JP4491659B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、用紙に画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ又は複合機等の画像形成装置に係り、特に、複数の原稿画像を縮小し1頁に集約する機能を備えた画像形成装置に関する。
集約印刷機能を備えた画像形成装置では、2頁又は4頁の原稿画像を縮小し、1枚の用紙に集約して印刷するので、用紙使用量を大幅に節約でき、省資源化に寄与するところが大きい。
例えば従来の4in1集約印刷では、図10に示す如く、1頁の原稿画像20が、印刷される用紙に対応した集約画像30上の1/4の領域31に縮小され、これが4頁分繰り返されて、図11に示す如くなる。
下記特許文献1では、トナーセーブモードで集約印刷することにより、文字潰れを少なくすることが開示されている。
しかしながら、集約印刷により文字サイズが1/2又は1/4と大幅に小さくなり、さらに印字濃度が薄くなるので、視認性が悪化する。
特開2002−169417号
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、集約印刷された画像の視認性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置の第1態様では、複数の原稿画像を縮小し1頁に集約する機能を備えた画像形成装置において、
該複数の原稿画像の各々について周辺部をオミットした主部の画像データを縮小し1頁の画像配置領域(図8のように綴じ代を除いた領域であってもよい)に集約することにより、原稿画像に対する印刷画像の縮小率μを原稿のサイズと該画像配置領域のサイズと該複数とにより定まる縮小率μ0より大きな値にする。
本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、
原稿周辺部の横方向又は縦方向の一方の方向における共通除去幅aを指定する入力手段と、
原稿の該一方の方向の幅L及び他方の方向の幅Mに対し、縮小率μをμ=μ0{L/(L−2a)}と決定し、該他方の方向における共通除去幅bをb=a・M/Lと決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る画像処理手段とを有する。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第1態様において、
原稿周辺部の横方向又は縦方向の一方の方向における2つの余白除去幅a1及びa2を指定する入力手段と、
原稿の該一方の方向の幅L及び他方の方向の幅Mに対し、縮小率μをμ=μ0{L/(L−a1−a2)}と決定し、該他方の方向における共通除去幅bをb=a・M/Lと決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る画像処理手段とを有する。
本発明による画像形成装置の第4態様では、第1態様において、
原稿周辺部の横方向における2つの余白除去幅a1及びa2並びに縦方向における2つの余白除去幅b1及びb2を指定する入力手段と、
原稿の横方向及び縦方向の幅W及びHに対し、(b1+b2)/(a1+a2)<H/Wであれば縮小率μをμ=μ0{H/(H−b1−b2)}と決定し、(b1+b2)/(a1+a2)>H/Wであれば縮小率μをμ=μ0{W/(W−a1−a2)}と決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る画像処理手段とを有する。
本発明による画像形成装置の第5態様では、第1態様において、
原稿画像を走査して画像データを取得する画像読取手段と、
該取得した画像データに基づいて、原稿周辺部の横方向における2つの余白幅α1及びα2並びに縦方向における2つの余白幅β1及びβ2を求める余白幅決定手段と、
α1,α2,β1及びβ2の値に応じてそれぞれα1>a1>0,α2>a2>0,β1>b1>0及びβ2>b2>0の条件を満たす該原稿周辺部の横方向における2つの余白除去幅a1及びa2並びに縦方向における2つの余白除去幅b1及びb2を決定し、原稿の横方向及び縦方向の幅W及びHに対し、(b1+b2)/(a1+a2)<H/Wであれば縮小率μをμ=μ0{H/(H−b1−b2)}と決定し、(b1+b2)/(a1+a2)>H/Wであれば縮小率μをμ=μ0{W/(W−a1−a2)}と決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る画像処理手段とを有する。
上記第1態様の構成によれば、複数の原稿画像の各々について周辺部をオミットした主部の画像データを縮小し1頁の画像配置領域に集約することにより、原稿画像に対する印刷画像の縮小率μを原稿のサイズと該画像配置領域のサイズと該複数とにより定まる縮小率μ0より大きな値にするので、印刷された集約画像の視認性が向上し、集約印刷の利用者増大及びこれによる省資源化に寄与するところが大きい。
上記第2態様の構成によれば、左右上下の4つの余白除去幅のいずれか1つのみ設定すればよく、他は自動的に設定されるので、操作性がよい。
上記第3態様の構成によれば、左右上下の4つの余白除去幅のうち一対の余白除去幅を設定することにより、より細かな集約印刷処理を行うことが可能となる。
上記第4態様の構成によれば、縦方向と横方向の余白除去幅を設定することにより、除去しすぎないように一方の方向の余白除去幅が自動的に選択されるので、印刷ミスの発生を防止することができる。
上記第5態様の構成によれば、左右上下の余白幅が自動的に求められ、これに応じて左右上下の余白除去幅が自動的に決定されるので、操作性がよい。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
画像形成装置10は、プロセッサにメモリが結合された構成を含む制御装置11を備え、このプロセッサにはさらに、インタフェースを介しオートシートフィーダ12、スキャナ13、メモリ14、プリンタ15、ハードディスク装置16及び操作パネル17が結合されている。
オートシートフィーダ12により搬送される原稿の画像は、スキャナ13により読み取られて、メモリ14に格納され、処理される。
プリンタ15は、給紙部、画像形成手段、定着器及び用紙搬送手段を備え、画像形成手段は、制御装置11で処理された画像データに基づいて、感光ドラム上にトナー像を形成し、給紙部からの用紙にトナー像を転写させ、定着器は、このトナー像を用紙に定着させ、用紙搬送手段は、用紙を給紙部から画像形成手段へ搬送し、次いで定着器へ搬送し、さらにトレイ上に排紙させる。
ハードディスク装置16には、OS、アプリケーションプログラム及びデータが格納される。
操作パネル17は、例えばタッチパネルであり、ユーザに対し各種設定を行わせるととに情報を表示するためのものである。
図2に示す如く、原稿画像20の横及び縦の長さ(画素数)をそれぞれW及びH、原稿画像20の周辺部余白の左右上下部の幅(画素数)をそれぞれα1、α2、β1及びβ2と表記する。また、この余白のうち、オミットしようとする点線の外側の左右上下部の幅(画素数)をそれぞれ余白除去幅a1、a2、b1及びb2と表記する。
次に、図3及び図4を参照して、本実施例1の方法の原理を説明する。
原稿画像20から余白除去部21をオミットした主部22を、図3に示す如く、集約画像30の領域31のサイズに縮小する。4頁の原稿画像をこのように縮小し、1頁に集約すると、図4に示す如くなり、図10の場合よりも縮小率が大きくなるので、印刷された文字のサイズが大きくなり、視認性が向上する。
余白部分が従来よりも狭くなるが、4つの縮小画像配置領域の余白部分が互いに隣り合って2倍になるので、余白が狭くなることによる見辛さよりも、縮小率が大きくなることによる見易さのほうが勝っている。
本実施例1では、余白除去幅を手動設定する。余白除去幅a1、a2、b1及びb2のすべてを設定するのが最も好ましいが、ユーザによっては、できるだけ簡単な設定又は原稿の余白サイズに応じた任意性のある設定を望む。そこで、本実施例1では、ユーザが以下に説明する6通りの設定方法のいずれを選択しても、集約印刷ができるようにしている。
第1の方法では、横方向の余白除去幅aのみを設定し、a1=a2=aとすることにより、手動による設定値を1つにし、余白除去幅b1及びb2については、b1=b2とし、主部22が原稿画像20と相似であることに基づいて、余白除去幅b1及びb2を計算により求める。
図5は、制御装置11の処理を示すフローチャートであり、前記第1の方法は、図5のステップS0〜S3及びS5により、以下のように実施される。
(S0)図1の操作パネル17を操作して、原稿画像20の横方向における左右共通の余白除去幅aを設定する。
(S1)ステップS0での設定値が1つであればステップS2へ進み、そうでなければステップS6へ進む。
(S3)縮小率μ及び縦方向の共通余白除去幅bを次式により求める。
μ=μ0{W/(W−2a)}
b=a・H/W
ここに、μ0は、余白除去幅が0である場合の縮小率であって、図10の4in1ではμ0=1/2である。
(S5)a1=a2=a、b1=b2=bとして、4つの余白除去幅a1、a2、b1及びb2を決定する。
次に第2の方法では、縦方向の余白除去幅bのみを設定し、b1=b2=bとすることにより、手動による設定値を1つにし、余白除去幅a1及びa2については、a1=a2とし、主部22が原稿画像20と相似であることに基づいて、余白除去幅a1及びa2を計算により求める。
この第2の方法は、図5のステップS0〜S2、S4及びS5により実施される。すなわち、第1の方法において、ステップS3の替わりに次のステップS4が実行される。
(S4)縮小率μ及び縦方向の共通余白除去幅aを次式により求める。
μ=μ0{H/(H−2b)}
a=b・W/H
次に第3の方法では、横方向の余白除去幅a1及びa2を設定し、余白除去幅b1及びb2については、b1=b2とし、主部22が原稿画像20と相似であることに基づいて、余白除去幅b1及びb2を計算により求める。
この第3の方法は、図5のステップS0、S1、S6〜S8により実施される。すなわち、第1の方法のステップS3及びS5の替わりに次のステップS8及びS9が実行される。
(S8)縮小率μ及び縦方向の共通余白除去幅bを次式により求める。
μ=μ0{W/(W−a1−a2)}
b={(a1+a2)/2}H/W
(S9)b1=b2=bとして、余白除去幅b1及びb2を決定する。
次に第4の方法では、縦方向の余白除去幅b1及びb2を設定し、余白除去幅a1及びa2については、a1=a2とし、主部22が原稿画像20と相似であることに基づいて、余白除去幅a1及びa2を計算により求める。
この第4の方法は、図5のステップS0、S1、S6、S7、S10及びS11により実施される。すなわち、第3の方法のステップS8及びS9の替わりに、次のステップS10及びS11が実行される。
(S10)縮小率μ及び縦方向の共通余白除去幅bを次式により求める。
μ=μ0{W/(W−b1−b2)}
a={(b1+b2)/2}W/H
(S11)a1=a2=aとして、余白除去幅a1及びa2を決定する。
次に第5の方法では、横方向及び縦方向の余白除去幅a及びbを設定し、主部22が原稿画像20と相似であることに基づいて、除去し過ぎない方の余白除去幅を選択することにより、上記第1又は第2の方法に移行する。
この第5の方法は、図5のステップS0、S1、S6、S7及びS12を通り、ステップS12でb/a>H/Wであればaを選択してステップS3へ進み、そうでなければbを選択してステップS4へ進む。
この方法によれば、最初から第1又は第2の方法を選択することにより余白幅を除去し過ぎるのを、防止することができる。
次に第6の方法では、全ての余白除去幅a1、a2、b1及びb2を設定し、主部22が原稿画像20と相似であることに基づいて、除去し過ぎない余白除去幅a1とa2の組又は余白除去幅b1とb2の組の一方を選択することにより、上記第3又は第4の方法に移行する。
この第6の方法は、図5のステップS0、S1及びS6を通り、ステップS13で(b1+b2)/(a1+a2)>H/Wであれば余白除去幅a1とa2の組を選択してステップS8へ進み、そうでなければ余白除去幅b1とb2の組を選択してステップS10へ進む。
この方法によれば、最初から第3又は第4の方法を選択することにより余白幅を除去し過ぎるのを、防止することができる。
以上のような6通りのいずれかの設定で、全ての余白除去幅a1、a2、b1及びb2を決定すると、すなわち上述のステップS5、S9又はS11までの処理を終了すると、ステップS14へ進む。
(S14)オートシートフィーダ12及びスキャナ13を駆動させて原稿画像を読み取り、メモリ14に格納させる。第1頁の原稿画像を読取完了すると、ステップS16〜S18のスレッドを生成して起動することにより、画像入力処理と画像処理とを並行処理して、スループットを向上させる。
(S15)オートシートフィーダ12に備えられた原稿センサが原稿有りを検出していればステップS14へ戻り、そうでなければメインスレッドを終了する。
(S16、S17)メモリ14に格納された原稿画像20のデータのうち、主部22のデータについて、縮小率がμになるように縮小処理し、これを、集約した頁の一部の画像データとして配置する。例えば4in1の場合には、連続する4頁分の縮小画像を配置する毎に、1頁分の集約画像データが得られる。
第1頁の集約画像データが得られると、画像出力処理を他の処理と並行処理するため、ステップS19及びS20のスレッドを生成して起動させる。
(S18)未処理があればステップS16へ戻り、そうでなければこのスレッドを終了する。
(S19、S20)集約した画像データを頁単位でプリンタ15に供給して、用紙に画像を形成させ、全頁について画像を形成させると、このスレッドを終了する。
本実施例1によれば、複数の原稿画像の各々について周辺部をオミットした主部の画像データを縮小し1頁の画像配置領域に集約することにより、原稿画像に対する印刷画像の縮小率μを原稿のサイズと該画像配置領域のサイズと該複数とにより定まる縮小率μ0より大きな値にするので、印刷された集約画像の視認性が向上する。
また、上記6通りのいずれかで余白除去幅を設定すればよく、使い勝手がよい。また、左右上下の4つの余白除去幅のいずれか1つのみ設定してもよく、他は自動的に設定されるので、操作性がよい。
さらに、縦方向と横方向の余白除去幅を設定すれば、除去しすぎないように一方の方向の余白除去幅が自動的に選択されるので、印刷ミスの発生を防止することができる。
[実施例2]
本実施例2では、余白除去幅を自動設定する。
まず、メモリ14に格納された原稿画像のデータを処理して、図2に示す周辺左右上下の余白幅α1、α2、β1及びβ2を求める。これは、図6に示す方法により、容易に求めることができる。
すなわち、原稿画像20の4辺の各々について、その辺に平行に画素を副走査しながら対向辺側へ主走査し、1行副走査する際に画素値の累積加算値LVを求め、これが閾値Lthを超えた時点までの副走査ライン数から1を引いた値を、余白幅として求める。
例えば、余白幅α1を求める場合には、原稿画像20の横方向について左端側から右端側への画素位置ごとに、これと直角な方向の画素ライン201に沿って画素値を累積加算した値LV、すなわち濃度投影値LVを求める。LV>Lthとなれば、横方向位置の左端からの画素数−1を余白幅α1として求める。余白幅α2は、原稿画像20の右端側から同様の処理を行うことにより求めることができる。
余白幅β1を求める場合には、原稿画像20の縦方向について上端側から下端側への画素位置ごとに、これと直角な方向の画素ライン202に沿って画素値を累積加算した値LVを求め、LV>Lthとなれば、縦方向位置の上端からの画素数−1を余白幅β1として求める。余白幅β2は、原稿画像20の下端側から同様の処理を行うことにより求めることができる。
図2の左右上下の余白除去幅a1、a2、b1及びb2はそれぞれ、左右上下の余白幅α1、α2、β1及びβ2に削除比rを乗ずることにより決定する。
図7は、本実施例2に係る制御装置11の処理を示すフローチャートである。
(S30)図1の操作パネル17を操作して、削除比rを設定する。この設定を行わなかった場合には、ハードディスク装置16に格納された既定値が用いられる。
(S31)上述のようにして、左右上下の余白幅α1、α2、β1及びβ2を求める。
(S32)余白除去幅a1=α1*r、a2=α2*r、b1=β1*r及びb2=β2*rを求める。
これにより、余白除去幅a1、a2及びb1、余白除去幅b2が自動設定されたことになるので、以下は、図5のステップS13以下と同じ処理を行えばよい。ただし、この実施例2では、図5のステップS9及びS11の代わりに、ステップS33及びS34の処理を行うことにより、余白除去幅をより細かく決定している(図5においても、このようにすることができる)。
本実施例によれば、原稿画像の余白の一部を除去して集約画像を得るとともに、集約画像の綴じ代を確保することができる。
同様に、ステップS34では、ステップS10で求めたaを用いてk=a/(a1+a2)を求め、余白除去幅a1及びa2をそれぞれk倍して新たな余白除去幅a1及びa2とすることにより、主部22を原稿画像20と相似形にするとともに、余白除去幅a1とa2の比が余白幅α1とα2の比に等しくなるようにしている。
本実施例2によれば、左右上下の余白幅が自動的に求められ、これに応じて左右上下の余白除去幅が自動的に決定されるので、実施例1の場合よりも操作性がよい。
[実施例3]
上記実施例では、例えば4in1の場合、図3に示すように集約画像30を単に4分割した領域31に、主部22を縮小して配置する場合を説明したが、集約頁に綴じ代を形成したい場合がある。
そこで、本実施例3では、図8に示すように画像配置領域を集約画像30より狭くして綴じ代を形成し、画像配置領域を4分割した領域31Aに主部22を縮小して配置する。これを4頁分について行うと、図9に示すような集約画像が得られる。この方法は、上記実施例1又は実施例2と同様な方法で行うことができることが以上の説明から容易に理解できるので、その説明を省略する。
本実施例2によれば、原稿画像の余白の一部を除去して集約画像を得るとともに、集約画像の綴じ代を確保することができる。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、左右上下の余白除去幅a1、a2、b1及びb2をそれぞれ、左右上下の余白幅α1、α2、β1及びβ2に削除比rを乗ずることにより決定する替わりに、余白幅α1、α2、β1及びβ2から所定の余白残存幅を差し引くことにより、左右上下の余白除去幅a1、a2、b1及びb2を決定する構成であってもよい。
また、スキャナ13から出力される画像データのうち、余白除去幅に相当する画像データをオミットしてメモリ14に格納する構成であってもよい。
さらに、スキャナ13側で画像を走査しながら余白幅を計測する構成であってもよい。
また、本発明の適用範囲はコピー処理に限定されず、プリント処理やファクシミリ処理等にも適用可能である。コピー処理の場合、請求項との関係では、画像形成装置がコンピュータから受信する画像データが原稿画像のデータである。
本発明の実施例1に係る画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 原稿画像、周辺部余白部、余白除去部及び主部の幅の表記説明図である。 原稿画像から余白除去部をオミットした主部を縮小配置する説明図である。 図3の処理を原稿画像4頁分繰り返すことにより得られる集約画像の説明図である。 図1の制御装置の集約印刷処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る、画像処理による余白幅自動計測説明図である。 本発明の本実施例2に係る制御装置の余白幅自動決定集約印刷処理を示すフローチャートである。 本発明の本実施例3に係る、綴じ代を形成する場合の集約処理説明図である。 図8の処理を原稿画像4頁分繰り返すことにより得られる集約画像の説明図である。 従来の集約処理説明図である。 図10の処理を原稿画像4頁分繰り返すことにより得られる集約画像の説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 制御装置
12 オートシートフィーダ
13 スキャナ
14 メモリ
15 プリンタ
16 ハードディスク装置
17 操作パネル
20 原稿画像
201、202 画素ライン
21 余白除去部
22 主部
30 集約画像
31、31A 縮小画像配置領域
a1、a2、b1、b2 余白除去幅
r 削除比
k 補正係数

Claims (6)

  1. 複数の原稿画像を縮小し1頁に集約する機能を備えた画像形成装置において、
    原稿周辺部の余白除去幅を指定する入力手段と、
    該複数の原稿画像の各々について周辺部を該余白除去幅に基づきオミットし主部の画像データを取得し、該画像データを縮小し1頁の画像配置領域に集約した画像データを得る画像処理手段と、
    を有することにより、原稿画像に対する印刷画像の縮小率μを該余白除去幅が零の場合の縮小率μ0より大きな値にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像処理手段は、該入力手段により入力された該余白除去幅が原稿周辺部の横方向又は縦方向の一方の方向における共通除去幅aである場合、原稿の該一方の方向の幅L及び他方の方向の幅Mに対し、縮小率μをμ=μ0{L/(L−2a)}と決定し、該他方の方向における共通除去幅bをb=a・M/Lと決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る、
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像処理手段は、該入力手段により入力された該余白除去幅が原稿周辺部の横方向又は縦方向の一方の方向における2つの余白除去幅a1及びa2である場合、原稿の該一方の方向の幅L及び他方の方向の幅Mに対し、縮小率μをμ=μ0{L/(L−a1−a2)}と決定し、該他方の方向における共通除去幅bをb=a・M/Lと決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る、
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像処理手段は、該入力手段により入力された該余白除去幅が原稿周辺部の横方向における2つの余白除去幅a1及びa2並びに縦方向における2つの余白除去幅b1及びb2である場合、原稿の横方向及び縦方向の幅W及びHに対し、(b1+b2)/(a1+a2)<H/Wであれば縮小率μをμ=μ0{H/(H−b1−b2)}と決定し、(b1+b2)/(a1+a2)>H/Wであれば縮小率μをμ=μ0{W/(W−a1−a2)}と決定し、該複数の主部の画像データを該縮小率μで縮小し1頁に集約した画像データを得る、
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 原稿画像を走査して画像データを取得する画像読取手段と、
    該取得した画像データに基づいて、原稿周辺部の横方向における2つの余白幅α1及びα2並びに縦方向における2つの余白幅β1及びβ2を求める余白幅決定手段と、
    α1,α2,β1及びβ2の値に応じてそれぞれα1>a1>0,α2>a2>0,β1>b1>0及びβ2>b2>0の条件を満たす該原稿周辺部の横方向における2つの余白除去幅a1及びa2並びに縦方向における2つの余白除去幅b1及びb2を決定し、複数の原稿画像の各々について周辺部を該余白除去幅に基づきオミットし主部の画像データを取得し、該画像データを縮小し1頁の画像配置領域に集約した画像データを得る画像処理手段と、
    を有することにより、原稿画像に対する印刷画像の縮小率μを該余白除去幅が零の場合の縮小率μ0より大きな値にすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像処理手段は、原稿の横方向及び縦方向の幅W及びHに対し、(b1+b2)/(a1+a2)<H/Wであれば該縮小率μをμ=μ0{H/(H−b1−b2)}と決定し、(b1+b2)/(a1+a2)>H/Wであれば該縮小率μをμ=μ0{W/(W−a1−a2)}と決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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