JP2008218456A - 洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、回転支持された被対象物の洗浄面を洗浄する洗浄方法に関し、被対象物の洗浄面全体を精度良く洗浄することを課題とする。
【解決手段】回転支持された半導体装置13の裏面14Aに洗浄液28を供給する洗浄液供給部23を備えた洗浄装置10により、半導体基板14の裏面14Aを洗浄する洗浄方法であって、洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させながら、半導体基板14の裏面14Aに洗浄液28を供給する。
【選択図】図6

Description

本発明は、洗浄方法に係り、特に、回転支持された被対象物の洗浄面を洗浄する洗浄方法に関する。
従来、半導体装置を製造する際には、洗浄装置により半導体装置の表面及び/又は裏面の洗浄処理が行われる。
図1は、従来の洗浄装置の断面図である。図1では、半導体基板104上に半導体集積回路105が形成された半導体装置103をスピンヘッド107が回転可能に支持している状態を図示する。また、図1において、Z方向は半導体基板104の裏面104A(洗浄面)と直交する方向、X方向はZ方向と直交する方向、Y方向はX方向及びZ方向と直交する方法をそれぞれ示している。
図1を参照するに、従来の洗浄装置100は、半導体基板104の裏面104Aを洗浄する装置であり、回転支持機構101と、洗浄機構102とを有する。
回転支持機構101は、スピンヘッド107と、支持体108と、回転駆動装置109とを有する。スピンヘッド107は、支持体108の上端部と接続されている。スピンヘッド107は、半導体基板104の裏面104Aを吸着するためのものである。支持体108は、その上端部がスピンヘッド107と接続されており、下端部が回転駆動装置109と接続されている。支持体108は、スピンヘッド107を回転可能に支持するためのものである。回転駆動装置109は、支持体108の下端部と接続されている。回転駆動装置109は、支持体108を介して、スピンヘッド107に吸着された半導体装置103を回転させるためのものである。
図2は、図1に示す洗浄装置の平面図である。
図1及び図2を参照するに、洗浄機構102は、支持体112と、洗浄液供給部113とを有する。支持体112は、洗浄液供給部113を配設するためのものである。洗浄液供給部113は、支持体112上に固定されている。洗浄液供給部113は、洗浄液116を半導体基板104の裏面104Aに噴射する噴射穴114を有する。洗浄液供給部113は、回転する半導体基板104の裏面104Aに洗浄液116を噴射することにより、半導体基板104の裏面104Aを洗浄するためのものである。
上記構成とされた洗浄装置100は、例えば、現像装置(図3参照)に適用することができる。
図3は、従来の現像装置の断面図であり、図4は、現像処理後の洗浄工程を説明するための図である。図3及び図4では、半導体基板104に設けられた絶縁膜126上に露光後のポジ型レジスト膜127を有した半導体装置125をスピンヘッド107が吸着している状態を図示する。図3では、現像液供給ノズル121から現像液123が供給されている状態を示し、図4では洗浄液供給部113,131から洗浄液129,132を供給している状態を示す。また、図3及び図4では、露光された部分のレジスト膜127をレジスト膜127A、露光されていない部分のレジスト膜127をレジスト膜127Bとして図示する。さらに、図3及び図4において、図1及び図2に示す洗浄装置100と同一構成部分には同一符号を付す。
図3を参照するに、従来の現像装置120は、洗浄装置100と、現像液供給ノズル121と、洗浄液供給ノズル131と、回り込み防止リング122とを有する。現像液供給ノズル121は、半導体基板104に設けられた絶縁膜126上に形成されたレジスト膜127の上方に配置されている。現像液供給ノズル121は、露光されたレジスト膜127に現像液123を供給して、レジスト膜127を現像するためのものである。
洗浄液供給ノズル131は、半導体装置125の上方に配置されている。洗浄液供給ノズル131は、現像処理後の半導体装置125の表面に洗浄液132を供給することで、現像処理後の半導体装置125の表面を洗浄するためのものである。
回り込み防止リング122は、支持体112上に設けられている。回り込み防止リング122は、洗浄液供給部113を囲むように配置されている。回り込み防止リング122は、図4に示すように、現像液123により溶解されたレジスト膜127Aが半導体基板104の裏面104A側に回り込むことを防止するためのものである。
図4に示すように、現像装置120に設けられた洗浄装置100は、半導体基板104の裏面104Aと回り込み防止リング122の上端部との間に形成された隙間を介して、現像処理後の半導体基板104の裏面104Aに洗浄液129を噴射することにより、半導体基板104の裏面104Aを洗浄する(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−139007号公報
図5は、半導体基板の裏面に供給された洗浄液を模式的に示す平面図である。
しかしながら、従来の洗浄装置100では、洗浄液供給部113が支持体112に固定されていたため、所定の方向のみに洗浄液129,132が噴射されていた。そのため、図5に示すように、半導体基板104としてシリコン基板(疎水性)を用いた場合や、半導体基板104の裏面104Aに疎水性の膜が形成されていた場合、噴射穴114から噴射された洗浄液129,132を半導体基板104の裏面104A全体に供給することができないため、半導体基板104の裏面104全体を精度良く洗浄することができないという問題があった。
このように、半導体基板104の裏面104Aの洗浄が不十分な場合、半導体基板104の裏面104Aに異物や溶解したレジスト膜127Aが残留するため、他の半導体製造装置(例えば、エッチング装置や成膜装置等)を汚染してしまう虞があった。
また、現像装置120を用いて現像処理に半導体基板125の洗浄を行った場合、回り込み防止リング122の上端部と対向する部分の半導体基板104の裏面104Aに異物や溶解したレジスト膜127Aが残りやすいという問題があった。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、回転支持された被対象物の洗浄面全体を精度良く洗浄することのできる洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、回転支持された被対象物(13)の洗浄面(14A)に洗浄液(28)を供給する洗浄液供給部(23)を備えた洗浄装置(10)により、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)を洗浄する洗浄方法であって、前記洗浄液供給部(23)を所定の振り角(θ2)で揺動させながら、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)に前記洗浄液(28)を供給することを特徴とする洗浄方法が提供される。
本発明によれば、洗浄液供給部(23)を所定の振り角(θ2)で揺動させながら、被対象物(13)の洗浄面(14A)に洗浄液(28)を供給することにより、洗浄面(14A)に供給された洗浄液(28)が被対象物(13)の外周部に向かうにつれて広がるため、洗浄液(28)を洗浄面(14A)全体に供給することが可能となる。これにより、被対象物(13)の洗浄面(14A)が疎水性の場合でも、被対象物(13)の洗浄面(14A)全体を精度良く洗浄することができる。
本発明の他の観点によれば、回転支持された被対象物(13)の洗浄面(14A)に洗浄液(28)を供給する洗浄液供給部(23)を備えた洗浄装置(45)により、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)を洗浄する洗浄方法であって、前記洗浄液供給部(23)を回転させながら、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)に前記洗浄液(28)を供給することを特徴とする洗浄方法が提供される。
本発明によれば、洗浄液供給部(23)を回転させながら、被対象物(13)の洗浄面(14A)に洗浄液(28)を供給することにより、洗浄面(14A)に供給された洗浄液(28)が被対象物(13)の外周部に向かうにつれて広がるため、洗浄液(28)を洗浄面(14A)全体に供給することが可能となる。これにより、被対象物(13)の洗浄面(14A)が疎水性の場合でも、被対象物(13)の洗浄面(14A)全体を精度良く洗浄することができる。
本発明のその他の観点によれば、回転支持された被対象物(13)の洗浄面(14A)に洗浄液(28)を供給する洗浄液供給部(42)を備えた洗浄装置(40)により、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)を洗浄する洗浄方法であって、前記洗浄液供給部(42)から前記洗浄液(28)を噴霧することにより、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)を洗浄することを特徴とする洗浄方法が提供される。
本発明によれば、前記被対象物(13)の洗浄面(14A)に前記洗浄液(28)を噴霧することにより、洗浄液(28)を洗浄面(14A)全体に供給することが可能となる。これにより、被対象物(13)の洗浄面(14A)が疎水性の場合でも、被対象物(13)の洗浄面(14A)全体を精度良く洗浄することができる。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、回転支持された被対象物の洗浄面全体を精度良く洗浄することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。図6では、スピンヘッド17が半導体基板14上に半導体集積回路15が形成された半導体装置13を回転支持している状態を図示する。また、図6において、Z方向は半導体基板14の裏面14A(洗浄面)と直交する方向、X方向はZ方向と直交する方向、Y方向はX方向及びZ方向と直交する方法をそれぞれ示している。また、図6に示すAは、半導体装置13の回転方向(以下、「A方向」とする)を示している。
図6を参照するに、第1の実施の形態の洗浄装置10は、被対象物である半導体装置13の裏面(具体的には、半導体基板14の裏面14A)を洗浄する装置であり、回転支持機構11と、洗浄機構12とを有する。
まず、ここで半導体装置13の構成について説明する。半導体装置13は、半導体基板14と、半導体基板14上に形成された半導体集積回路15とを有した構成とされている。半導体集積回路15は、酸化膜等の親水性の膜、ポリシリコン膜及びSiN膜等の疎水性の膜、及びAl膜やW膜等の金属膜等により構成されている。つまり、半導体基板14の裏面14Aには、疎水性の膜が形成されている場合がある。また、半導体基板14としては、例えば、シリコン基板を用いることができる。
回転支持機構11は、スピンヘッド17と、支持体18と、回転駆動装置19とを有する。スピンヘッド17は、支持体18の上端部と接続されている。スピンヘッド17は、半導体基板14の裏面14Aを吸着することで、半導体装置13を回転可能に支持するためのものである。
支持体18は、その上端部がスピンヘッド17と接続されており、下端部が回転駆動装置19と接続されている。支持体18は、スピンヘッド17を回転可能に支持するためのものである。
回転駆動装置19は、支持体18の下端部と接続されている。回転駆動装置19は、支持体18を回転させることにより、支持体18を介して、スピンヘッド17に保持された半導体装置13を回転させるためのものである。
図7は、図6に示す洗浄装置の平面図である。図7に示すMは、洗浄液供給部23が液体状の洗浄液28を噴射可能な領域を示している。
図6及び図7を参照するに、洗浄機構12は、支持体22と、洗浄液供給部23と、第1揺動手段24とを有する。支持体22は、半導体装置13の下方に配置されている。支持体22は、第1揺動手段24を配設するためのものである。
洗浄液供給部23は、第1揺動手段24上に設けられている。洗浄液供給部23は、噴射穴26を有する。噴射穴26は、液体の状態で洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴射するためのものである。噴射穴26から噴射された液体状態の洗浄液28と半導体基板14の裏面14Aとが成す角度θ1は、例えば、45度とすることができる。また、噴射穴26の直径R1は、例えば、0.50mmとする
洗浄液供給部23は、回転する半導体基板14の裏面14Aに液体状態の洗浄液28を噴射することにより、半導体基板14の裏面14Aを洗浄するためのものである。洗浄液28としては、例えば、純水や純水で希釈した弗化水素水等を用いることができる。
第1揺動手段24は、支持体22に設けられている。第1揺動手段24は、洗浄液供給部23を揺動可能に支持している。第1揺動手段24は、Z方向に延在する軸B(第1の軸)を回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させるためのものである。所定の振り角θ2は、例えば、90度とすることができる。この場合、第1揺動手段24は、平面視した状態において、X方向に延在すると共に、洗浄液供給部23の中心を通過する直線Nと洗浄液28の噴射方向とが略一致するときの洗浄液供給部23の位置を基準として、Y方向側にそれぞれ45度の角度の範囲で洗浄液供給部23を揺動させる。第1揺動手段24としては、例えば、ステッピングモータを用いることができる。
図8は、半導体基板の裏面に供給された洗浄液を模式的に示す図である。
このように、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させる第1揺動手段24を設けることにより、図8に示すように、洗浄液供給部23の噴射穴26から噴射された液体状態の洗浄液28が半導体基板14の外周部に向かうにつれて広がるため、洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となる。これにより、回転支持された半導体基板14の裏面14Aを精度良く洗浄することができる。
本実施の形態の洗浄装置によれば、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させる第1揺動手段24を設けることにより、洗浄液供給部23の噴射穴26から噴射された液体状態の洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
なお、本実施の形態では、半導体基板14の裏面14Aを洗浄する洗浄装置10を例に挙げて説明したが、半導体装置13の上面側を洗浄する場合には、図6に示す洗浄機構12を半導体装置13の上面側に配置してもよい。また、半導体装置13の上面及び半導体基板14の裏面14Aを洗浄したい場合には、図6に示す洗浄機構12を半導体装置13の上面側と半導体基板14の裏面14A側との両方に設けてもよい。
本実施の形態では、上記構成とされた洗浄装置10を用いて、半導体装置13を回転させた状態で、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から液体状態の洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴射することで、半導体基板14の裏面14Aの洗浄を行う。
本実施の形態の洗浄方法によれば、洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させながら、半導体基板14の裏面14Aに洗浄液28を供給することにより、洗浄液供給部23の噴射穴26から噴射された液体状態の洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。図9において、第1の実施の形態の洗浄装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図9を参照するに、第2の実施の形態の洗浄装置35は、第1の実施の形態の洗浄装置10に設けられた洗浄機構12の代わりに洗浄機構36を設けた以外は洗浄装置10と同様に構成される。洗浄機構36は、第1の実施の形態で説明した洗浄機構12の構成に、さらに第2揺動手段37を設けた以外は洗浄機構12と同様に構成される。
図10は、図9に示す洗浄機構の洗浄液供給部が設けられた部分を拡大した断面図である。
図9及び図10を参照するに、第2揺動手段37は、第1の揺動手段24を囲むように支持体22に設けられている。第2揺動手段37は、Y方向に延在する軸G(第2の軸)を回転軸とする回転方向Hに洗浄液供給部23を所定の振り角θ3で揺動させるためのものである。所定の振り角θ3は、例えば、1度〜2度とすることができる。この場合、第2揺動手段37は、図10に示す洗浄液供給部23の位置を基準として、X方向側にそれぞれ0.5度〜1度の角度の範囲で洗浄液供給部23を揺動させる。第2揺動手段37としては、例えば、ステッピングモータを用いることができる。
このように、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させる第1揺動手段24と、Y方向に延在する軸Gを回転軸とする回転方向Hに洗浄液供給部23を所定の振り角θ3で揺動させる第2揺動手段37とを設けることにより、洗浄液供給部23が洗浄液28を噴射可能な領域が広がるため、洗浄液供給部23から噴射された洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となる。
本実施の形態の洗浄装置によれば、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させる第1揺動手段24と、Y方向に延在する軸Gを回転軸とする回転方向Hに洗浄液供給部23を所定の振り角θ3で揺動させる第2揺動手段37とを設けることにより、洗浄液供給部23から噴射された洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
なお、本実施の形態では、半導体基板14の裏面14Aを洗浄する洗浄装置35を例に挙げて説明したが、半導体装置13の上面側を洗浄する場合には、図9に示す洗浄機構36を半導体装置13の上面側に配置してもよい。また、半導体装置13の上面及び
半導体基板14の裏面14Aを洗浄したい場合には、図9に示す洗浄機構36を半導体装置13の上面側と半導体基板14の裏面14A側との両方に設けてもよい。
本実施の形態では、上記構成とされた洗浄装置35を用いて、半導体装置13を回転させた状態で、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させると共に、Y方向に延在する軸Gを回転軸とする回転方向Hに洗浄液供給部23を所定の振り角θ3で揺動させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から液体状態の洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴射することで、半導体基板14の裏面14Aの洗浄を行う。
本実施の形態の洗浄方法によれば、半導体装置13を回転させた状態で、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を所定の振り角θ2で揺動させると共に、Y方向に延在する軸Gを回転軸とする回転方向Hに洗浄液供給部23を所定の振り角θ3で揺動させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から液体状態の洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴射することにより、洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
(第3の実施の形態)
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。図11において、第1の実施の形態の洗浄装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図11を参照するに、第3の実施の形態の洗浄装置40は、第1の実施の形態の洗浄装置10に設けられた洗浄機構12の代わりに、洗浄機構41を設けた以外は洗浄装置10と同様に構成される。洗浄機構41は、第1の実施の形態で説明した洗浄機構12に設けられた洗浄液供給部23及び第1揺動手段24の代わりに洗浄液供給部42を設けた以外は、洗浄機構12と同様に構成される。
図12は、図11に示す洗浄液供給部の平面図である。
図12を参照するに、洗浄液供給部42は、支持体22上に設けられている。洗浄液供給部42は、洗浄液28を噴霧する複数(本実施の形態の場合は3つ)の噴射穴43を有する。噴射穴43の直径R2は、例えば、0.5mmとすることができる。
このように、洗浄液供給部42に洗浄液28を噴霧する複数の噴射穴43を設けることにより、第1の実施の形態で説明した第1揺動手段24を設けることなく、洗浄液供給部23が洗浄液28を供給可能な領域が広がるため、半導体基板14の裏面14A全体に洗浄液28を供給することが可能となる。
本実施の形態の洗浄装置によれば、洗浄液28を噴霧する複数の噴射穴43を有した洗浄液供給部42を設けることにより、洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
また、第1の実施の形態で説明した第1揺動手段24を設ける必要がないため、洗浄装置40のコストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、半導体基板14の裏面14Aを洗浄する洗浄装置40を例に挙げて説明したが、半導体装置13の上面側を洗浄する場合には、図11に示す洗浄機構41を半導体装置13の上面側に配置してもよい。また、半導体装置13の上面及び半導体基板14の裏面14Aを洗浄したい場合には、図11に示す洗浄機構41を半導体装置13の上面側と半導体基板14の裏面14A側との両方に設けてもよい。
また、本実施の形態では、洗浄液供給部42に3つの噴射穴43を設けた場合を例に挙げて説明したが、洗浄液供給部42に噴射穴43を3つ以上設けてもよい。
本実施の形態では、上記構成とされた洗浄装置40を用いて、半導体装置13を回転させた状態で、洗浄液供給部42の複数の噴射穴43から洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴霧することで、半導体基板14の裏面14Aの洗浄を行う。
本実施の形態の洗浄方法によれば、半導体装置13を回転させた状態で、半導体基板14の裏面14Aに洗浄液28を噴霧することにより、洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に行き渡らせることが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
なお、本実施の形態の洗浄装置40に第1の実施の形態で説明した第1揺動手段24や第2の実施の形態で説明した第2揺動手段37を設けてもよい。
(第4の実施の形態)
図13は、本発明の第4の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。図13において、第1の実施の形態の洗浄装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図13を参照するに、第4の実施の形態の洗浄装置45は、第1の実施の形態の洗浄装置10に設けられた洗浄機構12の代わりに、洗浄機構46を設けた以外は洗浄装置10と同様に構成される。洗浄機構46は、第1の実施の形態で説明した洗浄機構12に設けられた第1揺動手段24の代わりに回転手段47を設けた以外は、洗浄機構12と同様に構成される。
回転手段47は、支持体22に設けられている。回転手段47は、洗浄液供給部23を回転可能に支持している。回転手段47は、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Dに洗浄液供給部23を回転させるためのものである。回転方向Dは、例えば、半導体装置13の回転方向(図13に示すA方向)と同じ方向に設定するとよい。回転手段47としては、例えば、回転モータを用いることができる。
このように、洗浄液供給部23を回転させる回転手段47を設けることにより、洗浄液供給部23の噴射穴26から噴射された洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に供給することが可能となる。
本実施の形態の洗浄装置によれば、洗浄液供給部23を回転させる回転手段47を設けることにより、洗浄液供給部23の噴射穴26から噴射された洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に供給することが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
なお、本実施の形態では、半導体基板14の裏面14Aを洗浄する洗浄装置45を例に挙げて説明したが、半導体装置13の上面側を洗浄する場合には、図13に示す洗浄機構46を半導体装置13の上面側に配置してもよい。また、半導体装置13の上面及び半導体基板14の裏面14Aを洗浄したい場合には、図13に示す洗浄機構46を半導体装置13の上面側と半導体基板14の裏面14A側との両方に設けてもよい。さらに、第2の実施の形態で説明した第2揺動手段37を洗浄装置45に設けてもよい。
本実施の形態では、上記構成とされた洗浄装置45を用いて、半導体装置13を回転させた状態で、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Dに洗浄液供給部23を回転させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴射することで、半導体基板14の裏面14Aの洗浄を行う。
本実施の形態の洗浄方法によれば、半導体装置13を回転させた状態で、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Dに洗浄液供給部23を回転させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から洗浄液28を半導体基板14の裏面14Aに噴射することにより、洗浄液28を半導体基板14の裏面14A全体に供給することが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
(第5の実施の形態)
図14は、本発明の第5の実施の形態に係る現像装置の概略構成を示す断面図である。図14において、第1の実施の形態の洗浄装置10と同一構成部分には同一符号を付す。また、図14では、露光後のレジスト膜55を備えた半導体装置53をスピンヘッド17が吸着している状態を図示する。
図14を参照するに、第3の実施の形態の現像装置50は、半導体装置53に形成された露光後のレジスト膜55を現像処理するための装置であり、第1の実施の形態で説明した洗浄装置10と、現像液供給ノズル51と、回り込み防止リング52と、洗浄液供給ノズル56とを有する。
まず、ここで半導体装置53の構成について説明する。半導体装置53は、半導体基板14と、半導体基板14上に形成された絶縁膜54と、絶縁膜54上に形成されたレジスト膜55とを有する。絶縁膜54としては、例えば、酸化膜を用いることができる。レジスト膜55は、マスクを介して、露光装置により露光処理されたレジスト膜である。レジスト膜55は、露光された部分のレジスト膜55Aと、露光されていない部分のレジスト膜55Bとから構成されている。レジスト膜55としては、例えば、ポジ型レジスト膜を用いることができる。本実施の形態では、レジスト膜55としては、ポジ型レジスト膜を用いた場合を例に挙げて以下の説明を行う。この場合、レジスト膜55Aは、現像液供給ノズル51から供給された現像液(後述する図16に示す現像液57)により溶解される。このとき、レジスト膜55Bは、現像液により溶解されることなく、現像処理後に絶縁膜54上に残る。レジスト膜55Bは、エッチング装置により絶縁膜54をエッチングするときのマスクとなる。
洗浄装置10は、上記構成とされた半導体装置53の下方に配置されている。半導体装置53は、スピンドル17により回転可能に支持されている。洗浄液供給部23の噴射穴26からは、現像液により溶解されたレジスト膜55Aを除去可能な洗浄液(後述する図17に示す洗浄液58)が噴射される。洗浄装置10は、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を揺動させながら、現像処理後の半導体基板14の裏面14Aに洗浄液を噴射することで、半導体基板14の裏面14Aを洗浄する。洗浄液としては、例えば、純水を用いることができる。
現像液供給ノズル51は、半導体装置53の上方に配置されている。現像液供給ノズル51は、露光処理後のレジスト膜55に現像液を供給して、レジスト膜55を現像するためのものである。露光されたレジスト膜55Aは、現像液供給ノズル51から現像液が供給された際、溶解される(後述する図16参照)。
図15は、回り込み防止リングが設けられた洗浄装置の平面図である。図15において、図14に示す現像装置50と同一構成部分には同一符号を付す。
図14及び図15を参照するに、回り込み防止リング52は、洗浄液供給部23を囲むように、支持体22に設けられている。回り込み防止リング52は、半導体基板14の中心から半導体基板14の直径の1/2の距離(以下、「距離E」とする)離間した位置に配置されている。具体的には、半導体基板14の直径が150mmの場合、距離Eは、37.5mmとすることができる。また、回り込み防止リング52の上端部と半導体基板14の裏面14Aとの隙間Fは、例えば、0.50mm〜1.00mmとすることができる。回り込み防止リング52は、現像液により溶解されたレジスト膜55Aが半導体基板14の裏面14Aに回り込むことを防止するためのリングである。
洗浄液供給ノズル56は、半導体装置13の上方に配置されている。洗浄液供給ノズル56は、現像処理後の半導体装置13の上面に洗浄液(後述する図17に示す洗浄液61)を供給することで溶解されたレジスト膜55Aを除去するためのものである。この場合の洗浄液としては、例えば、純水を用いることができる。
本実施の形態の現像装置によれば、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を揺動させて、半導体基板14の裏面14Aに洗浄液(例えば、純水)を噴射する洗浄装置10を設けることにより、現像処理後の半導体基板14の裏面14A全体に洗浄液を供給することが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
図16〜図18は、本発明の第5の実施の形態に係る現像装置を用いたときの現像工程及び洗浄工程を説明するための図である。図16〜図18において、図14に示す現像装置50と同一構成部分には同一符号を付す。
図16〜図18を参照して、本実施の形態の洗浄方法について説明する。始めに、図16に示す工程では、図14に示す半導体装置13を回転させながら、露光処理後のレジスト膜55に現像液57を供給して、レジスト膜55上に現像液57を液盛りした後、半導体装置13の回転を停止させ、所定時間放置することで、図14に示すレジスト膜55を現像する(現像工程)。この処理により、露光された部分のレジスト膜55Aが現像液57により溶解される。
次いで、図17に示す工程では、図16に示す現像後の半導体装置13を回転させながら、洗浄液供給ノズル56から半導体装置13の上面側に洗浄液61を供給すると共に、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を揺動させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から洗浄液58を半導体基板14の裏面14Aに噴射して、現像処理後の半導体装置13の洗浄を行う(洗浄工程)。
このように、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を揺動させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から洗浄液58を半導体基板14の裏面14Aに噴射することにより、現像処理後の半導体基板14の裏面14A全体に洗浄液を供給することが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。洗浄液58,61としては、例えば、純水を用いることができる。
その後、図18に示すように、現像液57に溶解されたレジスト膜55Aを除去した後、洗浄液58,61の供給を停止する。これにより、絶縁膜54上にパターニングされたレジスト膜55Bを有する半導体装置13が製造される。
本実施の形態の洗浄方法によれば、現像処理後の半導体装置53を回転させた状態で、Z方向に延在する軸Bを回転軸とする回転方向Cに洗浄液供給部23を揺動させながら、洗浄液供給部23の噴射穴26から洗浄液58を半導体基板14の裏面14Aに噴射することにより、現像処理後の半導体基板14の裏面14A全体に洗浄液を供給することが可能となるため、半導体基板14の裏面14Aが疎水性の場合や半導体基板14の裏面14Aに疎水性の膜が形成されていた場合でも、半導体基板14の裏面14A全体を精度良く洗浄することができる。
なお、本実施の形態では、レジスト膜55としてポジ型レジスト膜を用いた場合を例に挙げて説明したが、レジスト膜55としてネガ型レジスト膜を用いた場合も同様な効果を得ることができる。また、本実施の形態では、現像装置50に、第1の実施の形態の洗浄装置10を設けた場合を例に挙げて説明したが、洗浄装置10の代わりに、第2〜第4の実施の形態で説明した洗浄装置35,40,45を用いた場合についても本実施の形態の洗浄方法と同様な効果を得ることができる。
(第6の実施の形態)
図19は、本発明の第6の実施の形態に係る現像装置の概略構成を示す断面図である。図19において、第5の実施の形態の現像装置50と同一構成部分には同一符号を付す。
図19を参照するに、第6の実施の形態の現像装置65は、第5の実施の形態の現像装置50に設けられた洗浄液供給部23に対する回り込み防止リング52の相対的な位置を変えることなく、回り込み防止リング52を半導体基板14の外周部近傍に配置した以外は現像装置50と同様に構成される。
このように、回り込み防止リング52を半導体基板14の外周部近傍に配置することにより、現像液57に溶解されたレジスト膜55Aが半導体基板14の裏面14Aに回り込みにくくすることができる。回り込み防止リング52は、半導体基板14の中心から距離J離間した位置に配置されている。具体的には、半導体基板14の直径が150mmの場合、距離Jは、例えば、55mm〜65mmとすることができる。
上記構成とされた現像装置65を用いた場合、第5の実施の形態の現像装置50と同様な手法により、現像処理後の半導体装置53を洗浄することができ、第5の実施の形態の洗浄方法と同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、回転支持された被対象物の洗浄面を洗浄する洗浄機構を有した装置及び洗浄方法に適用できる。
従来の洗浄装置の断面図である。 図1に示す洗浄装置の平面図である。 従来の現像装置の断面図である。 現像処理後の洗浄工程を説明するための図である。 半導体基板の裏面に供給された洗浄液を模式的に示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。 図6に示す洗浄装置の平面図である。 半導体基板の裏面に供給された洗浄液を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。 図9に示す洗浄機構の洗浄液供給部が設けられた部分を拡大した断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。 図11に示す洗浄液供給部の平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る洗浄装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る現像装置の概略構成を示す断面図である。 回り込み防止リングが設けられた洗浄装置の平面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る現像装置を用いたときの現像工程及び洗浄工程を説明するための図(その1)である。 本発明の第5の実施の形態に係る現像装置を用いたときの現像工程及び洗浄工程を説明するための図(その2)である。 本発明の第5の実施の形態に係る現像装置を用いたときの現像工程及び洗浄工程を説明するための図(その3)である。 本発明の第6の実施の形態に係る現像装置の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
10,35,40,45 洗浄装置
11 回転支持機構
12,36,41,46 洗浄機構
13,53 半導体装置
14 半導体基板
14A 裏面
15 半導体集積回路
17 スピンヘッド
18 支持体
19 回転駆動装置
22 支持体
23,42 洗浄液供給部
24 第1揺動手段
26,43 噴射穴
28,58,61 洗浄液
37 第2揺動手段
47 回転手段
50,65 現像装置
52 回り込み防止リング
54 絶縁膜
55,55A,55B レジスト膜
56 洗浄液供給ノズル
57 現像液
A 方向
B,G 軸
C,H 回転方向
D 回転方向
E,J 距離
F 隙間
N 直線
θ1 角度
θ2,θ3 所定の振り角
R1,R2 直径

Claims (6)

  1. 回転支持された被対象物の洗浄面に洗浄液を供給する洗浄液供給部を備えた洗浄装置により、前記被対象物の洗浄面を洗浄する洗浄方法であって、
    前記洗浄液供給部を所定の振り角で揺動させながら、前記被対象物の洗浄面に前記洗浄液を供給することを特徴とする洗浄方法。
  2. 前記揺動の方向は、前記被対象物の洗浄面と直交する方向に延在する第1の軸を回転軸とする回転方向、及び/又は前記第1の軸と直交する方向に延在する第2の軸を回転軸とする回転方向であることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 回転支持された被対象物の洗浄面に洗浄液を供給する洗浄液供給部を備えた洗浄装置により、前記被対象物の洗浄面を洗浄する洗浄方法であって、
    前記洗浄液供給部を回転させながら、前記被対象物の洗浄面に前記洗浄液を供給することを特徴とする洗浄方法。
  4. 前記回転の方向は、前記被対象物の洗浄面と直交する方向に延在する軸を回転軸とする回転方向であることを特徴とする請求項3記載の洗浄方法。
  5. 前記洗浄液供給部は、前記被対象物の洗浄面に前記洗浄液を噴霧することを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか一項記載の洗浄方法。
  6. 回転支持された被対象物の洗浄面に洗浄液を供給する洗浄液供給部を備えた洗浄装置により、前記被対象物の洗浄面を洗浄する洗浄方法であって、
    前記洗浄液供給部から前記洗浄液を噴霧することにより、前記被対象物の洗浄面を洗浄することを特徴とする洗浄方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010109118A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Shibaura Mechatronics Corp 基板処理装置および基板処理方法

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