JP2008219895A - 出力ドライバ回路および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来のカレントモード出力ドライバ回路と比べてより消費電力の少ない、プリエンファシス機能を有する出力ドライバ回路を提供する。
【解決手段】
本発明に係る出力ドライバ回路は、第1のデータ信号を受信し、第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力する複数の、電流減算を実施する第1の差動対をもつ、プリドライバ段と、電気的にプリドライバ段と接続され、プリドライバ段からの第2のデータ信号を受信する、伝送ラインに出力信号を伝送する第2の差動対をもつ、出力ドライバ段とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、高速通信装置に関する。より詳しく述べると、本発明はプリエンファシス機能を有する出力ドライバ回路および方法に関する。
広範囲な周波数で作動し、パワー消費の少ない、シリコン消費面積の小さいGb/s級の高速通信装置が、よく使われている。PCIエクスプレス(Peripheral Component Interconnect Express)、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)や、同様のものなどのシリアル通信装置や、ネットワークや、テレコミュニケーションや、他の電子装置などに高速通信装置がよく使われている。
シリアル通信装置では、集積回路(IC)は、プリント基板(PCB)に通常搭載されて、プリント基板の配線やパターンで電気的にお互いに結合されている。配線やパターンは、電源、グランド、入力/出力などの信号を各ICから各ICへ伝送する。通常、IC間の高周波信号は、配線やパターンの寄生抵抗、インダクタンス、および相互接続によるキャパシタンスで悪影響を受ける。
さらに、IC送信機と信号伝送路の様々な信号伝送メディア(配線やパターンと他のプリント基板の部品)の間でインピーダンスミスマッチは、信号伝送路のIC受信機と様々な信号伝送メディアとの間と同様に、信号伝送路の送信端や、または、受信端で信号反射を起こすことがある。そのような信号反射は、伝送路に沿って伝播したり、潜在的にシステム性能を下げることがある。その結果、送信ICの出力インピーダンスを、信号伝送路を含む様々なコンポーネントへ、および受信ICの入力インピーダンスへ密接に合わせるのが非常に望ましい。一般に、PCB配線やパターンの特性インピーダンスに合うように、送信機の出力インピーダンスは50オームで設計されている。
さらに、配線やパターンで生じる固有の高周波信号減衰ひずみを補うために、プリエンファシスと呼ばれる技術が採られている。プリエンファシスとは、減衰する信号の周波数成分を、送信側のデータドライブ回路で予め強調することで、受信側での信号振幅を広げ、アイパターンを確保する技術である。高周波信号減衰ひずみを補うために、信号伝送時にプリエンファシスを使い、時変シリアルデータ信号の変遷がないときにデエンファシスを使を使う。
図1は、そのようなプリエンファシスの技術を搭載したアナログ電流減算回路をもつ出力ドライバの典型的な例を示している。示されているように、アナログ電流減算回路は、並列に接続された2つの差動対AとBを含んでいる。差動対Aは、ソースが相互に接続され第1の電流源S1に接続されたトランジスタT11とT12よりなる。トランジスタT11とT12のドレイン電極は、それぞれ出力抵抗R1とR2に接続されている。出力抵抗R1とR2は、PCB配線やパターンを表しており、2Gb/s以上で使われる高速機器ではともに通常50オームである。プリエンファシスのために追加された差動対Bは、ソースが相互に接続され第2の電流源S2に接続されたトランジスタT13とT14よりなる。トランジスタT13とT14のドレイン電極もまた、それぞれ出力抵抗R1とR2に接続されている。さらに、トランジスタT11のドレイン電極は、トランジスタT13のドレイン電極と接続され、出力ノードVOUT_Bとなる。同様に、トランジスタT12のドレイン電極は、トランジスタT14のドレイン電極と接続され、出力ノードVOUTとなる。入力ノードVIN、VIN_B、EVIN_B、およびEVINは、トランジスタT11、T12、T13、およびT14のゲートにそれぞれ位置している。
図2は、入力ノードVIN、VIN_B、EVIN_B、およびEVINへの信号と、出力ノードのVOUTとVOUT_Bで測定した出力信号の関係を示す波形図である。図2は、プリエンファシスの概念について一般的に説明するものである。図2に示されているように、データ信号は、入力ノードVINに入力され、反転信号が入力ノードVIN_Bに同期入力される。さらに、単位間隔または送信データレートの1期間間隔遅延されたデータ信号が入力ノードEVINに入力され、反転され同様に遅延された入力が入力ノードEVIN_Bに入力される。入力ノードVIN、VIN_B、EVIN_B、およびEVINに入力されたすべてのデータ信号の振幅値は、所定の’a’である。以下で説明するように、データ信号は、所定の’a’に加えて’b’だけエンファシスしたり、所定の’a’から’b’だけデエンファシスしたりできる。
図2において、入力ノードVINにおいて、データ信号がlowからhighまたは、highからlowに変化すると、出力ノードVOUTの出力信号は’b’だけエンファシスされる。入力ノードVINにおいて、データ信号が変化しないときは、出力ノードVOUTの出力信号は’b’だけデエンファシスされる。図2において、時間t2で入力ノードVINにおいて、データ信号がhighからlowに変化すると、出力ノードVOUTの出力信号は、low信号が’b’だけエンファシスされた、強調されたlowとなる。しかし、時間t3ではVINの信号は変化せずlowのままであるのでVOUTの強調されたlowは、’b’だけデエンファシスされ、反強調されたlowとなる。時間t4において、入力ノードVINにおいて、データ信号がlowからhighに変化すると、VOUTの出力信号は、反強調されたlowから強調されたhighになる。ここで強調されたhighは、’b’だけ強調されたhigh信号である。時間t5では、VINの信号は変化しないので強調されたhighから反強調されたhighに反強調される。時間t6では、VINの信号がhighからlowに変化すると、出力ノードVOUTの出力信号は、反強調されたhighから強調されたlowとなる。最終的に時間t7のときに、VINの信号がlowからhighに変化すると、出力ノードVOUTの出力信号は、強調されたlowから強調されたhighになる。
表1を参照して図1の回路に適用されたプリエンファシス例について以下説明する。
Figure 2008219895
表1は、差動対A、Bを通して流れるそれぞれ電流のI1、I2と、プリエンファシス比I2/I1を示している。チャネル幅、容量、電流値を、パーセントで示している。図1に示す電流減算回路では、電流I1は100%の定電流値に維持される。差動対Bがプリエンファシスのために加えられる。差動対Bは電流I2として最大電流値40%を維持できるように設定されている。しかし、電流I1が100%に維持されているので、プリエンファシスのために差動対Bを加えると、差動対Bの付加容量が追加されるので、厳しい帯域幅制限を起こす。例えば、プリエンファシス比40%を維持するためには差動対Bを流れる電流I2は、電流I1の40%に維持されなければならない。従って、差動対BのトランジスタのT13とT14の総チャネル幅は、差動対AのトランジスタT11とT12の総チャネル幅の40%でなければならない。出力ドライバで総チャネル幅が40%増えると、付加容量が40%増え、出力ドライバのインピーダンスを下げ、高周波帯で不整合を起こし、厳しい帯域幅制限につながる。
しかしながら、電流I1+I2の総量を一定に維持することによって、図1の総合負荷容量問題をいくらか緩和できる。図1の電流減算回路に別のプリエンファシスを適用した例について以下表2を参照しながら述べる。表2のチャネル幅、容量、電流値も、パーセントで示している。表2に示すように、両差動対A、Bを通して流れる全電流I1+I2を、両差動対A、Bを通して流れる電流を制御することにより、同じレベルに維持できる。従来から、差動対Aを通して流れる電流I1を制御できるようにするために、100%のチャネル幅で調整可能な差動対Aを設計するのが望ましいとされていた。電流I1を71%に下げ、差動対Bの電流I2を29%加えることにより、プリエンファシス比40%を維持することができる。しかしながら、差動対Aの総チャネル幅が100%で、差動対Bの総チャネル幅が29%であるので、総合負荷容量は129%でまだ大き過ぎる。従って、電流I1+I2の総量を一定に維持することによって、差動対Bのチャネル幅を狭めて、同じ40%のプリエンファシス比I2/I1を得られるが、従来のプリエンファシスのわずかな改善にすぎない。
Figure 2008219895
図1の表1と表2のプリエンファシスの負荷容量問題を回避する1つの方法は、プリエンファシスにDA変換器(DAC)を使用することである。図3に出力段で電流減算回路をもったDACプリエンファシスを示している。このDACプリエンファシスは、2005年のISSCCで、発表されている [非特許文献1] 。 DAC構成を使用することによって、プリエンファシスの有無にかかわらずいつもすべての出力段を使用することが可能となる。すべての出力段(スライス)を使用することにより、出力部の冗長性を排除でき、不要な付加容量を排除できる。
図3に示すように、401から410のすべてのスライスは、差動対を含む。各差動対にはソースが接続されて電流源S41に接続されたトランジスタT41、T42がある。2つのトランジスタT41、T42のドレインは、それぞれ出力抵抗R41、R42に接続されている。さらに、各スライス401から410の差動対は並列に接続されており、そのため、同じ出力抵抗R41、R42を駆動する。各スライス401から410のトランジスタ対は、それぞれのプリドライバ回路421から430に接続されている。各プリドライバ回路421から430は、非遅延データ信号または遅延データ信号のどちらかを入力し、出力ドライバのそれぞれのスライス401から410を駆動する。各プリドライバ回路421から430は、また、適切なトランジスタへ、遅延データまたは非遅延データを、反転または正転して入力する。
図3の例では、6つのプリドライバ回路421から426が、非遅延データを入力し、4つのプリドライバ回路427から430は、遅延データを入力する。各スライス401から410の電流源S41は、等量の電流を流す。従って、出力ドライバに10スライス401から410があれば、各電流源S41は全電流の10分の1の電流を流す。プリエンファシスなしでは、各スライス401から410は、非遅延データを供給するように設定された各プリドライバ回路によって駆動され、全電流の100%が全スライス401から410に流される。プリエンファシス比を66.6%にする例では、10個のプリドライバ回路のうち6個のプリドライバ回路421から426が、6個のスライス401から406を非遅延データで駆動し、残りの10個中4個のプリドライバ回路427から430が、4個のスライス407から410を遅延データ信号で駆動する。従って、全電流の60%が、非遅延データ信号で駆動された6個のスライス401から406から流れる。そして、全電流の40%が、遅延データ信号で駆動された4個のスライス407から410から流れる。その結果、流れた全電流は100%にとどまっており、容量の増加はない。
しかしながら、DACプリエンファシスはプリドライバ段が冗長であるという欠点がある。N個のスライス401からNでは、出力段のN個のスライスを駆動するにはN個のプリドライバ回路が必要である。より多くのスライスを駆動するためにプリドライバ回路の数が増えると、電力と面積の制約を満たすためプリドライバ回路の面積を減少しなければならない。各プリドライバ回路のサイズが減少するにつれて、寄生容量の影響が大きくなり、帯域幅の制限につながる。このような悪影響に対するため、各スライス401からNを、各スライスの全電流の1/Nより多くの電流を流すよう設計できる。例えば、寄生容量を補償する為に401から410の10個のスライスを駆動するときに、全電流の1/10だけを流すのに必要とされるチャネル幅よりもはるかに大きなチャネル幅で製造する。しかし、出力ドライバ段のスライスのチャネル幅を大きくすると、電流消費量が増え、電力を浪費し、付加容量が大きくなり、シリコン面積も大きくなる。
2005 ISSCC, digest of technical papers, vol. 48 3.4 "A Transmit Architecture with 4−Tap Feedfoward Equalization for 6.25/12.5Gb/s Serial Backplane Communications," Paul Landman et. al.
そこで本発明は、面積、電力問題を解消・低減しながら、同時にプリドライバ段に電流減算プリエンファシスを実装して、上述の付加容量問題にも対処するものである。出力ドライバ段ではなく、電流減算をプリドライバ段で行うことにより、本発明は図1の出力ドライバの中の大きな差動対による付加容量を最小にするか、または取り除くことができ、図3の多くのプリドライバ回路を最小にするか、または取り除くことができる。
本発明においては、第1のデータ信号をプリドライバ段で受信し、プリドライバ段で第1のデータ信号について第1の差動対で電流減算を実施し、第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力し、出力ドライバ段で第2のデータ信号を受信し、出力ドライバ段で、第2の差動対で第2のデータ信号について電流加算処理を実施し、第2のデータ信号に基づいて出力信号を伝送することにより、データ信号のプリエンファシスを行う。
さらに、本発明においては、第1のデータ信号が、第1のデータ信号の反転である、第1の反転データ信号と、第1の所定量だけ遅延された第1のデータ信号である、第1の遅延データ信号と、第1の遅延データ信号の反転である、第1の反転遅延データ信号と、からなることも特徴である。
本発明は、第1のデータ信号を受信し、第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力する複数の、電流減算を実施する第1の差動対をもつ、プリドライバ段と、電気的にプリドライバ段と接続され、プリドライバ段からの第2のデータ信号を受信する、伝送ラインに出力信号を伝送する第2の差動対をもつ、出力ドライバ段からなる、出力ドライバ回路である。
さらに、本発明は、プリドライバ段の少なくとも1つの第1の差動対が多数の可変電流源の少なくとも1つに接続されており、出力ドライバの少なくとも1対の第2の差動対が、電流加算回路を形成するように接続されている、ことを特徴とする出力ドライバ回路である。
本発明によれば、電流減算をプリドライバ段で行い、電流加算を出力ドライバ段で行うことにより、出力に余分の容量を付加することなく、プリエンファシス比率を柔軟に設定することができる。
以下の説明では、多くのnチャネル金属酸化物電界効果トランジスタ(MOSFET)で示している。ところで、MOSFETデバイスは例示しただけであり、開示した回路は他の種類のトランジスタ、例えばJ−FET、バイポーラトランジスタなどを使って、構成してもよい。さらに、以下の例ではnチャネルデバイスを使っているが、例えば、pチャネルFETやPNPバイポーラトランジスタを採用した回路についても同様である。
さらに、「ドレイン」と「ソース」は説明しやすくするために、また伝統的な工学的使用法にのっとっているが、FETトランジスタのドレインとソースは相互に交換可能であり、以下の記述においては、特に記述しない限り、または当業者にとって明白な限り、半導体チャネルの一方の端と他端とをさしている。
図4は、プリドライブ段に電流減算をもつプリエンファシス回路の第1実施例を示す。図4に示すように、並列接続された二つの差動対A6とB6を持つ電流加算回路を出力ドライバ段に備えている。差動対A6は、ソースが相互接続され第1の電流源S61に接続されたトランジスタT61とT62からなる。トランジスタT61とT62のドレインは出力抵抗R61とR62にそれぞれ接続されている。ノードVA1、VA2、VB1、VB2はトランジスタT61、T62、T63、T64のゲート電極にそれぞれつながっている。出力抵抗R61とR62は、回路基板の伝送路パターンを表す。差動対B6は、ソースが相互接続され第2の電流源S62に接続されたトランジスタT63とT64からなる。トランジスタT63とT64のドレインは出力抵抗R61とR62にそれぞれ接続されている。さらに、トランジスタT61のドレインはトランジスタT63のドレインに接続されている。また、トランジスタT62のドレインはトランジスタT64のドレインに接続されている。
差動対A6とB6は、その入力が小信号カレントモードロジックかレイルツウレイルCMOSロジックによって決まるカレントモード差動対であってもよい。
図4に示すように、第1のバッファBUF1と、第2のバッファBUF2および第3のバッファBUF3によってプリドライブ段が構成され、それぞれ差動対のA6とB6を駆動する。特に、BUF1が差動対A6を駆動し、BUF2とBUF3が第2の差動対B6を駆動する。バッファBUF1と、BUF2は、ノードVIN6で正転データ信号を受信し、ノードVIN6_Bで反転データ信号を受信する。BUF3は、ノードEVIN6で正転遅延データ信号を受信し、ノードEVIN6_Bで反転遅延データ信号を受信する。BUF1は、正転データ信号をノードVA1に供給することによって、また反転データ信号をノードVA2に供給することによって差動対A6を駆動する。BUF2とBUF3は図5を参照しながら以下に詳述する。
図5は、プレドライバー段の第2と第3のバッファのBUF2とBUF3の回路図例を示している。図5に示すように、BUF2とBUF3は並列接続された差動対である。BUF2には、ソースが相互接続され可変電流源S92に接続されたトランジスタT91、T92がある。トランジスタT91、T92のドレインは、それぞれ抵抗R91とR92に接続されている。BUF3には、ソースが相互接続され可変電流源S93に接続されたトランジスタT93、T94がある。トランジスタT93、T94のドレインは、それぞれ抵抗R91とR92に接続されている。さらに、トランジスタT91のドレインは、トランジスタT93のドレインと接続されて、出力ノードVB2となる。そのノードVB2は、差動対B6のトランジスタT64のゲートと同一のノードである。同様に、トランジスタT92のドレインは、トランジスタT94のドレインと接続されて、出力ノードVB1となる。そのノードVB1は、差動対B6のトランジスタT63のゲートと同一のノードである。入力ノードVIN6、VIN6_B、EVIN6_B、およびEVIN6は、トランジスタT91、T92、T93、およびT94のゲートにそれぞれ位置していて、図4のBUF1、BUF2、およびBUF3の入力ノードのVIN6、VIN6_B、EVIN6_B、およびEVIN6に対応している。
可変電流源S92は、BUF2から所定の電流IBUF2を流すよう調整できる。同様に、可変電流源S93は、BUF3から所定の電流IBUF3を流すよう調整できる。図5では各バッファあたり1つの可変電流源しか示していないが、どんな数と種類の可変電流源も各バッファに提供できることが理解されるべきである。例えば、可変電流源S93は、ゲート電極を外部回路によって制御されるn−チャネルトランジスタなどであってもよい。
それぞれの電流源S92、S93は、各BUF2、BUF3から流す電流を調整できる。電流IBUF2、IBUF3を調整することにより、プリドライバ段のプリエンファシス値を調整できる。
一例として図4と表3を参照しながら、差動対A6が出力ドライバ段の全電流の最大60%の電流を流せる大きさに、差動対B6が出力ドライバ段の全電流の最大40%の電流を流せる大きさであるとする。総合的なプリエンファシス比は、プリドライバ段の電流IBUF2とIBUF3を調整することにより決定できる。総合的なプリエンファシス比は、次式で決定できる。
Aod+(Bod)(C2):(Bod)(C3)
ここで、Aodは、出力ドライバ段の全電流に対する、差動対A6に流れる電流I61の電流比であり、Bodは、出力ドライバ段の全電流に対する、差動対B6に流れる電流I62の電流比であり、C2は、プリドライバ段の全電流に対する、BUF2に流れる電流IBUF2の電流比であり、C3は、プリドライバ段の全電流に対する、BUF3に流れる電流IBUF3の電流比である。
Aodを60%、Bodを40%に設定したときの電流比C2とC3を表3に示す。データ信号のエンファシス比またはデエンファシス比は、実質的に(Bod)(C3)に等しい値になる。
Figure 2008219895
稼働中は、BUF1は差動対A6を常に駆動している。BUF2とBUF3は、データ信号と遅延データ信号との減算をしている。プリエンファシスをしないようにプリドライバ段を調整するためには、可変電流源S92から100%の電流IBUF2を流し、可変電流源S93から0%の電流IBUF3を流すように調整する。この場合、BUF3には電流が流れないため、また全ての電流がBUF2を流れるため、プリドライバ段を流れる全電流は、BUF2を流れる電流IBUF2と等しい。従って、プリドライバ段を流れる全電流に対する電流IBUF2の電流比C2は100%となり、プリドライバ段を流れる全電流に対する電流IBUF3の電流比C3は0%となる。
このプリエンファシス法によれば、どんなプリエンファシス量においても、特性劣化を皆無にまたは少なくできる。いくつかのプリエンファシス設定例を表3に示す。例えば表3に示すように、データ信号を24%エンファシス/デエンファシスしたいときは、電流源S92から40%の電流IBUF2を流すように設定し、電流源S93から60%の電流IBUF3を流すように設定する。その結果、信号伝送中は出力信号は24%エンファシスされ、非伝送時は24%デエンファシスされる。
伝送路上の応答を補償するために、複数の遅延をもった入力にこの技術を適用できる。図6にその実施例を示す。
図7に示すように、BUF4には、ソースが相互接続され可変電流源S94に接続されたトランジスタT95、T96がある。トランジスタT95、T96のドレインは、それぞれ抵抗R91とR92に接続されている。さらに、トランジスタT91とT93のドレインは、トランジスタT95のドレインと接続されて、出力ノードVB2となる。そのノードVB2は、差動対B6のトランジスタT64のゲートと同一のノードである。同様に、トランジスタT92とT94のドレインは、トランジスタT96のドレインと接続されて、出力ノードVB1となる。そのノードVB1は、差動対B6のトランジスタT63のゲートと同一のノードである。入力ノードEV2IN6_B、およびEV2IN6は、トランジスタT95およびT96のゲートにそれぞれ位置していて、図6のBUF4の入力ノードのEV2IN6_B、およびEV2IN6に対応している。
BUF4は、ノードEV2IN6で正転遅延データ信号を受信し、入力ノードEV2IN6_Bで反転遅延データ信号を受信する。BUF4のそれぞれのノードEV2IN6、およびEV2IN6_Bで受信する正転遅延データ信号および反転遅延データ信号は、もとの正転信号VIN6と反転信号VIN6_Bが第2の遅延時間だけ遅延されたものである。第2の遅延時間は、2単位間隔または伝送データレートの2期間と等しく、BUF3のノードEVIN6とEVIN6_Bで受信する遅延時間より長い。
BUF4により、伝送が無いときに出力信号にデエンファシスを付加することができる。例えば、信号VIN6がhighまたはlowに遷移して第2の遅延時間だけ変化が無ければ、プリドライバ段の全電流に対する電流IBUF4の電流比率C4に比例する量だけ、出力信号VOUT6がデエンファシスされる。
Aodを60%に、Bodを40%にした例での電流比率C2、C3、C4を、表4に例示する。第1遅延後信号が付加的にデエンファシスされる割合は、(Bod)(C3)の半分である。第2遅延後信号が付加的にデエンファシスされる割合は、実質的に(Bod)(C4)である。
Figure 2008219895
図6に示す第2の実施例の稼働中は、BUF1は差動対A6を常に駆動している。BUF2、BUF3、BUF4は、データ信号と遅延データ信号と多ビット遅延データ信号との減算をしている。プリエンファシスをしないようにプリドライバ段を調整するためには、電流源S92から100%の電流IBUF2を流し、電流源S93から0%の電流IBUF3を流し、電流源S94から0%の電流IBUF4を流すように調整する。この場合、BUF3とBUF4には電流が流れないため、また全ての電流がBUF2を流れるため、プリドライバ段を流れる全電流は、BUF2を流れる電流IBUF2と等しい。従って、プリドライバ段を流れる全電流に対する電流IBUF2の電流比C2は100%となり、プリドライバ段を流れる全電流に対する電流IBUF3の電流比C3は0%となり、プリドライバ段を流れる全電流に対する電流IBUF4の電流比C4は0%となる。
図6において示したプリエンファシス法について、いくつかのプリエンファシス設定例を表4に示す。例えば表4に示すように、伝送が無いときに6%の第2遅延デエンファシスで、データ信号を12%エンファシス/デエンファシスしたいときは、電流源S92から25%の電流IBUF2を流すように設定し、電流源S93から60%の電流IBUF3を流すように設定し、電流源S94から15%の電流IBUF4を流すように設定する。その結果、信号伝送中は出力信号は12%エンファシスされ、第1遅延後の非伝送時は12%デエンファシスされる。第2遅延後の非伝送時はさらに6%デエンファシスされる。
この第2実施例によれば、出力VOUTに余分の付加容量が加わっていないため、出力ドライバ段が容量が低レベルに維持できるため、出力ドライバ段において差動対A6とB6が100%の最大電流とされているため、プリドライバ段からの信号数が少ないため、数多くの小さなプリドライバが無いので、余分の付加容量による性能の劣化を図ることができる。
もちろん、伝送路上のより複雑な応答やより大きなロスに対処するため、より多くのバッファを加えることもできる。
図8にプリエンファシスの実施例のフローチャートを示す。実施例のプリエンファシス工程は、図4に示したように、プリドライバ段の中で電流減算がなされる回路に実装される。
プリエンファシス工程が開始されると、ステップS1002へ進み、初期データ信号を受信し、ステップS1004へ進む。例えば、図4に示すプリエンファシス工程では、プリドライバ段のバッファBUF1、BUF2、BUF3が入力ノードVIN6、VIN6_B、EVIN6_B、EVIN6で入力信号を受け取る。
ステップS1004で、初期データ信号の電流減算処理が行われ、ステップS1006へ進む。例えば、図4に示すプリエンファシス工程では、BUF2、BUF3がノードVIN6、VIN6_B、EVIN6_B、EVIN6で受信した入力信号の電流減算処理を実施する。
ステップS1006で、初期データ信号に基づき中間データ信号を出力し、ステップS1008へ進む。例えば、図4に示すプリエンファシス工程では、プリドライバ段のバッファで処理した信号が、出力ドライバ段の差動対A6とB6へ出力される。
ステップS1008で、中間データ信号を受信し、ステップS1010へ進む。例えば、図4に示すプリエンファシス工程では、出力ドライバ段の差動対A6とB6が、ノードVA1、VA2、VB1、VB2で信号を受信する。
ステップS1010で、中間データ信号について電流加算処理を実施し、ステップS1012へ進む。例えば、図4に示すプリエンファシス工程では、差動対A6とB6が、ノードVA1、VA2、VB1、VB2で信号を受信した入力信号に対して電流加算をする。
ステップS1012で、中間データ信号に基づいた最終データ信号を送信し、ステップS1014へ進む。例えば、図4に示すプリエンファシス工程では、出力ドライバがノードVOUT6、VOUT6_Bで信号を出力する。
ステップS1014で、プリエンファシス回路の電源が切れているかどうかを確認する。切れていなければステップS1002へもどり、切れていれば終了する。
上述したように、本発明により、出力に余分の容量を付加することなく、プリエンファシス比率を柔軟に設定できる。これは、本発明が電流減算をプリドライバ段で行い、電流加算を出力ドライバ段で行うことにより可能になった。
本発明の特徴は、以下のようにまとめることができる。
(1.) 第1のデータ信号を受信し、第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力する複数の、電流減算を実施する第1の差動対をもつ、プリドライバ段と、
電気的にプリドライバ段と接続され、プリドライバ段からの第2のデータ信号を受信する、伝送ラインに出力信号を伝送する第2の差動対をもつ、出力ドライバ段
からなる、ことを特徴とする出力ドライバ回路。
(2.) プリドライバ段の少なくとも1つの第1の差動対が多数の可変電流源の少なくとも1つに接続されている、ことを特徴とする(1.)に記載の出力ドライバ回路。
(3.) 出力ドライバの少なくとも1対の第2の差動対が、電流加算回路を形成するように接続されている、ことを特徴とする(1.)に記載の出力ドライバ回路。
(4.) プリドライバ段の複数の第1の差動対がカレントモード差動対で、その入力が小信号カレントモードロジックにより駆動される、ことを特徴とする(1.)に記載の出力ドライバ回路。
(5.) プリドライバ段の複数の第1の差動対がカレントモード差動対で、その入力がレイルツーレイルCMOSロジックにより駆動される、ことを特徴とする(1.)に記載の出力ドライバ回路。
(6.) 複数の可変電流源が、個々の第1の差動対の複数の入力の比率を変更できる、ことを特徴とする(1.)に記載の出力ドライバ回路。
(7.) 複数の可変電流源が、ゲートに可変電荷を受けるトランジスタである、ことを特徴とする(6.)に記載の出力ドライバ回路。
(8.) プリドライバ段の複数の第1の差動対が、該第1の差動対の入力数を必要な比率で選択できる機能を有する、ことを特徴とする(1.)に記載の出力ドライバ回路。
(9.) 第1のデータ信号をプリドライバ段で受信し、
プリドライバ段で第1のデータ信号について第1の差動対で電流減算を実施し、
第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力し、
出力ドライバ段で第2のデータ信号を受信し、
出力ドライバ段で、第2の差動対で第2のデータ信号について電流加算処理を実施し、
第2のデータ信号に基づいて出力信号を伝送する、
ことを特徴とするデータ信号のプリエンファシス方法。
(10.) 第1のデータ信号が、
第1のデータ信号の反転である、第1の反転データ信号と、
第1の所定量だけ遅延された第1のデータ信号である、第1の遅延データ信号と、
第1の遅延データ信号の反転である、第1の反転遅延データ信号と、
からなることを特徴とする(9.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(11.) 第1のデータ信号がさらに、
第1のデータ信号の反転である、第1の反転データ信号と、
別の所定量だけ遅延された第1のデータ信号である、複数の第1の遅延データ信号と、
複数の第1の遅延データ信号の反転である、それぞれの第1の反転遅延データ信号と、
からなることを特徴とする(9.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(12.) プリドライバ段の少なくともひとつの差動対を、少なくともひとつの可変電流源に接続する、ことを特徴とする(9.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(13.) 出力ドライバの少なくとも一対の第2の差動対を、電流加算回路を構成するように接続する、ことを特徴とする(9.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(14.) プリドライバ段の第1の差動対の入力を、小信号カレントモードロジックにより駆動する、ことを特徴とする(9.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(15) プリドライバ段の第1の差動対の入力を、レイルツーレイルCMOSロジックにより駆動する、ことを特徴とする(9.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(16.) 可変電流源により第1の差動対の入力比率を変更する、ことを特徴とする(12.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(17.) 可変電流源が、ゲートに可変電荷を受けるトランジスタである、ことを特徴とする(16.)に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
(18.) プリドライバ段の第1の差動対の数により、個々の第1の差動対入力数を必要な比率に選択する、ことを特徴とする9.に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形や、修正を含むことは、勿論である。
出力ドライバ段でアナログ電流減算によるプリエンファシスのブロック図である。 減算によるプリエンファシスを示す波形図である。 アナログ電流減算のDAC構成の一例を示す図である。 本発明に係るプリドライブ段でアナログ電流減算によるプリエンファシスの一例を示す図である。 第1実施例のプリエンファシスにおいて、プリドライブ段の中の2番目と3番目のバッファのBUF2とBUF3の一例を示す図である。 本発明に係る多段入力遅延を有する第2実施例のプリエンファシスの一例を示す図である。 第2実施例のプリエンファシスにおいて、プリドライブ段の中の2番目と3番目と4番目のバッファのBUF2とBUF3とBUF4の一例を示す図である。 プリエンファシス過程のフローチャート図である。
符号の説明
T11,T12,T13,T14,T41,T42,T61,T62,T63,T64,T91,T92,T93,T94,T95,T96 トランジスタ
R1,R2,R41,R42,R61,R62,R91,R92 抵抗
S1,S2,S41,S61,S62,S92,R93,S94 電流源

Claims (4)

  1. 第1のデータ信号をプリドライバ段で受信し、
    プリドライバ段で第1のデータ信号について第1の差動対で電流減算を実施し、
    第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力し、
    出力ドライバ段で第2のデータ信号を受信し、
    出力ドライバ段で、第2の差動対で第2のデータ信号について電流加算処理を実施し、
    第2のデータ信号に基づいて出力信号を伝送する、
    ことを特徴とするデータ信号のプリエンファシス方法。
  2. 第1のデータ信号が、
    第1のデータ信号の反転である、第1の反転データ信号と、
    第1の所定量だけ遅延された第1のデータ信号である、第1の遅延データ信号と、
    第1の遅延データ信号の反転である、第1の反転遅延データ信号と、
    からなることを特徴とする請求項1に記載のデータ信号のプリエンファシス方法。
  3. 第1のデータ信号を受信し、第1のデータ信号に基づいて第2のデータ信号を出力する複数の、電流減算を実施する第1の差動対をもつ、プリドライバ段と、
    電気的にプリドライバ段と接続され、プリドライバ段からの第2のデータ信号を受信する、伝送ラインに出力信号を伝送する第2の差動対をもつ、出力ドライバ段
    からなる、ことを特徴とする出力ドライバ回路。
  4. プリドライバ段の少なくとも1つの第1の差動対が多数の可変電流源の少なくとも1つに接続されており、
    出力ドライバの少なくとも1対の第2の差動対が、電流加算回路を形成するように接続されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の出力ドライバ回路。
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