JP2008210288A - ファイル処理プログラム、ファイル処理方法、ファイル処理装置および関数プログラム - Google Patents

ファイル処理プログラム、ファイル処理方法、ファイル処理装置および関数プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理時間の短縮を図ることができる。
【解決手段】通知手段2は、アプリケーション3からの情報取得指示に基づいて、格納手段4に格納されている複数のデータに関する情報をアプリケーション3に順次通知する。識別情報把握手段5は、格納手段4に格納されている各データの識別情報を参照し、通知手段2が現在通知しているデータに対応する識別情報を把握する。実行手段6は、通知手段2がデータの情報を通知しているとき、アプリケーション3からデータ実行指示を受けると、識別情報把握手段5が直前に把握した識別情報に対応するデータを読み出して実行する。
【選択図】図1

Description

本発明はファイル処理プログラム、ファイル処理方法、ファイル処理装置および関数プログラムに関し、特に、ファイルシステムに適用するファイル処理プログラム、ファイル処理方法、ファイル処理装置および関数プログラムに関する。
一般的にデジタルスチルカメラ等の装置に用いられるファイルシステムは、データを媒体(ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)や可搬メモリ等のストレージデバイス)にファイルとして格納するため、また、格納したファイルを参照するためにファイルをオープンする機能(関数)を提供する(例えば、特許文献1、2参照)。また、ファイルシステムは、ディレクトリ(フォルダともいう)内のファイルの情報を参照する機能(関数)も提供する。アプリケーションは、これらのファイルシステムの機能を用いて、データの管理や操作を行う。
ところで、組み込み機器の特徴として、例えばデジタルスチルカメラでは、ユーザが画像ファイルを順番に参照する場合、ファイルの名前を意識することなくその画像ファイルをオープンできることが求められる。一方で、一般的に、ファイルシステムでは、ファイルをオープンするために、そのファイルの名前(ファイル名、完全な名前のこと)が必要である。
しかし、組み込み機器の場合は、メモリの容量の節約が必要とされる場合があり、アプリケーションが扱うファイルの名前に規則を設け、ファイルを識別するために名前の全部ではなく一部のみをメモリに記憶することで容量を節約する方法が行われている。その場合、アプリケーションがメモリに記憶されたファイル名の一部を用いてファイルをオープンするためには、ファイルの名前の一部に基づいてファイル名(完全な名前のこと)を取得した後に、そのファイルをオープンする処理(オープン処理)が必要になる。ファイル名を取得する方法は、ディレクトリに格納されているファイルの情報(名前、属性、日付など)を順に参照(検索)し(ディレクトリ参照処理)、ファイル名の一部とマッチングさせる処理を行う。そして、マッチしたファイル名を指定して、ファイルのオープン処理を行う。オープン処理においても、さらに、指定されたファイルの名前からファイルの情報を検索する。
特開平7−105064号公報 特開平5−156495号公報
このように、従来の処理では、ディレクトリ参照処理の後にオープン処理を行う場合、ファイルシステムは、ファイルの情報の検索を2回行うことになる。さらに、ファイル情報のアクセスを高速にするために、媒体上のファイル情報の固まりをキャッシュとしてRAM(Random Access Memory)上に読み込むことが行われるが、キャッシュの容量が小さい場合は、2回検索が行われることで、一度キャッシュの内容がフラッシュ(書き戻し)される可能性が高く、その結果、余計に媒体へのアクセスが発生する。そのため、効率的でなく、CPU(Central Processing Unit)の処理時間に影響する。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、処理時間の短縮を図ることができるファイル処理プログラム、ファイル処理方法、ファイル処理装置および関数プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような処理をコンピュータ1に実行させるためのファイル処理プログラムが提供される。
本発明に係るファイル処理プログラムは、ファイルシステムに適用するプログラムである。
このファイル処理プログラムを実行するコンピュータは以下の機能を有する。
通知手段2は、アプリケーション3からの情報取得指示に基づいて、格納手段4に格納されている複数のデータに関する情報をアプリケーション3に順次通知する。
識別情報把握手段5は、格納手段4に格納されている各データの識別情報を参照し、通知手段2が現在通知しているデータに対応する識別情報を把握する。
実行手段6は、通知手段2がデータの情報を通知しているとき、アプリケーション3からデータ実行指示を受けると、識別情報把握手段5が直前に把握した識別情報に対応するデータを読み出して実行する。
このようなファイル処理プログラムによれば、通知手段2により、アプリケーション3からの情報取得指示に基づいて、格納手段4に格納されている複数のデータに関する情報がアプリケーション3に順次通知される。識別情報把握手段5により、格納手段4に格納されている各データの識別情報が参照され、通知手段2が現在通知しているデータに対応する識別情報が把握される。実行手段6により、通知手段2がデータの情報を通知しているとき、アプリケーション3からデータ実行指示を受けると、識別情報把握手段5が直前に把握した識別情報に対応するデータが読み出されて実行される。
また、本発明では上記課題を解決するために、ファイルシステムに適用する関数プログラムにおいて、コンピュータを、アプリケーションからの情報取得指示に基づいて、格納手段に格納されている複数のデータに関する情報が前記アプリケーションに順次通知され、前記格納手段に格納されている前記各データの識別情報が参照され、前記アプリケーションに通知されている前記データに対応する前記識別情報が把握されている状態で、前記データに関する情報が前記アプリケーションに順次通知されているとき、前記アプリケーションからの関数呼び出しに基づいて実行されるオープン処理において、直前に把握された前記識別情報に対応する前記データを戻り値として出力する出力手段、として機能させることを特徴とする関数プログラムが提供される。
このような関数プログラムによれば、出力手段により、直前に把握された識別情報に対応するデータが、アプリケーションに戻り値として出力される。
本発明は、検索により取得した識別情報を保持した状態で、ファイルのオープン処理の時に識別情報からデータの位置を取得するようにしたので、識別情報の検索を1回行うだけで、目的のデータを取得することができる。よって、目的のデータに対する処理を高速に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を示す図である。
ファイル処理プログラムの実行によりコンピュータ1が、通知手段2、識別情報把握手段5および実行手段6として機能する。コンピュータ1は、さらにアプリケーション3を有している。
通知手段2は、アプリケーション3からの情報取得指示に基づいて、格納手段4に格納されている複数のデータに関する情報をアプリケーション3に順次通知する。
識別情報把握手段5は、格納手段4に格納されている各データの識別情報を参照し、通知手段2が現在通知しているデータに対応する識別情報を把握する。
実行手段6は、通知手段2がデータの情報を通知しているとき、アプリケーション3からのデータ実行指示を受けると、識別情報把握手段5が直前に把握した識別情報に対応するデータを読み出して実行する。
このようなファイル処理プログラムによれば、通知手段2により、アプリケーション3からの情報取得指示に基づいて、格納手段4に格納されている複数のデータに関する情報がアプリケーション3に順次通知される。識別情報把握手段5により、格納手段4に格納されている各データの識別情報が参照され、通知手段2が現在通知しているデータに対応する識別情報が把握される。実行手段6により、通知手段2がデータの情報を通知しているとき、アプリケーション3からのデータ実行指示を受けると、識別情報把握手段5が直前に把握した識別情報に対応するデータが読み出されて実行される。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、ファイル処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
ファイル処理装置100は、CPU101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス109を介してRAM102、ROM(Read Only Memory)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース106、リーダ(記憶媒体読み取り部)108が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。ROM103には、OSやファイルシステム(ミドルウェア)や、アプリケーションプログラムや、ファイル(後述)の名前の一部が格納されている。
グラフィック処理装置104には、モニタ105が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ105の画面に表示させる。入力インタフェース106には、例えば十字キーやボタン等を備える入力手段107が接続されている。入力インタフェース106は、入力手段107から送られてくる信号を、バス109を介してCPU101に送信する。
リーダ108は、外部の記憶媒体200と接続できるように設けられており、記憶媒体200がリーダ108に接続された状態で、CPU101は、リーダ108を介して記憶媒体200の内容を読み取ることができる。
記憶媒体200は、ファイル処理装置100(リーダ108)と着脱自在に構成されている。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。このようなハードウェア構成のシステムにおいてファイル処理を行うために、ファイル処理装置100内には、以下のような機能が設けられる。
図3は、ファイル処理装置の機能を示すブロック図である。
CPU101は、アプリケーション実行部101aと、ファイルシステム実行部101bとを有している。
アプリケーション実行部(アプリケーション)101aは、例えばユーザが十字キーやボタン操作を行うことにより入力手段107から送られてくる画像表示依頼を受け取ること等によって、ROM103に格納されているアプリケーションプログラムを実行する。
ファイルシステム実行部101bは、アプリケーション実行部101aのアプリケーションプログラムの実行に伴って、ROM103に格納されているファイルシステムを実行する。この処理については、後述する。
このファイルシステム実行部101bが、通知手段、識別情報把握手段および実行手段の主要部を構成している。
RAM102は、エントリ用キャッシュ102aと、ファイルデータ格納用領域102bとを有している。
エントリ用キャッシュ102aは、ファイルシステム実行部101bが読み込んだ格納可能な個数分のエントリをエントリ用キャッシュ102aに一時的に蓄える。図3では、エントリ#A、エントリ#B、エントリ#Cが蓄えられている。
ファイルデータ格納用領域102bには、後述するオープン処理によってオープンされるファイルのデータが格納される。
記憶媒体200は、ディレクトリ201とファイルデータ格納部202とを有している。
ディレクトリ201には、エントリ#A〜エントリ#Dが格納されている。各エントリは、それぞれ対応するファイルのオープンに必要な情報、例えば、ファイルの名前、日付、ファイルデータの位置等を示す識別情報をそれぞれ備えている。例えばエントリ#Aは、ファイルデータ#Aの識別情報を備えている。
ファイルデータ格納部202には、例えばユーザがファイル処理装置100を用いて撮像した画像の画像ファイルであるファイルデータ#A〜ファイルデータ#Dが格納されている。
図4は、ファイル処理装置の動作を示す図である。
このようなファイル処理装置100において、アプリケーション実行部101aは、画像表示依頼を受け取ると、アプリケーションプログラムを実行し、表示対象のファイル(以下、対象ファイルという)の検索を行うためにディレクトリ201内のファイル情報の取得(ディレクトリ参照)をファイルシステム実行部101bに指示する。
指示を受けたファイルシステム実行部101bは、ディレクトリ201を参照してアプリケーション実行部101aにファイルの情報(名前等)を一つずつ順に通知する処理を行う。このとき、ディレクトリ201に格納されているエントリ#A〜エントリ#Dのうち、エントリ用キャッシュ102aに格納可能な個数(図では3つ)のエントリを読み出して一時格納する。そして、エントリ#Aから順に各エントリを参照して、アプリケーション実行部101aにファイルの情報を通知し、同時に現在参照しているエントリの位置(以下、現在位置という)を把握する。そして、アプリケーション実行部101aは、ファイルシステム実行部101bから通知されたファイルの情報を基に検索し、検索対象となるファイル名を発見すると、直前に情報を通知されたファイルをオープンすることをファイルシステム実行部101bに指示する。ファイルシステム実行部101bは、そのときに把握している現在位置のエントリ(識別情報)を参照してファイルをオープンする。その後、アプリケーション実行部101aがファイルデータの読み書きをファイルシステム実行部101bに指示したときに、識別情報に含まれるファイルデータの位置に基づいて得られたファイルデータをファイルデータ格納用領域102bに格納する。
次に、上述した処理についてフローチャートを用いて詳しく説明する。
図5は、ディレクトリ参照処理と対象ファイルのオープン処理を示すフローチャートである。
まず、ファイルシステム実行部101bが、ディレクトリの最後のエントリか否かを、例えば、エントリに含まれるファイルの名前の有無を参照すること等により判断する(ステップS11)。
最後のエントリを参照した場合(ステップS11のYes)、ディレクトリ参照処理を終了する。
最後以外のエントリを参照した場合(ステップS11のNo)、ファイルシステム実行部101bが、次のエントリはRAM102上にあるか否かを、エントリ用キャッシュ102aを参照することにより判断する(ステップS12)。
次のエントリがRAM102上にあれば(ステップS12のYes)、ステップS14に移行する。
次のエントリがRAM102上になければ(ステップS12のNo)、記憶媒体200のエントリをエントリ用キャッシュ102aに格納できる個数分読み出す(ステップS13)。
次に、ファイルシステム実行部101bが、エントリ用キャッシュ102aに格納されたエントリを参照し、ファイルの情報(名前等)を取得してアプリケーション実行部101aに通知する(ステップS14)。
同時に、ファイルシステム実行部101bが、エントリ用キャッシュ102a内で参照するエントリの現在位置を更新する(ステップS15)。
次に、アプリケーション実行部101aが、通知された情報から検索対象のファイル(対象ファイル)か否かを判断する(ステップS16)。この判断は、例えば、ROM103に格納されているファイルの名前の一部が、エントリに含まれるファイルの名前に含まれるか否か等により行う。
対象ファイルでなければ(ステップS16のNo)、ステップS11に移行してそれ以降の処理を繰り返す。
対象ファイルであれば(ステップS16のYes)、アプリケーション実行部101aはファイルシステム実行部101bに、対象ファイルのオープン処理を指示する(ステップS17)。
ファイルシステム実行部101bは、現在位置のエントリを取得する(ステップS18)。
そして、エントリが示すファイルをオープンする(ステップS19)。
最後に、アプリケーション実行部101aはファイルシステム実行部101bにディレクトリ参照処理を終了することを指示する(ステップS20)。
次に、この処理を実行するために必要なファイルのオープン関数(API)の一例について説明する。
ファイルシステム実行部101bは、以下に示す仕様をもつファイルのオープン関数(API)をアプリケーション実行部101aに提供する。
fno=f(dno,mode)
本関数は入力パラメータとして、ディレクトリ参照処理に用いるディレクトリ記述子(dno)と、ファイルのオープンモード(mode)とを指定する。
ディレクトリ記述子は、ディレクトリ参照に用いる記述子であり、この記述子が示す内部情報には、エントリの現在位置が含まれる。そして、本関数では入力パラメータにより指定されたディレクトリ記述子で示される内部情報から直前に取得したエントリの位置を知ることができる。そのため、エントリからファイルのオープンに必要な情報(データの位置)をすぐに参照することができる。また、直前に取得したエントリがエントリ用キャッシュ102aにキャッシュデータとして存在するため、そのエントリが示すファイルをオープンするときに、エントリ参照のための記憶媒体200へのアクセスを行わない。これにより高速にファイルをオープンすることができる。
具体的には、ディレクトリ参照処理を開始する関数(opendir関数)が、オープンしたディレクトリに対するディレクトリ記述子を通知して、そのディレクトリ記述子が指定されたreaddir関数がエントリを1つずつ読み込む。そして、本関数では、readdir関数に指定されたディレクトリ記述子を使用し、直前にreaddir関数で読み込んだエントリが示すファイルをオープンして、オープンしたファイルに対するファイル記述子(fno)を通知する。以後、通知されたファイル記述子を使ってこのファイル記述子に対応するファイルのデータの入出力操作が可能になる。
図6は、関数の使用イメージを示す図である。
1行目:ディレクトリの参照処理を開始する(ディレクトリ記述子としてdnoを得る)。
2行目:ディレクトリを順に参照する。ディレクトリ“dir”に含まれるファイルの情報を一エントリずつ取得する。全てのエントリを参照したら、10行目に進む。
3行目:searchFileNameに格納された名前か否かを判定する。見つかれば4行目に、見つからなければ2行目に進む。
4行目:最後に参照したエントリが示すファイルを即座にオープンする(ファイル記述子としてfnoを得る)。
5行目:オープンしたファイルを読み込む。
6行目:オープンしたファイルの入出力操作を終了する。
7行目:処理を抜け出す。10行目に進む。
10行目:ディレクトリの参照処理を終了する。
以上述べたように、本実施の形態のファイル処理装置100によれば、ディレクトリ201内のエントリをエントリ用キャッシュ102aに読み出し、順に1つずつ参照することにより対象ファイルを検索し、発見したファイルのエントリ(直前に参照したエントリ)が示すファイルを高速にオープンすることができる。これにより、処理の高速化を図ることができる。
また、僅かなプログラム変更により実現できるため、既存のファイルシステムについて容易に適用することができる。
また、本発明は、組み込み機器、例えば携帯端末機器や、ポータブルオーディオプレイヤー等に広範囲に適用することができる。
以上、本発明のファイル処理プログラム、ファイル処理方法、ファイル処理装置および関数プログラムを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ファイル処理装置100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
ファイル処理プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。
本発明の概要を示す図である。 ファイル処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 ファイル処理装置の機能を示すブロック図である。 ファイル処理装置の動作を示す図である。 ディレクトリ参照処理と対象ファイルのオープン処理を示すフローチャートである。 関数の使用イメージを示す図である。
符号の説明
1 コンピュータ
2 通知手段
3 アプリケーション
4 格納手段
5 識別情報把握手段
6 実行手段
100 ファイル処理装置
101 CPU
101a アプリケーション実行部
101b ファイルシステム実行部
102 RAM
102a エントリ用キャッシュ
102b ファイルデータ格納用領域
108 リーダ
200 記憶媒体
201 ディレクトリ
202 ファイルデータ格納部

Claims (6)

  1. ファイルシステムに適用するファイル処理プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    アプリケーションからの情報取得指示に基づいて、格納手段に格納されている複数のデータに関する情報を前記アプリケーションに順次通知する通知手段、
    前記格納手段に格納されている前記各データの識別情報を参照し、前記通知手段が現在通知している前記データに対応する前記識別情報を把握する識別情報把握手段、
    前記通知手段が前記データの情報を通知しているとき、前記アプリケーションからデータ実行指示を受けると、前記識別情報把握手段が直前に把握した前記識別情報に対応する前記データを読み出して実行する実行手段、
    として機能させることを特徴とするファイル処理プログラム。
  2. 前記コンピュータを、さらに、前記識別情報を少なくとも1つ記憶可能な一時記憶手段として機能させ、
    前記識別情報把握手段は、前記一時記憶手段に読み出した前記識別情報を把握することを特徴とする請求項1記載のファイル処理プログラム。
  3. 前記格納手段は、前記コンピュータに対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載のファイル処理プログラム。
  4. コンピュータが実行するファイルシステムに適用するファイル処理方法において、
    通知手段が、アプリケーションからの情報取得指示に基づいて、格納手段に格納されている複数のデータに関する情報を前記アプリケーションに順次通知し、
    識別情報把握手段が、前記格納手段に格納されている前記各データの識別情報を参照し、前記通知手段が現在通知している前記データに対応する前記識別情報を把握し、
    実行手段が、前記通知手段が前記データの情報を通知しているとき、前記アプリケーションからデータ実行指示を受けると、前記識別情報把握手段が直前に把握した前記識別情報に対応する前記データを読み出して実行する、
    ことを特徴とするファイル処理方法。
  5. ファイルシステムに適用するファイル処理装置において、
    アプリケーションからの情報取得指示に基づいて、格納手段に格納されている複数のデータに関する情報を前記アプリケーションに順次通知する通知手段と、
    前記格納手段に格納されている前記各データの識別情報を参照し、前記通知手段が現在通知している前記データに対応する前記識別情報を把握する識別情報把握手段と、
    前記通知手段が前記データの情報を通知しているとき、前記アプリケーションからのデータ実行指示を受けると、前記識別情報把握手段が直前に把握した前記識別情報に対応する前記データを読み出して実行する実行手段と、
    を有することを特徴とするファイル処理装置。
  6. ファイルシステムに適用する関数プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    アプリケーションからの情報取得指示に基づいて、格納手段に格納されている複数のデータに関する情報が前記アプリケーションに順次通知され、前記格納手段に格納されている前記各データの識別情報が参照され、前記アプリケーションに通知されている前記データに対応する前記識別情報が把握されている状態で、
    前記データに関する情報が前記アプリケーションに順次通知されているとき、前記アプリケーションからの関数呼び出しに基づいて実行されるオープン処理において、直前に把握された前記識別情報に対応する前記データを戻り値として出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする関数プログラム。
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