JP2008212575A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機の筐体設計における構造自由度を高める。遊技機の制御基板用のROMをモジュール化し、それを脱着しやすい筐体内位置(例えば、パチスロドア裏面)などに配置する一方、制御基板を筐体裏箱に配置できるようにする。
【解決手段】 CPUとROMの間に、バスバッファ・シリアライザ・デシリアライザ・バスバッファを設けることにより、CPUとROMの間の接続をパラレル接続のバスではなく、極めて高速のシリアル通信で実現する。多数のアドレス線及びデータ線を数対の伝達用通信路に変換することにより、この伝達における信号間スキューの発生を抑止し、ハーネス経由での伝達を可能にする。
【選択図】 図8

Description

この発明は、スロットマシンやパチンコ機などの遊技機に関し、特に、遊技機の制御基板をCPU基板とROM基板に分けたときに、前記ROM基板を前記CPU基板と離隔して任意の位置に配置できるようにするための技術に関する。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、パチンコ球やメダル等の遊技媒体に一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得した遊技媒体を種々の景品に交換することができる。遊技機には、その筐体内部に、遊技媒体の供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、所定の識別情報(図柄)を変動表示し得るリール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄可変表示装置を内蔵し、所定条件を満たしたときに識別情報を変動させた後に停止表示させるように図柄可変表示装置を作動させるものが主流となっている。これらの装置は制御回路装置によって制御されている。
最近の遊技機の内部に配設されている制御回路装置は、基板上に設けられたCPU(central processing unit)が、制御プログラムに従って電子制御を行うものが一般的である。制御プログラムは、ROM(read only memory)のような基板上に装着されたICにデータとして記憶されており、CPUは、遊技状態に応じてICから制御プログラムを逐次読み出して実行することによって制御を行っている。
制御回路装置は、CPUやROM、RAMなどの多数の電子部品を搭載した印刷配線基板(以下、「基板」と記す)で構成される。スロットマシンやパチンコ機などの遊技機は、抽選処理など遊技の中核となる処理を実行するメイン基板と、演出処理などを実行するサブ基板とを備えている。メイン基板とサブ基板はいずれも制御回路装置である。以下、メイン基板やサブ基板のことを「制御基板」と記すが、CPUを含みROMを含まない基板(後述のCPU基板)のことも「制御基板」と記すことがある。
遊技機の演出やゲーム性を司る制御プログラムや画像データといった情報は、ROMに記録されている。ROMは、CPUとともに同じ制御基板上に実装されることが多い。制御基板上のCPU(画像用の処理装置であるVDPを含む)が、ROMの情報を元に動作を行う。
CPUとROMが同じ制御基板上に実装される構成では、機種変更のためROM内に記録された情報を変更するために、制御基板を封止するケースを開けることが必要となる。ケースの封止は、不正にROMなどが交換されないようにするためのものであり、簡単に封止を解除したり、再度封止ことができなかった。したがって、ROMの交換には非常な手間がかかった。
この問題を解決するために、ROMをモジュール化し、かつカセット化することが提案されている。この構成によれば、ROMのみを簡単に交換することができるものの、制御基板とROMモジュールの装着に必要な機構構造が複雑になりやすく、またコネクタ部分における接触不良などが懸念される。
特開2005−52559号公報 特開2005−287911号公報
さらに、ROMモジュールを制御基板(CPU基板)と離隔して配置すると便利な場合がある。例えば、不正なアクセスを困難にするように、制御基板を遊技機筐体の内部の最深部に設ける一方で、ROMモジュールのアクセスを容易にするように、それを遊技機筐体の前扉の内側や、引出し可能なリールユニットに設けることができると便利である。しかし、そのような配置では、必然的にROMモジュールと制御基板(CPU基板)を接続するワイヤハーネスの長さが長くなり、そのため従来のROMモジュールでは誤動作が生じやすく、正常なROMからの情報の読み出しができなかった。
CPUが動作するための情報が記憶されているROMから情報を読み出すためには、極めて早いタイミングでの伝達が必要であり、かつ伝達には多数のアドレス線及びデータ線が使用される。これらの情報は、ほとんど同時に伝達することが要求されているため、単純に多数のアドレス、データ線を延長し、ハーネス経由などで使用した場合には、伝達に使用している通信路の長さ・抵抗その他の要因により同時に到達させることが難しくなる。信号間にスキューが発生するためである。スキュー(skew)とは、回路の特性の違いなどの原因によって起こる信号のずれのことである。
さらに詳しく説明する。CPUはアドレスバスとデータバスに接続されている。CPUからアドレスバスに信号を送り、この信号(アドレス信号)をROMが受け、これに対応する番地に記憶した内容をROMがデータバスに出力し、これをCPUがデータバスを通じて取得する。この手順が繰り返されてROMの情報が読み出される。アドレスバス・データバスとも複数の線(例えば32ビット)からなっていて、特定のアドレスを指定したり、特定のデータを送り出すときは、それら複数の線に当該アドレスやデータに係る信号が同時に現れる。通常、アドレスバスやデータバスは基板内に設けられており、その距離も短いので信号の伝達は極めて高速である。しかし、前述のように、ROMをモジュール化し、それをワイヤハーネスで制御基板(CPU基板)に接続するようにすると、ワイヤハーネスの長さが無視できなくなり、例えば、CPUから送ったアドレス信号がROMに伝わるまで相当の時間がかかるようになる。これでは高速な読み出しができなくなるので、高速なバスバッファ回路を設けることなどにより、伝達速度を向上する必要がある。しかし、このような対策をしても、前述のスキューのために信号を良好に伝達できなくなる。
アドレスバス・データバスとも複数の線からなるが、各線の電気的性質は全く同じではない。例えば、自己インダクタンスやストレーキャパシタなど電線自身の電気的特性の微妙な違い、電線の物理的な長さ、電線の接続されているICの特性、隣接する電線を流れる信号の影響、外部雑音の影響などにより信号の伝達速度が微妙に異なるのである。スキューの影響を避けるために、最も遅い信号に合わせてデータを取り込むなどの処理を行えばよいが、これでは信号全体の伝達速度が遅くなってしまう。スキューを小さくすれば伝達速度が向上するが、そのためにはワイヤハーネスを短くしなければならず、ROMモジュールの配置の自由度が制限される。
以上説明したように、ROMモジュールを制御基板(CPU基板)から離れて配置することは実際上不可能であり、ROMモジュールの配置には大幅な制限が加えられていた。
この発明は、上記問題を解決するために、ROMをモジュール化した際に、制御基板とROMの接続自由度を高め、遊技機内における配置設計を簡素化することを目的とするもので、ROM基板を制御基板と離隔して任意の位置に配置できる遊技機を提供することを目的とする。
この発明に係る遊技機は、
予め定められたプログラムに従い所定の処理を実行するCPUを含むCPU基板と、
前記予め定められたプログラムを記憶しているROMを含むROM基板と、
前記CPU基板に接続され、前記CPUのアドレスバスの信号をパラレルからシリアルへ変換するシリアライザ、及び、外部から受けた信号をシリアルからパラレルへ変換し、パラレルへ変換された信号をデータ信号として前記CPUのデータバスへ送るデシリアライザを含むCPU基板用シリアル通信基板と、
前記ROM基板に接続され、前記ROMからのデータ信号をパラレルからシリアルへ変換するシリアライザ、及び、外部から受けた信号をシリアルからパラレルへ変換し、パラレルへ変換された信号を前記ROMのアドレス信号として前記ROMに送るデシリアライザを含むROM基板用シリアル通信基板と、
前記CPU基板用シリアル通信基板の前記シリアライザの出力端を前記ROM基板用シリアル通信基板のデシリアライザの入力端に接続するとともに、前記ROM基板用シリアル通信基板のシリアライザの出力端を前記CPU基板用シリアル通信基板の前記デシリアライザの入力端に接続するワイヤハーネスと、を備えるものである。
この発明によれば、CPUとROMの間の信号の伝送をシリアル通信で行うことにより、複数の電線間で生じるスキューの影響をなくし、CPUとROMを接続するハーネスを長くすることができる。これにより、遊技機の筐体設計における構造自由度を高める。例えば、遊技機の制御基板用のROMをモジュール化し、それを脱着しやすい筐体内位置(例えば、パチスロドア裏面)などに配置する一方、制御基板を筐体裏箱に配置できる。
遊技機であるスロットマシンとパチンコ機について説明し、その後、両者に適用できる発明の実施の形態に係る構成とその作用について説明を加える。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右側下方に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左側下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ゲーム表示部131を通して遊技者が前記リールユニット203の各回転リールの図柄を見ることができるようになっている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金等で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数を超えたメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン100は、その主要な処理装置としてメイン基板10とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板20とを備える。なお、少なくともメイン基板10は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
メイン基板10は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板10は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
サブ基板20は、メイン基板10からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板20は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。コマンドの流れはメイン基板10からサブ基板20への一方のみであり、逆にサブ基板20からメイン基板10へコマンド等が出されることはない。
メイン基板10にはスタートスイッチ134,ストップスイッチ140,リールユニット(リール駆動装置を含む)70,リール位置検出回路71、ホッパ駆動部80、ホッパ81及びホッパ81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82(これらは前述のホッパ装置121を構成する)が接続されている。サブ基板20には液晶表示装置を制御する液晶制御基板200、スピーカ基板201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。
上述のように、メイン基板10及びサブ基板20は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPU(処理部)が遊技者の操作を受けてROM(記憶部)に記憶されたプログラムを読み込むことで所定の動作を行う。具体的には、スタートスイッチ134及びストップスイッチ140の操作に基づきリールユニット70に内蔵される3つの回転リールの回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAM(一般にRAMは揮発性メモリであり、その電源断によりデータは原則失われるが、本スロットマシンにおいてはその一部又は全部についてバッテリなどのバックアップ電源が用意されており、この場合は電源断でもデータは失われない)に記憶される。CPUはROMに記録されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、処理に必要な一時的なデータをRAMに記録するとともに記録されたデータを必要に応じて読み出して参照する。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するものであって、メダルの投入を条件に、リールユニット70の駆動を開始させる。リールユニット70は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニット70は、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂等からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
パチンコ機の構造概略について図4及び図5を参照して説明を加える。
まず、図4を参照して本発明の実施の形態に係るパチンコ機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、パチンコ機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状のパチンコ機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、パチンコ機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図4では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
球受皿付き扉53は、パチンコ機前面において本体部材51の下側に対し、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、遊技球を貯留する球受皿を少なくとも備えた扉部材である。なお、本実施形態における球受皿付き扉には、以下の部材が取り付けられている。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
次に、図5を参照して本発明の実施の形態に係るパチンコ機の内部的構成を説明する。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御装置である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御するランプ制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図6はパチンコ機の遊技盤の正面図である。
図6において、11は遊技盤10bの盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
前述した盤面11の遊技領域は、誘導レール12(遊技球を滑走させる滑走部と遊技球を規制する規制部を含む)により略円形状となるように区画形成され、打出された遊技球の移動範囲を規制する領域である。前記滑走部に規制部が続くように設けられている。前記滑走部は全体として螺旋をなして盤面11に配設されている。
前記排出口(アウト口)13は、遊技領域に投入された遊技球が集束する位置に設けられた回収開口部である。
障害物14としての遊技釘は、遊技球と接触させることにより移動方向を不規則にし、又は移動方向を規制するために、盤面11の適宜な位置に打込まれる複数の棒状部材である。
30aは、遊技領域の中央やや上側に設けられ、演出用表示ランプやLCD(液晶表示装置)などの可変表示部をひとつ又は複数有する可変表示装置(センター役物)である。
30bは、入賞部としてスルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30dをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30dの内部には球通過検出器20b、20c、20dが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー30dの始動入賞装置は特定入賞装置と、アタッカー30eの大入賞装置は特別入賞装置とも呼ばれる。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
図7は本発明の実施の形態に係るパチンコ機の機能ブロック図である。同図において、副制御部の表示は省略している。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30dを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20dの信号を入力とし、入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
41は可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプを点灯させたり、LCD(液晶表示装置)に演出に係る画像を表示させる表示制御部である。表示制御部41は、制御部40に設けられた入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、始動入賞装置30dヘの遊技球の入賞等)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、その識別表示情報(可変表示装置(センター役物)30aのLCDに演出表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置でもある。さらに、表示制御部41は、入賞判定部40aにおける所定条件の成立(例えば、予め定められた通過口ヘの遊技球の通過)に基づく電子的な当否抽選の結果に応じて、識別点灯情報(可変表示装置(センター役物)30aの演出用表示ランプに点灯表示される)を可変表示させた後に停止表示を行う表示制御装置である。
可変表示装置(センター役物)30aのLCDは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。スタートチャッカー(始動入賞装置)30dを遊技球が通過したことが検出されると、表示される図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のスタートチャッカー(始動入賞装置)30dの通過時点において抽選された抽選用乱数値により決定される停止図柄をLCDに表示して停止するようになっている。アタッカー30eは、前方に開放可能な開閉板を備える。LCDの変動停止後の図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、アタッカー30eの開閉板が予め定めた回数だけ開放されるようになっている。アタッカー30eの開閉板が開放された後、所定時間が経過し、又は所定数の遊技球が入賞すると開閉板が閉じる。
42は、入賞判定部40aの信号を受けて入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた遊技球払出装置43を制御する払出制御部である。
43は、入賞条件の達成により遊技利益として入賞口30b〜30dの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
44は、遊技盤10bあるいはパチンコ機筐体に設けられたランプ・電飾52aなどを点灯制御するためのランプ制御部である。
46は、遊技盤10bあるいはパチンコ機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
遊技領域に設けられた入賞装置30b〜30dには、それぞれ内部に球通過検出器(例えばスイッチ)20b〜20dが設けられ、遊技球の通過を検出できるようになっている。いずれかの入賞装置30b〜30dの位置を通過すると、これを球通過検出器20b〜20dが検出し、これを受けて入賞判定部40aが所定の抽選・判定処理を行う。例えば、球通過検出器20bがスルーチャッカー(入賞チャッカー)30bを通過した遊技球を検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを所定時間開放する。すなわち、スタートチャッカー(始動入賞装置)30dの左右両側に互いに対向して設けられた一対の可動片を、それぞれ外側へ開放させる。併せて当選の旨を可変表示装置(センター役物)30aに表示する。そして、遊技球がスタートチャッカー(始動入賞装置)30dを通過したことを検知したとき、所定の抽選を行い、当選したときはアタッカー30eの大入賞装置を開放する。
発明の実施の形態に係る遊技機の構造、特に制御基板の構造とその作用について説明を加える。発明の実施の形態に係る構造は、スロットマシンとパチンコ機の両者に適用できる。
図8は、発明の実施の形態に係る制御基板のブロック図である。
CPUBは、予め定められたプログラムに従い所定の処理を実行するCPU(他に画像処理装置であるVDPなど)を含む制御基板(CPU基板)、ROMBは、前記予め定められたプログラムを記憶しているROMを含むROM基板である。通常の制御基板では、CPUBとROMは一体であり、両者が合わさって制御基板として機能する。
SB1は、画像ROMモジュールコネクタCONで制御基板(CPU基板)CPUBに接続され、CPUのアドレスバスの信号(32ビット)をパラレルからシリアルへ変換するシリアライザ(パラレル−シリアル変換器)S、外部から受けた信号をシリアルからパラレルへ変換し、パラレルへ変換された信号を前記CPUのデータバスへ送るデシリアライザ(シリアル−パラレル変換器)DS、及び、シリアライザSとデシリアライザDSに設けられたバスバッファBを含む制御基板用シリアル通信基板である。
SB2は、画像ROMモジュールコネクタCONでROM基板ROMBに接続され、ROMからのデータ信号をパラレルからシリアルへ変換するシリアライザS、外部から受けた信号をシリアルからパラレルへ変換し、パラレルへ変換された信号をROMのアドレス信号として送るデシリアライザDS、及び、シリアライザSとデシリアライザDSに設けられたバスバッファBを含むROM基板用シリアル通信基板である。
WHは、制御基板用シリアル通信基板SB1とROM基板用シリアル通信基板SB2を接続するワイヤハーネスである。ワイヤハーネスWHは、例えば14極程度のツイストペアで構成される。ワイヤハーネスWHは、CPU基板用シリアル通信基板SB1のシリアライザSの出力端をROM基板用シリアル通信基板SB2のデシリアライザDSの入力端に接続するとともに、ROM基板用シリアル通信基板SB2のシリアライザSの出力端をCPU基板用シリアル通信基板SB1のデシリアライザDSの入力端に接続する。
次に動作について説明を加える。
CPUがROMからデータを読み出すには、(1)CPUがアドレスバスで所定の番地を指定し、(2)ROMが指定された番地のデータを読み出し、(3)それをデータバスへ出力する、という手順が必要である。以下、上記手順にしたがって、動作を説明する。なお、ROMでは読み出しのみが行われるので、データの流れはROMからCPUという一方方向である。
(1)CPUがアドレスバスで所定の番地を指定する。アドレスバスにアドレス信号が現れる。
アドレスバスのアドレス信号を、基板SB1のバスバッファBで受け、それをシリアライザSへ入力する。
シリアライザSではパラレル−シリアル変換を行い、例えば32ビットのアドレス信号が、時間的に変化する一連のシリアル信号としてひとつの信号にまとめられる。
シリアル信号がワイヤハーネスWを通じて、基板SB2のデシリアライザDSに入力される。
デシリアライザDSではシリアル−パラレル変換が行われ、元の32ビットのアドレス信号に戻される。
元に戻されたアドレス信号は、CPUが出力したアドレス信号と同じものであり、そのままROMのアドレス端子に入力される。
ここで、基板CPUBと基板SB1はコネクタで接続されているので、アドレス信号(パラレル信号)を直接送受信できることに注意されたい。基板ROMBと基板SB2間でも同じである。これは、コネクタによる接続は、ワイヤハーネスによる接続と異なり、その距離が短く、同じ基板の配線による接続とほぼ同じように扱えるからである(逆に言えば、距離が短いため、基板CPUB上に基板SB1を直接搭載するような構成しか実現できない)。この点は後述のデータ信号についても同じである。
他方、基板SB1とSB2はワイヤハーネスWHで接続され、基板内の配線よりもはるかに長い点に注意されたい。そのため、基板CPUBとは十分離れた任意の位置に基板ROMBを配置することができる。それにもかかわらず、スキューによる問題は生じない。スキューは複数の電線の間の伝達特性の差に起因するものであるから、ひとつの電線のみを使用するシリアル通信には生じる余地がない。シリアル通信は、パラレル通信よりもはるかに高速な動作を要求されるものの、高性能のICを使用すればその実現は可能である。したがって、シリアル通信により、ROMをモジュール化した際に、制御基板とROMの接続自由度を高め、ROM基板をCPU基板と離隔して任意の位置に配置できるようになる。
(2)ROMが指定された番地のデータを読み出す。前述のように、基板SB2のデシリアライザDSの出力は元のアドレス信号と同じであるから、ROMは、通常の動作により、CPUにより指定された番地のデータを出力する。
(3)ROMから出力されたデータは、コネクタCON、バスバッファBを通ってシリアライザSに入力される。
シリアライザSではパラレル−シリアル変換を行い、例えば32ビットのデータ信号が、時間的に変化するシリアル信号としてひとつの信号にまとめられる。
シリアル信号がワイヤハーネスWを通じて、基板SB1のデシリアライザDSに入力される。
デシリアライザDSではシリアル−パラレル変換が行われ、元の32ビットのデータ信号に戻される。
元に戻されたデータ信号は、ROMが出力したデータ信号と同じものであり、そのままCPUに取り込まれる。
発明の実施の形態によれば、伝達方法として、極めて高速のシリアル化通信を利用し、多数のアドレス、データ線を数対の伝達用通信路に変換することにより、この伝達における信号間スキューの発生を抑止し、ハーネス経由での伝達を可能にすることで、制御基板とROMの接続自由度を高めることができる。
発明の実施の形態により、例えばROMカセットを取り外ししやすい筐体内位置(例えば、パチスロドア裏面)などに配置し、制御基板を筐体裏箱に配置することが可能となり、筐体設計における構造自由度を高めることができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 スロットマシンのブロック図である。 パチンコ機の表面構造を示す斜視図である。 パチンコ機の裏面構造を示す斜視図である。 遊技者から見た盤面の様子を示す図(正面図)である。 パチンコ機の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御基板のブロック図である。
符号の説明
CPUB 制御基板(CPU基板)
ROMB ROM基板
WH ワイヤハーネス
CON コネクタ
SB1 制御基板用シリアル通信基板
SB2 ROM基板用シリアル通信基板
S シリアライザ
DS デシリアライザ
B バスバッファ

Claims (1)

  1. 予め定められたプログラムに従い所定の処理を実行するCPUを含むCPU基板と、
    前記予め定められたプログラムを記憶しているROMを含むROM基板と、
    前記CPU基板に接続され、前記CPUのアドレスバスの信号をパラレルからシリアルへ変換するシリアライザ、及び、外部から受けた信号をシリアルからパラレルへ変換し、パラレルへ変換された信号をデータ信号として前記CPUのデータバスへ送るデシリアライザを含むCPU基板用シリアル通信基板と、
    前記ROM基板に接続され、前記ROMからのデータ信号をパラレルからシリアルへ変換するシリアライザ、及び、外部から受けた信号をシリアルからパラレルへ変換し、パラレルへ変換された信号を前記ROMのアドレス信号として前記ROMに送るデシリアライザを含むROM基板用シリアル通信基板と、
    前記CPU基板用シリアル通信基板の前記シリアライザの出力端を前記ROM基板用シリアル通信基板のデシリアライザの入力端に接続するとともに、前記ROM基板用シリアル通信基板のシリアライザの出力端を前記CPU基板用シリアル通信基板の前記デシリアライザの入力端に接続するワイヤハーネスと、を備えることを特徴とする遊技機。
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