JP2007028619A - 送信器回路におけるプログラム可能なスルーレート制御のための装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】可変なレートまたは様々な送信プロトコルを用いたデータ転送用に使用される送信器において、可変にスルーレートを制御すること。
【解決手段】本発明が提供する選択可能なスルーレートを有する送信器ドライバ回路は、可変のスルーレートを有するドライバ入力信号を生成するプリドライバ回路と、プリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信するドライバ回路とを備える。このプリドライバ回路は、入力にて受信された信号に関連するプリドライバ出力信号を駆動するように選択的に動作可能である、複数のプリドライバステージと、少なくとも1つのスルーレート制御信号に応答する制御回路とを備え、制御回路は、プリドライバステージを選択的にイネーブルにして、プリドライバ出力信号スルーレートを変更させるように動作し、ドライバ回路は、プリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明が提供する選択可能なスルーレートを有する送信器ドライバ回路は、可変のスルーレートを有するドライバ入力信号を生成するプリドライバ回路と、プリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信するドライバ回路とを備える。このプリドライバ回路は、入力にて受信された信号に関連するプリドライバ出力信号を駆動するように選択的に動作可能である、複数のプリドライバステージと、少なくとも1つのスルーレート制御信号に応答する制御回路とを備え、制御回路は、プリドライバステージを選択的にイネーブルにして、プリドライバ出力信号スルーレートを変更させるように動作し、ドライバ回路は、プリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、高速送信器回路のための可変スルーレートドライバに関する。
送信器ドライバ回路は、典型的には、異なる集積回路デバイスに配置された集積回路の間にて、信号を送信するために使用される。その信号は、相互接続線、集積回路ピン、ワイヤまたは回路基板トレース、アンテナ、無線、および他の媒体などの、様々な送信媒体を介して送信され得る。送信器ドライバは、リモート受信器によって正確に解釈されるために、その信号に対して、十分にクリアで、十分な大きさである出力信号を生成することが要求され得る。送信器は、信号が送信される前に、信号を修正または増幅するために、プリエンファシスを使用し得、送信精度を改善する。
高速アプリケーションにおいて、送信器ドライバは、例えば、622MBps(メガビット/秒)から6.5GBps(ギガビット/秒)の速度に達し得る非常に高いビットレートにて機能することが要求され得る。そのような高レートにて、データを送信するためには、送信器ドライバは、非常に短い時間において、その出力を、論理ロー状態から論理ハイ状態に切り替えることが要求され得る(その逆もまた然り)。二つの状態間の遷移について、その出力信号にかかる時間は、典型的には、それがその最終値の20パーセントから80パーセントへと(あるいは10パーセントから90パーセントへと)遷移するために出力にかかる時間として計測される、信号の立ち上がり時間または立ち下り時間として知られている。遷移が生じるレートは、エッジレート、またはスルーレート(slew rate)として知られる。154psの信号期間に対応する6.5GBpsにて機能する送信器にとって、信号の立ち上がり時間および立ち下り時間は、30psほど短いことが要求され得る。
高速で動作する送信器ドライバは、電磁干渉(EMI)として知られる電磁放射を生成する。一つのデバイスによって放射されたEMIは、他のデバイスまたは回路の動作に干渉し得、そのドライバまたは回路の動作において、データロスまたは他の低下を導く。送信器によって生成されるEMIの量は、送信器のスルーレートに関連し得、より高いスルーレートを有する送信器はより大きなEMIを生成する。
XAUI、GIGE、PCI−Express、SONET OC−48、CEI/OIFおよび他のものを含む所定の送信プロトコルは、それらのプロトコルを用いて信号を送信するために使用される高速送信器に、最小および最大スルーレート要求を課す。最小スルーレートは、送信された信号が、受信器において正確に解釈されるために、十分にクリアで、十分にシャープな遷移を有することを確保することが要求される。最大スルーレートは、送信器によって生成されるEMIを制限することが課される。EMIの生成に対するこれらの制限はまた、米国における、連邦通信委員会(FCC)などの規格団体によって課され得る。
可変なレートにおけるデータ転送、または様々な送信プロトコルを用いたデータ転送に使用される送信器(例えば、プログラマブルロジックデバイスにおける送信器)において、可変にスルーレートを制御することが必要とされ得る。
本発明に従い、回路および方法は、送信器ドライバのための可変なスルーレート制御を提供する。送信器ドライバは、プログラム可能な数の脚(leg)を用いたトランジスタなどのような、可変なサイズおよび可変な駆動の強さを有するスイッチまたはトランジスタを含み得る。ドライバの出力スルーレートは、トランジスタの多数の脚を選択的にイネーブル、またはディスエーブルすることによって調整され得る。送信器ドライバは、プリドライバ(pre−driver)回路に、代替的にまたは追加的に結合され得、そのプリドライバ回路は、プログラム可能なスルーレート制御を有する。送信器ドライバの出力信号のスルーレートは、プリドライバ回路の出力スルーレートを変更することによって、調整され得る。プリドライバ回路のスルーレートは、プリドライバのステージの異なる組み合わせを選択的にイネーブルまたはディスエーブルすることによって調整され得る。好ましい実施形態において、異なるドライバ入力信号を駆動するために使用されるプリドライバ回路は、良い出力信号の質を確証するために、正確に遅延整合される。
本発明は、例えば、以下の手段を提供する。
(項目1)
可変のスルーレートを有するドライバ入力信号を生成するプリドライバ回路であって、
該プリドライバ回路の入力にて受信された信号に関連するプリドライバ出力信号を駆動するように選択的に動作可能である、複数のプリドライバステージと、
少なくとも一つのスルーレート制御信号に応答する制御回路であって、該制御回路は、該プリドライバステージを選択的にイネーブルにして、該プリドライバ出力信号スルーレートを変更させるように動作する、制御回路と
を備える、プリドライバ回路と、
該プリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信するドライバ回路であって、該プリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する、ドライバ回路と
を備える、選択可能なスルーレートを有する送信器ドライバ回路。
可変のスルーレートを有するドライバ入力信号を生成するプリドライバ回路であって、
該プリドライバ回路の入力にて受信された信号に関連するプリドライバ出力信号を駆動するように選択的に動作可能である、複数のプリドライバステージと、
少なくとも一つのスルーレート制御信号に応答する制御回路であって、該制御回路は、該プリドライバステージを選択的にイネーブルにして、該プリドライバ出力信号スルーレートを変更させるように動作する、制御回路と
を備える、プリドライバ回路と、
該プリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信するドライバ回路であって、該プリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する、ドライバ回路と
を備える、選択可能なスルーレートを有する送信器ドライバ回路。
(項目2)
可変のスルーレートを有する第2のドライバ入力信号を生成する第2のプリドライバ回路をさらに備え、
上記ドライバ回路はさらに、該第2のプリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信し、該ドライバ回路は、該プリドライバおよび第2のプリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する、項目1に記載の送信器ドライバ。
可変のスルーレートを有する第2のドライバ入力信号を生成する第2のプリドライバ回路をさらに備え、
上記ドライバ回路はさらに、該第2のプリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信し、該ドライバ回路は、該プリドライバおよび第2のプリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する、項目1に記載の送信器ドライバ。
(項目3)
上記プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の入力と、該プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の出力との間の送信遅延が整合される、項目2に記載の送信器ドライバ。
上記プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の入力と、該プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の出力との間の送信遅延が整合される、項目2に記載の送信器ドライバ。
(項目4)
上記第2のプリドライバ回路が、プリエンファシス信号を駆動するように使用される、項目2に記載の送信器ドライバ。
上記第2のプリドライバ回路が、プリエンファシス信号を駆動するように使用される、項目2に記載の送信器ドライバ。
(項目5)
上記プリドライバ出力信号が差分信号である、項目1に記載の送信器ドライバ。
上記プリドライバ出力信号が差分信号である、項目1に記載の送信器ドライバ。
(項目6)
上記ドライバ回路が可変の駆動の強さを有するスイッチを備え、該スイッチの該駆動の強さが上記スルーレート制御信号に応答して可変である、項目1に記載の送信器ドライバ。
上記ドライバ回路が可変の駆動の強さを有するスイッチを備え、該スイッチの該駆動の強さが上記スルーレート制御信号に応答して可変である、項目1に記載の送信器ドライバ。
(項目7)
上記送信器ドライバの出力に結合された可変の容量性の要素をさらに備え、該要素の静電容量は上記スルーレート制御信号に応答して変更される、項目1に記載の送信器ドライバ。
上記送信器ドライバの出力に結合された可変の容量性の要素をさらに備え、該要素の静電容量は上記スルーレート制御信号に応答して変更される、項目1に記載の送信器ドライバ。
(項目8)
上記送信器ドライバが、約622MBpsを越える可変ビットレートにて動作する、項目1に記載の送信器ドライバ。
上記送信器ドライバが、約622MBpsを越える可変ビットレートにて動作する、項目1に記載の送信器ドライバ。
(項目9)
上記送信器ドライバが、最大約6.5GBpsまで、可変ビットレートにて動作する、項目1に記載の送信器ドライバ。
上記送信器ドライバが、最大約6.5GBpsまで、可変ビットレートにて動作する、項目1に記載の送信器ドライバ。
(項目10)
上記選択可能なスルーレートがプログラム可能に選択可能である、項目1に記載の送信器ドライバ回路。
上記選択可能なスルーレートがプログラム可能に選択可能である、項目1に記載の送信器ドライバ回路。
(項目11)
項目1に記載の送信器ドライバを備える、プログラマブルロジックデバイス。
項目1に記載の送信器ドライバを備える、プログラマブルロジックデバイス。
(項目12)
項目1に記載の送信器ドライバを備える、集積回路デバイス。
項目1に記載の送信器ドライバを備える、集積回路デバイス。
(項目13)
処理回路と、
該処理回路に結合されるメモリと、
該処理回路および該メモリに結合される項目12に記載の集積回路デバイスと
を備える、デジタル処理システム。
処理回路と、
該処理回路に結合されるメモリと、
該処理回路および該メモリに結合される項目12に記載の集積回路デバイスと
を備える、デジタル処理システム。
(項目14)
項目12に記載の集積回路デバイスを実装したプリント回路基板。
項目12に記載の集積回路デバイスを実装したプリント回路基板。
(項目15)
送信器ドライバの出力スルーレートを変更する方法であって、該方法は、
スルーレート制御信号に応答して、複数のプリドライバ回路ステージを選択的にイネーブルすることによって、プリドライバ回路の該出力スルーレートを変更することと、
可変のスルーレートを有するプリドライバの出力信号を生成するために、入力信号に、該プリドライバ回路の入力を適用することと、
所望のスルーレートを有するドライバ出力信号を生成するために、該プリドライバ出力信号に、該送信器ドライバを適用することと
を包含する、方法。
送信器ドライバの出力スルーレートを変更する方法であって、該方法は、
スルーレート制御信号に応答して、複数のプリドライバ回路ステージを選択的にイネーブルすることによって、プリドライバ回路の該出力スルーレートを変更することと、
可変のスルーレートを有するプリドライバの出力信号を生成するために、入力信号に、該プリドライバ回路の入力を適用することと、
所望のスルーレートを有するドライバ出力信号を生成するために、該プリドライバ出力信号に、該送信器ドライバを適用することと
を包含する、方法。
(項目16)
スルーレート制御信号に応答して、複数のプリドライバ回路ステージを選択的にイネーブルすることによって、第2のプリドライバ回路の該出力スルーレートを変更することと、
可変のスルーレートを有する第2のプリドライバの出力信号を生成するために、第2の入力信号に、該第2のプリドライバ回路の入力を適用することと、
該プリドライバおよび第2のプリドライバ出力信号に応答してドライバ出力信号を生成するために、該第2のプリドライバ出力信号を該送信器ドライバに適用することと
を包含する、項目15に記載の方法。
スルーレート制御信号に応答して、複数のプリドライバ回路ステージを選択的にイネーブルすることによって、第2のプリドライバ回路の該出力スルーレートを変更することと、
可変のスルーレートを有する第2のプリドライバの出力信号を生成するために、第2の入力信号に、該第2のプリドライバ回路の入力を適用することと、
該プリドライバおよび第2のプリドライバ出力信号に応答してドライバ出力信号を生成するために、該第2のプリドライバ出力信号を該送信器ドライバに適用することと
を包含する、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の入力と、該プリドライバのおよび第2のプリドライバ回路の出力との間の送信遅延を整合することをさらに包含する、項目16に記載の方法。
上記プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の入力と、該プリドライバのおよび第2のプリドライバ回路の出力との間の送信遅延を整合することをさらに包含する、項目16に記載の方法。
(項目18)
スルーレート制御信号に応答して、上記送信器ドライバにおけるスイッチの上記ドライバの強さを選択的に変更することによって、該送信器ドライバの出力スルーレートを変更することをさらに包含する、項目15に記載の方法。
スルーレート制御信号に応答して、上記送信器ドライバにおけるスイッチの上記ドライバの強さを選択的に変更することによって、該送信器ドライバの出力スルーレートを変更することをさらに包含する、項目15に記載の方法。
(項目19)
第1および第2のスイッチであって、該第1および第2のスイッチの第1の端子は、連結され、かつ第1の電流源に結合され、該第1および第2のスイッチの第2の端子は、ドライバ入力引き出し線に結合され、該第1のスイッチの第3の端子は、第1のドライバ出力引き出し線に結合され、該第2のスイッチの第3の端子は、第2のドライバ出力引き出し線に結合され、該第1および該第2のスイッチは、可変のサイズを有する、第1および第2のスイッチと、
第3および第4のスイッチであって、該第3および第4のスイッチの第1の端子は、連結され、かつ第2の電流源に結合され、該第3および第4のスイッチの第2の端子は、ドライバ入力引き出し線に結合され、該第3のスイッチの第3の端子は、該第1のドライバ出力引き出し線に結合され、該第4のスイッチの該第3の端子は、該第2のドライバ出力引き出し線に結合され、該第3および該第4のスイッチは、可変のサイズを有する、第3および第4のスイッチと、
少なくとも一つのスルーレート制御信号に応答する制御回路であって、該第1、該第2、該第3、および該第4のスイッチのサイズを変更するように動作する、制御回路と
を備える、プログラマブルスルーレートを制御するためのドライバ回路。
第1および第2のスイッチであって、該第1および第2のスイッチの第1の端子は、連結され、かつ第1の電流源に結合され、該第1および第2のスイッチの第2の端子は、ドライバ入力引き出し線に結合され、該第1のスイッチの第3の端子は、第1のドライバ出力引き出し線に結合され、該第2のスイッチの第3の端子は、第2のドライバ出力引き出し線に結合され、該第1および該第2のスイッチは、可変のサイズを有する、第1および第2のスイッチと、
第3および第4のスイッチであって、該第3および第4のスイッチの第1の端子は、連結され、かつ第2の電流源に結合され、該第3および第4のスイッチの第2の端子は、ドライバ入力引き出し線に結合され、該第3のスイッチの第3の端子は、該第1のドライバ出力引き出し線に結合され、該第4のスイッチの該第3の端子は、該第2のドライバ出力引き出し線に結合され、該第3および該第4のスイッチは、可変のサイズを有する、第3および第4のスイッチと、
少なくとも一つのスルーレート制御信号に応答する制御回路であって、該第1、該第2、該第3、および該第4のスイッチのサイズを変更するように動作する、制御回路と
を備える、プログラマブルスルーレートを制御するためのドライバ回路。
(項目20)
上記第1、上記第2、上記第3、および上記第4のスイッチが、選択可能な数の脚を有するトランジスタを備え、上記制御回路が、該トランジスタの可変数の脚を選択的にイネーブルするように動作する、項目19に記載のドライバ回路。
上記第1、上記第2、上記第3、および上記第4のスイッチが、選択可能な数の脚を有するトランジスタを備え、上記制御回路が、該トランジスタの可変数の脚を選択的にイネーブルするように動作する、項目19に記載のドライバ回路。
本発明により、可変なレートにおけるデータ転送、または様々な送信プロトコルを用いたデータ転送に使用される送信器において、可変にスルーレートが制御され得る。
本発明のさらなる特徴、その性質および様々な利点は、以下の添付された図面および詳細な記載からさらに明らかになる。
図1は、集積回路デバイス上、または、信号を送信または駆動するために使用される他の回路において含まれる、送信器または送受信器回路の一部であり得る送信器ドライバ101を示す。その送信器が含まれる集積回路デバイスは、好ましくは、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、または、特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、他のタイプの集積回路デバイスなどのプログラム可能なデバイスであり得る。送信器はまた、他のタイプの集積回路デバイスおよび他のタイプの回路に含まれ得る。
送信器ドライバ101は、一つ以上の入力引き出し線103を介した、集積回路デバイスの他の領域から入力を受信する。好ましい実施形態において、送信器ドライバ101は、二つの入力引き出し線103を介して差分信号を受信し得る。別の好ましい実施形態において、送信器ドライバ101は、二つの入力引き出し線を介して、メインの差分信号、および、二つ以上の追加的な入力引き出し線103を介して、プリエンファシス、プリタップ(pre−tap)、および/またはポストタップ(post−tap)信号を受信し得る。図1に示される特定のインプリメンテーションにおいて、送信器ドライバ101は、4つの入力引き出し線を介して、二つの差分入力信号を受信し得、その入力信号は、メインの差分入力およびプリエンファシスの差分入力信号に対応する。送信器ドライバ101はまた、一つ以上の出力引き出し線111、113を有し得る。差分信号のために使用される場合、二つの出力引き出し線が使用され得、出力引き出し線上の信号は相補的である。
一つ以上の電流源115、117、145、147は、電流を送信器ドライバ101に供給し得る。一実施形態において、送信器ドライバは、電流を単一のメインドライバステージに供給する電流源115および117の対に結合され得る。別の実施形態において、送信器ドライバは、電流源115、117、および145、147の二つ以上の対に結合され得、電流源のそれぞれの対は、ドライバの別個のステージをドライバする。電流源は、特定の強さの電流を供給し得る。あるいは、電流源は、可変であり得、または、選択的に可変であり得る。プログラム可能な可変の電流源は、ドライバの駆動の強さをプログラム可能に変化させるか、ドライバによって供給される出力信号の強さを変化させるか、または、メインおよびプリエンファシスのドライバのゲインを変化させるかのために、使用され得る。ドライバの駆動の強さを増加させるために、電流源によって供給される電流は増加され得る。同様に、出力引き出し線111および113において、より高い強さの出力信号を生成するために、電流源115および117によって供給される電流の値は増加され得る。最後に、ドライバの出力信号において、メインの入力信号と比較して、プリエンファシスの入力信号の相対的な強さを変化させるために、プリエンファシスの電流源145、147によって供給される電流の値は、そのメインの電流源115、117の強さと比較して変化し得る。電流源の対におけるそれぞれの電流源は、同じ強さの電流を駆動し得る。
上記の回路に付け加えて、送信器ドライバ101はまた、インピーダンス要素121および123、ならびに、通常モードの電圧源125を含み得る。インピーダンス要素121および123は、出力引き出し線111および113との間を直列に結合された抵抗器であり得、送信器ドライバの出力インピーダンスと、送信器が結合される回路のインピーダンスとを整合するために使用され得る。そのようなインピーダンス整合は、通常、送信器および受信器の両方の送信効率を改善するために使用され得る。電圧源125は、インピーダンス要素121および123との間にて結合され得、送信器ドライバの出力において、安定した通常のモードDC電圧を提供する。
図2Aは、高速ドライバ回路201の例示的な回路図を示し、高速ドライバ回路201は、送信器ドライバ101などの、送信器ドライバとして使用され得る。高速ドライバ201は、4つの入力引き出し線である、203、205、207、および209において、4つの入力信号を受信する。それぞれの入力引き出し線は、スイッチ204、206、208、および210のゲートに結合される。上側のスイッチ204および206は、PMOSまたはPNPトランジスタなどのP型トランジスタであり得、互いに結合される、または電流源215に結合される電流端子を有する。電流源215は、可変であり得、または選択的にかプログラム可能に可変であり得、あるいは、上記した図1の電流源115に実質的に類似し得る。それぞれの上側のスイッチ204および206は、下側のスイッチ210および208のうちの一つのドレイン端子に、および、出力引き出し線211および213のうちの一つに、結合される個々のドレイン端子を有し得る。下側のスイッチ210および208は、NMOSまたはNPNトランジスタなどの、N型のトランジスタであり得、互いに、および第2の電流源217に結合されるそれらの源端子を有する。電流源217は、図1の電流源117に実質的に類似し得る。
上記の回路に付け加えて、インピーダンス整合要素221および223は、出力引き出し線211および213との間にて直列に結合され得る。これらの要素は、インピーダンス要素121および123と実質的に類似しており、実質的に同一の方法において動作する。電圧源225は、インピーダンス要素221および223との間にて結合され得、送信器ドライバの出力において、安定した通常モードのDC電圧を提供する。
好ましい実施形態において、高速ドライバ回路201は以下のように動作し得る。入力引き出し線203および209は、実質的に同一の入力信号を受信し得、トランジスタ204および210が代替的にオンにされる。電圧ハイの信号が引き出し線203および209に与えられた場合、上側のスイッチ204はオフにされ得、その一方で、下側のスイッチ210がオンにされ得る。ロー電圧が引き出し線203および209に与えられた場合、上側のスイッチ204はオンにされ得、その一方で、下側のスイッチ210はオフにされ得る。同様に、入力引き出し線205および207は、実質的に同一の入力信号を受信し得、スイッチ206および208は、交互にオンにされる。好ましい実施形態において、引き出し線205および207に与えられた入力信号は、引き出し線203および209に与えられたものと相補的である。そのような実施形態において、電圧ハイの信号が引き出し線203および209に与えられた場合(引き出し線205および207におけるロー信号に対応する)、スイッチ206および210はオンにされ、その一方で、スイッチ204および208はオフにされる。逆に、ロー信号が引き出し線203および209に与えられた場合、スイッチ204および208はオンにされ、その一方で、スイッチ206および210はオフにされる。電流源215および217によって供給される電流は、回路を介して対角線上に、あるいは、一方でスイッチ204および208を介して、また他方で、スイッチ206および210を介して、ルートされる。
高速ドライバ回路201は、出力引き出し線211および213における入力引き出し線において受信された差分信号を駆動するために使用され得る。引き出し線211および213との間にて計測される差分出力信号の特徴は、電流源215および217によって供給される電流の強さによる、および、スイッチ204、206、208、および210のスイッチングトランジスタの駆動の強さによる、出力引き出し線211および213へ結合される負荷によって影響され得る。
一実施形態において、出力信号のスルーレートは、出力信号遷移の最大勾配に対応し、引き出し線211および213における容量性の負荷によって影響され得る。送信器ドライバのスルーレートを変化させるために、様々なサイズの容量性の要素は、出力引き出し線211および213にて結合され得る。ドライバの最大スルーレートは、最小の容量性の負荷内にて得られ得る。徐々に、より遅いスルーレートは、段々と大きくなる容量性の要素を出力引き出し線に結合することによって得られ得る。選択可能なように、ダイナミックに、またはプログラム可能なように可変のスルーレートは、引き出し線211および213において、選択可能なように、ダイナミックに、またはプログラム可能なように可変の容量性要素を結合することによって得られ得る。集積回路コンデンサ、バラクター、または外部コンデンサが使用され得る。
別の実施形態において、出力信号のスルーレートは、ドライバを形成するスイッチの駆動の強さによって影響され得る。高速ドライバのスイッチの駆動の強さは、スイッチを形成するトランジスタのサイズを調整することによって、またはトランジスタの脚の数を調整することによって、変化され得る。出力信号のスルーレートを増加させるために、より大きなトランジスタ、または、より多くの脚の数を含むトランジスタは、スイッチの全体の駆動の強さを増加させるために使用され得る。逆に、出力信号のスルーレートを低減するために、より小さいトランジスタ、またはスイッチの駆動の強さを低減するために使用され得るより少ない数の脚を含むトランジスタが使用され得る。
選択可能またはプログラム可能なスルーレート制御は、ドライバステージを形成するスイッチにおいて、選択可能な複数脚のトランジスタを含むことによって得られ得る。選択可能な複数脚のトランジスタは、回路の要求に依存して、選択可能なように結合または切断され得る、複数の脚を有する。図2Bに示される、特定の送信器ドライバのインプリメンテーションにおいて、トランジスタ204、206、208、および210は、そのような選択可能な複数の脚(2041−204n;2061−206p;など)を有し得る。出力信号のスルーレートを増加させるために、それぞれのトランジスタの脚の数は増加され得、出力信号のスルーレートを低減するために、脚の数は低減され得る。制御回路(図示されず)は、それぞれのトランジスタのイネーブルされた脚の数を選択可能に変化し、または、スイッチのサイズを選択可能に変化するために使用され得る。ドライバに関連する制御回路または他の回路が、選択可能なスイッチの特性をダイナミックに、またはプログラム可能なように変化し得、または別の方法で、出力信号スルーレートを制御し得ることに注意されたい。
以前に言及したように、高速ドライバ201の出力駆動の強さは、電流源215および217によって供給される電流を調整することによって変化され得る。出力駆動の強さが可変である実施形態において、ドライバスイッチは、複数脚のトランジスタから形成され得る。大きい出力駆動の強さが要求される場合、トランジスタの複数の脚は、回路を流れるより大きな電流を許可するようにイネーブルされる。逆に、小さい駆動の強さが要求される場合、ほとんどの脚は、ドライバ回路におけるロスを低減するようにイネーブルされない。そのような選択可能な複数脚のトランジスタが既にドライバ回路に含まれる一実施形態において、選択可能に可変のスルーレート制御は、最小の追加的な回路を用いて得られ得る。
図3は、高速ドライバ回路201と実質的に類似して動作する、高速ドライバ回路301を示す。高速ドライバ回路301は、追加的に、プリエンファシス信号を駆動するための回路を含む。回路301は、二つの並行するステージを含み、それぞれのステージは、回路201と実質的に類似しており、実質的に同様の方法において動作する。回路301のそれぞれの並行したステージの要素の数は、回路201における、それらに対応する要素に対応するように制限され、それらの数は、100または130ユニットであり、回路201の数よりも多い。従って、一例として、スイッチ304および334は、スイッチ204と実質的に同じ方法において動作する。
回路201におけるように、回路301の並行する高速ドライバステージのそれぞれは、それらの入力引き出し線において、相補的な入力信号を受信し得、それらの出力引き出し線311および313において、相補的な出力信号を駆動し得る。並行するステージのそれぞれによって駆動された電流信号は、それらの共通の出力引き出し線311および313にて組み合わされ得、引き出し線311および313において、単一の差分出力信号を生成する。出力信号は、それぞれのステージによって駆動された信号の合計に対応し得る。出力信号はまた、ステージのそれぞれによって受信された入力信号の加重の合計に対応し得、合計の加重は、それぞれのステージの個々の電流源315、317、および、345、347によって供給される電流の大きさに対応する。
図3の回路は、図2Bの状況において検討されたように、選択可能な数の脚を有するトランジスタを含み得る。図3の高速ドライバによって生成される信号のスルーレートを選択可能に変化させるために、回路301を含む両方の並行するドライバ回路のトランジスタは、選択可能な数の脚を有し得る。図2Bにおけるように、イネーブルされた脚の数は、ドライバのスルーレートを増加させるために増加され得、または、スルーレートを低減するために低減され得る。出力引き出し線311および313における容量性の負荷はまた、ドライバ301の出力スルーレートを変化させるために使用され得る。
可変のスルーレート制御ドライバを提供する、異なる、または相補的なアプローチは、図4に示されるプリドライバ451および453などのプリドライバを使用することを含む。図4は、図1に示されるものと同様に、送信器ドライバ401を示す。図1に示される回路要素に付け加えて、送信器ドライバ401は、一つ以上のプリドライバ451および453に結合されている。送信器ドライバ401は、例えば、送信器ドライバが受信する、それぞれの差分入力信号に対して、一つの差動プリドライバに結合され得る。プリドライバは、送信器ドライバの入力に与えられる信号のスルーレートを変化させるために使用され得る。入力信号のスルーレートを送信器ドライバへ変化させることによって、ドライバによって生成される出力信号のスルーレートが、それに応じて変化し得る。
一実施形態において、プリドライバ451および453は、可変の駆動の強さを有するパストランジスタの形式をとり得る。本実施形態において、パストランジスタの駆動の強さは、スルーレート制御信号によって制御可能であり得る。そのスルーレート制御信号は、例えば、送信器ドライバのスルーレートを調整するために、それぞれのトランジスタスイッチを含むアクティブな脚の数を変更し得る。
別の実施形態において、プリドライバ451および453は、図5に示されるような回路を含み得る。図5は、プリドライバの出力スルーレートを選択可能に変更する能力を提供する。図5に示される回路502が単一入力、単一出力プリドライバであり、2つのそのような回路が、プリドライバ451またはプリドライバ453などのような差動プリドライバを形成する必要があることに注意されたい。プリドライバ回路501は、引き出し線555における、シングルエンド(single−ended)入力信号を受信する。入力引き出し線555は、オプションのバッファ557に結合され得る。バッファ557は、入力からプリドライバ回路を選択的に結合または切断するために使用される、三状態の(tri−state)バッファであり得る。バッファ557はまたインバータ、またはバッファの任意の他のタイプであり得る。バッファ557の出力は、接地ノード591と出力ノード589との間にて結合される、n型トランジスタなどの第1のスイッチ、および、電源ノード587と出力ノード589との間にて結合される、p型トランジスタなどの第2のスイッチから形成され得るベースドライバステージに結合され得る。両方のスイッチは、バッファ557の出力における信号によって、または、引き出し線555上の入力信号によって、制御され得る。あるいは、インバータは、直列に結合された二つ以上のn型デバイス563および565を含む第1のスイッチ、および、直列に結合された二つ以上のp型デバイス559および561を含む第2のスイッチから形成され得る。他のスイッチおよびトランジスタの構成もまた使用され得る。図5の例示的な実施形態は、それぞれ二つのトランジスタを含むスイッチを示す。本実施形態において、追加的なトランジスタ561および563は、ベースドライバステージのスルーレートを低減するのに役立ち得る。追加的なデバイスのゲート端子593および595は、適切なDC電圧によってバイアスされ得る。図5の特定のインプリメンテーションにおいて、ノード593は、接地に結合され得、ノード595は、常に両方のデバイスをオンに保つために、電源に結合され得る。
ベースドライバステージに付け加えて、回路502は、ベースドライバステージと並行に結合された複数の補助ののドライバステージを含み得る。それぞれの補助のドライバステージは、電源587と出力589との間にて結合されるp型トランジスタなどの第1のスイッチ、および、出力589と接地591との間にて結合されるn型トランジスタなどの第2のスイッチを含み得る。それぞれの補助のドライバステージは、プリドライバ回路の出力589において、スルーレートを選択可能に調整するために、デコーダ583によって選択可能にイネーブル、またはディスエーブルされ得る。特定の補助のドライバステージがイネーブルされる場合、そのスイッチは、バッファ557出力信号、またはプリドライバ入力信号に関連する別の信号によって、制御され得る。特定の補助のドライバステージがディスエーブルされる場合、それは三状態であり得、または、実質的に非導電状態にそのスイッチが配置され得る。デコーダ583は、所望の出力スルーレートを示す一つ以上の信号SLEW[0−1]を受信し得る。信号SLEW[0−1]は、集積回路デバイス上のメモリに格納され得るか、または、集積回路デバイスまたはその他において生成され得る。デコーダは、それが受信する入力信号SLEW[0−1]に依存して、任意の補助のプリドライバステージをイネーブルまたはディスエーブルし得る。デコーダは、イネーブルされたステージに、引き出し線555のプリドライバ入力信号、またはバッファ557の出力信号に関連する信号を供給し得る。
異なる出力スルーレートを生成するために、異なる数または組み合わせの補助のプリドライバステージがイネーブルされる。最も小さいスルーレートは、全ての補助のプリドライバのステージをディスエーブルすることによって達成される。この場合のスルーレートは、ベースプリドライバステージのトランジスタの駆動の強さによって、制限されている。最も高いスルーレートは、全ての補助のプリドライバのステージをイネーブルすることによって達成され、最大電流が、ベースおよび補助のプリドライバのステージの全てを介して、負荷に供給されることを許可する。中間のスルーレートは、異なる数または組み合わせの補助のプリドライバのステージをイネーブルすることによって達成される。それぞれの補助のプリドライバのステージは、異なるサイズ、または可変の脚の数のトランジスタを含み得、それぞれの補助のプリドライバのステージが異なる駆動の強さを有するようにする。4つの補助のドライバのステージが図5に示される一方で、プリドライバは、出力スルーレートの大きな範囲を提供するために、補助の駆動のステージをこれよりも多く、または少なく、含み得る、ということに留意されたい。
図6は、本発明に従った、例示的な送信器ドライバ回路を示す。図6の送信器ドライバ601は、図3および図4に示されたものと類似する。送信器ドライバ601は、スイッチ604、606、608、および610を含むメインのドライバステージ、およびスイッチ634、636、638、および640を含むプリエンファシスステージを有する。プリエンファシスステージは、プリタップまたはポストタップステージに対応し得る。図6の実施形態が単一のプリエンファシスステージを示す一方で、他の実施形態は、ドライバ回路の要求に依存して、プリエンファシスステージをこれよりも多く、または少なく、含み得る。ドライバ601のプリエンファシスステージは、スイッチ634、636、638、および640、ならびに、関連した対の電流源645および647を含む。
それぞれのドライバステージは、本発明の原理に従い、プリドライバ回路によって駆動され得る。図6の特定の実施形態において、メインの駆動ステージの上側のスイッチ604および606は、p型トランジスタであり得、第1のプリドライバ651によって駆動される。下側のスイッチ608および610は、n型デバイスであり得、同一のプリドライブ回路651によって、または異なるプリドライバ回路652(図に示されているように)によって、駆動され得る。デバイスのサイズにおける差異を含む、n型およびp型デバイスの異なる特性のために、異なるプリドライバ回路は、異なるトランジスタスイッチを駆動するために使用され得る。メインドライバステージの構成に類似して、プリエンファシスステージの上側のスイッチ634および636はプリドライバ回路653によって駆動され得、その一方で、下側のスイッチ638および640は、プリドライバ回路654によってドライバされ得る。
様々なプリドライバ回路651〜654の出力において、高い信号の質を確保するために、ドライバ回路のそれぞれのステージのスイッチは、正確に同期された入力信号を受信することが好ましくあり得る。符号間干渉(ISI)、デューティサイクルの歪み、ジッター低減、および他の信号の質の悪化を最小化するために、送信器ドライバにおいて使用される様々なプリドライバ回路のタイミング特性を整合することが所望され得る。プリドライバ回路651および652の入力と、それらが制御するスイッチ604、606、608、および610との間の送信遅延は、好ましくは6.5GBpsにて適切な送信器の動作に対して、それぞれ3〜5ps内にて、整合され得る。同様に、相補的な入力と、プリドライバ651および652などの差動プリドライバの相補的な出力との間の送信遅延が整合され得る。他のプリドライバ回路653、654の入力と、それらが制御するドライバスイッチとの間の送信遅延は、メインのステージプリドライバの遅延に対して整合され得る。その遅延整合はまた、図4に関連して記載されたプリドライバ451および453に適用され得ることに注意されたい。
図7は、本発明の送信器ドライバ回路を用いた例示的なシステムを示す。システム700は、デジタル処理システムであり得、プログラマブルロジックデバイス(PLD)710を含み得、プログラマブルロジックデバイス(PLD)710は、本発明に従い、送信器回路715を含む、I/O回路を含み得る。システム700はまた、プロセッサ720、メモリ725、周辺デバイス730、およびシステムレベルI/O回路735のうちの1つ以上を含み得、それらは、本発明に従い、送信器回路740を含み得る。送信器回路740は、システム700上の他の位置またはデバイスに、あるいは、システム700の外部の位置に、信号を送信するために使用され得る。これらの構成要素は、システムバス745によって連結され得、エンドユーザシステム755において含まれ得る。
システム700は、コンピュータネットワーキング、データネットワーキング、計測手段、ビデオ処理、デジタル信号処理、または、送信器回路が使用され得る任意の他のアプリケーションなどの広範な用途において使用され得る。システム700は例示のためのみであり、本発明の真なる範囲および趣旨を限定するように解釈されるべきではないことに注意されたい。本発明の送信器回路は、PLDとは異なる集積回路およびデバイスにおいて使用され得る。
前述は、本発明の原理を例示的に示しているだけであり、様々な修正が、本発明の範囲および趣旨から逸れることなく、当業者によってなされ得ることは理解されるべきである。例えば、本明細書において示された特定の回路のインプリメンテーションは、例示のためのみであり、所望される場合、他の構成がその代わりに使用され得る。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
高速送信器ドライバおよび他のタイプのドライバ回路が、可変のスルーレートを有する出力信号を生成することが要求され得る。可変のスルーレート制御を提供するドライバ回路および方法が記載される。可変のスルーレートを有するプリドライバ回路は、信号にドライバ入力における可変のスルーレートを供給するために使用され得る。ドライバおよび/またはプリドライバ回路は、可変の駆動の強さを有するトランジスタを含み得る。ドライバおよび/またはプリドライバ回路はまた、回路の駆動の強さを変更するための、選択可能にイネーブルされるステージを含み得る。プリドライバ回路は、信号の質を維持するために、遅延整合され得る。他の回路および方法もまた記載される。
101 送信器ドライバ
103 入力引き出し線
111、113 出力引き出し線
115、117、145、147 電流源
121、123 インピーダンス要素
125 電圧源
103 入力引き出し線
111、113 出力引き出し線
115、117、145、147 電流源
121、123 インピーダンス要素
125 電圧源
Claims (20)
- 可変のスルーレートを有するドライバ入力信号を生成するプリドライバ回路であって、
該プリドライバ回路の入力にて受信された信号に関連するプリドライバ出力信号を駆動するように選択的に動作可能である、複数のプリドライバステージと、
少なくとも一つのスルーレート制御信号に応答する制御回路であって、該制御回路は、該プリドライバステージを選択的にイネーブルにして、該プリドライバ出力信号スルーレートを変更させるように動作する、制御回路と
を備える、プリドライバ回路と、
該プリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信するドライバ回路であって、該プリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する、ドライバ回路と
を備える、選択可能なスルーレートを有する送信器ドライバ回路。 - 可変のスルーレートを有する第2のドライバ入力信号を生成する第2のプリドライバ回路をさらに備え、
前記ドライバ回路はさらに、該第2のプリドライバ回路からスルーレートの制御された信号を受信し、該ドライバ回路は、該プリドライバおよび第2のプリドライバ出力信号のスルーレートに関連するスルーレートを有するドライバ出力信号を生成する、請求項1に記載の送信器ドライバ。 - 前記プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の入力と、該プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の出力との間の送信遅延が整合される、請求項2に記載の送信器ドライバ。
- 前記第2のプリドライバ回路が、プリエンファシス信号を駆動するように使用される、請求項2に記載の送信器ドライバ。
- 前記プリドライバ出力信号が差分信号である、請求項1に記載の送信器ドライバ。
- 前記ドライバ回路が可変の駆動の強さを有するスイッチを備え、該スイッチの該駆動の強さが前記スルーレート制御信号に応答して可変である、請求項1に記載の送信器ドライバ。
- 前記送信器ドライバの出力に結合された可変の容量性の要素をさらに備え、該要素の静電容量は前記スルーレート制御信号に応答して変更される、請求項1に記載の送信器ドライバ。
- 前記送信器ドライバが、約622MBpsを越える可変ビットレートにて動作する、請求項1に記載の送信器ドライバ。
- 前記送信器ドライバが、最大約6.5GBpsまで、可変ビットレートにて動作する、請求項1に記載の送信器ドライバ。
- 前記選択可能なスルーレートがプログラム可能に選択可能である、請求項1に記載の送信器ドライバ回路。
- 請求項1に記載の送信器ドライバを備える、プログラマブルロジックデバイス。
- 請求項1に記載の送信器ドライバを備える、集積回路デバイス。
- 処理回路と、
該処理回路に結合されるメモリと、
該処理回路および該メモリに結合される請求項12に記載の集積回路デバイスと
を備える、デジタル処理システム。 - 請求項12に記載の集積回路デバイスを実装したプリント回路基板。
- 送信器ドライバの出力スルーレートを変更する方法であって、該方法は、
スルーレート制御信号に応答して、複数のプリドライバ回路ステージを選択的にイネーブルすることによって、プリドライバ回路の該出力スルーレートを変更することと、
可変のスルーレートを有するプリドライバの出力信号を生成するために、入力信号に、該プリドライバ回路の入力を適用することと、
所望のスルーレートを有するドライバ出力信号を生成するために、該プリドライバ出力信号に、該送信器ドライバを適用することと
を包含する、方法。 - スルーレート制御信号に応答して、複数のプリドライバ回路ステージを選択的にイネーブルすることによって、第2のプリドライバ回路の該出力スルーレートを変更することと、
可変のスルーレートを有する第2のプリドライバの出力信号を生成するために、第2の入力信号に、該第2のプリドライバ回路の入力を適用することと、
該プリドライバおよび第2のプリドライバ出力信号に応答してドライバ出力信号を生成するために、該第2のプリドライバ出力信号を該送信器ドライバに適用することと
を包含する、請求項15に記載の方法。 - 前記プリドライバおよび第2のプリドライバ回路の入力と、該プリドライバのおよび第2のプリドライバ回路の出力との間の送信遅延を整合することをさらに包含する、請求項16に記載の方法。
- スルーレート制御信号に応答して、前記送信器ドライバにおけるスイッチの前記ドライバの強さを選択的に変更することによって、該送信器ドライバの出力スルーレートを変更することをさらに包含する、請求項15に記載の方法。
- 第1および第2のスイッチであって、該第1および第2のスイッチの第1の端子は、連結され、かつ第1の電流源に結合され、該第1および第2のスイッチの第2の端子は、ドライバ入力引き出し線に結合され、該第1のスイッチの第3の端子は、第1のドライバ出力引き出し線に結合され、該第2のスイッチの第3の端子は、第2のドライバ出力引き出し線に結合され、該第1および該第2のスイッチは、可変のサイズを有する、第1および第2のスイッチと、
第3および第4のスイッチであって、該第3および第4のスイッチの第1の端子は、連結され、かつ第2の電流源に結合され、該第3および第4のスイッチの第2の端子は、ドライバ入力引き出し線に結合され、該第3のスイッチの第3の端子は、該第1のドライバ出力引き出し線に結合され、該第4のスイッチの該第3の端子は、該第2のドライバ出力引き出し線に結合され、該第3および該第4のスイッチは、可変のサイズを有する、第3および第4のスイッチと、
少なくとも一つのスルーレート制御信号に応答する制御回路であって、該第1、該第2、該第3、および該第4のスイッチのサイズを変更するように動作する、制御回路と
を備える、プログラマブルスルーレートを制御するためのドライバ回路。 - 前記第1、前記第2、前記第3、および前記第4のスイッチが、選択可能な数の脚を有するトランジスタを備え、前記制御回路が、該トランジスタの可変数の脚を選択的にイネーブルするように動作する、請求項19に記載のドライバ回路。
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