JP5224775B2 - 遊技機 - Google Patents

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この発明は、スロットマシンなどの遊技機に関する。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、パチンコ球やメダル等の遊技媒体に一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得した遊技媒体を種々の景品に交換することができる。遊技機には、その筐体内部に、遊技媒体の供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、所定の識別情報(図柄)を変動表示し得るリール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄可変表示装置を内蔵し、所定条件を満たしたときに識別情報を変動させた後に停止表示させるように図柄可変表示装置を作動させるものが主流となっている。これらの装置は制御回路装置によって制御されている。
最近の遊技機の内部に配設されている制御回路装置は、基板上に設けられたCPU(central processing unit、コンピュータやマイコンとも呼ばれる)が、制御プログラムに従って電子制御を行うものが一般的である。制御プログラムは、マスクROM(read only memory)のような基板上に装着されたICチップにデータとして記憶されており、CPUは、遊技状態に応じてICチップから制御プログラムのデータを逐次読み出して実行することによって制御を行っている。
遊技場に設置される遊技機は、制御プログラムが不正に改変されないよう管理されており、メイン基板を収納ケースに収納し、その収納ケースを、本体枠の所定部材に組み付けるなどして、メイン基板及び制御プログラムを記憶するROMが不正に交換されないように配慮がなされている。さらに、ROMには封印シールが貼付されるなどして、装着されている基板上から容易に外すことができないようになっている。
ところで、いわゆる「打ち込み機」というものがある。これは、遊技機内部で基板と基板を接続するワイヤハーネスのコネクタを外して、基板の代わりに当該コネクタに接続される電子装置である。ワイヤハーネスとは、一般的には、それぞれ複数の接続端子を含む2つのコネクタと、これらを電気的に接続する複数の電線とからなる接続ケーブルのことである(以下、ワイヤハーネスを「ハーネス」と記すことにする)。
打ち込み機は、例えば、スタートスイッチなどが設けられている操作部、3つの回転リールを含むリールユニット及びホッパ装置に代えてメイン基板に接続される。打ち込み機は、例えば、操作信号(スタートスイッチ信号、ストップスイッチ信号など)を発生する。例えば、スタートスイッチの操作の有無にかかわらず、スタートスイッチ押下に相当する信号を電気的に発生し、これをメイン基板に入力することで所定の遊技処理を実行させる。打ち込み機を用いれば、いちいち人間が操作することなく、自動的に繰り返し遊技を実行させることができる。このような行為は「打ち込み」と呼ばれ、不正行為である。
打ち込み機は、例えば、繰り返し遊技を実行させることで発生確率の低いビッグボーナスなどに当選させ、そのときにメモリに記憶される当選フラグを保持させることで特定の遊技者(具体的にはホール開店直後に来店する遊技者)に利益を誘導する、といった用途に用いられているようである。打ち込みはホール側の客寄せのひとつとして行われることが多く、打ち込み機はホール店員により取り付けられているようである。
打ち込みが行われると、ホール開店直後であっても遊技者が遊技を開始した後、ビッグボーナスなどにすぐに当選する。遊技開始直後にビッグボーナスなどに当選することはほとんどないから、当該遊技者ばかりでなく当該当選に気づいた他の遊技者は当該ホールで打ち込みがなされていることに気づく。しかし、全ての遊技機で打ち込みがなされるわけではなく、しかも、どの遊技機で打ち込みがなされているかはわからないから、打ち込みに気づいてその利益を得ようとする遊技者は、複数の遊技機を実際に遊技して確認するしかない。このことは、ホールにとって、開店直後において多くの遊技機で遊技者が遊技を行うこと、すなわち客付きが良くなることを意味し、経営上有利である。
「打ち込み」とは、いわゆるボーナスをためることのできるストック機ではボーナスをためることであり、ストック機ではない通常の遊技機ではボーナスに当選するまで遊技を行うことである。ストック機のボーナスの数やボーナスの当選状態といった内部情報は、記憶部(レジスタ)に保存されている。
打ち込み機を遊技機に取り付ける際には、ハーネスを抜くという作業が発生する。ハーネスが抜かれたことを検知する技術として、特許文献1記載のものがある。
特開2006−109943「不正検出回路、遊技機及び遊技場システム」
しかし、ハーネスが抜かれたことを検知して打ち込みが行われたことを報知する遊技機は今までになかった。
本発明は、ハーネスが抜かれたことを検知して打ち込みが行われたことを報知することのできる遊技機を提供することを目的とする。
この発明に係る遊技機は、遊技を開始するためのスタートスイッチを含む操作部と、複数の回転リールを含むリールユニットと、メダルを払い出すホッパ装置と、前記スタートスイッチからの信号に基づき抽選を行う当選抽選手段、及び、前記当選抽選手段で当選したことを示す当選フラグを記憶する当選フラグ記憶部を含むとともに、前記リールユニット及び前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、前記操作部と前記メイン基板、前記リールユニットと前記メイン基板、及び、前記ホッパ装置と前記メイン基板をそれぞれ電気的に接続する複数のハーネスと、を備え、
前記メイン基板は、さらに、前記複数のハーネスの接続状況を監視するハーネス監視部を含み、
前記ハーネス監視部は、前記複数のハーネスの少なくともいずれかの接続が外れたことを検知したとき、前記当選フラグ記憶部を調べ、前記当選フラグが記憶されているとき、予め定められた報知処理を行う、ものである。
前記操作部、前記リールユニット及び前記ホッパ装置は、それぞれ、予め定められた信号を発信する信号源を含み、
前記信号源の前記信号は、前記複数のハーネスを介して前記ハーネス監視部に入力され、
前記ハーネス監視部は、前記信号を受信しなくなったとき、前記複数のハーネスの少なくともいずれかの接続が外れたことを検知するようにしてもよい。
この発明によれば、操作部、リールユニット及びホッパ装置とメイン基板を接続する複数のハーネスの接続状況を監視するハーネス監視部を備え、前記複数のハーネスの少なくともいずれかの接続が外れたことを検知したとき、当選フラグ記憶部を調べ、当選フラグがセットされているとき、予め定められた報知処理を行うので、遊技者は打ち込みがなされている遊技機を容易に知ることとなり、遊技者が当該遊技機に集中する。当選フラグのセットされている遊技機に遊技者が集中することで、開店直後に多くの遊技機に遊技者を誘導する(いわゆる、ホールの朝の客付きを良くする)、というホールの目的達成を妨害することができる。このように、この発明によれば、打ち込み機による客寄せの効果を減殺することができ、これにより打ち込み機の使用を思いとどまらせることができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は扉を閉めた状態を示す遊技機の正面図、図2は扉を180度開いた状態を示す遊技機の正面図を示す。
図1及び図2中、100は遊技機を示すもので、この遊技機100は、図1に示すように、遊技機本体120と、この遊技機本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた扉130とを備えている。前記扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルを遊技機100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
遊技機本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。遊技機本体120の内部には、扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ゲーム表示部131には開口部が設けられていて、それを通して遊技者が前記リールユニット203の各回転リールの図柄を見ることができるようになっている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
遊技機で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図を示す。
図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM及びRAMを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、符号を付していないベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131のリールの内部照明、電飾、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。121は、貯留したメダルを扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置である。
操作部202は、上述のようにいくつかのスイッチ類を含むが、図3ではスタートスイッチ134のみを示している。
メイン基板200は、スタートスイッチ134の出力信号に基づき内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板200は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
メイン基板200は、スタートスイッチ134からの信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき当選判定を行う当選抽選手段200aを含む。当選抽選手段200aは、例えば、メイン基板200のCPUがROMに記憶されたプログラムを実行することによるソフトウエアで実現される。当選抽選手段200aは、ICなどのハードウエアを含むこともある。抽選による当選役として、小役等のように当選したゲームで入賞しないと当選フラグが消滅する持ち越しのない当選役と、ボーナス等のように当選したゲームで入賞しなくても、次ゲーム以降で入賞するまでその当選フラグが消滅しないで持ち越される持ち越しフラグとがある。
当選抽選手段200aでの抽選で当選したときは、そのことを示す当選フラグが当選フラグ記憶部200bに記憶される。当選フラグ記憶部200bはレジスタ又はメモリ(RAMなど)である。
図3において、符号WH1、WH2、WH3は、それぞれ、操作部202とメイン基板200、リールユニット203とメイン基板200、ホッパ装置121とメイン基板200を電気的に接続するハーネスである。
メイン基板200は、さらに、複数のハーネスWH1,WH2,WH3の抜き差しを監視するハーネス監視部200cを含む。ハーネス監視部200cは、例えば、メイン基板200のCPUがROMに記憶されたプログラムを実行することによるソフトウエアで実現される。ハーネス監視部200cは、ICなどのハードウエアを含むこともある。
サブ基板201は、メイン基板200からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板201は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
サブ基板201は、ハーネス監視部200cから予め定められた命令を受けて、予め定められた報知処理(例えば、ビッグボーナスなどの当選フラグがセットされていることを示すボーナス確定告知などの演出)を行う。
なお、メイン基板200のROMには、この遊技機で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、当選判定テーブル,図柄テーブルおよび入賞図柄組合せテーブル等がそれぞれ区分されて格納されている。当選判定テーブルは、乱数取得部(乱数発生器及び乱数抽出器)で抽出された乱数値を各当選態様に区分けするように区分されており、乱数取得部で発生する一定範囲の数値の中から抽出される乱数値を各当選態様に区画するデータを記憶している。すなわち、当選判定テーブルは、乱数取得部がとる乱数の全領域に対応して、当選態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を当選1、当選2、・・・というように設定する。
上述のように、メイン基板200及びサブ基板201は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAMに記憶される。RAMは揮発性メモリであり、その電源断によりデータは原則失われるが、発明の実施の形態に係る遊技機においては、その一部又は全部についてバッテリなどのバックアップ電源が用意され、電源断でもデータは失われない。
図4を参照して、打ち込み機の取り付けについて説明する。
図4(a)は、正常な遊技機の内部接続状況を示す。メイン基板200と操作部202、リールユニット203、ホッパ装置121は、それぞれハーネスWH1,WH2,WH3で接続されている。
打ち込み機を接続するときは、図4(b)に示すように、ハーネスWH1,WH2,WH3の操作部202、リールユニット203、ホッパ装置121側の接続を外し、代わりに打ち込み機Xを取り付ける。この状態で、打ち込み機Xからメイン基板200へ信号を送り、当選フラグがセットされるまで遊技を自動的に繰り返す。いわゆるボーナスをためることのできるストック機では、ボーナスの数やボーナスの当選状態がセットされるまで遊技を繰り返す。
当選フラグがセットされたら、ハーネスWH1,WH2,WH3を図4(a)の状態に戻す。これで打ち込みが完了する。
図5を参照して、ハーネス監視部200cの監視動作について説明する。操作部202、リールユニット203及びホッパ装置121は、それぞれ、予め定められた信号を発信する信号源SGを含む。図5では、リールユニット203の信号源SGのみを示しているが、操作部202及びホッパ装置121でも同様である。信号源SGはどのようなものでもよいが、例えば、メイン基板200などの電源であるVCC(+5V)を使用するのが簡単である。信号源SGの信号(例えば+5V電源)は、ハーネスWH2を介してハーネス監視部200cに入力される。ハーネスWH2が接続されている限り、ハーネス監視部200cは前記信号を受信する。したがって、ハーネス監視部200cは、前記信号を受信しなくなったとき(例えば、信号源SGの信号を受けていた端子の電圧が0Vになったとき)、ハーネスWH2が抜かれたことを検知する。この動作は、操作部202及びホッパ装置121のハーネスWH1、WH2についても同様である。すなわち、ハーネス監視部200cは、ハーネスWH1、WH2,WH3を通じて送られている信号のいずれかを受信しなくなったとき、ハーネスWH1、WH2,WH3の少なくともいずれかが外れたことを検知する。
なお、コネクタが外れたことを検知するセンサ(機械的なスイッチ、光学的なスイッチなど)の出力に基づき、ハーネス監視部200cの監視を行うようにしてもよい。
図6のフローチャートを参照して、発明の実施の形態に係る遊技機の動作を説明する。
S1:ハーネス監視部200cが、ハーネスの接続状況を確認する。例えば、上述のように信号源SGからの信号をチェックする。
S2:ハーネスが外れたかどうかどうか判定する。例えば、信号源SGからの信号がなくなったらハーネスが外れたと判定する。
S3:ハーネスが外れたと判定したとき(S2でYES)、当選フラグ記憶部200bに当選フラグがセットされているかどうか調べる。
S4:当選フラグがセットされていたら(S3でYES)、予め定められた報知処理を行う。例えば、演出表示部204に含まれる液晶表示装置(図示せず)で公知のボーナス確定告知を行う。
この発明の実施の形態によれば、遊技機の筐体内でハーネスが抜かれたことを検知すると、ハーネスが抜かれた時点で遊技状態が内部中(当選フラグがセットされている)かどうか判定し、内部中ならばボーナス確定演出により報知を行う。したがって、打ち込み機が取り外されている間にボーナス等に当選すれば、遊技機はボーナス確定演出を行うようになる。このため遊技者は内部中の遊技機を容易に知ることとなり、遊技者が内部中の遊技機に集中することで、開店直後に多くの遊技機に遊技者を誘導する(いわゆる、ホールの朝の客付きを良くする)、というホールの目的達成を妨害することができる。このように、この発明によれば、打ち込み機による客寄せの効果を減殺することができ、これにより打ち込み機の使用を思いとどまらせることができる。
なお、他の打ち込み機対策として、遊技機の電源投入時に遊技状態が内部中であれば、ボーナス確定演出を表示することが考えられる。このようにすれば、開店直後に、ボーナス確定演出が表示されている遊技機に遊技者が集中し、当該表示のなされていない遊技機には遊技者が付かなくなるので、打ち込み機の目的である客寄せには失敗する。しかし、上記のやり方では、遊技機の電源をオンのままで打ち込み作業を行えば、上記ボーナス確定演出は行われず、したがって打ち込み機対策としての効果がなくなってしまうという問題がある。これに対し、発明の実施の形態によれば、そのような問題は生じない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
扉を閉めた状態を示す遊技機(スロットマシン)の正面図である。 扉を180度開いた状態を示す遊技機の正面図である。 発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。 打ち込み機の取り付け状態の説明図である。 発明の実施の形態に係るハーネス監視部の動作説明図である。 発明の実施の形態に係る遊技機の処理フローチャートである。
符号の説明
121 ホッパ装置
134 スタートスイッチ
200 メイン基板(処理部)
200a 当選抽選手段
200b 当選フラグ記憶部
200c ハーネス監視部
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
WH1〜WH3 ハーネス
X 打ち込み機

Claims (3)

  1. 遊技を開始するためのスタートスイッチを含む操作部と、複数の回転リールを含むリールユニットと、メダルを払い出すホッパ装置と、前記スタートスイッチからの信号に基づき抽選を行う当選抽選手段、及び、前記当選抽選手段で当選したことを示す当選フラグを記憶する当選フラグ記憶部を含むとともに、前記リールユニット及び前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、前記操作部と前記メイン基板、前記リールユニットと前記メイン基板、及び、前記ホッパ装置と前記メイン基板をそれぞれ電気的に接続する複数のハーネスと、を備え、
    前記メイン基板は、さらに、前記複数のハーネスの少なくともいずれかの抜き差しを監視するハーネス監視部を含み、
    前記ハーネス監視部は、前記複数のハーネスの少なくともいずれかの接続が外れたことを検知したとき、前記当選フラグ記憶部を調べ、前記当選フラグが記憶されているとき、予め定められた報知処理を行う、ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作部、前記リールユニット及び前記ホッパ装置は、それぞれ、予め定められた信号を発信する信号源を含み、
    前記信号源の前記信号は、前記複数のハーネスを介して前記ハーネス監視部に入力され、
    前記ハーネス監視部は、前記信号を受信しなくなったとき、前記複数のハーネスの少なくともいずれかの接続が外れたことを検知することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記複数のハーネスの少なくともいずれかのコネクタが外れたことを検知するセンサを備え、
    前記ハーネス監視部は、前記センサの出力に基づき前記複数のハーネスの抜き差しを監視することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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