し、その下部に、前記下部ガイドレ
ール12b下面を転動する1個のガイドローラー32b
と、該ガイドレール12bに形成されたガイド溝12d
内を転動する3個の補助ガイドローラー33bとを有す
るものである。なお、下部のガイドローラー32bは、
上下方向の位置調整が可能に設けられている。
【0022】このように各ガイドローラーを配置するこ
とにより、重量物である洗米機20により生じる支柱3
1の前方への倒れ方向の力を確実に受けることができ、
洗米機20を円滑に移動することができる。
【0023】また、スライド板30には、支柱31を取
付けるためのボルト孔が上下それぞれ4か所ずつ設けら
れている。上部ボルト孔34aは、上部がボルト頭を挿
通可能な大径,下部が略ネジ径の、いわゆるダルマ孔で
あり、下部ボルト孔34bは、上下方向に長い長孔であ
る。
【0024】支柱31をスライド板30に取付ける際に
は、まず、支柱31に溶接されている2個の上部ナット
35aの一方にボルト36aを緩めた状態で取付け、こ
の状態でボルト36aの頭部を前記上部ボルト孔34a
の大径部を通過させ、ボルト36aのネジ部をボルト孔
34aの下部に係合させる。これにより、支柱31及び
該支柱31の上部に取付けられている洗米機20の重量
をボルト36aで受けた状態になるので、下部ボルト孔
34bを通して支柱31の下部ナット35bにボルト3
6bを螺着するとともに、上部のボルト36aを締付け
ることにより、支柱31をスライド板30に固定するこ
とができる。
【0025】なお、図に示すように、スライド板30の
ボルト孔や支柱31のナットを上下に適当間隔で設けて
おくことにより、スライド板30に対する支柱31の取
付け高さ、即ち、前記炊飯器載置部11上面から洗米機
20下端までの距離を調節することができ、使用する炊
飯器の大きさに適した状態にすることができる。
【0026】また、スライド板30の両端には、架台端
部まで移動したときの衝撃を吸収するためのクッション
37が設けられており、支柱31の上部には、洗米機2
0を保持する保持板38や前記遮熱板26を支持するピ
ン39等が設けられ、洗米機20に付属する部品が取付
けられている。
【0027】図6乃至図8は、洗米機20を所定位置に
停止させるための係止手段であるストッパー部分を説明
するためのものである。このストッパー40は、スライ
ド板30に軸支されているクランク軸41と、該クラン
ク軸41の両端に固着されているクランク板42a,4
2bと、一方のクランク板42aの前端部に設けられた
係止ローラー43と、ガイドレール12aの所定位置に
設けられた係止孔44a,44b,44cと、係止ロー
ラー43を係止孔方向に付勢するスプリング45と、両
クランク板42a,42bの後端部に設けられ、各係止
孔44a,44b,44cと係止ローラー43との係止
状態を解除するとともに、洗米機移動の際のグリップと
もなる左右一対の解除レバー46とにより構成されてい
る。
【0028】即ち、このストッパー40は、いずれか一
方の解除レバー46を後部側に押すことにより、各係止
孔44a,44b,44cと係止ローラー43との係止
状態を解除することができ、この解除状態で洗米機20
を所望の方向に移動させ、所定位置に近付いたときに、
解除レバー46を押す力を抜けば、所定位置の係止孔4
4a,44b,44cと係止ローラー43とを係止させ
ることができ、その位置で停止させることができる。
【0029】上記各係止孔44a,44b,44cは、
図8に示すように、洗米機20が一方の炊飯器Aの上方
に位置する部分A′、他方の炊飯器Bの上方に位置する
部分B′、及び両炊飯器A,Bの中間に位置する部分
C′に設けられており、各位置で洗米機20を止めてお
くことができるように形成されている。
【0030】次に、本実施例に示す洗米仕込み装置の使
用方法を説明する。
【0031】まず、炊飯器載置部11に2台の炊飯器
A,Bを載置する。この炊飯器A,Bは、一般に市販さ
れている業務用の炊飯器、例えば9リットル(5升)炊
きのものを使用することができる。
【0032】次に、ストッパー40の解除レバー46を
押しながら一方の炊飯器Aの位置に洗米機20を移動さ
せるとともに、炊飯器Aの蓋A1を開け、内釜A2を加
熱手段A3上の所定位置にセットする。このとき、引出
しテーブル14を架台10から引出しておくことによ
り、炊飯器Aの蓋A1を引出しテーブル14上に置いて
おくことができる。
【0033】洗米機20の運転は、図9に示す操作パネ
ル25を操作することにより自動的に行うことができ
る。この操作パネル25には、前記スタートスイッチ2
5aの他、洗米量選択ボタン25b,水加減調節ボタン
25c,洗米後の浸漬を洗米機20で行う場合の排出停
止ボタン25d,時刻表示や水加減,使用回数の表示等
を行う表示部25e,運転中等の表示を行う各種表示ラ
ンプ25fが設けられており、通常は、スタートスイッ
チ25aの操作だけで自動運転するように構成されてい
る。
【0034】図10に示すように、洗米量や水加減をあ
らかじめ設定しておき、前記米投入口21から所定量の
米を投入した後(S1)、スタートスイッチ25aを押
すと(S2)、運転中のランプが点灯し、米の洗浄,研
ぎ,汚水分離からなる洗米工程(S3)、水加減(S
4)、炊飯器への排出(S5)が一連のプログラムに従
って進行する。この一連の処理は、通常、5分間程度で
終了するので、作業者は、炊飯器A内に投入された内容
物や炊飯器の状態を確認して蓋を閉じる。
【0035】この後、必要に応じて浸漬を行い、米に十
分に水を浸透させてから炊飯を開始する。炊飯終了後
は、所定の蒸らしを行い、必要に応じてジャーに移す。
このジャーに移す場合も、前記引出しテーブル14を利
用でき、容易に移し代えを行うことができる。
【0036】炊飯器Aに対する米の仕込みを終えたら、
再び解除レバー46を押しながら他方の炊飯器Bの位置
まで洗米機20を移動させ、上記同様の操作を行って炊
飯器B内に洗米と所定量の水を仕込む。
【0037】そして、両方の炊飯器A,Bに米を仕込ん
だ後は、洗米機20を架台中間位置に移動させて待機状
態にする。このとき、炊飯中の炊飯器から上昇する熱気
や蒸気は、前記遮熱板26により遮断して、洗米機本体
部分への影響を最小限に抑えている。
【0038】また、連続的に多量の米を炊飯する必要が
ある場合には、先に洗米を仕込んだ炊飯器Aの一連の炊
飯工程の終了が近くなったら、洗米機20で洗米処理を
終えた米の浸漬を行って、炊飯器での浸漬時間を省略す
ることができる。
【0039】即ち、前記操作パネル25の排出停止ボタ
ン25dを押してからスタートスイッチ25aを押す
と、図11に示すようなステップに従って洗米機20が
作動する。まず、米投入(S11)、スタートスイッチ
25aの操作(S12)、洗米(S13)を,前記図1
0におけるS1〜S3と同様に行った後、洗米機20の
本体部22内で浸漬処理が行われる(S14)。
【0040】あらかじめ設定されている所定の浸漬時間
が経過すると、浸漬完了表示がなされ、ブザーで浸漬終
了が知らされる(S15)。このとき、操作パネル25
の前記表示部25eに浸漬残り時間の表示を行うことが
できる。
【0041】浸漬終了後は、洗米器20を炊飯器上方の
所定位置に移動した後、スタートスイッチ25aを操作
することにより、水加減が行われ(S16)、炊飯器へ
の洗米と炊飯用水との排出仕込みが行われる(S1
7)。
【0042】上記のように浸漬処理を洗米機20で行う
ようにすることにより、炊飯器が塞がる時間を短縮で
き、加熱炊飯時間と蒸らし時間の合計の半分の時間間隔
で連続的に炊飯することが可能となる。
【0043】また、上記のように中間位置で洗米機20
を待機させておいたり、この位置で浸漬処理を行う場合
等には、洗米を排出しないような安全機構を設けておく
こともできる。例えば、両炊飯器A,B上方の所定位
置、即ち、前記ストッパー40の係止ローラー43が、
係止孔44aと係止孔44bのいずれかに係止している
状態やスライド板30が所定位置にあることをリミット
スイッチ等で検出し、該検出結果によって洗米の排出動
作を止め、警告を発するようにすれば良い。
【0044】このように、本実施例に示す洗米仕込み装
置は、2つの炊飯器を用いて連続的に炊飯することが可
能であり、重量のある内釜等を搬送する必要がなくな
り、炊飯作業を大幅に簡略化することができる。
【0045】また、架台10に必要時以外は収納してお
くことができる引出しテーブル14を設けてあるので、
炊飯器の蓋やジャー等を置くことができ、これらを置く
スペースを別に確保して置く必要もない。さらに、上部
ガイドレール12aの前面に炊飯器受け13を設けたの
で、炊飯器を容易に所定位置に設置することができると
ともに、炊飯器や架台10の損傷も防止できる。
【0046】加えて、スライド板30と支柱31の上下
位置を調節できるようにしたので、使用する炊飯器の高
さに応じて最適な高さに洗米機20を設置することがで
き、比較的背の低い炊飯器を用いる場合には、洗米機2
0を低い位置に設置することにより、米投入口21への
米の投入や操作パネル25の操作及び確認が容易にな
る。
【0047】しかも、スライド板30と支柱31の連結
にダルマ孔を用いたことにより、組立て時の位置決めを
確実に行えるとともに、架台10と洗米機20の組立
て,分解を容易に行うことができるので、適宜分解する
ことにより、運搬も容易になる。
【0048】また、排水管29に対応させて排水樋19
を設けておくことにより、洗米仕込み装置炊飯器設置台
数が多い場合でも排水管29を短くすることができ、排
水のつまりなどを未然に防止できる。
【0049】なお、上記実施例では2台の炊飯器を設置
する2連形式で説明したが、3台以上の炊飯器を設置す
る形式のものも、基本的に同一の構造で製作することが
できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗米仕込
み装置は、複数の炊飯器を載置可能な炊飯器載置部を有
する架台に、所定量の米を洗浄した後、米の量に応じた
炊飯用水と共に洗米を前記炊飯器に投入する洗米機を移
動可能に設けたから、炊飯器や内釜等を搬送することな
く、一連の炊飯作業を複数の炊飯器で連続的に行うこと
ができ、大量の米を短時間で炊飯処理することができ
る。
【0051】また、所定位置に停止させる係止手段を設
けることにより、洗米機を炊飯器の上方に確実に位置さ
せることができ、洗米機から排出される洗米及び水を確
実に炊飯器内に投入することができる。
【0052】したがって、1つの洗米機を効率よく使用
することができ、設備コストやランニングコストの低減
が図れるだけでなく、限られたスペースの厨房を広く使
うことが可能になり、また、作業者の負担も大幅に軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す洗米仕込み装置の正面
図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく一部断面側面図である。
【図4】同じく一部を切欠いた要部の正面図である。
【図5】ガイドレール部分の拡大縦断面図である。
【図6】係止手段であるストッパーを示す横断面図であ
る。
【図7】同じく拡大縦断面図である。
【図8】ストッパーの係止位置を説明する説明図であ
る。
【図9】洗米機の操作パネルの正面図である。
【図10】洗米機の通常作動時の工程図である。
【図11】同じく浸漬工程を行う場合の工程図である。
【符号の説明】
10…架台 11…炊飯器載置部 12a,1
2b…ガイドレール 13…炊飯器受け 14…引出しテーブル 1
9…排水樋 20…洗米機 21…米投入口 22…本体部
23…制御部 24…排出口 25…操作パネル 26…遮熱
板 27…排水口 28…排水接続部材 29…排水管 30…スライド板 31…支柱 32a,32
b…ガイドローラー 33a,33b…補助ガイドローラー 40…ストッパー 43…係止ローラー 44a,
44b,44c…係止孔 46…解除レバー A,B…炊飯器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中間 徳幸 埼玉県入間市狭山ケ原108−2 株式会社 サン精機製作所内 (72)発明者 中野 忠勇 東京都練馬区羽沢2−17−14 株式会社サ ンボルテックス内 (72)発明者 重高 盛 東京都練馬区羽沢2−17−14 株式会社サ ンボルテックス内 (72)発明者 樋口 一也 埼玉県入間市狭山ケ原108−2 株式会社 サン精機製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の炊飯器を載置可能な炊飯器載置部
    を有する架台に、所定量の米を洗浄した後、米の量に応
    じた炊飯用水と共に洗米を前記炊飯器に投入する洗米機
    を、前記複数の炊飯器の上方に移動可能に設けたことを
    特徴とする洗米仕込み装置。
  2. 【請求項2】 複数の炊飯器を左右方向に並べて載置可
    能な炊飯器載置部を有する架台に、該架台幅方向のガイ
    ドレールを設けるとともに、該ガイドレールにガイドロ
    ーラーを介してスライド板を移動可能に設け、該スライ
    ド板の上方に、所定量の米を洗浄して炊飯用水と共に洗
    米を炊飯器に投入する洗米機を支柱を介して設け、該洗
    米機を前記複数の炊飯器上方の洗米投入位置に移動可能
    に構成したことを特徴とする洗米仕込み装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド板と前記ガイドレールに、
    互いに係止してスライド板を所定位置に停止させる係止
    手段を係脱可能に設けたことを特徴とする請求項2記載
    の洗米仕込み装置。
JP4948592A 1992-03-06 1992-03-06 洗米仕込み装置 Pending JPH06106079A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220577A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Kubota Corp 洗米機

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JP2008220577A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Kubota Corp 洗米機

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