JP2008219810A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理用プログラム、記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理用プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】白紙原稿ではない原稿を白紙原稿と検知したり、白紙原稿を検知できない誤検知を防止できる画像処理装置を提供する。
【解決手段】原稿を読み取る画像入力手段と、読み取り画像データを処理する画像処理手段と、読み取り画像データを蓄積する画像出力手段と、前記読み取り画像データから原稿が白紙であることを検知する白紙検知手段と、前記読み取り画像データを一定の大きさの複数領域にブロック分割する分割手段とを有し、前記白紙検知手段は、ブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うブロック検知手段を備える。ブロック検知手段は、読み取り画素が一定の濃度レベルしきい値を超えた画素をカウントし、一定の濃度レベルしきい値を調整する手段と、一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル複写機、スキャナ装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置或いはこれらの機能を兼ね備えたデジタル複合機における画像処理装置と、画像処理方法と、画像処理用プログラムと、記録媒体に関する。
画像処理機能を用いて、原稿の正しい面が読み取られているか否かを判定する方法として、「白紙検知」と呼ばれる方法が一般的になされている。特許文献1、特許文献2には、しきい値を設定し、設定したしきい値を基準として白紙検知を行うことが開示されている。
特開2003−198777号公報 特開2000−287024号公報
従来の方法では、しきい値を白紙検知レベルに調整することが難しく、白紙原稿ではない原稿を白紙原稿と検知したり、白紙原稿を検知できなかったりする誤検知が発生している。この誤検知を防止するための検知レベルの適切な調整は難しいものとなっている。また、記入されていないフォーマットシートや原稿用紙、方眼紙などを白紙として検知するための検知レベルの調整が難しい問題も有している。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたものであり、誤検知を確実に防止でき、しかも白紙検知レベルを簡単に調整できる画像処理装置と、画像処理方法と、画像処理用プログラムと、記録媒体とを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の画像処理装置は、原稿を読み取る画像入力手段と、読み取り画像データを処理する画像処理手段と、読み取り画像データを蓄積する画像出力手段と、前記読み取り画像データから原稿が白紙であることを検知する白紙検知手段と、前記読み取り画像データを一定の大きさの複数領域にブロック分割する分割手段とを有し、前記白紙検知手段は、ブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うブロック検知手段を備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置であって、前記ブロック検知手段は、読み取り画素が一定の濃度レベルしきい値を超えた画素をカウントする手段であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置であって、前記ブロック検知手段は、一定の濃度レベルしきい値を調整する手段と、一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段とを有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像処理装置であって、前記一定の濃度レベルしきい値を調整する手段及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段は、白紙として検知させる原稿を読み取ることにより調整することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の画像処理装置であって、前記一定の濃度レベルしきい値を調整する手段及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段は、手動で調整が可能となっていることを特徴とする。
請求項6記載の発明の画像処理方法は、原稿を読み取る画像入力ステップと、読み取り画像データを処理する画像処理ステップと、読み取り画像データを蓄積する画像出力ステップと、前記読み取り画像データから原稿が白紙であることを検知する白紙検知ステップと、前記読み取り画像データを一定の大きさの複数領域にブロック分割する分割ステップとを有し、前記白紙検知ステップは、ブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うブロック検知ステップを備えていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の画像処理方法であって、前記ブロック検知ステップは、読み取り画素が一定の濃度レベルしきい値を超えた画素をカウントすることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の画像処理方法であって、前記ブロック検知ステップは、一定の濃度レベルしきい値を調整するステップと、一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整するステップとを有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像処理方法であって、前記一定の濃度レベルしきい値を調整するステップ及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整するステップは、白紙として検知させる原稿を読み取ることにより調整することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項8記載の画像処理方法であって、前記一定の濃度レベルしきい値を調整するステップ及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整するステップは、手動で調整が可能となっていることを特徴とする。
請求項11記載の発明の画像処理用プログラムは、コンピュータに、請求項6〜10のいずれか1項記載の各ステップを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項12記載の記録媒体は、請求項11記載の画像処理用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、白紙検知領域を複数のブロックに分割し、分割したブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うため、誤検知を確実に防止でき、白紙検知レベルを簡単に調整することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態における画像処理装置のブロック図であり、画像入力部101、画像処理部102、画像出力部103、画像蓄積部104、制御部105及び操作部106を備えている。
画像入力部101は、デジタルコピー装置、デジタルファクシミリ装置におけるスキャナに相当し、原稿を読み取り、読み取られた画像データを画像処理部102に出力する。画像処理部102は、読み取られた画像データに対して白紙検知、MTFフィルタ処理、γ補正処理、階調処理などの各種画像処理を行い画像出力部103に出力する。画像出力部103は、デジタル複写機のプリンタに相当するものであり、画像処理後の画像データをコピー紙にプリント出力する。画像蓄積部104は、原稿を読み取った画像データを保存し、画像処理時や印刷時に保存されている画像データを読み出す。
制御部105は、装置の全体制御を行う。すなわち、制御部105は、画像入力部101に対しては、スキャナの動作制御を行い、画像処理部102に対しては、白紙検知、MTFフィルタ処理、γ変換処理、階調処理などの各種画像処理に用いるパラメータの設定を行い、画像出力部103に対しては、プリンタの動作制御を行い、画像蓄積部104に対しては、蓄積、読み出し、消去などの制御を行い、操作部106に対しては各種情報の表示制御や動作モードの入力制御を行う。操作部106は、使用者が設定する動作モードの選択やコピースタートの指示の入力や使用者に対する通知の表示に用いられる。
図2は、詳細なブロック図を示す。図2において、原稿画像を読み取るスキャナ部201、白紙検知部202、MTFフィルタ処理部204、γ変換処理部205、階調処理部206、画像をコピーとして出力するプリンタ部207、画像蓄積部203、装置全体の制御を実行するCPU209、制御プログラムが格納されているROM210、制御プログラムが一時的に使用するワークエリアとしてのRAM211、各部の間におけるデータのやりとりを行う内部のシステムバス208、動作モード選択、スタート、ストップなどの指示を与えたり、設定の状態を表示する操作部212を備えている。
図1と図2との対応関係は次のようになっている。画像入力部101にスキャナ部201が対応する。画像処理部102に白紙検知部202、MTFフィルタ処理部204、γ変換処理部205、階調処理部206が対応する。画像出力装置103にプリンタ部207が対応する。画像蓄積部104に画像蓄積部203が対応する。制御部105にCPU209、ROM210、RAM211が対応する。
以上の構成からなるこの実施形態の動作を説明する。画像処理装置の動作には、原稿を読み取るときの白紙検知動作とその白紙検知で使用する検知レベルの自動調整動作がある。まず、原稿を読み取る時の白紙検知動作を図3〜図6により説明する。
図3は、原稿を読み取る前の白紙検知部202への検知パラメータを設定する動作である。白紙検知部202には、濃度しきい値や画素カウントしきい値がシステムバス208を通じて設定される。また、MTFフィルタ処理部204にはフィルタ係数、γ変換処理205部にはγ特性データ、階調処理部206には多値化しきい値などが同じようにシステムバス208を通じて設定される。
図4は、原稿読み取り中の画像データの流れを示す。スキャナ部201で読み取られた原稿の画像データが画像処理部に送られる。画像処理部内では、画像データから白紙検知部202が白紙か非白紙かの検知を行う。検知結果は画像蓄積部203に出力されて蓄積される。
図8は、白紙検知部202の内部構成を示す。図4において、ラインカウンタ401、コンパレータ402、ブロックカウンタ403、OR回路404は、画像領域を一定の大きさに分割したブロック領域を作成する。これらのラインカウンタ401、コンパレータ402、ブロックカウンタ403及びOR回路404は読み取り画像データを一定の大きさの複数領域にブロック分割する分割手段を構成する。又、セレクタ405、コンパレータ406、画像カウンタ407、セレクタ408、コンパレータ409、OR回路410、F/F回路411は、作成されたブロック領域ごとに白紙検知を行い、全てのブロック領域の結果が白紙であった場合にのみ、白紙と判定する。そして、その検知結果をシステムバス208へ出力する。このようなブロック領域に白紙検知を行うことにより誤検知を防止できる。ここで、セレクタ405、コンパレータ406、画像カウンタ407、セレクタ408、コンパレータ409、OR回路410、F/F回路411は、ブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うブロック検知手段を構成する。
図7は、原稿の画像領域を分割する場合のブロック領域の一例を示す。図7においては、画像領域が第1ブロック〜第6ブロックまでの6個のブロック領域に分割されている。この場合、6個のブロック領域は、同等の大きさとなっていることが好ましいが、画像領域に応じて大きさを変えても良い。
ラインカウンタ401では、1ラインごとに発生するライン同期信号をカウントし、カウント値はコンパレータ402でシステムバス208によって設定されるブロックライン数と比較される。カウント値とブロックライン数が一致するとブロックカウンタ403のカウント値が増加し次のブロックに進む。ブロックカウンタ403は、フレーム同期信号によりクリヤされるため、ページの先頭で最初のブロックになる。OR回路404では、フレーム同期信号またはブロックライン数とラインカウンタ401のカウント値が一致して次のブロックに進む場合のどちらかでラインカウンタ401をクリヤする信号を作成する。
セレクタ405は、ブロックカウンタ403によって示される現在のブロック領域用の濃度しきい値を選択してコンパレータ406に出力する。コンパレータ406は、スキャナ部201からの読み取り画像データと濃度しきい値との比較を行う。読み取り画像データが濃度しきい値より大きい画素の場合は、カウンタ407で数えられる。セレクタ408は、ブロックカウンタ403によって示される現在のブロック領域の画素カウントしきい値を選択してコンパレータ409に出力する。コンパレータ409は、画素カウンタ407のカウント値との比較を行う。画素カウンタ407のカウント値が画素カウントしきい値未満の時は白紙(:0)、画素カウントしきい値以上の時は非白紙(:1)として検知し、OR回路410に送る。OR回路410では、F/F回路411で保持されている前ブロックの白紙検知結果との論理和をとり、F/F回路411に出力する。この結果、複数のブロック領域のうち、1ブロックでも非白紙(:1)になった場合は、最終的な白紙検知結果が非白紙(:1)となって判定される。
図5は、原稿読み取り後にシステムバス208の白紙検知202からの白紙検知結果の取得する動作を示す。制御部105が白紙検知部202の白紙検知結果を読み出す。制御部105内のROM210には、読み出された白紙検知結果に応じて画像処理の動作を変更する制御プログラムが格納されている。制御プログラムに応じて、白紙検知結果を表示したり、次の動作指示の画面を操作部213に表示して操作者に通知する。
図6は、画像蓄積部203に蓄積されている画像データが読み出され画像処理部102に出力される動作を示す。画像処理部102では、MTFフィルタ処理部204、γ変換処理部205、階調処理部206などの各種画像処理が行われてプリンタ部207へ出力される。MTFフィルタ処理部204、γ変換処理部205、階調処理部206は従来技術で実現可能な一般的な画像処理である。画像蓄積部203からの読み出し動作の実行は、白紙検知結果によって決定される。
次に、この実施形態における白紙検知で使用する検知レベルの自動調整動作について説明する。図12は、白紙検知レベル設定を行うときの操作部212の表示画面である。図12の画面では、白紙検知のパラメータとして使用される濃度レベルしきい値と画素カウントレベルしきい値をそれぞれあらかじめ設定されている5段階の設定値の中から選択して調整することができる。白紙として検知されやすいレベル1から検知されにくいレベル5までの中から選択できる。図12では、濃度レベルしきい値がレベル2、画素カウントレベルしきい値がレベル4に設定されている。従って、この設定値で白紙検知動作が行われる。従って、白紙として検知したい原稿に応じた白紙検知レベルの調整を行うことができる。
図12に示す濃度レベルしきい値と画素カウントしきい値は、それぞれ個別に自動調整することができる。すなわち、図12の画面で濃度レベルの自動調整を選択すると図13に示す画面になり、画素カウントレベルの自動調整を選択すると図14に示す画面になる。
図13に示す濃度レベル調整の画面では、あらかじめ設定されている画像領域を一定の大きさに分割したブロック毎の濃度レベルの具体的なしきい値が表示される。図13に示す例では、ブロック1=8、ブロック2=10、ブロック3=12、ブロック4=6、ブロック5=20、ブロック6=14が設定されている。
図13において、ブロック毎の濃度レベルしきい値を自動的に調整する場合は、白紙として検知させたい原稿をセットして自動調整スタートを選択する。スキャナ部201において原稿が読み取られ、図4に示す画像データの流れにより画像蓄積部203に蓄積される。
画像蓄積部203に蓄積された画像データは、システムバス208を通じて読み出され、濃度レベルしきい値の調整に使用される。図9(A)のグラフは、白紙原稿を読み取った時に画像蓄積部203に蓄積された1ブロック分の画像データの濃度分布の一例を表している。図9(B)に示す表は、濃度レベルとその濃度レベルで読み取られた画素数の関係を表している。白紙を読み取った場合でも、読み取り値は完全に0にはならず、白紙原稿の地肌濃度による濃度レベルの分布が生じる。
図10は、白紙原稿の1ブロック分の読み取り画像データからそのブロックの濃度レベルしきい値を自動的に調整するフローチャートを示す。始めに画素カウントしきい値Cthの設定を行い(ステップS11)、画素カウント積算値Csumを0にする(ステップS12)。次にステップS13で示す濃度レベルi=255から、その濃度レベルに存在する画素をCsumに加算する(ステップS14)。ステップS15では、CsumとCth とを比較し、CsumがCthよりも大きくなった場合、その時のiを調整された濃度レベルしきい値Nthとする(ステップS16)。一方、ステップS17及びステップS18でi=0になるまでの画素を加算してもCsumがCthよりも大きくならない場合は、濃度レベルしきい値Nth=0とする(ステップS19)。このような調整では、白紙検知レベルの適切な調整を自動的に行うことが可能となる。
以上によって自動的に調整された濃度レベルしきい値Nthを5段階レベルの中心レベル3の値として設定し、さらに一定の間隔αで5段階のそれぞれのレベルを次のように設定する。
レベル1=Nth−2×α
レベル2=Nth−α
レベル3=Nth
レベル4=Nth+α
レベル5=Nth+2×α
濃度レベルの手動による調整は、図12においてレベル3を中心にして検知されやすい方向に2段階(レベル2、1)の調整、検知されにくい方向に2段階(レベル4、5)の調整が可能である。
図12の画面で画素カウントレベルの自動調整を選択すると図14の画面になる。図13の画素カウントレベル調整の画面では、あらかじめ設定されている画像領域を一定の大きさに分割したブロック毎の画素カウントレベルの具体的なしきい値が表示される。図14の例では、ブロック1=800、ブロック2=600、ブロック3=400、ブロック4=200、ブロック5=100、ブロック6=100が設定されている。
図14においてブロック毎の画素カウントレベルしきい値を自動的に調整する場合は、白紙として検知させたい原稿をセットして自動調整スタートを選択する。スキャナ部201において白紙原稿が読み取られ、図4に示す画像データの流れで画像蓄積部203に蓄積される。
画像蓄積部203に蓄積された画像データは、システムバス208を通じて読み出され、画素カウントレベルしきい値の調整に使用される。図11は、白紙原稿の1ブロック分の読み取り画像データからそのブロックの画素カウントレベルしきい値を自動的に調整するフローチャートである。
まず、濃度しきい値Nthの設定を行い(ステップS21)、画素カウント積算値Csumを0にする(ステップS22)。次に、ステップS23の濃度レベルi=255から、iがNthが以上である間、その濃度レベルに存在する画素をCsumに加算する(ステップS24〜S26)。その加算結果Csumを画素カウントしきい値Cthとする(ステップS27)。このように読み取り画像データからブロック毎の白紙検知で使用する一定の濃度レベル以上の画素数レベルの調整を自動的に行うことにより、白紙検知レベルの適切な調整を自動的に行うことができる。
以上によって自動的に調整された画素カウントレベルしきい値Cthを5段階レベルの中心レベル3の値として設定し、さらに一定の間隔βで5段階のそれぞれのレベルを次のように設定する。
レベル1=Cth+2×β
レベル2=Cth+β
レベル3=Cth
レベル4=Cth−β
レベル5=Cth−2×β
画素カウントレベルしきい値の手動による調整は、図12において、レベル3を中心にして検知されやすい方向に2段階(レベル2、1)に調整し、検知されにくい方向に2段階(レベル4、5)に調整することが可能である。
本発明の一実施形態におけるブロック図である。 上記一実施形態の詳細なブロック図である。 原稿読取前の白紙検知パラメータの設定の際のブロック図である。 原稿読取から画像蓄積までの画像データの流れを示すブロック図である。 白紙検知結果を制御部が読み出している状態を示すブロック図である。 蓄積画像の読み出しからプリンタ部までの画像データの流れを示すブロック図である。 画像領域を分割した場合のブロック領域を示す正面図である。 白紙検知部の内部を示すブロック図である。 白紙原稿を読み取った際に画像蓄積部に蓄積される画像データの濃度分布を示すグラフ及び表である。 濃度しきい値を自動調整する場合のフローチャートである。 画素カウントしきい値を自動調整する場合のフローチャートである。 白紙検知レベル設定の際における操作部の表示例を示す正面図である。 濃度レベル調整における操作部の表示例を示す正面図である。 画素カウントレベル調整の際の操作部の表示例を示す正面図である。
符号の説明
101 画像入力部
102 画像処理部
103 画像出力部
104 画像蓄積部
105 制御部
106 操作部
201 スキャナ部
202 白紙検知部
203 画像蓄積部
204 MTFフィルタ処理部
205 γ変換処理部
206 階調処理部
207 プリンタ部

Claims (12)

  1. 原稿を読み取る画像入力手段と、
    読み取り画像データを処理する画像処理手段と、
    読み取り画像データを蓄積する画像出力手段と、
    前記読み取り画像データから原稿が白紙であることを検知する白紙検知手段と、
    前記読み取り画像データを一定の大きさの複数領域にブロック分割する分割手段とを有し、前記白紙検知手段は、ブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うブロック検知手段を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ブロック検知手段は、読み取り画素が一定の濃度レベルしきい値を超えた画素をカウントする手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ブロック検知手段は、一定の濃度レベルしきい値を調整する手段と、一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記一定の濃度レベルしきい値を調整する手段及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段は、白紙として検知させる原稿を読み取ることにより調整することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記一定の濃度レベルしきい値を調整する手段及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整する手段は、手動で調整が可能となっていることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取る画像入力ステップと、
    読み取り画像データを処理する画像処理ステップと、
    読み取り画像データを蓄積する画像出力ステップと、
    前記読み取り画像データから原稿が白紙であることを検知する白紙検知ステップと、
    前記読み取り画像データを一定の大きさの複数領域にブロック分割する分割ステップとを有し、
    前記白紙検知ステップは、ブロック毎に読み取り画像データの白紙検知を行うブロック検知ステップを備えていることを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記ブロック検知ステップは、読み取り画素が一定の濃度レベルしきい値を超えた画素をカウントすることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 前記ブロック検知ステップは、一定の濃度レベルしきい値を調整するステップと、一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整するステップとを有することを特徴とする請求項6又は7記載の画像処理方法。
  9. 前記一定の濃度レベルしきい値を調整するステップ及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整するステップは、白紙として検知させる原稿を読み取ることにより調整することを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  10. 前記一定の濃度レベルしきい値を調整するステップ及び一定の濃度レベルしきい値を超えた画素カウント値を調整するステップは、手動で調整が可能となっていることを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  11. コンピュータに、請求項6〜10のいずれか1項記載の各ステップを実行させるための画像処理用プログラム。
  12. 請求項11記載の画像処理用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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