JP2001267972A - 予歪みを有するデジタルデータ信号を提供する回路と方法 - Google Patents

予歪みを有するデジタルデータ信号を提供する回路と方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、デジタルデータ信号に予歪
みを与える回路と方法であって、ビットレートに同期し
たクロックの必要無しにデータレートの変更を許容する
ものを提供することである。 【解決手段】 本発明に基づいて、デジタルデータ信号
の振幅に少なくとも1つの遅延させた当該デジタルデー
タ信号を加算することでデジタルデータ信号に予歪みを
与える。遅延したデジタルデータ信号は、遅延の長さが
可変である遅延回路によって供給される。データ信号の
現在のデータレートに対して適切な遅延を決定するため
のくり返し発生する信号セグメントの継続時間を示すデ
ジタルデータ信号中の信号パターンの継続時間を検出す
る回路は、可変遅延回路が作成する遅延の大きさを調節
するための調節信号を作成する。これによって、回路を
製造するときにデジタルデータ信号のデータレートが知
られていないか可変であるときにも、ビットレート同期
クロック無しで、デジタルデータ信号に対してフルビッ
トまたは部分ビットの所望の次数の予歪みを加えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数に依存する
伝送特性を有する媒体を経由して送信するための、予歪
みを有するデジタルデータ信号を提供する回路と方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】周波数依存性の損失を有する現実の伝送
ラインや光ケーブルのような周波数依存性の媒体を通し
て信号を送信するときは、伝送の途中で信号が変形する
ことは良く知られている。例えば、周波数帯域が制限さ
れている電気的伝送ラインは、低周波数成分よりも高周
波数成分の損失が大きい。信号に対する伝送媒体の影響
は、信号の高周波数成分に対するほど、また、伝送媒体
が長くなるほど大きくなる。この効果によって、伝送媒
体の一端に信号ドライバを有し、他端に出力信号を受信
するための受信装置を有するシステムの最大伝送長さ及
び/または信号の最高伝送速度が定まる。
【0003】現在の通信システムは情報の搬送にデジタ
ル信号を使用している。一般的に、デジタル信号は、そ
れぞれが1つ以上のデータビットを表すシンボルと称す
るランダムシーケンスから構成される。デジタル信号が
伝送ラインのような周波数依存性を有する媒体を介して
伝送されると、仮に送信側と受信側のマッチングが完全
であったとしても、信号スペクトルの高周波数の側が低
周波数の側に比較して損失が大きくなることに起因して
歪みを生じることになる。受信側ではデジタル信号の短
いパルスの振幅は完全には再現されず、受信側の信号で
は上昇するエッジと下降するエッジの傾斜は歪んでい
る。この効果は、シンボル間干渉(ISI)とも呼ば
れ、受信機が検出することのできるデータ伝送速度の制
限要因である。
【0004】入力側でデジタル信号を変形させることに
よって所定の媒体によるデータレートや伝送距離を拡大
することが可能なことは知られている。この方法は、一
般的に、伝送媒体中で失われる信号成分を強調するよう
に変形させておくものである。ドイツ国特許出願第19
825256号明細書に記載されているように、デジタ
ルデータ信号を予め変形する従来の方法は、デジタルデ
ータ信号を1ビット分あるいはその数分の1だけ遅延さ
せて、デジタル信号とその遅延させたデジタル信号とを
重ね合わせるものである。この文献には、伝送すべき現
在のデータビットだけでなく出力信号の履歴にも依存す
る形で出力信号レベルを決定してデジタル出力信号に予
歪みを与える出力バッファ回路が記載されている。米国
特許第4,584,690号は、伝送される信号を連続
するビット間のスルーレートが最大になるように予め補
償することでシンボル間干渉の影響を最小化する方法を
開示するものである。この文献には、ビットパターンと
ビットシーケンスに含まれるエネルギーの大きさ情報に
基づいて予め補償を行うことが開示されている。
【0005】ソリッドステート回路に関する国際電気電
子学会誌(IEEE)、第34巻、第5号、pp580
−585、1999年5月に開示されているように、い
わゆるフルビット予歪みは、デジタルデータ信号振幅
と、各遅延信号が遅延のないデジタルデータ信号に対し
て1または数ビット分遅延させたものに重み付けを行っ
た1つまたは複数の遅延信号を重ね合わせることであ
る。重ね合わせる遅延の異なるデジタルデータ信号の数
が、いわゆる、予歪みの次数を決定する。この文献に
は、ビット間隔のp倍(pは1より小さい)、つまり、
ビットレートの数分の1だけ遅延させることも実行可能
であることは記載されていない。代表的なpの値は、
0.5であり、この場合にはハーフビット予歪みと呼ば
れている。
【0006】本明細書においてビットという場合は、必
ずしも情報単位またはデータユニットを意味するわけで
はない。予歪みとの関連では、むしろビットとはデジタ
ルデータ信号における、ランダムに発生する、継続時間
が最短の、一定振幅セグメントのことを意味する。デジ
タルデータ信号フォーマットが、一方が論理「0」で他方
が論理「1」である、2つの異なる信号レベルによって
表現された2つのシンボルからなる2値信号であれば、
最小継続時間のセグメントはビットの継続時間と一致す
る。しかし、これ以外にも、データフォーマットが異な
れば、最小継続時間セグメントの長さと情報ビットの継
続時間との関係は数多く存在することが広く知られてい
る。
【0007】遅延させていないデジタルデータ信号と重
ね合わせるために、遅延させたデジタルデータ信号を作
成する従来方法は、ビットレートに対応するクロックと
クロックに基づくラッチ機構を使用して、ビットレート
の所定倍数または所定の分数だけデジタルデータ信号を
遅延させるものである。この方法は、ビットレートの変
化に対応することができる点が長所であるが、ビットレ
ートと同期したクロックが必要になる。ビットクロック
信号を必要としない別の方法は、デジタルデータ信号を
固定時間だけ遅延させることである。この方法は単純で
はあるが、デジタルデータ信号のビットレートの大きな
変化には対応できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ビッ
トレートに同期したクロックが不要であるにもかかわら
ず、デジタル信号のデータレートの変更を許容するデジ
タルデータ信号に予歪みを与える回路と方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は請求項1ないし18で定義される発明によって達
成される。
【0010】本発明によれば、デジタルデータ信号と少
なくとも1つの遅延させたデジタルデータ信号の振幅を
足し合わせる手段によってデジタルデータに予歪みが加
えられる。遅延させたデジタルデータ信号は、遅延時間
を変化させることができる可変遅延回路によって供給さ
れる。データ信号の現在のデータレートに対して適切な
遅延を決定する、繰り返し起こる信号セグメントの継続
時間を示すデジタルデータ信号中の信号パターンの継続
時間を検出するための回路が、可変遅延回路が供給すべ
き信号遅延の大きさを調節するための調節信号を作成す
る。このようにすることで、予歪みを与えるための回路
を製作する時点でデジタルデータ信号のデータレートが
知られていないか、あるいは、データレートの変化を許
容しても、ビットレート同期クロック無しで、デジタル
データ信号にビット長またはビット長の所望の倍数だけ
の予歪みを与えることが可能になる。
【0011】本発明の好ましい実施態様は従属請求項に
よって定義される。
【0012】本発明の好ましい実施例によれば、最小信
号セグメントの継続時間を表す前記信号パターンの継続
時間の検出は、デジタルデータ信号中の予め定められた
最小継続時間信号パターンにロックする遅延ロックルー
プによって行われる。検出された信号パターンは、予め
設定されたシンボルシーケンスであっても良い。デジタ
ルデータ信号フォーマットが2値の場合、信号パターン
は順次入れ替わる信号セグメントからなる簡単なシーケ
ンス、つまり、..−V,+V,−V..および/また
は、..+V,−V,+V..であっても良いし、もっ
と複雑なシーケンス、例えば、..−V,+V,−V,
+V..および/または、..+V,−V,+V,−
V..であっても良い。デジタルデータ信号中の信号セ
グメントの最小継続時間を検出するために使用する信号
パターンは、多くの可能性の中から選択できることは明
らかである。検出回路は、検出した最小信号パターン継
続時間に従って遅延回路の遅延量を調節し、デジタルデ
ータ信号中に、より継続時間の長い同様の信号パターン
が発生したときには遅延を調節しないのが好ましい。
【0013】別の好ましい実施例によれば、デジタルデ
ータ信号中で繰り返し発生する信号パターンの継続時間
の検出は、シンボルレートよりも小さくないサンプリン
グレートでデジタルデータ信号をサンプリングし、連続
した同一振幅のサンプルの最小数に基づいてデジタルデ
ータ中の信号セグメントの最小継続時間を検出すること
によって行われる。遅延調節信号が検出された最小サン
プル数に基づいて作成される。サンプリングに先立っ
て、デジタルデータ信号はデジタルディバイダに供給さ
れ、1よりも大きな整数であるN個の周波数分割が行わ
れる。この場合、分割された信号のサンプリングレート
はNで分割されたデジタルデータ信号のシンボルレート
よりも小さくてはならない。ディバイダ回路を使用する
ことは、検出回路に対する速度要求を緩和できる点が長
所であるが、このことがデジタル信号によって伝送され
るデータレートが高いときには特に重要になる。
【0014】デジタルデータ信号の遅延量は、ビット周
期に対する割合で表現したデジタルデータ信号の遅延
が、データレートの高いデジタルデータ信号に対する場
合のほうがデータレートの低いデータ信号の場合よりも
大きくなるように、デジタルデータ信号のシンボルレー
トまたはデータレートに基づいて決定するのが望まし
い。このようにすることによって、予歪みの量を、現実
の伝送ラインの広いデータレートにわたって、周波数へ
の依存性を有する損失特性に対してさらに一層良く適合
させることができる。
【0015】以下に添付の図面を参照しながら、発明の
好ましい実施態様について説明する。図面を通じて、同
一または類似の部材は同じ部材番号で示す。信号を示す
番号は、当該情報を搬送、入力または出力するラインと
端末に対しても使用する。
【0016】図1は、予歪みを有するデジタルデータ信
号を作成するための回路を示すブロック図である。この
図において、INはデジタルデータ信号を受信する回路
への入力を表す。符号1は、入力INにおいて受信した
信号を遅延させる遅延回路を示す。DINは、入力IN
の遅延させたものが得られる遅延回路1の出力である。
遅延回路1による遅延の大きさは、調節可能な遅延回路
1の制御入力部CTへの制御信号によって制御される。
【0017】符号2は加算回路を示す。当該回路は遅延
回路1の出力部DINから遅延させたデジタルデータ信
号を、入力部INに元のデジタルデータ信号を受ける。
加算回路は、これら2つの信号を加算して出力部OUT
にデジタル出力信号を送る。出力部OUTに送られた信
号は、バンド幅が制限された伝送媒体による周波数依存
性の損失を補償する予歪みを有する。加算回路2は、端
子INの信号振幅と遅延回路の出力DINを、つまり、
INにおける信号のその時点での振幅とDINでのその
時刻における信号、とを加算して、出力部OUTに出力
信号を作成させる。INでの信号とDINでの遅延信号
を加算する前に、少なくともDINでの信号について
は、いわゆる予歪み率(Vpp−Va)/Vaを決定す
る重み付けを行う。ここで、Vppは加算回路2の出力
部OUTにおいて予歪みを与えられた信号の両振幅(pe
ak-to-peak振幅)である。
【0018】符号3は、入力部INにおけるデジタルデ
ータ信号中の最小信号セグメント継続時間を表す、繰り
返し発生する信号パターンの継続時間を検出する回路で
ある。検出回路3は検出した最小信号パターン継続時間
に基づいて制御信号CTを作成する。調節可能な遅延回
路1と、調節可能な遅延回路1の遅延量を制御する検出
回路3とが適応遅延回路4を構成する。この適応遅延回
路4は入力部INにおけるデジタルデータの最小信号セ
グメント継続時間を表す、繰り返し発生する信号パター
ンの継続時間を検出し、この信号を、可変遅延装置を用
いて、入力部INに置けるデジタルデータ信号と適応遅
延回路4の出力部DINにおける遅延されたデジタルデ
ータを足し合わせることによって、所定の適当な予歪み
信号が得られるように信号を遅延させる。適応遅延回路
4はデータ信号のビット周期Tまたは予め設定されたビ
ット周期の数分の一だけデータ信号を遅延させることが
できるので、図1に示した回路は特定のビットレートに
ついてのみ有効というわけではない。むしろ、図1に示
した回路は、広い範囲のビットレートを有するデジタル
データ信号に予歪みを与えることができる。
【0019】図2aないし2cは、図1に示した回路に
よって予歪みが与えられたデジタルデータ信号を例示す
る図面である。図2aないし2cに示した信号は、本発
明の原理を示すためのものであって、図2aないし2c
は厳密な波形を示すものではないことに注意されたい。
この図面に示した信号フォーマット以外に、本発明に基
づく回路によって非常に多くの種類のデジタル信号フォ
ーマットを処理することができることは当業者にとって
は自明である。
【0020】図2aは2値デジタルデータ信号を例示す
るものである。図から明らかなように、図に示したデジ
タルデータ信号は送信すべき2値データに従って+Vと
−Vの2つの値をとることができる。図2aに示した例
の場合には、信号レベル−Vが値「0」を、信号レベル
+Vが値「1」を表している。図2aは、例として「0」
と「1」からなる任意のランダムシーケンスを示したも
のである。Sは、図2aに示した例では、予め設定さ
れた継続時間、つまりビット継続時間、にわたって一定
振幅の信号+Vである、「1」を表現するために使用さ
れるシンボルを表す。同様に、Sは、ビット周期にわ
たって−Vの振幅で変化しない信号によって表現される
データ「0」を表すシンボルを表す。伝送されるシンボ
ルSとS のシーケンスによって図2aに記載したデ
ジタルデータ信号は構成されている。符号G1、G2、
・・・は図2aに示すデジタルデータ信号の信号セグメ
ント、つまり、信号の振幅が変化しない時間の長さであ
る。図2aから、2値デジタルデータ信号の場合には、
一定信号振幅の信号セグメントの継続時間は、ビット周
期と同じシンボル周期の整数倍であることは明らかであ
る。
【0021】図2aに示した2値デジタルデータ信号に
予歪みを与えるには、図1に示した検出回路3が遅延回
路1の遅延時間Tを、フルビット予歪みの場合にはフル
ビット分だけ遅延させて調節する、あるいは、ビット周
期の何分の一かに相当する予歪みを与えることが必要な
らビット周期の数分の一だけ遅延させる。これを実行す
るために、検出回路3は最小信号セグメント、つまり図
2aにおいてはGまたはGの継続時間を検出する。
従って、検出回路3は、・・−V、+V、−V・・、あ
るいは、・・+V、−V、+V・・のパターンである最
小信号パターンを検索し、これらの信号パターンの最小
継続時間に基づいて回路1の遅延を調節する。もちろ
ん、検出回路3は、正のパルスだけについて、負のパル
スだけについて、あるいは正負何れのパルスについても
最小継続時間を検出して、これに基づいて遅延回路1を
調節することもできる。さらに、図2aに示したデジタ
ルデータ信号に対して、遅延回路1の遅延を適切に調節
するには、検出回路はさらにあるいは上記に代えて、予
め設定した・・−V、+V、−V、+V・・、または、
・・+V、−V、+V、−V・・のような、より複雑な
信号パターンの最小継続時間の長さを検出するようにす
ることもできる。つまり、最小信号パターンの継続時間
を検出して行う遅延制御に関する制約は、デジタルデー
タ信号中の最小継続時間からなる特定のパターンの出現
頻度だけである。信号パターンが複雑になるほど、この
最小継続時間を表す信号パターンの出現頻度は低くな
る。
【0022】図2bは、「1」と「0」とをそれぞれ表現
するためのシンボルシーケンスSとSから構成され
たデジタルデータ信号の例を示すものである。図2bか
ら、「0」を表すシンボルSは、ビット周期Tで信号
振幅がゼロの信号セグメントであり、「1」を表すシン
ボルSは、継続時間がT/2で振幅が+Vの第1の信
号セグメントG1とそれに続く継続時間が次の1/2ビ
ット時間で信号レベルが−VであるセグメントG2から
構成されることが明らかである。図2bに示したデジタ
ルデータ信号は、図2aに示したデータ信号と同じデー
タシーケンスである。これは説明のために表現したもの
である。図2bは、別のデータ信号フォーマットと、図
2bに示したフォーマットを有するランダムデジタルデ
ータ信号を図1に示した実施例に従って処理する際の動
作を示すためのものであることは言うまでもない。
【0023】図2bに示した予歪みを有するフォーマッ
トの信号を作成するために、図2bに示したデジタルデ
ータ信号を、ビット周期Pの半分の数分の1だけ遅延さ
せた信号と組み合わせるのが望ましい。再度、G、G
、Gは図2bに示したデジタルデータ信号の中の、
振幅が一定である信号セグメントを表すものとする。こ
の図面では、最小信号セグメント継続時間は、ビット周
期の半分に相当し、セグメントGとGは継続時間が
最小の信号セグメントを表す。この信号フォーマット
は、位相ロックループによって容易に検出可能な強力な
基本調和成分を有する点が利点である。この基本調和成
分は、最小信号セグメントの継続時間と基本調和成分の
周期との間の一定の関係によって、最小信号セグメント
の継続時間を示す信号パターンの一例である。
【0024】図2cは、図1に示した回路によって処理
することができるデジタルデータ信号のさらに別の例で
ある。ここでもまた、図を理解しやすくするために、図
2cに示した信号は図2aおよび2bに示したシーケン
スと同じものと仮定する。図2cに示した信号フォーマ
ットは、それぞれが2ビットを表現する4つの異なるシ
ンボル、S00、S01、S10およびS11を提供す
る。各シンボルは互いに異なる4つの振幅レベル、‐
(3/2)Vから+(3/2)Vに対応する。前述の図
面と同様に、符号G、GとGは信号の振幅が変化
しない信号セグメントを表す。GとGは、デジタル
データ信号中の最小継続時間を例示するものである。
【0025】図3は、適応遅延回路4の実施例の検出回
路の内部構造を強調して示したものである。図3に示し
たエレメントのうち、図1に示したエレメントと同じも
のには同一の番号を付して、これらについての説明は図
1に関連する既出の説明を参照するものとする。図3に
示した実施例は、可変遅延回路1の入力INの信号パタ
ーンと出力CINにおける遅延された信号パターンの間
の時間的な関係を検出することで、デジタルデータ信号
中の最小信号セグメントの継続時間を表す、繰り返し発
生する信号パターンの継続時間を検出する。
【0026】図3では、符号31は上述の時間的関係を
検出して、この関係を示す制御信号CHを作成する比較
回路31を示す。符号32は、比較回路31で検出され
た時間的関係に基づいて遅延調節信号を作成する回路を
示す。具体的には、比較回路31は入力INにおける特
定の信号パターンを検出するとともに、デジタルデータ
信号の遅延された信号CINにおける同じ信号パターン
の発生を検出して、制御信号CHによって、INで検出
した信号パターンとCINの遅延された信号の間に時間
軸上のオーバーラップがあるか否かを表示する。INに
おける信号パターンとCINにおける遅延された信号パ
ターンにオーバーラップが無いときはいつでも、つま
り、CINでの遅延された信号パターンが始まる前にI
Nにおける信号パターンが終了してしまうときは、比較
回路31は回路32に対する出力CHにその旨を表示し
て遅延調節信号を作成させる。この制御信号CHに基づ
いて、回路32は遅延回路1に送る遅延調節信号CTを
更新し、入力INにおける所定の信号パターンの終了位
置がデジタルデータ信号のCINにおける同様な信号の
開始位置と同じになるようにさせる。前述の信号パター
ンについて信号パターンと遅延した信号パターンの間に
時間的な空隙がある場合は常に、遅延調節信号発生回路
32は遅延回路1の遅延量を減少させて、出力CINに
おいて、遅延回路1が発生させた入力INに対する遅延
量が、デジタルデータ信号で繰り返し発生する当該信号
パターンの最小継続時間と一致するようにする。前記特
定された信号パターンの最小継続時間は、デジタルデー
タ信号中の最小信号セグメントの継続時間に対して予め
分かっている特定の関係を有する。
【0027】図3の符号1は入力部INと、さらに入力
部の信号を遅延させて出力する第1の出力部DINと、
出力DINの時間遅れに予め設定された倍数を掛けた遅
延量だけ遅延させた信号を出力する出力部CINを有す
る。CINにおける遅延とDINにおける遅延の間の関
係は、特定の信号パターンの最小継続時間の長さに依存
し、DINにおいてフルビットまたは部分ビット予歪み
を達成するために必要な遅延に関連する。出力CINの
遅延が出力DINの遅延と同じであれば、CINとDI
Nの出力は当然同じになる。
【0028】図4は、比較回路31と、図3に示した1
次の部分ビット予歪みを発生させる遅延調節信号作成回
路32を有する遅延回路1の特定の実施例を示すもので
ある。図4では、符号11と12はそれぞれ直列接続さ
れた遅延回路を表す。遅延回路11に入力されるデータ
信号は適応遅延回路4の入力IN部に接続されている。
遅延回路11のデータ信号出力は遅延回路12のデータ
信号入力に接続されている。遅延回路11と12はそれ
ぞれ遅延調節信号CTを受け取る。遅延回路11のデー
タ信号出力は適応遅延回路4の入力部INにおけるデジ
タルデータ信号を遅延させたものを作成し、信号DIN
は、既に述べたように、INにおけるデジタルデータに
予歪みを与えるために使用される。遅延回路12のデー
タ出力はさらに遅延したCINを提供して、これが比較
回路31で各遅延回路11と12の遅延を、直列接続さ
れた遅延回路11と12による合計遅延量がデジタルデ
ータ信号のビット周期に一致するように調節するために
使用される。
【0029】図4に示した実施例の比較回路31は、イ
ンバータIN1からIN11、NANDゲートND1、
ND2、および、NORゲートNR1からNR3を有す
る。回路31は適応遅延回路の入力部INからデジタル
データ信号と遅延回路12の出力から遅延させた信号C
INを受け、入力部INにおける特定の信号パターンと
遅延回路12の出力における信号パターンCINの遅延
させたものを表す信号CHを作成する。入力部INにお
けるデジタルデータ信号中の最小信号セグメント継続時
間を表す信号パターンは正の極性を有する単一のパル
ス、つまり、・・−V、+V、−V・・、あるいは、負
の極性を有する、・・+V、−V、+V・・、である。
比較器31と遅延調節信号作成回路32は連続する遅延
回路11と12の遅延CINを調節して、デジタルデー
タ信号中の最小継続時間を有するパルスに関しては、遅
延させたパルスCINの開始位置が入力部INにおける
遅延のないパルスの終了位置と同じになるようにする。
比較回路31が入力の信号パターンと出力部CINの遅
延させた信号パターンとの間に間隔があいていることを
発見すると常に、連続する遅延回路11と12によって
発生する遅延量を短縮して前記ギャップをなくすように
する。例えば、パルスが最小継続時間パルスでないため
に、入力の信号パターンと遅延信号との間に空間が無け
れば、比較回路31は、回路11と12が発生する遅延
を縮小させるように遅延調節信号発生回路32に指示す
る信号を作成しない。したがって、デジタルデータの中
の最小継続時間よりも継続時間の長い信号パターンは遅
延の調節を生じさせない。このことによって、回路11
と12の直列接続によって発生する全遅延は、デジタル
データ信号中のパルスシーケンスの中で最も継続時間が
短いパルスの継続時間と一致することになる。
【0030】この実施例の比較回路31は、インバータ
IN11とNANDゲートND2の第1の入力部からデ
ジタルデータ信号を受け取る。インバータIN11の出
力部はインバータIN10の入力部に接続され、その出
力はインバータIN9の入力に接続され、その出力はイ
ンバータIN8の入力に接続され、その出力はNAND
ゲートND1の入力部の一方に接続されている。NAN
DゲートND1のもう一方の入力はインバータ11の出
力に接続されている。NANDゲートND2の第2の入
力部はインバータIN9の出力部に接続されている。N
ANDゲートND1の出力部はNORゲートNR1の第
1の入力部と接続されている。NANDゲートND2の
出力部はNORゲートNR2の第1の入力部と接続され
ている。遅延回路12の出力部はインバータIN5の入
力部と接続されている。インバータの出力部はNORゲ
ートNR2の第2の入力部とインバータIN6の入力部
に接続されている。インバータIN6の出力部はNOR
ゲートNR1の第2の入力部に接続されている。NOR
ゲートNR1の出力部はNORゲートNR3の第1の入
力部に接続されている。NORゲートNR2の出力部は
NORゲートNR3の第2の入力部に接続されている。
NORゲートNR3の出力は遅延回路1の入力INにお
ける特定の信号パターンと遅延回路1の出力部CINに
おける遅延した信号パターンの間の時間的な関係を示す
制御信号CHを与える。この制御信号CHは、遅延調節
信号作成回路32の入力部に接続される。
【0031】本発明に基づく遅延調節信号作成回路32
はチャージポンプであり、この例の場合には、ソースが
上位パワーサプライポテンシャルVCCに接続されたp
−チャネルMOSFETを有する。当該トランジスタの
ゲートは制御信号CHを受け取る。トランジスタMP1
のドレンはn−チャネルMOSFETトランジスタMN
1のドレンに接続されている。当該トランジスタのゲー
トとドレンは相互に接続されてキャパシタC1の端子に
接続されている。トランジスタMN1のソースと、キャ
パシタC1の他方の端子はグランドポテンシャルGND
に接地されている。トランジスタMN1のドレンは、遅
延回路11と12の遅延を調節するためのアナログ制御
信号CTを供給する。回路11と12の特性は、よく知
られているように両方の回路を同じチップ上に、同時
に、同じ方法で製造することによって同じにすることが
できる。このようにして、信号DINの遅延は信号CI
Nの遅延の半分になり、ビットレートに適応したハーフ
ビット予歪みを得ることができる。
【0032】図5は、図4に示した回路の動作をより詳
細に示す波形図である。
【0033】図5には、図4に示した実施例の動作を示
すために第1のグループAと第2のグループBの波形を
示してある。波形の第1のグループAは、遅延回路11
と12で発生させた現在の遅延よりも継続時間が短いパ
ルスが、調節可能な遅延回路4の入力部INにおけるデ
ジタルデータ信号において発生している状態を示す。図
5のグループAの波形INとCINから明らかなよう
に、入力部INにおいてパルスは出力部CINで同じパ
ルスの遅延したものがスタートするより前に終わってし
まっている。この状況は、比較回路31と遅延調節信号
CT発生回路32に、信号CINの遅延を縮小してIN
におけるパルスの下りエッジの部分とCINにおけるパ
ルスの上りエッジの部分との間のギャップを無くさせ
る。このために、信号INの下りのエッジに応じてNA
NDゲートND1の出力にパルスが発生し、このパルス
の最大継続時間は入力信号INがインバータIN8、I
N9およびIN10を通って伝播することに起因する遅
延によって決定される。このパルスN1が発生した時
に、CINにおける遅延したパルスが始まっていなけれ
ば、常に、NORゲートNR1はパルスを発生させて、
当該パルスはNORゲートNR3を通過し、比較回路3
1の出力部に制御信号CHとして表れる。この制御信号
CHが、p−チャネルMOSFETであるMP1をパル
スCHの継続時間に応じてキャパシタC1の両側の電位
を上昇させる。トランジスタMN1のドレンに位置する
キャパシタC1の両側の電圧は、図5に示した制御信号
CTである。トランジスタMP1のゲートに現れるパル
スに応答して、CHにおけるパルスの継続時間に応じた
量だけ信号CTのレベルが上昇し、これに応じて回路1
1及び12による遅延量が減少する。このように、この
例の場合には単純なパルスである特定の信号パターンが
入力部INに発生し、その信号パターンがその時点で調
節されている回路11と12による遅延よりも短いと、
この遅延は図5でグループBの波形で表現したような状
態になるまで短縮される。この時点で、入力INにおけ
るパルスの終端はCINにおける遅延したパルスの開始
部分と凡そ一致し、NORゲートNR3における制御信
号CHはほとんど消失する。従って、遅延回路11と1
2による遅延を短縮する方向の調節が無くなる。
【0034】グループBの入力INにおけるパルスが入
力部INにおけるデジタルデータ信号の最小継続時間パ
ルスであると、連結された遅延回路11と12による遅
延はそれ以上短縮されず、回路11と12によって得ら
れる合計遅延は当該デジタルデータ信号で起こりえる信
号セグメントの最小継続時間と一致する。
【0035】現在のCINにおける遅延よりも継続時間
の長いパルスがデジタルデータ信号に表れると、入力I
Nにおけるパルスと遅延回路の出力CINにおけるパル
スが重複することになる。この重複が起こっている間、
NORゲートNR1は高レベルの信号を出力し、比較回
路31の出力CHにパルスが表れないようにする。この
ことによって、最小継続時間よりも継続時間の長い信号
パターンが、信号CINを、この例の場合には単純なパ
ルスである特定の信号パターンの最小継続時間と一致さ
せるような遅延調節プロセスに影響を与えないことが明
瞭に理解される。
【0036】図4に示した実施例ではNANDゲートN
D2とNORゲートNR2が、負の振幅を有するパルス
の処理のために、上述の実施例でNANDゲートND1
とNORゲートNR1が正の振幅を有するパルスの処理
のために設けられていたのと同様に設けられている。図
5に示したN2は、入力INにおける上りエッジに対応
して発生するNANDゲートND2の所定長さの継続時
間を有する出力パルスを示す。このパルスの継続時間
は、インバータIN9、IN10およびIN11におけ
る伝播遅延によって決定される。NORゲートNR2
は、入力INの負のパルスの終了時と遅延回路12の出
力CINの負のパルスの遅延したパルスの開始時との時
間軸上のギャップに対応した継続時間を有する出力パル
スをNORゲートNR3に発生させる。このパルスの最
大継続時間は、インバータIN9からIN11による伝
播遅延によって決定される。NORゲートNR2がパル
スを出力すると、常に、当該パルスは極性を反転されて
NORゲートNR3によってトランジスタMP1のゲー
トに入力され、キャパシタC1の電圧を上昇させて、遅
延回路1の遅延長さを減少させる。ゲートND1とNR
1の特性、およびさらにはND2とNR2の特性によっ
て、本発明に基づく比較回路31は、2つの異なる信号
パターン、つまり正のパルスと負のパルス、の遅延のな
い信号と遅延した信号との間の時間的な関係を検出し
て、最小継続時間の信号パターンのうちの一方が最小継
続時間の信号パターンの他方よりも非常に希にしか発生
しないとしてもビットレートに対して即座に適応するこ
とができる。
【0037】原則的には、比較回路31が、ゲートND
1、ND2、NR1、NR2およびNR3ではなく、こ
の例の場合には、ゲートND1とNR1とを有していれ
ば、正のパルスに関する時間的関係を検出するのに十分
であるし、ND2とNR2を有していれば、負のパルス
相互間の時間的な関係を検出するのに十分である。
【0038】トランジスタMN1はキャパシタC1を緩
やかに放電させて、遅延回路11と12によって達成さ
れる遅延が継続して漸増するようにすることができる。
入力INに最小継続時間の信号パターンが発生したとき
は常に、この遅延の漸増は、信号CINの遅延が比較回
路31によって処理された信号パターンの最小継続時間
に実質的に残存しているように再調節される。トランジ
スタMN1によって、同時に適応遅延回路4は最小信号
継続時間の増大に対処することができる。
【0039】遅延回路1の遅延が次第に増大する比率を
その時点のビットレートに依存させるのが好ましい。ビ
ットレートの測定規準の1つは遅延回路1がその時点で
合致している遅延の大きさである。遅延回路1の遅延時
間の増加率をその時点で調節されている遅延の大きさと
関連付けることによって、当該回路をデータレートの変
化に即座に対応させることが可能になる。具体的には、
ビットレートが高くて遅延が短ければ最小継続時間を有
する特定の信号パターンの発生する期待値がビットレー
トが低くて遅延が長い場合に比較して大きくなるので、
この遅延が短い場合には遅延の増加率が高いのが望まし
い。図4に示した実施例の場合には、現実の遅延に対す
る遅延の増加率の依存はトランジスタMN1によって実
現される。ゲート電圧が高いほど、トランジスタのドレ
ンソース抵抗が小さくなり、短い遅延に対応する高レベ
ル制御信号CTに対しては、低レベル制御信号CTに対
応する長い遅延の場合よりも、遅延の漸増幅が大きくな
る。
【0040】図6は、可変遅延回路の実施例を示すもの
である。図に示した可変遅延回路は、遅延させるべきデ
ジタルデータ信号を受け取るための入力部INと、遅延
させたデジタルデータ信号を出力するための出力部OU
Tとを有する。当該回路はさらに、入力部INに入力さ
れた信号をそれに応じて遅延させて出力するための制御
信号CTを受けるための制御信号入力部を有する。図6
に示した遅延回路は直列接続されたインバータを有し、
信号がインバータを通過するたびに生じる遅延が、当該
インバータがその出力の状態が変化するときに許される
電源から取り出すことのできる最大電流に応じて発生す
る事実を利用したものである。
【0041】図6に示した実施例では、符号MP2から
MP9はp−チャンネルMOSトランジスタであり、符
号MN2からMN8とMN10はn−チャネルMOSト
ランジスタである。トランジスタMP3とMN2は第1
のCMOSインバータを構成するように接続されてい
る。第2及び第3のCMOSインバータはトランジスタ
MP5、MN3およびトランジスタMP7とMN4によ
ってそれぞれ構成されている。トランジスタMP8とM
N5はさらに別のCMOSインバータを構成し、これは
第2のCMOSインバータの出力と遅延回路の出力OU
Tとの間のバッファとして作用する。それぞれのCMO
Sインバータを構成する2つのトランジスタのゲートは
相互に接続され、それぞれのインバータの入力部をな
し、それぞれのCMOSインバータを構成するトランジ
スタのドレンは互いに接続されて対応するインバータの
出力部を構成している。第1のインバータの入力は遅延
回路の入力部INを構成する。第1のインバータの出力
は第2のインバータの入力と接続され、その出力は第3
のインバータの入力部に接続され、その出力部はバッフ
ァインバータの入力部に接続され、その出力部は遅延回
路の出力部OUTを構成する。
【0042】第1のCMOSインバータはPMOSトラ
ンジスタPM3のソースを有しておりこれがPMOSト
ランジスタMP4のドレンに接続され、このソースが正
の電圧VCCの電源に接続されている。第1のCMOS
インバータのトランジスタMN2のソースが、トランジ
スタMN6のドレンに接続され、そのソースはグランド
電位GNDに接地している。第2のCMOSインバータ
のトランジスタMP5のソースはトランジスタMP6の
ドレンに接続され、そのソースはVCCに接続されてい
る。トランジスタMN3のソースはトランジスタMN7
のドレンに接続されて、そのソースは接地している。同
様に、第3のCOMSインバータのトランジスタMP7
のソースは、トランジスタMP9のドレンに接続され、
そのソースはVCCに接続されている。トランジスタM
N4のソースはトランジスタMN8のドレンに接続さ
れ、そのソースは接地している。トランジスタMP2の
ソースはVCCに接続されている。当該トランジスタの
ドレンはトランジスタMP2のゲートと同時にトランジ
スタMP4、MP6及びMP9のゲートに接続されてい
る。トランジスタMP2のドレンはさらにトランジスタ
MN10のドレンに接続されている。トランジスタMN
10のソースは接地している。トランジスタMN10、
MN6、MN7およびMN8のゲートは互いに接続さ
れ、遅延調節信号CTの入力を構成する。キャパシタC
2はトランジスタMP2のドレンソース経路を横断して
設けられている。トランジスタMP8のソースは直接V
CCに接続されており、トランジスタMN5のソースは
直接接地している。
【0043】作動時は、遅延回路の入力部の制御信号C
TのレベルがトランジスタMN10を流れるドレンソー
ス電流と、トランジスタMN6、MN7およびMN8を
流れる電流を決定する。MN10のドレン−ソース電流
はトランジスタMP2のドレン−ソース電流と実質的に
同じである。トランジスタMP4,MP6とMP9はそ
れぞれトランジスタMP2のミラー電流であり、トラン
ジスタMN10、MN6、MN7、MN8とMP2、M
P4、MP6とMP9は基本的に同一で遅延回路の制御
入力CTの信号レベルに依存している。入力CTの制御
信号のレベルが高いほど、状態変化の際の第1から第3
のインバータそれぞれの最大電流は大きくなり、これら
のインバータによって生じる遅延の大きさは小さくな
る。その逆に、制御回路における制御入力CTの信号レ
ベルが低ければ、各インバータにおける最大電流が小さ
くなり、各インバータ出力の状態変化には時間がかかる
ようになり、図6に示した出力OUTと入力INの間の
合計遅延が大きくなる。平滑化キャパシタC2は省略す
ることもできる。
【0044】図7は、デジタルデータ信号と遅延させた
デジタルデータ信号とを組み合わせて、デジタルデータ
信号に予歪みを与える加算回路2を示す。図7に示した
加算回路は、ソースが互いに連結されて電源CC1の第
1の端子に接続された第1のトランジスタN11とN2
1を有する差動増幅段を具備する。電流源CC1の他方
の端子は接地されている。トランジスタN11のドレン
はレジスタR2を経由して電源ポテンシャルVCCに接
続されている。さらに別のレジスタR1がトランジスタ
N21のドレンを電源ポテンシャルVCCに接続してい
る。結合回路は、ソースが互いに接続されてさらに電流
源CC2の第1の端子に接続されたトランジスタN31
とN41を有する第2の差動増幅段を具備する。電流源
の第2の端子は接地している。トランジスタN31のド
レンは、トランジスタN21のドレンに接続され、レジ
スタを流れ、トランジスタN21とN31に分割され
る。トランジスタN41のドレンは、トランジスタN1
1のドレンに接続され、レジスタR2を通った電流はト
ランジスタN41とN11に分かれる。トランジスタN
11とN21のゲートは第1の差分入力IN、/INを
構成し、トランジスタN31とN41は第2の差分入力
DIN、/DINを構成する。レジスタR1とR2は、
同じ抵抗値を有しているのが望ましい。電流源CC1は
一定の電流Iを供給し、電流源CC2は0<k<1の範
囲の一定の電流k・Iを供給する。トランジスタN21
のドレンに接続されているレジスタR1の端子とトラン
ジスタN31のドレンが加算回路2の出力端子OUTを
構成し、トランジスタN11のドレンとトランジスタN
41のドレンに接続されたレジスタR2の端子が、加算
回路2のインバーテッド出力端子/OUTを構成する。
【0045】作動時は、加算回路2が、差分入力INと
/INとの間の信号振幅から他方の差分入力DINと/D
INの振幅のk倍を引いた信号に対応する差分信号を出
力端子OUTと/OUTに出力する。このようにして、
加算回路は2つの差分入力IN、/INとDIN、/DI
Nのそれぞれの振幅を組み合わせて差分出力信号OU
T、/OUTを作成する。差分入力部DIN、/DINで
の信号は重み付け係数kによって重み付けがなされる。
信号/INは周知のインバータを使用することで信号I
Nから作成することができる。同様の原理によってDI
Nから/DINを作ることができる。
【0046】図8aはデジタルデータ信号INと当該デ
ジタルデータ信号をビット長だけ完全に遅延させた信号
DINを組み合わせていわゆるフルビット予歪みを与え
られた出力信号OUTの実施例を示すものである。加算
回路は2つの信号INとDINを組み合わせて出力信号
OUT=IN−k・DINを作る。重み付け係数kは出
力信号OUTに含まれる予歪みの量を決定し、したがっ
て、予歪みを与えた出力信号の両側振幅Vppと予歪み
を与えていない信号の振幅Vaの比率を決定する。
【0047】図8bはハーフビット予歪みの出力信号O
UTの例を示すものである。この信号はデジタルデータ
信号INとデジタルデータ信号のビットの半分の長さだ
け遅延させた遅延デジタルデータ信号を組み合わせて得
ることができる。
【0048】ハーフビットまたは部分ビット予歪みは、
伝送媒体の減衰が小さく予歪みのピークつまりkが高い
場合には、損失の多い伝送媒体による出力の時間的ひず
みが、フルビット予歪みに比較して少ないのが利点であ
る。したがって、ハーフビットまたは部分ビット予歪み
は、伝送距離に大きなばらつきがある場合に好ましい方
法である。部分ビット予歪みを使用する場合は、ピーキ
ング係数kは固定値または少ない数の予め設定された値
から選択できるようにし、何れの適用においても時間ひ
ずみが小さくなるように設定する。ピーキング値kを必
要以上に高くしないことが、パワーを節約して電磁的干
渉を減少させることになる。上の説明では、部分ビット
予歪みについて、適応遅延回路4との関連において説明
したが、部分ビット予歪みの利点は、適応遅延回路4と
検出回路3が存在しなくても発揮できることは明らかで
ある。
【0049】上述の実施例は1次の予歪みに関するもの
であったが、同じ原理を高次の予歪みに拡張することが
できることは明らかである。
【0050】図9は、デジタル信号に3次の予歪みを与
える回路の実施例を示すものである。すでに述べた実施
例において説明済みのエレメントは全て同一の符号を付
して説明は省略することにする。具体的には、符号1
a、1bと1cは、入力信号INを異なる遅延長さだけ
遅延させた遅延信号DIN1、DIN2およびDIN3
を作成するために連続的に接続された可変遅延回路であ
る。出力DIN1は図3、4ですでに述べたハーフビッ
トの遅延信号を出力し、遅延回路1bの出力DIN2は
DIN1よりもさらに遅延したものである。同様に、遅
延回路1cは、遅延信号DIN2よりもさらに遅延を大
きくした遅延信号DIN3を出力する。遅延回路1aの
内部構造と検出回路3の内部構造は、図3、4に関連し
て述べたとおりである。遅延仮と1bと1cの内部の基
本構造を図6に示す。
【0051】図9に示した実施例の加算回路2は、入力
部INにおけるデジタルデータ信号の信号振幅と遅延し
た信号DIN1、DIN2とDIN3を異なる重み付け
係数k1、k2およびk3を使用して加算する。加算回
路2の基本的な内部構造は図7に記載した構造であり、
図7の差分出力バスOUT、/OUTに接続された作動
増幅回路を含む。出力ラインOUTまたは/OUTへの
対応するトランジスタの選択は、対応する遅延させた成
分を加算するか減算するかによって決定され、対応する
一定電流源はそれぞれに対応する重み付け係数の絶対値
に従って電流を発生させる。
【0052】図4ないし9に示した実施例では、最小信
号セグメント継続時間を表す信号パターンの検出におい
て、信号パターンは単一の信号セグメントかパルスであ
った。しかし、デジタルデータ信号の最小信号セグメン
トの継続時間を示すには非常に多くの信号パターンから
選択することができる。その種の信号パターンの他の例
は、交互に信号レベルが変化する予め設定された数の信
号セグメントシーケンスである。このような最小継続時
間のパターンもデジタルデータ信号における最小信号セ
グメントの継続時間を表すことができる。これは、図1
または3に示した検出回路によって、デジタルデータ信
号の入力部INと検出回路3の間に周波数分割器を設け
て、図3の場合であれば、さらに同様な別の周波数分割
器を遅延回路1の出力部CINと遅延信号の比較回路3
1の入力部の間に設けることによって検出することがで
きる。これらの周波数分割機の周波数分割比較回路3に
おいて検出の対象となる信号パターンに含まれる信号セ
グメントの数を決定する。この解決方法はデータレート
の高い信号に対して検出回路3の速度要求が低くなるの
が利点である。一方、信号パターンが複雑になるにつれ
て、デジタルデータ信号中の最小信号セグメント継続時
間を表す信号パターンの発生頻度が低くなるので、時間
あたりに回路3と遅延回路1が、遅延を現実のデジタル
データ信号のビットレートに適合させる機会が少なくな
る。
【0053】図4に示した実施例では部分回路11と1
2を有する可変遅延回路1が検出回路3に信号CINを
送りかつINと組み合わせるために遅延信号DINを送
っていたが、検出回路3を構成する遅延回路を使用して
遅延信号CINを供給させると共に、同時に別の遅延回
路を使用して遅延信号DINを供給することも可能であ
る。この場合には、同じ遅延調節信号CTによって両方
を制御することができる。
【発明の実施の形態】 【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に基づいてデジタルデ
ータ信号に予歪みを与える回路を示すブロック図であ
る。
【図2】 異なるデータ信号フォーマットを示すための
デジタルデータ信号の例を示す図である。
【図3】 遅延ロックループを有する適応遅延回路の実
施例を示す図である。
【図4】 ハーフビット予歪みを作成するための、図3
に示した適応遅延回路の具体的な実施例を示す図であ
る。
【図5】 図4に示した適応遅延回路の実施例の動作を
示すための波形図である。
【図6】 調節可能な遅延回路の実施例を示す図であ
る。
【図7】 加算回路の実施例を示す図である。
【図8】 予歪みを与えられたデジタルデータ信号を示
す波形図である。
【図9】 本発明に基づいて高次の予歪みをデジタルデ
ータ信号に与える回路の実施例を示す図である。
【符号の説明】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数依存性の伝送特性を有する媒体を
    通して伝送するための予歪みを有するデジタルデータ信
    号を作成するための回路であって、当該デジタルデータ
    信号は信号セグメントから構成され、各セグメントはデ
    ジタルデータ信号によって搬送される情報に従って一定
    の信号レベルを有し、 −前記デジタルデータ信号を受けるための入力部(I
    N)と; −前記デジタルデータ信号を、遅延調節信号(CT)に
    よって調節される時間だけ遅延させる可変遅延回路
    (1)と; −該デジタルデータ信号(IN)の振幅と遅延させたデ
    ジタルデータ信号(DIN)の振幅とを組み合わせて前
    記伝送媒体を通じて伝送すべき予歪みを与えたデジタル
    出力信号(OUT)を得る加算回路(2)と; −くり返し発生する、前記デジタルデータ信号中の最小
    信号セグメントの継続時間を示す信号パターン(G
    ,G;G,G,G,G,G)を検出す
    るための検出回路(3)とを有し; −デジタルデータ信号を遅延させる前記遅延回路(1)
    が、前記検出された前記信号パターンの継続時間に基づ
    いて遅延時間を調節するよう接続されている回路。
  2. 【請求項2】 前記信号パターンは、前記デジタルデー
    タ信号の中の単一のデータビットを表すシンボル
    (S)であることを特徴とする請求項1に記載の回
    路。
  3. 【請求項3】 前記信号パターンは、前記デジタル入力
    信号中の単一データビットまたは複数のデータビットを
    表すシンボル(S)の信号セグメント(G ,G
    であることを特徴とする請求項1に記載の回路。
  4. 【請求項4】 前記信号パターンが、前記デジタル入力
    信号中の予め定められたデータビットシーケンスを表す
    シンボル(S00、S01、S10、S11)であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の回路。
  5. 【請求項5】 前記検出回路が,−前記デジタル入力信
    号中の前記信号(IN)パターンと,前記可変遅延回路
    (1)の出力(CIN)中の前記信号パターンの間の時
    間的関係を検出する比較回路(31)と、 −前記検出された時間的関係に基づいて遅延調節信号
    (CT)を発生する回路(32)とを有することを特徴
    とする前記いずれかの請求項に記載された回路。
  6. 【請求項6】 遅延調節信号(CT)を作成する回路
    (32)が、前記可変遅延回路(1)において調節され
    た遅延が、最小信号セグメント継続時間を表示する信号
    パターンと同時か少なくともほぼ同時になるように前記
    遅延調節信号を作成するように構成されていることを特
    徴とする請求項5に記載の回路。
  7. 【請求項7】 遅延調節信号(CT)を作成する前記回
    路(32)が,前記可変遅延回路の出力(CIN)にお
    ける遅延させた信号パターンの開始が前記デジタル入力
    信号(IN)の遅延させていない信号パターンの終了と
    同時または少なくともほぼ同時になるように前記遅延調
    節信号を作成するように構成されていることを特徴とす
    る請求項5または6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 前記遅延調節信号(CT)を作成する回
    路(32)が、前記信号パターンにより検出された継続
    時間が現在の遅延時間よりも短いときは遅延回路(1)
    の現在の遅延を短縮し、前記信号パターンにより検出さ
    れた継続時間が現在の遅延時間よりも長いときは前記遅
    延回路の現在の遅延を維持することを特徴とする請求項
    5、6および7のいずれかに記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記可変遅延回路(1)の遅延時間を漸
    増させるために遅延調節信号(CT)を緩やかに変化さ
    せる回路(MN1、C1)を有することを特徴とする請
    求項5ないし8のいずれかに記載の回路。
  10. 【請求項10】 遅延調節信号(CT)を緩やかに変化
    させる前記の回路(MN1、C1)が、前記遅延調節信
    号を前記シグナルパターンの発生頻度に依存する比率で
    前記遅延調節信号を変更することを特徴とする請求項9
    に記載の回路。
  11. 【請求項11】 遅延調節信号(CT)を緩やかに変更
    する前記回路(MN1、C1)が、前記遅延調節信号
    を、前記デジタルデータ信号中の最小信号セグメント継
    続時間または遅延回路(1)において現在設定されてい
    る遅延時間に応じた比率で変化させることを特徴とする
    請求項9に記載の回路。
  12. 【請求項12】 −前記デジタル入力信号を予め設定さ
    れた周波数分割比で分割するデジタルカウンタを具備
    し; −前記検出回路は前記周波数分割されたデジタルデータ
    信号の最小信号セグメント継続時間を示すくり返し発生
    する信号パターンの継続時間を検出するように構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記
    載の回路。
  13. 【請求項13】 前記加算回路(2)は前記可変遅延回
    路(1)から遅延させたデジタルデータ信号(DIN)
    を受けるように構成されていることを特徴とする請求項
    1ないし12のいずれかに記載の回路。
  14. 【請求項14】 −前記可変遅延回路(1)が一連の可
    変遅延サブ回路(11、12、1a、1b、1c)を有
    し、デジタルデータ信号を入力(IN)され、遅延の異
    なるデジタルデータ信号を出力するタップ(DIN、C
    IN、DIN1、DIN2、DIN3)を有し、 −前記加算回路(2)が前記デジタルデータ信号(I
    N)のうちの少なくとも2つと、遅延の異なる前記デジ
    タルデータ信号(DIN、DIN1、DIN2、DIN
    3)を、該遅延サブ回路のタップにおいて組み合わせ
    て、前記の伝送媒体を通じて送信するための、前記予歪
    みを有するデジタル出力信号(OUT)を得ることを特
    徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の回路。
  15. 【請求項15】 −前記デジタルデータ信号を前記可変
    遅延回路(1)の遅延量に比例して遅延させる追加の可
    変遅延回路を有し、 −前記加算回路(2)は前記デジタルデータ信号と該追加
    の可変遅延回路が出力する遅延させたデジタルデータ信
    号を加算してデジタル出力信号とすることを特徴とする
    請求項1ないし12のいずれかに記載の回路。
  16. 【請求項16】 前記遅延回路(1)は、前記デジタル
    データ信号を、検出された信号パターンの継続時間より
    短い時間だけ遅延させることを特徴とする請求項1ない
    し15のいずれかに記載の回路。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれかに記載
    された回路を具備するデジタルデータ信号を伝送ライン
    に送出するための伝送ラインドライバ回路。
  18. 【請求項18】 周波数依存性の伝送特性を有する媒体
    を通して伝送するためにデジタルデータ信号(IN)に
    予歪みを与える方法であって、該デジタルデータ信号は
    信号セグメント(G)のシーケンスで構成されており、
    各セグメントは搬送される情報に応じて一定の信号レベ
    ルを有しており、 −前記デジタルデータ信号を得て; −遅延調節信号(CT)に従って該デジタルデータ信号
    を遅延させ; −デジタルデータ信号(IN)の振幅と、遅延させたデ
    ジタルデータ信号(DIN)の振幅を組み合わせて前記
    伝送媒体を通して伝送するための予歪みを与えたデジタ
    ル出力信号(OUT)を作成し; −デジタルデータ信号(IN)中の、最小信号セグメン
    ト継続時間を示す、くり返し発生する信号パターンの継
    続時間を検出し; −デジタルデータ信号(DIN)の前記遅延は検出され
    た信号パターンの継続時間に依存して調節する方法。
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