JP2008209165A - ガスメータの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンクリート打設用の枠体内に挿入する支持ポールに貫通孔を設け、該貫通孔に杆状部材を通してその両端を枠体と衝合させることで支持ポールの回転を規制し、上記杆状部材に沿って支持ポールを摺動して相対的に枠体と支持ポールの位置を調整し、該調整位置で拘束手段によって支持ポールを挟圧してコンクリートを打設して固定するので、枠体をずらすことで支持ポールを最適位置に配置することができる。
【選択図】 図1
Description
また、近年の治安の悪化による防犯システムの設置や敷地内への立ち入りが拒まれるケースもあり、検針効率の向上からも所望の個所にガスメータを支持部材を用いて自立させる需要が増えている。
そこで、ガスメータを支持する脚柱を固定する構造として、例えば特開平11−37821号では、スタンド部材をベースなどの固定部材と一体にして地面に固定しており、スタンド部材はベースと共に位置調整しなければならなかった。
また、特開平4−194230号の柱脚を地面に直立固定する施工方法では、地面に掘削した縦穴に筒状基礎杭を嵌合埋設し、その内に柱脚を一定間隔を存して挿入し、直立状態に保持して筒状基礎杭と柱脚との環状間隙部にコンクリート又はモルタルを打ち込んで柱脚を地面に直立固定する構造が知られている。
この場合、柱脚の埋設部上方周面に間隔を隔ててナットを柱脚の軸心を中心にして90度間隔に4つ固定し、各ナットに外方よりボルトを螺合し先端を柱脚内に挿入しておき、ボルトを進退して柱脚が直立となるように保持してからコンクリートやモルタルを打ち込んでいる。
そのため各ボルトは進退させることで直立姿勢を調整することはできるが、基礎杭中の相対的な位置を調整することはできず、また基礎杭が円筒状であるためボルトにより柱脚の回転規制も十分には行えない。
また、基礎杭を設置する個所に障碍物があった場合に、基礎杭を移動すると柱脚の位置も変更しなければならない。
枠体内に下部を挿入した支持ポールを前記枠体内にコンクリートなどの固化材を打設して固定部材として地中に埋設してガスメータを自立させるガスメータの支持構造において、
横断面を円形以外の形状に設定された枠体と、
前記枠体内に挿入される支持ポールの下部で横方向に貫通形成された貫通孔と、
該貫通孔に挿入されて両端が枠内の内壁面に略隙間無く接する長さに設定されて前記支持ポールの回転を防止する杆状部材と、
前記支持ポールを杆状部材の長さ方向の所望の位置に調整可能に摺動し、支持ポールを所望位置にて杆状部材の両側から挟圧して拘束する拘束部材とからなって、
支持ポールの位置と枠体との位置を相対的に調整可能としており、
上記枠体内に固化材を打設して支持ポールを枠体に固定してなることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記杆状部材にネジが刻設されており、拘束部材が前記ネジに螺合して杆状部材の長さ方向に沿って螺進退する一対のナット状部材からなっていることを特徴とする。
これにより、簡単な施工でガスメータを所望の位置に配置することができるので、美観の向上や検針効率の向上を図ることができる。
図1および図2に示すガスメータの支持構造は、ガスメータ11と、該ガスメータ11に接続されて埋設配管12に接続される立管13とを支持するもので、本実施例では前記立管13を保持具14を介して支持する支持ポール1と、該支持ポール1を固定する地中に埋設された固定部材2とからなっている。
支持ポール1は、本実施例の場合、1本のパイプからなっており、一対の立管13の後方で略中央に配置されており、図示例では立管13を上下で固定する一対のブラケットからなる保持具14をその上方の部分で固定している。
枠体3は内部に固化材4を打設して地中に埋設されて支持ポール1を支持する固定部材2となるものであり、本実施例では平面から見て四角形(図示例では正方形)の角筒体からなっている。
図示例では上下の面が開放されているが、有底であってもよい。
この枠体3内には前記支持ポール1の下方の中途部分が挿通されるが、枠体3内にコンクリートやモルタルなどの固化材4を打設して支持ポール1と枠体3とを一体に固定するようになっている。
前記支持ポール1には、枠体3に挿入される下方の部分に、直径方向に貫通する貫通孔5が上下2段に設けられており、各貫通孔5の貫通方向は90度で交叉する方向に配置されている。
上記貫通孔5には、ネジ棒からなる杆状部材6が挿通される。
この杆状部材6は、支持ポール1の回転規制に用いられると共に、後述の支持ポール1の位置調整に用いられる。
本実施例では枠体3は正方形の角筒状であるので、杆状部材6の長さは共通であるが、枠体3が長方形の角筒状である場合には、内壁面の長さと幅に対応した2種類の杆状部材6を用いる。
上記杆状部材6は、支持ポール1の上下に配置された2つの貫通孔5にそれぞれ摺動可能に貫挿される。
この杆状部材6には、それぞれその両側に本実施例ではナットからなる一対の拘束部材7が杆状部材6のネジに沿って螺進退自在に螺合される。
従って、拘束部材7は、支持ポール1に貫挿した杆状部材6の外側から支持ポール1の外周壁に接する部分まで両側から螺進させることで支持ポール1の摺動を規制することができる。
次ぎに、ガスメータの支持構造の施工手順の一例について、図3を参照しながら説明する。
まず、図3(a)に示すように、地面を掘って、上部が拡開する2段の凹部20を掘削する。
そして、次ぎに、支持ポール1の貫通孔5に前記杆状部材6を挿通し、両側から拘束部材7を螺合して仮止めする(図3(d)参照)。
これにより、支持ポール1は、杆状部材6によって枠体3内で回転が規制されるが、杆状部材6は枠体3の内壁面に沿って摺動可能となっている。
枠体3は水平となるように調整し、凹部周壁と枠体3周壁との隙間を土22で埋め戻す。
上記固化材4が固化してから、その上部の凹部20でガスの配管工事を行い、土23で埋め戻して完成する(図3(g)参照)。
次ぎに、図4を参照しながら枠体3に対して支持ポール1の位置を相対的に調整する作用について説明する。
前述のように、杆状部材6は、図4(a)に示すように支持ポール1を中心に十字状に取り付けられており、支持ポール1はいずれか一方の杆状部材6に沿って一方(X方向)に摺動させることができ、他方の杆状部材(説明の便宜上6’とする)は支持ポール1と共に連動して枠体3の内壁面に沿って摺動し所定位置で拘束部材7によりX方向の動きを拘束する(図4(b)参照)。
これにより、支持ポール1は、杆状部材6とこれと直交する杆状部材6’のそれぞれの延出方向(X、Y方向)に沿って摺動することができるので、枠体3内の任意の位置に変位させることができる。
14’は連結バンドであって、一対のフレキシブル管13’を支持ポール1に連結している。
この支持ポール1を固定する固定部材2の構造は、前記実施例と同様であるため、同一構造には同一符号を付してその説明を省略する。
また、支持ポールは杆状部材に沿って摺動しうるので、杆状部材はXY方向に2本用いるのが好ましいが、この発明では1本以上用いるものであればよい。
また枠体が多角形である場合に、その対向する面の数に対応した数の杆状部材を用いても、あるいは用いなくてもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2 固定部材
3 枠体
4 固化材
5 貫通孔
6 杆状部材
7 拘束部材
11 ガスメータ
12 埋設配管
13 立管
14 保持具
Claims (2)
- 枠体内に下部を挿入した支持ポールを前記枠体内にコンクリートなどの固化材を打設して固定部材として地中に埋設してガスメータを自立させるガスメータの支持構造において、
横断面を円形以外の形状に設定された枠体と、
前記枠体内に挿入される支持ポールの下部で横方向に貫通形成された貫通孔と、
該貫通孔に挿入されて両端が枠内の対向する内壁面に略隙間無く接する長さに設定されて前記支持ポールの回転を防止する杆状部材と、
前記支持ポールを杆状部材の長さ方向の所望の位置に調整可能に摺動し、支持ポールを所望位置にて杆状部材の両側から挟圧して拘束する拘束部材とからなって、
支持ポールの位置と枠体との位置を相対的に調整可能としており、
上記枠体内に固化材を打設して支持ポールを枠体に固定してなることを特徴とするガスメータの支持構造。 - 杆状部材にネジが刻設されており、拘束部材が前記ネジに螺合して杆状部材の長さ方向に沿って螺進退する一対のナット状部材からなっていることを特徴とする請求項1に記載のガスメータの支持構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007044647A JP2008209165A (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | ガスメータの支持構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2007
- 2007-02-23 JP JP2007044647A patent/JP2008209165A/ja active Pending
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