JP2647031B2 - 炊飯装置 - Google Patents

炊飯装置

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JP2647031B2
JP2647031B2 JP6275438A JP27543894A JP2647031B2 JP 2647031 B2 JP2647031 B2 JP 2647031B2 JP 6275438 A JP6275438 A JP 6275438A JP 27543894 A JP27543894 A JP 27543894A JP 2647031 B2 JP2647031 B2 JP 2647031B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、米を炊飯してご飯に
仕上げる炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】炊飯釜とコンロ等の加熱機とを一体に構
成し、炊飯作業を終えてご飯を取り出す場合に炊飯釜と
加熱機とを一体に移動している。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、前
記手段では炊飯釜で多量のご飯を炊飯するものにあって
は炊飯釜が重く、これと加熱機とを一体で取り出すのに
非常に重労働であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、作業者が楽
に作業を行い得る炊飯装置を提供するものであって、つ
ぎの技術的手段を講じた。すなわち、内釜31および外
釜32を備えた炊飯釜1と内釜31を加熱する加熱機2
とを上下に配置するとともに内釜内に上下方向に出入り
してこの内釜31を開閉できる内釜蓋37を設け、該加
熱機2には内釜31に接触すべく昇降自在の内釜温度セ
ンサ46を設け、前記内釜蓋37を開閉する蓋開閉具4
2を設け、該蓋開閉具42の動作に関連して、内釜蓋3
7が降下位置にあるとき内釜温度センサ46を上昇して
内釜31に接触するとともに内釜蓋37が上昇位置にあ
るとき内釜温度センサ46を内釜31より離れて外釜3
2と干渉しない位置に下降し、且つ、内釜温度センサ4
6と内釜31が接触しない所に位置するのが、内釜蓋3
7が内釜31の上端縁よりも上方に位置するよりも先行
する構成の炊飯装置とした。
【0005】
【作用】蓋開閉具42を操作し、内釜蓋37が上昇する
と内釜温度センサ46が降下し、内釜蓋37が降下する
と内釜温度センサ46が上昇する。また、内釜温度セン
サ46と内釜31が接触しない所に位置するのが、内釜
蓋37が内釜31の上端縁よりも上方に位置するよりも
先行する。そして、内釜蓋37が降下位置にあるとき内
釜温度センサ46を上昇して内釜31に接触し内釜蓋3
7が上昇位置にあるとき内釜温度センサ46を内釜31
より離れて外釜32と干渉しない降下位置にある。炊飯
釜1を移動すると加熱機2とは独立して移動する。
【0006】
【効果】作業者は蓋開閉具42を操作することにより、
内釜蓋37を開閉できる。また、この操作により内釜温
度センサ46は外釜32と干渉しない位置に下降するの
で、炊飯釜1を加熱機2に対して独立して取り出すこと
ができる。そして、内釜蓋37が上昇している場合にお
いて、内釜蓋37が内釜31の上端縁よりも上方に位置
するのに先行して内釜温度センサ46と内釜31が接触
しない所に位置するので、内釜温度センサ46の変形や
破損を防止し得る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。まず、その構成について説明すると、洗米炊
飯装置3は貯米部4と洗米部5と炊飯部6とを上側から
順次配置して構成している。そして、該貯米部4は上下
両端を開口し且つ下端部を細く形成して底部に貯米量検
出センサ7を設けた中空状のタンクである貯米庫8と外
面の一部に受孔を有し回転可能に設けている中空状の排
米ロ−ル9とを備えている。また、該貯米庫8は前壁を
矩形状の前板10と一体に取り付けている。そして、該
前板10と後板11の下端部を下板12とで連結してい
る。
【0008】炊飯フレ−ム13は左右方向に所定間隔を
置いて立設した支柱14とこの両支柱を上端部及び中間
部並びに下端部において側断面視矩形状の連結体で連結
している。また、該両支柱14の下端部に脚フレ−ム1
5を設けている。洗米部5は上端部を前記下板12の下
面に着脱自在に取り付けた筒状の洗米筒16や回転可能
に設けた中空軸17の外周面に洗米羽根18を備えてい
る。そして、該洗米筒16は下部を先細に形成して下端
を開口し、この下端部に先細の斜面の延長上に米が通過
しない程度の水抜孔を多数有する網19を内装し且つ底
部に排米孔20を有する排水ジャケット21を開閉する
円錐状の弁22を着脱自在に取り付け、正逆転モ−タ等
の上下動手段で上下方向に移動可能に設けた開閉軸23
を内装している。
【0009】24は電磁弁25を有する給水管、26は
排水ジャケット21に着脱自在に取り付けると共に排水
ジャケット21の排水口を開閉する開閉弁27を内装し
た排水箱、28は上下両端面を開口して漏斗状に形成し
た案内漏斗であって、上側の開口部を排米ロ−ル9にの
ぞませ、下側の開口部を洗米筒16と連通するべく下板
12に設けた連通孔29に対向しての下板に着脱自在に
取り付けている。
【0010】なお、一体に構成した貯米部4と洗米部5
は、前記上端部に設けた連結体上を転動する回転ロ−ラ
30やこの回転ロ−ラを回転する正逆転モ−タ(図示せ
ず)等を備えた横移動手段で横方向の所定位置に往復移
動して停止し得る構成としている。炊飯部6は米や水等
を収容する内釜31及びこの内釜31を支える外釜32
からなる炊飯釜1、該内釜31を加熱する加熱機2等を
備えている。そして、該外釜32は引出板33の中央部
に複数設けた受孔(図示せず)に嵌入して横方向への移
動を防止している。また、該引出板33は正面視におい
て左右それぞれの両端部を脚フレ−ム15の内面に取り
付けたスライドベアリング34に取り付け、前後方向に
移動し得る構成としている。35,36は中間部をほぼ
90度に折り曲げて基部を前記各引出板33の前面に取
り付けた引出し具である。
【0011】内釜蓋37は前記排米孔20のほぼ真下に
ソレノイド(図示せず)により移動するシャッタ−38
で開閉される受口39を形成しており、前記内釜31で
支えられている。なお、該内釜37は前端部に握り部4
0を有し、基部を炊飯釜1の取り出し側から見て左右方
向に軸芯を有し回動可能に設けた回動軸41に取り付け
ている蓋開閉具(実施例ではア−ム)42の中間部に枢
着している。
【0012】加熱機2はガスを熱源としているガスコン
ロを用いており、点火スイッチ43を「ON」にするこ
とによりガスを点火する構成である。そして、該加熱機
2の脚45は脚フレ−ム15に取り付けた受板44に固
定している。46は上側に移動したときに内釜31の底
壁の外面に接触し内釜31の温度を検出する内釜温度セ
ンサであって、縦方向に軸芯を有し上下方向に移動可能
な上下動軸47の上端部に取り付けている。48はくの
字に形成し、中間部を横方向に軸芯を有する回動軸49
に取り付けた作動体であって、この回動軸49の軸芯を
中心にして上下方向に回動する。そして、該作動体48
は上端部に前記上下動軸47の下端部に設けたピン50
が嵌入する溝を形成し、下端部を、一端部を回動軸41
に取り付けた取付具51に取り付けてなるワイヤ−52
の他端部に連結している。従って、誤作動体48は内釜
蓋37を開くと(上方に移動すると)、これに関連して
引張られるワイヤ−52によって矢印イ方向に回動し、
上下動軸47を下側に移動する構成としている。なお、
各作業はマイクロコンピュ−タ(図示せず)で制御を行
なう構成である。
【0013】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、貯米庫8に米を供給してから、炊飯量・硬さ・洗米
度等を設定する各種スイッチを操作して目的とする条件
を選択する。つづいて、作業開始の作業スイッチを「O
N」にすると、排米ロ−ル9は回転して米を案内漏斗2
8、連通孔29から洗米筒16に排出する。そして、排
米量が所定量に達すると、排米ロ−ル9は回転を停止し
排米作業を止める。
【0014】つぎに、中空軸17及び洗米羽根18は回
転して米を研ぎ、また電磁弁25が開いて給水管24か
ら洗米筒16に給水される。従って、米は洗米筒内で研
米及び洗米の両作業を受ける。そして、洗米によって発
生した汚水は網19から排水ジャケット21に入り、排
水ジャケット21の排水口から排水箱26を通って所定
場所に排出される。所定時間経過して洗米作業を終える
と、開閉弁27は排水ジャケット21の排水口を閉じ、
また洗米筒内に炊飯用の水が所定量給水されると(水加
減作業が終了すると)電磁弁25を閉じて給水を停止す
る。
【0015】そして、開閉軸23が下側に移動すると、
弁22は排米孔20を開放するので、洗米筒内の米と水
は排米孔20・受口39を通って内釜31に落下し収容
され、所定時間後にシャッタ−38が内釜蓋37の受口
39を閉じる。炊飯作業の準備を終えると、作業者は点
火スイッチ43を「ON」にして炊飯を開始する。その
後、炊飯及びむらしの各作業を終えると、作業者は蓋開
閉ア−ム42を上方に持ち上げ内釜蓋37を内釜31よ
り高い所に移動する。これに関連して、ワイヤ−52は
作動体48を下側すなわち矢印イ方向に回動して上下動
軸47及び内釜温度センサ46を下側に移動する。
【0016】つぎに、引出し具35の握り部40を持っ
て手前側に引張ると、引出板33は前側(取り出し側)
に移動して外釜32及びこの外釜32で支えられている
内釜31を取り出し側に位置する。この移動時におい
て、内釜31及び外釜32は加熱源である加熱機2とは
独立して移動することが出来るので、作業者は炊飯釜1
の取り出し、作業状態を楽に行い得る。また、内釜温度
センサ46は内釜蓋37を上方に移動している場合に内
釜31の仮想移動軌跡よりも下側に位置しているので、
内釜31の取り出し作業に何等支障を与えることがな
い。また、熱源のガス管や電線等の伸縮や移動が無いの
で、例えば屈曲による亀裂や破損等の発生を防止し得
る。そして、所定位置に移動した炊飯釜1の内釜31を
持ち上げて取り出し、この内釜31からコンテナに移し
替える。
【0017】つづいて、作業を行なう場合には、新しい
内釜31を外釜32にセットしてから握り部40を持っ
て奥(後)側の所定位置まで押し込む。そして、蓋開閉
ア−ム42を持ってこれを下側の所定位置まで下げる
と、内釜37もこれに関連して下動し内釜31を閉じ
る。この場合、ワイヤ−52によって作動体48は矢印
イとは反対側の方向に回動するので、上下動軸47は上
側に移動して内釜温度センサ47を内釜31の底壁外面
に接触する。従って、炊飯作業時には、この内釜温度セ
ンサ46が内釜31の温度を検出して温度情報を出力す
るので、これに関連してマイクロコンピュ−タから作業
に合った炊飯制御(例えば加熱量・温度等)を行うこと
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗米炊飯装置の正面図である。
【図2】洗米炊飯装置の側面図である。
【図3】洗米炊飯装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 炊飯釜 2 加熱機 31 内釜 32 外釜 37 内釜蓋 42 蓋開閉具 46 内釜温度センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内釜31および外釜32を備えた炊飯釜
    1と内釜31を加熱する加熱機2とを上下に配置すると
    ともに内釜内に上下方向に出入りしてこの内釜31を開
    閉できる内釜蓋37を設け、該加熱機2には内釜31に
    接触すべく昇降自在の内釜温度センサ46を設け、前記
    内釜蓋37を開閉する蓋開閉具42を設け、該蓋開閉具
    42の動作に関連して、内釜蓋37が降下位置にあると
    き内釜温度センサ46を上昇して内釜31に接触すると
    ともに内釜蓋37が上昇位置にあるとき内釜温度センサ
    46を内釜31より離れて外釜32と干渉しない位置に
    下降し、且つ、内釜温度センサ46と内釜31が接触し
    ない所に位置するのが、内釜蓋37が内釜31の上端縁
    よりも上方に位置するよりも先行する構成の炊飯装置。
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