JP2008219456A - 受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】放送信号の処理に用いられる各種装置の配置状態に制約を与えることなく、チューナ回路へのノイズ混入を極力防止し得るものであるとともに、映像表示装置の製造コストを抑えることが可能な受信システムを提供する。
【解決手段】デジタル放送の放送波を受信し、該放送による映像または音声信号を取得する受信システムにおいて、チューナ回路と、前記チューナ回路との接続端子を有する受信装置と、を備え、該受信装置は、復調処理を行うデジタル復調回路部と、圧縮解除を行うデジタル回路部と、デジタル−アナログ変換を行う映像音声出力回路部と、これら各回路部に電力を供給する電源部と、の各々が1枚の基板に配置されて備えられているとともに、前記デジタル復調回路部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、および電源部を覆う一方、前記第1端子を覆わないように、シャーシが設けられている受信システムとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、放送波を受信し、放送信号に所定の処理を施す受信システムに関する。
放送波を受信する従来の受信システムについて、その一例に関するブロック回路図を図5に示す。受信システム500における受信装置700のチューナ回路部701の入力端子側には、アンテナ600が接続されており、チューナ回路部701から出力された中間周波数の信号は、映像表示装置800側に実装されたデジタル復調回路部801のデジタル復調IC802に入力される。
またデジタル復調IC802は、デジタル回路部803の映像音声処理IC804に接続され、映像音声処理IC804は、映像音声処理用メモリ805、受信装置の制御コードを保存するプログラム用メモリ806、表示処理部808および音声処理部809に各々接続さている。
また電源部807は、チューナ回路部701、デジタル復調IC802、映像音声処理IC804、映像音声処理用メモリ805、プログラム用メモリ806、表示処理部808および音声処理部809の各々に電力を供給する。
次に、当該受信システム500の動作内容について簡単に説明する。アンテナ600で受信された高周波信号を、受信装置700のチューナ回路部701に入力する。そしてこの高周波信号を、チューナ回路部701で所定の周波数で検波し、中間周波数の信号に変換する。次にこの中間周波数の信号を、映像表示装置800側に実装されたデジタル復調回路部801のデジタル復調IC802に入力し、圧縮されたデジタルの映像・音声信号に変換する。
次に、この圧縮されたデジタルの映像・音声信号を、デジタル回路部803の映像音声処理IC804に入力し、映像音声処理用メモリ805を用いて、伸張したデジタルの映像・音声信号に変換する。次に、この伸張したデジタルの映像・音声信号を、表示処理部808および音声処理部809の各々に入力し、映像・音声を生成する。
特開2000−68673号公報 特開平11−341375号公報
上述した従来技術によれば、チューナ回路部701にノイズを混入させないための対策として、デジタル復調IC802、映像音声処理IC804、映像音声処理用メモリ805、およびプログラム用メモリ806などの部品レイアウト(配置状態)に、制約が発生することがあった。
また、表示処理部808や音声処理部809から発生する不要輻射やノイズの対策だけでなく、デジタル復調IC802、映像音声処理IC804、映像音声処理用メモリ805、およびプログラム用メモリ806から発生する不要輻射やノイズの対策についても、映像表示装置800の側で実施される必要があった。そのため、映像表示装置800の側にシールドを追加する必要が生じること等により、製造コストが増大することがあった。
また、表示処理部808や音声処理部809による発熱対策だけでなく、デジタル復調IC802、映像音声処理IC804、映像音声処理用メモリ805、プログラム用メモリ806による発熱対策についても、映像表示装置800の側で実施される必要があった。そのため、映像表示装置800の基板の面積を広くすることや、放熱板を追加すること等が必要となり、製造コストの増大を招くことがあった。
そこで本発明は上記の問題点に鑑み、放送信号の処理に用いられる各種装置の配置状態に制約を与えることなく、チューナ回路へのノイズ混入を極力防止し得るものであるとともに、映像表示装置の製造コストを抑えることが可能な受信システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる受信システムは、デジタル放送の放送波を受信し、該放送による映像または音声信号を取得する受信システムにおいて、前記放送波を所定の周波数で検波し、中間周波数の信号に変換するチューナ回路と、前記チューナ回路に接続される第1端子を有し、該第1端子を介して前記中間周波数の信号を受取る受信装置と、を備え、該受信装置は、前記中間周波数の信号が入力され、該信号に復調処理を施すデジタル復調回路部と、前記復調処理のなされた信号に施されている圧縮処理を解除するデジタル回路部と、前記圧縮処理の解除により生成されたデジタルの映像または音声信号を、アナログの映像または音声信号に変換する映像音声出力回路部と、前記デジタル復調回路部、デジタル回路部、および映像音声出力回路部に電力を供給する電源部と、の各々が1枚の基板に配置されて備えられているとともに、前記デジタル復調回路部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、および電源部を覆う一方、前記第1端子を覆わないように、シャーシが設けられている構成(第1の構成)とする。
本構成によれば、放送信号の処理に用いられる各種装置(より具体的には、デジタル復調回路部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、および電源部)は、受信装置において、シャーシに覆われるように配置されている。そのため、これらの装置の配置状態に制約を与えることなく、シャーシのシールド効果によって、チューナ回路にノイズが混入することを極力防止することが可能となる。
またこれら放送信号の処理に用いられる各種装置は、受信装置に設けられているため、映像表示装置には上記の各種装置を備える必要がない。そのため映像表示装置側において、上記の各種装置を設けることに伴う製造コストの増大を抑えることが可能となる。なお第1端子はシャーシに覆われていないため、該端子とチューナ回路との接続は、シャーシによって妨げられないようになっている。
また上記第1の構成において、前記基板における配置について、前記デジタル復調回路部、電源部、デジタル回路部、および映像音声出力回路部の各々は、前記第1端子に近い方から、デジタル復調回路部、電源部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、の順に配置されている構成(第2の構成)としてもよい。
受信装置において、放送波の受信により得られる放送信号は、第1端子、デジタル復調回路部、デジタル回路部、映像音声出力回路部の順に伝送されるのが通常である。そこで本構成によれば、基板において、このような放送信号の流れに沿った配置となっているため、放送信号の伝送効率を良いものとすることができる。また、デジタル復調回路部とデジタル回路部との間に、電源部を介在させた配置としているから、両者間における電磁的ノイズの抑制を容易なものとすることができる。
また上記第1または第2の構成において、前記チューナ回路は、前記シャーシと電気的に接続され、該シャーシをアースとしている構成(第3の構成)としてもよい。本構成によれば、シャーシをチューナ回路におけるアースとしているから、アースのための装置を別途設けることを省略することが可能となる。
また上記第1から第3の何れかの構成において、前記基板のアースパターンと前記シャーシは、該基板の片面側のみにおいて、互いにはんだ接続がなされている構成(第4の構成)としてもよい。またより具体的には、前記はんだ接続は、前記基板の裏面側でなされている構成(第5の構成)としてもよい。
本構成によれば、受信装置の製造工程において、基板のアースパターンとシャーシとのはんだ接続を実行するにあたり、基板を裏返す工程を省略することが可能となる。そのため受信装置の製造コストを抑えることが可能となる。なお裏面とは、基板面とシャーシのフタ(基板の実装面と略平行な部分)との距離が小さくなる側の面を示す。
また上記第4または第5の構成において、前記はんだ接続は、複数箇所にてなされている構成(第6の構成)としてもよい。本構成によれば、1箇所ではんだ接続がなされているものに比べて、基板のアースパターンとシャーシとの間の接続点を多く確保することができる。そのためこれら両者間のインピーダンスを低減させることが容易となる。
また上記第1から第6の何れかの構成において、前記受信装置は、前記アナログの映像または音声信号を外部に出力する第2端子を備え、前記基板は、実装面が略長方形であり、前記第1端子は、該実装面の一辺である第1辺に臨むように配置され、前記第2端子は、該第1辺に直交している第2辺から、該第2辺と略直角方向に突出するように配置されている構成(第7の構成)としてもよい。
本構成によれば、例えば図4に示すように、第2端子の折り曲げ状態を調節することで、受信装置を、該端子の接続先に対して立てた状態や寝かせた状態で接続させることが可能となる。また第1端子と第2端子は上記のような配置関係となっているため、受信装置を立てたり寝かせたりした場合であっても第1端子が接続先によって塞がれることがなく、チューナ回路との接続を容易に確保することが可能となる。
また上記第7の構成において、前記基板のアースパターンと前記シャーシは、該基板の片面側のみにおいて、互いにはんだ接続がなされており、前記第2端子は、該片側面のみにおけるはんだ接続によって、前記基板に固定されている構成(第8の構成)としてもよい。
本構成によれば、基板のアースパターンとシャーシとのはんだ接続と、第2端子と基板とのはんだ接続は、互いに基板の同一面においてなされる。そのため、これらのはんだ接続をほぼ同時または連続して行うにあたって、基板を裏返す工程を省略することが可能となり、ひいては受信装置の製造コストを抑えることが可能となる。
上述した通り、本発明に係る受信システムによれば、放送信号の処理に用いられる各種装置(より具体的には、デジタル復調回路部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、および電源部)は、受信装置において、シャーシに覆われるように配置されている。そのため、これらの装置の配置状態に制約を与えることなく、シャーシのシールド効果によって、チューナ回路にノイズが混入することを極力防止することが可能となる。
またこれら放送信号の処理に用いられる各種装置は、受信装置に設けられているため、映像表示装置には上記の各種装置を備える必要がない。そのため映像表示装置側において、上記の各種装置を設けることに伴う製造コストの増大を抑えることが可能となる。なお第1端子はシャーシに覆われていないため、該端子とチューナ回路との接続は、シャーシによって妨げられないようになっている。
本発明の一実施形態について、放送波を受信する受信システムを挙げて、以下に説明する。なお当該受信システムは、デジタル放送に係る放送波を受信し、この放送内容に係る映像および音声信号を取得する。なおデジタル放送に加えて、アナログ放送に係る放送波を受信できるものとしても良い。
当該受信システムの概略的構成を図1に示す。本図のように受信システム100は、アンテナ200、チューナ装置250、受信装置300、および映像表示装置400等からなる。
チューナ装置250は、選局処理を行うチューナ回路部201を備えている。また後述するように、アンテナ200側から放送信号(高周波信号)が入力されるチューナ入力端子502、受信装置300側の受信入力端子503に接続され、中間周波数の信号を受信装置側に伝送するためのチューナ出力端子202をも備えている。
受信装置300は、デジタル復調回路部302、デジタル回路部304、映像音声出力回路308、および電源部309等が、一枚の基板上に配置されて構成されている。またデジタル復調回路部302には、デジタル復調IC303が含まれ、デジタル回路部304には、映像音声処理IC305、映像音声処理用メモリ306、受信装置の制御コードを保存するプログラム用メモリ307が含まれる。また映像表示装置400は、表示処理部401および音声処理部402等からなる。
なお受信装置300において、チューナ回路部201の出力側は、デジタル復調IC303の入力側に接続され、デジタル復調IC303の出力側は、映像音声処理IC305の入力側に接続されている。また、映像音声処理用メモリ306、受信装置の制御コードを保存するプログラム用メモリ307は、映像音声処理IC305に接続されている。
またチューナ回路部201、デジタル復調IC303を制御するシリアル制御信号が、映像音声処理IC305に供給される。また電源部309は、チューナ回路部201、デジタル復調IC303、映像音声処理IC305、映像音声処理用メモリ306、プログラム用メモリ307、映像音声出力回路308の各々に接続され、各接続先に電力を供給する。また映像音声処理IC305の出力側は、映像音声出力回路308に接続されている。
以上のような構成により、アンテナ200により取得された放送信号は、チューナ装置250、受信装置300の順に伝送されるとともに、その過程で所定の処理が施され、放送内容に係る映像および音声信号に変換される。そしてこの映像および音声信号に基づいて、映像表示装置400にて映像および音声の出力がなされることとなる。ここで放送信号の流れについて、より詳細に説明する。
アンテナ200は、同軸ケーブルを介して接続されているチューナ装置250に、放送波による信号(高周波信号)を伝送する。そしてチューナ装置250におけるチューナ回路部201は、この高周波信号を所定の周波数で検波し、中間周波数の信号に変換する。この中間周波数の信号は、デジタル復調回路部302のデジタル復調IC303に入力され、復調処理が施される。なおかかる復調処理がなされた段階では、圧縮処理(例えばMPEG方式によるもの)の施されたデジタルの映像および音声信号となっている。
この復調処理が施された信号は、映像音声処理IC305に入力され、圧縮処理を解除するための処理(圧縮解除処理)が施される。その結果、通常の(圧縮処理の施されていない)デジタルの映像・音声信号が得られる。なお圧縮解除処理には、映像音声処理用メモリ306やプログラム用メモリ307に格納されている各種情報が用いられる。
得られたデジタルの映像・音声信号は、映像音声出力回路308に入力され、アナログの映像・音声信号に変換される。そしてこの映像・音声信号は、映像表示装置400に入力される。映像表示装置400における表示処理部401は、入力された映像信号に基づいて映像出力を行い、また音声処理部402は、入力された音声信号に基づいて、音声出力を行う。
次に、上述した受信装置300の具体的構成について説明する。図2および図3に、チューナ回路250および受信装置300の構成図を示す。なお、図2は受信装置300の一方の面(表面)から見たものであり、図3は受信装置300の他方の面(裏面)から見たものである。
本図に示すように受信装置300は、実装面が長方形である1枚の基板501に、各回路が配置される態様で構成されている。また基板501の一辺(図2および図3では、左側に位置する辺)に臨むように、受信入力端子503が設けられている。この受信入力端子503は、チューナ出力端子202と接続され、受信装置300とチューナ装置250とを電気的に接続するための端子である。これによりチューナ装置250から出力される放送信号は、当該端子を介して、受信装置300に入力される。
なお、チューナ装置250に相当する装置は、一般的に仕向け地(国や地域)等により仕様や性能が異なっている。この点、本受信システムのように、チューナ装置250を受信装置300に外付けするようになっていれば、チューナ装置を他の仕様のものに変更する場合でも、基本的には受信装置を共通に使用することができる。そのため、チューナの仕様ごとに受信装置を準備するといった必要性がなく、受信システムの製造コストを極力抑えることが可能となっている。
また受信装置300では、図2および図3における左側から順に、デジタル復調回路部302、電源部309、デジタル回路部304、および映像音声出力回路308の各々が配置されている。つまりこれらの装置は、受信入力端子503に近い方から、この順に配置されているといえる。
そのため受信装置300では、入力された放送信号の処理の流れ(デジタル復調回路部302、デジタル回路部304、映像音声出力回路308の順に流れる)に沿った配置となり、放送信号の伝送効率が良いものとなっている。また、デジタル復調回路部302とデジタル回路部304との間に、電源部309を介在させた配置としているから、両者間における電磁的ノイズの抑制が容易なものとなっている。
また基板501は多層基板となっている。そしてデジタル回路部304については、基板501の表側の面に配置されている映像音声処理IC305と、裏側の面に配置されている映像音声処理用メモリ306やプログラム用メモリ307との配線は、内層パターン配置されている。
また基板501は、金属性のシャーシ507にほぼ包み込まれる態様で(覆われる態様で)用いられる。このシャーシ507は、基板501および基板501に配置されている各装置が、概ね過不足無く収納できる程度の大きさの直方体となっている。ただし受信入力端子503については、シャーシ507の外部に位置するようになっている。
シャーシ507の形状(直方体)としては、より具体的には、基板501の表面側と裏面側に、基板501と略平行なフタがそれぞれ設けられている。そして基板501の外縁に沿うように、かつ両方のフタを繋ぐように、側壁が設けられている。なお基板501とフタとの距離は、基板501の裏面側の方が、表面側のものよりも小さくなっている。
このようにシャーシ507で覆われた態様となっていることにより、受信装置300における各回路は、外部から電磁的ノイズの影響を受けにくいものとなっている。また受信入力端子503についてはシャーシの外部に位置していることにより、外付けとなるチューナ装置250との接続が容易なものとなっている。
また基板501の裏側の面において、基板501とシャーシ507とは、互いに複数箇所(図中の520〜522)にてはんだ接続がなされている。これにより、デジタル復調回路部302とデジタル回路部304のデジタルアースパターンは、シャーシ507に接続されており、金属性でインピーダンスの低いシャーシ507を利用したアースがなされている。なお基板501とシャーシ507とのはんだ接続は、基板501の外縁における全ての辺においてなされるようにしていてもよい。
このようにすることで、シャーシ507を電磁的ノイズの混入防止に役立てるだけでなく、各回路のアースとしても利用することが可能となっている。また基板501とシャーシ507とのはんだ接続がより多くの箇所で施されることにより、両者間の接続点が増え、インピーダンスをより小さくすることが可能となる。
また、はんだ接続が基板501の片側の面だけでなされるようにすることで、製造時での当該はんだ接続の工程において、基板501を裏返す工程を省略することができる。そのため、製造コストを抑えることが可能となっている。なおはんだ接続が基板501の裏側の面でなされるようにすることで、はんだ接続の工程において、はんだ付け装置や工具がシャーシ507の側面に接触する可能性を減らし、効率を高めることが可能となる。
またチューナ回路部201のアースパターンを受信装置300側のシャーシ507に接続させることで、シャーシ507を、チューナ回路部201におけるアースとして利用しても良い。また受信装置300において、例えば図3(a)に示すような位置にシールド板508を配置させ、シールド板508を挟んだ双方において、互いに電磁的ノイズの影響を及ぼさないようにしてもよい。
また基板501における外縁の一辺であって、受信入力端子503が配置されている辺と直交している辺(つまり、受信入力端子503が配置されている辺に対し、L字の方向となる辺)には、受信装置300の外部との電気的接続が可能である第1コネクタピン504、および第2コネクタピン505が、基板501から、当該辺に対して直角に突出した状態で設けられている。
これらのコネクタピンは、デジタル復調回路部302、電源部309、デジタル回路部304、および映像音声出力回路308に関わる入出力端子として機能するものである。特に第2コネクタピン505は、映像音声出力回路308から、アナログの映像・音声信号を外部(映像表示装置400)に出力する機能を備えている。
ここで受信装置300を映像表示装置400に接続する場合の形態について、図4(a)および図4(b)を参照しながら説明する。なお図4(a)は、受信装置300を映像表示装置400に対して立てた状態で、映像表示装置400に接続させた場合を、図4(b)は、受信装置300を映像表示装置400に対して寝かせた状態で、映像表示装置400に接続させた状態を、それぞれ示している。
本図に示すように、受信装置300を立てた状態で映像表示装置400に接続する場合は、各コネクタピン(504、505)は自然に映像表示装置400と接触する状態となる。そのため、受信装置300と映像表示装置400との電気的接続が実現される。
また一方、受信装置300を寝かせた状態で映像表示装置400に接続する場合は、各コネクタピン(504、505)は直角に折り曲げられることにより、映像表示装置400と接触する状態となる。そのため、このような折り曲げを行うことにより、受信装置300と映像表示装置400との電気的接続が実現される。
このように、受信装置300を立てた状態および寝かせた状態の、何れの状態で映像表示装置400に接続させる場合であっても、容易に各コネクタピン(504、505)を映像表示装置400に接触させることができ、映像表示装置400との電気的接続が実現される。なお何れの態様であっても、受信入力端子503は映像表示装置400に接触することがなく、チューナ回路部201との接続は妨げられない。
なお第1コネクタピン504および第2コネクタピン505は、はんだ接続によって、基板501に固定されている。そしてこのはんだ接続は、基板501の裏側の面でなされている。そのため、これらのはんだ接続をほぼ同時または連続して行うにあたって、基板を裏返す工程を省略することが可能となり、ひいては受信装置の製造コストを抑えることが可能となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
本発明は、放送波を受信する受信システムの分野等において利用可能である。
本発明の実施形態における受信システムの構成に関するブロック図である。 本発明の実施形態における受信システムの表面側の構成図である。 本発明の実施形態における受信システムの裏面側の構成図である。 受信装置を映像表示装置に接続させた状態を示す説明図である。 従来の受信システムの構成に関するブロック図である。
符号の説明
100 受信システム
200 アンテナ
201 チューナ回路部
202 チューナ出力端子
250 チューナ装置
300 受信装置
302 デジタル復調回路部
303 デジタル復調IC
304 デジタル回路部
305 映像音声処理IC
306 映像音声処理用メモリ
307 プログラム用メモリ
308 映像音声出力回路
309 電源部
400 映像表示装置
401 表示処理部
402 音声処理部
501 基板
502 チューナ入力端子
503 受信入力端子(第1端子)
504 第1コネクタピン
505 第2コネクタピン(第2端子)
507 シャーシ
508 シールド板
520〜522 はんだ接続がなされている箇所

Claims (8)

  1. デジタル放送の放送波を受信し、該放送による映像または音声信号を取得する受信システムにおいて、
    前記放送波を所定の周波数で検波し、中間周波数の信号に変換するチューナ回路と、
    前記チューナ回路に接続される第1端子を有し、該第1端子を介して前記中間周波数の信号を受取る受信装置と、を備え、
    該受信装置は、
    前記中間周波数の信号が入力され、該信号に復調処理を施すデジタル復調回路部と、
    前記復調処理のなされた信号に施されている圧縮処理を解除するデジタル回路部と、
    前記圧縮処理の解除により生成されたデジタルの映像または音声信号を、アナログの映像または音声信号に変換する映像音声出力回路部と、
    前記デジタル復調回路部、デジタル回路部、および映像音声出力回路部に電力を供給する電源部と、の各々が1枚の基板に配置されて備えられているとともに、
    前記デジタル復調回路部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、および電源部を覆う一方、前記第1端子を覆わないように、シャーシが設けられていることを特徴とする受信システム。
  2. 前記基板における配置について、
    前記デジタル復調回路部、電源部、デジタル回路部、および映像音声出力回路部の各々は、
    前記第1端子に近い方から、デジタル復調回路部、電源部、デジタル回路部、映像音声出力回路部、の順に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の受信システム。
  3. 前記チューナ回路は、前記シャーシと電気的に接続され、該シャーシをアースとしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信システム。
  4. 前記基板のアースパターンと前記シャーシは、該基板の片面側のみにおいて、互いにはんだ接続がなされていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の受信システム。
  5. 前記はんだ接続は、前記基板の裏面側でなされていることを特徴とする請求項4に記載の受信システム。
  6. 前記はんだ接続は、複数箇所にてなされていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の受信システム。
  7. 前記受信装置は、前記アナログの映像または音声信号を外部に出力する第2端子を備え、
    前記基板は、実装面が略長方形であり、
    前記第1端子は、該実装面の一辺である第1辺に臨むように配置され、
    前記第2端子は、該第1辺に直交している第2辺から、該第2辺と略直角方向に突出するように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の受信システム。
  8. 前記基板のアースパターンと前記シャーシは、該基板の片面側のみにおいて、互いにはんだ接続がなされており、
    前記第2端子は、該片側面のみにおけるはんだ接続によって、前記基板に固定されていることを特徴とする請求項7に記載の受信システム。
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