JP2000234865A - ロータリーキルン装置 - Google Patents

ロータリーキルン装置

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JP2000234865A
JP2000234865A JP11035958A JP3595899A JP2000234865A JP 2000234865 A JP2000234865 A JP 2000234865A JP 11035958 A JP11035958 A JP 11035958A JP 3595899 A JP3595899 A JP 3595899A JP 2000234865 A JP2000234865 A JP 2000234865A
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JP
Japan
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kiln
secondary processing
processing chamber
processed
kiln body
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JP11035958A
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English (en)
Inventor
Shozo Komatsu
省三 小松
Yasaburo Tada
八三郎 多田
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Panasonic Environmental Systems and Engineering Co Ltd
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Panasonic Environmental Systems and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚泥などの水分含有量の高い被処理物より容
易に乾燥物又は炭化物を得ることができるロータリーキ
ルン装置を提供する。 【解決手段】 水平状に支持され、長手方向の軸芯Lま
わりに回転されるキルン10を備え、被処理物を加熱処
理するキルン装置1である。キルンは円筒状のキルン本
体11と、この外周に環状の二次処理室16を有して組
付けられた外筒17とよりなる。キルン本体内で加熱処
理された一次処理物は二次処理室で、さらなる加熱処理
される構造にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロータリーキル
ン装置に関し、詳しくは、たとえば汚泥(有機汚泥)な
どの水分含有量の高い被処理物を乾燥物又は炭化物とな
し得る水平状キルンよりなるキルン装置に係わるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば汚泥などの水分含有量の
高い被処理物は、水分が多いため予じめ水分除去をした
後に、乾燥して乾燥物又は炭化物としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は水分を除去するための予熱装置と、本乾燥し乾燥物,
炭化物とするための加熱装置又は加熱炉を各々必要とし
た。また、処理工程,処理時間も多く要した。
【0004】そこで、本願発明の課題は、汚泥などの水
分含有量の高い被処理物より容易に乾燥物又は炭化物を
得ることができるロータリーキルン装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、水平状に支持され、長手方
向の軸芯まわりに回転されるキルンを備え、被処理物を
加熱処理するキルン装置であって、前記キルンが円筒状
のキルン本体と、この外周に環状の二次処理室を有して
組付けられた外筒とよりなり、キルン本体内で加熱処理
された一次処理物が二次処理室で、さらなる加熱処理さ
れる構造にされていることを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、被処理物
は水平状に回転されるキルンで転動されながら加熱処理
される。すなわち、被処理物はキルン本体内で主たる加
熱処理された後、キルン本体外周の二次処理室でさらな
る加熱処理が行なわれて処理物とされる。
【0007】上記した課題を解決するための請求項2の
発明は、請求項1に記載の発明において、キルンは、キ
ルン本体が加熱され、キルン本体の熱によって二次処理
室が加熱される構造にされていることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明において、キルンの加熱方
式は、キルン本体が積極的に加熱され、その熱伝達によ
り二次処理室が加熱されるようにされている。被処理物
はキルン本体で主たる加熱処理(一次の加熱処理)がさ
れ、二次処理室ではさらなる二次の加熱処理がされる。
【0009】上記した課題を解決するための請求項3の
発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
キルン本体内には被処理物の搬送羽根が設けられている
ことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明において、キルン本体内の
被処理物は搬送羽根により攪拌されるとともに出口へ搬
送される。攪拌・搬送の過程で被処理物の加熱処理が有
効に行なわれる。
【0011】また、上記した課題を解決するための請求
項4の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3に記
載の発明において、二次処理室には一次処理物を搬送す
る搬送羽根が設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明において、二次処理室にお
ける一次処理物は攪拌羽根により、二次処理物の出口へ
攪拌・搬送される。攪拌・搬送の過程で被処理物のさら
なる加熱処理がされる。
【0013】上記した課題を解決するために、請求項5
の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3の発明に
おいて、二次処理室を形成する外筒が、二次処理室の入
口側に対し出口側が大径のテーパを有する筒体とされ、
二次処理室における一次処理物の搬送が外筒内周面のテ
ーパ面により行なわれる構造とされてなることを特徴と
する。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、二次処理
室の一次処理物はキルン本体とともに回転する外筒内周
面のテーパ面により搬送される。一次処理物は搬送過程
において加熱処理を受ける。
【0015】上記した課題を解決するための請求項6の
発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項
4又は請求項5に記載の発明において、キルン本体には
被処理物の搬送方向に逆らってキルン本体内に熱風を給
送する熱風供給手段が設けられる一方、キルン本体内に
おいて被処理物と接触後の熱風が、キルン本体に供給さ
れる被処理物を予熱する予熱室を介して排出される構造
にされていることを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、キルン本
体内に熱風が給送される。被処理物はその搬送方向とは
逆方向の熱風に接触して良好に加熱処理される。被処理
物と接触後の熱風は予熱室を介して排出される。被処理
物は予熱室を介してキルン本体に供給されるため、被処
理物は予熱室を通過する際に予熱室の熱風により予熱さ
れる一方、熱風は熱を奪われた低温の排気風となって排
出される。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、このロータリー
キルン装置(以下、キルン装置と略記する。)1は、キ
ルン10と、キルン10長手方向の側部(図1において
左側)のバーナ装置30と、キルン10長手方向の他側
部(図1において右側)の予熱室40と、予熱室40に
接続された熱風の排気手段45と、予熱室40側部の被
処理物H1の供給部50が長尺の基台3上に組付けて形
成されている。
【0018】なお、キルン10はキルン本体11と、こ
の外周に環状の二次処理室16を有して組付けられた外
筒17とよりなることを特長とする。
【0019】図1に示すように、キルン10は円筒形の
長尺構造をなし、基台3上に水平に装架されている。
【0020】すなわち、キルン10は円筒形で長尺のキ
ルン本体11とこれを囲む大径の外筒17とよりなる。
キルン10は長手方向の外周両端部(キルン本体11の
外周部と外筒17の外周部)に受けリング13,14
が、またキルン本体11の中央部の外周に駆動リング1
5が形成されている。受けリング13,14は基台3の
ころ手段13A,14Aに支承され、キルン10が水平
状をなしかつその長手方向の軸芯Lのまわりに回転可能
にされている。
【0021】また、駆動リング15下方の基台3低位部
Gには減速器付きの駆動モータM1が設置され、駆動リ
ング15の外周歯部と、モータ側の駆動歯車21にはチ
ェン22が掛装され、駆動モータM1の駆動によりキル
ン10がチェン22を介して所定の回転速度で回転可能
にされている。
【0022】図2,図3などに示すように、キルン本体
11の内部は一定内径の筒状にされ、内周面には周方向
に円弧状の搬送羽根12が放射状に突設されている。
(なお、図1のキルン本体11には搬送羽根12が省略
してある。)また、各搬送羽根12はキルン本体11の
軸芯Lまわりの回転により、被処理物H1が(後述の)
バーナ装置30側へ搬送されるように、キルン本体11
の長手方向に対して斜めに形成されている。キルン本体
11のバーナ装置30側の開口部は熱風により加熱処理
された被処理物H1すなわち一次処理物H2の出口23
とされている。
【0023】また、図1,図2に示すように、キルン本
体11のバーナ装置30側よりキルン本体11の中央部
の間のキルン本体11の外周には、外筒17が挿着され
ている。
【0024】外筒17はキルン本体11の外周に棧部材
などにより適宜手段(図示せず。)でキルン本体11と
同軸芯Lとなるように支持固定され、長手方向における
バーナ装置30側の外筒17端面はキルン本体11のバ
ーナ装置30側の端面より所定間隔外側に位置させ、ま
た、キルン本体11と外筒17間には二次処理室16と
なる環状隙間が設けられている。
【0025】挿着した外筒17のキルン本体11中央部
側の環状隙間は止め板24を装着して塞がれている。こ
の止め板24の一部は切欠きとされ二次処理物H2(図
示せず。)の出口25とされている。また、挿着した外
筒17のバーナ装置30側の開口は止め板26を外筒1
7端面に固着して塞がされている。この止め板26には
バーナ装置30のバーナ32の口部32Aを挿入する挿
入口27が形成されている。
【0026】止め板26の挿入口27には、バーナ32
の口部32Aが挿入される。
【0027】図2,図5に示すように、外筒17の内周
面には一次処理物H2を搬送する搬送羽根18が取付け
られている。(なお、図1の外筒17には搬送羽根18
が省略してある。)搬送羽根18は外筒17の内周面の
周方向に円弧状に多数個突設され、かつ外筒17の長手
方向に対してキルン本体11の搬送羽根12とは逆向き
の斜めに形成されている。このため、外筒17内に導入
された一次処理物H2は、キルン本体11とは逆方向に
搬送され、外筒17の出口25から排出可能である。
【0028】キルン本体11及び外筒17は、たとえば
SUS329などの熱伝導性の高い金属で形成されてい
る。
【0029】前記バーナ装置30は送風機31と重油等
のバーナ32が台車34上に組付けられていて、図示し
ない給送手段にて送られた重油等の燃料がバーナ32で
燃焼され、空気導入口33より導入した空気を加熱し
て、送風機31にて熱風とし、バーナ32の口部32A
よりキルン本体11内へ放出する構造になっている。前
記台車34は基台3上を移動可能であり、キルン本体1
1の稼動の際はキルン本体11に接続されており、キル
ン本体11のメンテナンスの際には退避させ得る。
【0030】予熱室40は使用済みの熱風を冷却するた
めの室である。キルン本体11の予熱室40側の側面に
は、キルン本体11が回転可能に接続されているととも
に、キルン本体11内の熱風排気が予熱室40内に流入
可能にされている。
【0031】図1に示すように、予熱室40の上部には
ダクト44よりなる排気手段45が形成されている。ダ
クト44の一部には排気用のファン46が設けられてお
り、また、ダクト44の一部には空気導入口47及び風
量調整弁48が設けてある。排気には空気導入口47よ
り空気が混合され、低温にされ、必要によりさらに放出
のための処理がされた後に排出される。
【0032】被処理物H1の供給部50は、キルン10
の一側方(図1において右方側)に予熱室40を介して
形成されている。この供給部50は上部が開口とされた
ホッパ51とこの底部から予熱室40を貫通してキルン
本体11内に配設されたスクリューコンベア52とより
なる。
【0033】図1に示すように、スクリューコンベア5
2は予熱室40内を経てキルン本体11内に至る長さに
されている。なお、ホッパ51の予熱室40側の外側面
よりキルン本体11に至る部分のスクリューコンベア5
2は筒体53に覆われていて、キルン本体11内の筒体
53端部には被処理物H1の落下口54が形成されてい
る。
【0034】スクリューコンベア52は図示しない支持
部材にて回転可能に支持されていて、ホッパ51下方の
基台3部位に設置した駆動モータM2にチェン56を介
して回転駆動可能に接続されている。スクリューコンベ
ア52を駆動した際は、ホッパ51内の被処理物H1は
キルン本体11側へ搬送され、キルン本体11内に落下
口54より排出されるようにされている。スクリューコ
ンベア52は、予熱室40の横断部分で排気により予熱
される。
【0035】一方、図1に示すように、外筒17の二次
処理物H2の出口25の下方位置(基台3の下方位置)
には、二次処理物H2の搬出手段60が形成されてい
る。この実施形態の排出手段60は出口25の下方に位
置する二次処理物H3の受け箱61が二次処理物H3貯
留後にコンベア62上を搬送される構造よりなる。な
お、二次処理物H3の排出手段60は他の形式で行なっ
てもよい。
【0036】しかして、このキルン装置1にて汚泥など
の水分の多い被処理物H1を加熱処理して炭化物を得る
に際しては、駆動モータM1を作動させてキルン10を
回転させる一方、排気手段45の排気用のファン46を
作動させる。次いで、バーナ装置30に燃料を給送しか
つ、バーナ32の口部32Aに点火するとともに送風機
31を作動させてキルン本体11内に熱風を送る。ま
た、排気手段45の風量調整弁48が調整される。一
方、供給部50のホッパ51に被処理物H1を入れる。
しかる後、キルン本体11内が所定の温度に加熱される
のを待った後、モータM2を作動させ、ホッパ51内の
被処理物H1をスクリューコンベア52にてキルン本体
11に送る。
【0037】スクリューコンベア52にて搬送される被
処理物H1は、予熱室40を通過する際に低温加熱さ
れ、落下口54よりキルン本体11内に落下供給され
る。
【0038】いま、キルン本体11内はバーナ32から
の熱風が、被処理物H1の搬送とは逆方向に流通してい
て、また、キルン本体11内の搬送羽根12が回転され
ていることより、キルン本体11に供給された被処理物
H1は、攪拌とともに熱風と接触され、攪拌,乾燥が繰
返されながら、キルン本体11の出口23へ順次搬送さ
れる。被処理物H1はバーナ32の口部32Aに近づく
にしたがって高い温度の熱風の加熱処理を受ける。
【0039】かくして、加熱処理により、水分及び揮発
成分が除去され、炭化された粉粒状の一次処理物H2は
キルン本体11の出口23より排出され、二次処理室1
6に入る。
【0040】本実施形態のキルン10はSUS329の
ステンレスにて形成されているため、キルン本体11内
の熱風による加熱はキルン本体11を加熱する。このた
め、加熱されたキルン本体11の熱伝達により、外筒1
7が加熱され、二次処理室16が加熱状態にされてい
る。
【0041】二次処理室16に入った一次処理物H2
は、キルン本体11の回転とともに転動され二次処理室
16の搬送羽根18により攪拌,乾燥が繰返されながら
さらなる加熱処理を受け、十分炭化された二次処理物す
なわち処理物H3とされる。この二次処理物H3は外筒
17の出口25より排出され、受け箱61内に貯留され
る。二次処理物H3が所定量貯留された受け箱61は所
定部位に搬送される。なお、得られた二次処理物H3は
土壌改良剤などとして使用される。
【0042】本発明者の試験によれば、前記したキルン
装置1において、水分85%、かさ比重1.0の汚泥を
加熱処理して良好な炭化物を得ることができた。加熱処
理の工程条件は、バーナ32口部32Aの熱風温度80
0℃,キルン本体11内の中央部の温度700℃,スク
リューコンベア52の落下口54付近の温度600℃,
予熱室40の入口温度600℃,出口温度500℃,キ
ルン本体11内の通過時間30分,二次処理室16の通
過時間30分,であり、得られた炭化物(二次処理物H
3)の状態は顆粒状で完全に炭化、しており、かさ比重
0.4水分0%であった。
【0043】前記した実施形態においる外筒17は、キ
ルン本体11より大径の筒体をキルン本体11に外挿
し、一定の環状隙間でかつ搬送羽根18を有する二次処
理室16を形成したが、図6に示すように、二次処理室
70を形成する外筒73は二次処理室70の入口71側
に対し出口72側が大径のテーパを有する筒体とされ、
二次処理室70における一次処理物H2の搬送が外筒7
3内周面のテーパ面により行なわれる構造とすることが
できる。なお、テーパの大きさは必要により適宜になし
得る。
【0044】このテーパ状の外筒73とした場合におい
ても二次処理室70において良好な乾燥物又は炭化物が
得られる。この二次処理室70の一次処理物H2は外筒
73内周のテーパ面により搬送されるため、搬送羽根を
省略できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、被処理物の加
熱処理性が良いことより、汚泥などの水分含有量の高い
被処理物を容易に乾燥物又は炭化物とすることができ
る。
【0046】請求項2の発明によれば、二次処理室の加
熱はキルン本体の熱を利用するため、加熱効率の経済性
が良好である。
【0047】請求項3の発明によれば、二次処理室の被
処理物(一次処理物)は搬送羽根により攪拌されながら
乾燥されるため、効率良く乾燥物又は炭化物が得られ
る。
【0048】請求項4の発明によれば、二次処理室の一
次処理物は攪拌羽根の攪拌・搬送の過程でさらなる加熱
がされる。
【0049】請求項5の発明によれば、二次処理室の被
処理物(一次処理物)は外筒内周のテーパ面により搬送
されるため、搬送羽根を省略でき、構造を簡単になし得
て、かつ良好な乾燥物又は炭化物が得られる。
【0050】請求項6の発明によれば、被処理物は予熱
室を介してキルン本体に供給されるため、被処理物は予
熱室を通過する際に予熱室の熱風により予熱される一
方、熱風は熱を奪われた低温で排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】キルン装置の全体構造を示す断面図である。
【図2】キルン本体の内部構造を主体とした断面図であ
る。
【図3】図1のIII-III 線における拡大断面図である。
【図4】図1のIV-IV 線における拡大断面図である。
【図5】図1のV-V 線における拡大断面図である。
【図6】外筒構造の他例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キルン装置 10 キルン 11 キルン本体 12,18 搬送羽根 16,70 二次処理室 17,73 外筒 30 バーナ装置 32 バーナ 40 予熱室 45 排気手段 50 供給部 51 ホッパ 52 スクリューコンベア L 軸芯 H1 被処理物 H2 一次処理物 H3 二次処理物(処理物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA06 AB02 AC04 AC31 AC40 AC42 AC45 AC46 AC48 AC49 AC50 AC52 AC53 AC63 AC65 AC76 AC79 BA37 CA08 DA02 DA06 DA13 4K061 AA08 BA12 CA16 CA25 CA29 DA02 EA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平状に支持され、長手方向の軸芯まわ
    りに回転されるキルンを備え、被処理物を加熱処理する
    キルン装置であって、前記キルンが円筒状のキルン本体
    と、この外周に環状の二次処理室を有して組付けられた
    外筒とよりなり、キルン本体内で加熱処理された一次処
    理物が二次処理室で、さらなる加熱処理される構造にさ
    れていることを特徴としたロータリーキルン装置。
  2. 【請求項2】 キルンは、キルン本体が加熱され、キル
    ン本体の熱によって二次処理室が加熱される構造にされ
    ていることを特徴とした請求項1に記載のロータリーキ
    ルン装置。
  3. 【請求項3】 キルン本体内には被処理物の搬送羽根が
    設けられていることを特徴とした請求項1又は請求項2
    に記載のロータリーキルン装置。
  4. 【請求項4】 二次処理室には一次処理物を搬送する搬
    送羽根が設けられていることを特徴とした請求項1又は
    請求項2又は請求項3に記載のロータリーキルン装置。
  5. 【請求項5】 二次処理室を形成する外筒が、二次処理
    室の入口側に対し出口側が大径のテーパを有する筒体と
    され、二次処理室における一次処理物の搬送が外筒内周
    面のテーパ面により行なわれる構造とされてなることを
    特徴とした請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の
    ロータリーキルン装置。
  6. 【請求項6】 キルン本体には被処理物の搬送方向に逆
    らってキルン本体内に熱風を給送する熱風供給手段が設
    けられる一方、キルン本体内において被処理物と接触後
    の熱風が、キルン本体に供給される被処理物を予熱する
    予熱室を介して排出される構造にされていることを特徴
    とした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4
    又は請求項5に記載のロータリーキルン装置。
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