JP2008213918A - ガラス基板梱包装置及びガラス基板梱包方法 - Google Patents

ガラス基板梱包装置及びガラス基板梱包方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス基板と保護シートとを交互にパレット上に積層して梱包する梱包作業の自動化を図ると共に、当該梱包作業を、保護シートに位置ずれや皺が発生するという事態を可及的に抑制しつつ、適正に実行する。
【解決手段】ガラス基板積込手段6と前記保護シート積込手段8とにより、パレット5にガラス基板4と保護シート7とを交互に積層して梱包するガラス基板梱包装置1であって、保護シート積込手段8は、パレット5に先行して積み込まれたガラス基板4の上に、保護シート7をその周縁部のみを保持した状態で載置すると共に、この周縁部のみが保持された保護シート7の上に、ガラス基板積込手段6によって後続のガラス基板4が載置された段階で保護シート7の保持を解除するように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、ガラス基板と保護シートとを交互にパレット上に積層して梱包するガラス基板の梱包技術の改良に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(以下、FPDという)用のガラス基板を初めとする各種ガラス基板は、保管や輸送に際して、パレット上に、各ガラス基板の間に合紙等の保護シートを介在させた状態で縦姿勢(略鉛直姿勢)又は横姿勢(略水平姿勢)で積層されて梱包されるのが通例とされている(例えば、下記の特許文献1参照)。そして、このようなガラス基板の梱包作業は、作業者の手作業によって、ガラス基板と保護シートをパレットに交互に積み込むことによって行われる場合が多い。
しかしながら、作業者の手作業によってガラス基板や保護シートをパレットに積み込む場合には、作業効率が悪く、しかも近年の各種ガラス基板の大型化に伴って、その作業自体が困難又は実質的に不可能となっている。
そこで、例えば、下記の特許文献2,3に開示されているように、ガラス基板の梱包作業の自動化を図る手法が提案されるに至っている。詳述すると、下記の特許文献2には、支持台に隣接したガラス基板待機位置にガラス基板を水平姿勢で待機させておき、そのガラス基板をガラス基板移載装置で持ち上げて支持台上のパレットに水平姿勢で積み、巻取から引き出した合紙を所定長さに切断し、それをチョッパー折り装置で二つ折りした後合紙待機位置に送って待機させ、その合紙を合紙移載装置で支持台上のパレットに積むという動作を繰り返すことで、ガラス基板をパレットに梱包する手法が開示されている。
また、下記の特許文献3には、エア流通領域形成手段により、発泡樹脂シートの一部にその表面側と裏面側との間でエアの流通を許容するエア流通領域を形成し、その発泡樹脂シートをガラスの上面に載置した後、発泡樹脂シートのエア流通領域にバキューム手段によって負圧を作用させることで発泡樹脂シートとガラス板とを重ねた状態で吸着保持して搬送し、パレットに水平姿勢で収納する手法が開示されている。
特開昭62−180836号公報 特許2006−8192号公報 特開2005−75482号公報
ところで、保護シートは、ガラス基板との間の静電気等によってガラス基板の上を滑る場合がある。また、保護シートとして樹脂シートや発泡樹脂シート等を用いた場合には、その伸縮性から皺になりやすい。
しかしながら、上記の特許文献2に開示の手法では、先行してパレットに積み込まれたガラス基板の上に保護シートを載置した後、その保護シートの上に後続のガラス基板を載置するまでは、当該保護シートは先行するガラス基板の上に単に載置された状態となる。すなわち、後続のガラス基板が載置されるまでは、先行するガラス基板の上に載置された保護シートは、先行するガラス基板に対して何ら保持されていないことになる。また、上記の特許文献3に開示の手法も同様に、後続のガラス基板が載置されるまでは、先行するガラス基板の上に載置された保護シートは、先行するガラス基板に対して何ら保持されていない。
したがって、後続のガラス基板が保持シートの上に載置される前に、先行するガラス基板の上に載置された保護シートに位置ずれや、場合によっては皺が生じ得る。そして、前者のように保護シートが位置ずれを来たした状態で、パレット上にガラス基板と保護シートとを交互に積層した場合には、ガラス基板同士が直接接触してガラス基板が破損するおそれがある。一方、後者のように保護シートに皺が生じた状態で、パレット上にガラス基板と保護シートとを交互に積層した場合には、保護シートの皺の分だけ保護シートの厚みが増すことになることから、ガラス基板と保護シートとを交互に積層した状態でその積層方向寸法が不当に増大し、パレットへのガラス基板の積載枚数が減少することになる。さらに、この場合には、保護シートの皺に起因して、ガラス基板と保護シートとの間に隙間が生じたり、或いはガラス基板に撓みが生じることになるので、ガラス基板に不当な応力が作用してガラス基板が破損するおそれがある。
また、ガラス基板を縦姿勢でパレットに梱包する梱包形態が要請される場合も多く、この場合であっても梱包作業の自動化が望まれているのが実情である。しかしながら、上記の特許文献2,3のいずれもが、ガラス基板と保護シートとをそれぞれ縦姿勢で交互にパレット上に積層して梱包する手法について何ら開示するものではない。そして、仮に、かかる梱包形態に、上記の特許文献2,3に開示の手法を採用した場合には、パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に載置された保護シートに、その自重による位置ずれや皺が生じやすくなることから、上記したガラス基板の破損や、積層方向寸法の増大がより顕著な問題となって現れる。
本発明は、以上の実情に鑑み、ガラス基板と保護シートとを交互にパレット上に積層して梱包する梱包作業の自動化を図ると共に、当該梱包作業を、保護シートに位置ずれや皺が発生するという事態を可及的に抑制しつつ、適正に実行することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る装置は、ガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、ガラス基板よりも大きい保護シートを供給する保護シート供給手段と、前記ガラス基板供給手段によって供給されるガラス基板をパレットに積み込むガラス基板積込手段と、前記保護シート供給手段によって供給される保護シートを前記パレットに積み込む保護シート積込手段とを備え、前記ガラス基板積込手段と前記保護シート積込手段とにより、前記パレットにガラス基板と保護シートとを交互に積層して梱包するガラス基板梱包装置であって、前記保護シート積込手段は、前記パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に、保護シートをその周縁部のみを保持した状態で載置すると共に、該周縁部のみが保持された保護シートの上に、前記ガラス基板積込手段によって後続のガラス基板が載置された段階で保護シートの保持を解除するように構成されていることに特徴づけられる。
このような構成によれば、パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に、載置された保護シートは、ガラス基板積込手段によって後続のガラス基板が載置されるまで、保護シート積込手段によってその周縁部が保持された状態となることから、後続のガラス基板が載置される前に、保護シートに位置ずれや皺が生じるという事態を防止することができる。そして、保護シート積込手段による保護シートの保持が解除された段階では、既に保護シートは先行するガラス基板と後続のガラス基板との間に挟まれた状態となることから、事後的に保護シートに位置ずれや皺が生じるという事態も防止することができる。
また、保護シート積込手段は、ガラス基板よりも大きな保護シートの周縁部のみを保持していることから、保護シート積込手段で保護シートを保持した状態のまま、保護シート積込手段による保護シートの保持部分を除く領域に、ガラス基板積込手段によってガラス基板を載置することができる。したがって、ガラス基板積込手段と保護シート積込手段とが相互に干渉することがなく、ガラス基板の梱包作業の自動化を好適に図ることができる。
上記の構成において、前記保護シートが、樹脂シート又は発泡樹脂シートであることが好ましい。
このようにすれば、保護シートとして紙等を使用した場合に比して、保護シートから塵埃等の異物がガラス基板に付着するという事態をより確実に防止することができ、ガラス基板の清浄性を良好に維持することができる。さらに、保護シートとして発泡樹脂シートを使用した場合には、紙等に比して良好なクッション性が得られ、輸送時等に各ガラス板に作用する衝撃を適正に緩和することができる。一方、樹脂シート及び発泡樹脂シートは、伸縮性があり、皺が生じやすいという性質を有する場合が多いが、かかる性質を有する場合であっても、後続のガラス基板が載置されるまでは、保護シート積込手段によって保護シート(樹脂シート又は発泡樹脂シート)が保持されることになるので、皺の発生を適正に抑制することができる。
上記の構成において、前記パレットに、ガラス基板と保護シートとをそれぞれ縦姿勢で交互に積層して梱包するように構成されていてもよい。なお、ガラス基板及び保護シート(ガラス基板等という)の姿勢に関し、「縦姿勢」とは、水平面に対するガラス基板等の傾斜角が45度以上90度以下になる姿勢を意味し、この「縦姿勢」に対応する概念として「横姿勢」とは、水平面に対するガラス基板等の傾斜角が0度以上45度未満となる姿勢を意味する(以下、同様)。
すなわち、保護シートは、後続のガラス基板が載置されるまでは、保護シート積込手段によってその周縁部が保持された状態となるので、パレットにガラス基板を縦姿勢で梱包することが要請される場合であっても、保護シートに、自重による位置ずれや皺が生じるという事態を好適に防止し、適正なガラス基板の梱包を実現することができる。
上記の構成において、前記保護シート積込手段は、保護シートに張力を付与した状態で保護シートを保持するように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、保護シートに皺が生じるという事態をより確実に防止することができる。したがって、既述のように、保護シートとして樹脂シートや発泡樹脂シートを使用する場合に特に有利となる。
上記の構成において、前記保護シート供給手段は、長尺な保護シートの元材を供給する元材供給手段と、該元材供給手段から供給される元材を切断して保護シートを作製する元材切断手段とを備えていることが好ましい。
このようにすれば、長尺な保護シートの元材を、順次切断して保護シートを作製し、その作製された保護シートを一枚づつ、保護シート積込手段に供給することができる。したがって、保護シート積込手段によって予め積層された複数枚の保護シートから一枚づつ保護シートを取るように構成した場合のように、保護シート同士が互いに密着するという不具合が生じるおそれがなく、梱包作業の効率化をより一層図ることができる。
この場合、前記保護シート供給手段は、前記元材切断手段によって作製される保護シートに張力を付与する張力付与手段を備えていることが好ましい。
このようにすれば、保護シート積込手段に保護シートが供給される段階で、保護シートに皺が生じるという事態を確実に防止することができる。特に、既述のように、保護シートとして樹脂シートや発泡樹脂シートを使用する場合に有利となる。また、この場合、保護シートが張りを持った状態となることから、保護シート積込手段が、例えば保護シートを負圧作用による吸着のみで保持するように構成されている場合や、保護シートを負圧作用による吸着を併用して保持するように構成されている場合等であっても、保護シート積込手段の吸着部と保護シートとの密着性が確保され、保護シートを的確に吸着することが可能となる。
上記の構成において、前記元材供給手段は、元材が巻回されてなる一対の元材ロールと、各元材ロールをそれぞれ切断する一対のカッターとを備え、前記一対の元材ロールのうち一方の元材ロールから引き出された元材を前記元材切断手段に供給し、該元材ロールの残量が所定量よりも少なくなった段階で、その元材ロールから引き出された元材を、前記一対のカッターのうち一方の元材ロールに対応するカッターで切断すると共に、この切断された元材の末端部と、他方の元材ロールから引き出された元材の先端部とを接続するように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、一の元材ロールに巻回された元材の残量が少なくなった場合であっても、他の元材ロールに巻回された元材によって、元材切断手段に元材を継続して供給することができる。したがって、かかる構成によれば、一の元材ロールに巻回された元材が使い尽くされてから、別の新しい元材ロールに交換するように構成した場合に比して、元材切断手段への元材の供給が停止する時間を可及的に短くすることができる。
上記の構成において、前記元材供給手段は、前記切断した元材に張力を付与した状態で、その元材の末端部に、前記他方の元材ロールから引き出された元材の先端部を接続するように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、元材に皺が生じるという事態を防止することができ、その結果として、元材を切断して作製される保護シートに皺が生じるという事態を好適に防止することができる。そのため、既述のように、保護シートとして、樹脂シートや発泡樹脂シートを使用する場合に特に有利となる。
上記の構成において、前記ガラス基板供給手段は、ガラス基板の搬送方向と直交する方向に間隔を空けた状態で、ガラス基板の搬送方向と平行に並列に配列された複数の搬送機構を有すると共に、前記ガラス基板積込手段は、ガラス基板を吸着保持する櫛歯形状のガラス基板保持部を備え、該櫛歯形状のガラス基板保持部を各搬送機構の間に形成された空間に挿入して、該搬送機構上のガラス基板の下面を吸着保持するように構成されていることが好ましい。
一般にFPD用のガラス基板等にあっては、その表裏面のうち一方の面(有効面)に各種素子や薄膜が形成される関係上、その有効面は清浄度が高度でなければならず、また傷等が付かないようにしなければならない。そのため、ガラス基板を搬送する場合には、有効面側が上になるように、搬送ローラや搬送ベルトの搬送機構上に載置する必要がある。そして、このようにして所定位置まで搬送されたガラス基板をパレットに積み込む段階においても、ガラス基板の有効面に、高度な清浄度や、傷等が付かないようにしなければならない。したがって、上記のようにすれば、かかる要請に的確に応じることが可能となる。すなわち、各搬送機構の間に間隔を空け、その空間に櫛歯形状のガラス基板保持部を挿入することで、ガラス基板の有効面(上面)に触れることなく、ガラス基板の非有効面(下面)を容易且つ確実に吸着保持することができる。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る方法は、ガラス基板をパレットに積み込むガラス基板積込載手段と、ガラス基板よりも大きい保護シートを前記パレットに積み込む保護シート積込手段とにより、前記パレットにガラス基板と保護シートとを交互に積層する積層工程を含むガラス基板梱包方法であって、前記積層工程は、前記パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に、前記保護シート積込手段によって保護シートをその周縁部のみを保持した状態で載置した後、該周縁部のみが保持された保護シートの上に、前記ガラス基板積込手段によって後続のガラス基板が載置された段階で保護シートの保持を解除するという動作を繰り返すことによって実行されることに特徴づけられる。
このような方法によれば、既に述べた段落[0012]および[0013]に記載の作用効果を同様に享受することができる。
上記の構成において、前記保護シートが、樹脂シート又は発泡樹脂シートであることが好ましい。
このようにすれば、既に述べた段落[0015]に記載の作用効果を同様に享受することができる。
なお、以上のような本発明に係る梱包装置及び梱包方法は、梱包対象となるガラス基板が大型なものである場合に有利であり、具体的には、例えば一辺の寸法が700mm以上(特に一辺の寸法が1000mm以上)のガラス基板を梱包する際に、有利となる。また、保護シートの大きさは、保護シートの上にガラス基板を載置した状態で、保護シート積込手段による保持部分として、ガラス基板の外に例えば20〜90mm(好ましくは70mm)程度はみ出すように設定することが好ましい。
以上のように本発明によれば、ガラス基板と保護シートとを交互にパレット上に積層して梱包する梱包作業を、人手によることなく、ガラス基板積込手段と保護シート積込手段とにより、自動的に行うことができる。そして、かかる梱包作業において、パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に載置された保護シートは、ガラス基板積込手段によって後続のガラス基板が載置されるまで、保護シート積込手段によってその周縁部のみが保持された状態となることから、後続のガラス基板が載置される前に、保護シートに位置ずれや皺が生じるという事態を防止することができる。また、保護シート積込手段による保護シートの保持が解除された段階では、既に保護シートは先行するガラス基板と後続のガラス基板との間に挟まれた状態となることから、事後的に保護シートに位置ずれや皺が生じるという事態を防止することができる。したがって、本発明によれば、ガラス基板と保護シートとを交互にパレット上に積層して梱包する梱包作業の自動化を図ると共に、当該梱包作業を、保護シートに位置ずれや皺が発生することを可及的に抑制しつつ、適正に実行することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るガラス基板梱包装置の全体構成を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、このガラス基板梱包装置1は、ガラス基板供給手段2と、保護シート供給手段3と、ガラス基板供給手段2によって供給されるガラス基板4を略L字形のパレット5に積み込むガラス基板積込手段6と、保護シート供給手段3によって供給される保護シート7をパレット5に積み込む保護シート積込手段8とを備え、ガラス基板積込手段6と保護シート積込手段8とにより、パレット5に、ガラス基板4と保護シート7とをそれぞれ縦姿勢で交互に自動的に積層して梱包するように構成されている。なお、この実施形態では、ガラス基板4は、FPD用のガラス基板であって、一辺の寸法が1000〜2500mmで且つ厚みが0.5〜0.7mmである。また、保護シート7は、発泡樹脂シート(例えば発泡ポリエチレンシート)であって、ガラス基板4よりも縦横ともに100〜180mm程度大きく、その厚みが0.5〜0.6mmである。
ガラス基板積込手段6は、アーム部9と、アーム部9の先端に回転及び揺動可能に取り付けられたガラス基板保持部10とを備えている。アーム部9は、ベース部11にスライド可能に載置されたスライダ12の上に回転自在に取り付けられている。また、ガラス基板保持部10は、櫛歯形状を呈し、各櫛歯部分に、ガラス基板4を負圧作用で吸着する吸着パッド13が複数配設されている。そして、このガラス基板保持部10には、隣接する櫛歯部分の間に、空間が形成されている。
保護シート積込手段8は、アーム部14と、アーム部14の先端に回転及び揺動可能に取り付けられ且つ保護シート7の周縁部のみを保持する保護シート保持部15とを備えている。アーム部14は、ベース部11にスライド可能に載置されたスライダ16の上に回転自在に取り付けられている。保護シート保持部15は、上辺部17と、この上辺部17の両端から下方に伸びる一対の側辺部18a,18bとを備え、全体として下方が開口したコ字形を呈している。
図2に示すように、一対の側辺部18a,18bは、保護シート7の幅方向両辺の略全域に当接するようになっている。そして、各側辺部18a,18bの当接面には、保護シート7の幅方向両辺に沿う方向に複数の吸引孔Xが形成されており、各吸引孔Xから保護シート7に負圧を作用させることで、保護シート7の幅方向両辺をその辺に沿う複数の領域(各吸引孔Xに対応した領域)で吸着保持するようになっている。なお、保護シート7の幅方向両辺をその辺に沿うライン状の領域で吸着保持するようにしてもよい。
さらに、一方の側辺部18aは上辺部17に固定され、他方の側辺部18bは上辺部17にその長手方向にスライド可能に取り付けられており、他方の側辺部18bが一方の側辺部18aに対して接離移動自在となっている。そして、これら一対の側辺部18a,18bで保護シート7の幅方向両辺を保持した状態で、他方の側辺部18bを一方の側辺部18aから離反する方向(保護シート7の幅方向)にスライドさせることで、保護シート7に対して、幅方向に張力を付与するようになっている。
一方、上辺部17には、保護シート7の上辺を補助的に保持する複数(図示例では保護シート7の上辺の中央位置及びその両側位置を挟持する計3つ)のチャック機構19a,19b,19cが取り付けられている。そして、既に述べたように、一方の側辺部18aに対して他方の側辺部18bが接離移動自在に構成されていることから、側辺部18bを離反させた際に生じる保護シート7の伸びに追随するように、中央のチャック機構19bと他方の側辺部18b側のチャック機構19cは、上辺部17にその長手方向にスライド可能に取り付けられている。具体的には、この実施形態では、保護シート7の幅方向の伸びが均一になるように、一方の側辺部18aに対して他方の側辺部18bが例えばxmmスライドした場合、このスライドと同時且つ同方向に、この他方の側辺部18b側のチャック機構19cはxmmスライドし、中央のチャック機構19bはx/2mmスライドするように設定されている。なお、この実施形態では、側辺部18a側では保護シート7の伸びが小さいので、チャック機構19aは上辺部17に固定されている。
ガラス基板供給手段2は、図3に示すように、ガラス基板4の搬送方向(図中の矢印A方向)と直交する方向に間隔を空けた状態で、ガラス基板4の搬送方向と平行に並列に配列された複数の搬送機構20を備えている。隣接する搬送機構20の間の間隔は、櫛歯形状を呈するガラス基板保持部10(図中一点鎖線で示す)が挿入可能な間隔に設定されている。なお、ガラス基板4は、ガラス基板供給手段2によって間欠的に搬送されると共に搬送機構20上のガラス基板供給位置に到達した時点で停止するようになっている。
各搬送機構20には、ガラス基板4が実際に載置される複数の搬送ローラ21が配設されており、各搬送ローラ21が同期回転するようになっている。詳述すると、モータ22からの回転駆動力をカウンターベルト23によって複数のプーリー24に伝達することで、各プーリー24に接続された回転シャフト25を同期回転させるようになっている。さらに、各回転シャフト25には、その軸方向に間欠的に複数のベベルギア26が固定されており、このベベルギア26が搬送ローラ21に固定されたベベルギア27に噛み合わされている。これにより、モータ22の回転駆動力が、各搬送ローラ21へと伝達されると共に、各搬送ローラ21が同期回転するようになっている。
保護シート供給手段3は、図4及び図5に示すように、長尺な保護シート7の元材28を供給する元材供給手段29と、元材供給手段29から供給される元材28を切断して保護シート7を作製する元材切断手段30とを備えている。
図4に示すように、元材供給手段29は、元材28が巻回されてなる一対の元材ロール31a,31bと、各元材ロール31a,31bから引き出された元材28を切断する一対のカッター32a,32bとを備え、元材ロール31a,31bのいずれか一方から引き出された元材28を元材切断手段30に供給し、元材ロール31a(31b)の残量が所定量よりも少なくなった段階で、その元材ロール31a(31b)から引き出された元材28をカッター32a(32b)で切断すると共に、この切断された元材28の末端部と、他方の元材ロール31b(31a)から引き出された元材28の先端部とを接続するようになっている。
詳述すると、図示例では、一対の元材ロール31a,31bのうち、元材ロール31aが使用されている状態を示しており、この使用中の元材ロール31aに連続する元材28が、一対のニップローラ33a,33bの間に挟持されている。そして、ニップローラ33a,33bの回転に伴って使用中の元材ロール31aから元材28が引き出され、元材切断手段30(後述する基台41の傾斜面41a上)に供給されるようになっている。
また、使用中の元材ロール31a側には、待機中の元材ロール31bから僅かに引き出された元材28に対向する面の裏面側に、間隔を空けた状態で吸着プレート34aが待機している。この吸着プレート34aは、シリンダ35aの先端側に支点A1を中心として回転可能に取り付けられている。シリンダ35aの基端側は、支点A2を中心として回転可能に支持されている。さらに、この吸着プレート34aと元材ロール31aとの間には、カッター32aが取り付けられた切断板36aと、カッター32aで元材28を切断する際に切断板36aと係合する係合板37aとが配設されている。
待機中の元材ロール31bに連続する元材28の先端部には、使用中の元材ロール31aから引き出された元材28に対向する面側に予め両面テープ38が貼着されており、その裏面側が吸着プレート34bによって吸着保持されている。この吸着プレート34bは、吸着プレート34aとの対向間隔が元材ロール31a,31b側に移行するに連れて漸次広がるように、吸着プレート34aに対して傾斜した状態で配設されると共に、シリンダ35bの先端側に支点B1を中心として回転可能に取り付けられている。このシリンダ35bの基端側は、支点B2を中心として回転可能に支持されている。さらに、この吸着プレート34bと元材ロール31bとの間には、カッター32bが取り付けられた切断板36bと、カッター32aで元材28を切断する際に切断板36bと係合する係合板37bとが配設されている。
そして、一方の元材ロール31aの残量が、図示しないセンサによって予め決められた所定量よりも少なくなったことが検知された段階で、元材ロール31aから引き出された元材28を吸着プレート34aで吸着保持すると共に、切断板36aと係合板37aとを係合させてカッター32aで元材28を切断するようになっている。その後、シリンダ35aを伸長させて、その先端に取り付けられた吸着プレート34aを待機中の吸着プレート34bに重ね合わせることにより、ニップローラ33a,33bへと連続する切断後の元材28の末端部を、待機中の元材ロール31bから引き出された元材28の先端部に両面テープ38によって接続するようになっている。この際、吸着プレート34aとシリンダ35aは、支点A1,A2を中心として回転し、吸着プレート34aが、円弧状の軌跡(図中の矢印B)を描きながら吸着プレート34bに重なるようになっている。
また、元材ロール31aから引き出された元材28がニップローラ33a,33bに至るまでの経路上には、ガイドローラ39と、ダンサーローラ40とが配設されており、元材28が各ローラ39,40の一部に巻回されている。図示例ではニップローラ33a,33bが非回転時に、ダンサーローラ40が下方に移行し、ニップローラ33a,33bが回転時に、ダンサーローラ40が上方に移行することにより、元材28が一定の張力を維持しながらニップローラ33a,33bより定尺で供給されるようにしてある。
図5に示すように、元材切断手段30は、傾斜面41aを有する基台41と、前記一対のニップローラ33a,33bによって基台41の傾斜面41a上に引き出された元材28を切断する切断機構42とを備えている。なお、基台41の傾斜面41aの水平面に対する傾斜角度αは、パレット5に縦姿勢で積み込まれたガラス基板4の水平面に対する傾斜角度と一致又は略一致している。
切断機構42は、ニップローラ33a,33bによって所定寸法引き出された元材28を基台41の傾斜面41aに押圧する押圧プレート43と、この押圧プレート43によって傾斜面41aに押圧された元材28を搬送方向(図中の矢印C方向)と直交する方向(以下、幅方向という)に切断するカッター44とを備えている。押圧プレート43は、元材28の幅方向よりも長尺な板状体を呈し、基台41の傾斜面41aに接近および離反する方向に移動可能となっている。なお、この実施形態では、カッター44を走行させるための空間が、押圧プレート43の上下方向中間位置にその幅方向に亘って形成されている。
さらに、この実施形態では、保護シート供給手段3は、元材切断手段30によって作製される保護シート7に張力を付与する張力付与手段45を備えている。この張力付与手段45は、元材28及びその元材28から作製される保護シート7を負圧作用で吸着保持する吸着手段46と、元材28の下辺及びその元材28から作製される保護シート7の下辺(カッター44によって切断された辺)を挟持した状態で保持する挟持手段47とを主たる構成として備えている。吸着手段46は、基台41の傾斜面41aに配設された複数(図示例では3つ)の吸着プレート46a,46b,46cを備えており、各吸着プレート46a,46b,46cには、元材28及び保護シート7に負圧を作用させるための複数の吸引孔が形成されている。このうち、両端の吸着プレート46a,46cは、保護シート7の幅方向にスライド可能な状態で基台41に取り付けられている。一方、挟持手段47は、複数(図示例では4つ)のチャック機構47a,47b,47c,47dを備えている。各チャック機構47a,47b,47c,47dは、基台41の傾斜面41aに沿って昇降移動するスライドバー48に取り付けられており、このうち両端のチャック機構47a,47dは、保護シート7の幅方向にスライド可能となっている。さらに、スライドバー48と共に各チャック機構47a,47b,47c,47dが基台41の傾斜面41aに沿って昇降移動する際に、各チャック機構47a,47b,47c,47dの移動が阻害されないように、各チャック機構47a,47b,47c,47dの走行路に対応した領域には、傾斜面41aに凹部49が形成されている。さらに、両端のチャック機構47a,47dに対応する凹部49には、昇降プレート50が収納されている。
次に、以上のように構成されたガラス基板梱包装置1によるガラス基板4の梱包方法を説明する。
本実施形態のガラス基板梱包装置1による梱包方法は、ガラス基板供給手段2からガラス基板積込手段6へとガラス基板4を供給するガラス基板供給工程と、保護シート供給手段3から保護シート積込手段8へと保護シート7を供給する保護シート供給工程と、ガラス基板積込手段6と保護シート積込手段8とによりパレット5にガラス基板4と保護シート7とをそれぞれ縦姿勢で交互に積層する積層工程とに大別される。
図1及び図3に示すように、ガラス基板供給工程では、まず、ガラス基板4が上流側から並列に配列された複数の搬送機構20上に間欠的に搬送される。その後、ガラス基板4は、各搬送機構20によって同じく間欠的に搬送されると共に、ガラス基板供給位置に達した時点で停止する。そして、その後或いはその前段階で、櫛歯形状を呈するガラス基板保持部10(図3において一点鎖線で示す)が、隣接する搬送機構20の間の空間に挿入される。この状態で、ガラス基板保持部10が上昇し、ガラス基板4の下面にガラス基板保持部10の吸着パッド13が当接し、ガラス基板4の下面が吸着保持される。その後、ガラス基板保持部10が、搬送機構20の間の空間からその搬送面より上方に上昇し、搬送機構20からガラス基板4が離れ、ガラス基板保持部10へのガラス基板4の供給が完了する。このようにすれば、ガラス基板4の有効面(上面)に触れることなく、ガラス基板4の非有効面(下面)のみを吸着保持した状態で、搬送機構20からガラス基板4を容易且つ確実に供給することができる。
保護シート供給工程は、前記ガラス基板供給工程と並行して行われる。図4及び図5に示すように、保護シート供給工程では、まず、ニップローラ33a,33bによって、一対の元材ロール31a,31bのいずれか一方(図示例では元材ロール31a)から元材28が所定寸法引き出され、元材切断手段30へと供給される。この状態で、元材切断手段30によって、所定寸法引き出された元材28が切断され、保護シート7が作製される。
具体的には、元材28は、ニップローラ33a,33bによって基台41の傾斜面41aへと供給され、傾斜面41aに沿って下方に垂れ下がる。その後或いはその前段階で、チャック機構47a,47b,47c,47dが、基台41の傾斜面41aに沿ってスライドバー48と一体的に上昇し、かかるチャック機構47a,47b,47c,47dによって元材28の下辺部が挟持される。この状態で、ニップローラ33a,33bによって元材ロール31aから元材28がさらに引き出され、傾斜面41a上に元材28が供給され、この元材28の供給と同期して、チャック機構46a,46b,46c,46dがスライドバー48と一体的に基台41の傾斜面41aに沿って下降する。このようにしてニップローラ33a,33bによって傾斜面41a上に、保護シート7に対応した寸法分の元材28が供給された段階で、ニップローラ33a,33bの回転及びチャック機構47a,47b,47c,47dの下降が停止する。
そして、この状態で、押圧プレート43が下降して、元材28を傾斜面41aに押圧し、カッター44によって元材28が切断され、保護シート7が作製される。そして、保護シート7の上方部を吸着プレート46a,46b,46cで吸着した後、押圧プレート43が上昇して保護シート7から離れる。その後、スライドバー48と一体的にチャック機構47a,47b,47c,47dがさらに下降して、保護シート7の上辺(切断辺)が押圧プレート43の下方に露出する保護シート供給位置まで引き下げられる。この間、保護シート7は、吸着プレート46a,46b,46cによる吸着位置を移行させながら、吸着プレート46a,46b,46cの上を滑るように下方に引き下げられる。
次いで、保護シート7が保護シート供給位置まで引き下げられた段階(図6参照)で、両端の吸着プレート46a,46cがその相互間距離が広がる方向にスライドすると共に、両端のチャック機構47a,47dがその相互間距離が広がる方向にスライドし、保護シート7に幅方向に張力が付与される。また、保護シート7は、その上方部が吸着プレート46a,46b,46cによって吸着された状態で、その上を滑りながらチャック機構47a,47b,47c,47dによって引き下げられていることから、保護シート7の上下方向にも張力が付与されることになる。これにより、保護シート供給位置に在る保護シート7は幅方向及び上下方向に張りを持った状態となることから、保護シート積込手段8(保護シート保持部15)に保護シート7を供給する前に、保護シート7に皺が生じるという事態を確実に防止することができる。また、保護シート7を正確に位置決めすることも可能となる。
そして、このように張力が付与された状態で保持された保護シート7に、図6に示すように、保護シート保持部15が当接する。この状態で、保護シート7の幅方向両辺が保護シート保持部15の側辺部18a,18bに吸着保持され、保護シート7の上辺が保護シート保持部15の上辺部17(チャック機構19a,19b,19c)によって挟持される。この際、基台41の凹部81に収納されている昇降プレート50が基台41の傾斜面41aと同一平面上まで上昇し、保護シート保持部15の側辺部18a,18bによって保護シート7を吸着保持する領域の裏面側に予め当接される。
そして、保護シート保持部15による保護シート7の保持が完了した段階で、基台41に配設された吸着プレート46a,46b,46c及びチャック機構47a,47b,47c,47dによる保護シート7の保持は解除されると共に、保護シート保持部15が基台41の傾斜面41aから離れ、保護シート保持部15への保護シート7の供給が完了する。このようにすれば、保護シート7は、張力が付与された状態で、保護シート保持部15に供給されるので、この供給段階で、保護シート7に皺が生じるという事態を防止することができる。また、既に述べたように、基台41の傾斜面41aの傾斜角度αは、パレット5に縦姿勢で積み込まれたガラス基板4の水平面に対する傾斜角度と一致又は略一致していることから、保護シート供給位置に在る保護シート7も、同様にパレット5上のガラス基板4と実質的に同一姿勢となる。したがって、保護シート積込手段8は、保護シート7の姿勢を変更することなく、そのままの姿勢でパレット5に保護シート7を積み込むことができる。よって、保護シート積込手段8の動作の簡素化を図ることができ、保護シート7の積込作業の高速化を図ることが可能となる。
一方、保護シート7を受け取った保護シート保持部15は、図2に示すように、他方の側辺部18b、この側辺部18b側のチャック機構19c、及び中央のチャック機構19bを、上辺部17に固定された一方の側辺部18aから離反する方向に同時にスライドさせ、保護シート7の幅方向に張力を付与する。これにより、保護シート保持部15に保持された保護シート7は張りを持った状態となり、パレット5に積み込む前に保護シート7に皺が生じるという事態を防止することができる。なお、保護シート7が均一に伸びるように、他方の側辺部18bが例えばxmmスライドした場合、このスライドと同時に、この他方の側辺部18b側のチャック機構19cはxmmスライドし、中央のチャック機構19bはx/2mmスライドするように設定されている。
また、以上のような保護シート供給工程の実行中に、使用中の元材ロール31aの残量が、図示しないセンサによって所定量よりも少なくなったことが検知されると、ニップローラ33a,33bの回転が停止し、ダンサーローラ40が下方に移行する。その後、元材ロール31aから引き出された元材28が吸着プレート34aによって吸着保持されると共に、切断板36aと係合板37aとが係合し、元材28がカッター32aによって切断される。この状態から、シリンダ35aが伸びて、その先端に取り付けられた吸着プレート34aが待機中の吸着プレート34bと重ね合わされ、ニップローラ33a,33bへと連続する切断後の元材28の末端部が、待機中の元材ロール31bから引き出された元材28の先端部に両面テープ38により接続される。このように元材28の接続が完了すると、吸着プレート34aが元の位置に戻り、使用する元材ロールが、元材ロール31bへと移行される。そして、元材ロール31bを使用している間、残量が所定量に満たなくなった元材ロール31aを新しいものに交換し、その先端部に両面テープ38を貼着した状態で、その裏面側を吸着プレート34aで吸着保持して待機させておく。これにより、元材ロール31aの交換時に、他方の元材ロール31bで元材28の供給を継続することができる。また、ダンサーローラ40を介した状態で元材28に、他方の元材ロール31bから引き出された元材28が接続されるので、接続後の元材28においても一定の張力を維持させながらニップローラ33a,33bから所定寸法で供給することができる。さらに、既に述べたように、2つの吸着プレート34a,34bは、その対向間隔が漸次広がるように配設されていることから、待機中の元材ロール31b(32a)の元材28の先端部に両面テープ38を容易に貼着することができる。
積層工程は、以上のようなガラス基板供給工程及び保護シート供給工程を経た後に行われる。図7(a)に示すように、積層工程では、まず、パレット5に先行して縦姿勢で積み込まれたガラス基板4の上に、保護シート積込手段8の保護シート保持部15によって周縁部のみが保持された保護シート7が載置される。その後、図7(b)に示すように、保護シート保持部15によって周縁部が保持された状態の保護シート7の上に、ガラス基板積込手段6のガラス基板保持部10に非有効面側が保持されたガラス基板4が載置される。そして、図7(c)に示すように、保護シート7の上に、後続のガラス基板4が載置された段階で、保護シート保持部15による保護シート7の保持が解除される。以後、この動作を繰り返すことで、パレット5に、ガラス基板4と保護シート7とがそれぞれ縦姿勢で交互に積層された状態で梱包される。このようにすれば、パレット5に先行して積み込まれたガラス基板4の上に載置された保護シート7は、ガラス基板積込手段6によって後続のガラス基板4が載置されるまで、保護シート積込手段8の保護シート保持部15によってその周縁部が保持された状態となることから、後続のガラス基板4が載置される前に、保護シート7に位置ずれや皺が生じるという事態を防止することができる。そして、保護シート保持部15による保護シート7の保持が解除された段階では、既に保護シート7は先行するガラス基板4と後続のガラス基板4との間に挟まれた状態となることから、事後的に保護シート7に位置ずれや皺が生じるという事態も防止することができる。したがって、ガラス基板4と保護シート7とを交互に積層した状態でその積層方向寸法が不当に増大するこがなく、パレット5に予め決められた枚数のガラス基板4を確実に積層して梱包することができる。また、ガラス基板4と保護シート7との間に不当な隙間が形成されないので、ガラス基板4に破損が生じるという事態も好適に防止できる。なお、保護シート積込手段8は、ガラス基板4よりも大きな保護シート7の周縁部のみを保持していることから、ガラス基板積込手段6と保護シート積込手段8とを相互に干渉させることなく、保護シート積込手段8で保護シート7を保持した状態のまま、保護シート積込手段8による保護シート7の保持部分を除く領域に、ガラス基板積込手段6によってガラス基板4を載置することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態では、ガラス基板積込手段6と保護シート積込手段8とにより、パレット5上に、ガラス基板4と保護シート7とをそれぞれ縦姿勢で交互に積層して梱包する場合を説明したが、パレット5上にガラス基板4と保護シート7とをそれぞれ横姿勢で交互に積層して梱包する梱包形態に適用してもよい。
また、上記の実施形態では、保護シート保持部15の上辺部17に設けられたチャック機構19a,19b,19cによって、保護シート7を挟持した状態で保持する構成について説明したが、負圧作用で吸着保持するように構成してもよい。また、同様に、保護保持部15の側辺部18a,18bによって、保護シート7を吸着保持する構成について説明したが、吸着保持に代えて、保護シート7を挟持して保持するように構成してもよい。これらの保持構成については、ガラス基板4からの保護シート7のはみ出し寸法及びパレット5からの保護シート7のはみ出し寸法により適宜選択し得るものである。
さらに、上記の実施形態では、保護シート7として発泡樹脂シートを使用した場合を説明したが、その他、保護シートして紙や樹脂シート等を使用してもよい。
また、上記の実施形態では、梱包対象のガラス基板4がFPD用のガラス基板である場合を例にとって説明したが、梱包対象のガラス基板4は各種電子表示機能素子や薄膜を形成するための基材として用いられるガラス基板等であってもよい。
本発明の実施形態に係る梱包装置の全体構成を模式的に示す斜視図である。 図1の保護シート積込手段の保護シート保持部を模式的に示す斜視図である。 図1のガラス基板供給手段を模式的に示す平面図である。 図1の保護シート供給手段の元材供給手段を模式的に示す側面図である。 図1の保護シート供給手段の元材切断手段を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る梱包方法の保護シート供給工程の終盤の状態を模式的に示す側面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る梱包方法の積層工程の序盤の状態を、(b)はその中盤の状態を、(c)はその終盤の状態をそれぞれ模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 ガラス基板梱包装置
2 ガラス基板供給手段
3 保護シート供給手段
4 ガラス基板
5 パレット
6 ガラス基板積込手段
7 保護シート
8 保護シート積込手段
9 アーム部
10 ガラス基板保持部
11 ベース部
12 スライダ
13 吸着パッド
14 アーム部
15 保護シート保持部
16 スライダ
17 上辺部
18a,18b 側辺部
19a,19b,19c チャック機構
20 搬送機構
21 搬送ローラ
22 モータ
23 カウンターベルト
24 プーリー
25 回転シャフト
26,27 ベベルギア
28 元材
29 元材供給手段
30 元材切断手段
31a,31b 元材ロール
32a,32b カッター
33a,33b ニップローラ
34a,34b 吸着プレート
35a,35b シリンダ
36a,36b 切断板
37a,37b 係合板
38 両面テープ
39 ガイドローラ
40 ダンサーローラ
41 基台
41a 傾斜面
42 切断機構
43 押圧プレート
44 カッター
45 張力付与手段
46 吸着手段
46a,46b,46c 吸着プレート
47 挟持手段
47a,47b,47c,47d チャック機構
48 スライドバー
49 凹部
50 昇降プレート

Claims (11)

  1. ガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、ガラス基板よりも大きい保護シートを供給する保護シート供給手段と、前記ガラス基板供給手段によって供給されるガラス基板をパレットに積み込むガラス基板積込手段と、前記保護シート供給手段によって供給される保護シートを前記パレットに積み込む保護シート積込手段とを備え、前記ガラス基板積込手段と前記保護シート積込手段とにより、前記パレットにガラス基板と保護シートとを交互に積層して梱包するガラス基板梱包装置であって、
    前記保護シート積込手段は、前記パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に、保護シートをその周縁部のみを保持した状態で載置すると共に、該周縁部のみが保持された保護シートの上に、前記ガラス基板積込手段によって後続のガラス基板が載置された段階で保護シートの保持を解除するように構成されていることを特徴とするガラス基板梱包装置。
  2. 前記保護シートが、樹脂シート又は発泡樹脂シートであることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板梱包装置。
  3. 前記パレットに、ガラス基板と保護シートとをそれぞれ縦姿勢で交互に積層して梱包するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス基板梱包装置。
  4. 前記保護シート積込手段は、保護シートに張力を付与した状態で保護シートを保持するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラス基板梱包装置。
  5. 前記保護シート供給手段は、長尺な保護シートの元材を供給する元材供給手段と、該元材供給手段から供給される元材を切断して保護シートを作製する元材切断手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガラス基板梱包装置。
  6. 前記保護シート供給手段は、前記元材切断手段によって作製される保護シートに張力を付与する張力付与手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載のガラス基板梱包装置。
  7. 前記元材供給手段は、元材が巻回されてなる一対の元材ロールと、各元材ロールをそれぞれ切断する一対のカッターとを備え、前記一対の元材ロールのうち一方の元材ロールから引き出された元材を前記元材切断手段に供給し、該元材ロールの残量が所定量よりも少なくなった段階で、その元材ロールから引き出された元材を、前記一対のカッターのうち一方の元材ロールに対応するカッターで切断すると共に、この切断された元材の末端部と、他方の元材ロールから引き出された元材の先端部とを接続するように構成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のガラス基板梱包装置。
  8. 前記元材供給手段は、前記切断した元材に張力を付与した状態で、その元材の末端部に、前記他方の元材ロールから引き出された元材の先端部を接続するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載のガラス基板梱包装置。
  9. 前記ガラス基板供給手段は、ガラス基板の搬送方向と直交する方向に間隔を空けた状態で、ガラス基板の搬送方向と平行に並列に配列された複数の搬送機構を有すると共に、前記ガラス基板積込手段は、ガラス基板を吸着保持する櫛歯形状のガラス基板保持部を備え、該櫛歯形状のガラス基板保持部を各搬送機構の間に形成された空間に挿入して、該搬送機構上のガラス基板の下面を吸着保持するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のガラス基板梱包装置。
  10. ガラス基板をパレットに積み込むガラス基板積込載手段と、ガラス基板よりも大きい保護シートを前記パレットに積み込む保護シート積込手段とにより、前記パレットにガラス基板と保護シートとを交互に積層する積層工程を含むガラス基板梱包方法であって、
    前記積層工程は、前記パレットに先行して積み込まれたガラス基板の上に、前記保護シート積込手段によって保護シートをその周縁部のみを保持した状態で載置した後、該周縁部のみが保持された保護シートの上に、前記ガラス基板積込手段によって後続のガラス基板が載置された段階で保護シートの保持を解除するという動作を繰り返すことによって実行されることを特徴とするガラス基板梱包方法。
  11. 前記保護シートが、樹脂シート又は発泡樹脂シートであることを特徴とする請求項10に記載のガラス基板梱包方法。
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