JP2016119546A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の画像に対して実行される編集処理の対象領域を指定する際のユーザーの手間を軽減可能な画像処理装置及び画像処理方法を提供すること。【解決手段】画像処理装置は、原稿の画像を読み取る画像読取処理を実行して(ステップS11)、読み取った前記原稿の画像に含まれる特徴画像を検出し(ステップS12)、検出された前記特徴画像を囲む枠画像を生成して前記原稿の画像データに重畳させて、前記枠画像が重畳された前記原稿の画像データを操作表示部に表示させ(ステップS13)、編集処理の実行指示の入力に応じて(ステップS14のYes側)前記原稿の画像における前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対してトリミング処理を実行する(ステップS18)。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
一般に、原稿から読み取られた画像に対してトリミング処理などの編集処理を実行可能なコピー機のような画像処理装置が知られている。例えば、この種の画像処理装置では、原稿から読み取られた画像がタッチパネルなどの表示部に表示される。そして、ユーザーは、前記表示部に表示された原稿の画像上で編集処理の対象領域を指定して前記編集処理の実行操作を行う。前記実行操作が行われると、画像処理装置は、原稿の画像を編集する処理を実行する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−55110号公報
ところで、この種の画像処理装置では、表示部に表示された原稿の画像上に編集処理の対象領域を示す枠画像が表示される。前記枠画像はユーザー操作に応じて任意の位置に移動し、又は任意の大きさに変化する。これにより、ユーザーは編集処理の対象領域を容易に変更することが可能である。ここで、前記枠画像がランダムの位置に表示される場合には、ユーザーにおいて前記枠画像の位置を確認する手間がかかる。また、前記枠画像が定位置に表示される場合には、ユーザーにおいて前記枠画像を編集処理の対象領域まで移動させる手間がかかる。
本発明の目的は、原稿の画像に対して実行される編集処理の対象領域を指定する際のユーザーの手間を軽減可能な画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、画像データ取得部と、特徴検出部と、画像重畳部と、表示処理部と、編集処理部とを備える。前記画像データ取得部は、画像データを取得する。前記特徴検出部は、前記画像データ取得部によって取得された画像データに含まれる特徴画像を検出する。前記画像重畳部は、前記特徴画像を囲む枠画像を生成して前記画像データ取得部によって取得された画像データに重畳させる。前記表示処理部は、前記画像重畳部によって前記枠画像が重畳された前記画像データを表示部に表示させる。前記編集処理部は、前記表示処理部によって表示される前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対して編集処理を実行する。
本発明の他の局面に係る画像処理方法は、第1ステップから第5ステップまでを含む。前記第1ステップは、画像データを取得する。前記第2ステップは、前記第1ステップによって取得された画像データに含まれる特徴画像を検出する。前記第3ステップは、前記特徴画像を囲む枠画像を生成して前記第1ステップによって取得された画像データに重畳させる。前記第4ステップは、前記第3ステップによって前記枠画像が重畳された前記画像データを表示部に表示させる。前記第5ステップは、前記第4ステップによって表示される前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対して編集処理を実行する。
本発明によれば、原稿の画像に対して実行される編集処理の対象領域を指定する際のユーザーの手間を軽減可能な画像処理装置及び画像処理方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成及び制御部の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される原稿画像編集処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される第1画像表示処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される第2画像表示処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の操作表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される編集画像印刷処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の操作表示部で実行される表示画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像処理装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像処理装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は画像処理装置10の構成を示す断面模式図である。
図1及び図2に示すように、画像処理装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び記憶部7を備える。画像処理装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。また、本発明は、スキャナー装置、プリンター装置、ファクシミリ装置、コピー機、パーソナルコンピューター、タブレット端末、及びスマートフォンなどの画像処理装置に適用可能である。
ADF1は、不図示の原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する自動原稿搬送装置である。画像読取部2は、不図示の原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でカラー又はモノクロの画像をシートに形成可能である。また、画像形成部3は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像を形成することも可能である。具体的に、画像形成部3は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックに対応する複数の画像形成ユニット、光走査装置、中間転写ベルト、二次転写ローラー、定着装置、並びに排紙トレイを備える。そして、画像形成部3では、給紙部4から供給されるシートに画像が形成されて、画像形成後の前記シートが前記排紙トレイに排出される。なお、前記シートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
給紙部4は、図1に示すように、給紙カセット41〜43を備え、給紙カセット41〜43に積載される前記シートを画像形成部3に供給する。給紙カセット41〜43は、画像処理装置10の筐体に着脱可能に設けられ、各々異なるサイズの前記シートを積載可能である。例えば、画像処理装置10では、給紙カセット41にA4サイズの前記シートが積載され、給紙カセット42にA3サイズの前記シートが積載される。また、給紙カセット43にB5サイズの前記シートが積載される。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶部である。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像処理装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像処理装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザー操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー及びタッチパネルを含む操作部を備える。ここに、操作表示部6が本発明における表示部の一例である。
記憶部7は、SSD(ソリッドステートドライブ)又はHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。記憶部7には、画像読取部2で読み取られた原稿の画像データなどが記憶される。なお、記憶部7は、制御部5の前記RAMなどであってもよい。
ところで、原稿から読み取られた画像に対してトリミング処理などの編集処理を実行可能なコピー機のような画像処理装置が知られている。例えば、この種の画像処理装置では、原稿から読み取られた画像がタッチパネルなどの表示部に表示される。そして、ユーザーは、前記表示部に表示された原稿の画像上で編集処理の対象領域を指定して前記編集処理の実行操作を行う。前記実行操作が行われると、画像処理装置は、原稿の画像を編集する処理を実行する。
また、この種の画像処理装置では、表示部に表示された原稿の画像上に編集処理の対象領域を示す枠画像が表示される。前記枠画像はユーザー操作に応じて任意の位置に移動し、又は任意の大きさに変化する。これにより、ユーザーは編集処理の対象領域を容易に変更することが可能である。ここで、前記枠画像がランダムの位置に表示される場合には、ユーザーにおいて前記枠画像の位置を確認する手間がかかる。また、前記枠画像が定位置に表示される場合には、ユーザーにおいて前記枠画像を編集処理の対象領域まで移動させる手間がかかる。これに対し、画像処理装置10では、以下に説明するように、原稿の画像に対して実行される編集処理の対象領域を指定する際のユーザーの手間を軽減することが可能である。
具体的に、制御部5の前記ROMには、制御部5の前記CPUに後述の原稿画像編集処理(図3参照)、第1画像表示処理(図4参照)、第2画像表示処理(図5参照)、及び編集画像印刷処理(図7参照)を実行させるための原稿画像編集プログラムが予め記憶されている。なお、前記原稿画像編集プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて記憶部7にインストールされるものであってもよい。
そして、制御部5は、図2に示すように、画像データ取得部51、特徴検出部52、画像重畳部53、表示処理部54、編集処理部55、集約処理部56、及びサイズ判定部57を含む。具体的に、制御部5の前記CPUは、前記ROMに記憶されている前記原稿画像編集プログラムを実行する。これにより、制御部5は、画像データ取得部51、特徴検出部52、画像重畳部53、表示処理部54、編集処理部55、集約処理部56、及びサイズ判定部57として機能する。
なお、制御部5が、画像処理装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部である場合には、画像データ取得部51、特徴検出部52、画像重畳部53、表示処理部54、編集処理部55、集約処理部56、及びサイズ判定部57のいずれか一つ又は複数が、前記メイン制御部に設けられていてもよい。
画像データ取得部51は、画像データを取得する。具体的に、画像データ取得部51は、画像読取部2を用いて原稿から画像データを読み取ることで、前記原稿の画像データを取得する。なお、画像データ取得部51は、外部の情報処理装置から送信される画像データを受信することで、画像データを取得してもよい。また、画像データ取得部51は、画像読取部2によって読み取られて、又は外部の情報処理装置から送信されて記憶部7に記憶された画像データを読み出すことで、画像データを取得してもよい。
より具体的に、画像データ取得部51は、ADF1の前記原稿セット部に前記原稿が載置されている場合には、ADF1及び画像読取部2を用いて、前記原稿から前記原稿の画像に対応する画像データを読み取る。また、画像データ取得部51は、画像読取部2の前記原稿台に前記原稿が載置されている場合には、画像読取部2を用いて、前記原稿から前記原稿の画像に対応する画像データを読み取る。
特徴検出部52は、画像データ取得部51によって取得された前記原稿の画像データに含まれる特徴画像を検出する。
具体的に、特徴検出部52は、前記原稿が文書である場合には、前記文書に含まれる写真、図形、表、及び予め定められた文字列のいずれか一つ又は複数を前記特徴画像として検出する。例えば、特徴検出部52は、前記原稿がパスポート、運転免許証、社員証などの身分証明書である場合には、顔写真、又は氏名、住所、年齢、及び生年月日などの個人情報を前記特徴画像として検出する。また、特徴検出部52は、前記原稿が写真である場合には、前記写真に含まれる濃度又は彩度などが周囲と著しく異なる領域などを前記特徴画像として検出してもよい。なお、特徴検出部52は、前記原稿の画像に複数の前記特徴画像が含まれる場合には、予め定められた優先順位に従って一つの前記特徴画像を検出してもよく、複数の前記特徴画像を同時に検出してもよい。
例えば、特徴検出部52は、前記原稿の画像データに対して、画像データに含まれる文字領域とその他の領域とを分離する領域分離処理を実行して、前記原稿が文書であるか否かを判断する。また、特徴検出部52は、前記領域分離処理を実行することで、前記原稿の画像データに含まれる文字以外の画像を前記特徴画像として検出可能である。また、特徴処理部52は、前記原稿の画像データに含まれる文字領域に対してOCR処理を実行することで、前記原稿の画像データに含まれる予め定められた文字列を前記特徴画像として検出可能である。また、特徴検出部52は、前記原稿の画像データに含まれる画素データの濃度値に基づいて濃度又は彩度などが周囲と著しく異なる領域を検出可能である。なお、前記特徴画像の検出手法は、以上に述べたものに限られず、従来周知の手法が用いられるものであってよい。
特徴検出部52は、前記特徴画像の検出結果を前記RAMに記憶させる。具体的に、特徴検出部52は、前記特徴画像の前記原稿の画像における位置情報、及び前記特徴画像のサイズ情報を前記RAMに記憶させる。
画像重畳部53は、前記特徴画像を囲む枠画像を生成して画像データ取得部51によって取得された画像データに重畳させる。例えば、画像重畳部53は、前記RAMに記憶された前記サイズ情報を用いて、前記特徴画像を内包可能な矩形状の前記枠画像を生成する。そして、画像重畳部53は、前記RAMに記憶された前記位置情報を用いて、生成された前記枠画像が前記原稿の画像における前記特徴画像の位置に重畳された合成画像データを生成する。なお、前記枠画像は、前記特徴画像を囲むために必要な最小限度の面積のものであってもよく、上下左右のいずれか一方向又は複数方向に拡張されたものであってもよい。また、前記枠画像の形状は矩形状以外のものであってもよい。
表示処理部54は、画像重畳部53によって前記枠画像が重畳された前記原稿の画像データを操作表示部6に表示させる。具体的に、表示処理部54は、画像重畳部53によって生成された前記合成画像データに基づいて、前記枠画像が重畳された前記原稿の画像を操作表示部6に表示させる。
また、表示処理部54は、予め定められた操作入力に応じて、操作表示部6に表示された前記枠画像の重畳位置及びサイズを変更する。例えば、前記操作入力は、操作表示部6に表示された前記枠画像に対するスワイプ操作、ピンチアウト操作、及びピンチイン操作を含む。
例えば、表示処理部54は、前記枠画像に対して前記スワイプ操作が行われた場合に、前記RAMに記憶されている前記位置情報の内容を前記スワイプ操作に応じて更新する。続いて、表示処理部54は、前記サイズ情報及び更新後の前記位置情報を用いた前記合成画像データの生成を画像重畳部53に指示する。そして、表示処理部54は、画像重畳部53により生成される前記合成画像データに基づく画像を操作表示部6に表示させる。これにより、前記原稿の画像上における前記枠画像の重畳位置が変更される。
また、表示処理部54は、前記枠画像に対してピンチアウト操作又はピンチイン操作が行われた場合に、前記RAMに記憶されている前記サイズ情報の内容を前記ピンチアウト操作又は前記ピンチイン操作に応じて更新する。続いて、表示処理部54は、更新後の前記サイズ情報及び前記位置情報を用いた前記合成画像データの生成を画像重畳部53に指示する。そして、表示処理部54は、画像重畳部53により生成される前記合成画像データに基づく画像を操作表示部6に表示させる。これにより、前記原稿の画像上における前記枠画像のサイズが変更される。
編集処理部55は、表示処理部54によって表示される前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対して編集処理を実行する。例えば、編集処理部55は、前記RAMに記憶されている前記位置情報及び前記サイズ情報に基づいて、前記原稿の画像データにおける前記編集処理の対象となる画像領域を設定する。そして、編集処理部55は、設定された画像領域に対して、前記編集処理を実行する。
具体的に、編集処理部55は、前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対してトリミング処理を実行する。なお、前記編集処理は、前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対するぼかし処理、モザイク処理などの画像処理を含むものであってもよい。また、編集処理部55は、操作表示部6に対するユーザー操作に応じて、前記編集処理における処理内容を切り替えるものであってもよい。
ここで、編集処理部55は、前記枠画像の枠内の画像領域に対して前記トリミング処理の実行が指示された場合には、前記枠画像の枠内の画像領域のみを抜き出して枠外の画像を切り捨てる処理を実行する。また、編集処理部55は、前記枠画像の枠外の画像領域に対して前記トリミング処理の実行が指示された場合には、前記枠画像の枠外の画像領域のみを残して枠内の画像を切り捨てる(例えば、背景色等で塗りつぶす)処理を実行する。例えば、編集処理部55は、操作表示部6に対するユーザー操作に応じて、前記編集処理の対象領域を前記枠画像の枠内及び枠外のいずれかに切り替える。編集処理部55による前記トリミング処理後の前記原稿の画像データは、記憶部7に格納される。
集約処理部56は、編集処理部55によって前記編集処理が複数回実行された後に得られる複数の前記原稿の画像を一つの画像に集約する集約処理を実行する。例えば、集約処理部56は、記憶部7に記憶されている前記編集処理後の複数の前記原稿の画像データのうち、ユーザーの選択に係る複数の画像データに基づいて、複数の画像データ各々が示す画像が一つの画像に集約された集約画像データを生成する。
サイズ判定部57は、編集処理部55による前記編集処理後の前記原稿の画像のサイズに応じた前記シートのサイズを判定する。例えば、サイズ判定部57は、記憶部7に記憶されている前記編集処理後の前記原稿の画像データに含まれる縦方向及び横方向各々における画素数に基づいて、給紙カセット41〜43に積載されている前記シートのサイズのうち、前記原稿の画像のサイズを内包する最小の前記シートのサイズを判定する。サイズ判定部57による判定結果は、前記編集処理後の前記原稿の画像が印刷される際に、前記原稿の画像が印刷される前記シートのサイズを決定するために用いられる。
また、サイズ判定部57は、集約処理部56による前記集約処理後の画像のサイズに応じたシートのサイズを判定する。例えば、サイズ判定部57は、集約処理部56によって生成された前記集約画像データに含まれる縦方向及び横方向各々における画素数に基づいて、前記集約処理後の画像のサイズに応じたシートのサイズを判定する。
[原稿画像編集処理]
以下、図3を参照しつつ、画像処理装置10において制御部5の前記CPUが前記原稿画像編集プログラムに従って実行する原稿画像編集処理の手順の一例について説明する。なお、ステップS11、S12・・・は、制御部5の前記CPUにより実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。ここで、前記原稿画像編集処理は、操作表示部6に対するユーザー操作により前記原稿画像編集処理の実行指示が入力された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、前記原稿から画像データを取得する。具体的に、制御部5は、ADF1の前記原稿セット部に前記原稿が載置されている場合には、ADF1及び画像読取部2を用いて、前記原稿から前記原稿の画像に対応する画像データを読み取る。また、制御部5は、画像読取部2の前記原稿台に前記原稿が載置されている場合には、画像読取部2を用いて、前記原稿から前記原稿の画像に対応する画像データを読み取る。ここに、ステップS11の処理が、本発明における第1ステップの一例であって、制御部5の画像データ取得部51により実行される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で前記原稿から読み取られた画像データに含まれる前記特徴画像を検出する。そして、制御部5は、前記特徴画像の検出により得られた前記位置情報及び前記サイズ情報を前記RAMに記憶させる。ここに、ステップS12の処理が、本発明における第2ステップの一例であって、制御部5の特徴検出部52により実行される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、以下に述べる第1画像表示処理を実行する。
[第1画像表示処理]
ここで、図4を参照しつつ、前記原稿画像編集処理のステップS13で実行される前記第1画像表示処理の手順の一例について説明する。なお、前記原稿画像編集処理のステップS14以降の説明は、前記第1画像表示処理の説明後に行う。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部5は、前記特徴画像を囲む枠画像を生成する。具体的に、制御部5は、前記原稿画像編集処理のステップS12で前記RAMに記憶された前記サイズ情報を用いて、前記特徴画像を内包可能な矩形状の前記枠画像を生成する。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部5は、ステップS21で生成された前記枠画像を前記原稿画像編集処理のステップS11で前記原稿から読み取られた画像データに重畳させる。具体的に、制御部5は、前記原稿画像編集処理のステップS12で前記RAMに記憶された前記位置情報を用いて、ステップS21で生成された前記枠画像が前記原稿の画像における前記特徴画像の位置に重畳された前記合成画像データを生成する。ここに、ステップS21及びステップS22の処理が、本発明における第3ステップの一例であって、制御部5の画像重畳部53により実行される。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部5は、ステップS22で生成された前記合成画像データに基づいて、前記枠画像が重畳された前記原稿の画像を操作表示部6に表示させる。ここに、ステップS23の処理が、本発明における第4ステップの一例であって、制御部5の表示処理部54により実行される。
以上で、前記第1画像表示処理の説明を終了して、前記原稿画像編集処理のステップS14以降の処理の説明を再開する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、操作表示部6に対するユーザー操作により前記編集処理の実行指示が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記編集処理の実行指示が入力されたと判断すると(S14のYes側)、処理をステップS141に移行させる。また、前記編集処理の実行指示が入力されていなければ(S14のNo側)、制御部5は、処理をステップS15に移行させる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、操作表示部6に対するユーザー操作により前記編集処理の対象領域を前記枠画像の枠内及び枠外のいずれかに切り替える切替指示が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記編集処理の対象領域の切替指示が入力されたと判断すると(S15のYes側)、処理をステップS151に移行させる。また、前記編集処理の対象領域の切替指示が入力されていなければ(S15のNo側)、制御部5は、処理をステップS16に移行させる。
<ステップS151>
ステップS151において、制御部5は、ステップS15で入力された前記編集処理の対象領域の切替指示に応じて、前記原稿の画像データに対する前記編集処理の対象領域を前記枠画像の枠内及び枠外のいずれかに切り替える。例えば、画像処理装置10では、前記原稿画像編集処理の実行時に予め前記編集処理の対象領域が前記枠画像の枠内に初期設定されている。そのため、前記原稿画像編集処理において最初に前記ステップS151の処理が実行される場合に、制御部5は前記編集処理の対象領域を前記枠画像の枠内から枠外に切り替える。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、操作表示部6に表示された前記枠画像に対して前記スワイプ操作、前記ピンチアウト操作、又は前記ピンチイン操作が行われたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、操作表示部6に表示された前記枠画像に対して前記スワイプ操作、前記ピンチアウト操作、又は前記ピンチイン操作が行われたと判断すると(S16のYes側)、処理をステップS17に移行させる。また、操作表示部6に表示された前記枠画像に対して前記スワイプ操作、前記ピンチアウト操作、及び前記ピンチイン操作のいずれも行われていなければ(S16のNo側)、制御部5は、処理をステップS14に移行させて、ユーザーによる前記編集処理の実行指示の入力、前記編集処理の対象領域の切替指示の入力、又は前記スワイプ操作等が行われるのを待ち受ける。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、ステップS16で行われた前記スワイプ操作、前記ピンチアウト操作、又は前記ピンチイン操作に応じて、前記RAMに記憶されている前記位置情報及び前記サイズ情報の内容を更新する。そして、制御部5は、以下に述べる第2画像表示処理を実行する。ここで、ステップS17の処理は、制御部5の表示処理部54により実行される。
具体的に、制御部5は、ステップS16で前記スワイプ操作が行われた場合に、前記スワイプ操作に応じて前記RAMに記憶されている前記位置情報を更新する。また、制御部5は、ステップS16で前記ピンチアウト操作又は前記ピンチイン操作が行われた場合に、前記ピンチアウト操作又は前記ピンチイン操作に応じて前記RAMに記憶されている前記サイズ情報を更新する。
[第2画像表示処理]
ここで、図5を参照しつつ、前記原稿画像編集処理のステップS17で実行される前記第2画像表示処理の手順の一例について説明する。なお、前記原稿画像編集処理のステップS141以降の説明は、前記第2画像表示処理の説明後に行う。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部5は、前記枠画像を生成する。具体的に、制御部5は、前記RAMに記憶された前記サイズ情報を用いて前記枠画像を生成する。ここで、前記原稿画像編集処理のステップS17で前記RAMに記憶されている前記サイズ情報が更新された場合には、更新後の前記サイズ情報に基づいて前記枠画像が生成される。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部5は、ステップS31で生成された前記枠画像を前記原稿画像編集処理のステップS11で前記原稿から読み取られた画像データに重畳させる。具体的に、制御部5は、前記RAMに記憶された前記位置情報を用いて前記合成画像データを生成する。ここで、前記原稿画像編集処理のステップS17で前記RAMに記憶されている前記位置情報が更新された場合には、更新後の前記位置情報に基づいて前記合成画像データが生成される。ここで、ステップS31及びステップS32の処理は、制御部5の画像重畳部53により実行される。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部5は、ステップS32で生成された前記合成画像データに基づいて、前記枠画像が重畳された前記原稿の画像を操作表示部6に表示させる。ここで、ステップS33の処理は、制御部5の表示処理部54により実行される。これにより、操作表示部6に表示された前記原稿の画像における前記枠画像の重畳位置又はサイズが、前記原稿画像編集処理のステップS16で行われた前記スワイプ操作等に応じて変更される。
以上で、前記第2画像表示処理の説明を終了して、前記原稿画像編集処理のステップS141以降の処理の説明を再開する。
<ステップS141>
ステップS141において、制御部5は、前記RAMに記憶されている前記位置情報及び前記サイズ情報、並びにステップS151の実行の有無に基づいて、前記原稿の画像データにおける前記編集処理の対象となる画像領域を設定する。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS141で設定された前記原稿の画像データにおける前記編集処理の対象となる画像領域に対して、前記トリミング処理を実行する。ここに、ステップS18の処理が、本発明における第5ステップの一例であって、制御部5の編集処理部55により実行される。
具体的に、前記ステップS151の処理が実行されない場合において、制御部5は、前記枠画像の枠内の画像領域に対して前記トリミング処理を実行する。また、前記ステップS151の処理が実行された場合において、制御部5は、前記枠画像の枠外の画像領域に対して前記トリミング処理を実行する。ステップS18で前記トリミング処理が実行された前記原稿の画像データは、記憶部7に格納される。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、操作表示部6に対するユーザー操作により、前記原稿画像編集処理の終了指示が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記原稿画像編集処理の終了指示が入力されたと判断すると(S19のYes側)、前記原稿画像編集処理の実行を終了する。また、前記原稿画像編集処理の終了指示の入力に替えて、前記原稿の画像データに対する再度の前記トリミング処理の実行指示が入力された場合には(S19のNo側)、制御部5は、処理をステップS13に移行させて、前記原稿の画像及び前記枠画像を操作表示部6に表示させる。なお、この場合、制御部5は、他の特徴画像を検出するためにステップS12の処理を実行してもよい。
なお、ステップS19の処理に引き続いて、制御部5がステップS18で前記トリミング処理が実行された前記画像データに基づいて前記シートに画像を形成する印刷処理を実行してもよい。
ここで、画像処理装置10で前記原稿画像編集処理が実行された場合に操作表示部6に表示される表示画面の一例を図6に示す。例えば、制御部5は、前記原稿画像編集処理のステップS11からステップS13までの処理を実行することで、操作表示部6に図6に示す表示画面61を表示させる。
図6に示す表示画面61では、画面上部に前記原稿から読み取られた画像611Aが表示される画像表示領域611が割り当てられている。また、表示画面61では、画面下部にユーザーが制御部5に対する操作入力を行うための複数の操作キー612A〜612Cが表示される操作キー表示領域612が割り当てられている。なお、図6では、前記原稿の画像の一例として、画像表示領域611に身分証明書を模式的に示した画像611Aを示している。
画像表示領域611には、前記トリミング処理の対象領域を指定するための枠画像611Bが前記原稿の画像611Aに重ねて表示される。ここで、枠画像611Bは、画像611Aに含まれる前記特徴画像を囲む位置に配置される。例えば、図6に示す例では、制御部5により身分証明書の画像611Aに含まれる顔写真の領域が前記特徴画像として検出されて、前記検出結果に基づいて枠画像611Bが配置されている。
ユーザーにより操作キー表示領域612に表示された操作キー612Aが操作されると(ステップS14のYes側)、制御部5は、画像表示領域611に表示された前記原稿の画像611Aのうち、枠画像611Bの枠内の画像領域に対して前記トリミング処理を実行する(ステップS18)。また、ユーザーにより操作キー表示領域612に表示された操作キー612Bが操作されると(ステップS15のYes側)、制御部5は、前記トリミング処理の対象領域を枠画像611Bの枠内から枠外に切り替える(ステップS151)。なお、制御部5は、ユーザーにより操作キー表示領域612に表示された操作キー612Cが操作された場合には、前記原稿画像編集処理を終了する。
このように、前記原稿画像編集処理では、前記原稿の画像611Aに対する前記トリミング処理の対象領域を指定するための枠画像611Bが、前記原稿の画像611Aに含まれる前記特徴画像を囲む位置に表示される。これにより、枠画像611Bがランダムの位置に表示される場合と比較して、ユーザーにおいて枠画像611Bの位置を確認する手間を軽減することが可能である。また、枠画像611Bが定位置に表示される場合と比較して、ユーザーにおいて枠画像611Bを操作して所望の領域を指定する手間を軽減することが可能である。
なお、ユーザーは、画像表示領域611に表示された枠画像611Bを操作することで、前記トリミング処理の対象領域を変更することが可能である。具体的に、ユーザーは、画像表示領域611に表示された枠画像611Bに対して前記スワイプ操作を行うことで、枠画像611Bの画像611Aに対する重畳位置を変更することが可能である。また、ユーザーは、画像表示領域611に表示された枠画像611Bに対して前記ピンチアウト操作又は前記ピンチイン操作を行うことで、枠画像611Bのサイズを変更することが可能である(ステップS16のYes側、ステップS17)。
[編集画像印刷処理]
次に、図7を参照しつつ、画像処理装置10において制御部5の前記CPUが前記原稿画像編集プログラムに従って実行する編集画像印刷処理の手順の一例について説明する。ここで、前記編集画像印刷処理は、操作表示部6に対するユーザー操作により前記編集画像印刷処理の実行指示が入力された場合に実行される。
<ステップS41>
まず、ステップS41において、制御部5は、記憶部7に記憶されている前記トリミング処理後の複数の前記原稿の画像データに基づいて、複数の前記原稿の画像を操作表示部6に表示させる。
<ステップS42>
ステップS42において、制御部5は、ステップS41で操作表示部6に表示された複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの選択操作があったか否かを判断する。
ここで、制御部5は、複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの選択操作があったと判断すると(S42のYes側)、処理をステップS43に移行させる。また、複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの選択操作がなければ(S42のNo側)、制御部5は、ステップS42で複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの選択操作を待ち受ける。
<ステップS43>
ステップS43において、制御部5は、ステップS42で選択された前記原稿の画像を印刷対象に設定する。
<ステップS44>
ステップS44において、制御部5は、操作表示部6に対するユーザー操作によりステップS43で印刷対象に設定された画像を印刷する印刷処理の実行指示が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理の実行指示が入力されたと判断すると(S44のYes側)、処理をステップS47に移行させる。また、前記印刷処理の実行指示が入力されていなければ(S44のNo側)、制御部5は、処理をステップS45に移行させる。
<ステップS45>
ステップS45において、制御部5は、ステップS41で操作表示部6に表示された複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの追加選択操作があったか否かを判断する。
ここで、制御部5は、複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの追加選択操作があったと判断すると(S45のYes側)、処理をステップS46に移行させる。また、複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの追加選択操作がなければ(S45のNo側)、制御部5は、処理をステップS44に移行させて、前記印刷処理の実行指示の入力又は複数の前記原稿の画像のいずれかに対するユーザーの追加選択操作を待ち受ける。
<ステップS46>
ステップS46において、制御部5は、ステップS43で印刷対象に設定された前記原稿の画像とステップS45で追加選択された前記原稿の画像とを集約する前記集約処理を実行する。ここで、ステップS46の処理は、制御部5の集約処理部56により実行される。
具体的に、制御部5は、ステップS43で印刷対象に設定された前記原稿の画像データ及びステップS45で追加選択された前記原稿の画像データに基づいて、前記集約画像データを生成する。そして、制御部5は、生成した前記集約画像データを印刷対象に設定して、処理をステップS44に移行させる。このように、前記編集画像印刷処理では、ステップS45及びステップS46の処理が実行されるごとに前記集約処理が実行されて、前記印刷処理の対象となる画像が追加される。
<ステップS47>
ステップS47において、制御部5は、ステップS43又はステップS46で印刷対象に設定された前記トリミング処理後の前記原稿の画像又は前記集約処理後の画像のサイズに応じたシートのサイズを判定する。ここで、ステップS47の処理は、制御部5のサイズ判定部57により実行される。
具体的に、制御部5は、ステップS43で印刷対象に設定された前記原稿の画像データに含まれる縦方向及び横方向各々における画素数に基づいて、給紙カセット41〜43に積載されている前記シートのサイズのうち、前記原稿の画像のサイズを内包する最小の前記シートのサイズを判定する。また、制御部5は、ステップS46で生成された前記集約画像データに含まれる縦方向及び横方向各々における画素数に基づいて、給紙カセット41〜43に積載されている前記シートのサイズのうち、前記集約処理後の画像のサイズを内包する最小の前記シートのサイズを判定する。
なお、制御部5は、前記原稿の画像又は前記集約処理後の画像のサイズが、給紙カセット41〜43に積載されている前記シートの最大サイズを超える場合には、前記原稿の画像データ又は前記集約処理後の画像データに対して縮小処理を実行する。また、制御部5は、前記原稿の画像又は前記集約処理後の画像がステップS47で判定されたサイズの前記シートに収まる範囲内で、前記原稿の画像データ又は前記集約処理後の画像データに対して拡大処理を実行してもよい。
<ステップS48>
ステップS48において、制御部5は、ステップS47により判定されたサイズのシートを用いて、前記トリミング処理後の前記原稿の画像又は前記集約処理後の画像を印刷する前記印刷処理を実行する。
ここで、画像処理装置10で前記編集画像印刷処理が実行された場合に操作表示部6に表示される表示画面の一例を図8に示す。例えば、制御部5は、前記編集画像印刷処理のステップS41の処理を実行することで、操作表示部6に図8に示す表示画面62を表示させる。
図8に示す表示画面62では、画面左部に記憶部7に記憶されている前記トリミング処理後の複数の前記原稿の画像621A〜621Dがサムネイル表示される画像表示領域621が割り当てられている。また、表示画面62では、画面右上部に印刷対象を設定するための印刷対象設定領域622が割り当てられている。また、表示画面62では、画面右下部にユーザーが制御部5に対する操作入力を行うための複数の操作キー623A〜623Bが表示される操作キー表示領域623が割り当てられている。なお、ユーザーは、画像表示領域621に表示されるスクロールキー621Eを操作することで、画像表示領域621に表示される画像を記憶部7に記憶されている他の前記トリミング処理後の画像に切り替えることが可能である。
ユーザーによるドラッグアンドドロップ操作により、画像表示領域621に表示された画像621Aが選択されて印刷対象設定領域622に移転されると(ステップS42のYes側)、制御部5は、印刷対象設定領域622に移転された画像621Aを印刷対象に設定する(ステップS43)。この状態で、ユーザーにより操作キー表示領域623に表示された操作キー623Aが操作されると(ステップS44のYes側)、制御部5は、画像621Aのサイズに応じたシートサイズを判定し(ステップS47)、判定されたサイズのシートを用いて画像621Aを印刷する前記印刷処理を実行する(ステップS48)。これにより、前記トリミング処理後の前記原稿の画像を印刷する際に、ユーザーにおいて前記画像の印刷に適したシートのサイズを設定する手間を省くことが可能である。
また、画像621Aが印刷対象に設定されている状態で、ユーザーによるドラッグアンドドロップ操作により、画像表示領域621に表示された画像621Bが選択されて印刷対象設定領域622に追加されると(ステップS45のYes側)、制御部5は、印刷対象に設定されている画像621Aと印刷対象設定領域622に追加された画像621Bとを集約する前記集約処理を実行して、集約画像622Aを生成する(ステップS46)。その後、ユーザーにより操作キー表示領域623に表示された操作キー623Aが操作されると(ステップS44のYes側)、制御部5は、集約画像622Aのサイズに応じたシートサイズを判定し(ステップS47)、判定されたサイズのシートを用いて集約画像622Aを印刷する前記印刷処理を実行する(ステップS48)。これにより、前記集約処理後の画像を印刷する際に、ユーザーにおいて前記画像の印刷に適したシートのサイズを設定する手間を省くことが可能である。
なお、制御部5は、ユーザーにより操作キー表示領域623に表示された操作キー623Bが操作された場合には、前記編集画像印刷処理を終了する。
このように、画像形成装置10では、前記原稿の画像に対する前記編集処理が実行される場合に、前記編集処理の対象領域を指定するための前記枠画像が前記原稿の画像に含まれる前記特徴画像を囲む位置に表示される。従って、前記原稿の画像に対して実行される前記編集処理の対象領域を指定する際のユーザーの手間を軽減することが可能である。
1 :ADF
2 :画像読取部
3 :画像形成部
4 :給紙部
5 :制御部
51:画像データ取得部
52:特徴検出部
53:画像重畳部
54:表示処理部
55:編集処理部
56:集約処理部
57:サイズ判定部
6 :操作表示部
7 :記憶部
10:画像処理装置

Claims (9)

  1. 画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データ取得部によって取得された画像データに含まれる特徴画像を検出する特徴検出部と、
    前記特徴画像を囲む枠画像を生成して前記画像データ取得部によって取得された画像データに重畳させる画像重畳部と、
    前記画像重畳部によって前記枠画像が重畳された前記画像データを表示部に表示させる表示処理部と、
    前記表示処理部によって表示される前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対して編集処理を実行する編集処理部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記表示処理部は、予め定められた操作入力に応じて前記表示部に表示された前記枠画像の重畳位置及びサイズを変更する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記編集処理がトリミング処理であって、
    前記トリミング処理後の画像のサイズに応じたシートのサイズを判定するサイズ判定部を更に備える請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記トリミング処理が複数回実行された後に得られる複数の画像を一つの画像に集約する集約処理を実行する集約処理部を更に備え、
    前記サイズ判定部が、前記集約処理後の画像のサイズに応じたシートのサイズを判定する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記特徴画像が、文書の画像データに含まれる写真、図形、表、及び予め定められた文字列のいずれか一つ又は複数を含む請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記表示部がタッチパネルである請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 原稿から画像データを読み取る画像読取部を更に備え、
    前記画像データ取得部が、前記画像読取部を用いて画像データを取得する請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 画像データに基づいてシートに画像を形成する画像形成部を更に備える請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 画像データを取得する第1ステップと、
    前記第1ステップによって取得された画像データに含まれる特徴画像を検出する第2ステップと、
    前記特徴画像を囲む枠画像を生成して前記第1ステップによって取得された画像データに重畳させる第3ステップと、
    前記第3ステップによって前記枠画像が重畳された前記画像データを表示部に表示させる第4ステップと、
    前記第4ステップによって表示される前記枠画像の枠内又は枠外の画像領域に対して編集処理を実行する第5ステップと、
    を含む画像処理方法。
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