JP4940005B2 - 洗米機 - Google Patents

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Description

本発明は、1台の洗米装置から複数台の炊飯器に米を投入可能にした洗米機に関する。
この種の従来技術においては、例えば、特許文献1に開示されているように、上下二段の載置台を設け、炊飯器2個或いは炊飯器1個と内釜1個或いは内釜2個の三種類の組み合わせの受入容器を搭載可能な架台を洗米手段の下方に複数設けて、洗浄した米と炊飯用水とを下段の容器に投入する時は移動可能な案内筒体を使用し、載置台も固定とスライドを備え、洗米手段、案内筒体及び載置台等の取付高さを調節可能とし、高さの異なる受入容器や載置台の組み合わせに対応して最適の高さに容易に切り換えることができ、洗米手段はパック米対応と自動計量給米対応を揃え、洗米手段を複数備えることを可能とするように各機能をユニット化し組合せにより種々のニーズに対応可能としている(公開公報要約)。
特開平10−286177公報
前記従来技術においては、洗米手段の下方の架台上に複数台の炊飯器に米を投入可能であるが、洗米手段が不動であるのに対して、炊飯器を洗米手段の直下へ出し入れするため、炊飯器が2個であっても出すための空間を2箇所に確保しなくてはならなく、広い占有面積を必要としている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした洗米機を提供することを目的とする。
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、左右の炊飯器を載置可能な載置台と、この載置台から立設された支持体と、この支持体に支持されていて米を洗米して炊飯器へ投入する洗米装置を備え、
前記洗米装置は洗米条件を設定するためのコントロールパネルを該洗米装置の前面側に備え、
前記支持体は載置台の後部側に配置され、平行リンク機構を構成する左右のリンクの後端側の枢支部が支持体に上下軸回りに回動自在に枢支され且つ該左右のリンクの前端側の枢支部が洗米装置の後面側に上下軸回りに回動自在に枢支されていて、載置台上の左右の炊飯器に対して、前記洗米装置が各炊飯器上方の各排米位置に前記コントロールパネルが前方を向く状態を維持したまま位置を変更することができるように、該洗米装置が支持体に平行リンク機構を介して左右方向に揺動可能に支持されており、
左右のリンクの前端側の枢支部の間に、洗米装置を左右一方の排米位置に移動させたときに左右一方側のリンクに接当することにより洗米装置の左右一方側への移動を規制し、洗米装置を左右他方の排米位置に移動させたときに左右他方側のリンクに接当することにより洗米装置の左右他方側への移動を規制するストッパが設けられ、
左右のリンクの後端側の枢支部の間に、左右の各排米位置において前記リンクに係合することにより洗米装置を各排米位置に位置決めする位置決め部材が設けられていることを特徴とする。
また、他の技術的手段は、左右の炊飯器を載置可能な載置台と、この載置台から立設された支持体と、この支持体に支持されていて米を洗米して炊飯器へ投入する洗米装置とを備え、
前記洗米装置は米を洗米するための洗米タンクを備えると共に、該洗米タンク内に米を投入するための米投入口と洗米条件を設定するためのコントロールパネルとを洗米装置の前面側に備え
前記支持体は載置台の後部側に配置され、平行リンク機構を構成する左右のリンクの後
端側の枢支部が支持体に上下軸回りに回動自在に枢支され且つ該左右のリンクの前端側の枢支部が洗米装置の後面側に上下軸回りに回動自在に枢支されていて、載置台上の左右の炊飯器に対して、前記洗米装置が各炊飯器上方の各排米位置に前記コントロールパネル及び米投入口が前方を向く状態を維持したまま位置を変更することができるように、該洗米装置が支持体に平行リンク機構を介して左右方向に揺動可能に支持されており、
洗米装置を左右一方の排米位置に移動させたときに該洗米装置の左右一方側への移動を規制し、洗米装置を左右他方の排米位置に移動させたときに該洗米装置の左右他方側への移動を規制するストッパが設けられ、
左右のリンクの後端側の枢支部の間に、左右の各排米位置において前記リンクに係合することにより洗米装置を各排米位置に位置決めする位置決め部材が設けられていることを特徴とする。
また、前記洗米装置と連通する給水ホース及び排水ホースが、平行リンク機構の下方で支持体内に挿通され且つ洗米装置の左右揺動に追従するように構成されているのがよい。
本発明によれば、複数台の炊飯器を使用して洗米装置からの米を投入するのに、炊飯器配置空間以外に余分な空間を不要にでき、洗米機の占有面積を小さくできる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2〜4において、洗米機1は、米を洗米すると共にこの米を水加減水と共に排出するまでを自動で行う自動洗米機であり、パックに詰められた米を供給して洗米することを可能としたパック米対応機でもある。
洗米機1は大別して、炊飯器Sを載置する載置台2と、この載置台2から立設された支持体3と、この支持体3に支持されていて米を洗米して炊飯器Sへ投入する洗米装置4とが備えられている。
載置台2は2台の炊飯器Sを左右に並べて載置する載置部6と、この載置部6の背部で立ち上がっている衝立部7とを有する。
左側の炊飯器Sは、載置部6の上面に上下方向の軸心回りに回転自在に支持された回転テーブル8上に載置され、右側の炊飯器Sは載置部6の上面に単に載置されている。
前記炊飯器Sは、加熱部を備えかつ内釜を収納可能な本体S1と、この本体S1の上部周囲に枢着部S3を介して枢着されかつ蓋止め部S4を介して閉鎖される蓋体S2とを有し、本体S1の側面にはディスプレイ部S5が設けられている。
前記枢着部S3と蓋止め部S4とは本体S1の上部周囲に180度偏位した位置、即ち、反対位置に配置されており、ディスプレイ部S5は枢着部S3と蓋止め部S4との間の中央ではなく、蓋止め部S4寄りに配置されており、人が右手で蓋体S2を開閉する状態に炊飯器Sを配置したときにディスプレイ部S5が見易いようになっている。
載置台2上に載置された2台の炊飯器Sは、左右共に蓋止め部S4が載置台2の左右方向中央側に位置するように配置され、このように配置することにより、左右2台の炊飯器Sを同一のものを使用しても、開放した蓋体S2に洗米装置4が当たらないようにされている。
本実施の形態では炊飯器Sは左右同じものを使用しているので、該炊飯器Sのディスプレイ部S5は、右側の炊飯器Sにあっては正面側から見える位置に位置するが、左側の炊飯器Sにあっては背面側に位置していて、正面側からは見えない位置に位置しているが、本実施の形態では、左側の炊飯器Sは、回転テーブル8上に載置されているので、ディスプレイ部S5を操作する際には、ディスプレイ部S5が正面側に来るように該左側炊飯器Sを回転させることができる。
前記炊飯器Sとしては、本体S1に蓋体S2が着脱自在に設けられているものもある。そのような炊飯器Sを使用する場合は、蓋体S2と洗米装置4の干渉を考慮せずに配置することができ、左側の炊飯器Sを前記右側炊飯器Sのように、正面から見て、枢着部S3を右側に、ディスプレイ部S5を左側にして配置しておける。
前記支持体3は、前後方向に扁平な断面角筒形状に構成されていて載置部6の左右方向中央側であって且つ衝立部7の背面に配置され、該衝立部7から上方に突出するように立設されており、該支持体3の上部に平行リンク機構9を介して洗米装置4が左右揺動自在に支持されている。
前記左右の炊飯器Sは、この支持体3を境として左右に振り分け配置されている。
洗米装置4は、図1〜図5に示すように、洗米フレーム11と、この洗米フレーム11の上部に取付固定されたケース12と、洗米フレーム11に取付固定された洗米タンク13と、洗米タンク13内の米及び水を攪拌する撹拌手段14とを備えている。
洗米フレーム11は、左右一対の側枠材15と、左右の側枠材15を連結する上下一対の横枠材16,17と、左右の側枠材15にわたって設けられた天板18とを有し、左右の側枠材15は上下方向の軸心を有する角筒体によって構成され、左側の側枠材15が右側の側枠材15よりも上下方向に長く形成され、天板18は、その後部が左右の側枠材15の上端に固着されていると共に、前部が左右の側枠材15より前方に突出状とされている。
ケース12は下方開口状に形成されていて、洗米フレーム11の天板18の上方空間を覆うように設けられていると共に天板18に取付固定されている。
洗米タンク13は、米及び水を収容しこれらを攪拌することによりこの米を洗米するためのタンク本体19と、このタンク本体19内の洗米水(研ぎ汁)の水面側の水や洗米水上に浮遊するゴミ等の不純物等を排水するためのオーバーフロー部20と、タンク本体19の下端側に設けられていてタンク本体19の下端側から洗米水(研ぎ汁)を排水するための排水ジャケット21とを備えている。
タンク本体19は、上下端部が開口状とされており、下部は下端開口に向けて先細りの円錐形状に形成され、上部は該円錐部から上方に延出された円形状の筒状に形成されている。
また、タンク本体19は、その上端開口前部が天板18及びケース12前面から前方にはみ出すように天板18の下面側に配置され、その上端開口周縁に形成されたフランジが天板18の下面に取付固定されている。
このタンク本体19の前記円筒形部分の上側前部は、前方側に向けて膨出形成されている。
そして、タンク本体19の上端開口部分の内、ケース12前面から前方にはみ出た部分が、洗米タンク13内に米を投入するための米投入口22とされ、特にパック米の米を投入する場合にパック米の袋の口を米投入口22からタンク本体19内に挿入しやすいように構成され、この米投入口22は合成樹脂製の蓋体23によって開閉自在に閉塞されている。
オーバーフロー部20はタンク本体19の上部に開口形成されたオーバーフロー口を有する。
排水ジャケット21はタンク本体19とは別部品で構成されていて、取付金具でタンク本体19の下端側に着脱自在に取り付けられており、その下面側に、洗米された米を排出する排米口24が形成され、この排米口24は円錐状の排米弁25によって開閉自在に閉塞されている。
この排米弁25はタンク本体19の中心に上下方向に配置された弁棒26の下端に固定されており、弁棒26の上部は天板18を貫通してケース12内に挿入されると共に昇降手段によって昇降自在に支持され、弁棒26を昇降することにより排米弁25が上下動して排米口24が開閉される。
なお、排米口24は、洗米中は、排米弁25により閉じられており、洗米した米を水加減水と共に排出するときに排米弁25を下降させることで開かれる。
前記オーバーフロー部20の下方側で且つ排水ジャケット21の左斜め後方には、排水ボックス27が配置され、該排水ボックス27は左側枠材15の下端側にステー等を介して取り付けられている。
この排水ボックス27は、その上面側において縦配水管28を介してオーバーフロー部20と接続されると共に、その正面側において横配水管29を介して排水ジャケット21に接続されている。
なお、排水ジャケット21内には、水及び不純物は通すが米は通さない分離板が設けられており、米が横配水管29へとは流れないように構成されている。
また、排水ボックス27内には、横排水管29からの水を流入させる流入口を開閉自在に閉塞可能な開閉弁が設けられ、この開閉弁はスプリングによって開方向に付勢され、ケース12内に設けられた排水モータ31をONさせることにより、引動部材32を介して、排水ボックス27の外側に設けられた外部レバー33が上方に揺動され、この外部レバー33の揺動に連動して排水ボックス27の内側にある内部レバーが揺動し、この内部レバーの揺動によって開閉弁がスプリングの付勢力に抗して閉方向に押動され、該開閉弁によって横排水管29からの水の流入口が塞がれるように構成されている。
また、排水モータ31をOFFすることにより、スプリングの付勢力によって開閉弁が開方向に動かされて横排水管29からの水を流入させる流入口が開放される。
また、排水ボックス27は、その右側面に排水ホース30の一端側が接続され、この排水ホース30は後方に向けて配設されていると共に、該排水ホース30の他端側は前記支持体3内に挿入されてステーを介して支持体3によって支持されていて、洗米装置4の左右方向の揺動動作に追従するように構成されている。
なお、排水ホース30の前端側は左側の側枠材15から延出されたステー34によって支持され、このステー34は、支持体34から延出された支持部材35によって支持され、支持部材35は、洗米装置4の左右揺動動作に追従するように、支持体34に左右揺動自在に支持されていると共にステー34に対して長手方向に相対移動自在に連結されている。
前記排水ホース30の他端側は、下方に向けて指向されていると共に排水を排水路等に案内する排水管路に接続されている。
撹拌手段14は棒材によって主構成され、ケース12内に設けられた洗米モータによって上下方向の軸心回りに回転駆動されることにより、洗米タンク13内の米及び水を撹拌する。
洗米タンク13に水を供給する給水系統は、洗米装置4背面と支持体3前面上部との間に配置された給水ホース36と、この給水ホース36の前端側と洗米フレーム11の天板18との間に配設された外部の給水管路37と、ケース12内に配設された内部の給水管路38とを有する。
給水ホース36の前端側は下側の横枠材17に固定されたステー39に取り付けられ、給水ホース36の後端側は支持体3前面上部に取り付けられていて、該給水ホース36は、洗米装置4の左右揺動動作に追従する。
また、給水ホース36の後端側には、支持体3内に配置された給水管に接続され、該給水管は水道等の給水源に接続されている。
外部の給水管路37は、止水栓を有すると共に、一端側が給水ホースに接続され、他端側が内部の給水管路38に接続されている。
内部の給水管路39は、天板の下面側に設けられた散水部材40に接続され、水道水等の水が散水部材40を介して洗米タンク13内にシャワー状に散水されて供給されるよう構成されている。
なお、内部の給水管路38には、流量計や、該給水管路38を開通・遮断する電磁開閉弁が設けられ、洗米機1を制御する制御装置42によって所望量の水がタンク本体19内に供給されるように構成されている。
洗米機1を制御する制御装置42はケース12内に設けられ、ケース12の前面側には、コントロールパネル43が設けられ、このコントロールパネル43によって、洗米量(洗米タンク13に投入する米の量)、洗い方(軽く〜念入り)等の洗米条件を設定でき、この設定された洗米条件が前記制御装置42に入力され、この設定条件により米が洗米されるように構成されている。
洗米装置4を支持する平行リンク機構9は、左右一対のリンク46L,46Rと、各リンク46L,46Rの前後端部に設けられた前後の枢支部47,48と、リンク46L,46Rの前側の枢支部47を洗米装置4に対して枢支する前枢軸49と、リンクの後側の枢支部48を支持体3に対して枢支する後枢軸50とを有する。
図6に示すように、洗米フレーム11の上横枠材16は左右の側枠材15を連結する前壁51と、この前壁51の上端から後方に延出された上壁52とを有し、下横枠材17は、左右の側枠材15を連結する前壁53と、この前壁53の下端から後方に延出された下壁54とを有し、上横枠材16の前壁51は左右の側枠材15に溶接等によって固着され、下横枠材17の前壁53は左右の側枠材15の後面にボルト等によって着脱自在に固定されている。
左右の前枢軸49は上下方向の軸心を有し、上横枠材16の上壁52と下横枠材17の下壁54とに亘るように設けられている。
左右の前側枢支部47は上下方向の軸心を有する円筒状に形成されていて、左右方向で同じ側にある前枢軸49に上下方向の軸心回りに回動自在に外嵌されている。
前枢軸49の上下には、鍔付きのブッシュ55が外嵌されている。
また、支持体3の上部には取付部材56が設けられており、この取付部材56は、支持体3の上部背面にボルトによって着脱自在に取り付けられ且つ支持体3から上方に突出する背面壁57と、この背面壁57の上端から前方に延出されていて支持体3の上部壁58と対向配置された上部壁59とを有する。
左右の後枢軸50は上下方向の軸心を有し、取付部材56の上部壁59と支持体3の上部壁58とに亘るように設けられている。
左右の後側枢支部48は上下方向の軸心を有する円筒状に形成されていて、左右方向で同じ側にある後枢軸50に上下方向の軸心回りに回動自在に外嵌されている。
後枢軸50の上下には、鍔付きのブッシュ60が外嵌されている。
洗米装置4は前述した構成によって、洗米装置4が左右方向(水平方向)に揺動自在に支持されており、載置台2上の左右の炊飯器Sに対して、前記洗米装置4が各炊飯器S上方の各排米位置に位置を変更することができるように構成されている。
また、左右の前側枢支部47の左右方向中央部にはストッパ61が配置されており、このストッパ61は外形が円柱状の部材によって形成され、上横枠材16上壁52と下横枠材17の下壁54間に、軸心が上下方向に一致されて設けられている。
したがって、洗米装置4を右側の排米位置に位置させたときには、右側のリンク46Rがストッパ61に接当することにより洗米装置4が右側の排米位置に位置決めされ、洗米装置4を左側の排米位置に位置させたときには、左側のリンク46Lがストッパ61に接当することにより、洗米装置4が左側の排米位置に位置決めされるようになっている。
また、前記取付部材56の上部壁59の左右方向中央部には、前方に向けて延出する取付壁62が形成され、この取付壁62には、位置決め部材63が取り付けられている。
位置決め部材63は、上下方向の軸心を有する筒状のホルダ64と、このホルダ64の下端開口から一部が出退自在に突出し且つホルダ64の下端開口から抜けないように保持された位置決めボール65と、ホルダ64内に収納されていて位置決めボール65を下方に向けて付勢するスプリング(図示省略)とを有する。
ホルダ64の外周面には雄ネジが形成され、該雄ネジが、取付壁62の上面に固着された取付ナット66に螺合されていると共に、該取付ナット66の上側に配置されたロックナット67が雄ネジに螺合されることで、ホルダ64(位置決め部材63)が取付壁62に取り付られている
また、ホルダ64は取付壁62を貫通して下方に突出している。
また、左右の各リンク46L,46Rの上面には、洗米装置4が左右一方の排米位置に位置したときに、位置決めボール65が嵌り込んで洗米装置4を該位置に位置決めする凹部68が形成されている。
なお、洗米装置4を一方の排米位置から他方の排米位置に移動させる時には、位置決めボール65がスプリングの付勢力に抗して凹部68から離脱するように、洗米装置4を強制的に揺動させればよい。
また、本実施の形態では、前記給水ホース36及び排水ホース30は、平行リンク機構9の下方に配置され、図2に示すように、左右のリンク46L,46Rを左右方向で平行状にした場合に、左右リンク46L,46Rの左右方向中央部に対応する位置に配置されている。
洗米装置4を支持体3に左右揺動自在に支持する場合、1本の回動アームの前端側を洗米装置4の背面側に固定し、該回動アームの後端側を支持体3の上部に上下方向の軸心回りに回動自在に枢支することが考えられるが、この場合、洗米装置4が回動アームの後端側の枢支部回りに左右揺動することになるので、洗米装置4を左右に揺動させた場合、洗米装置4の正面が、右斜め前方又は左斜め前方を向くこととなるが、本実施の形態では、洗米装置4を左右に揺動させても、洗米装置4の正面は、常に前方を向くこととなり、洗米タンク13に米を投入する場合やコントロールパネル43を操作する場合に、洗米装置4の正面が前方を向く位置に該洗米装置4を位置変更させたりする必要がないという効果を奏する。
また、洗米機1は本実施の形態のものに限定されることはなく、例えば、図5に示すように、炊飯器Sからの熱(及び蒸気)を遮断する遮熱板69を設けてもよい。
この遮熱板69は鉄板又は樹脂板等で形成され、排水ジャケット21の下端側に着脱自在に取り付けられるのが好ましい。
また、この遮熱板69を水平方向に対して傾斜させて、遮熱板69の下面側に付着する露を一カ所に集めるようにしてもよい。
また、洗米装置4が左右の排米位置に位置しているか否かを検出する排米センサと、炊飯器Sの蓋体S2が開いているか否かを検出する蓋センサと、内釜が挿入されているか否かを検出する内釜センサとを設け、洗米装置4が排米位置に位置し且つ排米位置にある洗米装置4の下方の炊飯器Sの蓋体S2が開いており且つ該炊飯器Sの内釜が挿入されていることが検出されている場合に、洗米後の米が水加減水と共に排出されるように制御してもよい。
この場合、これらの条件が1つでも満足していない場合、洗米後の米が排出されるのを停止すると共に、ランプ,ブザー等の警告手段によって警告するように構成するのがよい。
また、載置台2に水道の蛇口を設け、これを清掃等に使用するようにしてもよい。
また、載置台2自体又は載置部6のみを、高さ調整可能としてもよい。
炊飯器Sの内釜を取り出すための内釜取出し具を収納する収納部を載置台2に設けてもよい。
本実施の形態では、炊飯器Sを左右一対設ける場合を例示したが、炊飯器を3つ以上設けてもよい。
洗米装置が左右に揺動した状態を示す平面図である。 洗米機の平面図である。 洗米機の正面図である。 洗米機の側面図である。 洗米装置の側面断面図である。 洗米装置の支持部分の側面断面図である。
符号の説明
2 載置台
3 支持体
4 洗米装置
9 平行リンク機構
36 給水ホース
30 排水ホース
46L リンク
46R リンク
47 枢支部
48 枢支部
61 ストッパ
S 炊飯器

Claims (3)

  1. 左右の炊飯器(S)を載置可能な載置台(2)と、この載置台(2)から立設された支持体(3)と、この支持体(3)に支持されていて米を洗米して炊飯器(S)へ投入する洗米装置(4)とを備え、
    前記洗米装置(4)は洗米条件を設定するためのコントロールパネル(43)を該洗米装置(4)の前面側に備え、
    前記支持体(3)は載置台(2)の後部側に配置され、平行リンク機構(9)を構成する左右のリンク(46L,46R)の後端側の枢支部(48)が支持体(3)に上下軸回りに回動自在に枢支され且つ該左右のリンク(46L,46R)の前端側の枢支部(47)が洗米装置(4)の後面側に上下軸回りに回動自在に枢支されていて、載置台(2)上の左右の炊飯器(S)に対して、前記洗米装置(4)が各炊飯器(S)上方の各排米位置に前記コントロールパネル(43)が前方を向く状態を維持したまま位置を変更することができるように、該洗米装置(4)が支持体(3)に平行リンク機構(9)を介して左右方向に揺動可能に支持されており、
    左右のリンク(46L,46R)の前端側の枢支部(47)の間に、洗米装置(4)を左右一方の排米位置に移動させたときに左右一方側のリンク(46L,46R)に接当することにより洗米装置(4)の左右一方側への移動を規制し、洗米装置(4)を左右他方の排米位置に移動させたときに左右他方側のリンク(46L,46R)に接当することにより洗米装置(4)の左右他方側への移動を規制するストッパ(61)が設けられ、
    左右のリンク(46L,46R)の後端側の枢支部(48)の間に、左右の各排米位置において前記リンク(46L,46R)に係合することにより洗米装置(4)を各排米位置に位置決めする位置決め部材(63)が設けられていることを特徴とする洗米機。
  2. 左右の炊飯器(S)を載置可能な載置台(2)と、この載置台(2)から立設された支持体(3)と、この支持体(3)に支持されていて米を洗米して炊飯器(S)へ投入する洗米装置(4)とを備え、
    前記洗米装置(4)は米を洗米するための洗米タンク(13)を備えると共に、該洗米タンク(13)内に米を投入するための米投入口(22)と洗米条件を設定するためのコントロールパネル(43)とを洗米装置(4)の前面側に備え
    前記支持体(3)は載置台(2)の後部側に配置され、平行リンク機構(9)を構成す
    る左右のリンク(46L,46R)の後端側の枢支部(48)が支持体(3)に上下軸回りに回動自在に枢支され且つ該左右のリンク(46L,46R)の前端側の枢支部(47)が洗米装置(4)の後面側に上下軸回りに回動自在に枢支されていて、載置台(2)上の左右の炊飯器(S)に対して、前記洗米装置(4)が各炊飯器(S)上方の各排米位置に前記コントロールパネル(43)及び米投入口(22)が前方を向く状態を維持したまま位置を変更することができるように、該洗米装置(4)が支持体(3)に平行リンク機構(9)を介して左右方向に揺動可能に支持されており、
    洗米装置(4)を左右一方の排米位置に移動させたときに該洗米装置(4)の左右一方側への移動を規制し、洗米装置(4)を左右他方の排米位置に移動させたときに該洗米装置(4)の左右他方側への移動を規制するストッパ(61)が設けられ、
    左右のリンク(46L,46R)の後端側の枢支部(48)の間に、左右の各排米位置において前記リンク(46L,46R)に係合することにより洗米装置(4)を各排米位置に位置決めする位置決め部材(63)が設けられていることを特徴とする洗米機。
  3. 前記洗米装置(4)と連通する給水ホース(36)及び排水ホース(30)が、平行リンク機構(9)の下方で支持体(3)内に挿通され且つ洗米装置(4)の左右揺動に追従するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗米機。
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