JP2008215699A - ロータリキルン、及び、乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属加工切削屑等を乾燥させる際に、装置の大型化を防ぐとともに、エネルギ効率の高いロータリキルンを提供する。
【解決手段】一端側15aから被乾燥物が供給され他端側15bから加熱される内筒15と、内筒が内包され同軸上に設けられ、内筒の他端側において内筒から被乾燥物が供給される外筒16とを有するロータリキルン本体11と、ロータリキルン本体を回転駆動させる回転駆動手段14とを備え、ロータリキルン本体の内筒の内周面には、回転駆動手段による回転駆動によって、被乾燥物を一端側から他端側へ搬送する第1の搬送手段17が設けられ、ロータリキルン本体の外筒の内周面には、回転駆動手段による回転駆動によって、被乾燥物を他端側16bから一端側16aへ搬送する第2の搬送手段18が設けられることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属加工切削屑等を乾燥させる際に用いられるロータリキルン、及び、このロータリキルンと廃油を主燃料とする廃油燃焼装置を熱源とする乾燥装置に関する。
製鉄所や鉄工所などにおいては、発生する鉄屑などの金属加工切削屑を再利用するためにこれらを熔解し、再び鉄鋼を製造することが試みられている。
しかしながら、これらの鉄を含む金属加工切削屑には、水分や潤滑油等の不純物が付着しており、小型の電気炉を使用して金属加工切削屑を熔解し、鉄鋼を製造する電炉法を用
る場合は、この不純物が原因で、電気炉内で金属加工切削屑が溶融する時点で炉壁に不純物がノロ状にこびりつき作業効率や電気効率の低下をまねく。また、この不純物は、所望とする鉄鋼製品に混ざるという不具合が発生したり、含まれる水分により水蒸気爆発が起こる可能性もあり、そのままの状態で再利用に回すことが困難となっており、水分を乾燥させたり、油分をとばす乾燥工程を経る必要がある。
そこで、この乾燥工程における乾燥処理をする場合には、ロータリキルンが一般によく用いられる。
ロータリキルンは、その本体が円筒状をなし傾斜して配置されており、この本体を回転させることにより一端側から投入される被乾燥物を他端側に移動させるとともに、他端側に設けられたバーナ等からの高温ガスを噴き付けることにより、被乾燥物を乾燥処理することができる。
このような従来のロータリキルンは、バーナ等からの高温ガスとの接触時間を長くするためには、円筒状の本体を長くするとともに、バーナの出力を大きくしなければならず、装置の大型化につながっていた。
特開平6−74432号公報
そこで、本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、装置の大型化を防ぐとともに、エネルギ効率の高いロータリキルンを提供することを目的とする。
また、本発明は、このロータリキルンを用いるとともに、廃油を燃料とする燃焼装置を熱源とした乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明に係るロータリキルンは、一端側から被乾燥物が供給され他端側から加熱される内筒と、該内筒が内包され同軸上に設けられ、上記内筒の他端側において上記内筒から上記被乾燥物が供給される外筒とを有するロータリキルン本体と、上記ロータリキルン本体を回転駆動させる回転駆動手段とを備え、上記ロータリキルン本体の内筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を一端側から他端側へ搬送する第1の搬送手段が設けられ、上記ロータリキルン本体の外筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を他端側から一端側へ搬送する第2の搬送手段が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る乾燥装置は、廃油を燃料とした廃油燃焼装置と、上記廃油燃焼装置と接続され、該廃油燃焼装置から噴射される炎及び燃焼熱を取り込み熱源とするロータリキルンとを備える乾燥装置であって、上記ロータリキルンは、一端側から被乾燥物が供給され、他端側から加熱される内筒と、該内筒が内包され同軸上に設けられ、上記内筒の他端側において上記内筒から上記被乾燥物が供給される外筒とを有するロータリキルン本体と、上記ロータリキルン本体を回転駆動させる回転駆動手段とを備え、上記ロータリキルン本体の内筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を一端側から他端側へ移動させる第1の搬送手段が設けられ、上記ロータリキルン本体の外筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を他端側から一端側へ移動させ、上記廃油燃焼装置は、有底筒状の燃焼炉と、上記燃焼炉内に廃油を供給する廃油燃料供給手段と、上記燃焼炉内に廃油を燃焼する際の助燃燃料を供給する助燃燃料供給手段と、上記燃焼炉内と上記廃油燃料及び上記助燃燃料とを加熱し、着火する着火手段と、上記燃焼炉に空気を供給する空気供給手段と、所定のタイミングで所定時間、上記着火手段、上記廃油燃料供給手段、上記助燃燃料供給手段、及び上記空気供給手段を運転するように制御する制御部とを備え、上記廃油燃料供給手段は、上記廃油を上記空気供給手段により上記燃焼炉内をらせん状に旋回するように供給し、上記ロータリキルン本体の他端側に設けられ、該他端側から熱源を供給することを特徴とする。
本発明は、2重構造とすることにより、装置の全長を短くすることができ、バーナ等の熱源の出力も抑えることができ、装置の大型化を防ぐことができる。
また、本発明は、内筒と外筒とを同軸上に配設されているので、1つの回転駆動手段により回転させることができるので、装置の省電力を実現することができる。
さらに、本発明は、熱源として廃油燃焼装置を用いることにより、従来廃棄物とされていた廃油を燃料とすることができ、金属加工切削屑も有効に活用でき、省エネルギにつながる。
以下、本発明に係るロータリキルン及び乾燥装置について図面を参照して説明する。ロータリキルン1は、図1に示すように、ベルトコンベア2から投入ホッパー3に投入される金属加工切削屑4をスパイラルコンベア5を介してロータリキルン本体11内に導き、ロータリキルン本体11の投入ホッパー3側とは反対側の端部から導入される熱源により金属加工切削屑4を乾燥させる。ロータリキルン1は、金属加工切削屑4を乾燥させる熱源として、後述する廃油燃焼装置41を使用し、この廃油燃焼装置41とを組み合わせて乾燥装置40を構成する。
ロータリキルン1は、基台12と、基台12上に支持ローラ13を介して支持されるロータリキルン本体11と、ロータリキルン本体11を回転駆動させるモータ14とから構成される。
基台12は、耐熱性の鋼板等からなる部材で、上部の所定の箇所に複数の支持ローラ13、モータ14等が固定されており、支持ローラ13を介して、ロータリキルン本体11が支持する台である。
基台12上の支持ローラ13は、ロータリキルン本体11を回転可能に支持する部材であり、例えば、基台12に4箇所設けられる。
支持ローラ13に回転可能に支持されるロータリキルン本体11は、図1乃至図3に示すように、内筒15と、内筒15が内包される外筒16とを有する2重構造の回転炉である。
ロータリキルン本体11の内筒15は、略円筒形状で、耐熱性を有する鋼板等から形成されている。内筒15は、その一端部15a側に、被乾燥物である金属加工切削屑4が投入されるスパイラルコンベア5が配置されている。内筒15は、その他端部15b側において、廃油燃焼装置41の燃焼熱が導入される。また、内筒15は、図2乃至図4に示すように、その内周面15cにおいて、投入される金属加工切削屑4を一端部15a側から他端部15b側へ搬送する第1の送り羽根17が設けられている。
第1の送りはね17は、複数の送り羽根が内筒15の内周面15cに一端部15aから他端部15bにかけて螺旋状に間欠的に立設されている。第1の送り羽根17は、内筒15の回転により周方向の移動力を軸方向の移動力に変える向きに傾斜して取り付けられている。内筒15は、外筒16とともに、回転駆動し、この第1の送り羽根17により、内筒15内に投入される金属加工切削屑4を一端部15a側から他端部15b側へ撹拌しながら搬送する。第1の送り羽根17は、廃油燃焼装置41の燃焼熱を内筒15の一端部15a側に送ることができるように間欠的に複数枚設けられている。
内筒15が内包される外筒16は、略円筒形状で、耐熱性を有する鋼板等から形成されている。外筒16は、内部に内筒15が内包できる径で、内筒15と同一中心軸となるように設けられている。外筒16は、図2に示すように、その内周面16cにおいて、廃油燃焼装置41からの燃焼熱を取り込むとともに、内筒15の他端部15b側から外筒16の他端部16b側に受け渡される金属加工切削屑4を一端部16a側へ搬送する第2の送り羽根18が設けられている。
第2の送り羽根18は、複数の送り羽根が外筒16の内周面16cに他端部16bから一端部16aにかけて螺旋状に間欠的に立設されている。第2の送り羽根18は、外筒16の回転により周方向の移動力を軸方向の移動力に変える向きに傾斜して取り付けられている。第2の送り羽根18は、搬送方向が第1の送り羽根17と反対向きとなるように形成されている。外筒16は、内筒15とともに、回転駆動し、この第2の送り羽根18により、内筒15から受け渡される金属加工切削屑4を他端部16b側から一端部16a側へ撹拌しながら搬送する。第2の送り羽根18は、第1の送り羽根17と同様に、廃油燃焼装置41の燃焼熱を外筒16の一端部16a側に送ることができるように間欠的に複数枚設けられている。さらに、外筒16は、その外周面16dにおいて、支持ローラ13のローラが摺接されるローラ受け部材19と、ロータリキルン本体11を回転駆動させるモータ14からの駆動力をチェーンベルト20を介して伝達させる伝達部材21とが設けられている。
外筒16の外周面16dに設けられるローラ受け部材19は、支持ローラ13と対応する位置で外周面16dに亘って環状に設けられる部材である。伝達部材21は、モータ14と対応する位置で外周面16dに亘って環状に設けられ、モータ14からの駆動力を伝達する部材であり、例えば、チェーンベルト20と噛合する歯車からなる。
内筒15と外筒16との2重構造を有するロータリキルン本体11は、連結部材22によって、内筒15と外筒16とが同一中心軸上に位置するように連結されている。連結部材22は、例えば、内筒15の一端部15a側において内筒15と外筒16とが連結固定される部材であり、これにより、外筒16をモータ14により回転駆動させることにより、内筒15も同様に回転駆動する。ロータリキルン本体11は、内筒15に設けられる第1の送り羽根17と外筒16に設けられる第2の送り羽根18とが、互いに異なる螺旋方向に設けられていることにより、内筒15と外筒16とが同一方向に回転駆動された場合であっても、異なる方向に金属加工切削屑4を搬送することができる。
なお、連結部材22は、内筒15の一端部15a側のみに設けられることに限らず、内筒15と外筒16とが同一中心軸上に配置されるように連結固定されるものであれば、いかなる形状であってもよいし、複数箇所設けるようにしてもよい。
内筒15の一端部15a側に被乾燥物である金属加工切削屑4を投入するスパイラルコンベア5は、略円筒形状を有し、内部に投入される金属加工切削屑4を送る羽根23が設けられている。スパイラルコンベア5には、モータ24が接続され、このモータ24により羽根23を回転自在とする。スパイラルコンベア5は、一端部5a側に投入ホッパー3が取り付けられ、他端部5b側が内筒15の一端部15aに挿入されている。スパイラルコンベア5の羽根23は、一端部5aから他端部5bへ向かって、金属加工切削屑4を送るようにスパイラル状に設けられた羽根である。
なお、スパイラルコンベア5は、上述のような構成に限らず、内筒15へ金属加工切削屑4を投入することができる投入手段であれば、いかなるものであってもよい。
スパイラルコンベア5に取り付けられる投入ホッパー3は、スパイラルコンベア5に金属加工切削屑4を投入する部材である。投入ホッパー3は、例えば、図示しないバイブレータなどを備え、このバイブレータの振動により所定量の金属加工切削屑4をスパイラルコンベア5に投入する。
ロータリキルン1は、さらに、ロータリキルン本体11表面、すなわち、外筒16の外周面16dを空冷するためのブロア25と、外筒16の一端部16a側において、乾燥処理が終わり、ロータリキルン本体11から排出される金属加工切削屑4を空冷するとともに、廃油燃焼装置41の燃焼熱をロータリキルン本体11内部に取り込むようにするためのブロア26とが設けられている。ロータリキルン1は、外筒16の一端部16a側において、ブロア26からのエアを誘導するダクト27が設けられている。
このような構成を有するロータリキルン1は、モータ14を駆動させることにより、ロータリキルン本体11を回転駆動させるとともに、外筒16の他端部16b側から廃油燃焼装置41からの燃焼熱をロータリキルン本体11内部に取り込む。このロータリキルン1の状態において、金属加工切削屑4は、スパイラルコンベア5を介して内筒15の一端部15aから投入され、第1の送り羽根17により一端部15aから他端部15bへ撹拌、搬送されるとともに、加熱される。その後、金属加工切削屑4は、内筒15の他端部15b側において、熱源である廃油燃焼装置41と近接し乾燥処理されるとともに、外筒16の他端部16bに受け渡される。その後、金属加工切削屑4は、第2の送り羽根18により外筒16の他端部16bから一端部16aへ撹拌、搬送されるとともに、熱源である廃油燃焼装置41から遠ざかり、徐々に放熱される。最後に、乾燥処理も放熱処理も終わった金属加工切削屑4は、外筒16の一端部16a側から、排出される。
以上のようなロータリキルン1は、金属加工切削屑4が往復して乾燥処理がなされるので、ロータリキルン本体11の全長を短くすることができ、小型化が図られる。また、ロータリキルン1は、ロータリキルン本体11の全長を短くすることができるので、廃油燃焼装置41の出力を抑えることができる。さらに、ロータリキルン1は、第1の送り羽根17及び第2の送り羽根18が、螺旋状に間欠的設けられているので、内筒15の一端部15a側や外筒16の一端部16a側への廃油燃焼装置41の燃焼熱の到達を適度に調整することができ、他端部15b側近傍で急激に温度が上昇することを抑えることができる。
さらに、ロータリキルン1は、内筒15と外筒16とを同軸上に配設し、連結部材22によって連結されているので、1つのモータ14により回転させることができるので、省電力を実現することができる。
なお、第1の送り羽根17及び第2の送り羽根18は、上述に限らず、均一なロータリキルン本体11の回転駆動に応じて、軸方向への搬送速度を変化させるために、軸方向において、送り羽根の傾斜角度、高さ等を変えるようにしてもよい。具体的には、第1の送り羽根17は、一端部15a近傍においては、他端部15b側への搬送速度が速くなるように、高さを高く、傾斜を強くし、他端部15b近傍においては、滞留時間を長くし廃油燃焼装置41からの燃焼熱が金属加工切削屑4に長く当たるようにするために、高さを低くし、傾斜を弱くするようにしてもよい。
次に、本発明の乾燥装置40について説明する。乾燥装置40は、上述のロータリキルン1と、廃油燃焼装置41とから構成されている。
廃油燃焼装置41は、図5に示すように、円環状の燃焼筒42と、燃焼筒42の内部に設けられた燃焼炉43と、燃焼炉43内を加熱し燃料等を着火する着火バーナ44と、燃焼炉43内に主燃料となる廃油を供給する廃油燃料供給部45と、燃焼炉43内に助燃燃料となる灯油を供給する灯油燃料供給部46と、燃焼筒42の内部に空気を供給する空気供給部47と、燃焼炉43で発生する燃焼熱を有効に使用するために接続されるロータリキルン1に供給するためのダクト48と、装置全体の動作を制御する制御部50とから構成されている。
燃焼筒42は、耐熱性を有する鋼板等から形成され、円筒形状をした円環部42aと、円環部42aの上端を閉塞する天板42bと、円環部42aの下端近傍に設けられ、燃焼炉43を支持する支持部材42cとから構成されている。燃焼筒42は、円環部42a下端が火口となっており、その下端において、ダクト48が接続され、燃焼筒42内の燃焼炉43で発生する燃焼熱をダクト48を介して後段に供給することができる。
燃焼筒42の円環部42aは、図6に示すように、中空部51を有する2重構造となっており、この中空部51に水が通水される。円環部42aは、ダクト48と連結される下端部近傍の周面上に中空部51とを連通させる水取込口52と、天板42bが設けられる上端部近傍の周面上に中空部51と連通させる水排出口53とを備える。円環部42aは、水取込口52において、水供給手段54と接続され、水が中空部51に取り込まれ、水排出口53から排出される。円環部42aは、中空部51に水が通水されることで、この水が冷却水として作用し、廃油燃焼装置41を冷却する。水供給手段54は、従来から知られている水供給手段であり、例えば、ポンプから構成される。
円環部42aの上端に設けられる天板42bは、円環部42aの上端を閉塞する板状部材であり、燃焼筒42内部にエアを取り込むためのエア取込口55が設けられている。エア取込口55は、内包される燃焼炉43と円環部42aとの間にエアを噴き付けられるように、円環状の取込口が設けられ、ブロア56と接続されている。
支持部材42cは、五徳状に形成された燃焼炉43を支持する支持部材である。具体的には、支持部材42cは、燃焼筒42の円環部42aの下端近傍から、円環部42a内に向かって延伸された複数の棒状部材から形成されている。支持部材42cは、その先端部が円環部42aの上端側にやや折り曲げられている。また、支持部材42cは、一方の端部から他方の端部に亘って空気が通る孔42dが設けられており、その一方の端部において、空気を供給するエアブロア49と接続されている。エアブロア49は、空気を供給するブロアであり、接続された支持部材42cの孔42dを介して、燃焼炉43の底部に空気を供給し、燃焼炉43を冷却する。
燃焼炉43は、耐熱性の鋼板等からなり、有底筒状の形状をしており、燃焼筒42の内部に載置される。燃焼炉43は、その開口端43a近傍に廃油燃料供給部45、灯油燃料供給部46、空気供給部47からそれぞれ、廃油、灯油、空気が供給されるための引き込み管57を挿通するための挿通口58が設けられている。燃焼炉43は、底部43bを有し、この底部43bに引き込み管57から噴霧される廃油等の燃料のうち、霧状態で燃焼しきれないものを受ける。燃焼炉43の底部43bに溜まった廃油等の燃料は、燃焼炉43内で熱せられ気化し燃焼される。
着火バーナ44は、引き込み管57と接続され、例えば、灯油を用いて運転される。着火バーナ44は、廃油燃焼装置41の運転開始時等に廃油のみによる燃焼を行えるように、燃焼炉43内を加熱するとともに、廃油を着火するバーナである。なお、着火バーナ44は、灯油を用いたものに限らず、ガス等を用いたものであってもよい。
廃油燃料供給部45は、廃油が貯蔵される第1の廃油タンク59と、第1の廃油タンク59から廃油が供給される第2の廃油タンク60と、第2の廃油タンク60内に設けられ、第2の廃油タンク60内の廃油を加熱するヒータ61と、第2の廃油タンク60から燃焼炉43内へ廃油を供給する廃油供給管62と、廃油供給管62中に設けられ、第2の廃油タンク60からの廃油の圧力を調節する廃油調圧バルブ63と、廃油の燃焼炉43内への供給を調節する廃油開閉バルブ64とから構成されている。
第1の廃油タンク59は、廃油燃焼装置41の主燃料となる廃油を貯蔵するためのタンクである。第2の廃油タンク60は、第1の廃油タンク59から廃油が供給される。その際、第2の廃油タンク60は、図示しないフロートとニードルとからなる水位調整手段により、第1の廃油タンク59からの廃油が一定圧力となる。第2の廃油タンク60は、タンク内部に廃油の粘度を下げるためのヒータ61を有し、タンク内の廃油を加熱する。ヒータ61は、従来から知られている加熱手段であり、制御部50によりその運転が制御される。また、第2の廃油タンク60は、燃焼筒42の中空部51内を通水され、燃焼炉43の燃焼熱により加熱された排水が循環され、ヒータ61と同様に、タンク内の廃油を加熱する。このとき、制御部50は、燃焼筒42からの排水による熱交換と、ヒータ61の運転とを、燃焼炉43の運転状況に応じて切り替えるようにする。
なお、第2の廃油タンク60は、上述のように、燃焼筒42内を通水された水を循環させることに限らず、第2の廃油タンク60自体が燃焼炉43からの輻射熱を受け、廃油の粘度を下げられる位置に設置するようにしてもよい。
廃油供給管62は、後述する引き込み管57の燃料供給管69と接続され、第2の廃油タンク60からの廃油を燃焼炉43に供給する管である。廃油調圧バルブ63は、廃油供給管62に設けられ、第2の廃油タンク60から引き込み管57へ供給する廃油の圧力を調節するバルブである。廃油調圧バルブ63は、制御部50により供給する廃油の圧力が調節される。また、廃油開閉バルブ64は、廃油供給管62中に設けられ、廃油調圧バルブ63の後段に設けられ、第2の廃油タンク60からの廃油の供給を調節するバルブからなる。廃油開閉バルブ64は、廃油調圧バルブ63と同様に、制御部50によりその開閉が制御される。
なお、廃油調圧バルブ63及び廃油開閉バルブ64は、上述のような構成に限らず、例えば、廃油供給管62の供給を調節するとともに、廃油供給管62内の廃油の圧力を調節することができる一体の構成を有するものであってもよい。
灯油燃料供給部46は、助燃燃料となる灯油が貯蔵される灯油タンク65と、灯油タンク65から燃焼炉43内へ灯油を供給する灯油供給管66と、灯油供給管66中に設けられ、灯油タンク65からの灯油の圧力を調節する灯油調圧バルブ67と、灯油の燃焼炉43内への供給を調節する灯油開閉バルブ68とから構成されている。
灯油タンク65は、廃油燃焼装置41の助燃燃料となる灯油を貯蔵するためのタンクである。灯油供給管66は、後述する引き込み管57の燃料供給管69と接続され、灯油タンク65からの灯油を燃焼炉43に供給する管である。灯油調圧バルブ67は、灯油供給管66に設けられ、灯油タンク65から引き込み管57へ供給する灯油の圧力を調節するバルブである。灯油調圧バルブ67は、制御部50により供給する灯油の圧力が調節される。また、灯油開閉バルブ68は、灯油供給管66中に設けられ、灯油調圧バルブ67の後段に設けられ、灯油タンク65からの灯油の供給を調節するバルブからなる。灯油開閉バルブ68は、灯油調圧バルブ67と同様に、制御部50により、その開閉が制御される。
なお、灯油調圧バルブ67及び灯油開閉バルブ68は、上述のような構成に限らず、例えば、灯油供給管66の供給を調節するとともに、灯油供給管66内の灯油の圧力を調節することができる一体の構成を有するものであってもよい。
引き込み管57は、図7及び図8に示すように、廃油供給管62と灯油供給管66とが接続される燃料供給管69と、燃料供給管69が内包され、空気供給部47からの空気が供給される空気供給管70と、空気供給管70の先端近傍の周面を覆うように設けられる熱遮蔽板71とから構成されている。引き込み管57は、図7に示すように、燃焼炉43の開口端近傍の周面に設けられた挿通口58に挿通され、燃焼炉43内に、燃料(廃油及び灯油)、空気を供給する。
挿通口58は、引き込み管57が挿通される孔である。挿通口58は、図7(A)に示すように、平面視で引き込み管57が燃焼炉43の内周面の接線上に配置されるとともに、図7(B)に示すように、断面視で引き込み管57が燃焼炉43の底部43bに略傾斜されるような角度に設けられる。これは、引き込み管57からの燃料及び空気を燃焼炉43内を旋回しながら、燃焼されるようにするためである。
燃料供給管69は、廃油供給管62と灯油供給管66と接続され、燃料となる廃油と灯油とを燃焼炉43内に供給する。燃料供給管69は、一方の端部が、廃油供給管62と灯油供給管66と接続され、他方の端部が、燃焼炉43内に臨まされている。
空気供給管70は、燃料供給管69より大径で、燃料供給管69と同一軸線上に配設される管である。空気供給管70は、一方の端部が空気供給部47と接続され、他方の端部が、燃焼炉43内に臨まされている。空気供給管70は、空気供給部47からの空気を燃焼炉43内に供給する。また、空気供給管70は、燃焼炉43に臨まされる側の端部が、燃料供給管69の対応する側の端部と比較して、燃焼炉43内に突出するように配置されている。空気供給管70は、その燃焼炉43に臨まされる側の端部において、やや縮径される縮径部70aを備える。この縮径部70aは、ベンチュリー管となっており、供給される空気の流速を上げ、燃料供給管69からの廃油等を霧状にし、燃焼炉43内に供給する。
熱遮蔽板71は、空気供給管70の先端近傍を覆う部材であり、燃焼炉43からの熱を遮蔽し、空気供給管70等の熱損傷を防ぐ。熱遮蔽板71は、着火バーナ44からの炎を取り込むための着火口72を有する。
着火口72は、熱遮蔽板71の燃焼炉43側の端部近傍に設けられ、燃料供給管69からの燃料を着火バーナ44からの炎によって着火できる位置に設けられている。
空気供給部47は、空気供給管70と接続され、燃焼炉43内に、燃焼用の空気を供給するとともに、燃料供給管69からの廃油を霧状にして燃焼炉43内に供給するブロアである。
ダクト48は、燃焼炉43で発生する燃焼熱を後段に接続される乾燥装置等に供給するための部材である。ダクト48は、燃焼筒42と略同一の径を有する円環状で、一方の端部が他方の端部に対し、略90度曲がるように湾曲している。ダクト48は、燃焼筒42と同様に、中空部73を有する2重構造となっており、この中空部73に水が通水される。
ダクト48は、その一方の端部において燃焼筒42の下端と連結され、他方の端部においてロータリキルン1と接続される。さらに、ダクト48は、ロータリキルン1と接続される側の端部近傍の周面において、中空部73と連通させる水取込口74と、燃焼筒42と連結される側の端部近傍の周面において、中空部73と連通させる水排出口75とを備える。ダクト48は、水取込口74において、水供給手段76と接続され、水が中空部73に取り込まれ、水排出口75から排出される。ダクト48は、中空部73に水が通水されることで、この水が冷却水として作用し、廃油燃焼装置41を冷却する。水供給手段76は、従来から知られている水供給手段であり、例えば、ポンプから構成される。
なお、ダクト48の中空部73への通水を行う水供給手段76は、上述のように、燃焼筒42の中空部51への通水を行う水供給手段54と別体に設ける必要はなく、一体のものを用いるようにしてもよい。
制御部50は、廃油燃焼装置41の装置全体の動作を制御する。制御部50は、廃油燃料供給部45による廃油燃料の供給量、供給圧、灯油燃料供給部46による灯油燃料の供給量、供給圧、空気供給部47による空気の供給量等を制御する。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、タイマとを有し、バス等を介して互いに接続されている。制御部50のメモリは、各部材の駆動タイミングのプログラム等が格納されている。また、制御部50のタイマは、各動作の開始時間をカウントする。制御部50のCPUは、タイマからの時間をカウントし、メモリからのプログラムにより、各部材の動作を制御する。したがって、制御部50は、着火バーナ44、廃油燃料供給部45、灯油燃料供給部46、空気供給部47、エアブロア49、水供給手段54、76、ブロア56等と接続されており、それぞれの出力を制御する。
次に、このように構成された廃油燃焼装置41を用いて廃油を燃焼させる動作について説明する。図9に示すように、ステップS1において、ユーザは、廃油燃焼装置41の電源をオンにする。ステップS2において、制御部50は、着火バーナ44と、廃油燃料供給部45、灯油燃料供給部46、空気供給部47、ブロア56を運転させる。このとき、燃焼炉43内に供給される廃油、灯油、及び空気は、図7に示すように、燃焼しながら、燃焼炉43の内周面に沿ってらせん状に底部43bに向かって噴出し、底部43bから再び燃焼炉43の開口端に向かって上昇する。
ステップS3において、制御部50は、ステップS2における各部の運転開始から所定の時間、例えば5分間経過したかどうかを判断する。制御部50は、所定の時間経過していないと判断した場合は、ステップS3を繰り返す。また、制御部50は、所定の時間経過したと判断した場合、ステップS4に進む。ステップS3において所定時間各部を運転させるのは、着火バーナ44によって、燃焼炉43内を熱し、廃油が燃焼しやすい雰囲気を作るためである。
次にステップS4において、制御部50は、灯油燃料供給部46を制御し、灯油の供給を停止し、着火バーナ44の運転も停止する。このとき、制御部50は、廃油燃料供給部45及び空気供給部47の運転は続けるように制御する。
かくして、廃油燃焼装置41は、廃油及び空気は、それぞれ廃油燃料供給部45及び空気供給部47により燃焼炉43内に供給され、廃油のみを燃料とした状態で燃焼を行うこととなる。このとき、廃油燃焼装置41は、引き込み管57から燃焼炉43内に噴出される廃油、灯油、空気が、らせん状に燃焼炉43の底部43bに向かって内周面を旋回し、底部43bから再び上昇するので、効率よく、安定して、廃油の燃焼を行うことができる。また、廃油燃焼装置41は、所定時間経過後に、灯油の供給を停止し、廃油のみで燃焼をすることから、灯油の使用を抑えることができる。さらに、廃油燃焼装置41は、ブロア56により、燃焼筒42と燃焼炉43との隙間に燃焼筒42の上端から下端に向かって空気を噴出し、燃焼炉43内の燃焼熱及び炎をダクト48に導く(図5中矢印A参照。)。
以上のように廃油燃焼装置41は、所定角度に挿通された引き込み管57から、燃焼炉43内に向かって、燃料及び空気が供給され、効率よく、確実に廃油の燃焼を行うことができる。また、廃油燃焼装置41は、装置運転中、すなわち廃油燃焼中に、エアブロア49、水供給手段54、76を運転することにより、燃焼炉43、燃焼筒42、ダクト48等の冷却を行うので、装置全体の耐久性を向上することができる。また、廃油燃焼装置41の制御部50は、廃油燃料供給部45のヒータ61を運転制御することにより、廃油の粘度を下げることができるので、効率よく確実に廃油燃焼を実現することができる。
また、廃油燃焼装置41は、廃油を効率よく安定して燃焼させることができるので、発生する燃焼熱を多用途の熱源として利用することができる。
また、廃油燃焼装置41とロータリキルン1とを接続した乾燥装置40は、廃油を主燃料とし、その燃焼熱により、金属加工切削屑4を乾燥処理することができるので、資源を有効に活用でき、省スペース化が図られる。
本発明を適用したロータリキルンの斜視図を示した図である。 本発明を適用したロータリキルンの回転軸に沿った断面図を模式的に示した図である。 本発明を適用したロータリキルンの回転軸に対して垂直な断面図を模式的に示した図である。 本発明を適用したロータリキルンの内筒の模式図である。 乾燥装置に用いられる廃油燃焼装置の縦断面図を模式的に示したものである。 乾燥装置に用いられる廃油燃焼装置の要部拡大斜視図である。 乾燥装置に用いられる廃油燃焼装置の引き込み管内の燃料供給管からの燃料及び空気の流れを説明するための図であり、(A)は、燃焼炉の横断面図であり、(B)は、燃焼炉の縦断面図である。 乾燥装置に用いられる廃油燃焼装置の引き込み管の断面図である。 乾燥装置に用いられる廃油燃焼装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ロータリキルン、2 ベルトコンベア、3 投入ホッパー、4 金属加工切削屑、5 スパイラルコンベア、6 バーナ、11 ロータリキルン本体、12 基台、13 支持ローラ、14 モータ、15 内筒、15a、16a 一端部、15b、16b 他端部、15c、16c 内周面、16 外筒、16d 外周面、17 第1の送り羽根、18 第2の送り羽根、19 ロータ受け部材、20 チェーンベルト、21 伝達部材、22 連結部材、23 羽根、24 モータ、25、26 ブロア、41 廃油燃焼装置、42 燃焼筒、42a 円環部、42b 天板、42c 支持部材、42d 孔、43 燃焼炉、44 着火バーナ、45 廃油燃料供給部、46 灯油燃料供給部、47 空気供給部、48 ダクト、49 エアブロア、50 制御部、51、73 中空部、52、74 水取込口、53、75 水排出口、54、76 水供給手段、55 エア取込口、56 ブロア、57 引き込み管、58 挿通口、59 第1の廃油タンク、60 第2の廃油タンク、61 ヒータ、62 廃油供給管、63 廃油調圧バルブ、64 廃油開閉バルブ、65 灯油タンク、66 灯油供給管、67 灯油調圧バルブ、68 灯油開閉バルブ、69 燃料供給管、70 空気供給管、70a 縮径部、71 熱遮蔽板、72 着火口、71 ロータリキルン、72 ベルトコンベア、73 投入ホッパー

Claims (3)

  1. 一端側から被乾燥物が供給され他端側から加熱される内筒と、該内筒が内包され同軸上に設けられ、上記内筒の他端側において上記内筒から上記被乾燥物が供給される外筒とを有するロータリキルン本体と、
    上記ロータリキルン本体を回転駆動させる回転駆動手段とを備え、
    上記ロータリキルン本体の内筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を一端側から他端側へ搬送する第1の搬送手段が設けられ、
    上記ロータリキルン本体の外筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を他端側から一端側へ搬送する第2の搬送手段が設けられること
    を特徴とするロータリキルン。
  2. 上記第1の搬送手段及び第2の搬送手段は、それぞれ上記内筒及び外筒の内周面に複数立設される送り羽根からなることを特徴とする請求項1記載のロータリキルン。
  3. 廃油を燃料とした廃油燃焼装置と、上記廃油燃焼装置と接続され、該廃油燃焼装置から噴射される炎及び燃焼熱を取り込み熱源とするロータリキルンとを備える乾燥装置において、
    上記ロータリキルンは、一端側から被乾燥物が供給され、他端側から加熱される内筒と、該内筒が内包され同軸上に設けられ、上記内筒の他端側において上記内筒から上記被乾燥物が供給される外筒とを有するロータリキルン本体と、上記ロータリキルン本体を回転駆動させる回転駆動手段とを備え、上記ロータリキルン本体の内筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を一端側から他端側へ移動させる第1の搬送手段が設けられ、上記ロータリキルン本体の外筒の内周面には、上記回転駆動手段による回転駆動によって、上記被乾燥物を他端側から一端側へ移動させ、
    上記廃油燃焼装置は、有底筒状の燃焼炉と、上記燃焼炉内に廃油を供給する廃油燃料供給手段と、上記燃焼炉内に廃油を燃焼する際の助燃燃料を供給する助燃燃料供給手段と、上記燃焼炉内と上記廃油燃料及び上記助燃燃料とを加熱し、着火する着火手段と、上記燃焼炉に空気を供給する空気供給手段と、所定のタイミングで所定時間、上記着火手段、上記廃油燃料供給手段、上記助燃燃料供給手段、及び上記空気供給手段を運転するように制御する制御部とを備え、上記廃油燃料供給手段は、上記廃油を上記空気供給手段により上記燃焼炉内をらせん状に旋回するように供給し、
    上記ロータリキルン本体の他端側に設けられ、該他端側から熱源を供給すること
    を特徴とする乾燥装置。
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